JPH033936B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH033936B2
JPH033936B2 JP59144367A JP14436784A JPH033936B2 JP H033936 B2 JPH033936 B2 JP H033936B2 JP 59144367 A JP59144367 A JP 59144367A JP 14436784 A JP14436784 A JP 14436784A JP H033936 B2 JPH033936 B2 JP H033936B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
etching
transistor portion
semiconductor layer
type transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59144367A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6124265A (ja
Inventor
Masahisa Suzuki
Takashi Mimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP14436784A priority Critical patent/JPS6124265A/ja
Priority to US06/728,080 priority patent/US4615102A/en
Priority to DE8585303057T priority patent/DE3566594D1/de
Priority to EP85303057A priority patent/EP0175437B1/en
Priority to KR1019850002915A priority patent/KR890004456B1/ko
Publication of JPS6124265A publication Critical patent/JPS6124265A/ja
Publication of JPH033936B2 publication Critical patent/JPH033936B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/06Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a non-repetitive configuration
    • H01L27/0605Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a non-repetitive configuration integrated circuits made of compound material, e.g. AIIIBV

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2次元電子ガス(2DEG)層を利用
することに依り高速化した電界効果型トランジス
タを用いてエンハンスメント/デイプレツシヨン
(enhancement/depletion:E/D)構成とした
半導体装置を製造する方法の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、この種の電界効果型トランジスタに於
いては、半絶縁性GaAs基板上に形成されたア
ン・ドープGaAsチヤネル層及びその上に形成さ
れたn型AlGaAs電子供給層を備えていて、その
閾値電圧Vthは前記アン・ドープGaAsチヤネル
層とゲート電極接合面との間に存在する前記n型
AlGaAs電子供給層を含む半導体層の厚さで決定
される。
また、これとは別に、現今の論理回路に於いて
は、E/D構成の半導体装置は不可欠と言つて良
い。そして、このE/D構成の半導体装置に於い
ては、勿論、Eモードの閾値電圧Vthを有する電
界効果型トランジスタとDモードの閾値電圧Vth
を有する電界効果型トランジスタとが同一基板上
に形成されなければならない。
従つて、2DEG層を利用して高速化した電界効
果型トランジスタを用いてE/D構成の半導体装
置を得ようとする場合、前記閾値電圧の関係か
ら、シヨツトキ・ゲート電極と半導体層とがコン
タクトしている部分の深さが相違する2種類の電
果効果型トランジスタを同一基板上に作り込むこ
とが必要とされる。
このような半導体装置を製造するに際し、当
