JPH0340657B2 - - Google Patents

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JPH0340657B2
JPH0340657B2 JP6316885A JP6316885A JPH0340657B2 JP H0340657 B2 JPH0340657 B2 JP H0340657B2 JP 6316885 A JP6316885 A JP 6316885A JP 6316885 A JP6316885 A JP 6316885A JP H0340657 B2 JPH0340657 B2 JP H0340657B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はダイカスト機械用の金属射出装置に関
するものであり、特にバランスしたデユアル運動
型式のダイカスト機械を含むダイカストシステム
の金属射出装置に関するものである。前記型式の
ダイカスト機械は2対の隔設平行シリンダ組立体
を内蔵しており、該組立体の各々は鋳型半割部材
を支持しており、前記シリンダのピストンは機械
フレームに取付けられシリンダはピストン上を移
動している。
通常のダイカスト機械においてはフレームが設
けられており、該フレーム上には固定乃至静止プ
レートが設けられており、該プレート上には鋳物
部品を作るための鋳型の半割部材が装着されてい
る。鋳型の他の半割部材は可動プレート上に装着
されており、この可動プレートの存在により鋳物
部品は開口位置においてダイカスト機械から落下
することが出来る。尚前記可動プレートは鋳型が
充填されている間に溶融金属を閉込めておくのに
十分な力で閉じられクランプされる。作動におい
て、鋳物部品は固定プレート上の鋳型半割部材
(カバー半割部材)から分離し、可動プレート上
の鋳型半割部材(エジエクタ半割部材)上におい
てそれが鋳型空洞内に射出された溶融金属の凝固
の後に移動開口する際保持される。鋳型の可動乃
至エジエクタ半割部材上に保持された部品は次に
それから排出されてダイカスト機械から落下する
か又は搬出されなければならない。前述の一方に
かたよつた運動は従来のダイカスト機械に関して
種々のかつ複雑な型式の自動部品搬送機械を必要
とする主要な原因となつている。同様の問題はト
リミングの如き第2次作業へと部品が割り出し移
動する場合にも生じており、このトリミング操作
においては同様の一方向にかたよつて作動する機
械が用いられる。部品搬送キヤリアは鋳物部品が
所望の操作のために固定位置にくる時にプレート
閉鎖及び開口ストロークに適合した割出し及び横
方向運動を行う必要がある。
このような従来型のダイカスト機械は米国特許
第4013116号明細書(1977年3月22日発行)に記
載の機械により改良されている。この機械が従来
の機械よりかなり簡単になつている点は鋳物部品
が何らの横方向移動を行うことなく鋳造され、割
出され機械から除去されるという点である。処理
工程中鋳物部品は固定平面内にあり、この固定平
面内で搬送される。このダイカスト機械はバラン
スした力を受けており、鋳型のプレート及び鋳型
半割部材の両者は部品平面からあるいは該平面に
向けて等距離だけ移動しており、従つて質量がバ
ランスしたこのような運動により重いプレートお
よび工具の始動及び停止の際のシヨツクが打消さ
れることになり、熱膨脹の差は均等化され荷重の
偏向は自動的に心が合わされる。
米国特許第4013116号明細書に係るバランスさ
れ、心の合つた単一面によるダイカスト機械は本
発明の基礎になつているが、本発明の金属射出装
置の適用を意図するダイカスト機械においては上
述の機械に対して種々の改良点や付加的特徴が加
えられており、それらを例示すれば次の如くにな
る。まず低質量のケーブルコンベアが設けられて
おり、鋳物部品の機械からの搬出構造が簡単にな
つており、鋳型の中心線には単純なキヤリアフイ
ンガーが設けられており、金属射出は型割線上で
行われており、プレート移動のストローク量が通
常の半分となつており従つて機械の開口及び閉鎖
のための非生産時間が半分となつており、上部中
子ピンが鋳型割線上で配置されており型開口中の
部品位置を安定化させ、以つて部品によつてはエ
ジエクタピンの必要性を排除しており、両鋳型半
割部材内に内部中子を加えることが可能であり、
鋳型及びトリムダイの設置中において自動的に組
み込み間隙が得られる等である。このダイカスト
機械は全体として一体化された鋳造ユニツトとし
て作られており、現行生産速度において品質のす
ぐれた鋳物部品を自動的に鋳造しかつトリムする
ことが出来る。このような観点からして本発明の
金属射出装置を含むダイカスト機械は数多くの特
徴を内蔵して1つのユニツトとして形成されてい
る。
主たる機械部分はフレームと、鋳型装置プレー
トと、型閉めシヨツクを除去するための簡単な減
速システムを備えた油圧閉鎖及び開口シリンダと
から構成されている。標準的かつ一様な基本的鋳
型輪郭が提供されており、該輪郭は広範囲の部品
型式に適合出来るようになつており、かつ熱膨脹
又は鋳型セツト技術のまずさのために型合わせが
不具合となるのを排除するために機械プレート内
において予め定められた位置決めが行われてい
る。本機械の金属射出部には所望の速度乃至圧力
にプリセツト出来る無限可変制御装置並びに内部
に電気抵抗ヒータを備えた自己収納式溶融金属供
給部材が設けられている。
又難発火性流体を用いた自己収納式油圧動力シ
ステムが内蔵されている。鋳型に最初の投入を行
うのに先立つて該鋳型を予熱する装置も含まれて
いる。本装置は鋳型を冷却して冷却通路内の石灰
堆積物を除去するための自己収納式加熱ユニツト
を有しており、このユニツトはホースやパイプを
使用することなく設置の際自動的に鋳型に接続す
ることが出来る。又ケーブル搬送コンベアが設け
られており、これはトリミングの前に十分な時間
を置いて鋳物部品をフインガ上で他の二次作業工
程へと搬送するのでトリミングに先立つて鋳物部
品は自然かつゆがむことなく冷却される。更に又
前記コンベアとともに補足的なトリム機械および
部品を鋳型中から搬出コンベアへと押し出す基本
的な鋳型構も設けられている。
本発明によれば、ダイカスト機械用の金属射出
装置であつて、ダイカスト機械へ溶融金属を射出
するためのがん首およびノズル装置を含み、この
金属射出装置は鋼ボデーを有し、鋼ボデーが、第
1シリンダであつてその中に投入ピストンと該シ
リンダの下端に形成された投入チヤンバとを有す
る第1シリンダと、また鋼ボデー内にありかつセ
レクタ弁を組み入れた第2シリンダとを含み、セ
レクタ弁は、一つの位置において第1シリンダの
投入チヤンバに至る溶融金属供給用の第1通路を
開く一方、同時に投入チヤンバから射出装置のノ
ズル装置に至る第2通路を閉鎖するようにされ、
また別の位置において第1通路を閉鎖すると共に
同時に第2通路を開くようにされており、セレク
タ弁が投入チヤンバと第2通路との間に置かれて
