JP2010032125A - ガス警報器、及び、警報システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不完全燃焼ガスによる事故を未然に防止することができるガス警報器及び警報システムを提供する。
【解決手段】屋内5に設置されたガス燃焼器6によって生じる不完全燃焼ガスを検出するガス検出手段11と、ガス検出手段11によって前記不完全燃焼ガスが検出されたとき不完全燃焼ガスの発生を報知する報知手段14と、を備えたガス警報器10において、複数種類のガス燃焼器6が接続されたガス流路7を流れる燃料ガスの流量を計測するとともにこの計測した燃料ガスの流量に基づいて複数種類のガス燃焼器6のうち使用中のガス燃焼器6の種類を特定して通知するガスメータ20に接続され、ガス検出手段11によって不完全燃焼ガスが検出されたとき、ガスメータ20から通知された使用中のガス燃焼器6の種類を報知する器具報知手段14を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋内に設置されたガス燃焼器によって生じる不完全燃焼ガスを検出して報知するガス警報器、及び、警報システムに関するものである。
屋内に設置されたガス給湯器やガスコンロ、ガスファンヒータなどのガス燃焼器において、例えば故障や老朽化などを原因として、LPガスや都市ガスなどの燃料ガス(以下、単にガスという)の燃焼時に、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)などの人体にとって有害な不完全燃焼ガスが発生する不完全燃焼が起こるおそれがある。
そして、従来は、屋内に設置されたガス燃焼器によって生じる不完全燃焼ガスを検出するとともに屋内にいる利用者に警報し又は遠隔地にある監視センタに通報するガス警報器を設けて、人体に悪影響が生じる前に不完全燃焼ガスの発生を報知して、不完全燃焼ガスによって引き起こされる事故を未然に防いでいた。
しかしながら、このようなガス警報器は、不完全燃焼の発生を単に報知(即ち、警報及び通報など)するものであるので、不完全燃焼が報知されても、屋内に複数のガス燃焼器が設置されている場合は、いずれのガス燃焼器において不完全燃焼ガスが生じたものか直ぐに判別することができず、そのため、不完全燃焼が生じたガス燃焼器を特定するのに時間を要してしまい、適切な対処が遅れて不完全燃焼ガスによる事故が発生するおそれがあった。
本発明は、上記課題に係る問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、不完全燃焼ガスによる事故を未然に防止することができるガス警報器及び警報システムを提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、上記目的を達成するために、屋内に設置されたガス燃焼器によって生じる不完全燃焼ガスを検出するガス検出手段と、前記ガス検出手段によって前記不完全燃焼ガスが検出されたとき前記不完全燃焼ガスの発生を報知する報知手段と、を備えたガス警報器において、複数種類の前記ガス燃焼器が接続されたガス流路を流れる燃料ガスの流量を計測するとともにこの計測した燃料ガスの流量に基づいて前記複数種類のガス燃焼器のうち使用中の前記ガス燃焼器の種類を特定して通知するガスメータに接続され、前記ガス検出手段によって前記不完全燃焼ガスが検出されたとき、前記ガスメータから通知された前記使用中のガス燃焼器の種類を報知する器具報知手段を備えている
ことを特徴とするガス警報器である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載のガス警報器と、屋内に設置された複数種類のガス燃焼器が接続されたガス流路を流れる燃料ガスの流量を計測するとともにこの計測した燃料ガスの流量に基づいて前記複数種類のガス燃焼器のうち使用中の前記ガス燃焼器の種類を特定して前記ガス警報器に通知するガスメータと、を備えている警報システムである。