初、実施された従来技術では、エンハンスメント
型トランジスタ部分を加工する場合、CCl2F2
有ガスをエツチヤントとする選択ドライ・エツチ
ング法を適用している為、閾値電圧の制御性及び
均一性は良好であるが、デイプレツシヨン型トラ
ンジスタ部分を加工する場合、選択性がないウエ
ツト・エツチング法を適用している為、制御性及
び均一性ともに良好でない旨の欠点があつた。
このような欠点を解消する為、次に説明するよ
うな技術が提供された。
第15図はこの種の半導体装置を表す要部切断
側面図である。
図に於いて、1は半絶縁性GaAs基板、2はア
ン・ドープGaAsチヤネル層、3はn型AlGaAs
層電子供給層、4はn型GaAs層、5はn型
AlGaAs層、6はn型GaAsコンタクト層、7は
E/D間絶縁用溝、8,9,10,11はオーミ
ツク・コンタクト電極、12及び13はシヨツト
キ・コンタクト・ゲート電極、14は2DEG層、
Eはエンハンスメント型トランジスタ部分、Dは
デイプレツシヨン型トランジスタ部分をそれぞれ
示している。
この半導体装置を製造する場合、最も問題とな
るのは、前記したように、シヨツトキ・ゲート電
極12及び13をn型AlGaAs層5に、そして、
シヨツトキ・コンタクト・ゲート電極13をn型
AlGaAs電子供給層3にそれぞれコンタクトさせ
る為、凹所を形成することである。
従来技術で前記半導体装置を製造する場合の工
程は次の通りである。
最初、エンハンスメント型トランジスタ部分E
について凹所形成を行う。それには、先ず、ゲー
ト部のパターニングを行い、n型GaAsコンタク
ト層6の表面からn型AlGaAs層5が抜けるとこ
ろまでウエツト・エツチングを行い、次に、同じ
フオト・レジスト膜を用いてデイプレツシヨン型
トランジスタ部分に於けるゲート部のパターニン
グを行い、エンハンスメント型トランジスタ部分
E及びデイプレツシヨン型トランジスタ部分Dの
選択ドライ・エツチングを行うが、そのエツチン
グは、エンハンスメント型トランジスタ部分Eに
於いてはn型AlGaAs電子供給層3で停止し、ま
た、デイプレツシヨン型トランジスタ部分Dに於
いてはn型AlGaAs層5で停止する。
然しながら、この技術に於いても欠点の存在が
認められた。
即ち、エンハンスメント型トランジスタ部分E
に於いて、ウエツト・エツチング法を適用してn
型GaAsコンタクト層6及びn型AlGaAs層5
(エツチング停止層)を除去することでn型
GaAs層4(閾値電圧制御層)を表出させる場
合、例えば、通常の通り、n型GaAsコンタクト
層6の厚さが400〔Å〕、n型AlGaAs層5の厚さ
が30〔Å〕、n型GaAs層4の厚さ100〔Å〕である
とすると、エツチングの深さは430〔Å〕であり、
そして、エツチングの余裕は100〔Å〕となる。従
つて、、例えば、直径約5〔cm〕(2吋)のウエハ
全面に亙り、前記ウエツト・エツチングをn型
GaAs層4の表面で停止させることは容易でな
く、特に、ゲート電極長が1〔μm〕程度になつ
てくるとエツチング・スピードが変化するので、
エツチングの制御は困難となる。
また、この従来の技術に於いては、2回のマス
ク露光工程が必要である。即ち、エンハンスメン
ト型トランジスタ部分Eに於けるウエツト・エツ
チングの為のマスク露光と、エンハンスメント型
トランジスタ部分Eに於いてはn型GaAs層4
を、そして、デイプレツシヨン型トランジスタ部
分Dに於いてはn型GaAsコンタクト層6をそれ
ぞれ選択的にドライ・エツチングする為のマスク
露光である。従つて、エンハンスメント型トラン
ジスタ部分Eのゲート形成領域に対しては、マス
ク露光工程が2度に亙つて実施されることになつ
て、二度目の露光の際にゲートが拡大されてしま
う旨の欠点がある。
前記説明した技術は、いずれも、凹所の形成及
びゲート電極の形成をエンハンスメント型トラン
ジスタ部分Eとデイプレツシヨン型トランジスタ
部分Dとについて同時に行つているが、これを
各々別個に行つて、前記諸欠点を解消しようとす
る試みもなされている。
然しながら、このようにすると、工程が複雑化
したり、ゲート電極同志を接続することが困難に
なつたりする欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、2DEGを利用して高速化した電界効
果型トランジスタからなり、且つ、エンハンスメ
ント型トランジスタ部分の閾値電圧及びデイプレ
ツシヨン型トランジスタ部分の閾値電圧が正確に
制御されたE/D構成を有する改良された半導体
装置を提供し、また、該半導体装置を製造するに