いて、さらに投入ピストンを第1シリンダ内で動
かすと共にこの投入ピストンの移動とは独立して
第2シリンダを動かす駆動装置と、駆動装置によ
る駆動を制御する制御装置とを含む金属射出装置
において、駆動装置は溶融金属の射出から所定時
間後に投入ピストンを上方へ部分的に移動させる
部分的後退システムを含み、投入ピストンは制御
装置の制御のもとに上方への移動において第1通
路を通し溶融金属を導入して投入チヤンバを充填
し、下方への移動において投入チヤンバから機械
へ溶融金属の射出を行い、かつその後即座に投入
圧力を取り去つて所定量の未凝固金属をノズル装
置から逆に排出させ、機械内の鋳物に取り出し用
の管状部分を形成し、セレクタ弁が第1通路を封
じるための下部ヘツドと、第2通路を封じるため
の上部ヘツドとを有する金属射出装置が提供され
る。
以下添付図を参照して本発明のより具体的な説
明を行う。
第1図から第3図を参照すると、本発明の金属
射出装置を含むダイカストシステムはダイカスト
機械10を含んでおり、該機械は2対の隔設、平
行シリンダ組立体14,16を備えたフレーム1
2を有している。組立体14の各対は第3図に示
す如く鋳型半割部材18を支持しており、他の鋳
型半割部材20を担持している他の対の組立体1
6に対抗して配置されている。第3図の全体配置
図において最も良くわかるように、各対のシリン
ダ組立体はフレーム12に取付けられた静止ピス
トン22と該ピストンの一端に同軸状にかつ軸線
方向に整合されて取付けられたピストンシヤフト
24とを有しており、該シヤフト24は機械の中
心を横切つて延び、その他端において他のシリン
ダ組立体16の相対するピストン26に接続され
ている。
第3図に例示する如く、各シリンダ組立体1
4,16はそれぞれピストン22,26上に装着
されたシリンダと、これらピストンのそれぞれク
ラウン端部62はスカート端部64上に射出され
た油圧流体に反応して前記シリンダを往復運動さ
せるためのシヤフト24とを有しており、前記流
体の射出により組立体14,16及びこれらに関
連する鋳型半割部材は開口又は閉鎖(図示)位置
へと移動する。
機械10の基本概念についてのより詳細な説明
は米国特許第4013116号明細書を参照されたい。
次に第1図を参照すると、機械10の平面図は
シリンダ組立体14,16、プラテン32、鋳型
分離及び排出シリンダ34、シリンダの偶発的移
動を防止するための阻止ブロツク36及び搬送機
構のための駆動装置38を示している。
第2図は射出組立体40を例示しており、該組
立体40は投入及びセレクタ弁46,48を備え
た炉42のがん首44と、投入弁ロツクシステム
50とを有している。ノズル52は亜鉛投入物を
鋳型54内に向け、鋳物56を与える作用をして
おり、該鋳物56は鋳造部品を修整ステーシヨン
へと搬送する搬送機構60上のキヤリアフインガ
58へと鋳込まれる。
鋳型カスト機械はモールド型を第3図に示す閉
鎖位置へと前進させるに小さな力しか必要としな
いが、その後には強いクランプ力を作用させて鋳
造材料が型内部に投入される時に誘起される高い
内圧を保持しなければならない。従つて、鋳型を
クランプするのに十分大きなシリンダを用いる時
には閉鎖ストローク中に該型を充填するのに大き
な体積を必要とする。第1図から第3図に示す如
く、実施例におけるダイカスト機械は2本締結バ
ータイプの装置であり、2本のシヤフト24の各
端部は機械の各側に設けられた2本の静止ピスト
ン22,26の中空中心中を延びている。第3図
に示す如く、前記ピストンはそのスカート端部上
にロツドエキステンシヨン22a及び26aを備
えているが、これらのエキステンシヨンはピスト
ンのスカート端部より小さな径であり従つて取囲
むシリンダ28,30の各端部にはわずかに異な
る受圧領域乃至面積が形成される。尚シリンダ2
8,30は移動する部材であり機械中心の各側に
おいて機械プラテン32と一体に形成されてい
る。従つて各シリンダのクラウン端部62及びス
カート端部64の両者を加圧して、端部64の小
さな受圧領域から端部62の大きな受圧領域へと
内部流路を設けることにより、シリンダを一方向
にストローク進行させるのに必要とされる流体体
積は単に2つの端部62,64の面積×ストロー
ク量の差である。第3図の如く閉じている時には
端部64の小さな面積への圧力はタンクへと戻さ
れ、端部62の大きな面積上の全力は閉じられる
鋳型をクランプするのに用いることが出来る。
前述のシステムは鋳型閉鎖にのみ作用するので
排出シリンダ34が鋳型開口のために用いられ
る。シリンダ34も又比較的に小さな正味受圧面
積を利用した2ロツドタイプのシリンダであり、
かくて最小の油圧流通体積のみが必要とされる。
シリンダ34は固定した外側ストツプ35(第3
図)に対抗して押圧され、鋳型を開口した後後退
してストリツパピンプレート(第21図)を引き
込む。我々はこのシステムにより流体体積の実質
的な節約をはかることを発見した。
永久鋳型におけるダイカステイングは溶融金属
合金から熱を鋳型空洞の壁へとかつ該空洞から熱
交換媒体へと伝達する工程を含んでいる。従つ
て、所望の熱流を得るためにはある特定のパラメ
ータを保持しなければならない。
本発明の金属射出装置を含むシステムにおいて
は、前記熱交換媒体は水であり、電気浸積ヒータ
は単に鋳型を作動温度に迄予熱するのに用いら
れ、その後鋳型冷却空洞の内圧を制御することに
より水の沸点以上の温度が得られる。尚実際の熱
除去は水が前記システム中を一定量だけ流れる際
水が気化することによつて達成される。
前記システムは第4図において図式的に示され
ており、この図は鋳型70の空洞面の付近にある
鋳型マニホールド68内に配置され、鋳型を例え
ば400〓(204℃)の作動温度へと予熱するための
浸積ヒータ66を示している。前記ヒータが浸積
されている水通路72は冷却通路74と導通して
おり、これら通路はそれぞれ取入口及び取出口弁
76,78と連通している。
溶融金属鋳造合金にさらされる鋳型空洞内の表
面積は水にさらされる冷却表面の面積に比例して
おり、これら2つの表面間の距離は鋳型空洞材料
の熱伝導速度に従つた大きさである。
鋳型ブロツクから水への熱伝達は気化冷却のみ
である。鋳型の冷却通路72内の水の温度は金属
投入の間良好な鋳造仕上がりを可能とするある高
温度に保持される。その後部品が鋳造されると余
分な熱は過熱状態が存在する場所でのみ沸騰が発
生することにより運び去られる。従つて冷却通路
72内では水の循環乃至流れは必要とされない。
溶融金属から除去される熱に直接比例して蒸気が
発生するので、取出口弁78中を逃げる蒸気より
わずかに多い体積の補修水を投入してやれば良
い。
第4図に図式的に示す如く、保持タンク80か
らの水はポンプ装置82により取入口弁76を経
て冷却通路72内に射出される。ここに弁76は
気化する水の圧力よりもわずかに大きい圧力にあ
る。鋳型70から通路72へ伝達される熱が通路
