JPH0339304Y2 - - Google Patents

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JPH0339304Y2
JPH0339304Y2 JP1986045735U JP4573586U JPH0339304Y2 JP H0339304 Y2 JPH0339304 Y2 JP H0339304Y2 JP 1986045735 U JP1986045735 U JP 1986045735U JP 4573586 U JP4573586 U JP 4573586U JP H0339304 Y2 JPH0339304 Y2 JP H0339304Y2
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relay
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は車両のヘツドランプを使用位置及び格
納位置に駆動するリトラクタブルヘツドランプの
制御装置に関する。
(従来の技術) この種の従来の装置は、リトラクト位置、オフ
位置、テール位置及びヘツド位置に順次切換え可
能なライテイングスイツチがリトラクト位置に切
換えられた時にリレーに通電して動作させて、そ
のリレーのスイツチによりヘツドランプを駆動す
る駆動源たる駆動モータの第1の通電回路を形成
して前記ヘツドランプを使用位置に駆動させ、前
記ライテイングスイツチがリトラクト位置からオ
フ位置に切換えられた時に前記リレーを断電復帰
させて、そのリレーのスイツチにより前記駆動モ
ータの第2の通電回路を形成して前記ヘツドラン
プを格納位置に駆動する構成であり、前記第1及
び第2の通電回路はヘツドランプが使用位置およ
び格納位置になつたことを夫々検出する位置検出
スイツチにより切られるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の構成では、ライテイングスイツチがリト
ラクト位置に切換えられてヘツドランプが使用位
置にある場合において該ヘツドランプをロウビー
ム若しくはハイビームで点灯させるべくライテイ
ングスイツチがヘツド位置に切換えられた時に
は、そのライテイングスイツチはリトラクト位
置、オフ位置、テール位置及びヘツド位置の順序
で切換えられることになるので、オフ位置でリレ
ーが一旦断電復帰されて駆動モータの第2の通電
回路が形成され、ヘツドランプが使用位置から格
納位置側に若干戻るようになり、使用者に故障で
はないかという不信感を与える不具合がある。
従つて、本考案の目的は、ライテイングスイツ
チがリトラクト位置からヘツド位置に切換えられ
た時にヘツドランプが使用位置から格納位置側に
不必要に戻るようなことがないリトラクタブルヘ
ツドランプの制御装置を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のリトラクタブルヘツドランプの制御装
置は、ライテイングスイツチが少なくともリトラ
クト位置に切換えられた時に通電動作されて車両
のヘツドランプを使用位置に駆動すべく駆動源の
第1の通電回路を形成し前記ライテイングスイツ
チがオフ位置に切換えられた時には断電復帰され
て前記ヘツドランプを格納位置に駆動すべく前記
駆動源の第2の駆動回路を形成するリレーを設
け、このリレーの復帰を遅延させる遅延回路を設
ける構成に特徴を有するものである。
(作用) 本考案のリトラクタブルヘツドランプの制御装
置においては、ライテイングスイツチがリトラク
ト位置からヘツド位置に切換えられる途中で一旦
オフ位置になつても、遅延回路によつてリレーは
復帰せず、ヘツドランプを格納位置に駆動する駆
動源の駆動回路は直ちには形成されないのであ
る。
(実施例) 以下本考案の一実施例につき図を参照しながら
説明する。
1はライテイングスイツチであり、これは連動
する三個の切換スイツチ2乃至4からなり、各切
換スイツチ2乃至4はリトラクト位置用固定接片
a、オフ位置用固定接片b、テール位置用固定接
片c及びヘツド位置用固定接片dとこれらを切換
える可動接片eとを有する。そして、切換スイツ
チ2において、リトラクト位置用固定接片aはイ
グニツシヨンスイツチ5を介してバツテリ(負端
子がアースされている。)の正端子6に接続され、
可動接片eは回り込み防止用のダイオート7,8
及びランプ駆動用リレー9の常開形リレースイツ
