JPH0493647A - ガス使用設備のガス遮断装置 - Google Patents

ガス使用設備のガス遮断装置

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JPH0493647A
JPH0493647A JP14736590A JP14736590A JPH0493647A JP H0493647 A JPH0493647 A JP H0493647A JP 14736590 A JP14736590 A JP 14736590A JP 14736590 A JP14736590 A JP 14736590A JP H0493647 A JPH0493647 A JP H0493647A
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Mitsuo Nanba
三男 難波
Arinori Sugiura
杉浦 有紀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、ガス燃焼器具を使用したときに発生するC
Oを測定するとともに、COが発生している機器を特定
するためのCO発生機器の簡易検出方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、ガス燃焼器具が不完全燃焼したとき等に発生する
COを測定するには、ガス燃焼器具を使用する室内等に
CO測定器を設置し、このCOil)定器により室内の
CO濃度を測定する。そして、CO濃度が予め定めた一
定値以上となった場合に、警報を発したり、ガス流路を
遮断してガスの供給を停止している。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記した従来のCO測定方法においては、複数のガス燃
焼器具を使用している場合に、ガス燃焼器具全体として
のCOの発生は検出できても、どの機器からCOが発生
しているかを特定することはできない。
また、燃焼器具からのCOの発生は、燃焼器具の経年変
化やごみ等の付着により徐々に増加するため、当初は微
小なものであっても時間の経過とともにCO発生量が増
加し、重大な事故になるおそれがある。
このように従来のCO測定方法では、一部の燃焼器具が
経年劣化等によりCOを発生するようになった場合に、
ガス燃焼器具全体としてのCOの発生は警告できても、
どの燃焼器具からCOが発生しているかという警告はで
きない。
したがって、ガス燃焼器具全体として発生するCOが危
険レベルに達したときに初めて警報を発したり、ガスを
遮断するのみで、COが発生している機器を特定して警
告することができないので、事故の発生を未然に防止す
ることができない。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案され、複数の燃焼器具のうちC
Oが発生している機器を予め特定して重大な事故を未然
に防止しようとするものであり、ガス流路に配設した流
量センサによりガスの流れを検出して流量信号を演算処
理手段に送信し、演算処理手段によりガスの流量を予め
定めた複数の流量区分に基づき区別するとともに、CO
測定器でCOの発生を測定し、COの発生が検出された
場合に、区別された流量区分に基づきCOが発生してい
る機器を特定することを特徴とする。
〈実施例) 以下、本発明をLPガスのCO発生機器検出手段に使用
した場合について説明する。
第1図は、本発明に使用するCO発生機器検出手段の一
実施例の概略ブロック図である。
このCO発生機器検出手段1は、ガス流路2の途中に遮
断弁3を設け、遮断弁3の下流側に、ガス流路2に流れ
るガスの流量を検出する流量センサであるガスメータ4
を設けるとともに、燃焼器具を使用する室内等にCO測
定器であるCOセンサ5を設置しである。そして、演算
処理手段であるマイクロコンピュータ6には、流量信号
発信器7を介してガスメータ4を電気的に接続するとと
もに、COセンサ5、遮断弁3、表示部8を電気的に接
続しである。また、マイクロコンピュータ6には、CO
センサ5へ電力を供給するための電源である電池9を電
気的に接続してあり、遮断弁3には、遮断弁3を復帰さ
せるための復帰安全装置10を接続しである。
上記した流量信号発信器7は、ガスメータ8が1回転す
る毎に、その機械的な動きを電気的信号に変換するもの
である。この流量信号発信器7を腹式ガスメータに設け
た場合について説明すると、流量信号発信器7は、ガス
の流れによって駆動する膜と、この膜の動きに連動して
回転運動をする磁石と、この磁石の動きを検出してオン
オフを繰り返すリードスイッチとからなる。そして、ガ
スの流れに応じて磁石が回転すると、磁石がリードスイ
ッチに近付いたり、遠ざかったりして、リードスイッチ
がオンオフし、膜が1往復する毎、すなわち磁石が1回
転する毎に、1パルスの流量信号を発信する。
第2図にガス消費量と流量区分の対応を示す。
ガス消費量は、使用する燃焼器具により特定できる。例
えば、コンロは0.3Kg/h、風呂用燃焼器具は]、
、2Kg/h、ストーブは0.3Kg/hである。
したがって、コンロのみを使用した場合は第2区分、風
呂用燃焼器具のみを使用した場合は第8区分、コンロと
風呂用燃焼器具を併用した場合は第9区分となる。この
流量区分と使用する燃焼器具との対応は、各使用施設に
よって異なる。しかし、各使用施設で使用する燃焼器具
は予め分かっているので、各使用施設毎に、流量区分と
使用する燃焼器具との対応が特定できる。
本実施例は、LPガスを使用して、13区分に区別した
場合を示しであるが、区分の数は13に限られず、また
、他の種類のガス、例えば都市ガス等を使用した場合に
おけるガス消費量の区分は適宜に変更して実施される。
上記したCO発生機器検出手段1によるCO発生機器の
特定、警報の発生、およびガスの供給停止について以下
に説明する。
第3図は、総消費量が0.85Kg/h以上の機器を使