際して、ゲート部分の作製を簡単な工程で、しか
も、エンハンスメント型トランジスタ部分もデイ
プレツシヨン型トランジスタ部分も同時に且つ精
度良く形成することができるようにする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に於ける半導体装置の製造方法に於いて
は、基板上にチヤネル層となるノン・ドープの第
1の半導体層と、キヤリヤ供給層となる第2の半
導体層と、デプレツシヨン型(以下、D型と称
す)トランジスタ部分の閾値電圧制御層となる第
3の半導体層と、エツチング停止層となる第4の
半導体層と、コンタクト層となる第5の半導体層
とを順に成長させる工程と、全面に絶縁膜を形成
した後、該絶縁膜上にエンハンスメント型(以
下、E型と称する)トランジスタ部分のゲートに
対応する開口及び前記D型トランジスタ部分のゲ
ートに対応する開口を有するマスク膜を形成する
工程と、E型トランジスタ部分の前記開口を介し
て前記絶縁膜を選択的に除去し、前記第5の半導
体層を露出する工程と、エツチング停止層のエツ
チング速度よりもコンタクト層のエツチング速度
が極めて大きい選択ドライ・エツチング法に依
り、E型トランジスタ部分の前記開口を介して、
E型トランジスタ部分の前記第4の半導体層を露
出させる工程と、前記開口を介して、コンタクト
層及び閾値電圧制御層のエツチング速度よりも絶
縁膜及びエツチング停止層のエツチング速度が大
きいエツチングを施し、E型トランジスタ部分に
於いては前記第3の半導体層を、D型トランジス
タ部分に於いては前記第5の半導体層をそれぞれ
露出させる工程と、エツチング停止層及びキヤリ
ヤ供給層のエツチング速度よりもコンタクト層及
び閾値電圧電圧制御層のエツチング速度が極めて
大きい選択ドライ・エツチング法に依り、前記開
口を介して、E型トランジスタ部分に於いては前
記第2の半導体層を、D型トランジスタ部分に於
いては前記第4の半導体層をそれぞれ露出させる
工程と、E型トランジスタ部分に於いては前記第
2の半導体層上に、D型トランジスタ部分に於い
ては前記第4の半導体層上にそれぞれゲート電極
を形成する工程とを有している。
〔作用〕
前記手段を採ることに依り、エンハンスメント
型トランジスタ部分に於ける閾値電圧制御層の表
出は、エツチング停止層のみをエツチングするこ
とで実現され、この際、エツチングの深さは例え
ば30〔Å〕、即ち、エツチング停止層の厚さであ
り、そして、エツチングの余裕は例えば100〔Å〕
であることから、エツチング深さに対するエツチ
ングの余裕は大きいので、ウエハ全面に亙つて閾
値電圧制御層を容易に表出させることができ、そ
して、閾値電圧制御層のエツチング速度よりも、
エツチング停止層のエツチング速度が大きいエツ
チングを施すことで該閾値電圧制御層を表出して
いるので、精度が高いエツチングを行うことが可
能である。
また、マスクの露光については、まず、E型ト
ランジスタ部分のゲートに対応する領域の絶縁膜
のみを除去してコンタクト層を表出させ、且つ、
D型トランジスタ部分のゲートに対応する領域の
絶縁膜は除去されないようにしていることから、
マスク露光工程が従来技術に比較して1回少なく
なる。従つて、一度のマスク工程に依り、E/D
両モードのトランジスタについて、ゲート部分を
同時に且つ精度良く形成することが可能であり、
エンハンスメント型トランジスタ部分及びデプレ
ツシヨン型トランジスタ部分それぞれの閾値電圧
は正確に制御される。
発明の実施例 第1図乃至第8図は本発明一実施例を解説する
為の工程要所に於ける半導体装置の要部切断側面
図であり、以下、これ等の図を参照しつつ説明す
る。
第2図参照 (a) 分子線エピタキシヤル成長(molecular
beam epitaxy:MBE)法或いはMOCVD
(metal organichemical vapour deposition)
法などの技法を適宜選択して採用することに依
り、半絶縁性GaAs基板21上にチヤネル層と
なるアン・ドープGaAs層22(第1の半導体
層)、電子供給層となるn型AlGaAs層23
(第2の半導体層)、デイプレツシヨン型トラン
ジスタ部分に於ける閾値電圧制御層となるn型
GaAs層24(第3の半導体層)、エツチング
停止層であるn型AlGaAs層25(第4の半導
体層)、オーミツク・コンタクト可能な層であ
るn型GaAs層26(第5の半導体層)をそれ
ぞれ成長させる。
この場合に於ける各半導体層に於けるデータ
は次の通りである。
(1) 第2の半導体層であるn型AlGaAs層23