チ9aを介して正端子6に接続されている。ま
た、切換スイツチ3において、ヘツド位置用固定
接片dはアースされ、可動接片eは回り込み防止
用のダイオート10及び前記リレー9の励磁コイ
ル9bを介して正端子6に接続されている。更
に、切換スイツチ4において、テール位置用及び
ヘツド位置用固定接片c及びdは共通に接続され
てその共通接続点はテールランプ11を介してア
ースされ、可動接片eは正端子6に接続されてい
る。12はデイマ・パツシングスイツチであり、
これはロウビーム位置用固定接片a、ハイビーム
位置用固定接片b、パツシング位置用固定接片c
及びdとこれらを切換える可動接片eとを有する
切換スイツチからなり、操作レバーがパツシング
位置に操作された時にはその操作されている間だ
け可動接片eと固定接片c及びdとの間がオンす
るようになつている。そして、このデイマ・パツ
シングスイツチ12において、ロウビーム位置用
固定接片a及びハイビーム位置用固定接片bは車
両たる自動車のリトラクタブルヘツドランプのロ
ウビーム用フイラメント13及びハイビーム用フ
イラメント14を夫々介して共通に接続されてそ
の共通接続点は前記リレースイツチ9aとダイオ
ード8との共通接続点に接続され、パツシング位
置用固定接片cはハイビーム位置用固定接片bに
接続され、パツシング位置用固定接片dは前記励
磁コイル9bとダイオード10との共通接続点に
接続され、可動接片eはアースされている。15
はリレースイツチ15a及び励磁コイル15bを
有するリレーであり、そのリレースイツチ15a
は、固定接片a,b及び可動接片cを有する切換
スイツチからなつていて、常には接片c,b間を
オンしており、励磁コイル15bが通電されると
接片c,a間をオンさせるように切換わる。この
リレースイツチ15aにおいて、可動接片eは正
端子6に接続され、固定接片a及びbは回り込み
阻止用ダイオード16及び17を夫々介して位置
検出スイツチ18の固定接片b及びaに接続され
ている。この場合、位置検出スイツチ18は前記
ヘツドランプの位置を検出するもので、そのヘツ
ドランプが使用位置(例えば最上昇位置)になる
と接片c,a間をオンさせ、格納位置(例えば最
下降位置)になると接片c,b間をオンさせるよ
うになつている。19はリレースイツチ19a及
び励磁コイル19bを有するモータ駆動用リレー
であり、これは前記リレー15を同様の動作を行
なうようになつている。そして、リレースイツチ
19aにおいて、固定接片aは正端子6に接続さ
れ、固定接片bはアースされ、可動接片cは駆動
源たる駆動モータ20を介してアースされてい
る。この場合、この駆動モータ20は前記ヘツド
ランプを駆動するもので、例えばヘツドランプが
格納位置にある時に通電されるとそのヘツドラン
プを使用位置方向に駆動し、ヘツドランプが使用
位置にある時に通電されるとそのヘツドランプを
格納位置方向に駆動するようになつている。尚、
前記モータ駆動用リレー19の励磁コイル19b
は位置検出スイツチ18の可動接片cとアースと
の間に接続されている。21は以下述べるように
遅延回路たるCRタイマー22を構成するための
NPN形トランジスタであり、そのコレクタは前
記励磁コイル15bを介してリレースイツチ15
aの可動接片cに接続されているとともに回り込
み阻止用ダイオード23を介して前記切換スイツ
チ3の可動接片eに接続され、エミツタはアース
され、ベースは放電用抵抗24を介して三分岐さ
れて、その第1の分岐端は充電用抵抗25を介し
てダイオード7,8の共通接続点に接続され、第
2の分岐端はコンデンサ26を介してアースさ
れ、第3の分岐端は回り込み阻止用ダイオード2
7を介して前記切換スイツチ3の可動接片eに接
続されており、そして、コレクタ、エミツタ間に
は定電圧ダイオード28が接続されている。
次に、本実施例の作用につき説明する。
今、ライテイングスイツチ1がオフ位置にある
時には各切換スイツチ2乃至4、リレースイツチ
9a,15a,19a及び位置検出スイツチ18
は図示のオン、オフ状態と呈しており、ヘツドラ
ンプは格納位置にある。
ここで、ライテイングスイツチ1がオフ位置か
らリトラクト位置に切換えられると、各切換スイ
ツチ2乃至4は接片e,a間がオンするように切
換えられるようになる。これにより、イグニツシ
ヨンスイツチ5、切換スイツチ2の接片e,a
間、ダイオード7及び充電用抵抗25を介する充
