JPH034070A

JPH034070A - 防水機構

Info

Publication number: JPH034070A
Application number: JP13955789A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Kosaka; 高阪　裕史; Isamu Nakajima; 勇中島; Masakazu Nakanishi; 正和中西
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1989-06-01
Filing date: 1989-06-01
Publication date: 1991-01-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】酊裏五へ樵１立肚本発明は、防水を必要とする種々の部材に対して、該部
材を防水を特に必要としない部材ととらに防水するので
はなく、上記防水が必要な部材のみを防水するようにし
た防水機構に関する。

従来の技術従来、例えば、腕時計やカメラ等において、基板等の防
水を必要とする部材に対して防水を行う場合には、上記
防水すべき部材とともにその他の特に防水を必要としな
い部材までを含めて装置全体として防水するようにして
いる。この場合、防水機構としては、装置の本体と該本
体に取り付けられるカバーどの取付面に０リングのよう
なシール部材を配置し、本体とカバーとの間で上記シー
ル部材を挟み込んでｔｅさせることにより防水機能を果
たすようにしている。

発明が解決しようとする課題しかしながら、上記構造の防水機構では、−Ｆ記本体が
例えば３次元的に複雑な形状であるとき、該本体と上記
カバーとの取付面ら複雑な形状となり、この取付面に上
記シール部材を配置することが困難であるといった問題
があった。

そこで、本発明者らは、上記のような複雑な取付面に対
して防水を行うにあたり、特に防水を必要としない部材
を防水すべき部材とともに装置全体として防水するので
はなく、必要最小限度において防水すべきものを選定し
、この選定された部材のみを防水すればよいと考え、本
発明を創作するに至ったものである。

従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあ
って、複雑な形状装置においてら、防水すべき部材を確
実に防水することができろ防水機構を提供することにあ
る。

課題を解決するたｙ）の手段上記目的を達成するために、本発明は、防水すべき部材
、例えば回路基板など、を被覆部材とシール部材と、被
取付部材または蓋部材とで囲まれた空間内に配置し、上
記被覆部材と、上記被取付部材または上記蓋部材との取
付面を上記シール部材で密閉するように構成した。

すなわち、防水すべき部材の下面を被覆する被覆部材と
、上記被覆部材のシール部材取付面に密着可能で、かつ、
上記被覆部材で下面が被覆された上記防水すべき部材の
側面を被覆するシール部材と、上記被覆部材が上記ノー
ル部材を介して取り付けられ、かつ、上記防水すべき部
材の上面を被覆可能な被覆部と、該被覆部の回りに配置
されかつ上記シール部材の被取付部材側の対向面に密着
可能な押圧部とを有する被取付部材と、を備え、上記被
覆部材を上記被取付部材に取り付けるとき、上記シール
部材が上記被覆部材と上記押圧部との間で密着するとと
もに、上記防水すべき部材の上面が上記被取付部材の被
覆部で被覆されるように構成した。

上記構成においては、上記押圧部は上記被取付部材に突
出して形成された突出壁部であるように構成することも
できる。

また、上記構成においては、」二足シール部材は上記被
覆部材より被取付部材側に突出する一方、上記押圧部は
上記被取付部材に形成された四部であるように構成する
ことらできる。

また、本発明は、防水すべき部材の下面を被覆する被覆
部材と、上記被覆部材のシール部材取付面に密着可能で、かつ、
上記被覆部材に下面が被覆された上記防水すべき部材の
側面を被覆するシール部材と、上記被覆部材に上記シー
ル部材を介して取り付けられ、かつ、上記防水すべき部
材の上面を被覆可能な被覆部と、該被覆部の回りに配置
されかつ上記シール部材の蓋部材側の対向面に密着可能
な押圧部とを有する蓋部材と、上記被覆部材が取り付けられる被取付部材と、を備え、上記被覆部材を上記蓋部材に取り付けるとき、上記シー
ル部材が上記被覆部材と上記押圧部との間で密着すると
ともに、上記防水すべき部材の上面が上記蓋部材の被覆
部で被覆されるように構成した。