用した場合のタイムチャートであり、第4図は、総消費
量が0.85Kg/h未満の機器を使用した場合のタイ
ムチャートであり、第5図は本発明の実施手順を説明す
るフローチャートである。
まず、総消費量が0.85Kg/h以上の機器を使用し
た場合について説明する。
第3図において、消費量が0.3Kg/hである場合に
は、マイクロコンピュータ6は第2区分の使用であるか
ら、コンロのみが使用されていると認識する。そして、
消費量が1.5Kg/hとなると、マイクロコンピュー
タ6は第9区分の使用であるから、コンロとともに風呂
用燃焼器具が使用されていると認識する。その後、消費
量が1.2に、g/hとなると、マイクロコンピュータ
6は第8区分の使用であるから、風呂用燃焼器具のみが
使用されていると認識する。
そして、上記した順序で燃焼器具が使用された場合に、
第2区分ではCOを検出せず、第9区分及び第8区分で
COを検出したとすると、風呂用燃焼器具からCOが発
生していると特定することができる。この場合には、表
示部8に特定したCO発生機器(風呂用燃焼器具)を表
示する。
LPガスでは、総消費量が0.85Kg/hを超える場
合(第6区分以上)には排気筒の設置が義務付けられて
いる。したがって、この区分におけるCOの発生は、排
気筒の折損や排気筒からの排気の逆流が考えられる。す
なわち、排気筒の接続不良により排気が漏れたり、屋外
で風が強く、排気筒から排気ガスが排出されずに逆風止
めから排気があふれたり、締め切った室内で換気扇やレ
ンジフードを使用することにより、室内が負圧となり排
気筒より排気ガスが逆流する場合などである。
この場合、CO濃度が遮断レベルを超えると、マイクロ
コンピュータ6は直ちにガス遮断信号を発信し、これに
応じて遮断弁3はガス流路2を遮断してガスの流れを止
める(第3図(A))。
また、C0111度が遮断レベルに達しない場合であっ
ても、継続してCOが発生している場合には、予め定め
た一定時間経過後に、マイクロコンピュータ6はガス遮
断信号を発信し、こねに応じて遮断弁3はガス流路2を
遮断してガスの流れを止める(第3図(B) (C) 
(D) )。これは、低濃度のCO発生であっても、継
続してCOが漏洩している場合には、事故が発生する危
険性があるためである。
COa度とガス遮断までの時間の関係は、t(分)=3
00x 2 / x p p m(但し、XはCOi1
1度、Xく30011) pm)の式で計算される。
次に、総消費量が0.85Kg/h未満の機器を使用し
た場合について説明する。
第4図において、消費量が0.3に、g/hである場合
には、マイクロコンピュータ6は第2区分の使用である
から、ガスストーブのみが使用されていると認識する。
ここでCOの発生が検出されたならば、表示部8に特定
したC○発生機器(ガスストーブ)を表示する。
総消費量が0.85Kg/h未満の場合(第5区分以下
)には排気筒の設置が義務付けられていない。したがっ
て、この区分におけるCOの発生は、燃焼器具から直接
にCOが発生していることになる。
そこで、COa度が予め定めた遮断レベルにまで達する
と、マイクロコンピュータ6はガス遮断信号を発信し、
これに応じて遮断弁3はガス流路2を遮断してガスの流
れを止める(第4図fA+ (B)または(C)の点線
)。また、COa度が遮断レベルに達しない場合であっ
ても、継続してCOが発生している場合には、予め定め
た一定時間経過後に、マイクロコンピュータ6は警報信
号を発信し、これに応じて表示部8は換気を促す警報を
発生する(第4図(C)の実線、(D) ) 。
COa度と警報発生までの時間の関係は、t(分)=3
00X2/xppm ((旦し、XはCO濃度、x〈300ppm)の式で計
算される。
尚、本実施例ではLPガスを使用した場合について説明
したが、本発明はこれに限定されることなく、他のガス
、例えば都市ガス等にも応用できる。
また、表示部におけるC○発生機器の表示は、CO発生
機器が特定できればどのようなものでもよく、例えば、
数字、絵記号等で表される。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、予め定めた流量
区分に基づき使用しているガス燃焼器具を特定すること
ができる。すなわち、複数のガス燃焼器具を使用してい
てCOの発生が検出された場合であっても、COが発生
している機器を特定することができる。
したがって、一部の燃焼器具が経年劣化等によりCOを
発生するようになった場合でも、COが発生している機
器を特定して警報を発生することができるので、事故の
原因となるcoの発生を初期段階で検知し、重大な事故
を未然に防止することがでる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例を示すもので、第1図はC○発
生機器検出手段の概略ブロック図、第2図はガス消費量
と流量区分の対応図、第3図は総消費量が0.85Kg
/h以上の機器を使用した場合のタイムチャート、第4
図は総消費量が0.85Kg/h以下の機器を使用した
場合のタイムチャート、第5図は本発明の実施手順を説
明するフローチャートである。 図中、2・・・ガス流路、4・・・ガスメータ、5・・
COセンサ、6・・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ガス流路に配設した流量センサによりガスの流れを検
    出して流量信号を演算処理手段に送信し、演算処理手段
    によりガスの流量を予め定めた複数の流量区分に基づき
    区別するとともに、CO測定器でCOの発生を測定し、
    COの発生が検出された場合に、区別された流量区分に
    基づきCOが発生している機器を特定することを特徴と
    するガス使用設備のCO発生機器の簡易検出方法。
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