について 厚さ:300〔Å〕 ドナ濃度:2×1018〔cm-3〕 (2) 第3の半導体層であるn型GaAs層24に
ついて 厚さ:100〔Å〕 ドナ濃度:2×1018〔cm-3〕 (3) 第4の半導体層であるn型AlGaAs層25
について 厚さ:30〔Å〕 ドナ濃度:2×1018〔cm-3〕 (4) 第5の半導体層であるn型GaAs層26に
ついて 厚さ:400〔Å〕 ドナ濃度:2×1018〔cm-3〕 第3図参照 (b) 例えば、フツ化水素酸系エツチング液を用い
たウエツト・エツチング法を適用することに依
り、エンハンスメント型トランジスタ部分Eと
デイプレツシヨン型トランジスタ部分Dとを絶
縁分離する為のメサ・エツチングを行う。尚、
この工程に於いて、イオン注入法を適用するこ
とに依り、素子間絶縁分離を行つても良い。
第4図参照 (c) 化学気相堆積(chemical vapour
deposition:CVD)法を適用することに依り、
二酸化シリコン(SiO2)膜27を厚さ例えば
3000〔Å〕程度に形成する。
(d) CVD法を適用することに依り、窒化シリコ
ン(Si3N4)膜28を厚さ例えば1000〔Å〕程
度に形成する。
(e) 例えば、エツチヤントとしてCF4を用いたド
ライ・エツチング法を適用することに依り、フ
オト・レジスト膜(図示せず)をマスクとして
窒化シリコン膜28のパターニングを行い、エ
ンハンスメント型トランジスタ部分Eに開口2
8Aを形成して二酸化シリコン膜27の一部を
表出させる。
第5図参照 (f) 例えば、フツ素化水素酸系エツチング液を用
いたウエツト・エツチング液を適用することに
依り、フオト・レジスト膜(図示せず)をマス
クとして二酸化シリコン膜27のパターニング
を行い電極コンタクト窓を形成する。
(g) 前記二酸化シリコン膜27のパターニングを
行つた際に形成したフオト・レジスト膜をその
まま残しておき、蒸着法を適用することに依
り、Au・Ge/Auからなる電極金属膜を形成
する。
(h) 前記フオト・レジスト膜を溶解して除去する
ことに依り、前記電極金属膜のリフト・オフに
依るパターニングを行い、引続き合金化を行う
ことに依り、オーミツク・コンタクト電極2
9,30,31,32を形成する。
第6図参照 (i) フオト・レジスト膜33を形成し、エンハン
スメント型トランジスタ部分E及びデイプレツ
シヨン型トランジスタ部分Dのそれぞれに於け
るゲート電極形成用の凹所を作成する為の開口
34E及び34Dを形成する。
第7図参照 (j) エツチヤントをフツ化水素酸系エツチング液
とするウエツト・エツチング法を適用すること
に依り、フオト・レジスト膜33をマスクとし
て二酸化シリコン膜27のエツチングを行い、
開口27Eを形成する。
(k) CCl2F2含有ガスをエツチヤントとする選択
ドライ・エツチング法を適用することに依り、
フオト・レジスト膜33をマスクとして、エン
ハンスメント型トランジスタ部分Eではn型
GaAs層26のエツチングを行い、凹所35E
を形成する。
この場合、エンハンスメント型トランジスタ
部分Eではn型AlGaAs層25が、また、デイ
プレツシヨン型トランジスタ部分Dでは窒化シ
リコン膜28がエツチング・ストツパになつて
いることは云うまでもない。
現在、本発明者等が実用化しているエツチン
グ技術に依ると、GaAsはAlGaAsに対し約200
倍の速度でエツチングすることができるので、
前記のエツチングに於いては、n型AlGaAs電
子供給層25の表面で自動的に停止すると考え
て良く、その制御性は極めて高い。
第8図参照 (l) フツ化水素酸系エツチング液をエツチヤント
とするウエツト・エツチング法を適用すること
に依り、エンハンスメント型トランジスタ部分
Eではn型AlGaAs層25の、また、デイプレ
ツシヨン型トランジスタ部分Dでは窒化シリコ
ン膜28及び二酸化シリコン膜26のエツチン
グを行い、凹所34Eの延長及び開口27Dの
形成を行い、GaAs層24及び26の表面を露
出させる。
この場合のエツチングは、n型AlGaAs層2
5が前記したように30〔Å〕の厚さしかなく、
極めて薄いので、その制御性は良好であり、そ
の下地が薄くてもエツチングが突き抜けてしま
うことはない。尚、ここで適用するエツチング
技術としては、ドライ・エツチング法を適用す
ることもできる。
(m) CCl2F2含有ガスをエツチヤントとする選択
ドライ・エツチング法を適用することに依り、
エンハンスメント型トランジスタ部分Eではn
型GaAs層24の、また、デイプレツシヨン型
トランジスタ部分Dではn型GaAs層26のエ
ツチングを行い、凹所34Eの延長及び凹所3
