JPH0339503Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339503Y2 JPH0339503Y2 JP2499889U JP2499889U JPH0339503Y2 JP H0339503 Y2 JPH0339503 Y2 JP H0339503Y2 JP 2499889 U JP2499889 U JP 2499889U JP 2499889 U JP2499889 U JP 2499889U JP H0339503 Y2 JPH0339503 Y2 JP H0339503Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- rotating roller
- machine
- stops
- magnetic sensor
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 9
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 5
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000005389 magnetism Effects 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Looms (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、メリヤス編機や織機等に取付けら
れる糸切停止装置に関するものである。
れる糸切停止装置に関するものである。
従来、予め糸切れを探知して機械を停止させ、
生地に傷が発生するのを防止する糸切停止装置が
普及している。第4図は、メリヤス編機及び糸切
停止装置を示し、メリヤス編機において、棚Aの
上に立てたコーンBから引出された糸Cは、複数
のガイドを通つて針筒Dに供給される。糸切停止
装置Eは、棚Aに取付けられ、直進する糸Cがそ
の中を通過しており、糸が切れるとこれを探知し
機台を停止させる働きをするものである。
生地に傷が発生するのを防止する糸切停止装置が
普及している。第4図は、メリヤス編機及び糸切
停止装置を示し、メリヤス編機において、棚Aの
上に立てたコーンBから引出された糸Cは、複数
のガイドを通つて針筒Dに供給される。糸切停止
装置Eは、棚Aに取付けられ、直進する糸Cがそ
の中を通過しており、糸が切れるとこれを探知し
機台を停止させる働きをするものである。
第5図及び第6図は、従来の糸切停止装置を示
し、一対の糸道孔51の間に支点52を介して揺
動可能に取付けられた隙間ゲージ53と、一対の
糸道孔51の間に支点54を介して揺動自在に取
付けられた検知ワイヤ55とから形成されてい
る。
し、一対の糸道孔51の間に支点52を介して揺
動可能に取付けられた隙間ゲージ53と、一対の
糸道孔51の間に支点54を介して揺動自在に取
付けられた検知ワイヤ55とから形成されてい
る。
隙間ゲージ53は、糸に付着した大きな綿屑、
大きな結び目等を探知するもので綿屑等がこれに
詰まると引張られて倒れ(第5図矢印方向参照)、
内部のスイツチ56がONになつてメリヤス編機
駆動モータが停止する。また、検知ワイヤ55
は、進行中に糸が下を通りこれに支えられて起立
状態にあるが、糸切れ、糸抜けがあつて糸が無く
なると自重で倒れ(第5図矢印方向参照)、内部
のスイツチ57がONになつて駆動モータが停止
する。
大きな結び目等を探知するもので綿屑等がこれに
詰まると引張られて倒れ(第5図矢印方向参照)、
内部のスイツチ56がONになつてメリヤス編機
駆動モータが停止する。また、検知ワイヤ55
は、進行中に糸が下を通りこれに支えられて起立
状態にあるが、糸切れ、糸抜けがあつて糸が無く
なると自重で倒れ(第5図矢印方向参照)、内部
のスイツチ57がONになつて駆動モータが停止
する。
編立を行う針筒は、高速度に針が上下運動をし
ており、且つ糸が最も外力を受ける部分であつ
て、糸切れが発生しやすいところである。また、
コーンから出発して針筒に至る間に糸に綿屑(棚
等に多く溜まつている)が付着しやすく、これが
針筒の針に詰まつて糸切れとなることが多くあ
