JPH034067B2 - - Google Patents

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JPH034067B2
JPH034067B2 JP23801783A JP23801783A JPH034067B2 JP H034067 B2 JPH034067 B2 JP H034067B2 JP 23801783 A JP23801783 A JP 23801783A JP 23801783 A JP23801783 A JP 23801783A JP H034067 B2 JPH034067 B2 JP H034067B2
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compound
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acid
solvent
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JP23801783A
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Yasushi Suzuki
Yukio Hasegawa
Michitaka Sato
Morinobu Saito
Norio Yamamoto
Katsuhiko Myasaka
Takashi Kenjo
Katsuhiko Myazawa
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Aska Pharmaceutical Co Ltd
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Teikoku Hormone Manufacturing Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は新規な3−置換−2−フエニルインド
ール誘導体に関し、さらに詳しくは式 式中、R1はn−ブチル基、フエニル基又はピ
リジル基を表わし、R2はメチル基、イソプロピ
ル基又はsec−ブチル基を表わし、R3はイソプロ
ピル基、sec−ブチル基又はtert−ブチル基を表
わし、R4は水素原子又はメチル基を表わす、 で示される3−置換−2−フエニルインドール誘
導体に関する。
従来、炎症反応のメカニズムを究明するための
考え方の一つとしてアラキドン酸代謝に関するも
のが知られている。
すなわち、アラキドン酸は生体膜を存在するリ
ン脂質の構成成分であつて、諸種の刺激、例え
ば、起炎刺激、抗径一抗体反応(免疫刺激)等に
より、生体膜から細胞内に遊離されるが、その遊
離されたアラキドン酸は、通常シクロオキシゲナ
ーゼ経路及びポキシゲナーゼ経路を経て代謝さ
れ、種種の物質に転換する。そして、シクロオキ
シゲナーゼにより代謝生成されるプロスタグラン
ジン類並びにリポキシゲナーゼにより代謝生成さ
れるヒドロパーオキシエイコサテトラエン酸酸
(HPETE)、ヒドロキシエイコサテトラエン酸
(HETE)、ジヒドロキシエイコサテトラエン酸
(diHETE)及びSlow reacting substance of
anaphylaxis(SRS−A)等は炎症反応に深く関
与する物質であると考えられている。従つて、
種々の炎症反応をより強力に且つ適確に抑制する
には、シクロオキシゲナーゼを阻害すると共にリ
ポキシゲナーゼをも阻害することが望ましく、こ
れら両方を強力に阻害する抗炎症剤の開発が強く
望まれている。
本発明者らは、シクロオキゲナーゼとリポキシ
ゲナーゼの両方を阻害する化合物について研究を
重ねた結果、前記式(1)の化合物が強力なリポキシ
ゲナーゼ阻害作用とシクロオキシゲナーゼ阻害作
用を併有していることを見出した。さらに、本発
明の化合物は生体内(in vivo)の実験において
優れた抗炎症作用及び鎮痛作用を示すことを見出
した。
しかして、本発明によれば前記式(1)の3−置換
−2−フエニルインドール誘導体が提供される。
本発明の式(1)の化合物の中で、薬理効果の面か
らみて特に好適なものは、R1がフエニル基を表
わす化合物であり、また、R2がメチル基でR3
イソプロピル基、sec−ブチル基又はtert−ブチ
ル基を表わすか又はR2及びR3が共にイソプロピ
