JPH0339310Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339310Y2 JPH0339310Y2 JP193086U JP193086U JPH0339310Y2 JP H0339310 Y2 JPH0339310 Y2 JP H0339310Y2 JP 193086 U JP193086 U JP 193086U JP 193086 U JP193086 U JP 193086U JP H0339310 Y2 JPH0339310 Y2 JP H0339310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- mirror
- mounting base
- mirror mounting
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車用ドアミラー取付部構造に関す
るものである。
るものである。
従来の技術
自動車用ドアミラーはドアの窓肩部の前端部
に、窓肩部上縁とドア窓ガラスの前縁とフロント
ピラーとで囲まれた三角地帯にほぼ合致する形状
のミラー取付ベースを固設し、該ミラー取付ベー
スにドアミラーの基部をスクリユーにてねじ止め
して取付けられるのが普通である。(例えば実開
昭57−45445号公報参照)。
に、窓肩部上縁とドア窓ガラスの前縁とフロント
ピラーとで囲まれた三角地帯にほぼ合致する形状
のミラー取付ベースを固設し、該ミラー取付ベー
スにドアミラーの基部をスクリユーにてねじ止め
して取付けられるのが普通である。(例えば実開
昭57−45445号公報参照)。
考案が解決しようとする問題点
上記のようなドアミラーにおいては、上記のよ
うに車外側からミラー取付ベースにドアミラーを
当てつけておいて車室内側からこれをスクリユー
にてねじ止めして取付けるものであるから、ドア
ミラーの取付作業は極めて厄介であり、特に運転
席からのスイツチ操作にてミラー角度を自由に調
整できるリモコンドアミラーの場合は、ドアミラ
ーを一旦車外からミラー取付ベースに仮止めした
状態でミラー側リモコンコードとドア側リモコン
コードとを結線した後車室内に入つてスクリユー
にねじ止めしなければならず、仮止め状態で艤装
ラインの振動や軽い接触などにてドアミラーが脱
落すると破損してしまうので、従来は特殊な専用
の仮止めクリツプを用いる等の手段を講じざるを
得ず、取付作業性が非常に悪いという問題を有し
ていた。
うに車外側からミラー取付ベースにドアミラーを
当てつけておいて車室内側からこれをスクリユー
にてねじ止めして取付けるものであるから、ドア
ミラーの取付作業は極めて厄介であり、特に運転
席からのスイツチ操作にてミラー角度を自由に調
整できるリモコンドアミラーの場合は、ドアミラ
ーを一旦車外からミラー取付ベースに仮止めした
状態でミラー側リモコンコードとドア側リモコン
コードとを結線した後車室内に入つてスクリユー
にねじ止めしなければならず、仮止め状態で艤装
ラインの振動や軽い接触などにてドアミラーが脱
落すると破損してしまうので、従来は特殊な専用
の仮止めクリツプを用いる等の手段を講じざるを
得ず、取付作業性が非常に悪いという問題を有し
ていた。
本考案は上記のような従来の問題に対処するこ
とを主目的とするものである。
とを主目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本考案は、インナパネルとアウタパネルとから
なるミラー取付ベースをドアの窓肩部前端部に上
方に突出するよう固設し、該ミラー取付ベースの
アウタパネルに設けた複数の孔にドアミラー基部
に設けた複数の脚部を挿し込みインナパネルに上
記脚部をねじ止めしてドアミラーを取付ける構造
のものにおいて、上記ミラー取付ベースの端面に
装着されるウエザストリツプに、上記ミラー取付
ベースのアウタパネルに設けた穴の外側面に突出
し上記脚部をその穴に挿し込むことにより穴内に