72内の水を沸騰させると、弁78が蒸気の圧力
のもとで開口し、蒸気はマニホールド通路84及
び管86を経て逃げることが出来、ここで蒸気は
凝縮しタンク80へと戻る。
熱伝達システムは鋳型構造及び機能と一体に形
成されており、種々の鋳型条件に対して適用出来
る精密な流量調整がなされている。前記熱伝達シ
ステムはホース取付具が全く不要であり、1つの
操作から次の操作へと変化しても流量調節の機能
が中断しない特徴を有している。
第2図において符号40で示す実施例に係る金
属射出組立体はその原理において従来のシステム
と数多くの点で異なり、このことが性能及び安全
上の特徴をもたらしている。実際、従来のシステ
ムに対する唯一の類似点は本金属射出組立体がピ
ストンに力を加えて該ピストンを駆動させ、該ピ
ストンが鋳型空洞を充填する流体圧力を誘起せし
めているという点だけである。
射出組立体40は供給るつぼ42(第5図)内
に懸架されており、該供給るつぼはウエブ110
により隔置された内側壁106及び外側壁108
を備えた2重鋼壁構造を有している。このような
構造とすることにより溶融金属による内力に対抗
する連続した大型H型鋼の強度効果を得ることが
出来るし、又空気間隙形式の絶縁効果を得ること
が出来る。るつぼ42の内部はひる石ボード11
2の如き適当な絶縁材により内張りされており、
該ボードに対して鋳造可能な耐火性ライニング1
14が貼着されている。
るつぼ42内の溶融金属の温度はるつぼ42中
に隔置される複数個の電気的浸積ヒータ116
(第8a図も参照)によつて所望のレベルに保持
される。各ヒータ116は該ヒータを腐蝕から保
護するためにステンレス鋼チユーブ120内に入
れられた要素118を有しており、これは鋳造合
金にさらされる表面積を拡大し熱密度を減少する
働きを行つている。
金属の鋳型空洞への射出は第2図で全体として
40で示す射出組立体により行われている。第8
a図、第8b図及び第10図に詳細を示す如く、
前記組立体40は鋼ボデー122を有しており、
該ボデーは機械フレーム12から組立体のクラウ
ン部90を支持しているアーム88により炉るつ
ぼ42の領域内に懸架されている。ここに前記ク
ラウン部90は長いスタツド92によりボデー1
22に接続されている。
前記ボデー122は投入弁46のピストン12
8を収納する大径シリンダ124と、セレクタ弁
48の弁130を収納する小径シリンダ126と
を内蔵している。
第6図及び第7図に概略図として示す如く、ピ
ストン128は鋳型に流れる鋳造金属の圧力を増
幅させ、弁130はその垂直位置に応じてるつぼ
供給源からの流路を選んでシリンダ125の底部
における圧力増幅チヤンバ132を充填させるか
又はピストン128から鋳型への流路を選択す
る。(第7図) チヤンバ132はがん首44内の通路134及
び導管136によりセレクタシリンダ126に接
続されている。
第9図に拡大して示す如く、セレクタ弁130
は上側ヘツド100と減少した直径の心棒104
により内部連結された下部ヘツド102とを備え
ている。作動モードに応じて上側ヘツド100は
弁座140と係合し、下側ヘツドは弁座142と
係合する。前記心棒は上側及び下側腕144,1
46を備えており、これらの腕はシリンダ126
の部分と滑動的に係合し、その結果シリンダ壁と
心棒ボデーとの間には鋳造金属が通過するための
十分な余地が生まれる。
機械サイクルの合い間12はセレクタ弁130
はノズル導管136に対しては遮断位置に保持さ
れるが、るつぼ42に対しては開口位置にある。
この位置はヘツド100が弁座140と係合する
ストローク「S」の頂点位置即ち第9図点線で示
す「保持及び再充填」位置にある。この遮断位置
においては弁130は機械ノズルに対して偶発的
な流れが起らないようにする積極的な安全保護部
材を構成している。次のサイクル順次信号におい
て前記弁130は第9図に示すその底部位置へと
シフトし、投入モード(矢印A)が準備完了とな
る。
弁130はピストンロツド150を有するフレ
ームを介して該弁に接続されたラム148により
垂直方向に作動されており、前記ピストンロツド
は上側及び下側水平方向クロスアーム152,1
54及び垂直アーム156からなるフレームに取
付けられている。
投入シリンダ98及び特にその内部のピストン
94はその下側に見合つた体積の無限可変空気圧
を供給する外部圧力源によつて作動される。簡単
に説明するならば、投入シリンダ98は鋳型空洞
を充填すると同時に圧力を引き出すようにサイク
ル作動する。鋳型の鋳込み口の厚さは鋳物断面積
よりも薄いので、鋳込み口の厚さ部分は最初に凝
固し、しかも数分の1秒で固化する。従つて、圧
力を瞬間的に反転させても鋳物に悪影響は無く、
むしろ大きな取入口湯道部分内の未凝固金属は排
出され、従つて以下に更に説明するように鋳物部
品にフラツシユ鋳造された管状湯道部分が付着す
る状態が得られる。このような湯道排湯を行うこ
とには幾つかの利点がある。第1に、重い湯道部
分が凝固するのを待つことによる貴重なサイクル
タイムの損失が無い。また、鋳型の湯道領域に伝
達される熱量はより少なくて済み、かつ中空湯道
は鋳物材料の節約が可能であるのみならず再溶融
のためのコストが低減される。湯道及び鋳物部品
は同一温度で出現し、従つて修整前の寸法安定性
に好ましい効果が得られる。第2に、鋳物部品の
中空湯道は極めて強固であり、鋳型から鋳物を搬
送するための管状部分として機能する。即ち、ダ
イカスト機械より鋳物を取り外すべく搬送装置に
把持されるための軽量な手段の提供を可能にす
る。これ等の利点に加えて、湯道から排出された
鋳造金属は頂度ノズル先端の少し内側の地点で保
持されるので鋳型空洞から放出すべき空気の量を
少なくすることが出来る。
次に第8a図を参照すると、ピストン128は
ラムロツド96のストローク「S」の底部におけ
る最大投入位置にあるのが示されている。鋳型が
完全に充填されると、ピストン128は停止す
る。この際溶融金属の流れは弁130の開口ポー
ト中を通過している(矢印A、第9図)。射出が
完了して鋳込み口が凝固した後数分の1秒が経過
すると、ピストン128はピストン94の下側上
に作用する圧力により上方に変位する。この場合
の供給量は体積的にはノズル先端のちよつと内側
の地点迄鋳型の湯道内に含まれる金属の量と等し
い。この瞬間において、ピストン128はその上
向き移動において十分長く捕捉されるのでセレク
タ弁130はノズル及びがん首導管136内の金
属柱を転移させ静止位置に保持すると同時に、該
ピストンは弁130をして第9図「保持及び再充
填」位置へと開口せしめる。かくてるつぼ42内
の供給物はチヤンバ132内へと導通する。ピス
トン128は次の信号でその最上側位置へと戻
り、シリンダ124は再充填されることが出来
る。
投入シリンダ98には蓄圧器を設けることが出
来るが、この蓄圧器はシリンダ98に一定圧力源
を供給する可変圧力空気プレチヤージシステムを
含んでいる。但し前記プレチヤージシステムは特