4Dの形成を行う。尚、このエツチングに対し
てn型AlGaAs層23或いはn型AlGaAs層2
5の表面がストツパになることは云うまでもな
い。
第1図参照 (n) 凹所34E及び34Dの形成にマスクとし
て用いたフオト・レジスト膜33をそのまま残
した状態で、例えば蒸着法を適用することに依
り、アルミニウム(Al)膜を厚さ例えば3000
〔Å〕程度に形成する。
(o) 前記マスクとして用いたフオト・レジスト
膜34を溶解して除去する。
これに依り、前記アルミニウム膜は、所謂、
リフト・オフ法で選択的に除去され、シヨツト
キ・コンタクト・ゲート電極36及び37が形
成される。
ここに説明した実施例によれば、閾値電圧Vth
が正確に制御されたE/D構成の半導体装置を容
易に得ることが理解できよう。尚、前記n型
GaAs層24、n型AlGaAs層25、n型GaAs層
26等ついては、その導電型及びドーパント濃度
をこの種の半導体装置に於けるキヤツプ層として
の役割を果たす範囲で適宜に選択される。
第9図乃至第14図は本発明の他の実施例を解
説する為の工程要所に於ける半導体装置の要部切
断側面図であり、以下、これ等の図を参照しつつ
説明する。尚、各図では、第1図乃至第8図に関
して説明した部分と同部分は同記号で指示してあ
る。また、本実施例では、二酸化シリコン膜27
を形成する迄は、第1図乃至第8図に関して説明
した実施例と同様であるから省略し、その次の段
階から説明する。
第9図参照 (a) エツチヤントとしてフツ化水素酸系エツチン
グ液を用いたウエツト・エツチング法を適用す
ることに依り、フオト・レジスト膜(図示せ
ず)をマスクとしてエンハンスメント型トラン
ジスタ部分Eに於ける二酸化シリコン膜27を
厚さ約1000〔Å〕程度に薄くする為のエツチン
グを行う。
第10図参照 (b) 前記工程(a)で用いたフオト・レジスト膜を除
去し、新たにフオト・レジスト膜のマスク(図
示せず)形成し、エツチヤントとしてフツ化水
素酸系エツチング液を用いたウエツト・エツチ
ング法を適用することに依り、二酸化シリコン
膜27のパターニングを行い電極コンタクト窓
を形成する。
(c) 前記二酸化シリコン膜27のパターニングを
行つた際に形成したフオト・レジスト膜をその
まま残しておき、蒸着法を適用することに依
り、Au・Ge/Auからなる電極金属膜を形成
する。
(d) 前記フオト・レジスト膜を溶解して除去する
ことに依り、前記電極金属膜のリフト・オフに
依るパターニングを行い、引続き合金化を行う
ことに依り、オーミツク・コンタクト電極2
9,30,31,32を形成する。
第11図参照 (e) フオト・レジスト膜33を形成し、エンハン
スメント型トランジスタ部分E及びデイプレツ
シヨン型トランジスタ部分Dのそれぞれに於け
るゲート電極形成用の凹所を作成する為の開口
33E及び33Dを形成する。
第12図参照 (f) エツチヤントをフツ化水素酸系エツチング液
とするウエツト・エツチング法を適用すること
に依り、フオト・レジスト膜33をマスクとし
て二酸化シリコン膜27のエツチングを行い、
開口27E及び凹所27D′を形成する。
即ち、このエツチングはエンハンスメント型
トランジスタ部分Eに於ける二酸化シリコン膜
27に開口27Eを形成する時間だけ実施され
る。
(g) CCl2F2含有ガスをエツチヤントとする選択
ドライ・エツチング法を適用することに依り、
フオト・レジスト膜33をマスクとして、エン
ハンスメント型トランジスタ部分Eに於けるn
型GaAs26のエツチングを行い、凹所34E
を形成する。
この場合、エンハンスメント型トランジスタ
部分Eではn型AlGaAs層25が、また、デイ
プレツシヨン型トランジスタ部分Dでは二酸化
シリコン膜27がエツチング・ストツパになつ
ている。
第13図参照 (h) フツ化水素酸系エツチング液をエツチヤント
とするウエツト・エツチング法を適用すること
に依り、エンハンスメント型トランジスタ部分
Eではn型AlGaAs層25の、また、デイプレ
ツシヨン型トランジスタ部分Dでは二酸化シリ
コン膜27のエツチングをして凹所34Eの延
長及び開口27Dの形成を行い、GaAs層24
及び26の表面を露出させる。尚、この場合の
エツチング技術としては、ドライ・エツチング
法を適用することができる。
(i) CCl2F2含有ガスをエツチヤントとする選択
ドライ・エツチング法を適用することに依り、
エンハンスメント型トランジスタ部分Eではn
型GaAs層24の、また、デイプレツシヨン型
トランジスタ部分Dではn型GaAs層26のエ
ツチングを行い、凹所34Eの延長及び凹所3
