JPH0340829A - 安全ベルト用ベルト材 - Google Patents
安全ベルト用ベルト材Info
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- JPH0340829A JPH0340829A JP2166942A JP16694290A JPH0340829A JP H0340829 A JPH0340829 A JP H0340829A JP 2166942 A JP2166942 A JP 2166942A JP 16694290 A JP16694290 A JP 16694290A JP H0340829 A JPH0340829 A JP H0340829A
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 abstract description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/12—Construction of belts or harnesses
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D1/00—Woven fabrics designed to make specified articles
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-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D15/00—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used
- D03D15/40—Woven fabrics characterised by the material, structure or properties of the fibres, filaments, yarns, threads or other warp or weft elements used characterised by the structure of the yarns or threads
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- D10B—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は2乗物特に自動車の安全ベルト用のベルト材に
関する。
関する。
[従来の技術]
この種のベルト材は、上部の車体側の案内取付金具及び
下部の差込金具のところで、安全ベルト装置即ち巻込み
装置の内部に可及的に少ない摩擦で導かれねばならない
。この種のベルト材は、当業界では、「低摩擦ベルト」
と呼ばれている。摩擦が少ないほど9巻込みばねの締付
は及び巻込みに利用可能なばね力はそれだけ大きくなる
。摩擦の低いベルト材については、従来用いられていた
よりも弱いばね力のばねで足りる。これにより。
下部の差込金具のところで、安全ベルト装置即ち巻込み
装置の内部に可及的に少ない摩擦で導かれねばならない
。この種のベルト材は、当業界では、「低摩擦ベルト」
と呼ばれている。摩擦が少ないほど9巻込みばねの締付
は及び巻込みに利用可能なばね力はそれだけ大きくなる
。摩擦の低いベルト材については、従来用いられていた
よりも弱いばね力のばねで足りる。これにより。
安全ベルトの着用者の身体に加わる圧力もそれだけ減少
するため、安全ベルトの使い心地が改善され、有利とな
る。
するため、安全ベルトの使い心地が改善され、有利とな
る。
ベルト材の低摩擦は、外気の温度が低温の場合にも意味
をもっている。ばね鋼製の巻込みばねは、低温において
かたさが増し、ベルト材に及ぼす引張り力が減少する。
をもっている。ばね鋼製の巻込みばねは、低温において
かたさが増し、ベルト材に及ぼす引張り力が減少する。
更に、ベルト材は。
かたさが増し、特に案内取付金具の回りに曲げられる個
所において、折曲作用ないしこね回し作用(Valka
rbeit)を受ける。その結果として、ベルト材は、
使用後に完全に巻取れなくなり、ベルト材の一部分はド
アの開口のところから外に露出して吊下される。乗員は
、これに気付かない限り、ベルト材の1つのループのド
アへの挾み込みが生ずることがある。そのため、ベルト
材は、特にドアロックの個所において締付けられ、損傷
を受ける。更に、ベルト材を使用後に取外した後。
所において、折曲作用ないしこね回し作用(Valka
rbeit)を受ける。その結果として、ベルト材は、