定の鋳物製造に対しては所要に応じて無限に圧力
を変動させることが出来る。鋳造投入工程は対抗
する流体圧力が排出解放された時に行われ、ピス
トン94は流体圧力が再び加えられた時に第8a
図の開始位置へと戻される。しかしながら、投入
戻し作用の最初の動きは制御された量の流体を投
入戻し回路へと射出するための調節可能ストロー
クを備えた補助油圧変位シリンダによつて達成さ
れる。この作用により投入ピストン128は引込
み、代りに鋳型の湯道内の未凝固鋳造金属が排出
されて前述のフラツシユ鋳造された管状部分の出
来るスペースが提供される。
投入シリンダから排出された流体を収容するた
めにアキユムレータ型式の収納器が設けられてい
る。かくて排出される流体500g.p.mのオーダで
あり、前記収納器は機械サイクル期間中に前記流
体をタンクへとゆつくり排出する。
安全のための抑制乃至「殺し」システムが第8
a図及び第12図において全体として141によ
り示されている。このシステムは機械の調整を行
つている時及び「投入」モードが選択されていな
い時に投入機構が作動するのを防止している。
即ちラムロツド96にはカムフランジ143が
備えられており、該フランジはラムロツド96及
びピストン94がその上向きストロークにある時
一対のロツクカラー145,147と噛み合いこ
れを瞬間的に変位させる。かくてフランジ143
はソケツト449内に着座する。カラー145,
147はばね149により第12図の閉鎖位置に
維持され、フランジ143の上向き移動によりば
ね圧力に対抗して開口する。フランジ143がい
つたんソケツト449内に収納されると、ピスト
ン94及びラムロツド96は閉鎖カラーがフラン
ジ143の下側と噛み合うので下向きには移動出
来なくなる。
第12図に示す如く、カラー145,147は
ピン151上に枢着されており歯153を以つて
互いに噛み合つている。
カラー147は部材157内に滑着されたピン
156上においてばね149により閉鎖位置に保
持されている翼155を備えている。
アクチユエータ158は翼155の他方の側に
作用するロツド159を有している。アクチユエ
ータ158がロツド159を変位させると、カラ
ー145及び147が開口してラムロツド96は
下向きに進行することが出来る。
射出組立体全体はダイカスト機械のフレーム1
2にボルト結合されたアーム88及びクロスプレ
ート89からなる片持ちフレームによつて懸架か
つ支持されている。前記組立体の整合調整はがん
首44の軸線即ち中心線に沿つて線形運動するね
じ160によつてかつ垂直方向に移動するねじ1
62とによつて行われる。面X−X(第8b図)
においてノズル先端を鋳型に整合させるために、
ボール及びソケツトジヨイント166が用いられ
ており、該ソケツトは整合調整の際わずかにゆる
ませられるので、3軸運動によつてノズル先端を
鋳型と整列させることが可能である。
第10図からわかるように、片持ちアーム88
は表面168,169を備えており、これらの表
面は線A及び線Bに延長した時がん首44のノズ
ルエキステンシヨン188(後段で説明)の中心
線に平行である。クラウン部90は表面168及
び169上に乗るシユー170を備えており、ね
じ160の調節により組立体は正しく直線上を移
動する。
金属射出システムの順次作動は次の如く行われ
る。
鋳型閉め作用の信号が発生すると、投入セレク
タ弁130は第9図の下向き位置へと移動し、位
置センサと接触する。
すると位置センサが抑制システムを引込めさせ
る信号を発生し、アクチユエータの移動が行われ
カラー145,147がラムフランジ143から
解放される。
抑制センサは金属射出投入ピストン94を作動
させるとともにタイマを作動開始させる。該タイ
マは鋳込み口内の金属が凝固してその後湯道コア
を排出する時間を与えるため数分の1秒の遅延時
間の後部分的後退システムに信号を与える。時間
遅延の終了により投入セレクタ弁130はその上
向き位置へと戻る。
セレクタ弁130が上昇位置にくると投入ピス
トン94が信号を受けその上部位置へと戻り、再
び抑制システムがそのロツク位置へと移動する。
なお、前述の投入弁46、投入ピストンおよびシ
リンダ94,98、ラムロツド96そして部分的
後退システム、並びにセレクタ弁48、ラム14
8、そしてピストンロツド150等は、投入ピス
トン128とセレクタ弁130とをそれぞれ動か
すための駆動装置を構成している。さらに、上述
の位置センサおよびタイマ等が駆動装置の制御の
ための制御装置を構成している。
第8b図に示す如く、がん首44の上端から鋳
型54(第2図)への距離を架橋するのにノズル
エキステンシヨン188が設けられている。第1
1図を参照すると、前記エキステンシヨンは全体
として符号184で示す調節可能ジヨイント継手
を含んでおり、該継手はがん首の終末端部186
をエキステンシヨン188と接続している。がん
首押し湯の端部186は周縁フランジ190及び
近接する割溝192を提供するように機械加工さ
れている。エキステンシヨン188は球面端部1
94内に終結しており、端部194及び端部18
6が適正に整合している時には導管136が形成
される。これら2つの端部は図示の如くボルト2
00によつて互いに固定された一対のクランプ1
96,198によつて整合状態に保持されてい
る。クランプ196,198には又接続部分に適
正な温度レベルを維持するために複数個のカート
リツジヒータ202が設置されている。
本明細書の最初に述べた如く、本発明の金属射
出装置を含むダイカスト機械は「型割線」射出を
利用しており、該型割線において、鋳型内に進入
する溶融鋳造金属は鋳型の鋳型割線においてかつ
鋳型割線の一方の側の周縁において該型割線に中
心を合わせている導管136を経て通過する。も
ちろん鋳型が閉じられる時にはノズルと流体密な
シールを行う漏れ止めシールが設けられていなけ
ればならないが、同時に鋳型が開く時に固着が起
らないような自由が確保されていなければならな
い。円形形状の従来のノズル先端を用いた場合に
は、鋳型はそのまわりで閉じる2つの半円形状部
材を設けることにより、該半円の2つのコーナが
直径に接する型割線においてゼロクリアランス角
が存在するようにしなければならない。何故なら
ば漏れ止めシールは干渉はめ合いを要するので幾
らかの開口摩擦が存在するのは避け得ないからで
いる。この不具合を解消しかつ他の関連する諸問
題を解決するために、第13図及び第14図に概
略図で示す如く四角のダイヤモンド形状のノズル
が用いられる。同様の輪郭がキヤリアフインガ5
8(第22図)にも用いられており、その目的は
以下に説明する。
第13図及び第14図に示す如く、鋳型の半割
部材68aにはインサート206が設けられてお
り、図示はしていないが、四角ノズル204はそ
れのまわりに半割部材68aが閉じられた時ノズ
ルのために形成される四角穴よりもわずかに大き
い。機械整合に対するノズル内の型割線の変動寸
