JPH0340042Y2 - - Google Patents

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JPH0340042Y2
JPH0340042Y2 JP10975886U JP10975886U JPH0340042Y2 JP H0340042 Y2 JPH0340042 Y2 JP H0340042Y2 JP 10975886 U JP10975886 U JP 10975886U JP 10975886 U JP10975886 U JP 10975886U JP H0340042 Y2 JPH0340042 Y2 JP H0340042Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、リツプ溝形の軽量溝形鋼材を使用
する、いわゆるレースウエイ、ダクトと称される
配線路での分岐部位に冠着させる溝形鋼材製配線
路の分岐カバーに関する。
(従来の技術) 従来から、主として照明器具への給電及び支持
材用として二種金属製線ぴあるいは金属ダクトが
使用されている。二種金属製線ぴとしては幅が5
cm以下のものでレースウエイと称され、また、金
属ダクトとしてはそれ以上の幅のものでダクトと
称されており、いずれも、現状では、断面が〓、
〓、〓形の軽量リツプ溝形鋼材が用いられてい
る。
そして、配線系路に従い設置された溝形鋼材製
配線路は、配線径路に対応してX形、T形、L形
に分岐され、その分岐部分を含めた全体にはカバ
ーが冠着される。特に、分岐部分でのカバーは、
分岐形態に応じてX形、T形、L形に形成されて
おり、施工後での表面に凹凸が生じないよう工夫
されている。
すなわち、第5図に示す従来のX形のそれは、
配線路1の開口上面に冠装される断面がほぼ溝形
の一対のカバー本体110を用意し、その一方は
中央部で両側片111を切除し、肉厚分の段差で
凹み112を設け、他方は中央部で両側片111
を切除しておき、凹み112に嵌め合せた後、ス
ポツト溶接する。
第6図に示すはT形のそれは、同じくほぼ溝形
の一対のカバー本体110を用意し、その一方は
中央部で一方の側片111を切除し、他方は肉厚
分の段差での接続片113を延設しておき、接続
片113を側片111の切除部に嵌め入れた後、
スポツト溶接する。
第7図に示すL形のそれは、同じくほぼ溝形の
カバー本体110における中央部を、一側方から
三角形状に切除し、切除部で折曲した後、スポツ
ト溶接する。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、以上のように構成される各種の分岐
カバーにあつては、いずれも亜鉛鉄板
(SPGCZ27)製であるため、スポツト溶接を行な
うと、白粉が生じるものである。この白粉を化粧
し、商品価値を高めるために溶接後で塗装を行な
つており、その塗装処理に手間がかかつていた。
また、X形、T形のそれは、いずれも部材数が
2個であり、しかも夫々が異なる形状、構造であ
るために製作が面倒であり、溶接後に必要とされ
る塗装処理と相俟ち、工程数が多く、加工費も嵩
むものであつた。
そこで、この考案は、叙上のような従来存した
欠点に鑑み、これらを解消すべへく案出されたも
ので、スポツト溶接の必要性をなくし、製造工程
の低減を図り、安価に製造できる溝形鋼材製配線
路の分岐カバーの提供を目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上述した目的を達成するため、この考案にあつ
ては、互いに交差される配線路の分岐部位での開
口上面を閉塞する溝形鋼材製配線路の分岐カバー
において、本線がわでの配線路開口上面を覆う本
線上面カバー片両側から配線路開口両脇に配され
る本線側面カバー片を垂設し、少なくともいずれ
か一方の本線側面カバー片に嵌入切欠部を切欠形
成した本線カバー体と、分岐がわでの配線路開口
上面を覆う分岐上面カバー片両側から配線路開口
両脇に配される分岐側面カバー片を垂設し、前記
本線上面カバー片の肉厚分の段差で凹み、嵌入切
欠部内に嵌め入れられる嵌入接合片を有して成る
分岐カバー体と、断面がほぼ角C字形を呈し、配
線路に冠着した本線カバー体、分岐カバー体上方
から配線路に嵌め込まれる止め金具とを備えたこ
とを特徴とする。
(作用) この考案の溝形鋼材製配線路の分岐カバーにあ
つては、所定の配線系路となるよう配設された配
線路での分岐部位において、その分岐形態に対応
した各種の分岐カバーを冠着する。
そのとき、本線がわでの配線路開口上面は本線
カバー体にて覆われ、本線上面カバー片は、本線
がわでの配線路の開口上面に位置して開口を閉塞
し、また、本線側面カバー片は配線路開口両脇に
位置してそのずれを阻止する。
また、分岐がわでの配線路開口上面は分岐カバ
ー体にて覆われ、分岐上面カバー片は、分岐がわ
での配線路の開口上面に位置して開口を閉塞し、
また、分岐側面カバー片は配線路開口両脇に位置