ル基又はsec−ブチル基であるものが望ましい。
前記式(1)の化合物は、本発明に従えば、式 式中、R1,R2,R3及びR4は前記の意味を有す
る、 の化合物を式 のフエニルヒドラジン又はその塩と反応させ、得
られる式 式中、R1,R2,R3及びR4は前記の意味を有す
る、 の化合物又はその塩を環化することにより製造す
ることができる。
上記反応において、式()の化合物と式
()のフエニルヒドラジン又はその塩との反応
は、通常適当な溶媒中で、例えば、メタノール、
エタノール、プロパノールの如きアルコール類;
酢酸、プロピオン酸の如きアルカン酸;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンの如きエーテル類等の中
で、或いはこれらの溶媒の二種以上の混合媒等の
中で行なうことができる。反応温度は臨界的では
なく使用する出発原料の種類や溶媒の種類等に応
じて広範に変えることができるが、一般には室温
乃至反応混合物の還流温度、好ましくは50℃乃至
反応混合物の還流温度の範囲内の温度で反応を行
なうことが望ましい。かかる温度条件下に反応は
数分乃至5時間程度で終了する。
また、上記の反応は適宜酸触媒の存在下に行な
うことができる。使用しうる酸触媒としては、例
えば氷酢酸のき有機酸;塩酸、硫酸のき無機酸等
が挙げられ、これら触媒は一般に式()の化合
物/モル当り1/1000〜1/100モル程度の量で
使用することができる。尚、上記式()のフエ
ニルヒドラジンを塩酸塩又は硫酸塩の形態で用い
る場合、上記酸触媒は特に必要はない。
式()の化合物に対する式()のフエニル
ヒドラジン又はその塩の使用量も特に制限される
のではないが、式()の化合物1モル当り式
()のフエニルヒドラジン又はその塩は通常1
〜1.1モルの割合で使用するのが有利である。
上記の反応により前記式()の化合物又はそ
の塩が生成し、このものはそのまま或いは常法に
従い一旦反応混合物から分離した後、環化反応に
付すことができる。
式()の化合物又はその塩の環化は、式
()の化合物又はその塩を酸性アルコール溶媒
で処理するか、或いは溶媒の不在下に又は適当な
溶媒中で、例えば塩化メチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、テトラクロロエタンの如きハロゲン
化炭化水素類等の中で、式()の化合物又はそ
の塩をポリリン酸又はルイス酸(例えば、塩化ア
ルミウム、塩化第二スズなど)で処理することに
より行なうことができる。前者の酸性アルコール
溶媒(例えば、メタノール、エタノール、プロパ
ノール、イソプロパノール、エチレングリコール
の如きアルコール類中に無水塩化水素を飽和させ
たもの等)による処理は一般に室温乃至反応混合
物の還流温度、好ましくは室温乃至40℃の温度で
行なうことができ、後者のポリリン酸又はルイス
酸による処理は一般に40〜150℃、好ましくは60
〜120℃の温度で行なうことができる。
上記酸性アルコール溶媒は、該アルコール溶媒
中の酸の当量として、式()の化合物又はその
塩1モル当り少なくともほぼ1当量、好ましくは
大過剰量の割合で使用することができ、また、上
記ポリリン酸又はルイス酸の使用量は、通常、式
()の化合物又はその塩に対して少なくともほ
ぼ等重量、好ましくは5〜50倍重量の過剰量で使
用するのが有利である。
かくして、目的とする前記式()の3−置換
−2−フエニルインドール誘導体が生成し、目的
物は例えば抽出、過、蒸留、再結晶、クロマト
グラフイー等の方法により、反応混合物から分
離、精製することができる。
以上に述べた方法で製造される式()の化合
物において、R4が水素原子を表わす場合の式
()の化合物はR4がメチル基を表わす式()
の化合物を例えばピリジン−塩酸塩などを処理す
ることにより製造することができる。
なお、上記反応において出発原料として使用さ
れる前記式()の化合物は、従来の文献に未載
の新規な化合物であり、例えば、以下に述べる反
応式Aに従つて製造することができる。
上記各式中、R1,R2,R3及びR4は前記の意味
を有し、Xはハロゲン原子を表わす。
上記反応式において、式()の化合物のハロ
ゲン化は、通常、不活性溶媒中、例えばクロロホ
ルム、ジクロロメタン、ヘキサン、ヘプタン、エ
チルエーテル等の中で、ハロゲン化剤、例えば臭