使用後に完全に巻取れなくなり、ベルト材の一部分はド
アの開口のところから外に露出して吊下される。乗員は
、これに気付かない限り、ベルト材の1つのループのド
アへの挾み込みが生ずることがある。そのため、ベルト
材は、特にドアロックの個所において締付けられ、損傷
を受ける。更に、ベルト材を使用後に取外した後。
下車する際に、外部に露出され吊下られたループに足を
取られるため、ベルト材が損傷したり、切断したりする
ことがある。
取られるため、ベルト材が損傷したり、切断したりする
ことがある。
アビバージ(”Avivage ”ベルト材の外面に付
着して摩擦を減少させる化学製品)によってベルト材を
低摩擦化することは公知である。この既知の方法の欠点
は、アビバージが、成る使用期間の後に部分的に剥落し
、ベルト材を低摩擦化する本来の機能を果し得なくなる
ことである。また、アビバージは、化学的な環境作用に
よっても劣化する。
着して摩擦を減少させる化学製品)によってベルト材を
低摩擦化することは公知である。この既知の方法の欠点
は、アビバージが、成る使用期間の後に部分的に剥落し
、ベルト材を低摩擦化する本来の機能を果し得なくなる
ことである。また、アビバージは、化学的な環境作用に
よっても劣化する。
自動車について使用するために供給されるベルト材は、
米国規格MVSS第209号(fl 571209 >
に定められた擦過試験に合格しなければならない。(U
SAフェデラル◆レジスタ(FederalRegIs
ter)第一3B巻、第 232号、 1971年1
2月2日)。この規格によると、ベルト材は、最初に。
米国規格MVSS第209号(fl 571209 >
に定められた擦過試験に合格しなければならない。(U
SAフェデラル◆レジスタ(FederalRegIs
ter)第一3B巻、第 232号、 1971年1
2月2日)。この規格によると、ベルト材は、最初に。
擦過試験にかけられ2次に破断に至るまで伸長され、破
断荷重が測定される。この破断荷重は、最初の破断荷重
の少くとも75〜85%の値を示さねばならない。さも
ないと、そのベルト材は、自動車の安全ベルトとしての
使用について、管轄官庁によって許可されない。
断荷重が測定される。この破断荷重は、最初の破断荷重
の少くとも75〜85%の値を示さねばならない。さも
ないと、そのベルト材は、自動車の安全ベルトとしての
使用について、管轄官庁によって許可されない。
アビバージが剥落したベルト材は、許容されない程の短
期間内に、所要の最小破断荷重を示さなくなるまで弱化
する。その場合乗員の安全はもはや保証されなくなる。
期間内に、所要の最小破断荷重を示さなくなるまで弱化
する。その場合乗員の安全はもはや保証されなくなる。
8〜14デシテックスの太さのフィラメントからできて
いるベルト材も知られている。このベルト材が擦過試験
に合格するには、前記の欠点のあるアビバージを使用す
るか、又は1m当り80〜100回の撚りをかけること
が必要となる。
いるベルト材も知られている。このベルト材が擦過試験
に合格するには、前記の欠点のあるアビバージを使用す
るか、又は1m当り80〜100回の撚りをかけること
が必要となる。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の目的は、その全使用寿命について低摩擦に保た
れて摩擦低下剤(アビバージ)の適用を必要としないベ
ルト材を提供することにある。
れて摩擦低下剤(アビバージ)の適用を必要としないベ
ルト材を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
この課題は1本発明によれば、請求項1及び3に示した
ようにして、2つの別々の仕方で解決される。
ようにして、2つの別々の仕方で解決される。
これら2つの解決手段の基本的な部分は、ベルト材を製
織するための経糸が、太目のフィラメントを用いて作製
され、従って従来よりも少数のフィラメントで足りるこ
とである。有利な効果は。
織するための経糸が、太目のフィラメントを用いて作製
され、従って従来よりも少数のフィラメントで足りるこ
とである。有利な効果は。
15デシテックスのフィラメントにおいて既に現出され
る(デシテックスは、 IO,000mの長さについて
のグラム数で表わしたフィラメントの重量である。)ア
ビバージは適用されないので、その分コストが低減され
る。
る(デシテックスは、 IO,000mの長さについて
のグラム数で表わしたフィラメントの重量である。)ア
ビバージは適用されないので、その分コストが低減され
る。
前記の課題の解決には1次の2つの処置の一方又は両方
が必要とされる。
が必要とされる。
