JPH0341091A - 酵素阻害性ペプチド誘導体 - Google Patents

酵素阻害性ペプチド誘導体

Info

Publication number
JPH0341091A
JPH0341091A JP2147158A JP14715890A JPH0341091A JP H0341091 A JPH0341091 A JP H0341091A JP 2147158 A JP2147158 A JP 2147158A JP 14715890 A JP14715890 A JP 14715890A JP H0341091 A JPH0341091 A JP H0341091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
lower alkyl
formula
benzyl
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2147158A
Other languages
English (en)
Inventor
Paul Gates Anderson
ポール ケイツ アンダーソン
Yvan Guindon
イーヴァン ガンドン
Christiane Yoakim
クリスチャン ヨアキム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bio Mega Inc
Original Assignee
Bio Mega Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bio Mega Inc filed Critical Bio Mega Inc
Publication of JPH0341091A publication Critical patent/JPH0341091A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/02Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link
    • C07K5/0227Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the (partial) peptide sequence -Phe-His-NH-(X)2-C(=0)-, e.g. Renin-inhibitors with n = 2 - 6; for n > 6 see C07K5/06 - C07K5/10
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/12Antihypertensives

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野] 本発明は価値ある薬理作用を有する化合物に関する。さ
らに詳しくは、本発明は特定のレトロウィルスに対する
活性を示すペプチド誘導体(以下「ペプチド」という)
、該ペプチドの生産方法、その医薬製剤、及び該ペプチ
ドをレイロウィルスによって引き起こされる感染症と闘
うために用いる方法に関する。本発明はまたレニン関与
高血圧のための及び該ペプチドが活性剤として役立つう
っ血性心不全のための医薬製剤及び治療方法をも包含す
る。
〔発明の背景〕
この10年の間に、レイロウィルスは比較的目立たない
ところから目立つところへ現れた。これらのウィルスは
今や背椎動物の種々の病気の原因であることが知られて
おり、ヒトにとってもっとも油断のならないのは免疫不
全及び癌である。
1933年に、ヒト免疫不全ウィルスタイプ1(HIV
−1)として知られるレイロウィルスが後天性免疫不全
症候群(エイズ)の原因病原体として確立された。この
ウィルスは警告する程度の悪疫とtぶった。より最近、
密接に関連するウィルスであるヒト免疫不全ウィルスタ
イプ2(HIV−2)がエイズの第2の原因病原体とし
て同定された(以下、rHIVJなる用語はHIV−1
及びHIV−2の双方及びそれらのいずれもの変異体を
包含するものとする)。
現在、エイズの可能な治療剤としていくつかの化合物が
臨床上評価されている。別の化合物3′−アジドー3′
−デオキシチミジン〔ジトバジン(zidovudin
e)もしくはAZTとしても知られる〕が臨床において
エイズ患者の日和見感染症の死亡率及び頻度を減するこ
とが示された。この後者の化合物は徴候的HIV感染症
を有するある種の患者を処置するために用いられている
。しかしながら、最近のある程度の前進にも拘らず、エ
イズの有効な治療の必要性は依然存在する。最近の総説
については、R,A、Weiss、 rウィルス病の分
子基礎」(“Mo1ecular Ba5is of 
Virus Disease”)、Sympos+um
 of the 5ociety of Genera
l Microb+ology、 40巻、 Bds、
W、 C,Ru5sel及びJ、 W。
Almond、 tlniversity Press
、ケンブリッジ。
1987、l 67−192頁;及びR,C1Ga1l
及びし、 Montagnier、 5cientif
ic American。
259 (4) 、40  (1988)参照。
抗HIV活性を有する剤を見い出す1つのアプローチは
HIVコード化酵素の作用を阻害することである。この
阻害方法はウィルスの複製及び増殖を妨害する。かかる
アプローチはウィルス性コード化酵素であるリバースト
ランスクリブターゼ(RT)の阻害剤のサーチに適用し
て成功した。
より明白にいうと、前述のジドバジンがウィルスの複製
の行うのに必要とされるRTを阻害することが見い出さ
れた。ついで、抗HIV剤としてジドバジンが開発され
た。さらにより最近、このアプローチが標的酵素として
HIPプロテアーゼとして知られる別のHIVコード化
酵素を用いて検討された。−例を挙げると、必須のHI
Vプロテアーゼを供給する1mm円内プロセシングペプ
スタチンA (pepstatin A)が阻害するこ
とが見い出された。S、 Seelmeierら、Pr
oc、 Natl、^cad。
Sci、米国、85.6612 (1988)、し7か
しながら、その多様な活性から抗HIV剤としてのペプ
スタチンAの開発はありそうもないと思われる。別の例
では、M、 L、 Mooreら、Biochem。
Biophys、 Res、 Comm、、159. 
420  (1989)はウィルスゲノムポリプロティ
ン(polyprotein)の既存(conserv
ed)切断部位〔ギャグ(gag)遺伝子領域〕の後に
設定された(modeled) 3つのへブタペプチド
アナログによるHIVプロテアーゼの阻害を証明する(
showing)研究について報告している。^、  
0.Richarcfsら、  F E B S  L
etters。
247.113 (1989)もHIVプロテアーゼの
アセチルペプスタチン及びノナペプチドアナログによる
生体外阻害を報告した。
本出願はHIVプロテアーゼ及びレニンの有能な阻害剤
である一群のペプチド誘導体を開示する。
これらの特性は、比較的選択的な作用及び毒性の明らか
な欠如と相俟て、これらのペプチドをHIV感染症と闘
うための及びレニン関与高血圧及びうっ血性心不全を治
療するための剤として有用にする。
本出願の本ペプチドはペプスタチンA及び前記したペプ
チドアナログから化学的及び生化学的差異によって容易
に区別される。本ペプチドはまたレニン阻害剤として報
告されたペプチド誘導体に対し部分的な構造上の類似性
を有している。例えばり、  F、Veberら、ヨー
0−)バ特許出願77028(公開1983年4月20
日)、及びA、 Wagnerら、オーストラリア特許
出願76241 /87 (公開1988年2月4日)
参照。残りの構造上の特徴及び生物学的プロフィールの
差がこれらの後者の先行技術化合物を本ペプチド誘導体
から、百方に及ぶ無数の化合物を包含するR、 Ten
 Br1nk 。
PCT特許出噸WO87102986(1987年5月
21日公開)等の広い一般的記載の存在にも拘らず、区
別する。最後に最近ある種類のペプチド同配体がレニン
阻害活性及び抗レイロウィルス活性の特異な組合せを有
するものとして報告された。
これらの化合物は本ペプチドと全く異なる構造を有する
(13 、 lQ61dmann、英国特許出願220
3740.1988年10月26日公開)。
〔発明の概要〕
本発明のペプチドは式(1)で表わされるペプチド又は
その治療上許容される塩である。
R’ −R”−Y−R3−R’    ・・・・・・(
1)(式中、 R’は式(2) %式%(O) ) 〔式中、R5は水素、低級アルキル、またはR7OC(
O)−もしくはR7C(○)−(式中、R7は低級アル
キル;低級シクロアルキル;(低級シクロアルキル)メ
チル;フェニル;低級アルキル、低級アルコキシもしく
はハロでモノ置換されたフェニル;ベンジル;または低
級アルキル、低級アルコキシもしくはハロでモノ置換さ
れたベンジルである)であり、 R6は水素;低級アルキル;低級シクロアルキル; (
低級シクロアルキル)メチル;フェニル;低級アルキル
、低級アルコキシもしくはハロでモノ置換されたフェニ
ル;ベンジル;または低級アルキル、低級アルコキシも
しくはハロでモノ置換されたベンジルであり、式2の基
の芳香環上のLは水素または低級アルキル、低級アルコ
キシ及びハロの群から選ばれる芳香環上の置換基を表す
か、またはLは低級アルキル、低級アルコキシ及びハロ
の群から選ばれる、芳香環上の同一のもしくは異なる2
つの置換基(ただし2つの置換基はお互いの存在に干渉
しないものとする)を表わす〕のアミノ酸誘導体基であ
り、 R2は−N (R11) CH(R’ ) C(○)−
〔式中、R8は水素または低級アルキルであり、R9は
水素;低級アルキル;ヒドロキシル、メトキシ、メチル
チオもしくはベンジ、ルオキシでモノ置換された低級ア
ルキル;低級シクロアルキル;(低級シクロアルキル)
メチル;ベンジル;4−イミダゾリルメチル;2−チエ
ニルメチル:2−チアゾリルメチル: (4−ヒドロキ
シフェニル)メチル;[4−(低級アルコキシ〉フェニ
ルコメチル;−CH(○H)C,R5; (CH2)、 NH2;または (CH2”)、C(O) ○R10もしくは−(CH,
)、C(○)NR12(式中、nは1.2または3の整
数であり、R”は水素、炭素数1〜lOの直鎖もしくは
分枝鎖アルキルまたはフェニル(低級)アルキルであり
、R■及びR12は各独立に水素、低級アルキルまたは
フェニル(低級)アルキルであるか、またはRII及び