法は±5.08〜7.62mmの範囲にあり、これらの寸法
は射出組立体の弾性運動により吸収される。前記
インサートは関係する部品を精密装着させる機会
を提供する。ノズル及び鋳型の表面の全ては2つ
の鋳型半割部材を適正な整合状態にもたらす極め
て正確なカム装置を提供するばかりでなく、鋳型
閉めの際に同一の単位力を受ける。
多切構造を備えたノズルの好ましい実施例が第
15図及び第16図に図示されており、この実施
例においてはノズル208はわずかに丸味をつけ
たか切り落したコーナ210を備えており、両鋳
型半割部材68a上に設けられたインサート20
6により横方向に整合される平坦な表面212を
備えている。加えるに、第16図に示す如く、前
記ノズルは角張つた表面(側面図で)214及び
216を備えており、これらの表面は適正な直線
方向の整合を行うために鋳型半割インサート20
6内に類似の表面と会合している。
第16図は又フラツシユガード236の横断面
図を例示しており、該フラツシユガードは減少直
径の表面220と近接するカーブ肩222及びこ
れらと組合されたポケツト226及びそのオフセ
ツト表面228とから形成されている。もし何ら
かの理由で溶融金属が加圧下のもとにノズル先端
から漏洩した場合には、発生したフラツシユは矢
印Fに従い肩222によつてポケツト226内に
向けられる。
ノズル208の所望の温度は適当な絶縁部材2
50を取囲んだノズルカバー248によつて維持
されており、該絶縁部材250は電気ヒータ25
2を取囲んでいる。
第17図に、本装置と共に用いるのに好適な鋳
型を例示する。従来の鋳型に対するこの鋳型の根
本的な利点の1つは鋳型半割部材68a間にほぼ
完全な熱平衡が得られることとケーシングから同
時に離れて鋳型が分離されるということである。
中子ピンが無く十分な抜き勾配である時には鋳物
部品はストリツパピン無しで製造することが出来
る。しかしながら、ストリツパがあるないにかか
わらず鋳物部品は該部品が鋳造されるフレームの
周縁まわりで3点において支持される。これらの
3点は基準平面を形成しており、鋳物部品は該平
面から鋳型の外へと排出される。第17図に示す
如く、ノズルは鋳型内において鋳物を鋳造し終つ
ており、取入口湯道254は鋳込み口領域256
と、第22図に示す搬送フインガ58のまわりに
鋳物をもたらす鋳型部分258との間に延びてい
る。別の鋳込み口260が取入口湯道から鋳型本
体262(この場合にはロゴDBM及びまわりの
フレーム)内へと延びており、取入口湯道は上向
きに延びて上部中子スライド264を取巻いてい
る。従つて鋳型半割部材68aが同時に分離され
る時に鋳型は(a)上部中子スライド264、(b)鋳込
み口領域256及び(c)搬送フインガ58によつて
保持され、次に第22図を参照して説明する如く
フインガ58により機械の外部へと搬送される。
加えるに、上部中子スライド264が鋳物の一部
を形成するための中子となる時には該中子は又鋳
型の開口の際第3の支持点としても作用し、実際
上はストリツパピンの必要性を排除する。
通常のダイカスト機械においては鋳物部品は普
通エジエクタ半割部材がカバー半割部材から引き
離される時に鋳型の該エジエクタ半割部材に従
う。次に、開口ストロークの端部に近付くと、エ
ジエクタピンが延びて鋳物部品はこれに押されて
鋳型表面から離れる。鋳物部品がピン表面から解
放されるのを保証するために該部品がピン上に付
着する傾向を妨害する別の装置が用いられる。こ
の装置は通常「クイツクエジエクタ」と呼ばれ、
実際には鋳物部品をもとの作業面からつつき出す
作用を行う。
鋳造部品がそのもとの作業平面内に保持されて
いなければならない本発明の金属射出装置を含む
ダイカスト機械の場合には「迅速エジエクタ」構
造は用いることが出来ない。加えるに、鋳物部品
は鋳型の両半割部品が開く際固定平面内に保持さ
れなければならない。従つて、本発明に係るダイ
カスト装置は鋳物部品を鋳型からゆるめてこの所
望の固定位置に保持するために完全に異なる型式
の部品排出装置を必要とする。それ故ピンをゆる
めると同時に収縮させて部品を機械の中心線に保
持すると同時に、部品の一端をフインガ58に取
付け、他端をノズルに押圧したままにするための
装置が設けられる。
第18図はエジエクタピンを回転させるための
エジエクタプレート及びその関連機構の横断面図
である。そのような機構は鋳型空洞の両側から設
けられている。
エジエクタピン528はその一端がエジエクタ
プレート230内に装着されており、鋳型面23
2へと延びている。この目的のためにピン528
はエキステンシヨンピース234をチユーブ23
8によりピン528と軸線方向に整合させて取付
けている。チユーブ238は第19図に示す如
く、内部に形成された一対のらせん溝240を備
えている。ピン528及びエキステンシヨンピー
ス234はチユーブ238に溶接されており、エ
キステンシヨンの自由端は皿ばね266の圧力の
もとでポケツト246内に回転の際たわむように
装着されたブツシング242とねじ係合してい
る。
鋳型プレート268には一対の直径方向に相対
したピン従動子272を備えた肩付スリーブ27
0が設けられており、該従動子は第18図に示す
如くらせん溝240内を移動する。スリーブ27
0にはスプライン274が設けられており、該ス
プラインは解放ピン280が後退した時に管状ス
プリングロツク278上のスプライン276と噛
み合う。
ダイカスト機械が型半割部材を閉じると、ピン
528は第20a図の位置にあり、その端末は型
割線を越えて延びている。鋳型が閉じる(第20
b図)につれて、ピン528は約150Kgの圧力の
もとでばね266に対抗して直線的に後退する。
解放ピンは後退し、ばね282はロツク278を
前方に滑動させ、スプライン274,276が噛
み合いスリーブ270が回転することを防止す
る。鋳型プレート268が第20c図の位置に向
けて引き戻されると、ピン従動子272は溝24
0内で作動しチユーブ238及びピン528を回
転させ、エキステンシヨンピース234はブツシ
ング242内にねじ込まれる。プレート268が
第20c図の位置に到達すると、ピンは約200Kg
の荷重を生じているばね266に対抗して直線的
に後退し、鋳物から距離「B」(約0.2mm)だけ引
き戻される。
プレート268をその閉鎖位置(第20a図)
に戻すと、チユーブ238は第18図の位置へと
回転しながら戻り、解放ピン280はスプライン
274,276を噛み合いから外す。
鋳物に関してピン面が回転することは鋳造工程
の圧力によりピンが鋳物に付着することを妨げ
る。第2に、第20図に示す如く鋳造工程はピン
をチユーブ238上のらせん溝240の所定の設
計仕様に応じた正確な距離だけ引込ませる。かく
てピン528はゆるみかつ引込み鋳物部品を完全
に自由な状態にすると同時に、鋳型の両半割部材
から延びるピン間の小さな間隙内に収納したまま
とする。
鋳型を開口する前かつ鋳造金属が凝固状態にな
つた直後に中子ピンを一次引き出しするための装