電回路でコンデンサ26が充電される。コンデン
サ26が短時間でトランジスタ21のオン電圧に
達すると、トランジスタ21がベース電流を供給
されてオンするようになり、リレー15が励磁コ
イル15bに通電されることにより動作してリレ
ースイツチ15aの接片c,a間をオンさせる。
従つて、リレースイツチ15aの接片c,a間、
ダイオード16及び位置検出スイツチ18の接片
b,c間を介する励磁コイル19bの通電回路即
ち駆動モータ20の第1の駆動回路Aが形成さ
れ、モータ駆動用リレー19が動作してリレース
イツチ19aの接片c,a間をオンさせる。そし
て、このリレースイツチ19aの接片c,a間の
オンにより駆動モータ20が通電されてヘツドラ
ンプを使用位置方向に駆動する。その後、ヘツド
ランプが使用位置になると、これを位置検出スイ
ツチ18が検出して接片c,b間をオフし接片
c,a間をオンするように切換わるので、この接
片c,b間のオフにより第1の駆動回路Aが切ら
れ、励磁コイル19bが断電されてモータ駆動用
リレー19が復帰してリレースイツチ19aの接
片c,a間をオフし接片c,b間をオンするよう
に切換えるようになり、駆動モータ20が断電さ
れて停止する。その後において、ライテイングス
イツチ1がリトラクト位置からオフ位置に切換え
られると、各切換スイツチ2乃至4は接片e,a
間をオフし接片e,bをオンするように切換わ
り、切換スイツチ2の接片e,a間のオフにより
コンデンサ26の充電回路が切られるようにな
り、コンデンサ26の充電電荷は放電用抵抗24
を介してトランジスタ21のベース電流として放
電するようになる。従つて、トランジスタ21は
コンデンサ26が該トランジスタ21のオフ電圧
になるように放電するまでオン状態を維持するよ
うになり、リレー15は直ちには復帰しない。そ
の後、コンデンサ26がオフ電圧まで放電する
と、トランジスタ21がオフして励磁コイル15
bが断電されるようになり、リレー15が復帰し
てリレースイツチ15aの接片c,a間をオンさ
せ接片c,b間をオンさせる。即ち、リレー15
はCRタイマー22のコンデンサ26がオフ電圧
に放電する所定時間だけ遅延されて復帰すること
になる。そして、リレースイツチ15aの接片
c,b間がオンすると、その接片c,b間、ダイ
オード17及び位置検出スイツチ18の接片a,
c間を介する励磁コイル19bの通電回路即ち駆
動モータ20の第2の駆動回路Bが形成され、リ
レースイツチ19aの接片c,a間がオンされて
駆動モータ20が通電されるようになり、ヘツド
ランプは今度は使用位置から格納位置方向に駆動
される。そして、ヘツドランプが格納位置になる
と、これを位置検出スイツチ18が検出して接片
c,a間をオフし接片c,b間をオンするように
切換わり、その接片c,a間のオフにより第2の
駆動回路Bが切られる。これにより、モータ駆動
用リレー19が復帰し駆動モータ20が断電され
て停止する。以上は、ライテイングスイツチ1を
リトラクト位置からオフ位置に切換えた場合の動
作であるが、ライテイングスイツチ1がリトラク
ト位置にある時にイグニツシヨンスイツチ5がオ
フされた場合の動作も前述同様であり、リレー1
5が遅延復帰してヘツドランプが格納位置に駆動
停止される。
一方、ライテイングスイツチ1がオフ位置から
テール位置に切換えられた場合には、各切換スイ
ツチ2乃至4は接片e,c間をオンするように切
換えられる。これにより、切換スイツチ4の接片
e,c間を介してテールランプ11が通電されて
点灯する。
又、ライテイングスイツチ1がテール位置から
ヘツド位置に切換えられた場合には、各切換スイ
ツチ2乃至4は接片e,d間がオンするように切
換えられる。これにより、切換スイツチ4の接片
e,d間を介してテールランプ11が通電されて
点灯する。又、励磁コイル15b、ダイオード2
3及び切換スイツチ3の接片e,d間の経路で励
磁コイル15bが通電されてリレー15が動作す
るようになり、従つて、第1の駆動回路Aが形成
されて前述同様にしてヘツドランプが使用位置に
駆動停止される。更に、励磁コイル9b、ダイオ
ード10及び切換スイツチ3の接片e,d間の経
路で励磁コイル9bが通電され、ランプ駆動用リ
レー9が動作してリレースイツチ9aをオンさせ
る。従つて、リレースイツチ9a、ダイオード8
及び充電用抵抗25を介する充電回路によりCR
タイマー22のコンデンサ26が充電される。そ