R′2はそれらが結合する窒素と一体となってピロリジ
ノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジノまたは4−(
低級アルキル)ピペラジノを形成する)である〕であり
、 Yは式−NHCH(R′3) −W= 〔式中、R′3は低級アルキル; (低級シクロアルキ
ル)メチル;−CH,CH2SCH,;ベンジル;また
はヒドロキシもしくは低級アルコキシでその芳香族部上
が置換されたベンジルであり、Wは−CH(○H)CH
2C(○)−または−CH2NHCH(R14)C(O
)C(○)−(式中、R14はR11について定義され
たと同じ意味を有する)である〕のアミノ酸誘導体基で
あり、R3は何も存在しないかまたは −N (R′5) CH(R+6) C(○)−(式中
、R15は水素または低級アルキルであり、R16はR
9についてここに定義したのと同じ意味を有する)であ
り、及び R4は[−NR17CH(R”) C(○) ] 、 
−Z〔式中、R1は水素または低級アルキルであり、R
18はR’について定義したと同じ意味を有し、pは0
または1の整数であり、及びZはヒドロキシ、低級アル
コキシ、ベンジルオキシまたは−NR”R” (式中、
R”及びR20は各独立して水素、低級アルキルまたは
フェニル(低級)アルキルであるか、またはR19及び
R20はそれらが結合する窒素原子と一体となってピロ
リジノ、ピペリジノ、モルホリノ、ピペラジノまたは4
−(低級アルキル)ピペラジノを形成する)である〕で
あるか、または R4は−NR17CR” (R”)CH2OH(式中、
RI’?及びR18はここにおいて定義した通りであり
、R2+は水素;低級アルキル;またはヒドロキシでモ
ノ置換された低級アルキルである)である) HIVプロテアーゼを阻害するための本発明の好ましい
一群のペプチドは、 R1がR5が水素、低級アルキル、またはR’ QC(
○)−もしくはR’ C(O)−(式中、R7は低級ア
ルキルである)であり、R6が水素、低級アルキルまた
はベンジルであり、Lがここに定義した如く水素または
1つもしくは2つのハロ置換基である式2の基であり; R2が−N (R”’)CH(R9)CO−(式中、R
8は水素またはメチルであり、R9は低級アルキル、低
級シクロアルキル、シクロブロピルメチル、シクロヘキ
シルメチル、−C)1.cll、cOOH。
−CH2CH2CONH2、−CH,CONH2または
ベンジルである)であり; Yが−NHCH(R13)−W−(式中、R′3は低級
アルキル、(低級シクロアルキル)メチル、CH2CH
2SCH3、ベンジルまたは(4メトキシフエニル〉メ
チルであり、Wは−CH(OH)CH,C(○)−また
は−CH2CH2H(R”)C(○)−(式中、R14
は低級アルキルまたは(低級シクロアルキル)メチルで
ある)であり; R3が何も存在しないかまたは −N (R′5) CH(R”) C(○)−〔式中、
R”は水素またはメチルであり、R16は水素、低級、
シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、ベンジ
ル、−CH(OH)CH3または−(CH2) 、、C
(O)OR”もしくは−(CH2)、、C(○)NR”
R” (式中、nは1.2または3の整数であり、R”
は水素または炭素数1〜10の直鎖もしくは分枝鎖アル
キルであり、R”及びR12は各独立して水素またはメ
チルもしくはエチルである)である〕であり; R4が−N (R”) CH(R”) C(○>−2〔
式中、Rlは水素またはメチルであり、Rは低級アルキ
ル;ヒドロキシもしくはベンジルオキシでモノ置換され
た低級アルキル;シクロプロピルメチル、シクロヘキシ
ルメチル、 −CH(OH)C6H3:またはベンジルであり、21
;!t= )’oキシtたはNR”R20(式中、R1
9及びR20は各独立して水素、メチルもしくはエチノ
ベまたは2−メチルブチルであるか、またはR19及び
R20はそれらが結合する窒素原子と一体となってピロ
リジノもしくはピペリジノを形成する)である〕である
か;または R4が−NR”CR18(R”)CH2OH(式中、R
17及びR16は直上で定義したと同義であり、R2′
は水素;低級アルキル;またはヒドロキシで置換された
低級アルキルである)である式1の化合物、またはその
治療上許容し得る塩によって表される。
アミノ酸残基を命名する常用の三文字系(以下の本発明
の詳細の第2パラグラフ参照)を用いて、本ペプチドの
より好ましい群はR’がR5が水素またはt−ブチルオ
キシカルボニルであり、R6が水素、メチル、エチルま
たはベンジルであり、Lが水素、または芳香環の3位ま
たは3位及び5位でのそれぞれ1つまたは2つのハロ置
換基である式2の基であり: R2がVall、Ala、Leul 1fe、Gfy。
Tbg 、 Cpa 5Cha %Glu 、  Gl
n 5AsnまたはPheであり; Yが−NHCH(R”)−W−C式中、R13は1−メ
チルエチル、2−メチルプロピル、シクロヘキシルメチ
ル、−CH2CH2SCH3、ベンジルまたは(4−メ
トキシフェニル)メチルであり、WはCH(OH)CH
2C(○)−または−CH2NHCH(R14)C(O
)C(○)−(式中、R1は2−メチルプロピルまたは
シクロヘキシルメチルである〉である〕であり; R3が何も存在しないか、またはLeuStLj!e。
IJe 、Vall、  ^fa 、  Gj!y 、
 Cha 5Phe 。
Thr 5Gj2u 、 Gfn 5AspもしくはA
snであり:R4がLeu−NH2、Leu−OH、I
fe    NH2、Ile  −○HS Van−N
H3、Vaj2−OH。
AAa  −NH2、^17a  −○HS Thr(
O8−A)  NH2、Cpa −NH2、Cpa  
OH,Cha   NH2、Cha  −OH,Phe
  −NH2、Phe −NH〔CH,CH(CH3)
C2Hs ] 、Phe  N (C2H5) 2また
はPhe−OHであるか、またはR’ が−NHCRl
a(R”)CH2OH(式中、R1Bは低級アルキル、
−CH2OH。
−CH(OH)CH3、−CH2CH2OHまたは−C
H(OH)Cs Hsであり、R”は水素、メチルまた
は−CH2OHである〉である式1の化合物またはその
治療上許容される塩によって表される。
HIVプロテアーゼを阻害するもっとも好ましい群は、 R1がR5が水素またはt−ブチルオキシカルボニルで
あり、R6が水素またはベンジルであり、Lが水素また
は芳香族環の3位もしくは3及び5位でのそれぞれ1つ
もしくは2つのハロ置換基である式2の基であり; R2及びYが直上で定義したと同義であり;R3がLe
u 、  Nj:e 、  Ijl! e、 Vall
、  Ala、[:ha、Gj!uまたはGlnであり
;R4がlj!e−NH2、^j2a  NH2、Th
r (OBzjlり −NH2、Cha−NH2または
Phe−NH2であるか、または NHCR18(R”)CH2OH(式中、R18は1−
メチルエチル、l−メチルプロピル、2−メチルプロピ
ル、−CH2OHまたは CH(○H)C6H,であり、R21は水素またはメチ
ルである)である 式中lの化合物またはその治療上許容し得る塩によって
表される。
本発明の範囲には式1の化合物もしくはその治療上許容
される塩、及グ医薬上許容される担体よりなるヒトのH
IV感染症を治療するための医薬組成物が包含される。
本発明の範囲はまたヒトのHIV感染症を治療する方法
であって有効量の式lの化合物もしくはその治療上許容
される塩をそれに投与することを1+!Fmとする方法
を包含する。
本範囲にはまたHIV病原からヒトの細胞を保護する方
法であって、該細胞を抗HIV有効量の式lの化合物も
しくはその治療上許容される塩で処理することを特徴と
する方法が包含される。
さらに、本発明の範囲は活性剤が式lのペプチドである
、医薬製剤(pharmaceutical form
ulat−ions)及び哺乳類のレニン関与高血圧の
治療方法もしくはうっ血性心不全の治療方法を包含する
この方法は哺乳類にレニン低下有効量の式1のペプチド
もしくはその治療上許容される塩を投与することよりな
る。
式1の化合物の製造方法を以下に述べる。
ニー 般〕 アミノ酸に関し「残基」は対応するα−アミノ酸からカ
ルボキシ基のヒドロキシ及びα−アミノ基の1つの水素
を除くことによって導かれる基を意味する。
一般に、アミノ酸及び保護基を命名するためにここに用
いた略号はIUPAC−IUB生化学命名法委員会(t
he 1tlPAc−IUB Comm1ssion 
of Bi。
chemical Nomenclature)の推薦
に基<o BuropeanJournal of B
iochemistry 、  138. 9  (1
984)参照。例えばVafSGl!u 、  Ala
 、  [fe 。
Asp 5Phe 、Leu 、^sn及びGI!yは
それぞれLバリン、L−グルタミン酸、L−グルタミン
、L−アラニン、L−イソロイシン、L−アスパラギン
酸、L−7エニルアラニン、L−ロイシン、L−アスパ
ラギン及びグリシンの残基を表す。記号r[:pa J
及びrcha」はそれぞれ2(S)−アミノ−3−シク
ロプロピルプロピオン酸(L−シクロプロピルアラニン
)及び2 (S〉−アミノ3−シクロへキシルプロピオ
ン酸(L−シクロヘキシルアラニン〉の残基を表す。記
号「Ne」及びrTbg Jはそれぞれ2(S)−丁ミ
ノヘキサン酸(L−ノルロイシン)及’−”2(S)−
アミノ−3,3−ジメチル酪酸の残基を・表す。
単独でもしくは基との結合においてここで用いる「低級
アルキル」は炭素数1〜4の直鎖アルキル基及び炭素数
3もしくは4の分枝鎖アルキル基を意味し、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、1−メチルエチル、1−メチ
ルプロピル、2−メチルプロピル及び1.  t−ジメ
チルエチルを包含する。
単独でもしくは基との結合においてここで用いる「低級
シクロアルキル」は炭素数3〜6の飽和環状炭化水素基
を意味し、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チン及びシクロヘキシルを包含する。
ここで用いる「低級アルコキシ」は炭素数1〜4の直鎖
アルコキシ基及び炭素数3〜4の分枝鎖アルコキシ基を
意味し、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、1−メチル
エトキシ、ブトキシ及び1、  l−ジメチルエトキシ
を包含する。後者の基はターシャリ−ブチルオキシとし
て通常知られている。