置が設けられている。この装置によると中子ピン
自体の歪が少なくなるばかりでなく鋳物にねじり
を与えることなく真のストリツピング作用が得ら
れる。何故ならば鋳物はまだ冷却して中子のまわ
りに緊縮する時間的余裕が無いからである。中子
は一方の側において少なくとも0.005mm/cmの抜
け勾配を持たねばならないから、凝固時間と引き
出し時間との間の短い合い間に鋳物の収縮量を越
えるのに十分な量だけ中子を引き出しさえすれば
良い。これは鋳型が開いた時に中子が鋳物から完
全に解放されるのでスクラツプ減少、ピン破損の
防止及び鋳物内のゆがみ防止に利点を発揮する。
第21図を参照すると、エジエクタプレート2
84は空気シリンダ286を支持しており、該シ
リンダはロツド288を直線的に作動している。
ロツド288はその端末が別のプレート290に
接続されており、該プレートは複数個の中子ピン
(その1つのみが図示されている)を保持してい
る。尚各中子ピンは管状ストリツパ294内に配
置されている。空気シリンダ286を作動させる
と、ピストンロツド288、プレート290及び
ストリツパ294内のピン292を前進又は後退
させることが出来る。
全体的に第2図に示す如く、部品搬送機構60
のフインガ58は鋳型空洞からの鋳物部品を修整
(トリミング)の如き2次作業工程へと搬送する。
ある部品が永久鋳型において溶融金属から鋳造さ
れる時には該部品は凝固の後その重量を支えるこ
とが出来るに十分な強度を得られるのに十分な時
間だけ鋳型内にとどまらなければならない。しか
しながらもちろんサイクル時間を短くし、雄中子
上への収縮を少なくするという観点からすれば鋳
型は出来るだけ早く開口することも望ましい。実
際には、鋳物は周囲温度よりも数百度高い温度で
出て来、もし水冷の如き通常の技法により冷却さ
れるならば、出来た鋳物内には歪が発生し、これ
らの歪により鋳物は特に厚肉部分が薄肉部分に近
接している領域において寸法的に不安定となる。
本発明の金属射出装置を含むシステムにおいて
はコンベアが設けられており、該コンベアは鋳造
された部品を鋳型54からフインガ58上へと搬
送し、かつ該部品が周囲温度近く迄ゆつくり空冷
される迄順次割出し工程を進行させる。冷却をゆ
つくり行うことにより部品内の歪は大いに減少
し、高い精度による第2次機械加工作業へと移す
ことが出来る。
本文に示し例においては鋳造部品は鋳型54か
らトリム作業工程へと搬送される。ここに第22
図は搬送機構の「鋳造」端部を例示しており、第
23図は搬送機構の「トリム」端部を例示してい
る。
第22図及び第23図を参照すると、全体とし
て60で示される搬送機構はフレーム296を有
しており、該フレームは搬送機構の鋳造端部にお
いてスプロケツト298及び300を有してお
り、トリム端部においてスプロケツト302及び
304を担持している。これらのスプロケツトは
上側走路側方プレート306,308と連結され
ており、スプロケツト302及び304は以下述
べる目的のために専用の側方プレート310を備
えている。他の側方プレート312がスプロケツ
ト304及び298の間に接続されずに設けられ
ており、これらのプレート312は搬送機構の戻
りの下側走路として作動している。
第25図及び第26図に明瞭に示される如く、
スプロケツトのまわりには多よりワイヤケーブル
314が設けられており、ケーブル314は作業
荷重に必要とされるよりもずつと大きな引張り強
度を備えている。ケーブル314は搬送機構60
の基礎をなしており、この目的のために複数個の
金属フインガ58が設けられており、これらのフ
インガは鋳物56を鋳型54から搬送するために
ケーブル314にゆるく取付けられている。第1
7図を参照して説明した如く、鋳物即ち「鋳造済
みの部品」はフレーム内に支持された鋳物から構
成されており、該フレームは金属取入口湯道25
4及び鋳込口260、鋳型本体262、オーバフ
ローストリツパパツド等及びコンベア搬送フイン
ガ58上に鋳型部分258によつて鋳造された鋳
造部分のみならず中心鋳型上で中子スライド26
4によつて鋳造することの出来る鋳造部分を含ん
でいる。第25図及び第26図に示す如く、フイ
ンガ58は四角でダイヤモンド形状のテーパ端部
318に終結している上側ボデー部材316から
構成されている。ボデー部材316はセツトねじ
324によつてケーブル314に着脱自在に固定
されているプラグ322を収納するための下側ソ
ケツト320を備えている。プラグ322はケー
ブル上にフインガのボデーをエンドリテーナ32
6を介して定置している。第25図に示す如く、
フインガ運動を与えるためフインガの内部ソケツ
トとプラグ322との間には十分な間隙が設けら
れている。ケーブル314には又複数個のリンク
328が設けられており、これらのリンクはセツ
トねじ330を介してケーブルに着脱自在に取付
けられている。尚リンク328の各端部はテーパ
穴332を備えており、かくてスプロケツトのま
わりでリンクが移動する際ケーブル移動には柔軟
性が与えられる。
第25図の右手側部分内のフインガを完全に眺
めるならば、ボデー部材316はそれぞれ下側及
び上側走路側方プレートと噛み合う肩334及び
336を提供する平坦な部分を備えていることが
理解されよう。肩334及び336の機能は以下
に述べる。
スプロケツト298及び300は側方プレート
338内に回転装着されており、該プレートは接
続プレート340により走路側方プレート306
に接続されており、プレート338及び走路側方
プレート306は互いに同一平面をなして延びて
いる。加えるに、走路側方プレート306は第2
6図に示す如く隔置軌道部材342を支持してお
り、部材342はフインガ58特にその肩334
を支持している。軌道部材342は第25図及び
第26図の右側に示す如くフインガ58の側表面
335を収納するように隔設されていることに注
意されたい。更には、スプロケツトも又円弧状部
材344を含んでおり、これは走路側方プレート
306上で軌道部材342と同じように延びてい
るのでフインガ58及びリンク328は真直部分
及びカーブのまわりでともに連続しており、かく
て破片がとり込まれて割り出し移動を停止する可
能性のあるひきちぎり点やくさび入口などは存在
しない。
ケーブル314は第22図の下部からもわかる
ようにその戻り側方プレートにおいて下側側方プ
レート312に沿つてフインガ58を担持してお
り、ここではフインガの上側肩336が軌道部材
342と噛み合つている。
第22図の左上側部分を見るとスプロケツト3
00はリンク328を収納して駆動するための隔
置凹み346と、フインガ58の下側形状部分を
収納し駆動するための輪郭を設けた別の凹み34
8とを備えていることがわかる。
第26図に示す如く、走路側方プレート306
は板350及びキヤツプねじ352によつてダイ
カスト機械のフレーム12に取付けられている。
第23図を参照すると、鋳物部品を搬送するフ