る。
ており、且つ糸が最も外力を受ける部分であつ
て、糸切れが発生しやすいところである。また、
コーンから出発して針筒に至る間に糸に綿屑(棚
等に多く溜まつている)が付着しやすく、これが
針筒の針に詰まつて糸切れとなることが多くあ
る。
ところが、この従来の糸切停止装置において
は、針筒部で上記のような糸切れが発生した場
合、糸は進行しなくなり静止状態となるが、コー
ンから針筒までの間には複数のガイドを通つて糸
が張つて存在しており、このため隙間ゲージ及び
検知ワイヤは倒れず機台は運転を続行し傷のある
製品ができる問題点があつた。
は、針筒部で上記のような糸切れが発生した場
合、糸は進行しなくなり静止状態となるが、コー
ンから針筒までの間には複数のガイドを通つて糸
が張つて存在しており、このため隙間ゲージ及び
検知ワイヤは倒れず機台は運転を続行し傷のある
製品ができる問題点があつた。
即ち糸切停止装置以前の糸のトラブルには作動
するか、それから後の部分のトラブルには作動し
ない問題点があつた。
するか、それから後の部分のトラブルには作動し
ない問題点があつた。
この考案は、従来品の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、糸切れして糸が無くなつた時は勿論のこ
と、糸の進行が停止状態で糸が存在していても、
これを探知して機台を停止せしめるようにした糸
切停止装置を提供しようとするものである。
に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、糸切れして糸が無くなつた時は勿論のこ
と、糸の進行が停止状態で糸が存在していても、
これを探知して機台を停止せしめるようにした糸
切停止装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、この考案における
糸切停止装置は、対の糸道孔の間にあつて糸を巻
付け糸の進行で回転する回転ローラと、倒れた際
この回転ローラに係合してこれを停止せしめる起
伏自在な隙間ゲージ及び検知ワイヤと、回転ロー
ラの停転を感知して機台を停止せしめる磁気セン
サーとからなり、前記回転ローラには、永久磁石
片を内蔵し且つ外周縁に歯車を設け、前記隙間ゲ
ージ及び検知ワイヤには倒れた際上記歯車に噛合
う突片を設けてなるものである。
糸切停止装置は、対の糸道孔の間にあつて糸を巻
付け糸の進行で回転する回転ローラと、倒れた際
この回転ローラに係合してこれを停止せしめる起
伏自在な隙間ゲージ及び検知ワイヤと、回転ロー
ラの停転を感知して機台を停止せしめる磁気セン
サーとからなり、前記回転ローラには、永久磁石
片を内蔵し且つ外周縁に歯車を設け、前記隙間ゲ
ージ及び検知ワイヤには倒れた際上記歯車に噛合
う突片を設けてなるものである。
この様に構成された糸切停止装置は、回転ロー
ラの回転によつて、内蔵した永久磁石片の磁力の
遠近による強弱の間隔(時間)を磁気センサーが
常時感知しており、もし糸切れ等によつてこれに
変化が生じれば直ちに制御器が作動して機台駆動
モータを停止せしめる。
ラの回転によつて、内蔵した永久磁石片の磁力の
遠近による強弱の間隔(時間)を磁気センサーが
常時感知しており、もし糸切れ等によつてこれに
変化が生じれば直ちに制御器が作動して機台駆動
モータを停止せしめる。
回転ローラには糸が巻付けてあつて糸の進行が
止まると回転が停止するため、針筒部での糸切れ
でもこれを正確に探知することができる。
止まると回転が停止するため、針筒部での糸切れ
でもこれを正確に探知することができる。
第1図〜第3図は、この考案の実施例を示し、
この糸切停止装置は、対の糸道孔1の間にあつて
糸Cが1回巻付けられこの糸の進行で回転する回
転ローラ2と、倒れた際この回転ローラに係合し
てこれを停止せしめる起伏自在な隙間ゲージ3及
び検知ワイヤ4と、回転ローラの停転を感知して
機台を停台せしめる磁気センサー5とからなり、
前記回転ローラには、複数の永久磁石片6が円周
方向に等ピツチに埋設され且つ外周縁に歯車7が
刻設され、隙間ゲージ3及び検知ワイヤ4には、
糸切れによつて倒れた際上記歯車に噛合う突片
8,9がそれぞれ設けられてなるものである。
この糸切停止装置は、対の糸道孔1の間にあつて