折り込まれ該穴と脚部との間に挟み込まれるひれ
部を一体に突出形成したことを特徴とするもので
ある。
なるミラー取付ベースをドアの窓肩部前端部に上
方に突出するよう固設し、該ミラー取付ベースの
アウタパネルに設けた複数の孔にドアミラー基部
に設けた複数の脚部を挿し込みインナパネルに上
記脚部をねじ止めしてドアミラーを取付ける構造
のものにおいて、上記ミラー取付ベースの端面に
装着されるウエザストリツプに、上記ミラー取付
ベースのアウタパネルに設けた穴の外側面に突出
し上記脚部をその穴に挿し込むことにより穴内に
折り込まれ該穴と脚部との間に挟み込まれるひれ
部を一体に突出形成したことを特徴とするもので
ある。
作 用
上記によりドアミラー基部の脚部をミラー取付
ベースのアウタパネルに設けた穴に車外側より挿
し込むとウエザストリツプのひれ部が脚部に押さ
れて穴内に折り込まれ、該折り込まれたひれ部が
穴に対する脚部のがたつきを防止すると共に、穴
の内側においてひれ部が脚部に弾接しそのばねア
クシヨンにて脚部の穴よりの抜け出しを防止し、
ドアミラーはミラー取付ベースに確実に仮固定さ
れた状態となり、車室内側からインナパネルに脚
部をねじ止めするまでの間ドアミラーが艤装ライ
ンの振動や軽い接触等では決して脱落破損するよ
うなことがない。
ベースのアウタパネルに設けた穴に車外側より挿
し込むとウエザストリツプのひれ部が脚部に押さ
れて穴内に折り込まれ、該折り込まれたひれ部が
穴に対する脚部のがたつきを防止すると共に、穴
の内側においてひれ部が脚部に弾接しそのばねア
クシヨンにて脚部の穴よりの抜け出しを防止し、
ドアミラーはミラー取付ベースに確実に仮固定さ
れた状態となり、車室内側からインナパネルに脚
部をねじ止めするまでの間ドアミラーが艤装ライ
ンの振動や軽い接触等では決して脱落破損するよ
うなことがない。
実施例
以下本考案の実施例を付図を参照して説明す
る。
る。
図において、1はドア2の窓肩部21とドア窓
ガラス3の前縁31とフロントピラー4とによつ
て囲まれた三角地帯にほぼ合致する形状をなしド
ア窓肩部21より上方に突出し該三角地帯に位置
するようドア2又はドア2に固着された部材等に
固着されたミラー取付ベースであり、該ミラー取
付ベース1はアウタパネル11とインナパネル1
2とからなる箱型断面に構成され、その前縁から
後縁にかけてフロントピラー4のウエザストリツ
プ5及びドア窓ガラス3の前縁部にそれぞれ弾接
するゴム等の弾性材よりなるウエザストリツプ6
が装着されている。
ガラス3の前縁31とフロントピラー4とによつ
て囲まれた三角地帯にほぼ合致する形状をなしド
ア窓肩部21より上方に突出し該三角地帯に位置
するようドア2又はドア2に固着された部材等に
固着されたミラー取付ベースであり、該ミラー取
付ベース1はアウタパネル11とインナパネル1
2とからなる箱型断面に構成され、その前縁から
後縁にかけてフロントピラー4のウエザストリツ
プ5及びドア窓ガラス3の前縁部にそれぞれ弾接
するゴム等の弾性材よりなるウエザストリツプ6
が装着されている。
7はドアミラーであり、ドアミラー7の基部7
1には取付用の脚部71aが複数本突設されてお
り、上記ミラー取付ベース1のアウタパネル11
には上記脚部71aが嵌挿される穴11aが複数
個所に設けられ、該穴11aに脚部71aを挿し
込みインナパネル12側から上記脚部71aの端
面にスクリユー8をねじ込み締付けることにより
ドアミラー7をミラー取付ベース1に取付固定す
ることができるようになつている。
1には取付用の脚部71aが複数本突設されてお
り、上記ミラー取付ベース1のアウタパネル11
には上記脚部71aが嵌挿される穴11aが複数
個所に設けられ、該穴11aに脚部71aを挿し
込みインナパネル12側から上記脚部71aの端
面にスクリユー8をねじ込み締付けることにより
ドアミラー7をミラー取付ベース1に取付固定す
ることができるようになつている。
このドアミラー7が電動式のリモコンドアミラ
ーであると、上記脚部71aを車外側から穴11
