JPH0339765A - トナーエンド検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はレーザープリンタ、複写機、ファクシミリなど
の電子写真プロセス方式に係る画像形成装置における現
像器内のトナーエンド検出方法に関する。

（従来の技術） 第３図は従来の圧電振動型のトナー検知センサーを備λ
た現像器の一例を示す断面図である。図に示すように現
像器１の筐体内には、トナーを補給ローラ２を介して現
像ローラ３へ供給し、かつトナーを攪拌して均一化させ
るためのトナー攪拌部材４を有し、図示しない駆動モー
タにより矢印方向へ一定回転数で回転する。また、現像
器１の筐体内にセンサー表面を突出した圧電振動型のト
ナー検知センサー５を有し、そのセンサー表面にトナー
が固着するのを防ぐためトナーセンサー清掃部材６が前
記トナー攪拌部材４と一定間隔をもって同期して回転し
ている。なお、現像ローラ３の表面に接した薄層ブレー
ド７を有する。

第４図は上記トナー検知センサー５の動作状態を示す波
形図であり、センサー表面にトナーがない場合は、第４
図（１）に示すように固有の発振周波数で発振する。ま
た、センサー表面に一定量以上のトナーがあると第４図
（２）に示すように一定レベルを出力するようになって
いる。（特開昭６４−４７７７号参照） （発明が解決しようとするｆｌｌＭ） 上記において、現像器上白にトナーが十分ある場合でも
、その構造上からトナー攪拌部材４やトナー清掃部材６
がセンサー表面を通過した直後には、−時的（時間ｔ）
にセンサー表面にはトナーがなくなり、第４図（３）に
示すようにトナー攪拌部材４の一周中にトナー検知セン
サー５が発振する。

そのため、単純にトナー検知センサーの発振の有無によ
り、トナーエンド状態を判断することは難しく、これは
誤検出となることがある。

本発明は上述した不具合いを解決し、トナーエンドの検
出を正確に検出しかつトナー残量のバラツキを押えるこ
とを目的とする。

（構成および作用） 本発明は上記目的を達成するため１画像形成装置の現像
器内に備えられた圧電振動型によるトナー検知センサー
の固有周波数を計測し、それにより計算された値Ｂと、
トナー攪拌部材の回転時における前記トナー検知センサ
ーの一定時間内の発振周波数の計数値Ａとを比較し、Ａ
＞Ｂの条件により現像器内にトナーがないことを検出す
ることを特徴とする。

本発明はセンサー表面にトナーが一時的になくなっても
、上記Ａ＞Ｂの条件によりトナーエンドを検出するよう
にしたので、トナーエンドの誤検出がなく正確であり、
トナー残量のバラツキがないという効果がある。

（実施例） 現像器のトナーが一定量以下になると、トナー量の減少
に従って、トナー攪拌部材の一周中においてトナー検知
センサーの発振周波数が増加することは、前記第４図か
ら明らかである。

したがって、本発明は第３図に示すトナー攪拌部材４の
回転時、例えば−周期間Ｔ即ち、一定時間内のトナー検
知センサー５の発振周波数Ａを計数し、これと、予めト
ナー検知センサー固有の発振周波数を計測し、それより
計算された値Ｂとを比較し、Ａ＞Ｂとなった場合に、ト
ナーエンド状態と判断とするものである。

上記計算値Ｂの求め方については、第１図に示す画像形
成装置８のウオームアツプ中にトナー検知センサー５の
発振周波数をマイクロコンピュータ（ＣＰ　ｔＪ）８０
で測定し１周波数の値に応じて適正なトナーエンド検出
量が得られる値を、該ＣＰＵで計算する。また、画像形
成装置の制御部内のメモリー（ＲＯＭ）８１に計算値Ｂ
の値を記憶させておき、発振周波数ｆ、、　ｆｌ・・・
・・・ｆ７の値に応じた計算値Ｂ、、Ｂ１・・・・・・
Ｂ、を選択するようにする。

上記トナー検知センサーの発振周波数の測定方法は、測
定値が発振周波数のバラツキの範囲外であるときは測定
エラーとして、その測定値を無視する。そして、上記測
定を複数回行ない平均値を求め発振周波数を決定する。

次に本実施例のトナーエンド検出方法について第２図に
示す動作フローにより説明する。

画像形成装置をスタートさせ、上記したトナー検知セン
サー５の発振周波数ｆの測定方法により測定しくＳ、）
、発振周波数を決定し、その計数値Ａを設定する（Ｓ、
）。

次に制御部８　（ＣＰ　Ｕ３０）のカウンタで、計数値
Ａおよびタイマーカンウド値Ｔのカウントを開始する（
Ｓ３）。そして、トナー攪拌部材４の駆動モータが回転
中か、否かが判断され（Ｓ、）、回転中でなければ（Ｓ
４のＮｏ）、前記ステップＳ、へ戻りカウントを再度開
始する。また、回転中であれば（Ｓ４のＹＥＳ）、ステ
ップＳ、においてＴ＝Ｔ、（トナー攪拌部材４の周期）
が判断される（Ｓ、）。

Ｔ＝Ｔｏであれば（ＳＳのＹＥＳ）、前記ステップに戻
るが、Ｔ＜Ｔ。であれば（Ｓ、のＮｏ）、条件Ａ＞Ｂが
判断される（Ｓ６）。もし、Ｎｏであれば前記ステップ
Ｓ４に戻るが、ＹＥＳであれば上記条件が濶足され、ト
ナーエンド状態となったことが検出される。そして、上
記カウント（ＣＮＴ）をインクリメントしくＳ７）、Ｃ
ＮＴ＝Ｎ（Ｓ、）、即ちＮは予め設定された値であり、
トナーエンド状態をＮ回検出した場合にトナーエンド処
理を行なう（Ｓｇ）。つまりトナーの補給を行なう。

前記ステップ（Ｓ、）でＮｏであれば、Ｔ＝Ｔ、の判断
（Ｓ、。）およびカウント処理（ｓｔｎ）が行なわれ、
ステップ（Ｓ４）に戻す。

このようにした、Ａ＞Ｂの条件を判断して、トナーエン
ドが第３図のような現像器の構造において、正確に検出
できる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、圧電振動型トナー検知セ
ンサーの発振周波数を計測することにより、発振周波数
のバラツキによるトナーエンド検出時のトナー残量の変
動を押えることができ、安定した正確なトナーエンド検
知が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は圧電振動型トナー検知センサーの発振周波数を
測定しメモリに計算値Ｂを格納する説明用のブロック図
、第２図は本発明の一実施例の動作フローを示す図、第
３図は圧電振動型トナー検知センサーの発振出力状態を
説明する波形図、第４図は圧電振動型トナー検知センサ
ーを有する現像器の構成を示す図である。 ｌ　・・・現像器、　２・・・補給ローラ、　３・・・
現像ローラ、　４・・・　トナー攪拌部材、５　・・・
圧電振動型トナー検知センサー６・・・　トナー清掃部
材、　７・・・薄層ブレード、　８　・・・画像形成装
置の制御部、０ マイクロコンピュータ（ＣＰＵ）、 １ メモリー（ＲＯＭ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像形成装置の現像器内に備えられた圧電振動型による
   トナー検知センサーの固有周波数を計測し、それにより
   計算された値Ｂと、トナー攪拌部材の回転時における前
   記トナー検知センサーの一定時間内の発振周波数の計数
   値Ａとを比較し、Ａ＞Ｂの条件により現像器内にトナー
   がないことを検出することを特徴とするトナーエンド検
   出方法。