して、例えばデイマ・パツシングスイツチ12が
接片e,b間をオンするように切換えられていた
時には、リレースイツチ9aとデイマ・パツシン
グスイツチ12の接片b,e間とを経てヘツドラ
ンプのハイビーム用フイラメント14が通電され
て点灯し、若しくは、デイマ・パツシングスイツ
チ12が接片e,a間をオンするように切換えら
れていた時にはリレースイツチ9aとデイマ・パ
ツシングスイツチ12の接片a,e間とを経てロ
ウビーム用フイラメント13が通電されて点灯す
る。その後において、ライテイングスイツチ1が
ヘツド位置からテール位置に切換えられると、各
切換スイツチ2乃至4の接片e,d間がオフされ
るので、切換スイツチ3の接片e,d間のオフに
より励磁コイル9bが断電され、ランプ駆動用リ
レー9が復帰してリレースイツチ9aをオフさせ
る。そして、リレースイツチ9aのオフによりハ
イビーム用フイラメント14若しくはロウビーム
用フイラメント13が断電されて消灯する。又、
リレースイツチ9aのオフによりCRタイマー2
2のコンデンサ26の充電回路が切られるので、
コンデンサ26の充電電荷はトランジスタ21の
ベース電流として放電するようになり、従つて、
リレー15は前述同様にして遅延復帰し、ヘツド
ランプは格納位置に駆動停止される。
更に、ライテイングスイツチ1が例えばオフ位
置にある場合において、デイマ・パツシングスイ
ツチ12がパツシング操作された時には、操作レ
バーが操作されている間だけ接片e,c,d間が
オンされる。そして、この接片e,a間のオンに
より励磁コイル9bが通電されてランプ駆動用リ
レー9が動作し、リレースイツチ9aがオンす
る。従つて、リレースイツチ9aのオンにより
CRタイマー22のコンデンサ26の充電回路が
形成され、その充電電圧がトランジスタ21のオ
ン電圧になると該トランジスタ21がオンするよ
うになり、リレー15が動作して前述同様にヘツ
ドランプが使用位置に駆動停止される。又、リレ
ースイツチ9aのオンによりこのリレースイツチ
9aとデイマ・パツシングスイツチ12の接片
c,e間とを経てヘツドランプのハイビーム用フ
イラメント14が通電されて点灯する。その後、
デイマ・パツシングスイツチ12の操作レバーに
対する操作力を解除すると、接片e,c,d間が
オフするので、励磁コイル9bが断電されてラン
プ駆動用リレー9が復帰しリレースイツチ9aを
オフされる。このリレースイツチ9aのオフによ
り、ハイビーム用フイラメント14が断電されて
消灯するとともに、CRタイマー22のコンデン
サ26の充電回路が切られるが、そのコンデンサ
26の放電によつてトランジスタ21がオンし続
けることになり、リレー15は直ちには復帰せ
ず、従つて、ヘツドランプは使用位置に保持され
る。そして、この間にデイマ・パツシングスイツ
チ12の操作レバーが再びパツシング操作されて
接片e,c,d間がオンされれば、ランプ駆動用
リレー9が再び動作し、ハイビーム用フイラメン
ト14が通電されて点灯するとともに、CRタイ
マー22のコンデンサ26の充電回路が形成され
ることになる。
さて、ライテイングスイツチ1が前述したよう
なリトラクト位置にある場合においてオフ位置及
びテール位置を経てヘツ位置に切換えられた時に
は、オフ位置及びテール位置を経る間に切換スイ
ツチ2の接片e,a間がオフ状態になるので、ダ
イオード7及び充電用抵抗25を介するCRタイ
マー22のコンデンサ26の充電回路が切られる
ようになる。しかしながら、コンデンサ26の放
電によりトランジスタ21はオン状態に保持され
るので、リレー15は復帰しない。そして、この
間にライテイングスイツチ1がテール位置を経て
ヘツド位置に切換えられると、切換スイツチ3の
接片e,d間がオンされてランプ駆動用リレー9
が動作するので、リレースイツチ9a、ダイオー
ド8及び充電用抵抗25を介してコンデンサ26
の充電回路が形成されるようになり、従つて、リ
レー15は復帰することはなく、ヘツドランプは
格納位置方向に戻ることはない。
このような本実施例によれば、次のような効果
を得ることができる。即ち、ライテイングスイツ
チ1がリトラクト位置からオフ位置に切換えられ
た時にはCRタイマ22によりリレー15の復帰
を遅延させるようにしたので、従来とは異なり、
ライテイングスイツチ1がリトラクト位置からオ
フ位置、テール位置を経てヘツド位置に切換えら
れた時にリレー15が一度復帰してヘツドランプ
