JPH0339598Y2 - - Google Patents

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JPH0339598Y2
JPH0339598Y2 JP16604485U JP16604485U JPH0339598Y2 JP H0339598 Y2 JPH0339598 Y2 JP H0339598Y2 JP 16604485 U JP16604485 U JP 16604485U JP 16604485 U JP16604485 U JP 16604485U JP H0339598 Y2 JPH0339598 Y2 JP H0339598Y2
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JP
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glass
door
transparent
wired
transparent glass
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JP16604485U
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JPS6273091U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は網入りガラス装着ドアに関し、主と
して片面フラツシユドアや両面フラツシユドアに
用いられる。
従来の技術 従来のスチール製ドアには、外板全面がスチー
ル製の甲種火戸と、スチール製外板の開口部に網
入りガラス装着した乙種防火戸とがあつた。
乙種防火戸では、透明な網入りガラスを通して
外部から内部の状態が覗き見されるのを防止する
ため、ドアに装着されている網入りガラスの両面
に着色された透明なフイルムを貼付けることが行
なわれていた。
考案が解決しようとする問題点 従来の乙種防火戸では、網入りガラスの両面に
あとから貼付けられる着色フイルムは、ガラス周
辺部まできれいに貼付けることができないだけで
なく、一番外側に位置して損傷を受け易くなるか
ら、ドアの見場が悪くなる。その上、フイルムを
貼付けられた網入りガラス全体の厚さは薄く、ド
アへの取付け時にドア外板表面との間に段差を形
成するから、ドアに施し得る意匠的な変化が限定
されるとともに、網入りガラスの網が着色された
フイルムを通して見え易くなる不都合があつた。
問題点を解決するための手段 この考案は前記問題点を解決するため、網入り
ガラスの一方の面に着色された透明なフイルムと
網入りガラスより若干小さな第1透明ガラスとを
その順に貼合せ、網入りガラスの他方の面に着色
された透明なフイルムと網入りガラスと同じ大き
さの第2透明ガラスとをその順に接着して貼合せ
ガラスを形成し、この貼合せガラスが装着される
ドア開口部の外表面側の四周に、前記第1透明ガ
ラスの外周との間に間〓を形成する折り曲げ部を
設けるとともに、ドア開口部の室内側に第2透明
ガラスの周辺部と重合する縁押えを設け、ドア開
口部と第1透明ガラスとの間〓部にシリコン等の
シーラントを嵌合して網入りガラス装着ドアを構
成したものである。
作 用 上記構成のドアによれば、外板開口部に装着さ
れた貼合せガラスの部分を通してドア外部の光
は、一部室内側に取り入れられる。しかし、貼合
せガラスを通過する光は、各ガラスとフイルム境
界面で一部が反射されるほか、着色されたフイル
ムの部分で大部分の光が吸収されて暗くなるか
ら、網入りガラスの網は外部から見えにくくな
る。その上、開口部全面を奇麗に遮蔽する着色さ
れたフイルムは、その上に貼合された第1,第2
透明ガラスによつて損傷から保護される。また、
ドア開口部と第1透明ガラスとの間〓部に嵌合さ
れるシリコン等のシーラントの着色や第1透明ガ
ラスとドア外板の表面との関係を変化させると、
ドアに与え得るデザインは多様化する。
実施例 第1図および第2図は、この考案の一実施例で
方形の開口2が1個設けられた片面フラツシユ型
のドア1に適用した場合を示す。
開口2に装着される貼合せガラスAは、透明な
網入りガラス3の両面に、普通同じ色に着色され
た透明なフイルム4,5が貼付けられ、一方のフ
イルム4の表面に網入りガラス3より若干小さな
第1透明ガラス6を固着するとともに、他方のフ
イルム5の表面に網入りガラス3と同じ大きさの
第2透明ガラス7を固着して形成されている。フ
イルム4,5には、網入りガラス3の網3aを外
側から見えにくくする色が着色されているが、凹
凸模様のデザインを施して透過光を散乱し、網3
aを外側から見えにくくしてもよい。また、各ガ
ラスの板厚は、網入りガラス3が、例えば、6.8
mmのとき、第1透明ガラス6に5mm、第2透明ガ
ラス7に3mm程度の厚さのものが用いられる。
ドア1の開口2には、貼合せガラスAが第1透
明ガラス6を外表面側に向けて装着されている。
開口2の外表面側では、ドア1の外板1aが第1
透明ガラス6の外周と5mm前後の間〓部を形成す
る位置で、網入りガラス3の表面側に向かう折り
曲げ部1bが形成されている。開口2の室内側に
は、第2透明ガラス7の周辺部と重合して貼合せ
ガラスの脱落を防止する縁押え8が装着されてい
る。9はドア1の開口2において貼合せガラスA
の周辺部に充填されたパテで、ドア外板1aと第
1透明ガラス6との間〓部には、適当な色に着色