請求項1によれば、経糸は、撚りがかけられていない。
これによって、経糸から製織されるベルト材が特に高い
曲げ剛度を示すことについての本発明において特に大切
な利点が得られる。このベルト材は1弾撥力において特
にすぐれている。このベルト材の端片を折曲げた場合、
その端片は。
曲げ剛度を示すことについての本発明において特に大切
な利点が得られる。このベルト材は1弾撥力において特
にすぐれている。このベルト材の端片を折曲げた場合、
その端片は。
撚りをかけた経糸から作製したベルト材に比べて、実質
的に強く弾性的に反撥し、すみやかに復元される。
的に強く弾性的に反撥し、すみやかに復元される。
請求項1によれば、経糸は、圧縮空気によってからみ合
わされる。即ち、当業者の言葉によればもつれ合わされ
る(tangled )。これによって経糸のフィラメ
ント間の結合力が高められる。これは製織作業にとって
大切である。この圧縮空気によるからみ合作用によって
糸の摩擦は高くならないので、撚られてなく圧縮空気に
よってからみ合わされた糸によって、特に摩擦の少ない
ベルト材(バンド)が得られる。この解決の利点は、撚
り工程によるコストが節減されることにある。
わされる。即ち、当業者の言葉によればもつれ合わされ
る(tangled )。これによって経糸のフィラメ
ント間の結合力が高められる。これは製織作業にとって
大切である。この圧縮空気によるからみ合作用によって
糸の摩擦は高くならないので、撚られてなく圧縮空気に
よってからみ合わされた糸によって、特に摩擦の少ない
ベルト材(バンド)が得られる。この解決の利点は、撚
り工程によるコストが節減されることにある。
請求項3による解決によれば、少くとも15デシツクス
のフィラメントから成る経糸に、1m当り30〜50回
程度の弱い撚りがかけられる。これによっても、ベルト
材の摩擦が低減される。わずかな撚りによって2個々の
フィラメントを互に結合させる作用が得られるが、これ
は、製織工程にとって大切である。撚りをかけてなく且
つ圧縮空気によって任意の個所においてからみ合わせた
経糸を使用する第1の解決手段に対して、この第2の解
決手段は、撚糸によるわずかなコストの増大をもたらす
が、このコストの増大は、糸の長さ1m当りの撚りの回
数が少ないことによって抑制される。
のフィラメントから成る経糸に、1m当り30〜50回
程度の弱い撚りがかけられる。これによっても、ベルト
材の摩擦が低減される。わずかな撚りによって2個々の
フィラメントを互に結合させる作用が得られるが、これ
は、製織工程にとって大切である。撚りをかけてなく且
つ圧縮空気によって任意の個所においてからみ合わせた
経糸を使用する第1の解決手段に対して、この第2の解
決手段は、撚糸によるわずかなコストの増大をもたらす
が、このコストの増大は、糸の長さ1m当りの撚りの回
数が少ないことによって抑制される。
撚られてなく圧縮空気によってからみ合わせた経糸によ
っても、圧縮空気によるからみ合作用なしにわずかな撚
りをかけた経糸によっても1.長手方向の剛度の高いベ
ルト材が得られる。これによって次の2つの有利な作用
が達せられる。
っても、圧縮空気によるからみ合作用なしにわずかな撚
りをかけた経糸によっても1.長手方向の剛度の高いベ
ルト材が得られる。これによって次の2つの有利な作用
が達せられる。
i) 案内取付金具のところを通過する際の無理な折曲
作用即ち摩擦作用が少くなる。
作用即ち摩擦作用が少くなる。
if) 案内取付金具のところのベルト材に対する接
触面の周方向の長さが減少するので、同様に摩擦作用が
減少する。
触面の周方向の長さが減少するので、同様に摩擦作用が
減少する。
本発明の他の実施態様は、各実施態様項に示されている
。
。
第1の解決手段によった場合、経糸のからみ合個所相互
の間隔は、5〜15cmとすることが好ましい。
の間隔は、5〜15cmとすることが好ましい。
請求項4によれば、経糸のフィラメントが16〜22デ
シテックスの太さをもつ場合、どちらの解決手段におい
ても、摩擦が低く、前出の米国規格に対応して耐摩耗性
を示すベルト材が得られる。フィラメントの太さをそれ
よりも大きくすると破断荷重が過小となるであろう。I
7デシテックスの太さのフィラメントが特に好ましい。
シテックスの太さをもつ場合、どちらの解決手段におい
ても、摩擦が低く、前出の米国規格に対応して耐摩耗性
を示すベルト材が得られる。フィラメントの太さをそれ
よりも大きくすると破断荷重が過小となるであろう。I
7デシテックスの太さのフィラメントが特に好ましい。
次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて一層詳細