記号rBoc」はターシャ”−(j−)ブチルオキシカ
ルボニルとして通常知られている1、1−ジメチルエト
キシカルボニルを表す。記号rCs Hs Jはフェニ
ル基を表す。
ここで用いる「ハロ」はブロモ、クロロ、フルオロもし
くはヨードから選ばれるハロ基を意味する。
一般式1のYに関して、基r−NItCH(R13) 
−J−(式中、RIIは上に定義した通りであり、Wは
−CH(OH)CH2CO−である)はスタチン(st
atine) (すなわち4 (S)−アミノ−3(S
)−ヒドロキシー6−メチルへブタン酸)として知られ
るT−アミノ酸及びその密接なアナログから導かれる基
を表す。この基は対応するT−アミノ酸のカルボキシル
基のヒドロキシ及びアミノ基の1つの水素を除去するこ
とによって導かれる。これらの各基は2つのキラル中心
を有し、従って種々の光学活性もしくは光学不活性形態
で存在できる。従って式1のペプチド及びその適当な中
間体についてすべての形態が包含され、4 (S)−ア
ミノ−3(S〉−ヒドロ土シ鏡像体が好ましい。
この基を式lのペプチドに移入するためのシンソン(s
ynthon)を製造するのに必須の4−アミノ3−ヒ
ドロキシペンタン酸はり、 H,RichiヒB、T、
O,Sun、 J、 Med、Chem、、23. 2
7(1980)及びそこでの参照文献に記載された方法
によって製造できる。
rsta Jはスタチンから導かれた基−NHC’H(
2−メチル−プロピル) CH((IH) C1f 2
(: (O)−を表す。rACHPA」は4−アミノ−
5−シクロヘキシル−3−ヒドロキシペンタン酸から導
かれた基−NHCH(シクロヘキシルメチル) CH(OH)CH2C(O)−を表し、rAHPPA」
は4−アミノ−3−ヒドロキシ−5−フェニルペンタン
酸から導かれた基−NHCH(ベンジル) C1(OH
)C’ll、 C’([1)−を表す。上記3つの態様
の4 (S)−アミノ−3(S)−ヒドロキシ鏡像体が
好ましい。(3R,4R)等の先行詞によって定義され
ている場合を除き、Sta、ACHPA及びA HP 
P 、41 :tそれぞれ4(S)アミノ−3(S)−
ヒドロ土シ鏡像体を表す。
式lのペプチドのR’、R’、R’及びR4単位の不整
炭素原子は、アミノ酸もしくはアミノ酸誘導体残基の側
鎖に存在し、R立体配置を有する場合もあるそれらを除
きS立体配置を有する。
ここに用いる「アミノ」は式−NH,のアミノ基を意味
する。ここに用いる「低級アルキルアミノ」は炭素数1
〜6のアルキルアミノ基を意味し、メチルアミノ、エチ
ルアミノ、プロピルアミノ、l−メチルエチルアミノ及
び2−メチルブチルアミノを包含する。「ジ(低級アル
キル)アミノ」は各々炭素数1〜6である2つの低級ア
ルキル置換基を有するアミノ基を意味し、ジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノ、エチルメチルアミノ等を包含する
アミノ酸誘導体残基について後程用いる別の略号もしく
は記号はR1基N −Boc −0’ −(カルボキシ
メチル)−L−チロシルに対してBoc−Tyr (O
−AcOH)及びR1基N−Boc−0’(ベンジルオ
キシカルボニルメチル)チロシルに対して’!oc −
Tyr −(○−AcOB z)を包含する。
注意されるべきはまたYが基−NIICH(R”)−W
−C式中、R+3は上で定義した通りであり、Wは−C
H2NHCH(R”)CO−(式中、R14は上で定義
した通りである)である〕である場合、その基は、2つ
の残基を結合するアミド結合が還元された2つの隣接す
る対応アミノ酸残基に等価であることである。慣習(c
onvent 1on)によれば、後者の基は(三文字
系における)2つのアミノ酸残基として記号的に、2つ
の隣接するアミノ酸残基の命名の間に挿入された記号 中〔CH2NHI Jで表すことができる。従って、例
えば、R’がN −Boc −0’ −(カルボキシメ
チル)−L−チロシル、R2がAla、Yが2つの(S
)−不整中心を有する一NHCH(ベンジル)CH,N
HCH(2−メチルプロピル)、R3がAla及びR4
がPhe  NH2である式1%式% こ二に用いる「カップリング剤」はアミノ酸らしくはペ
プチドの遊離カルボキシ基と別のアミノ酸もしくはペプ
チドの遊離アミノ基を脱水カップリングを行って反応体
の間にアミド結合を形成させることができる剤を意味す
る。この剤はカルボキシル基の活性化によって脱水カッ
プリングを促進しもしくは容易にする。かかるカップリ
ング剤及び活性化された基の記述はペプチド化学の一般
的教科書になされている。例えばε、5chroder
及びに、 L、 Lubke、 ’ペプチドj  (t
he Peptides)、1巻、アカデミツクプレス
、ニューヨーク、N、Y、。
1965.2−128頁;及びに、 D、 Koppl
e。
「ペプチド及びアミノ酸J  (Peptides a
nd Am1n。
acids)、W、 A、 ベンジャミン社、ニューヨ
ーク、N、Y、、1966.33−51頁参照。カップ
リング剤の例はチオニルクロライド、ジフェニルホスホ
リルアジド、ジシクロへキシルカルボジイミド及びN−
ヒドロキシサクシンイミド、またはジシクロへキシルカ
ルボジイミドの存在下でのl−ヒドロキシベンゾトリア
ゾールである。非常に実用的で有用なカーフプリング剤
はそれ自身でのもしくはl−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ールの存在下での、B、 Ca5troら、Tetra
hedron Letters 。
1219 (1975)  [D、 Hudson、 
J、 Org。
Chem、、53. 617 (1988)も参照〕に
記述された(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)ト
リス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホ
スフェートである。
ここで用いる「医薬上許容される担体」は活性成分のた
めの、該成分に悪影響を及ぼさない非毒性で一般的に不
活性な賦形剤である。
ここで用いる「有効量」は生体内でHIV:二対しても
しくはレニン関与高血圧に対して有効な本発明のペプチ
ドの予め見積もられた量を意味する。
〔方 法〕
式1のペプチドはアミノ酸残基及び/またはペプチド断
片の古典的な溶液カップリング及び必要に応じ固相技術
等のペプチド台底にお′、)て常用される方法を取り込
んだ方法によって製造できる。
かかる方法については、例えば、上!=亡!明したテキ
ストシリーズ中の5chroder及びに、 jqbk
e、「ペプチド:分析、合成、生物学J  (the 
Peptides :Analysis、  5ynt
hesis、  Biology) 、E、Gross
ら編、アカデミツクプレス、ニューヨーク、N、 Y、
 。
+979−1987.1−8巻;及びJ、 M。
Stewart及・びJ、 D、 Young 、  
r固相ペプチド化学」(Solid Phase Pe
ptide 5ynthesis)、2版、ピアス化学
社(Pierce Chem、Co、) 、o ツクフ
ォード、IL、米、1984参照。
ペプチドのための上記方法の共通の特徴は種々のアミノ
酸残基もしくはアミノ酸誘導体残基の不安定な側鎖基の
適当な保護基;こよる保護であり、これによって保護基
が最終的に除去されるまでその部位で化学反応が起こら
ないようにする。アミノ酸もしくは断片上のα−7ミノ
基の保護も通常共通であり、その実体がカルボキシ基の
ところで反応し、ついでα−アミツバ呆護基の選択的除
去によって引き続いての反応かそ−)場所で起こる。通
常別の共通の特徴はベブニー ゛r末端機能となるべき
、存在する場合の、7・/酸残基もしくはペプチド断片
のC末端カルボ土シを、目的とするペプチドの配列が組
み立てられた後に保護基を除去するまでその部位で化学
反応が起こることから防ぐ適当な保護基で最初に保護す
ることである。
式1のペプチドの製造の別の特徴は単位Yのペプチドへ
の移入である。前述した如く単位Yは2つのサブユニッ
ト、すなわち −NHCH(R”)CH(OH)CH2C(○)−(式
中VR”はここに定義した通りである)または−NHC
H(R”)CI2NHCH(R1)C(O)−(式中、
R11及びR14はここに定義した通りである)のいず
れかである。最初に述べたサブユニットは上記した(式
NH□CH(R13) C’H(O)1)CI(2C(
O)OHの)対応4−アミノ−3−ヒドロキシペンタン
酸のN−保護誘導体を、アミノ酸残基もしくは断片のカ
ップリングの古典的方法によるペプチドの製造の適当な
時点で、カップリングさせることによってペプチド中に
容易に移入することができる。2番目に述べたサブユニ
ット−NHCH(R”)C112NHCH(R14)C
(O)C(O)−は、各々Y単位の前駆体部及びアミノ
酸単位を含有する少なくとも1つの断片を含有する、2
つのサブ断片の間の還元的アルキル化(それによってY
単位のCH2NHH2N形成される)によって式lのペ
プチド、もしくはその断片、の線状ペプチド骨格(f 
ramework)を形成させることにより移入できる
。例えば弐NH2CH(R”)C(O)−R3−R’の
ジペプチドのソジウムシアノハイドライドの存在下のB
oc −NHCH(R13) CH○による還元的N−
アルキル化により断片Boc−NHCH(R13)CH
NHCH(R14)C(O)−R3−R’が得られる。
方法産物については、式1のペプチドは(i)式(2a
) R5A−NH−CHC(O)OH CH。
0CHzC(O)−OR6A 〔式中、R″’ ” S IK級アルキルまたはR7Q
C(T1−もしくはR7C(O)−(式中、R7は上に
定遷ヒた通りである)であり、R6Aは低級アルキル:
低級シクロアルキル; (低級シクロアルキル)メチル
;フェニル;低級アルキル、低級アルコキシもしくはハ
ロでモノ置換されたフェニル:ベンジル;または低級ア
ルキル、低級アルコキシもしくはハロでモノ置換された
ベンジルであり、及びLはここに定義した通りである〕
のアミノ酸誘導体と、 式H−R”−Y−R3A−R“ (式中、R2A、 R3A及びR4Aは、側鎖のアミノ
及びカルボキシ基、及グ存在する場合のC,を端カルボ
キシ基が対応する保護基で置換されていることを除いて
、それぞれR2、R3及びR4についてここに定義した
と同じ意味を有し、Yはここに定義した通りである)の
断片とをカップリングさせ;ついで必要に応じアミノ脱
保護及び/またはカルボキシ脱保護に服せしめて対応す
る式lのペプチドを生成させるここシニよって製造でき