素、塩素、N−ブロモコハク酸イミド、N−クロ
ロコハク酸イミド等を、光の照射下又は触媒量の
塩化アルミウム、過安息香酸等の存在下に作用さ
せることにより容易に行なうことができる。反応
温度としては、一般に約−20゜〜100℃の温度を挙
げることができる。
得られる式()の化合物は、次いで式()
の化合物と反応させることにより前記式()の
化合物に変えることができる。式()の化合物
と式()の化合物の反応は、通常、式()の
化合物を式 R1−SM (−a) 式中、R1は前記の意味を有し、Mはアルカリ
金属例えばナトリウム、カリウム、カルシウム等
を表わす、 の化合物の形態で用い、式()の化合物と反応
させることにより行なうことができる。式()
の化合物の式(−a)の化合物への変換は、例
えば水;メタノール、エタノールの如きアルコー
ル等の中で或いはこれらの混合溶媒の中で、式
()の化合物を水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム、ナトリウムエトキシ
ド、水素化ナトリウム等で処理することにより容
易に行なうことができ、生成する式(−a)の
化合物は、通常単離されることなく、次いで式
()の化合物と約0゜〜100℃好ましくは室温で接
触せしめられることにより、前記式()の化合
物に変えることができる。
以上に説明した本発明により提供される前記式
()の3−置換−2−フエニルインドール誘導
体は、前述したとおり、強力なリポキシゲナーゼ
阻害作用とシクロオキシゲナーゼ阻害作用を併有
しており、特に新らしい型の抗炎症剤として有用
である。また、本発明の化合物は、鎮痛、抗血
栓、癌の転移および増殖の防止、抗喘息、抗アレ
ルギー、動脈硬化改善、アテローム性動脈硬化症
改善、腎・脳および心血管系改善、免疫調整等の
多様な薬理作用をも示し、抗炎症剤の他、鎮痛
剤、抗喘息剤、抗アレルギー剤(アレルギー性皮
膚炎、アレルギー性鼻炎、食品アレルギー等の予
防、治療)、抗血栓剤、脳循環改善剤、心臓冠状
血管改善剤、虚血性心筋梗塞治療剤および免疫調
整剤等としての用途も期待される。
本発明の化合物のリポキシゲナーゼ阻害作用
は、アラキドン酸の5−リポキシゲナーゼ代謝産
物である5B−ヒドロキシ−6,8,11,14−エ
イコサテトラエン酸(5−HETE)及び5S,12R
−ジヒドロキシ−6,8,10,14−エイコサテト
ラエン酸(5,12−diHETE)の生成が阻害され
る事実により、一方、シクロオキシゲナーゼ阻害
作用はアラキドン酸のシクロオキシゲナーゼ代謝
産物である12−ヒドロキシヘプタデカトリエン酸
(HHT)の生成が阻害される事実により確認さ
れた。また、生体内(in vivo)における抗炎症
作用はカラゲニン足浮腫抑制試験により、鎮痛剤
作用は酢酸ライジング試験により確認された。
実施例 リポキシゲナーゼ及びシクロオキシゲナーゼ阻
害作用 5−リポキシゲナーゼ及びシクロオキシゲナー
ゼ活性に対する本発明化合物の抑制作用を、
siegelらの方法〔prostaglandins,21巻,123頁
(1981年)〕に従つて測定した。
すなわち、カラゲニン胸膜炎を誘発したラツト
の胸腔から採取した浸出液中の白血球を、
100mM塩化ナトリウム及び1mM塩化カルシウム
を含有する50mMトリス塩酸緩衝液(PH7.4)に
懸濁した。この白血球懸濁液の一定量に、被検
薬、14Cアラキドン酸及びカルシウムイオノフオア
(A23187)を加え2分間インキユベーシヨンし、
その際生成する14Cアラキドン酸代謝物を薄層ク
ロマトグラフイー(シリカゲル、プラスチツク
板、展開溶媒;ヘキサン:ジエチルエーテル:酢
酸=40:60:2)により分画した。薄層板をX線
フイルムに露光させた後、標準品との比較によ
り、各アラキドン酸代謝物画分を同定し、各対応
画分及びその他の放射能活性画分を採取した。そ
して、液体シンチレーシヨン・カウンターにより
各画分の放射能活性を測定し、全放射能に対する
各画分の放射能の百分率を求めた(生成率)。こ
の生成率を指標として各画分の合成能に対する被
検薬の阻害率を求めた。
リポキシゲナーゼ活性は、5−HETE及び5,
12−diHETEの生成を指標とし、シクロオキシゲ
ナーゼ活性は、HHTの生成を指標とした。
また、被検薬はすべて10%ジメチルスルホキシ
ド溶媒に溶解して用いた。なお、アツセイ系での
ジメチルスルホキシドの最終濃度は2.5%となる。