に説明する。
に説明する。
[実施例]
第1図は、経糸3を備えたベルト材1の一切片を示して
いる。図示した織り方の組織は、それ自体として既知の
ように、製織技術によって形成される。ベルト材1の全
表面は、経糸によって形成され、緯糸は、完全に、織物
の内部にかくされる。
いる。図示した織り方の組織は、それ自体として既知の
ように、製織技術によって形成される。ベルト材1の全
表面は、経糸によって形成され、緯糸は、完全に、織物
の内部にかくされる。
第2図に経糸3の一切片を示し1図の上部には2つのフ
ィラメント5が略本されているが、このフィラメント5
は1図かられかるように、経糸3全体の直径に比べて太
目になっている。図の下端部には数個のフィラメント5
が断面によって表わされている。フィラメント5は少く
とも15デシテックス、特にI7デシテックスの太さと
する(デシテックスd texは、 10,000mの
長さに対するグラム数で表わしたフィラメントの重量を
表わしている。)フィラメント5には非常にわずかな撚
り(1m当り30〜50回)がかけられている。
ィラメント5が略本されているが、このフィラメント5
は1図かられかるように、経糸3全体の直径に比べて太
目になっている。図の下端部には数個のフィラメント5
が断面によって表わされている。フィラメント5は少く
とも15デシテックス、特にI7デシテックスの太さと
する(デシテックスd texは、 10,000mの
長さに対するグラム数で表わしたフィラメントの重量を
表わしている。)フィラメント5には非常にわずかな撚
り(1m当り30〜50回)がかけられている。
第3図は、撚られていない経糸4が示され、この経糸は
9図の上部及び下部に示すように互に平行に延長するフ
ィラメント5を備えている。経糸2の領域7では、フィ
ラメント5は、圧縮空気によって互にからみ合わされる
ことによって、フィラメント5同士が合体される。これ
らの領域7は、経糸4の長さ方向に、夫々全て5〜15
cmの長さの間隔で配設される。
9図の上部及び下部に示すように互に平行に延長するフ
ィラメント5を備えている。経糸2の領域7では、フィ
ラメント5は、圧縮空気によって互にからみ合わされる
ことによって、フィラメント5同士が合体される。これ
らの領域7は、経糸4の長さ方向に、夫々全て5〜15
cmの長さの間隔で配設される。
ベルト材は、第2図による経糸3又は特に第3図による
経糸4から、既知の仕方で製織される。
経糸4から、既知の仕方で製織される。
そのため、特に撚りのかけていない糸を使用した場合に
1通常のベルト材に比べて長手方向の剛度が高く、取付
金具を通過する際に受ける無理な折曲作用の少ないベル
ト材が得られる。
1通常のベルト材に比べて長手方向の剛度が高く、取付
金具を通過する際に受ける無理な折曲作用の少ないベル
ト材が得られる。
この折曲作用は、ベルト材が取付金具のところで曲げら
れる際に、その外側の領域が引伸ばし作用を、内側の領
域が押潰し作用を、それぞれ受けることによって生ずる
。これは、摩擦作用、従って1巻込みばねの引張り力に
対するより高い抵抗を意味する。
れる際に、その外側の領域が引伸ばし作用を、内側の領
域が押潰し作用を、それぞれ受けることによって生ずる
。これは、摩擦作用、従って1巻込みばねの引張り力に
対するより高い抵抗を意味する。
本発明による長手方向の剛度の高いベルト材においては
、従来のベルト材に比べて、取付金具の周囲案内部分と
接触するベルト材の部分の、ベルト材の長手方向に沿っ
た長さが短くなる。そのため、折曲作用は減少し9巻込
みばねの負荷が減少する。
、従来のベルト材に比べて、取付金具の周囲案内部分と
接触するベルト材の部分の、ベルト材の長手方向に沿っ
た長さが短くなる。そのため、折曲作用は減少し9巻込
みばねの負荷が減少する。
緯糸については、それが織物組織の内部にかくれている
ため、その形態及び摩擦特性は特に問題とされない。
ため、その形態及び摩擦特性は特に問題とされない。
ベルト材のその他の構成は、従来と同様であり、アビバ
ージは適用されない。
ージは適用されない。
アビバージが剥落したり化学的にじょう乱を受けたりし
た後の、従来のベルト材は、摩耗を受け、その破断荷重
は、許容されない程度に低い値まで低下するのに対し1
本発明によるベルト材は、アビバージなしにも摩擦が小
さく、前出の米国規格の許容値よりも著しく低い値の摩
耗を受けるに過ぎない。
た後の、従来のベルト材は、摩耗を受け、その破断荷重
は、許容されない程度に低い値まで低下するのに対し1
本発明によるベルト材は、アビバージなしにも摩擦が小
さく、前出の米国規格の許容値よりも著しく低い値の摩
耗を受けるに過ぎない。