4Dの形成を行う。尚、このエツチングに対し
てはn型AlGaAs層25の表面がストツパにな
る。
第14図参照 (j) 凹所34E及び34Dの形成にマスクとして
用いたフオト・レジスト膜33をそのまま残し
た状態で、蒸着法を適用することに依り、アル
ミニウム膜を厚さ例えば3000〔Å〕程度に形成
する。
(k) 前記マスクとして用いたフオト・レジスト膜
34を溶解して除去する。
これに依り、前記アルミニニウム膜は、所
謂、リフト・オフ法で選択的に除去され、シヨ
ツトキ・コンタクト・ゲート電極35及び36
が形成される。
この実施例に依つて得られた半導体装置の性能
は前記実施例に依つて製造されたそれと比較して
全く変わりないものである。
発明の効果 本発明に於ける半導体装置の製造方法に於いて
は、基板上にチヤネル層となるノン・ドープの第
1の半導体層と、キヤリヤ供給層となる第2の半
導体層と、デイプレツシヨン型(以下、D型と称
す)トランジスタ部分の閾値電圧制御層となる第
3の半導体層と、エツチング停止層となる第4の
半導体層と、コンタクト層となる第5の半導体層
を前記の順に形成する工程と、全面に絶縁膜を形
成した後、該絶縁膜上にエンハンスメント型(以
下、E型と称する)トランジスタ部分のゲートに
対応する開口及び前記D型トランジスタ部分のゲ
ートに対応する開口を有するマスク膜を形成する
工程と、E型トランジスタ部分の前記開口を介し
て前記絶縁膜を選択的に除去し、前記第5の半導
体層を露出する工程と、エツチング停止層のエツ
チング速度よりコンタクト層のエツチング速度が
極めて大きい選択ドライ・エツチング法に依り、
E型トランジスタ部分の前記開口を介して、E型
トランジスタ部分前記第4の半導体層を露出させ
る工程と、前記開口を介して、コンタクト層及び
閾値電圧制御層のエツチング速度よりも絶縁膜及
びエツチング停止層のエツチング速度が大きいエ
ツチングを施し、E型トランジスタ部分に於いて
は前記第3の半導体層を、D型トランジスタ部分
に於いては前記第5の半導体層をそれぞれ露出さ
せる工程と、エツチング停止層及びキヤリヤ供給
層のエツチング速度よりもコンタクト層及び閾値
電圧制御層のエツチング速度が極めて大きい選択
ドライ・エツチング法に依り、前記開口を介し
て、E型トランジスタ部分に於いては前記第2の
半導体層を、D型トランジスタ部分に於いては前
記第4の半導体層をそれぞれ露出させるる工程
と、E型トランジスタ部分に於いては前記第2の
半導体層上に、D型トランジスタ部分に於いては
前記第4の半導体層上にそれぞれゲート電極を形
成する工程とからなつている。
前記手段を採ることに依り、エンハンスメント
型トランジスタ部分に於ける閾値電圧制御層の表
出は、エツチング停止層のみをエツチングするこ
とで実現され、この際、エツチングの深さは例え
ば300〔Å〕、即ち、エツチング停止層の厚さであ
り、そして、エツチングの余裕は例えば100〔Å〕
であることから、エツチング深さに対するエツチ
ングの余裕は大きいので、ウエハ全面に亙つて閾
値電圧制御層を容易に表出させることができ、し
かも、閾値電圧制御層のエツチング速度よりも、
エツチング停止層のエツチング速度が大きいエツ
チングを施すことで該閾値電圧制御層を表出して
いるので、精度が高いエツチングを行うことが可
能である。また、前記したところから明らかなよ
うに、マスクの露光については、まず、E型トラ
ンジスタ部分のゲートに対応する領域の絶縁膜の
みを除去してコンタクト層を表出させ、且つ、D
型トランジスタ部分のゲートに対応する領域の絶
縁膜は除去されないようにしていることから、マ
スク露光工程が従来技術に比較して1回少なくな
る。従つて、一度のマスク工程に依り、E/D両
モードのトランジスタについてゲート部分を同時
に且つ精度良く形成することができ、この種の
E/D構成の半導体装置於ける製造工程を短縮す
ることが可能であると共にエンハンスメント型ト
ランジスタ部分及びデイプレツシヨン型トランジ
スタ部分それぞれの閾値電圧は正確に制御され
る。更にまた、ゲート電極部分に於ける凹所の形
成には、基本的にはウエツト・エツチングを使用
せず、選択ドライ・エツチングで終了させること
ができるから、ゲート電極下の活性層厚を精度良
く制御することができ、半導体装置に於ける閾値
電圧のバラツキをウエハ全面に亙り小さく抑える
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明一実施例を説明する
為の工程要所に於ける半導体装置の要部切断側面
図、第9図乃至第14図は本発明に於ける他の実