る。注意されることは、R6Aのベンジルもしくは置換
ベンジルが2つの役割を担う二と、すなわち台底の最終
産物における対応基の元祖として役立つことまたはカル
ボキシ保護基として役立つことである。必要あれば、か
かるカルボキシ保護基は本法の最後から2番目のもしく
はさらにその前の中間体において他のカルボキシ保護基
(例えば古典的な酸感受性保護基)の存在下既知の方法
(例えば水素添加)によって選択的に除去できる。同様
に注意されることは基R’ QC(○ン一及びR7C(
○)が2つの役割を演すること、すなわち最終産物にお
ける対応基の元祖もしくはアミノ保護基となることであ
る。
別法として、R’がR5、R6及びLがここに定義した
通りである式2のアミノ酸誘導体基であわ、R” 、Y
SR’及びR4がここに定義した通りである式1のペプ
チドは、式(3) R5A−N H−CHC(O)−R”−Y−R3A−R
4AOH2 OH (式中、R5A% L、R”SY、R”及びR4Aは上
記と同義である)の中間体を弐X[:112C(O)O
R6A(式中、Xはブロモ、クロロもしくはヨードであ
り、R6Aは前記と同義である)のアルキル化剤で、適
当な強塩基の存在下O−アルキル化し、ついで必要に応
じ脱保護して式1の目的とする対応ペプチドを得ること
により製造できる。
式3の中間体は常法によって製造できる。例えばり、 
F、 Veberら、ヨーNツバ特許出願77028(
1983年4月20日公開〉参照。上述のアルキル化に
適した強塩基は炭酸アルカリ金属塩(好ましくは炭酸カ
リウム)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナ
トリウムもしくは水酸化カリウム)またはアルカリ金属
水素化物(好ましくは水素化ナトリウム)を包含する。
本発明の式1のペプチドは治療上許容される塩の形態で
得ることができる。
特定のペプチドが塩基として機能する残基を有する場合
には、かかる塩の例は有機酸、例えば酢酸、乳酸、コハ
ク酸、安息香酸、サリチル酸、メタンスルホン酸、p−
トルエンスルホン酸等及び高分子酸くタンニン酸、カル
ボキシメチルセルロース等〉との塩、及び無機酸、例え
ばハロゲン化水素酸く例えば塩酸)、硫酸、リン酸等と
の塩を包含する。必要なれば、特定の酸付加塩をR,A
、  Boissonnasら、  He1v、Chi
m、  Acta、  43゜1849(1960)に
記載された方法における適当なイオン交換樹脂処理によ
って別の酸付加塩、例えば非毒性の医薬上許容される塩
に変換できる。
特定のペプチドが1つ以上の遊離カルボキシ基を有する
場合には、かかる塩の例はナトリウム、カリウムもしく
はカルシウムカチオンとのもしくは有機塩基、例えニー
x ) IJエチルアミノもしくはNメチルモルホリン 一般に、式lのペプチドの治療上許容される塩はペプチ
ドそれ白々と生物学的に十分等価である。
〔生物学的側面; 式1のペプチドヒ・−<はその治療上許容される塩のH
IVプロテアーゼ阻害作用及びHIVに対する細胞保護
作用゛1!化学的、微生物学的及び生物学的操作によっ
て実証できる。
式1のペプチドもしくはそれらの治療上許容される塩の
HIVプロテアーゼ阻害性を実証する特に有用な手順な
「組換えH I VプロテアーゼHLPCアッセイJ 
 (Recombinant H I V  Prot
easeH L P C  Assay)である。その
手順はHrVポリタンパク(polyprotein)
の既知のHIVプロテアーゼ切断部位を含有するアミノ
酸配列を有するデカペプチド(基質)のHIVプロテア
ーゼによる酵素的切断を阻害するテスト化合物の能力に
基礎を置いている。H, G,Krausslichら
、lJroc, Natl。
Acad.Sci,米国、86.807 (1989)
参照。
このアッセイの詳細を式1の例示ペプチドについて得ら
れた結果と共に後記実施例に記述する。
本ペプチドもしくはそれらの治療上許容される塩の細胞
保護作用はヒ)T4細胞系にあける18vの細胞変性を
阻害するテスト化合物・0・を罰を評価する微生物学的
手順によって実証できる一!A.Baba ら、Bio
chem,  Biophys,  Re=.  ’°
fi Ill.。
142、128 (1987)。
本発明のペプチドもしくはその治療上許容される塩をヒ
トにおけるHIV感染症と闘うために使用する場合、該
ペプチドは1以上の治療上許容される担体よりなる媒体
中で経口的に、局所的にもしくは非経口的に投与できる
。かかる担体の割合はペプチドの溶解度及び化学的性質
、選ばれた投与ルート及び標準の生物学的実行(sta
ndardbiological practice)
によって決定される。経口投与については本ペプチドも
しくはその治療上許容される塩は、医薬上許容される担
体巾約25〜500mgに亘る予め決められた量の活性
成分を各々含有するカプセル、錠剤等の単位用量形態に
製剤化できる。局所投与については本ペプチドは活性剤
を0.1−10%、好ましくは0.5〜5%含有する医
薬上許容される媒体中に製剤化できる。かかる製剤はク
リーム、ローション、舌下錠、または好ましくは経皮膏
薬もしくは頬の(buccal)膏薬であることができ
る。
非経口投与については式1のペプチドは医薬上許容され
る媒体もしくは担体との組成物静脈内、皮下もしくは筋
肉内注射によって投与する。注射による投与については
他の溶質、例えば緩衝剤もしくは保存剤及び溶液を等張
化するに足る量の医薬上許容される塩もしくはグルコー
スを含有していてもよい無菌水性媒体中の溶液の形態で
本ペプチドを用いるのが好ましい。
上述した製剤について適当な媒体もしくは担体は標準的
な医薬テキスト、例えば1レミングトンの医薬科学J 
 (Remington  s  Pharmaceu
ticalSciences) 、1 6版、マツグ(
Mack)出版社、イーストン、Penn.l 9 8
 0に見い出される。
本ペプチドの用量は投与形態及び選ばれた特定の活性剤
によって変化する。さらにそれは治療化の特定の宿主に
よっても変化する。一般に、治療はペプチドの最適用量
より実質的に少ない小用量から始める。ついでその情況
下での最適効果が得られるまで少しずつ用量を増加させ
る。一般に、本ペプチドは有害もしくは有毒なt’le
leterious)副作用を起こさずに抗ウイルス的
;二有効な成績を一般に与える濃度レベルで投与するの
が最も好ましい。
経口投与については本ペプチドもしくはその治療蒸上許
容される塩は1日1 kg体重あたり1.0〜75mg
、好ましくは2.5〜20mgの範囲で投与する。
全身投与については、式lのペプチドは、上述の変化が
生ずるけれども、体重1 kg 1日あたり10〜10
00μgの用量で投与する。しかしながら、体重1 k
g 1日あたり約50〜500μgの範囲の用量レベル
が有効な成績を挙げるのに最も好ましく用いられる。
上述の処方物がHIV感染症を治療するための有効で比
較的安全な薬物であるが、有利な成果を得るためのこれ
らの処方物と他の抗ウイルス薬物との可能な同時投与も
排除されない。かかる他の抗ウイルス薬物もしくは剤は
可溶性CD4、ジドバジン、ジデオキシシチジン、ホス
ホノホーメイト、リババリン(ribavarin)、
抗ウイルスインターフェロン(例えばα−インターフェ
ロンモジ<バインターロイキン−2)またはエーロゾル
ペンタミジン(pentam id 1ne)を包含す
る。
式1のペプチドはまたレニン活性阻害能を有する。本化
合物のレニン阻害活性はM、 G、 Bockら、J、
 Med、Chem、、 31.1918  (198
8)に記載されたような標準的薬理テストによって実証
できる。本ペプチドはそのようなものとしてヒトを含む
哺乳動物における、レニン関与高血圧の診断、予防及び
治療並びにうっ血性心不全の治療に適用される。これら
の目的もしくは適応症のため、本ペプチドを上記と同様
な方法で、製剤化し、しかし常法により周知の薬理学的
プロトコルを用いて決定することができる通常より高い
用量で、投与できる。
レニンを阻害するための好ましい群の本ペプチドは、 R’がR5がR10C(○)−(式中、R7は低級アル
キルである)であり、R6が水素またはベンジルであり
、及びLが水素である式2の基であり、 R” が−N (R” )CH(R’ )CO−(式中
、R8は水素であり、R9は低級アルキル;ヒドロキシ
でモノ置換された低級アルキル;ベンジル;4−イミダ
ゾリルメチル;2−チエニルメチル;または2−チアゾ
リルメチルである)であり、YがSta 、ACHPA
またはAHPPAであり、R3が何も存在しないか、ま
たは −N CR”)CH(R18)CO−(式中、R1%は
水素であり、R15)CH(R16は低級アルキルであ
る)であり、R’ が−NR”CH(R18)C(O)
−Z (式中、R”:を水素であり、R18は低級アル
キル;ヒドロキシもしくはベンジルオキシでモノ置換さ
れた低級アルキル;−CH(OH)C−Hs ;または
ベンジルであり、及びZは水素またはアミノである)で
あるか、またはR4は −NR”CR” (R”)CH2OH(式中、R17は
水素であり、R′sは低級アルキル;ヒドロキシでモノ
置換された低級アルキル; −CH(OH)C−Hs  ;またはベンジルであり、
R”は水素または低級アルキルである)である式1によ
って表される。
レニン阻害ペプチドのより好ましい群はR’がR5がt
−ブチルオキシカルボニル、R6が水素、メチルもしく
はベンジル及びLが水素である式2%式% Yが直上で定義されたと同義であり、R3が何も存在し
ないかまたはAla、l1leもしくはLeuであり、
R4がAj:a −NR2、Phe−NR2または−N
HCR” (R”)CH2OH(式中、R18は−CH
2OH,−CH(OH)CH,または−CH(OH)C
6H5であり、R”は水素またはメチルである〉である
式1の化合物またはその治療上許容される塩である。
以下の実施例は本発明をさらに説明する。溶液のパーセ
ントまたは比は別に注記されている場合を除き容量対容
量の関係を表す。実施例で用いた略号は以下の通りであ
る: BOC:t−ブチルオキシカルボニル BOP:(ベンゾトリアゾール −1−イルオキシ)ト
リス(ジメチルアミ刀ネスホニウムヘキサブルオロホス
ホネート)BzJ!      :  ベンジル、 D
MF : ジメチルホルムアミドBt2 0   : 
ジエチルエーテル、 Fm:   9 −フルオレニル
メチルHPLC:高性能液体クロマトグラフィーMeO
H:メタノール、TFA:)り刀は口酢酸THF  :
テトラヒドロフラン 実施例 I N −CN −CN −[N −CN−8oc−04−