この結果、本発明の化合物は5〜50μMで5−
HETE、5,12−diHETE及びHHTの生成を有
意に抑制する。
抗炎症作用 24時間絶食した体重120〜150gのウイスター
(Wistar)系雄性ラツトを一群5匹として用い、
各群の左足容積を容量差計(Ugo Basile社製)
により測定した後、被検薬を溶媒(0.5%カルボ
キシメチルセルロース及び2.0%ツイン80を溶解
した水溶液)に分散させた懸濁液を経口投与し
た。被検薬経口投与の1時間後に左足蹠皮下に、
注射用蒸留水に1%の濃度で溶解したカラゲニン
溶液を注射した。それから更に3時間後に再び左
足容積を測定した。各群の個々の左足の増加容積
(浮腫容積)を求め、溶媒投与対照群(この群は
10匹用いた)の平均増加容積に対する被検薬投与
群の浮腫抑制率を下記式により算出し、各群の平
均を求めた。
抑制率(%)=(溶媒投与対照群の平均増加容積)−
(被検薬投与群の個々の増加容積)/(溶媒投与対照群
の平均増加容積)×100 この結果、本発明の化合物は10〜30mg/Kg,p.o.
の用量で浮腫を有意に抑制する。
鎮痛作用 体重18〜22gのddY系雄性マウスを1群10匹と
して用い、先ず、被検薬を各投与量に応じて経口
投与する。経口投与は被検薬を溶媒(0.5%カル
ボキシメチルセルロース及び2.0%ツイン80を溶
解した水溶液)に分散させ、その懸濁液をゾンデ
により投与した。被検薬投与1時間後に0.6%酢
酸を腹腔内に0.1ml/10g体重の量で投与し、投
与後20分間に亘つて生じるライジング
(writhing)数を測定した。この結果、本発明の
化合物は1〜10mg/Kg,p.o.の用量でライジング
を有意に抑制する。
本発明の式()の3−置換−2−フエニルイ
ンドール誘導体は、薬剤として用いる場合、常法
に従つて、この種薬剤に通常使用される無毒性の
賦形剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、防腐剤、等張
化剤、安定化剤、緩衝剤などを使用して、経口又
は非経口投与に適した種々の形態、例えば錠剤、
カプセル剤、顆粒剤、散剤、スプレー、注射剤、
坐剤、軟膏などに製剤することができる。本発明
の化合物の投与量は、対象とする人間その他の哺
乳動物の種類、投与経路、症状の軽重、医者の診
断などにより広範に変えることができるが、経口
投与の場合は一般に1日当り1〜100mg/Kg、好
適には3〜10mg/Kgとすることができる。
以下実施例により本発明をさらに説明する。
実施例 1 (a) 4−アセチル−6−イソプロピル−2−メチ
ルフエノール2.6gをn−ヘプタン100ml及びシ
クロヘキサン30mlに溶解し、80℃で撹拌しなが
ら2.17gの臭素を滴加する。水洗、乾燥後溶媒
を留去して得られる油状物質をエタノール10ml
に溶解する。
別に、ナトリウムエチラート2.03gをエタノ
ール10mlに分散し1.64gのチオフエノールを加
えた溶液に、先に製した4−ブロモアセチル−
6−イソプロピル−2−メチルフエノールのエ
タノール溶液を氷冷下滴加し、室温で2時間撹
拌する。反応混合物を水にあけ、酢酸エチルで
抽出し、水洗乾燥後溶媒を留去し、得られる油
状物質を50gのシリカゲルクロマトグラフイー
で精製して、油状の6−イソプロピル−2−メ
チル−4−フエニルチオアセチルフエノール
1.5gを得た。
IRνneat nax(cm-1):3400,1660 NMRδ(CDCl3);1.25(6H,d,J=7Hz),
2.29(3H,s),3.19(1H,septet,J=7Hz),
4.22(2H,s),5.34(1H,s),7.15−7.45
(5H,m),7.58(1H,d,j=2Hz),7.70
(1H,d,J=2Hz) (b) 6−イソプロピル−2−メチル−4−フエニ
ルチオアセチルフエノール1.5gと0.6gのフエ
ニルヒドラジンを、エタノール15ml中触媒量の
酢酸を加え2時間撹拌する。次いで、氷冷しな
がら20%塩化水素エタノール溶液10mlを加え、
室温で2時間撹拌する。反応混合物を水にあけ
酢酸エチルで抽出、水洗、乾燥後溶媒を留去す
ると結晶が得られる。ベンゼン−ヘキサンより
再結晶して、2−(4−ヒドロキシ−5−イソ
プロピル−3−メチルフエニル)−3−フエニ
ルチオインドール1gを得た。
