JPH0339284Y2 - - Google Patents

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JPH0339284Y2
JPH0339284Y2 JP1986019652U JP1965286U JPH0339284Y2 JP H0339284 Y2 JPH0339284 Y2 JP H0339284Y2 JP 1986019652 U JP1986019652 U JP 1986019652U JP 1965286 U JP1965286 U JP 1965286U JP H0339284 Y2 JPH0339284 Y2 JP H0339284Y2
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JP
Japan
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case
heat exchanger
downstream
blower
blowing direction
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JP1986019652U
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JPS62131908U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は送風機と熱交換器が一体となつた車両
用空気調和装置に関するものである。
(従来の技術とその問題点) 従来のこの種の車両用空気調和装置においては
第5図のように、送風機1の送風方向イに対し、
直角方向に熱交換器2が配設されており、ケース
3の後端部には吹出グリル4を有する後流側ケー
ス5が嵌合接続してあつた。
しかし、車種によつては吹出方向口を変える必
要があり、例えば第6図に示すように吹出方向ロ
を送風機1の送風方向イに対して直角にする場合
には、下部に吹出グリル4を有する後流側ケース
5を前記ケース3に接続する必要があり、この後
流側ケース5を別途に作成しなければならず吹出
方向のバリエーシヨンの対応の為にコストがアツ
プするという欠点があつた。
また、従来の自動車用冷暖房装置としては実公
昭53−34678号公報がある。
(考案の目的) 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであ
つて、吹出口の位置を異ならせた後流側ケースを
別途作成する必要がなく、安価な吹出方向のバリ
エーシヨンの対応を可能にする車両用空気調和装
置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、少なく
とも熱交換器と、この熱交換器の上流側に配置さ
れた送風機と、これらの熱交換器及び送風機を収
納するケースと、このケースに接続される後流側
ケースとを備えた車両用空気調和装置において、
前記ケース及び後流側ケースの着脱面と前記熱交
換器の通風面とが平行であり、前記後流側ケース
を切断したときの断面形状が二等辺三角形であ
り、その三角形の等辺のいずれか一方に吹出口が
設けてある。
(作用) そして、空調風の吹出口からの吹出方向が送風
方向に例えば略平行である状態から前記吹出方向
を変える場合には後流側ケースを所定角度回転し
て吹出口の向きを変えるようにする。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図に基
づいて説明する。第1図に本考案に係る車両用空
気調和装置を示す。第1図中10はケース、11
は送風機、12は熱交換器、13は後流側ケース
である。
前記ケース10の後端部は嵌合接続口部14に
なされていて、熱交換器12及び嵌合接続口部1
4は送風機11の送風方向イに対して傾斜角度θ
≒45度傾けてある。
前記後流側ケース13の前端部は接続口部15
になされており、また後流側ケース13の後壁部
は互いに直角をなす後壁16,17になされてい
て、これらの後壁16,17と接続口部15とは
直角二等辺三角形の辺を形成しており、一方の後
壁16には吹出口である吹出グリル18が設けて
ある。
そして、前記嵌合接続口部14に接続口部15
を着脱可能に接続してケース10に後流側ケース
13が取り付けてあり、吹出グリル18からの温
風の吹出方向ロは前記送風機11の送風方向イと
平行になされている。
なお、上述の実施例においては、第1図等に示
すように、後流側ケース13の断面形状が直角二
等辺三角形である場合について述べたが、二等辺
三角形であればよく、必ずしも直角三角形である
必要はない。
次に作動を説明する。
前記送風機11によりケース10内に取り込ま
れた風は熱交換器12を通過して空調風となり、
吹出グリル18から車室内に吹き出される。
この場合、空調風の吹出方向口は送風機11の
送風方向イに平行である。
車種によつては空調風の吹出方向ロを前記送風
方向イに対して略直角にする場合がある。この場
合には、前記後流側ケース13を上記した取付位
置から180度回転させた状態にしてケース10の
嵌合接続口部14に取り付ける。
前記後流側ケース13の吹出グリル18の部分
を吹出口であるダクト接続口19にすることによ
り、第3図に示すようにこのダクト接続口19に
ダクト20を接続して送風機11の送風方向イに
平行に向けて空調風をダクト20に吹き込み、ま
た、第4図に示すように、前記後流側ケース13
を上記した取付位置から180度回転させて前記送
風方向イに対して略直角方向に向けて空調風をダ
クト20に吹き込む。
なお、本明細書(実用新案登録請求の範囲の欄
を含む)中に記載した二等辺三角形には、幾何学
上の厳格な意味での二等辺三角形だけに限らず、
第1図〜第4図に示すように、一見して概ね二等
辺三角形と認められるものも含まれるものとす
る。
(考案の効果) 以上のように本考案は、少なくとも熱交換器
と、この熱交換器の上流側に配置された送風機
と、これらの熱交換器及び送風機を収納するケー
スと、このケースに接続される後流側ケースとを
備えた車両用空気調和装置において、前記ケース
及び後流側ケースの着脱面と前記熱交換器の通風
面とが平行であり、前記後流側ケースを切断した
ときの断面形状が二等辺三角形であり、その三角
形の等辺のいずれか一方に吹出口が設けてあるこ
とを特徴とする。
したがつて、空調風の吹出口からの吹出方向が
送風方向に例えば略平行である状態から前記吹出
方向を変える場合には、前記後流側ケースを所定
角度回転して吹出口の向きを変えればよく、従来
のように吹出口の向を異ならせた後流側ケースを
別途に作成する必要がなくなり、安価な手段で吹
出方向のバリエーシヨンの対応が可能になる。
また、ケース及び後流側ケースと熱交換器の通
風面とが平行であるから、後流側ケースを所定角
度回転して吹出口の向きを変えたとしても、通風
抵抗は変化せず、風量が変わらない。したがつ
て、吹出方向の変化に拘らず、常に一定の風量を
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図、
第2図は本考案の一実施例において吹出方向を変
えた場合の説明図、第3図は本考案の他の実施例
を示す構成説明図、第4図は本考案の他の実施例
において吹出方向を変えた場合の説明図、第5図
は従来の車両用空気調和装置の構成説明図、第6
図は同車両用空気調和装置において吹出方向を変
えた場合の構成説明図である。 10……ケース、11……送風機、12……熱
交換器、13……後流側ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも熱交換器と、この熱交換器の上流側
    に配置された送風機と、これらの熱交換器及び送
    風機を収納するケースと、このケースに接続され
    る後流側ケースとを備えた車両用空気調和装置に
    おいて、前記ケース及び後流側ケースの着脱面と
    前記熱交換器の通風面とが平行であり、前記後流
    側ケースを切断したときの断面形状が二等辺三角
    形であり、その三角形の等辺のいずれか一方に吹
    出口が設けてあることを特徴とする車両用空気調
    和装置。
JP1986019652U 1986-02-14 1986-02-14 Expired JPH0339284Y2 (ja)

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JP1986019652U JPH0339284Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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JP1986019652U JPH0339284Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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Publication Number Publication Date
JPS62131908U JPS62131908U (ja) 1987-08-20
JPH0339284Y2 true JPH0339284Y2 (ja) 1991-08-19

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ID=30814441

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257006U (ja) * 1975-10-20 1977-04-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5257006U (ja) * 1975-10-20 1977-04-25

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JPS62131908U (ja) 1987-08-20

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