してそのずれを阻止する。
本線側面カバー片に切欠形成した嵌入切欠部内
には、本線上面カバー片の肉厚分の段差で凹んで
いる分岐カバー体での嵌入接合片を嵌め入れるこ
とで、本線カバー体と分岐カバー体とを交差させ
て組合せる。
このようにして交差、組合せることで配線路に
装着された本線カバー体と分岐カバー体とには、
その上方から断面がほぼ角C字形を呈する止め金
具を嵌め入れ、被せる。
(実施例) 以下、第1図乃至第4図を参照してこの考案の
実施例を説明する。
図において示される符号1は、配線系路に従い
設置される軽量リツプ溝形鋼材の配線路であり、
レースウエイあるいはダクトとして使用されるに
適する幅員を有し、その断面はほぼ〓、〓、〓形
を呈する。
この配線路1は、配線径路に対応した分岐部位
ではX形、T形、L形に分岐された状態で互いに
接続され、この分岐部位に、この考案分岐カバー
が冠着される。
すなわち、本線がわでの配線路1開口上面を覆
う本線上面カバー片3両側から配線路1開口両脇
に配される本線側面カバー片4を垂設し、少なく
ともいずれか一方の本線側面カバー片4に嵌入切
欠部5を切欠形成した本線カバー体2と、分岐が
わでの配線路1開口上面を覆う分岐上面カバー片
7両側から配線路1開口両脇に配される分岐側面
カバー片8を垂設し、前記本線上面カバー片3の
肉厚分の段差で凹み、嵌入切欠部5内に嵌め入れ
られる嵌入接合片9を有して成る分岐カバー体6
と、断面がほぼ角C字形を呈し、配線路1に冠着
した本線カバー体2、分岐カバー体6上方から配
線路1に嵌め込まれる及び分岐カバー体6上方か
ら嵌め込まれる止め金具10とを備えたものであ
る。
なお、本線カバー体2、分岐カバー体6は、適
宜肉厚の鈑材の折曲形成で得られる。
しかして、本線カバー体2、分岐カバー体6
は、互いに交差される配線路1のいずれかに冠着
されるもので、配線路1内に収納される各種ケー
ブルの本線、分岐線の区別のものに影響されず、
同様に、配線路1の本線がわ、分岐がわの区別の
ものにも影響されないものである。
そして、X形の分岐部位でのそれは、第1図に
示すように、本線がわでの本線カバー体2におけ
る左右両側の本線側面カバー片4でのほぼ中央部
夫々に、嵌入切欠部5を切欠してある。一方、分
岐がわでの分岐カバー体6における分岐上面カバ
ー片7でのほぼ中央部に嵌入接合片9を形成して
あり、この嵌入接合片9での左右両側では分岐側
面カバー片8が垂設されてはいない。
T形の分岐部位でのそれは、第2図に示すよう
に、本線がわでの本線カバー体2におけるいずれ
か一方でのほぼ中央部に、嵌入切欠部5を切欠し
てある。一方、分岐がわでの分岐カバー体6にお
ける嵌入接合片9は、上面カバー片7のいずれか
一方の端縁から延設させてある。
L形の分岐部位でのそれは、第3図に示すよう
に、本線がわでの本線カバー体2におけるいずれ
か一方での端部に嵌入切欠部5を切欠してあり、
その嵌入切欠部5がわでの本線上面カバー片3端
は閉塞するための小片が垂設される。
なお、いずれの分岐形態のものであつても、本
線カバー体2と分岐カバー体6とは、本線カバー
体2の側面カバー片4における嵌入切欠部5内
に、分岐カバー体6の嵌入接合片9を嵌入し、接
合するのであり、スポツト溶接等によつて一体化
されることはない。
また、いずれの分岐形態であつても、本線が
わ、分岐がわのいずれの配線路1にも、所定の直
線カバーCが冠着され、この直線カバーC端が本
線カバー体2の本線上面カバー片3あるいは分岐
カバー体6の分岐上面カバー片7縁に突き当てら
れる。
止め金具10は、断面ほぼ角C字形を呈し、本
線カバー体2、分岐カバー体6上方から配線路1
に嵌め込まれ、その開口端が配線路1底部外側面
に係合するようになつている。
この考案は、以上のように構成されており、こ
れが使用に際しては、所定の配線系路となるよう
配設された配線路1での分岐部位において、その
分岐形態に対応した各種の分岐カバーを冠着す
る。
すなわち、X形の分岐部位では第1図に示され
たものを、T形の分岐部位では第2図に示された
ものを、L形の分岐部位では第3図に示されたも
のを夫々使用する。
そのとき、本線がわでの配線路1開口上面は本
線カバー体2にて覆われ、本線上面カバー片3
は、本線がわでの配線路1の開口上面に位置して
開口を閉塞し、また、本線側面カバー片4は配線
路1開口両脇に位置してそのずれを阻止する。
また、分岐がわでの配線路1開口上面は分岐カ
バー体6にて覆われ、分岐上面カバー片7は、分
岐がわでの配線路1の開口上面に位置して開口を
閉塞し、また、分岐側面カバー片8は配線路1開
口両脇に位置してそのずれを阻止する。
本線側面カバー片4に切欠形成した嵌入切欠部
5内には、本線上面カバー片3の肉厚分の段差で
凹んでいる分岐カバー体6での嵌入接合片9を嵌
め入れることで、本線カバー体2と分岐カバー体
6とを交差させて組合せる。
このようにして交差、組合せることで配線路に
装着された本線カバー体2と分岐カバー体6とに