インガ58aは全体として354で示すトリム機
構の定位置へと軌道の上側側方プレート308に
沿つて割り出され、トリム作業の後ケーブル31
4はフインガをスプロケツト302を越えて走路
側方プレート310上へと引き寄せる。走路側方
プレート310はそれが担持しているスプロケツ
ト302とともに下側スプロケツト304の中心
のまわりを枢動しており、走路側方プレート31
0(これは実際には長いアーム)はばね緊定部材
356の作用を介してケーブル314を適正な張
力に維持するためにスプロケツト304の中心の
まわりのてことして利用されている。尚部材35
6は一端358が側方プレート310に接続され
ており、他端360が搬送機構のフレーム296
に接続されている。ばね362は側方プレート3
10上に外向き圧力を加えており、該側方プレー
ト310は上側走路側方プレート308に取付け
られた側方プレート366間のアーム上側部分3
64間における滑動接続部を介してスプロケツト
304の中心のまわりを枢動可能にされている。
ケーブル314に一定の負荷がかかるということ
はケーブルの弾性伸び特性に関して該ケーブルに
一定の全長を保持させるということに役立つてお
り、又フインガ58の互いに対する相対位置の小
さな誤差は第25図のフインガ配置に関して示さ
れる如くこれらフインガを故意にゆるくすること
によつて又これにケーブル固定位置のずれが加わ
るか減らされることによつて収納される。
鋳物の残滓がトリム作業の後にとどまつた状態
でフインガ58aが側方プレート310に沿つて
引き寄せられると、該フインガはキツカーステー
シヨン368に到達しそこで残滓はキヤリアフイ
ンガ58を離れて(図示せぬ)ベルトコンベア上
へとけり落されて鋳造金属溶融るつぼへと戻され
る。
第27図に断面で示すキツカーステーシヨンは
一対のスリツパ370を含んでおり、該スリツパ
は側方プレート310のいずれかの側に装着され
るとともに滑動路374内で作動するボルト37
2を介して板376と接続されており、該板は線
形アクチユエータ380へと接続されている。第
24図に示す如く、フインガ58は鋳物の残りと
ともにスリツパ370の円弧状端部382の領域
間を下向きに動かされる。ここにスリツパは鋳物
上の耳384下において効果的に横たわつている
(第27図)。割り出し操作によつてフインガ58
及び鋳物の残りが第27図の位置に到達すると線
形アクチユエータ380が作動して板376、ボ
ルト372及びスリツパ370が外向きに(第2
3図又は第27図の左方へ)移動し、鋳物の残り
がけり落されてコンベア上へ落下し溶融るつぼへ
と戻される。フインガは次に第23図に示す如く
走路側方プレート312の下側走路に沿つて搬送
機構の鋳造端部へと戻る。
次に第28図及び第29図を参照すると、トリ
ム機構354は部品をトリムダイへと及び所要に
応じて更に搬送する搬送コンベア走路側方プレー
ト308を支持するための2つのプラテン間の中
央付近の位置を占める。実際第28図に示す如く
前記トリム機構は走路側方プレート308及びフ
インガ58及びそれが担持している部品をまたい
でいる。
トリム機構は2つの移動するプラテン386及
び388を有することを特徴としており、これら
のプラテンはプラテン386上に担持されたトリ
ムダイ390とプラテン388により担持された
トリムパンチ392とを担持している。これらの
2つのプラテンはキヤリアフレーム内に静止して
予め配置された鋳物部品394のまわりで閉じる
ように互いに前進する。これらプラテンの動きの
タイミングはパンチ392がまだ前進している間
にダイ390がその最終位置に到達するようにと
られており、従つてダイ390はパンチが鋳物部
品をそのキヤリアフレームから切り落すよう該部
品に衝突する直前の最終位置決めピン396の予
備前進に対する支援部材として作用している。
トリム(縁取り)機構354は2本締結バー型
式のものであり、上側及び下側プレストレストバ
ー398及び400を備えており、これらのバー
は管状圧縮部材402,404内に装着されて実
質的な剛性が付与されている。第29図に示す如
く、バー398及び400はダイのオーバヘツド
リフトによる懸架の際組込み易くするために垂直
線から傾斜して設けられている。一対の短ストロ
ーク油圧シヨツクアブソーバ406,408が互
いに反対に180℃をなしてかつ機械中心線を含む
平面上において配置されており、パンチ392が
鋳物のせん断部分中を切り進むときの除荷シヨツ
クを吸収する役割を果している。
トリム装置の一形態は単動油圧シリンダ410
及び412を利用しており、これは機械軸線の中
心線に沿つてそれぞれプラテン388及び386
の各々を駆動している。トリム機構の別の形態は
プラテン軸支部材の一体部品として作動する油圧
シリンダ414及び416を特徴としており、こ
の軸支部材は鋳物部品が搬送のためにダイ中を押
し出される時に該部品を自動的に収納するためダ
イプラテン中に開口孔を備えることを可能として
いる。
前記パンチ392及びダイ390は自己整合特
性を有している。第30図を参照すると、鋳造さ
れた部品はその内部の一対の孔420と周縁フラ
ツシユ422とを有している。鋳物部品はフイン
ガ58により第28図に示す如くトリム機構内へ
と搬送される。ダイ390は第32図に示す如く
周縁カラー424を有しており、これは鋳物を取
囲むと同時に該鋳物をそのフラツシユの裏から支
持している。
ダイ390は一対のキヤツプねじ426とばね
ワツシヤ428によりプラテン386に取付けら
れている。第32図には1つのキヤツプねじのみ
が図示されているが、実際には一対のこれらのね
じが設けられており、互いに対角線上に定置され
ている。ダイ390は各キヤツプねじ426に対
する穴430を備えており、該穴の直径はキヤツ
プねじのボデーよりわずかに大きく選ばれてお
り、ダイ390はばねワツシヤ428の下のその
装着面上を制限的に移動することが出来る。
第31図及び第32図に示す如く、パンチ39
2もキヤツプねじ434及びばねワツシヤ436
により同様にしてライザ432に装着されてお
り、穴430はパンチ392がその装着面上で移
動出来るようにキヤツプねじ434の直径よりも
わずかに大きくされている。パンチ392及びダ
イ390はそれ故それらの装着部材及び互いに対
して「浮動」することが出来る。
パンチ392には一対の対角線上に配置された
位置決めピン396が設けられており、これらの
ピンはダイ390及びプラテン386の穴438
内に噛み合うことが出来る。パンチ392は又第
2の対の位置決めピン440を含んでおり、これ
らのピンは部品394内の穴420に対抗してい
る。
作動時において、走路側方プレート308及び
フインガ58は鋳物部品394をその第28図の
位置へと搬送する。ダイ390は鋳物部品を支持
するその第32図の位置へと前進し、該部品の形
状に対応してその位置が調整される。次にパンチ
392がダイ390及び部品394に向けて前進