aに挿し込んでおいてからその状態にてミラー側
リモコンコード9とドア側リモコンコード10と
をドア2内において結線し、その後車室内に入つ
てインナパネル12側からスクリユー8をねじ込
んでドアミラー7を取付けるものであるが、穴1
1aとそれに挿し込まれる脚部71aとの間には
当然クリアランスがある上にドアミラー自体かな
りの重量をもつているので、該脚部71aを穴1
1aに挿し込んでからスクリユー8でねじ止めす
るまでの間に艤装ラインの振動やほんのわずかド
アミラーに作業員の体が触れた程度でも脚部71
aが穴11aより抜け出してドアミラー7が脱落
し破損してしまうおそれがある。そこで従来は脱
落するおそれのある間作業員は手でドアミラー7
を押え続けておくか或は予め特殊な仮止め用クリ
ツプを用いて仮止めしておく等の手段をとつてい
るのが一般的である。
ーであると、上記脚部71aを車外側から穴11
aに挿し込んでおいてからその状態にてミラー側
リモコンコード9とドア側リモコンコード10と
をドア2内において結線し、その後車室内に入つ
てインナパネル12側からスクリユー8をねじ込
んでドアミラー7を取付けるものであるが、穴1
1aとそれに挿し込まれる脚部71aとの間には
当然クリアランスがある上にドアミラー自体かな
りの重量をもつているので、該脚部71aを穴1
1aに挿し込んでからスクリユー8でねじ止めす
るまでの間に艤装ラインの振動やほんのわずかド
アミラーに作業員の体が触れた程度でも脚部71
aが穴11aより抜け出してドアミラー7が脱落
し破損してしまうおそれがある。そこで従来は脱
落するおそれのある間作業員は手でドアミラー7
を押え続けておくか或は予め特殊な仮止め用クリ
ツプを用いて仮止めしておく等の手段をとつてい
るのが一般的である。
本考案では上記のようなドアミラー取付構造の
ものにおいて、ミラー取付ベース1の前縁及び後
縁に装着されるウエザストリツプ6に、ミラー取
付ベース1のアウタパネル11に設けた複数の穴
11aのうち前縁又は後縁に近い位置に設けた任
意数(通常1個又は2,3個程度)の穴11aの
外側面に延びるひれ部61を一体の形成してお
き、脚部71aを穴11aに挿し込んだとき該脚
部71aに押されて上記ひれ部61が第3図の鎖
線示から実線示のように穴11a内に折り込ま
れ、穴11aと脚部71aとの間においてひれ部
61が圧縮されて挟みつけられ穴11aに対する
脚部71aのがたつきを完全に防止すると共に、
ひれ部61がミラー取付ベース1の内部にて脚部
71aの上側に弾接しそのばねアクシヨンによつ
て脚部71aの穴11aよりの抜け出しを防止
し、完全な仮止めができるようにしたものであ
る。
ものにおいて、ミラー取付ベース1の前縁及び後
縁に装着されるウエザストリツプ6に、ミラー取
付ベース1のアウタパネル11に設けた複数の穴
11aのうち前縁又は後縁に近い位置に設けた任
意数(通常1個又は2,3個程度)の穴11aの
外側面に延びるひれ部61を一体の形成してお
き、脚部71aを穴11aに挿し込んだとき該脚
部71aに押されて上記ひれ部61が第3図の鎖
線示から実線示のように穴11a内に折り込ま
れ、穴11aと脚部71aとの間においてひれ部
61が圧縮されて挟みつけられ穴11aに対する
脚部71aのがたつきを完全に防止すると共に、
ひれ部61がミラー取付ベース1の内部にて脚部
71aの上側に弾接しそのばねアクシヨンによつ
て脚部71aの穴11aよりの抜け出しを防止
し、完全な仮止めができるようにしたものであ
る。
尚第1図において11bはミラー側リモコンコ
ード9の挿通穴である。
ード9の挿通穴である。
考案の効果
以上のように構成した本考案によれば、特殊な
仮止め用クリツプ等の専用部品を必要とすること
なく、ドアミラーの脚部をミラー取付ベースのア
ウタパネルの穴に単に挿し込むだけの操作にて、
ドアミラーはがたつき及び脱落のおそれなく確実
に仮止めされることになり、車室内側にまわり込
みミラーを手で押えてねじ止めするまでの間にド
アミラーが艤装ラインの振動や軽い接触程度で脱