[発明の効果]
本発明の各構成(第1項、第3項)により、低摩擦に長
期間保持でき耐久性があり、摩擦低下剤の使用を必要と
しない自動車安全ベルト用のベルト材が提供される。請
求項第2項に規定の間隔によれば第1項の構成の場合に
ついて最適な特性が得られる。また第4項に改定するフ
ィラメント径は、第1〜3項の全てに関し、最適なもの
である。
期間保持でき耐久性があり、摩擦低下剤の使用を必要と
しない自動車安全ベルト用のベルト材が提供される。請
求項第2項に規定の間隔によれば第1項の構成の場合に
ついて最適な特性が得られる。また第4項に改定するフ
ィラメント径は、第1〜3項の全てに関し、最適なもの
である。
第1図は1本発明によるベルト材の一切片を示す平面図
、第2図は1本発明の一実施例によるベルト材に用いる
経糸の一切片を示す概略斜視図。 第3図は1本発明の変形実施例によるベルト材に用いる
経糸の一切片を示す第2図と同様の概略斜視図である。 1・・・安全ベルト 3・・・経糸4・・・撚ら
れていない経糸5・・・フィラメント7・・・絡合され
た領域
、第2図は1本発明の一実施例によるベルト材に用いる
経糸の一切片を示す概略斜視図。 第3図は1本発明の変形実施例によるベルト材に用いる
経糸の一切片を示す第2図と同様の概略斜視図である。 1・・・安全ベルト 3・・・経糸4・・・撚ら
れていない経糸5・・・フィラメント7・・・絡合され
た領域
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)可及的に低摩擦のベルト材とするために、ベルト材
中に織込まれる経糸が、少くとも15デシテックスのフ
ィラメントを有し、撚られてなく、任意の個所において
圧縮空気によってからみ合わされていることを特徴とす
る安全ベルト用ベルト材。 2)経糸がからみ合わされる前記個所が5〜15cmの
間隔に配されたことを特徴とする請求項1記載の安全ベ
ルト用ベルト材。 3)可及的に低摩擦のベルト材とするために、ベルト材
中に織込まれる経糸が、少なくとも15デシテックスの
フィラメントを有し、経糸の長さ1m当り30〜50回
の割合で撚られていることを特徴とする請求項1〜3の
いずれか一に記載のベルト材。 4)経糸が16〜22デシテックスのフィラメントを有
することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載
のベルト材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP89111896 | 1989-06-30 | ||
EP89111896.0 | 1989-06-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0340829A true JPH0340829A (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=8201557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2166942A Pending JPH0340829A (ja) | 1989-06-30 | 1990-06-27 | 安全ベルト用ベルト材 |
Country Status (17)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5183703A (ja) |
EP (1) | EP0405005B1 (ja) |
JP (1) | JPH0340829A (ja) |
KR (1) | KR910000444A (ja) |
AU (1) | AU630467B2 (ja) |
BR (1) | BR9003041A (ja) |
CA (1) | CA2017081A1 (ja) |
CZ (1) | CZ281594B6 (ja) |
DD (1) | DD298006A5 (ja) |
DE (1) | DE58904745D1 (ja) |
DK (1) | DK156790A (ja) |
ES (1) | ES2041905T3 (ja) |
FI (1) | FI903239A0 (ja) |
HU (1) | HUT64881A (ja) |
NO (1) | NO902904L (ja) |
PL (1) | PL164155B1 (ja) |
RU (1) | RU2015220C1 (ja) |
Families Citing this family (7)
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