JPH0340199A - ガス漏れ自動排気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、ガス漏れを検知し自動的に排気する装置に
関するものである。

［従来の技術］ 従来、ガス漏れ自動排気装置として、例えば実開昭５９
−１８３２６２号公報に示されるものがある。これは、
ガス漏れ検知器によりガス漏れが検出され−す ると、自動的にガス栓を閉塞し、排気扇を駆動し、無人
のまま自動的に引火爆発の危険を除去しようとするもの
である。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来のガス漏れ自動排気装置では、ガス漏
れ検知器によりガス漏れを検知するようにしているため
、ガス漏れが発生したとき、所定量以上のガスが充満し
ないと検知できないという問題点がある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、ガス漏れ検知器を用いないでガス漏れを検出し、ガス
漏れによる引火爆発を防止できるようにしたガス漏れ自
動排気装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るガス漏れ自動排気装置は、所定の領域が
無人状態のとき、ガスメータが所定量以上のガス使用量
を検出すると警報信号を発して排気扇を動作させるよう
にしたものである。

［作　用］ この発明においては、無人状態のときガスメータが所定
量以」二のガスを検出すると、警報信号を発して排気扇
を動作させるようにしたため、ガス漏れ検知器を用いず
、ガス漏れ発生の可能性を判断する。

［実施例］ 第１図及び第２図はこの発明の一実施例を示す図で、第
１図は全体構成図、第２図はブロック回路図である。

第１図中、（１）は所定の領域の警備状態を示す警備信
号（ｌａ）を発する警備装置、（２）は上記領域に設置
されガス使用量に対応するガス量信号（２ａ）を発する
ガスメータ、（３）はガス漏れを判定する基準となるガ
ス所定量信号、（４）は警備信号（１ａ）、ガス量信号
（２ａ）及びガス所定量信号（３）からガス漏れを判定
して警報信号（４ａ）を発するガス漏れ警報手段、（５
）は警報信号（４ａ）により動作するブザー等の警報器
、（６）は警報信号（４ａ）により動作し排気を指令す
る排気扇制御手段、（７）は排気扇制御手段（６）の出
力により動作する排気扇である。

第２図中、（１１）はＮＯＴゲーＩ〜、（１２）は端子
Ｃに入力されるパルスを加算して端子Ａから出力し、端
子Ｒの入力が「Ｈ」になると内容がリセットされるカウ
ンタ、（１３）は端子Ａと端子Ｂの入力を比較し、端子
Ａの入力が端子Ｂの入力以上になると端子Ｃの出力が「
Ｈ」になる比較器、（１４）はＡＮＤゲート、（１５）
は単安定素子、（１６）は入力がｒ　ＨＪになると所定
時間出力を発するタイマである。

次に、この実施例の動作を説明する。

警備装置（１）は所定の領域が有人状態のとき、すなわ
ち非警備状態ときは、警備信号（１ａ）は１Ｔ−」とな
り、Ｎ　ＯＴゲート（１１）の出力はｒＨＪとなり、カ
ウンタ（１２）はリセットされる。

上記領域が無人状態になると、すなわち警備状態になる
と、警備信号（１ａ）はｒＨ」となり、ＮＯＴゲート（
１１）の出力は「Ｌ」となる。無人状態ではガスが使用
されることはないので、ガス設備及び器具に異常がない
限り、ガスメータ（２）が作動することはなく、ガス量
信号（２ａ）は出力されない。しかし、ガス設備及び器
具にガス漏れが発生すると、ガスメータ（２）は作動し
てパルス化されたガス量信号（２ａ）が出力される。こ
れが、カウンタ（１２）で加算されて出力される。比較
器（１３）はカウンタ（１２）の出力と所定量信号（３
）を比較し、カウンタ（■２）の出力が所定量信号（３
）以上になると、その出力は「Ｈ」となる。これで、Ａ
ＮＤゲート（１４）の出力である警報信号（４ａ）はｒ
　ＨＪとなり、警報器（５）は鳴動してガス漏れの発生
を報知する。

一方、警報信号（４ａ）がｒ）（Ｊになると、単安定素
子（１５）は一定時間「Ｈ」になる出力を発し、タイマ
（１６）は設定された時間だけ出力を発し、排気扇（７
）が運転されて排気され、ガスによる引火爆発を防止す
る。なお、排気扇（７）を電源に接続するスイッチは、
火花の発生しないスイッチ、例えばサイリスクスイッチ
等が使用される。

排気扇（７）は２台以上設置してももちろんよい。

また、警報器（５）は建物外の監視センタに設置しても
よい。

また、警備装置（１）からの警備信号（ｌａ）が入力さ
れてから一定時間遅れてから処理するように構成し、警
備切換おり時、一定時間はガスメータ（２）によるガス
漏れ検知を不感にすることも可能である。

［発明の効果］ 以上説明したとおりこの発明では、所定の領域が無人状
態のとき、ガスメータが所定量以上のガス使用量を検出
すると警報信号を発して排気扇を動作させるようにした
ので、ガス漏れ検知器を用いなくてもガス漏れを検出で
き、ガス漏れによる引火爆発を防止することができる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるガス漏れ自動排気装置の一実施
例を示す全体構成図、第２図は第工図のブロック回路図
である。 図中、（１）は警備装置、（１ａ）は警備信号、（２）
はガスメータ、（２ａ）はガス量信号、（３）はガス所
定量信号、（４）はガス漏れ警報手段、（４ａ）は警報
信号、（７）は排気扇である。 なお、図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定の領域が無人状態になると警備信号を発する警備装
   置と、上記領域におけるガス使用量を検出しこの使用量
   に対応するガス量信号を発するガスメータと、上記ガス
   量信号を入力し上記警備信号が出力されているとき上記
   ガス量信号が所定値以上になると警報信号を発するガス
   漏れ警報手段と、上記警報信号が出力されると動作する
   排気扇とを備えてなるガス漏れ自動排気装置。