落破損するようなことは全くなくなり、ドアミラ
ー取付作業の著しい簡易化及び作業時間の短縮を
はかり得るもので、実用上多大の効果をもたらし
得るものである。
仮止め用クリツプ等の専用部品を必要とすること
なく、ドアミラーの脚部をミラー取付ベースのア
ウタパネルの穴に単に挿し込むだけの操作にて、
ドアミラーはがたつき及び脱落のおそれなく確実
に仮止めされることになり、車室内側にまわり込
みミラーを手で押えてねじ止めするまでの間にド
アミラーが艤装ラインの振動や軽い接触程度で脱
落破損するようなことは全くなくなり、ドアミラ
ー取付作業の著しい簡易化及び作業時間の短縮を
はかり得るもので、実用上多大の効果をもたらし
得るものである。
尚本考案はリモコンドアミラーに限らずリモコ
ン機能をもたないドアミラーにも適用可能なるこ
とは言うまでもない。
ン機能をもたないドアミラーにも適用可能なるこ
とは言うまでもない。
付図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
ドアミラー取付部の正面図、第2図は第1図の縦
断面図、第3図は第2図のA部拡大断面図であ
る。 1……ミラー取付ベース、11……アウタパネ
ル、11a……穴、12……インナパネル、2…
…ドア、3……ドア窓ガラス、4……フロントピ
ラー、6……ウエザストリツプ、61……ひれ
部、7……ドアミラー、71……基部、71a…
…脚部、8……スクリユー。
ドアミラー取付部の正面図、第2図は第1図の縦
断面図、第3図は第2図のA部拡大断面図であ
る。 1……ミラー取付ベース、11……アウタパネ
ル、11a……穴、12……インナパネル、2…
…ドア、3……ドア窓ガラス、4……フロントピ
ラー、6……ウエザストリツプ、61……ひれ
部、7……ドアミラー、71……基部、71a…
…脚部、8……スクリユー。
Claims (1)
- インナパネルとアウタパネルとからなるミラー
取付ベースをドアの窓肩部前端部に上方に突出す
るよう固設し、該ミラー取付ベースのアウタパネ
ルに設けた複数の孔にドアミラー基部に設けた複
数の脚部を挿し込みインナパネルに上記脚部をね
じ止めしてドアミラーを取付ける構造のものにお
いて、上記ミラー取付ベースの端面に装着される
ウエザストリツプに、上記ミラー取付ベースのア
ウタパネルに設けた穴の外側面に突出し上記脚部
をその穴に挿し込むことにより穴内に折り込まれ
該穴と脚部との間に挟み込まれるひれ部を一体に
突出形成したことを特徴とする自動車用ドアミラ
ー取付部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP193086U JPH0339310Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP193086U JPH0339310Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62112935U JPS62112935U (ja) | 1987-07-18 |
JPH0339310Y2 true JPH0339310Y2 (ja) | 1991-08-19 |
Family
ID=30780297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP193086U Expired JPH0339310Y2 (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339310Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP193086U patent/JPH0339310Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62112935U (ja) | 1987-07-18 |
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