施例を説明する為の工程要所に於ける半導体装置
の要部切断側面図、第15図は従来技術で製造さ
れた半導体装置の要部切断側面図をそれぞれ表し
ている。 図に於いて、21は半絶縁性GaAs基板、22
はアン・ドープGaAsチヤネル層(第1の半導体
層)、23はn型AlGaAs電子供給層(第2の半
導体層)、24はn型GaAs層(第3の半導体
層)、25はn型AlGaAs層(第4の半導体層)、
26はn型GaAs層(第5の半導体層)、27は
二酸化シリコン膜、28は窒化シリコン膜)、2
9,30,31,32はオーミツク・コンタクト
電極、33はフオト・レジスト膜、33E及び3
3Dは開口、34E及び34Dは凹所、35及び
36はシヨツトキ・コンタクト・ゲート電極をそ
れぞれ示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基板上にチヤネル層となるノン・ドープの第
    1の半導体層と、キヤリヤ供給層となる第2の半
    導体層と、デプレツシヨン型(以下、D型と称す
    る)トランジスタ部分の閾値電圧制御層となる第
    3の半導体層と、エツチング停止層となる第4の
    半導体層と、コンタクト層となる第5の半導体層
    を前記の順に形成する工程と、 全面に絶縁膜を形成した後、該絶縁膜上にエン
    ハンスメント型(以下、E型と称する)トランジ
    スタ部分のゲートに対応する開口及び前記D型ト
    ランジスタ部分のゲートに対応する開口を有する
    マスク膜を形成する工程と、 E型トランジスタ部分の前記開口を介して前記
    絶縁膜を選択的に除去し、前記第5の半導体層を
    露出する工程と、 エツチング停止層のエツチング速度よりもコン
    タクト層のエツチング速度が極めて大きい選択ド
    ライ・エツチング法に依り、E型トランジスタ部
    分の前記開口を介して、E型トランジスタ部分の
    前記第4の半導体層を露出させる工程と、 前記開口を介して、コンタクト層及び閾値電圧
    制御層のエツチング速度よりも絶縁膜及びエツチ
    ング停止層のエツチング速度が大きいエツチング
    を施し、E型トランジスタ部分に於いては前記第
    3の半導体層を、D型トランジスタ部分に於いて
    は前記第5の半導体層をそれぞれ露出させる工程
    と、 エツチング停止層及びキヤリヤ供給層のエツチ
    ング速度よりもコンタクト層及び閾値電圧制御層
    のエツチング速度が極めて大きい選択ドライ・エ
    ツチング法に依り、前記開口を介して、E型トラ
    ンジスタ部分に於いては前記第2の半導体層を、
    D型トランジスタ部分に於いては前記第4の半導
    体層をそれぞれ露出させる工程と、 E型トランジスタ部分に於いては前記第2の半
    導体層上に、D型トランジスタ部分に於いては前
    記第4の半導体層上にそれぞれゲート電極を形成
    する工程と を有してなることを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
JP14436784A 1984-05-01 1984-07-13 半導体装置の製造方法 Granted JPS6124265A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14436784A JPS6124265A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 半導体装置の製造方法
US06/728,080 US4615102A (en) 1984-05-01 1985-04-29 Method of producing enhancement mode and depletion mode FETs
DE8585303057T DE3566594D1 (en) 1984-05-01 1985-04-30 Production of gaas enhancement and depletion mode hemt's
EP85303057A EP0175437B1 (en) 1984-05-01 1985-04-30 Production of gaas enhancement and depletion mode hemt's
KR1019850002915A KR890004456B1 (ko) 1984-05-01 1985-04-30 반도체장치의 제조방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14436784A JPS6124265A (ja) 1984-07-13 1984-07-13 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6124265A JPS6124265A (ja) 1986-02-01