されたシリコン等のシーラント10が嵌合充填さ
れており、貼合せガラスAは、折り曲げ部1b、
縁押え8、パテ9、およびシリコン等のシーラン
ト10により位置決めされ、例えば、図示のよう
に外板1aとフラツトになるよう取付けられる。
なお、上記実施例における各ガラス3,6,7
の少なくともいずれか一つに着色を施してもよ
い。
上記構成のドア1を用いた場合、貼合せガラス
Aを形成する各ガラス3,6,7と着色フイルム
4,5はいずれも透明であるから、ドア外部の光
は、貼合せガラスAを通して室内側に取り入れら
れ、室内側を明るくする。しかし、貼合せガラス
Aを通過する光は、貼合せガラスAを構成する各
ガラス3,6,7と着色フイルム4,5の各境界
面で一部が反射されて強さが弱められるととも
に、着色フイルム4,5の部分で大部分の光を吸
収されるから、網入りガラス3の網3aは、ドア
外部から見えにくくなつてドア1の見場を良くす
る。
また、網入りガラス3の両面に位置する着色フ
イルム4,5は、その上に重合された第1,第2
透明ガラス6,7によつて保護されているから損
傷されることがなくなる。その上、第1透明ガラ
ス6の表面をドア外板1aと同一面内になるよう
に位置決めすると、網入りガラスドアでありなが
ら網入りガラスドアと異なる印象をも与えること
ができる。さらに、第1透明ガラス6の表面とド
ア外板1aとの関係を変化させながら、これにい
ろんな色に着色したシリコン等のシーラント10
を組み合せると、ドア1のデザインに変化をもた
せることができる。
考案の効果 この考案は、網入りガラスの両面に貼付けられ
た着色透明フイルムに、網入りガラスより若干小
さな第1透明ガラスと網入りガラスと同じ大きさ
の第2透明ガラスとをそれぞれ接着した貼合せガ
ラスを、第1透明ガラスがドア開口部の外側にな
るよう取付け、第2透明ガラス側を開口に装着さ
れる縁押えによつて保持するとともに、ドア開口
部と第1透明ガラスとの間にシリコン等のシーラ
ントを嵌合充填したものであるから、貼合せガラ
スの部分を通して外部の光を一部室内側に取り入
れることができるだけでなく、網入りガラスの網
が見えるのを防止して、ドアの採光機能と見場と
を著しく良くすることができる。
また、網入りガラスの両面に貼付けられたフイ
ルムは、第1、第2透明ガラスによつて損傷を防
止される。その上、第1透明ガラスを外板折り曲
げ部との間に適当な間隔を保つように寸法切断す
るとともに、シリコン等のシーラントの着色を変
えることにより、ドアのデザインにも変化をもた
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の要部縦断面図、
第2図は第1図の要部横断面図、第3図はドアの
外側から見た正面図である。 1……ドア、1a……外板、1b……折り曲げ
部、2……ドア開口部(開口)、3……網入りガ
ラス、4,5……フイルム、6……第1透明ガラ
ス、7……第2透明ガラス、8……縁押え、10
……シリコン等のシーラント、A……貼合せガラ
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 網入りガラスの一方の面に着色された透明な
    フイルムと網入りガラスより若干小さな第1透
    明ガラスとをその順に貼合せ、網入りガラスの
    他方の面に着色された透明なフイルムと網入り
    ガラスと同じ大きさの第2透明ガラスとをその
    順に接着して貼合せガラスを形成し、この貼合
    せガラスが装着されるドア開口部の外表面側の
    四周に、前記第1透明ガラスの外周との間に間
    〓を形成する折り曲げ部を設けるとともに、ド
    ア開口部の室内側に第2透明ガラスの周辺部と
    重合する縁押えを設け、ドア開口部と第1透明
    ガラスとの間〓部にシリコン等のシーラントを
    嵌合したことを特徴とする網入りガラス装着ド
    ア。 (2) 第1透明ガラスの表面は、ドアの外表面と同
    一面内にある実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の網入りガラス装着ドア。
JP16604485U 1985-10-28 1985-10-28 Expired JPH0339598Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16604485U JPH0339598Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

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JP16604485U JPH0339598Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6273091U JPS6273091U (ja) 1987-05-11
JPH0339598Y2 true JPH0339598Y2 (ja) 1991-08-20

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ID=31096643

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JPS6273091U (ja) 1987-05-11

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