し部品内の穴420はパンチの位置決めピン44
0を収納して、パンチはそのキヤツプねじ434
上での整合運動を行う。かくてパンチ及びダイが
閉じると、位置決めピン396は穴438内に収
納される。
本発明はその特定の実施例及び特定の用途と関
連して説明されたが、当業界に精通するものにと
つては本発明の精神及び特許請求の範囲から離脱
することなく本発明の種々の変更例を案出するこ
とが可能であろう。
本明細書に採用されている用語及び表現は説明
のための用語であり、限定のための用語ではな
く、従つて本発明に関してこれらの用語で示し、
説明した事項の同等事項を何ら排除するものでは
なく、むしろ特許請求の範囲に記載の本発明の範
囲内で種々の変更例が可能であるものと理解され
たい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の金属射出装置を含むダイカス
ト機械の平面図、第2図は第1図の線2−2に沿
つて眺めた機械の横断面図、第3図は第2図の線
3−3に沿つて眺めた図式的横断面図、第4図は
本発明の金属射出装置を含む機械の鋳型を冷却す
るための熱搬送システムの図式的レイアウト図、
第5図は金属供給るつぼ及び加熱装置の横断面
図、第6図及び第7図は金属射出部の図式的説明
図、第8a図及び第8b図は金属射出組立体の横
断面図、第9図は射出組立体の弁機構の拡大横断
面図、第10図は射出組立体の側立面図、第11
図はがん首ジヨイントの立面及び端面図、第12
図は第8a図の線12−12に沿つて眺めた横断
面図、第13図及び第14図は本発明の金属射出
装置を含むダイカスト機械のノズル配列を説明す
る概念図、第15図及び第16図は好ましいノズ
ル構造を示す図、第17図は典型的な鋳型空洞の
立面図、第18図は回転排出機構の横断面図、第
19図は前記回転排出機構のカム及び従動子を例
示する図、第20図は作動時における前記回転排
出機構の種々の位置を示す図、第21図は中子ピ
ン引き出しシステムを示す横断面図、第22図は
鋳物部品搬送機構の一端の立面図、第23図は前
記搬送機構の別の端部の立面図、第24図は第2
3図の線24−24に沿つて眺めた横断面図、第
25図は搬送機構の断面図、第26図は第25図
の線26−26に沿つて眺めた横断面図、第27
図はキツカ機構の断面図、第28図はトリム装置
の一部横断面にて示す立面図、第29図は第28
図の線29−29に沿つて眺めた横断面図、第3
0図は鋳造された部品がトリム装置に進入する際
の該部品の立面図、第31図は前記トリム装置の
パンチの平面図、そして、第32図はトリム装置
のパンチ及びダイの断面図である。 10:ダイカスト機械、12:フレーム、1
4,16:2対の隔置平行シリンダ組立体、1
8,20:鋳型半割部材、22:静止ピストン、
26:相対するピストン、24:ピストンシヤフ
ト、28,30:シリンダ、62,64:クラウ
ンおよびスカート端部、32:プラテン、34:
排出シリンダ、36:阻止ブロツク、40:射出
組立体、54:鋳型、56:鋳物、58:フイン
ガ、60:搬送機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ダイカスト機械用の金属射出装置であつて、
    ダイカスト機械へ溶融金属を射出するためのがん
    首44およびノズル装置52を含み、この金属射
    出装置は鋼ボデー122を有し、前記鋼ボデー
    が、第1シリンダ124であつてその中に投入ピ
    ストン128と該シリンダの下端に形成された投
    入チヤンバ132とを有する第1シリンダ124
    と、また前記鋼ボデー122内にありかつセレク
    タ弁130を組み入れた第2シリンダ126とを
    含み、前記セレクタ弁130は、一つの位置にお
    いて前記第1シリンダの投入チヤンバ132に至
    る溶融金属供給用の第1通路134を開く一方、
    同時に前記投入チヤンバ132から前記射出装置
    のノズル装置に至る第2通路136を閉鎖するよ
    うにされ、また別の位置において前記第1通路1
    34を閉鎖すると共に同時に前記第2通路136
    を開くようにされており、前記セレクタ弁130
    が前記投入チヤンバと前記第2通路との間に置か
    れていて、さらに前記投入ピストンを前記第1シ
    リンダ内で動かすと共にこの投入ピストンの移動
    とは独立して前記第2シリンダを動かす駆動装置
    と、前記駆動装置による駆動を制御する制御装置
    とを含む金属射出装置において、前記駆動装置は
    溶融金属の射出から所定時間後に前記投入ピスト
    ンを上方へ部分的に移動させる部分的後退システ
    ムを含み、前記投入ピストン128は前記制御装
    置の制御のもとに上方への移動において前記第1
    通路134を通し溶融金属を導入して前記投入チ
    ヤンバ132を充填し、下方への移動において前
    記投入チヤンバから前記機械へ溶融金属の射出を
    行い、かつその後即座に投入圧力を取り去つて所
    定量の未凝固金属を前記ノズル装置から逆に排出
    させ、前記機械内の鋳物に取り出し用の管状部分
    を形成し、前記セレクタ弁130が前記第1通路
    134を封じるための下部ヘツド102と、前記
    第2通路136を封じるための上部ヘツド100
    とを有することを特徴とする金属射出装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の金属射出装置
    において、心棒104が前記弁のヘツド100,
    102を連結しかつ該ヘツドよりも小さな径を有
    し、前記心棒104を前記第2シリンダから隔置
    するために前記心棒上で半径方向に延びかつ前記
    第2シリンダの壁に摺動可能に係合する腕14
    4,146を含むことを特徴とする金属射出装
    置。
JP6316885A 1977-12-01 1985-03-27 金属射出装置 Granted JPS60221162A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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GB50179/77 1977-12-01
GB5017977 1977-12-01
CA305228 1978-06-12

Publications (2)

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JPS60221162A JPS60221162A (ja) 1985-11-05
JPH0340657B2 true JPH0340657B2 (ja) 1991-06-19

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