JPH033936B2 true JPH033936B2 (ja) 1991-01-21

Family

ID=15360462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14436784A Granted JPS6124265A (ja) 1984-05-01 1984-07-13 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6124265A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2588170B2 (ja) * 1986-03-14 1997-03-05 株式会社日立製作所 半導体装置の製造方法
JP2551427B2 (ja) * 1987-03-12 1996-11-06 富士通株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP2615714B2 (ja) * 1987-12-09 1997-06-04 富士通株式会社 ヘテロ接合電界効果トランジスタ
US8809907B2 (en) * 2006-03-14 2014-08-19 Northrop Grumman Systems Corporation Leakage barrier for GaN based HEMT active device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6124265A (ja) 1986-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890004456B1 (ko) 반도체장치의 제조방법
US4635343A (en) Method of manufacturing GaAs semiconductor device
JPH02148740A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR930004122B1 (ko) 반도체장치 및 그 제조방법
JPH0624209B2 (ja) 二重凹部電界効果トランジスタを形成する方法
JPH033935B2 (ja)
JPH033936B2 (ja)
JP2630446B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2551427B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH08116034A (ja) 化合物半導体装置およびその製造方法
JP3211786B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3858888B2 (ja) エッチング方法及び半導体装置の製造方法
JP2002141499A (ja) 電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP2643849B2 (ja) 半導体集積回路の製造方法
JPH05275464A (ja) 化合物半導体集積回路装置の製造方法
JPH06204259A (ja) 化合物半導体装置の製造方法
JPH01274477A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0123955B2 (ja)
JPS63104485A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH03292743A (ja) 電界効果トランジスタの製造方法
JPS62171162A (ja) 電界効果トランジスタの製造方法
JPH04212428A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH03293733A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02191344A (ja) 電界効果トランジスタの製造方法
JPH03196574A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term