上記構成においては、上記押圧部は上記蓋部材に突出し
て形成された突出壁部であるように構成することもでき
る。

また、上記構成においては、上記シール部材は上記被覆
部材より蓋部材側に突出する一方、上記押圧部は上記蓋
部材に形成された凹部であるように構成することもでき
る。

Ｘ籠飢以下に、本発明にかかる実施例を第１〜３図に基づいて
詳細に説明する。

本実施例にかかる防水機構は、第１図に示すように、−
例として赤外線撮像装置のグリップに適用した場合につ
いて説明する。

グリップ■よ、グリップカバー１ｂと、グリップ外側よ
り上記グリップカバー１ｂを貫通するビス（図示せず）
をビス穴１ｅにねじ込んで上記カバーｔｂが取り付けら
れる被取付部材としてのグリップ本体１ａとよりなり、
このグリップ本体！ａ内には被覆部材としての回路基板
ホルダ７を備え、該ホルダ７内の防水すべき部材として
の基板５の周囲にシール用ゴム材６を配置し、このゴム
材６を上記ホルダ７とグリップ本体！ａのゴム材押さえ
用突出壁部４との間で押圧して上記基板５を密閉し防水
するようにして大略構成する。

上記グリップ本体１ａは、その上面及び−側面に夫々ス
イッチ２．９を備えるとともに、これらのスイッチ２．
９に関する回路を備えた回路基板５と上記スイッチ２．
９とをリード線１０．１１で夫々接続している。この回
路基板５はまた赤外線撮像装置内の回路とリード線８で
接続されている。

上記スイッチ９は、上記グリップ本体Ｊａの内側からそ
の穴１ｃ、ｌｃを貫通して突出するように、上記グリッ
プ本体内面にビス（図示せず）で取り付けられる。なお
、スイッチ２，９は装置を制御するスイッチであり、ス
イッチ２は、例えば、赤外線像のフォーカスを調整する
スイッチ、または、オフセットやウィンドを変更するス
イッチである。

また、スイッチ９は、例えば、赤外線像の温度測定、フ
リーズ、温度値のメモリへのセーブ、フリーズの解除を
行うスイッチと高温部を白く表示するか黒く表示するか
を選択するスイッチを並設したもの、または、ＶＴＲ使
用時にそのＶＴＲのスタートまたはストップの信号を出
力するスイッチとオートオフセットにしてウィンド調整
可能にするか、オフセットをマニュアルで調整可能にす
るか、もしくは、マニュアルオフセットでウィンド調整
可能にするかを選択するスイッチを並設したものである
。また、第１図において、３は上記スイッチ２のスイッ
チ基板ホルダである。

上記グリップ本体１ａの内面には、上記ゴム材６の形状
に大略沿った形状に突出した突出壁部４を形成し、この
壁部４で囲まれた部分が被覆部ｌｒとして上記基板５の
上面を被覆する。上記壁部４の外側の所定箇所には基板
ホルダ取付用ビス穴ｌｄ、ｌｄ、ｌｄを備える。

上記基板５を覆う基板ホルダ７は、第２図に示すように
、箱体状の部材よりなる。このホルダ７の内側には基板
取付壁７ｂをその底面から突出させ、該取付壁７ｂとホ
ルダ内壁との間にはＷ４７　ａを形成する。上記取付壁
７ｂには、ビス穴７　ｃ、　７　ｃ。

７ｃを形成し、上記基板５を上記取付壁７ｂに載置した
のち、ビス１ｆ，１ｆ，１ｆを基板５のビス貫通穴５　
ａ、　５　ａ、　５　ａに通して上記ビス穴７　ｃ、　
７　ｃ、　７　ｃにねじ込み、基板５をホルダ７に固定
する。これにより、上記基板５の下面は上記ホルダ７の
内側底面で被覆された状態となる。また、上記溝７ａ内
には、基板５の外形に沿った枠状の上記シール用ゴム材
６を嵌合して、上記溝７ａの平坦な底面に上記ゴム材６
を当接するとともに、上記ゴム材６の内側側面により上
記基板５の側面を被覆する。