糸Cが1回巻付けられこの糸の進行で回転する回
転ローラ2と、倒れた際この回転ローラに係合し
てこれを停止せしめる起伏自在な隙間ゲージ3及
び検知ワイヤ4と、回転ローラの停転を感知して
機台を停台せしめる磁気センサー5とからなり、
前記回転ローラには、複数の永久磁石片6が円周
方向に等ピツチに埋設され且つ外周縁に歯車7が
刻設され、隙間ゲージ3及び検知ワイヤ4には、
糸切れによつて倒れた際上記歯車に噛合う突片
8,9がそれぞれ設けられてなるものである。
糸道孔1は基板10の両端に取付けられてお
り、回転ローラ2は基板10に支軸11を介して
回転自在に取付けられている。回転ローラ2は、
外周面に糸を巻付ける溝12(第2図参照)が歯
車7と並設されている。埋設する永久磁石片6は
例えば糸の進行速度等用途に対応して適宜その個
数を選択することができる。
り、回転ローラ2は基板10に支軸11を介して
回転自在に取付けられている。回転ローラ2は、
外周面に糸を巻付ける溝12(第2図参照)が歯
車7と並設されている。埋設する永久磁石片6は
例えば糸の進行速度等用途に対応して適宜その個
数を選択することができる。
隙間ゲージ3は、通過する糸の綿屑、不良結び
目が詰まつて倒れる(第1図矢印方向参照)もの
であり、支軸13を介して揺動自在で且つ倒れた
際歯車7への突片8の噛合を確実にするためコイ
ルばね14が取付けてある。
目が詰まつて倒れる(第1図矢印方向参照)もの
であり、支軸13を介して揺動自在で且つ倒れた
際歯車7への突片8の噛合を確実にするためコイ
ルばね14が取付けてある。
検知ワイヤ4は、進行中の糸の存在を探知する
ものであり、支軸15を介して揺動自在で、糸が
無くなると自重で倒れる(第1図矢印方向参照)
突片9で回転ローラを停止せしめる。
ものであり、支軸15を介して揺動自在で、糸が
無くなると自重で倒れる(第1図矢印方向参照)
突片9で回転ローラを停止せしめる。
磁気センサー5は、回転ローラに近接して基板
10に取付けられ、制御器16に結線されてい
る。この磁気センサーは、回転ローラが定速度で
回転している際には複数の永久磁石片の遠近によ
る磁力の強弱を感知して制御器へ例えば0.2秒間
隔のパルス信号を送つており、糸切れ等のトラブ
ルが発生して回転ローラが止まると直ちにこれを
感知して制御器を介して機台駆動ローラを停止せ
しめる。
10に取付けられ、制御器16に結線されてい
る。この磁気センサーは、回転ローラが定速度で
回転している際には複数の永久磁石片の遠近によ
る磁力の強弱を感知して制御器へ例えば0.2秒間
隔のパルス信号を送つており、糸切れ等のトラブ
ルが発生して回転ローラが止まると直ちにこれを
感知して制御器を介して機台駆動ローラを停止せ
しめる。
第3図は、制御器回路を示し、タイマは機台起
動時定速回転数に至るまでの間の糸の進行速度の
遅れを磁気センサーが感知しないためのもので、
例えば2秒間をセツトしておくとこの間は磁気セ
ンサーが作用しないようになる。
動時定速回転数に至るまでの間の糸の進行速度の
遅れを磁気センサーが感知しないためのもので、
例えば2秒間をセツトしておくとこの間は磁気セ
ンサーが作用しないようになる。
前記糸切停止装置を使用する場合、回転ローラ
に糸が巻付けてあつて糸の進行に伴つて回転し、
回転ローラの前方には隙間ゲージが、また後方に
は天秤状に揺動する糸の検知ワイヤが配設されて
おり、糸に付着した綿屑、大きな結び目及び糸が
切れて無い場合を探知すると共に、例えば針筒部
で生じた糸切れで、糸が両糸道孔間に架設されて
いて進行が止まつている場合でも回転ローラの停
止によつて探知する優れた機能を備えている。
に糸が巻付けてあつて糸の進行に伴つて回転し、
回転ローラの前方には隙間ゲージが、また後方に
は天秤状に揺動する糸の検知ワイヤが配設されて
おり、糸に付着した綿屑、大きな結び目及び糸が
切れて無い場合を探知すると共に、例えば針筒部
で生じた糸切れで、糸が両糸道孔間に架設されて
いて進行が止まつている場合でも回転ローラの停
止によつて探知する優れた機能を備えている。
なお、この糸切停止装置は、経編、緯編のメリ
ヤス編機のほか、製網機、各種織機、レース機、
カーペツト機、ワインダー、合撚糸機等に適用で
きる。
ヤス編機のほか、製網機、各種織機、レース機、