融点 137.6−139.2℃ IRνKBr nax(cm-1);3570+3340 NMRδ(CDCl3);1.14(6H+d,J=7Hz),
2.26(3H,s),3.13(1H,septet,J=7Hz),
4.79(1H,s),7.1(5H,s),7.2−7.8(4H,
m),7.32(1H,d,J=2Hz),7.42(1H,d,
J=2Hz),8.43(1H,s) 実施例1と同様の方法により、以下に示す化
合物を合成した(実施例2〜8)。
実施例 2 (a) 2,6−ジ−sec−ブチル−4−フエニルチ
オアセチルフエノール 融点 79.9−81.1℃(シクロヘキサンより再結
晶) IRνKBr nax(cm-1);3400,1660 NMRδ(CDCl3);0.88(6H,t,J=6Hz),
1.25(6H,d,J=7Hz),1.63(4H,quintet,
J=6Hz),2.92(2H,sextet,J=7Hz),
4.23(2H,s),5.5(1H,s),7.1−7.5(5H,
m),7.63(2H,s) (b) 2−(3,5.ジ−sec−ブチル−4−ヒドロキ
シフエニル)−3−フエニルチオインドール 融点 181−182.5℃(シクロヘキサンより再結
晶) IRνKBr nax(cm-1);3530,3330 NMRδ(CDCl3);0.85(6H,t,J=6Hz),
1.16(6H,d,J=7Hz),1.54(4H,quintet,
J=6Hz),2.89(2H,sextet,J=7Hz),
4.87(1H,s),7.1(5H,s),7.0−7.9(4H,
m),8.5(1H,s) 実施例 3 2.(5−sec−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メ
チルフエニル)−3−フエニルチオインドール IRνneat nax(cm-1);3550,3380 NMRδ(CDCl3);0.8(3H,t,J=6Hz),1.1
(3H,d,J=7Hz),1.48(2H,quintet,J=
6Hz),2.9(1H,sextet,J=7Hz),4.83(1H,
s) 実施例 4 2−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3
−メチルフエニル)−3−フエニルチオインドー
ル 融点 158.3−158.6℃ IRνKBr nax(cm-1);3550,3320 NMRδ(CDCl3);1.32(9H,s),2.2(3H,s),
4.88(1H,s),7.1(5H,s),7.05−7.7(4H,
m),7.22(2H,s),8.4(1H,s) 実施例 5 (a) 2,6−ジイソプロピル−4−フエニルチオ
アセチルアニソール 融点 103−105℃(ジクロルメタン−ヘキサン
より再結晶) IRνKBr nax(cm-1);2930,2905,2840,1645,
1280,990,730 NMRδ(CDCl3);1.24(12H,d,J=7Hz),
3.32(2H,d−q,J=7Hz),3.76(3H,s),
4.25(2H,s),7.15−7.45(5H,m),7.80
(2H,s) (b) 2−(3,5−ジイソプロピル−4−メトキ
シフエニル)−3−フエニルチオインドール 融点 128.5−129.3℃(エーテル−ヘキサンよ
り再結晶) IRνKBr nax(cm-1):3320,2960,1580,1450,
1330,740 NMRδ(CDCl3):1.15(12H,d,J=7Hz),
3.31(2H,d,J=7Hz),3.72(3H,s),
7.08−7.75(11H,m),8.50(1H,br,s) 実施例 6 (a) 4−n−ブチルチオアセチル−2,6−ジイ
ソプロピルアソール 融点 78.6−80.1℃(エタノールより再結晶) IRνKBr nax(cm-1);2880,1655,1298,1005 NMRδ(CDCl3);0.90(3H,m),1.26(12H,
d,J=7Hz),1.50(4H,m),2.61(2H,t,
J=7.1Hz),3.35(2H,septet,J=7Hz),
3.78(3H,s),7.75(2H,s) (b) 2.(3,5−ジイソプロピル−4−メトキシ
フエニル)−3−n−ブチルチオインドール 融点 113.3−114.0℃(n−ヘキサンより再結
晶) IRνKBr nax(cm-1);3380,2960,1330,1005,744 NMRδ(CDCl3);0.75(3H,m),1.31(12H,