(ベンジルオキシカルボニルメチル) −L、−−f−
ロシル〕−L−バリル] −4(S)−アミノ−3(S
) −ヒドロキシ−5−シクロヘキシルペンタノイル〕
−L−ロイシル〕−L−フェニルアラニンアミド(Bo
c−Tyr  (O−Ac0Bzi) −Val−AC
HPALeu  Phe  Nl2 a) Boc −Phe −Nl2 りoロギ酸イソブチル(2,86rnil、 22 m
mol)を乾燥THF中N−メチルモルホリン(2,4
2−122mmoJ2)及びBoc−Phe−OH(5
,31g、20mmoIりの撹拌溶液に0℃で滴下した
得られた溶液を0℃でさらに30分撹拌した。
ついで、28%アンモニア水溶液(5−)を5分かけて
滴下した。溶媒を蒸発させ、残渣を酢酸エチルに溶解し
た。溶液を順に5%クエン酸水溶液(3回)、飽和Na
HCO2水(3回)及び飽和NaC1水で洗浄した。有
機溶液をNa2S○4で乾燥し、蒸発して Boc −Phe −Nl2  (5,0g、 94%
)を白色固体として得た。
b) Boc −Leu −Phe −NH26N  
HCII/ジオキサン(84mf)中Boc −Phe
 −Nl2  (a46 g、 24.4 mmoj’
)の溶液を窒素雰囲気下室温(20〜22℃)で30分
撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を高真空下乾燥した。
固体残渣を乾燥CH3CN(300rnl)中に懸濁し
、得られる混合物をυ−5℃に冷却し、窒素雰囲気下撹
拌した。乾燥Bh N (3,7ml、 26 mmo
i)を加え、さらにBoc−Leu−OH(1水和物)
(5,4g、22mmoiJ 、BOP (10,69
g、 24.2 mmol及びさらなるBt、 N (
7,4mA’、53mmoA)を加えた。1.5時間後
、さらなるBOP(4,28g、 9.7 mmoj2
)及びBt、 N (1,48ml、10、6 mmo
A )を加えた。反応液をさらに15分撹拌し、ついで
CH,CNを減圧下蒸発し、残渣を飽和NaC1溶液(
200ml)及び酢酸エチル(3回200m1)の間で
分配した。合した有機溶液を順に各100−の10%ク
エン酸水溶液、5%NaHC○3水溶液(3回)及び水
で洗浄した。有機溶液をMg5O<で乾燥し、減圧下濃
縮した。残渣のシリカゲル上でのクロマトグラフィー(
溶出剤 酢酸エチル〉により白色ガムを得、これをBt
2. O/ヘキサンでトリチュレートした。得られた固
体を集めて白色固体としてBoc −Leu −Phe
 −Nl2  (7,7g、  93%)ヲ得た。マス
スペクトル:378 (M+)l)+。
アミノ酸分析:Leu 1.00. Phe L、00
゜c) Boc −ACHPA −Leu −Phe 
−NH26N  HCA/ジオキサン(1−)中Boc
  −Leu  −Phe  −Nl2   (100
mg50.2 6mmoA)の溶液を窒素雰囲気下室温
で15分撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を高真空で1
時間乾燥した。固体を乾燥CH,CN (2mj2)に
懸濁し、窒素雰囲気下で撹拌した。N−メチルモルホリ
ンの添加によって溶液をpH8(湿潤pH紙)に調節し
、ついでSac −ACHPA−OH(83mg、0.
26 mmoA )を加えた。溶液を室温で1時間撹拌
した(その間N−メチルモルホリンの時折りの添加によ
りpHを8に維持した)。
混合物を飽和NaCR水溶液に注いだ。水溶液を酢酸エ
チルで2回抽出した。合した有機抽出液を順に水冷0.
5N  H(l水、10%Na2C○。
水(2回)及び飽和NaCR水(3回)で洗浄した。有
機溶液をNa2 SO2で乾燥し、溶媒を蒸発させた。
残渣のシリカゲルクロマトグラフィー(溶出剤クロロホ
ルム中5%メタノール)により白色固体としてSac 
−A CHP A −LeuPhe  Nl2 (13
8mg、 92%)を得た。
d) Boc −Vaf−ACHPA −Leu −P
he −NH26N  HCf/ジオキサン(1−〉中
のBoc −ACHPA −Leu −Phe−Nl2
(72mg、0.125 mmoj?)の溶液を窒素雰
囲気下室温で15分撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を
高真空下で1時間乾燥した。固体を乾ff1c83cN
(2rd)に懸濁し、窒素雰囲気下で撹拌した。
N−メチルモルホリンの添加によって溶液をpH8(湿
潤pH紙)に調節し、ついでBoc−Van −0H(
27mg、 O,13mmolを加え、(前と同様にし
て) pHを8に再調節し、BOP(55mg、0、1
3 mmoj7 )を加えた。溶液を室温で1時間撹拌
した(その間N−メチルモルホリンの時折りの添加によ
ってpHを8に維持した)。混合物を飽和NaC1水溶
液に注いだ。水溶液を酢酸エチルで2度抽出した。合し
た有機抽出液を順に水冷0.58C1!水、10%Na
、 CO3水(2回)及び飽和NaC1水(3回)で洗
浄した。有機溶液をNa2SO4で乾燥し、溶媒を蒸発
させた。
残渣のシリカゲルクロマトグラフィー〈溶出剤クロロホ
ルム中5%メタノール)により、Boc  −Vaf−
ACHPA −Leu  −Phe  −NH2(71
mg、84%)を白色固体として得た。
e )  Boc−Tyr−VaA −A CHP A
 −Leu−Phe−N H26N  HC1/ジオキ
サン(1mfり中Boc−Vall−ACHPA −L
eu−Phe−NH2(175mg、 0.26 mm
offl)の溶液を窒素雰囲気下室塩で15分撹拌した
。溶媒を蒸発させ、固体残渣を高真空下で1時間乾燥し
た。固体を乾燥CH3CN (3rd)に懸濁した。混
合物を窒素雰囲気下で撹拌した。N−メチルモルホリン
の添加によって溶液のpHを8に調節しく湿潤9H紙)
、ついでTyr −OH(73mg、 O526mmo
j?)を加え、再びpHを(前と同様にして)8に調節
し、BOP (115mg50.26  mmoA)を
加えた。溶液を室温で90分撹拌した(この間N−メチ
ルモルホリンの時折りの添加によって9Hを8に維持し
た〉。ゲルになった混合物を酢酸エチルと混合した。混
合物を音波処理して均一懸濁液とした。懸濁液中の固体
をフィルター上に回収し、酢酸エチルで洗浄し、クロロ
ホルム中の10%メタノールに溶解した。溶液をシリカ
ゲルに通して濾過し、溶出剤(eluent)を蒸発さ
せて白色固体として Boc−Tyr−VaA’ −A CHP A −Le
u−Phe−N H2(144mg、66%)を得た。
マススペクトル: 837  (M+H)”最後の化合
物(130mg、 0.155 mmojlりをDMF
 (lrrf)中のに2 CO3(86mg。
0、62 mmoj2 )と混合した。ブロモ酢酸ベン
ジル(37μj2.0.230 mmoA)を撹拌混合
物に加えた。得られた混合物を窒素雰囲気下室塩で14
時間撹拌した。混合物を水(50−)に注ぎ、得られた
懸濁液を5分間激しく撹拌した。
沈殿した固体をフィルター上に回収し、順に少しずつの
(portions of)酢酸及びBtz○で洗浄し
た。固体をDMS○に再溶解し、水を添加して沈殿させ
た。固体を濾過によって回収し、高真空で乾燥して白色
固体として標記化合物(110mg、 72%)を得た
マススペクトル: 985  (M+H)”アミノ酸分
析 :Leul、03、Phe  0.94、Vaj’
1.03、ACHPA O,96Tyr   (O−八
cOH)0.79 。
実施例 2 H−Tyr  (○−AcOBzj’) −Vall−
ACHPA −Leu−Phe  −NH2・ HCj
26N  H(1/ジオキサン(1,5rn1.)中B
oc−Tyr(○−AcOBzA)−Van−ACHP
A−Leu −Phe−NH2(20mg、 0.02
0 mmoりの溶液を窒素雰囲気下室塩で20分撹拌し
た。溶媒を蒸発させ、残渣をオイルポンプ真空下で1時
間乾燥した。固体をBt20でトリチュレートし、得ら
れた懸濁液を濾過した。沈殿を回収し、高真空下室温で
17時間乾燥して白色固体として標記化合物(12mg
、 65%)を得た。
マススペクトル: 886 (M−C1”アミノ酸分析
 :Leul、03、Phe  0.93、Vaj’1
.04、ACIIPA 0.91Tyr(O−AcOH
)  0.80゜実施例 3 Boc −Tyr  (○−AcOH) −Van−A
CHPA −Leu −Phe−NH2 MeOH(16mj’)をDMF (4d)中Boc 
−Tyr(○−AcOBzjり −Vaj2−ACHP
A −Leu−Phe−NH2(74mg、 0. 0
 7 5   mmoA)の溶液に加えた。アルゴン雰
囲気下、10%パラジウム炭(7,4mg)を加えた。
混合物をパール(Parr)装置上H2(45psi)
の雰囲気下で2時間振盪した。混合物を45μmの膜−
を通して濾過し、濾液を蒸発した。残渣を高真空下乾燥
して標記化合物(47mg、 70%)を得た。
マススペクトル: 91 ?  (M+Na)”アミノ
酸分析 :Vaj20,95、Leu 1.02、Ph
e 1.02、Tyr(○−AcOH)存在(pres
ent)。
実施例 4 H−Tyr  (○−AcOH) −Vaffl−ΔC
HPA−Leu −Phe−NH,・HCj! 6N  HCI/ジオキサン(1,5m1)中Boc 
 −Tyr(〇−八へOH)  −Vajl!−ACH
PA −Leu −Phe−NH2(25mg、  0
.028  mmoj?)の溶液を窒素雰囲気下室温で
20分撹拌した。溶媒を蒸発させ、残渣を減圧下1時間
乾燥した。固体をEtzOでトリチュレートし、得られ
た懸濁液を濾過した。集めた沈殿を減圧下乾燥して標記
化合物(20mg、86%)を得た。
マススペクトル: 795  (M−Cj2) +アミ
ノ酸分析:VaI!0.94、Leu L 02、Ph
el、 04、Tyr  (○−AcOH)存在。
実施例 5 Sac −Tyr(O−AcOH) −Phe−ACH
PA −LeuPhe −N H2 Boc −Van−OHに代えてBoc −Phe−O
Hを用いた以外実施例1〜3に記述した手順を用いて標
記化合物を製造した。
マススペクトル:943 (M+H)”アミノ酸分析 
:Leu  O,99、Phe2.01゜ACHPA 
0.86、 Tyr (○−AcOH) 0.86 式1のペプチドの他の例は以下の通りである:H−Ty
r−(O−AcOBzl)−Ala−ACHPA−Le
u−Phe−NHC(CH201J)  、CH。
H−Tyr−(O−八cOtl)−(N−Me)へ5p