請求項1、2に記載された発明によれば、屋内の雰囲気から不完全燃焼ガスが検出されたときに、ガスメータから通知された使用中のガス燃焼器の種類を報知するので、不完全燃焼ガスを発生させているガス燃焼器を迅速に特定することができ、対処の遅れを防いで不完全燃焼ガスによる事故を未然に防止することができる。
以下、本発明に係るガス警報器及び警報システムの一実施形態を、図1〜図2を参照して説明する。このガス警報器及び警報システムは、ガス燃焼器6で燃焼されるLPガスや都市ガスなどの燃料ガス、ガス燃焼器6による燃料ガスの不完全燃焼によって生じる一酸化炭素、及び、屋内5で発生した火災、などを検出して報知するものである。なお、本発明において、「報知」とは、検出された情報を知らせるべきもの(人、装置など)に知らせることを意味し、例えば、屋内にいる利用者への警報や監視センタへの通報などを含む。
警報システム1は、図1に示すように、ガス警報器10と、ガスメータ20と、を備えており、例えば、ガス給湯器、ガスコンロ、ガスファンヒータなどそれぞれ種類が異なる複数のガス燃焼器6が設置された屋内5に設けられている。ガス警報器10は、一酸化炭素センサ(COセンサ)11と、ガスセンサ12と、火災センサ13と、制御部14と、を備えており、これらは屋内5に設置されている。
COセンサ11は、屋内5の雰囲気中に含まれる不完全燃焼ガスとしての一酸化炭素と反応し、その濃度に応じて出力を変化させる周知のセンサである。同様に、ガスセンサ12は、屋内5の雰囲気中に含まれるプロパンやブタンなどの燃料ガスの成分ガスと反応し、その濃度に応じて出力を変化させる周知のセンサである。COセンサ11及びガスセンサ12には、接触燃焼式センサや半導体式センサが用いられる。なお、COセンサ11は、請求項中のガス検出手段に相当する。火災センサ13は、屋内5の雰囲気中の煙又は屋内5の雰囲気の温度に基づいて火災を検出する周知の光電式センサ又は熱式センサである。
制御部14は、上記COセンサ11、ガスセンサ12、火災センサ13、及び、後述するガスメータ20が有線または無線で接続されている。また、制御部14は、通信回線などを介して監視センタ3とも接続されている。制御部14は、例えば、マイクロコンピュータなどで構成されている。
制御部14は、COセンサ11の出力に基づいて屋内5の雰囲気中に含まれる一酸化炭素の濃度を算出して予め定められた基準値と比較し、算出した一酸化炭素の濃度が基準値を超えていたとき、雰囲気から一酸化炭素を検出したと判断して、ガス警報器10に設けられた図示しないLEDを点灯するとともに一酸化炭素の発生を知らせるメッセージ(例えば、「一酸化炭素が発生しています」など)を流して一酸化炭素の発生を屋内5にいる利用者に警報し、さらに、通信回線を介して監視センタ3に所定の電文を送信して一酸化炭素の発生を通報する。
また、制御部14は、ガスセンサ12の出力に基づいて屋内5の雰囲気中に含まれる燃料ガスの濃度を算出して予め定められた基準値と比較し、算出した燃料ガスの濃度が基準値を超えていたとき、雰囲気から燃料ガスを検出したと判断して、上記LEDを点灯するとともにガス漏れ発生を知らせるメッセージ(例えば、「ガスが漏れています」など)を流して燃料ガスが漏れていることを屋内5にいる利用者に警報し、さらに、通信回線を介して監視センタ3に所定の電文を送信してガス漏れを通報する。また、制御部14は、火災センサに基づいて屋内5における火災の発生を検出したとき、火災が発生していることをLED及びメッセージ等で警報し、さらに、通信回線を介して監視センタに火災の発生を通報する。
また、制御部14には、後述するガスメータ20から複数のガス燃焼器6のそれぞれについての「使用中」又は「未使用」を示す使用状態情報が通知される。そして、制御部14は、COセンサ11の出力に基づいて一酸化炭素を検出したときに、使用状態情報が「使用中」のガス燃焼器6の種類を知らせるメッセージ(例えば、「ガス給湯器(もしくは、ガスコンロ、ガスファンヒータ)が使用中です」、又は、「ガス給湯器(もしくは、ガスコンロ、ガスファンヒータ)から一酸化炭素が発生しています」など)を流して屋内5にいる利用者に通知し、さらに、通信回線を介して監視センタ3に所定の電文を送信して使用中のガス燃焼器6を通知する。制御部14は、請求項中の報知手段及び器具報知手段に相当する。