d,J=7Hz),1.45(4H,m),2.69(2H,t,
J=7.1Hz),3.41(2H,septet,J=7Hz),
3.79(3H,s),7.27(3H,m),7.63(2H,s),
7.75(1H,m),8.34(1H,br,s) 実施例 7 2−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3
−メチルフエニル)−3−n−ブチルチオインド
ール IRνneat nax(cm-1):3520,3360 NMRδ(CDCl3);0.6−1.6(7H,m),1.50(9H,
s),2.3(3H,s),2.69(2H,t,J=7Hz),
4.95(1H,s),7.08−7.8(6H,m),8.35(1H,
s) 実施例 8 (a) 2,6−ジイソプロピル−4−(2−ピリジ
ルチオアセチル)フエノール IRνneat nax(cm-1);3400,2950,1650,1580,
1300,1200,1110,755 (b) 2−(3,5−ジイソプロピル−4−ヒドロ
キシフエニル)−3−(2−ピリジルチオ)イン
ドール 融点 116.8−118.4℃(ベンゼンより再結晶) IRνKBr nax(cm-1);3540,3360,3230,2950,
1580,1445,1405,1195,1115,745 NMRδ(CDCl3);1.16(12H,d,J=7Hz),
3.15(2H,m,J=7Hz),5.30(1H,s),6.7
−8.95(8H,m),7.43(2H,s),9.05(1H,
s) 実施例 9 2−(3,5−ジイソプロピル−4.メトキシフ
エニル)−3−フエニルチオインドール10.0gと
ピリジン−塩酸塩30.0gを200℃で1時間撹拌す
る。反応終了後酢酸エチルにとかし、水洗、乾燥
後溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラ
フイーにより精製して、2−(3,5−ジイソプ
ロピル−4−ヒドロキシフエニル)−3−フエニ
ルチオインドール8.15gを得た。
融点 186.0−187.0℃ IRνKBr nax(cm-1);3560,3380,2960,1460,1210,
750 NMRδ(CDCl3);1.17(12H,d,J=7Hz),
3.12(2H,d−q,J=7Hz),7.06−7.76(11H,
m),8.54(1H,br,s) 実施例 10 2−(3,5−ジイソプロピル−4−メトキシ
フエニル)−3−n−ブチルチオインドールを実
施例9と同様に処理して、2−(3,5−ジイソ
プロピル−4−ヒドロキシフエニル)−3−n−
ブチルチオインドールを得た。
融点 108.4−109.7℃(n−ヘキサンより再結
晶) IRνKBr nax(cm-1);3510,3330,2940,1420,1190,
740 NMRδ(CDCl3);0.73(3H,m),1.34(12H,d,
J=7Hz),1.40(4H,m),2.68(2H,m),3.22
(2H,septet,J=7Hz),4.94(1H,s),7.25
(3H,m),7.59(2H,s),7.75(1H,m),8.28
(1H,br,s)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 式中、R1はn−ブチル基、フエニル基又はピ
    リジル基を表わし、R2はメチル基、イソプロピ
    ル基又はsec−ブチル基を表わし、R3はイソプロ
    ピル基、sec−ブチル基又はtert−ブチル基を表
    わし、R4は水素原子又はメチル基を表わす、 で示される3−置換−2−フエニルインドール誘
    導体。
JP23801783A 1983-12-19 1983-12-19 3−置換−2−フエニルインド−ル誘導体 Granted JPS60130567A (ja)

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SE523665C2 (sv) * 2002-09-20 2004-05-11 Volvo Technology Corp Bränslecell och bränslecellsstack

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