このシール用ゴム材６の材質としては、ゴムに限定され
ず、公知のシール用材料より構成するこきしできる。上
記ホルダ７の取付端面にはビス穴７ｄ、７ｄ、７ｄを形
成する。

上記構成によれば、第３図に示すように、上記基板５及
び上記シール部材６を保持した上記ホルダ７のビス穴７
　ｄ、　７　ｄ、　７　ｄにビスＩ　５．１５．１５を
貫通して上記グリップ本体１ａのビス穴１　ｄ、　Ｉ　
ｄ。

ｌｄにねじ込むことにより、ホルダ７をグリップ本体１
ａに固定する。このとき、上記ゴム材６に、グリップ本
体１ａの突出壁部４が圧接し、上記ゴム材６を上記ホル
ダ７の内側底面と上記突出壁部４との間で押圧して密着
させる。この結果、上記基板５は、その上面が上記グリ
ップ本体１ａの壁部４で囲まれた被覆部Ｉｆで被覆され
る。従って、基板５の全面が上記ホルダ７とゴム材６と
グリップ本体１ａとで被覆された状態で、かつ、これら
の部材７，６．Ｉａで囲まれかつ密閉された空間内に上
記基板５が位置することになり、上記基板５が確実に防
水される。

上記実施例によれば、基板５を含むグリップｌか慶雑な
形状をなしていても、上記ホルダ７と上記グリップ本体
１ａとの取付面の形状を上記グリップ１の形状とは全く
無関係に簡単な形状に形成することができる。従って、
グリップ１が複雑な形状であっても上記基板５のみを、
防水しやすい形状のホルダ７とグリップ本体１ａ内面と
の間の空間内で確実に防水することができる。すなわち
、基板５の下面に対向する上記ホルダ７の内側底面と、
基板５の側面に対向する上記ゴム材６と、」二足基板５
の上面に対向する上記グリップ本体１ａの被覆部１ｆと
で囲まれた空間であって、上記ホルダ７と上記グリップ
本体１ａとの取付面が上記ゴム材６により密閉された空
間内に上記基板５が配置されて確実に防水される。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施できる。例えば、上記ゴム材６
は上記ホルダ７の取付端面よりグリップ本体１ａ側に突
出する一方、上記押圧部としては上記グリップ本体１ａ
に形成した凹部より構成し、上記ゴム材６を上記凹部内
に嵌合して、Ｌ配回部底面と上記ホルダ底面との間で上
記ゴム材６を密着するようにしてもよい。また、上記基
板５の各面を各部材で被覆する場合、要するに、基板５
の各面を各部材で防水機能が果たせるように覆うことが
できればよく、基板５の各面と各部材とが密着する必要
はない。また、上記ゴム材６は、上記ホルダ７に予め取
り付けられるものに限定されず、上記グリップ本体１ａ
に予め取り付けられたり、上記ホルダ７を上記グリップ
本体１ａに取り付けるときに取り付けられるものでもよ
い。また、上記基板５は、上記ホルダ７に収納保持され
るものに限定されず、本体１ａに収納保持すべく、基板
５を覆うようにホルダ７を取付けてもよい。

また、ホルダ７に蓋を設け、この蓋とホルダ７との合わ
せ面にシール用ゴム材を配置して基板５を防水し、この
蓋をしたホルダ７を本体１ａに取付けるようにしてもよ
い。この場合、本体１ａの内壁に沿わなくてもよく、取
付用のビス穴を内壁から突出させた突出部を形成して、
この突出部にホルダ７を取付ければ内壁からホルダアを
浮かせて配置することができる。