ガスメータ20は、例えば、マイクロコンピュータなどを備えており、ガス源4と各ガス燃焼器6とを連通するガス流路としてのガス管7を流れる燃料ガスの流量を計測し、計測した流量に基づき算出したガス消費量などを表示する装置である。一般的にガス燃焼器6は、その種類によって代表的な燃料ガスの消費パターン(即ち、流量の変動パターン。例えば、ガスコンロであれば大きな流量の変動が無く一定しており、また、ガスファンヒータなどでは、定期的に流量変動を繰り返すなど)、が予め判っている。そして、ガスメータ20は、ガス管7に接続された各ガス燃焼器6の流量の変動パターンを予め記憶しており、ガス管7を流れる燃料ガスの流量とともに流量の変動パターンを計測して予め記憶した流量の変動パターンと比較を行い、各ガス燃焼器6の使用状態を判定して、各ガス燃焼器6のそれぞれの使用状態を示す使用状態情報を上述したガス警報器10に通知する。
次に、上述した構成の警報システムの動作の一例について、図2のフローチャートを参照して以下説明する。ガス警報器10の制御部14は、屋内5に設置された各ガス燃焼器6の使用状態の変化に応じて、ガスメータ20から通知される該ガス燃焼器6の使用状態を取得する(ステップS1)。そして、制御部14は、屋内5の雰囲気から一酸化炭素を検出すると(ステップS2でY)、一酸化炭素が検出されたことを報知し(ステップS3)、さらに、使用状態が「使用中」のガス燃焼器6があるときは(ステップS4でY)、「使用中」のガス燃焼器6を報知したあと(ステップS5)、本フローチャートの処理を終了する。また、使用状態が「使用中」のガス燃焼器が無いときは(ステップS4でN)、そのまま、本フローチャートの処理を終了する。
以上より、本発明によれば、屋内の雰囲気から一酸化炭素が検出されたときに、ガスメータ20から通知された使用中のガス燃焼器6の種類を報知するので、不完全燃焼ガスを発生させているガス燃焼器6を迅速に特定することができ、対処の遅れを防いで不完全燃焼ガスによる事故を未然に防止することができる。
なお、本実施形態では、COセンサ11、ガスセンサ12、火災センサ13、をそれぞれ備えるものであったが、これに限らず、少なくともCOセンサを備えていれば、他のセンサを備えることは任意である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係るガス警報器及び警報システムの一実施形態を示す概略図である。 図1のガス警報器を構成する制御部の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 警報システム
6 ガス燃焼器
7 ガス管(ガス流路)
10 ガス警報器
11 一酸化炭素センサ(ガス検出手段)
14 制御部(報知手段、器具報知手段)
20 ガスメータ

Claims (2)

  1. 屋内に設置されたガス燃焼器によって生じる不完全燃焼ガスを検出するガス検出手段と、前記ガス検出手段によって前記不完全燃焼ガスが検出されたとき前記不完全燃焼ガスの発生を報知する報知手段と、を備えたガス警報器において、
    複数種類の前記ガス燃焼器が接続されたガス流路を流れる燃料ガスの流量を計測するとともにこの計測した燃料ガスの流量に基づいて前記複数種類のガス燃焼器のうち使用中の前記ガス燃焼器の種類を特定して通知するガスメータに接続され、前記ガス検出手段によって前記不完全燃焼ガスが検出されたとき、前記ガスメータから通知された前記使用中のガス燃焼器の種類を報知する器具報知手段を備えている
    ことを特徴とするガス警報器。
  2. 請求項1に記載のガス警報器と、
    屋内に設置された複数種類のガス燃焼器が接続されたガス流路を流れる燃料ガスの流量を計測するとともにこの計測した燃料ガスの流量に基づいて前記複数種類のガス燃焼器のうち使用中の前記ガス燃焼器の種類を特定して前記ガス警報器に通知するガスメータと、を備えている警報システム。
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