−ACtlP八−Cha−Asn−NH2O−(3−ヨ
ード)−Tyr ((O−AcOBzl)−Val−A
CHPA−Leu−PheNH2 H−(3,5−ショート)−Tyr(O−AcOBzり
−Val−^CtlPA−Leu−Phe−NH2 Boc−Tyr (O−Ac(]8t)−Ala−At
lPPA−Gln−11e−DHH−Tyr (O−A
cDH)−Cpa−ACHPA−Tyr−NHCH3B
oc−Tyr(O−AcOH)−Val −ACHPA
−NtlC(CH2OH)2CH。
実施例 6 組換えHIVプロプローゼHPLC分析:酵素 HIVプロテアーゼをE、コリ中で発現し、H,G、K
rausslichら、Proc、  Natl、  
Acad、Sci、米国、86.807 (1989)
に記述された手法に従って約り0%純度に精製した。酵
素を一70℃で10μlの既知少量として貯蔵した。該
既知少量を使用前の緩衝液でもとの濃度のl/10に希
釈した〔酵素作用溶液(enzyme working
 5olu−tion) 〕。
基質 VSFNF P QITL NH2、MWI 164(
Kraussl ichら(上述)参照)を基質として
用いた。基質をDMSO中の10mMストックにし、=
20℃で貯蔵した。使用前、該ストックを緩衝液で希釈
して400μM溶液(基質作用溶液)とした。
緩衝液 2−(4−モルホリン)エタンスルホン酸(50mM)
 、NaCj! (25mM)及びEDTA(5mM)
を蒸留水(9(!rd)に溶解し、溶液を濃NaOH水
でpH6に調整した。得られた溶液を水で100−に希
釈し緩衝液とした。
操作 (1)テスト化合物をDMS○に溶解してアッセイ混合
物(工程2参照)のテスト化合物の最終濃度の40倍の
濃度を有する溶液を得たく従って、アッセイ混合物中の
DMS○の量は5%(V、 V)以下であった)。
(2)  基質作用溶液10μl、工程lからのDMS
O中テスト化合物の溶液0.5μl、及び酵素作用溶液
10μlを混合してアッセイ混合物を調製した。
(3)アッセイ混合物を37℃で1時間インキユベート
シた。
(4)2%TFA水100μlを加えて反応を停止させ
た。
(5)停止させたアッセイ混合物100μlをヌクレオ
ジル(Nucleosil ■)C18カラムを用いる
HPLC(:0.05%TFA水を有するH、0中での
11から70%アセトニ)IJル直線勾配(linea
r gradient)、26分、l mi’/min
 〕に付した。溶出は210nmで監視した。
(6)テスト化合物なしのアッセイ混合物であるコント
ロールを同時に3から5の工程に付した。
阻害研究 切断産物及び残存する親物質を適当なHPLCピークの
ピーク高さもしくは積分(integration)に
よって定量した。基質変換率は以下の関係を用いて計算
した: 変換率(%)= テスト化合物の酵素阻害率は以下のようにして計算した
阻害率(%)= HIVプロテアーゼの阻害率5 0%、 すなわち ICS、を引き起こすテスト化合物の濃度を以下のよう
にして求めた: テスト化合物の3つの異なる濃度の最小について酵素阻
害率(%)を求めた。ついで、基質の阻害率(%)をテ
スト化合物の濃度に対してプロットすることによりIC
3゜を図示的に求めた。
例示的な式lのペプチドについての以下の表は組換えH
[’プロテアーゼHLPCアッセイで求めたそれらのr
csoを掲げる。
Boc−Tyr (ローAc0Bz1)−Va I−A
CHPA−Leu−Phe−NH2 ■ 0 H−Tyr (O−AcOBzl) A[”HPA−Leu−Phe Val N+(2・HCl Boc−Tyr(O−AcO!()−ValACHP^
−Leu−Phe−NH2 )1−Tyr (O−AcOH)−Val−八Cf1P
A−Leu−Phe−NH2・ HCI■ Boc−Tyr (O−AcOH) −Phe−ACH
PA−Leu−Phe−NH2 000

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(1)で表わされるペプチド又はその治療上許容
    される塩。 R^1−R^2−Y−R^3−R^4・・・・・・・・
    ・・・・(1)(式中、R^1は式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    ・・・(2) 〔式中、R^5は水素、低級アルキル、またはR^7O
    C(O)−もしくはR^7C(O)−(式中、R^7は
    低級アルキル;低級シクロアルキル;(低級シクロアル
    キル)メチル;フェニル;低級アルキル、低級アルコキ
    シもしくはハロでモノ置換されたフェニル;ベンジル;
    または低級アルキル、低級アルコキシもしくはハロでモ
    ノ置換されたベンジルである)であり、 R^6は水素;低級アルキル;低級シクロアルキル;(
    低級シクロアルキル)メチル;フェニル;低級アルキル
    、低級アルコキシもしくはハロでモノ置換されたフェニ
    ル;ベンジル;または低級アルキル、低級アルコキシも
    しくはハロでモノ置換されたベンジルであり、式2の基
    の芳香環上のLは水素または低級アルキル、低級アルコ
    キシ及びハロの群から選ばれる芳香環上の置換基を表す
    か、またはLは低級アルキル、低級アルコキシ及びハロ
    の群から選ばれる、芳香環上の同一のもしくは異なる2
    つの置換基(ただし2つの置換基はお互いの存在に干渉
    しないものとする)を表す〕のアミノ酸誘導体基であり
    、 R^3は−N(R^8)CH(R^9)C(O)−〔式
    中、R^8は水素または低級アルキルであり、R^9は
    水素;低級アルキル;ヒドロキシ、メトキシ、メチルチ
    オもしくはベンジルオキシでモノ置換された低級アルキ
    ル;低級シクロアルキル;(低級シクロアルキル)メチ
    ル;ベンジル;4−イミダゾリルメチル;2−チエニル
    メチル;2−チアゾリルメチル;(4−ヒドロキシフェ
    ニル)メチル;〔4−(低級アルコキシ)フェニル〕メ
    チル;−CH(OH)C_8H_5;−(CH_2)_
    4NH_3または−(CH_2)_nC(O)OR^1
    ^0もしくはもしくは−(CH_2)nC(O)NR^
    1^1R^1^2(式中、nは1、2またはた3の整数
    であり、R^1^0は水素、炭素数1〜10の直鎖もし
    くは分枝鎖アルキルまたはフェニル(低級)アルキルで
    あり、R^1^1及びR^1^2は各独立に水素、低級
    アルキルまたはフェニル(低級)アルキルであるか、ま
    たはR^1^1及びR^1^2はそれらが結合する窒素
    と一体となってピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ、
    ピペラジノまたは4−(低級アルキル)ピペラジノを形
    成する)である]であり、Yは式−NHCH(R^1^
    3)−W− 〔式中、R^1^3は低級アルキル;(低級シクロアル
    キル)メチル;−CH_2CH_2SCH_3;ベンジ
    ル;またはヒドロキシもしくは低級アルコキシでその芳
    香族部上が置換されたベンジルであり、 Wは−CH(OH)CH_2C(O)−または−CH_
    2NHCH(R^1^4)C(O)−(式中、R^1^
    4はR^1^3について定義されたと同じ意味を有する
    )である〕のアミノ酸誘導体基であり、R^3は何も存
    在しないかまたは −N(R^1^5)CH(R^1^6)C(O)−(式
    中、R^1^5は水素または低級アルキルであり、R^
    1^6はR^9についてここに定義したのと同じ意味を
    有する)であり、及び R^4は〔−NR^1^7CH(R^1^8)C(O)
    〕_p−Z〔式中、R^1^7は水素または低級アルキ
    ルであり、R^1^8はR^9について定義したと同じ
    意味を有し、pは0または1の整数であり、及びZはヒ
    ドロキシ、低級アルコキシ、ベンジルオキシまたは−N
    R^1^9R^2^0 (式中、R^1^9及びR^2^0は各独立して水素、
    低級アルキルまたはフェニル(低級)アルキルであるか
    、またはR^1^9及びR^2^0はそれらが結合する
    窒素原子と一体となってピロリジノ、ピペリジノ、モル
    ホリノ、ピペラジノまたは4−(低級アルキル)ピペラ
    ジノを形成する)である〕であるか、または R^4は−NR^1^7CR^1^8(R^2^1)C
    H_2OH(式中、R^1^7及びR^1^8はこの請
    求項で定義した通りであり、R^2^1は水素;低級ア
    ルキル;またはヒドロキシでモノ置換された低級アルキ
    ルである)である) 2、R^1が式2の基であり、式中のR^5が水素、低
    級アルキル、またはR^7OC(O)−もしくはR^7
    C(O)−(式中、R^7は低級アルキルである)であ
    り、R^6が水素、低級アルキルまたはベンジルであり
    、Lが水素または1つもしくは2つのハロ置換基であり
    ; R^2が−N(R^8)CH(R^9)CO−(式中、
    R^8は水素またはメチルであり、R^9は低級アルキ
    ル、低級シクロアルキル、シクロプロピルメチル、シク
    ロヘキシルメチル、 −CH_2CH_2COOH、 −CH_2CH_2CONH_2、 −CH_2CONH_2またはベンジルである)であり
    ; Yが−NHCH(R^1^3)−W−〔式中、R^1^
    3は低級アルキル、(低級シクロアルキル)メチル、−
    CH_2CH_2SCH_3、ベンジルまたは(4−メ
    トキシフェニル)メチルであり、 Wは−CH(OH)CH_2C(O)−または−CH_
    2NHCH(R^1^4)C(O)−(式中、R^1^
    4は低級アルキルまたは(低級シクロアルキル)メチル
    である〕であり; R^3が何も存在しないかまたは −N(R^1^5)CH(R^1^6)C(O)−〔式
    中、R^1^5は水素またはメチルであり、R^1^6
    は水素、低級アルキル、シクロプロピルメチル、シクロ
    ヘキシルメチル、ベンジル、 −CH(OH)CH_3または −(CH_2)_nC(O)OR^1^0もしくは−(
    CH_2)_nC(O)NR^1^1R^1^2(式中
    、nは1、2または3の整数であり、R^1^0は水素
    または炭素数1〜10の直鎖もしくは分枝鎖アルキルで
    あり、R^1^1及びR^1^2は各独立して水素また