發明の効果上記本発明の構成によれば、防水すべき部材を含む装置
が複雑な形状をなしていても、上記被覆部材と、上記被
取付部材または上記蓋部材との取付面の形状を上記装置
の形状とは全く無関係に形成することができ、従って、
ＷＬ雑な装置においても、防水すべき部材のみを、任意
の形状例えばシール部材を配置しやすい形状の防水機構
でもって確実に防水することができる。従って、例えば
、赤外線撮像装置のグリップに対しても、グリップ全体
としては複雑な３次元的形状をなしていても、グリップ
内の防水すべき部材、例えば、基板のみを簡単な形状を
呈した被覆部材と、被取付部材または蓋部材とで被覆し
て防水することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかる防水機構を備えた赤
外線撮像装置のグリップを示す分解斜視図、第２図は基
板ホルダ部分の分解斜視図、第３図はホルダをグリップ
本体に取り付ける工程を示す説明図である。ｌ・・・グリップ、Ｉａ・・・グリップ本体、ｌｂ・・
・グリップカバー、Ｉｃ・・・穴、ｌｄ、Ｉｅ・・・ビ
ス穴、！ｒ・・・被覆部、２・・・スイッチ、３・・・
スイッチ基板ホルダ、４・・突出壁部、５・・・基板、
５ａ・・ビス貫通穴、６・・・ゴム材、７・・・基板ホ
ルダ、７ａ・・・溝、７ｂ・・・取付壁、７ｃ、７ｄ・
・・ビス穴、訃・・リード線、９・・・スイッチ、１０
．１１・・・リード線、＋　４．１５・・ビス。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）防水すべき部材（５）の下面を被覆する被覆部材
（７）と、上記被覆部材（７）のシール部材取付面に密着可能で、
かつ、上記被覆部材（７）で下面が被覆された上記防水
すべき部材（５）の側面を被覆するシール部材（６）と
、上記被覆部材（７）が上記シール部材（６）を介して取
り付けられ、かつ、上記防水すべき部材（５）の上面を
被覆可能な被覆部（１ｆ）と、該被覆部（１ｆ）の回り
に配置されかつ上記シール部材（６）の被取付部材側の
対向面に密着可能な押圧部（４）とを有する被取付部材
（１ａ）と、を備え、上記被覆部材（７）を上記被取付部材（１ａ）に取り付
けるとき、上記シール部材（６）が上記被覆部材（７）
と上記押圧部（４）との間で密着するとともに、上記防
水すべき部材（５）の上面が上記被取付部材（１ａ）の
被覆部（１ｆ）で被覆されるようにしたことを特徴とす
る防水機構。
（２）上記押圧部（４）は上記被取付部材（１ａ）に突
出して形成された突出壁部（４）である請求項１記載の
防水機構。
（３）上記シール部材（６）は上記被覆部材（７）より
被取付部材側に突出する一方、上記押圧部（４）は上記
被取付部材（１ａ）に形成された凹部である請求項１記
載の防水機構。
（４）防水すべき部材（５）の下面を被覆する被覆部材
（７）と、上記被覆部材（７）のシール部材取付面に密着可能で、
かつ、上記被覆部材（７）に下面が被覆された上記防水
すべき部材（５）の側面を被覆するシール部材（６）と
、上記被覆部材（７）に上記シール部材（６）を介して取
り付けられ、かつ、上記防水すべき部材（５）の上面を
被覆可能な被覆部（１ｆ）と、該被覆部（１ｆ）の回り
に配置されかつ上記シール部材（６）の蓋部材側の対向
面に密着可能な押圧部（４）とを有する蓋部材と、上記被覆部材（７）が取り付けられる被取付部材（１ａ
）と、を備え、上記被覆部材（７）を上記蓋部材に取り付けるとき、上
記シール部材（６）が上記被覆部材（７）と上記押圧部
（４）との間で密着するとともに、上記防水すべき部材
（５）の上面が上記蓋部材の被覆部（１ｆ）で被覆され
るようにしたことを特徴とする防水機構。
（５）上記押圧部（４）は上記蓋部材に突出して形成さ
れた突出壁部（４）である請求項１記載の防水機構。
（６）上記シール部材（６）は上記被覆部材（７）より
蓋部材側に突出する一方、上記押圧部（４）は上記蓋部
材に形成された凹部である請求項１記載の防水機構。