は、その上方から断面がほぼ角C字形を呈する止
め金具10を嵌め入れ、被せる(第4図参照)。
また、本線がわ、分岐がわのいずれの配線路1
にも、所定の直線カバーCが冠着され、この直線
カバーC端が本線カバー体2の本線上面カバー片
3あるいは分岐カバー体6の分岐上面カバー片7
縁に突き当てられる。
[考案の効果] この考案は、互いに交差される配線路1の分岐
部位での開口上面を閉塞する溝形鋼材製配線路の
分岐カバーにおいて、本線がわでの配線路1開口
上面を覆う本線上面カバー片3両側から配線路1
開口両脇に配される本線側面カバー片4を垂設
し、少なくともいずれか一方の本線側面カバー片
4に嵌入切欠部5を切欠形成した本線カバー体2
と、分岐がわでの配線路1開口上面を覆う分岐上
面カバー片7両側から配線路1開口両脇に配され
る分岐側面カバー片8を垂設し、前記本線上面カ
バー片3の肉厚分の段差で凹み、嵌入切欠部5内
に嵌め入れられる嵌入接合片9を有して成る分岐
カバー体6と、断面がほぼ角C字形を呈し、配線
路1に冠着した本線カバー体2、分岐カバー体6
上方から配線路1に嵌め込まれる止め金具10と
を備えたから、その製作には、従来のようにスポ
ツト溶接、塗装処理が必要とされないから、製造
工程が著しく低減され、安価に提供できる。
しかも、カバーの本体部分である本線カバー体
2での本線上面カバー片3、本線側面カバー片
4、及び分岐カバー体6での分岐上面カバー片
7、分岐側面カバー片8は、ともに適宜肉厚の鈑
材の折曲形成で得られるから、極めて簡単な構成
であり、また、夫々の全体は直線的な一部材であ
るから、取扱いも容易である利点がある。
止め金具10は、断面ほぼ角C字形を呈し、本
線カバー体2、分岐カバー体6上方から配線路1
に嵌め込まれ、その開口端が配線路1底部外側面
に係合するから、本線カバー体2、分岐カバー体
6を配線路1にしつかりと固定させる。
【図面の簡単な説明】
図面中第1図乃至第4図はこの考案の実施例を
示し、第1図はX形分岐形態のものの一部切欠斜
視図、第2図はT形分岐形態のものの一部切欠斜
視図、第3図はL形分岐形態のものの一部切欠斜
視図、第4図は使用状態での断面図であり、第5
図乃至第7図は従来例を示し、第5図はX形分岐
形態のものの分解斜視図、第6図はT形分岐形態
のものの分解斜視図、第7図はL形分岐形態のも
のの斜視図である。 1……配線路、2……本線カバー体、3……上
面カバー片、4……側面カバー片、5……嵌入切
欠部、6……分岐カバー体、7……上面カバー
片、8……側面カバー片、9……嵌入接合片、1
0……止め金具、C……直線カバー、110……
カバー本体、111……側片、112……凹み、
113……接続片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに交差される配線路の分岐部位での開口上
    面を閉塞する溝形鋼材製配線路の分岐カバーにお
    いて、本線がわでの配線路開口上面を覆う本線上
    面カバー片両側から配線路開口両脇に配される本
    線側面カバー片を垂設し、少なくともいずれか一
    方の本線側面カバー片に嵌入切欠部を切欠形成し
    た本線カバー体と、分岐がわでの配線路開口上面
    を覆う分岐上面カバー片両側から配線路開口両脇
    に配される分岐側面カバー片を垂設し、前記本線
    上面カバー片の肉厚分の段差で凹み、嵌入切欠部
    内に嵌め入れられる嵌入接合片を有して成る分岐
    カバー体と、断面がほぼ角C字形を呈し、配線路
    に冠着した本線カバー体、分岐カバー体上方から
    配線路に嵌め込まれる止め金具とを備えたことを
    特徴とする溝形鋼材製配線路の分岐カバー。
JP10975886U 1986-07-17 1986-07-17 Expired JPH0340042Y2 (ja)

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JP10975886U JPH0340042Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10975886U JPH0340042Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JPS6317514U JPS6317514U (ja) 1988-02-05
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09239062A (ja) * 1996-03-01 1997-09-16 Masao Satonobu 投法打法調整、筋力増強、健康、保持装置

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JPS6317514U (ja) 1988-02-05

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