    はメチルもしくはエチルである)である〕であり; R^4が−N(R^1^7)CH(R^1^8)C(O
    )−Z〔式中、R^1^7は水素またはメチルであり、
    R^1^8は低級アルキル;ヒドロキシもしくはベンジ
    ルオキシでモノ置換された低級アルキル;シクロプロピ
    ルメチル、シクロヘキシルメチル、 −CH(OH)C_6H_5;またはベンジルであり、
    ZはヒドロキシまたはNR^1^9R^2^0(式中、
    R^1^9及びR^2^0は各独立して水素、メチルも
    しくはエチル、または2−メチルブチルであるか、また
    はR^1^9及びR^2^0はそれらが結合する窒素原
    子と一体となってピロリジノもしくはピペリジノを形成
    する)である〕であるか;または R^4が−NR^1^7CR^1^8(R^2^1)C
    H_2OH(式中、R^1^7及びR^1^8はこの請
    求項で定義したと同義であり、R^2^1は水素;低級
    アルキル;またはヒドロキシで置換された低級アルキル
    である)である請求項1のペプチド、またはその治療上
    許容し得る塩。 4、R^1が式2の基であり、式中R^5が水素または
    t−ブチルオキシカルボニルであり、R^6が水素、メ
    チル、エチルまたはベンジルであり、Lが水素、または
    芳香環の3位または3位及び5位でのそれぞれ1つまた
    は2つのハロ置換基であり; R^2がVal、Ala、Leu、Ile、Gly、T
    bg、Cpa、Cha、Glu、Gln、Asnまたは
    Pheであり; Yが−NHCH(R^1^3)−W−〔式中、R^1^
    3は1−メチルエチル、2−メチルプロピル、シクロヘ
    キシルメチル、−CH_2CH_2SCH_3、ベンジ
    ルまたは(4−メトキシフェニル)メチルであり、Wは
    CH(OH)CH_2C(O)−または−CH_2NH
    CH(R^1^4)C(O)−(式中、R^1^4は2
    −メチルプロピルまたはシクロヘキシルメチルである)
    である〕であり;R^3が何も存在しないか、またはL
    eu、Nle、Ile、Val、Ala、Gly、Ch
    a、Phe、Thr、Glu、Gln、As_pもしく
    はAsnであり; R^4がLeu−NH_2、Leu−OH、Ile−N
    H_2、Ile−OH、Val−NH_2、Val−O
    H、Ala−NH_2、Ala−OH、Thr(OB_
    zl)−NH_2、Cpa−NH_2、Cpa−OH、
    Cha−NH_2、Cha−OH、Phe−NH_2、 Phe−NH〔CH_2CH(CH_3)C_2H_5
    〕、Phe−N(C_2H_5)_2またはPhe−O
    Hであるか、または R^4が−NHCR^1^8(R^2^1)CH_2O
    H(式中、R^1^8は低級アルキル、−CH_2OH
    、−CH(OH)CH_3、−CH_2CH_2OHま
    たは−CH(OH)C_6H_5であり、R^2^1は
    水素、メチルまたは−CH_2OHである)である請求
    項2のペプチドまたはその治療上許容される塩。 4、R^1が式2の基であり、式中R^5が水素または
    t−ブチルオキシカルボニルであり、R^6が水素また
    はベンジルであり、Lが水素または芳香族環の3位もし
    くは3及び5位でのそれぞれ1つもしくは2つのハロ置
    換基であり、 R^2及びYが請求項3におけると同義であり;R^3
    がLeu、Nle、Ile、Val、Ala、Cha、
    GluまたはGlnであり; R^4がIle−NH_2、Ala−NH_2、Thr
    (OB_zl)−NH_2、Cha−NH_2またはP
    he−NH_2であるか、または、 −NHCR^1^8(R^2^1)CH_2OH(式中
    、R^1^8は1−メチルエチル、1−メチルプロピル
    、2−メチルプロピル、−CH_2OHまたは −CH(OH)C_6H_5であり、R^2^1は水素
    またはメチルである)である 請求項3のペプチドまたはその治療上許容される塩。 5、R^1が式2の基であり、式中R^5がR^7OC
    (O)−(式中、R^7は低級アルキルである)であり
    、R^6が水素またはベンジルであり、及びLが水素で
    あり; R^2が−N(R^8)CH(R^9)CO−(式中、
    R^8は水素であり、R^9は低級アルキルまたはベン
    ジルである)であり; YがSta、ACHPAまたはAHPPAであり; R^3が何も存在しないか、または −N(R^1^5)CH(R^1^6)CO−(式中、
    R^1^5は水素であり、R^1^6は低級アルキルで
    ある)であり; R^4が−NR^1^7CH(R^1^8)C(O)Z
    (式中、R^1^7は水素であり、R^1^8は低級ア
    ルキル、−CH(OH)C_6H_5またはベンジルで
    あり、及びZはヒドロキシまたはアミノである)である
    か、またはR^4は −NR^1^7CR^1^8(R^2^1)CH_2O
    H(式中、R^1^7は水素であり、R^1^8は低級
    アルキル;ヒドロキシでモノ置換された低級アルキル; CH(OH)C_6H_5;またはベンジルであり、R
    ^2^1は水素または低級アルキルである)である請求
    項1のペプチドまたはその治療上許容される塩。 6、R^1が式2の基であり、式中R^5がt−ブチル
    オキシカルボニルであり、R^6が水素またはベンジル
    であり、Lが水素であり; R^2がVal、AlaまたはPheであり;Yが請求
    項5におけると同義であり; R^3が何も存在しないか、またはAla、Ileもし
    くはLeuであり;及び R^4がAla−NH_2、Phe−NH_2または−
    NHCR^1^8(R^2^1)CH_2OH(式中、
    R^1^8は−CH_2OH、−CH(OH)CH_3
    または−CH(OH)C_6H_5であり、R^2^1
    は水素またはメチルである)である 請求項5のペプチドまたはその治療上許容される塩。 7、Boc−Tyr(O−AcOBzl)−Val−A
    CHPA−Leu−Phe−NH_2、H−Tyr(O
    −AcOBzl)−Val−ACHPA−Leu−Ph
    e−NH_2、Boc−Tyr(O−AcOH)−Va
    l−ACHPA−Leu−Phe−NH_2、H−Ty
    r(O−AcOH)−Val−ACHPA−Leu−P
    he−NH_2及びBoc−Tyr(O−AcOH)−
    Phe−ACHPA−Leu−Phe−NH_2よりな
    る群から選ばれた請求項1のペプチド。 8、請求項1のペプチドもしくはその治療上許容される
    塩、及び医薬上許容される担体を含有する医薬組成物。 9、有効量の、請求項1のペプチドもしくはその治療上
    許容される塩を投与することを特徴とするヒトのHIV
    感染症の治療方法。 10、HIV病原からヒト細胞を保護する方法であって
    、抗HIV有効量の、請求項1のペプチドもしくはその
    治療上許容される塩で該細胞を処置することを特徴とす
    る方法。 11、哺乳類のレニン関与高血圧またはうっ血性心不全
    を治療する方法であって、それに有効量の請求項1のペ
    プチドもしくはその治療上許容される塩を投与すること
    を特徴とする方法。 12、請求項1の式1のペプチドを製造する方法であっ
    て、 (i)式(2a) ▲数式、化学式、表等があります▼(2a) 〔式中、R^5^Aは低級アルキルまたは R^7OC(O)−もしくはR^7C(O)−(式中、
    R^7は請求項1におけると同義である)であり、R^
    6^Aは低級アルキル;低級シクロアルキル;(低級シ
    クロアルキル)メチル;フェニル;低級アルキル、低級
    アルコキシもしくはハロでモノ置換されたフェニル;ベ
    ンジル;または低級アルキル、低級アルコキシもしくは
    ハロでモノ置換されたベンジルであり、及びLは請求項
    1におけると同義である〕のアミノ酸誘導体と、 式H−R^2^A−Y−R^3^A−R^4^A(式中
    、R^2^A、R^3^A及びR^4^Aは、側鎖のア
    ミノ及びカルボキシ基、及び存在する場合のC末端カル
    ボキシ基が対応する保護基で置換されていることを除い
    て、それぞれR^2、R^3及びR^4について請求項
    1で定義したと同じ意味を有し、Yは請求項1における
    と同義である)の断片とをカップリングさせるか、また
    は (ii)式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中、R^5^A、L、R^2^A、Y、R^3^A
    及びR^4^Aはこの請求項において定義したと同義で
    ある)の中間体を強塩基の存在下、式 XCH_2C(O)OR^6^A(式中、Xはブロモ、
    クロロまたはヨードであり、R^5^Aはこの請求項で
    定義したと同義である)のアルキル化剤を用いるO−ア
    ルキル化に服せしめ、 ついで必要に応じ、アミノもしくはカルボキシ脱保護し
    て対応する式1のペプチドを生成させ、ついで必要に応
    じ、該ペプチドを治療上許容される塩に変換することを
    特徴とする方法。
JP2147158A 1989-06-06 1990-06-05 酵素阻害性ペプチド誘導体 Pending JPH0341091A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/361,895 US5126326A (en) 1989-06-06 1989-06-06 Enzyme inhibiting peptide derivatives
US361895 1989-06-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0341091A true JPH0341091A (ja) 1991-02-21

Family

ID=23423841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2147158A Pending JPH0341091A (ja) 1989-06-06 1990-06-05 酵素阻害性ペプチド誘導体

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5126326A (ja)