カーペツト機、ワインダー、合撚糸機等に適用で
きる。
この考案は、上述の通り構成されているので、
次に記載する効果を奏する。
次に記載する効果を奏する。
回転ローラを介して糸の進行状態をキヤツチす
るものであつて、従来品の探知不可能であつた糸
切停止装置より後方、即ち主して針筒部で発生す
る糸切れも正確に探知することができると共に、
例えば糸が何らかの原因でたるむとか、隣の糸と
絡み付くとか、糸切れした後寸動進行するとか、
いろいろなトラブルでも迅速にこれを探知して機
台を停止させることができる効果がある。
るものであつて、従来品の探知不可能であつた糸
切停止装置より後方、即ち主して針筒部で発生す
る糸切れも正確に探知することができると共に、
例えば糸が何らかの原因でたるむとか、隣の糸と
絡み付くとか、糸切れした後寸動進行するとか、
いろいろなトラブルでも迅速にこれを探知して機
台を停止させることができる効果がある。
また、機台の編立速度、即ち糸の進行速度がい
ろいろ変わつても、磁気センサーが最も探知しや
すいように永久磁石片の個数を変更させてこれに
十分対応することができる効果もある。
ろいろ変わつても、磁気センサーが最も探知しや
すいように永久磁石片の個数を変更させてこれに
十分対応することができる効果もある。
第1図は、この考案の実施例を示す概略図、第
2図は同士の要部平面図、第3図は同上の制御器
回路図である。また、第4図はメリヤス編機の糸
切停止装置の概略図、第5図及び第6図は従来例
を示す側面図及び平面図である。 A……棚、C……糸、D……針筒、E……糸切
停止装置、2……回転ローラ、3,53……隙間
ゲージ、4,55……検知ワイヤ、5……磁気セ
ンサー、6……永久磁石片、7……歯車、16…
…制御器。
2図は同士の要部平面図、第3図は同上の制御器
回路図である。また、第4図はメリヤス編機の糸
切停止装置の概略図、第5図及び第6図は従来例
を示す側面図及び平面図である。 A……棚、C……糸、D……針筒、E……糸切
停止装置、2……回転ローラ、3,53……隙間
ゲージ、4,55……検知ワイヤ、5……磁気セ
ンサー、6……永久磁石片、7……歯車、16…
…制御器。
Claims (1)
- 対の糸道孔の間にあつて糸を巻付け糸の進行で
回転する回転ローラと、倒れた際この回転ローラ
に係合してこれを停止せしめる起状自在な隙間ゲ
ージ及び検知ワイヤと、回転ローラの停転を感知
して機台を停止せしめる磁気サンサーとからな
り、前記回転ローラには、永久磁石片を内蔵し且
つ外周縁に歯車を設け、前記隙間ゲージ及び検知
ワイヤには倒れた際上記歯車に噛合う突片を設け
てなる糸切停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2499889U JPH0339503Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2499889U JPH0339503Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02115590U JPH02115590U (ja) | 1990-09-17 |
JPH0339503Y2 true JPH0339503Y2 (ja) | 1991-08-20 |
Family
ID=31245335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2499889U Expired JPH0339503Y2 (ja) | 1989-03-03 | 1989-03-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339503Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-03 JP JP2499889U patent/JPH0339503Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02115590U (ja) | 1990-09-17 |
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