が使用位置から格納位置側に不必要に戻るような
ことはなく、従つて、使用者に故障ではないかと
いう不信感を与えることはない。又、デイマ・パ
ツシングスイツチ12によりパツシング操作して
いる時にもCRタイマー22によつてリレー15
を遅延復帰させるようにしているので、そのパツ
シング操作時にもヘツドランプが格納位置方向に
戻ることがない。更に、ライテイングスイツチ1
をリトラクト位置に切換えるようにした時には
CRタイマ22のコンデンサ26の充電回路にイ
グニツシヨンスイツチ5を介在させるようにした
ので、ライテイングスイツチ1をリトラクト位置
からオフ位置に切換えることを忘れても、使用者
が自動車を離れる時等にキーを抜き取れば、イグ
ニツシヨンスイツチ5がオフすることによつてリ
レー15が遅延復帰するようになり、従つて、リ
レー15の励磁コイル15b及びトランジスタ2
1に電流が流れ続けるということを防止すること
ができる。
尚、上記実施例ではリレー15をライテイング
スイツチ1のリトラクト位置への切換え時の他に
ヘツド位置への切換え時及びデイマ・パツシング
スイツチ12のパツシング操作時にも動作させる
ようにしたが、これに限らず少なくともライテイ
ングスイツチ1のリトラクト位置への切換時に動
作させればよいのであり、従つて、ヘツド位置へ
の切換え時及びパツシング操作時には別回路によ
つて駆動モータ20の駆動回路を形成してもよい
のである。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例
のみ限定されるものではなく、例えば駆動源とし
ては有極形電磁ソレノイド或いはエアシリンダを
用いてもよい等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施し得ることは勿論である。
[考案の効果] 本考案のリトラクタブルヘツドランプの制御装
置は以上説明したように、動作によりヘツドラン
プを使用位置に駆動させ復帰により該ヘツドラン
プを格納位置に駆動させるためのリレーの復帰を
遅延させるようにしたので、ライテイングスイツ
チがリトラクト位置からオフ位置及びテール位置
を経てヘツド位置に切換えられた時にヘツドラン
プが使用位置から格納位置側に不必要に戻ること
を防止することができるという実用的効果を奏し
得るものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す電気回路図であ
る。 図中、1はライテイングスイツチ、5はイグニ
ツシヨンスイツチ、11はテールランプ、12は
デイマ・パツシングスイツチ、13はロウビーム
用フイラメント、14はハイビーム用フイラメン
ト、15はリレー、18は位置検出スイツチ、2
0は駆動モータ(駆動源)、22はCRタイマ(遅
延回路)、A及びBは第1及び第2の駆動回路を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のヘツドランプを使用位置及び格納位置に
    駆動する駆動源と、リトラクト位置、オフ位置、
    テール位置及びヘツド位置に順次切換え可能なラ
    イテイングスイツチと、このライテイングスイツ
    チが少なくともリトラクト位置に切換えられた時
    に通電動作されれ前記ヘツドランプを使用位置に
    駆動すべく前記駆動源の第1の駆動回路を形成し
    前記ライテイングスイツチがオフ位置に切換えら
    れた時には断電復帰されて前記ヘツドランプを格
    納位置に駆動すべく前記駆動源の第2の駆動回路
    を形成するリレーと、このリレーの復帰を遅延さ
    せる遅延回路とを具備してなるリトラクタブルヘ
    ツドランプの制御装置。
JP1986045735U 1986-03-27 1986-03-27 Expired JPH0339304Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60119660U (ja) * 1984-01-23 1985-08-13 ナイルス部品株式会社 リトラクタブルヘツドランプ制御装置

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JPS62156546U (ja) 1987-10-05

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