EP (1) EP0401675B1 (ja)
JP (1) JPH0341091A (ja)
AT (1) ATE116332T1 (ja)
AU (1) AU645751B2 (ja)
CA (1) CA2016663C (ja)
DE (1) DE69015451T2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993002674A1 (en) * 1991-08-02 1993-02-18 Smithkline Beecham Corporation Hiv protease inhibitors
EP0532466A3 (en) * 1991-09-12 1993-06-16 Ciba-Geigy Ag Derivatives of 5-amino-4-hydroxy-hexanoic acid and their therapeutical use
US5643878A (en) * 1991-09-12 1997-07-01 Ciba-Geigy Corporation 5-amino-4-hydroxyhexanoic acid derivatives
MXPA93002392A (es) 1992-03-11 2005-02-04 Narhex Ltd Derivados amino de hidrocarburos-oxo e hidroxi-substituidos.
US6071895A (en) * 1992-03-11 2000-06-06 Narhex Limited Polar-substituted hydrocarbons
US5888992A (en) * 1992-03-11 1999-03-30 Narhex Limited Polar substituted hydrocarbons
NZ249789A (en) * 1992-03-11 1997-07-27 Narhex Ltd Hydrazine, carbazate and 1,2-diazacyclic derivatives and pharmaceutical compositions
TW217410B (ja) * 1992-04-01 1993-12-11 Ciba Geigy
US5559256A (en) * 1992-07-20 1996-09-24 E. R. Squibb & Sons, Inc. Aminediol protease inhibitors
US5430150A (en) * 1992-12-16 1995-07-04 American Cyanamid Company Retroviral protease inhibitors
IL110898A0 (en) * 1993-09-10 1994-11-28 Narhex Australia Pty Ltd Polar-substituted hydrocarbons
CA2179935C (en) * 1995-06-30 2010-09-07 Ryohei Kato Novel dipeptide compound or pharmaceutically acceptable salt thereof and medical use thereof
US6222043B1 (en) 1995-06-30 2001-04-24 Japan Energy Corporation Methods of preparing novel dipeptide compounds or pharmaceutically acceptable salts thereof
US5849691A (en) * 1996-02-20 1998-12-15 The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services Peptidomimetic inhibitors of cathepsin D and plasmepsins I and II
US6291432B1 (en) 1996-12-27 2001-09-18 Japan Energy Corporation Tripeptide compounds and anti-AIDS medicine

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1258748A (en) * 1981-10-08 1989-08-22 Daniel F. Veber Renin inhibitory peptides
AU573735B2 (en) * 1983-02-07 1988-06-23 Aktiebolaget Hassle Peptide analogue enzyme inhibitors
EP0245361A1 (en) * 1985-11-15 1987-11-19 The Upjohn Company Novel renin inhibiting polypeptide analogs containing s-aryl-d- or l- or dl-cysteinyl, 3-(arylthio)lactic acid or 3-(arylthio)alkyl moieties
DE3627877A1 (de) * 1986-07-30 1988-02-04 Hoechst Ag Renin-hemmende di- und tripeptide, verfahren zu deren herstellung, diese enthaltende mittel und ihre verwendung
FR2614533A1 (fr) * 1987-04-23 1988-11-04 Sandoz Sa Nouveaux derives peptidiques, leur preparation et leur utilisation comme medicaments

Also Published As

Publication number Publication date
AU645751B2 (en) 1994-01-27
CA2016663A1 (en) 1990-12-06
EP0401675A1 (en) 1990-12-12
DE69015451T2 (de) 1995-05-24
DE69015451D1 (de) 1995-02-09
ATE116332T1 (de) 1995-01-15
AU5628890A (en) 1990-12-13
CA2016663C (en) 2000-04-11
EP0401675B1 (en) 1994-12-28
US5126326A (en) 1992-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0341091A (ja) 酵素阻害性ペプチド誘導体
NO322895B1 (no) Nye <alfa>-aminosyresulfonylforbindelser, fremgangsmate ved deres fremstilling og farmasoytiske sammensetninger inneholdende dem, samt deres anvendelse.
WO1995030687A1 (de) Neurokinin (tachykinin)-antagonisten
JPS60252495A (ja) スタチンまたはその誘導体を含有するレニン阻害剤
AU646806B2 (en) Enzyme inhibitors
EP0577775A1 (en) Anti-thrombotic peptides and pseudopeptides
EP1165492A1 (en) Hydroxyphenyl derivatives with hiv integrase inhibitory properties
JPH07502255A (ja) 抗ウイルス化合物類
GB2045255A (en) Peptide angiotensin converting enzyme inhibitors
CA2036397C (en) Hiv protease inhibitors containing derived amino acid units
JPH04211697A (ja) Hivプロテアーゼ抑制剤
AU666532B2 (en) Dithiolanylglycine-containing HIV protease inhibitors of the hydroxyethylene isostere type
HU185229B (en) Process for preparing pharmaceutically active peptides and acetates thereof
KR0139535B1 (ko) 신규 펩티다제 억제제
JPH0770029A (ja) Hivプロテアーゼ抑制剤
US6362165B1 (en) Hydroxyphenyl derivatives with HIV integrase inhibitory properties
JP5270543B2 (ja) ホスホン酸エステル官能基又はホスホン酸官能基で置換されたキラル化合物
JP2816253B2 (ja) ホスフィン酸誘導体およびその製造方法
AU592565B2 (en) New derivatives of bicyclic amino acids, a process for their preparation, agents containing them and their use
WO1987002675A1 (en) Difluorocyclostatine containing polypeptides
CA1284550C (en) Retro-inverso analogs of the bradykinin potentiating peptide bpp*in5a*xx
HU203116B (en) Process for producing peptides and pharmaceutical compositions comprising such compounds as active ingredient
EP1049481B1 (en) Synthetic antineoplastic agents derived from dolastatin 15 and methods of making same
EP1864994A1 (en) Par-2 agonist
EP0649426B1 (de) Inhibitoren retroviraler proteasen