JPH0339012Y2 - - Google Patents
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- JPH0339012Y2 JPH0339012Y2 JP1984083046U JP8304684U JPH0339012Y2 JP H0339012 Y2 JPH0339012 Y2 JP H0339012Y2 JP 1984083046 U JP1984083046 U JP 1984083046U JP 8304684 U JP8304684 U JP 8304684U JP H0339012 Y2 JPH0339012 Y2 JP H0339012Y2
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- grain
- grain lifting
- lifting cylinder
- cylinder
- tube
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- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 11
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 98
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、コンバインに搭載した穀類タンクに
連設使用するスロワーなどの揚穀装置の改善に関
する。
連設使用するスロワーなどの揚穀装置の改善に関
する。
[従来の技術]
走行しながら刈取り、脱穀し、脱穀された穀類
をタンクに収容せしめ、この穀類を、タンクに設
けたスロワーなどの揚穀装置によつて、例えば圃
場近傍の路上に待機せるトラツクなどの運搬車に
搭載せる回収タンクに搬送移換する場合、コンバ
インとトラツクの位置関係が圃場条件によつて必
ずしも一定でないため、揚穀筒の先端にある放出
誘導体、詳しくは、第7図に示すようなエルボ状
の放出誘導体の放出口を、トラツクに搭載せる回
収タンク方向に向きを合せる必要があるし、ま
た、作業終了後揚穀筒の一部を折りたたみ格納す
ることが求められている。(例えば、特開昭58−
98015号公報参照) [考案が解決しようとする課題] 揚穀筒の先端に設けたエルボ状放出誘導体の放
出口を、トラツクに搭載せる回収タンク方向に向
きを合せるのに、放出誘導体を手作業により直
接、または、遠隔操作機構などによつて向きを合
わせていた。手作業による場合は、放出誘導体が
人手の届かない高所にあることから、揚穀筒を含
むスロワー本体全体を回動して放出誘導体を下方
におろした状態で、人手により放出誘導体の向き
を調整していた。また、放出誘導体にワイヤーな
どをとりつけ、このワイヤーの引動操作によつて
向きを調節する手段も提案されているが、この種
のものは構造が複雑となるばかりでなく、微小な
放出方向の調節に困難性があるなどの課題があつ
た。
をタンクに収容せしめ、この穀類を、タンクに設
けたスロワーなどの揚穀装置によつて、例えば圃
場近傍の路上に待機せるトラツクなどの運搬車に
搭載せる回収タンクに搬送移換する場合、コンバ
インとトラツクの位置関係が圃場条件によつて必
ずしも一定でないため、揚穀筒の先端にある放出
誘導体、詳しくは、第7図に示すようなエルボ状
の放出誘導体の放出口を、トラツクに搭載せる回
収タンク方向に向きを合せる必要があるし、ま
た、作業終了後揚穀筒の一部を折りたたみ格納す
ることが求められている。(例えば、特開昭58−
98015号公報参照) [考案が解決しようとする課題] 揚穀筒の先端に設けたエルボ状放出誘導体の放
出口を、トラツクに搭載せる回収タンク方向に向
きを合せるのに、放出誘導体を手作業により直
接、または、遠隔操作機構などによつて向きを合
わせていた。手作業による場合は、放出誘導体が
人手の届かない高所にあることから、揚穀筒を含
むスロワー本体全体を回動して放出誘導体を下方
におろした状態で、人手により放出誘導体の向き
を調整していた。また、放出誘導体にワイヤーな
どをとりつけ、このワイヤーの引動操作によつて
向きを調節する手段も提案されているが、この種
のものは構造が複雑となるばかりでなく、微小な
放出方向の調節に困難性があるなどの課題があつ
た。
本考案の目的は、揚穀筒中間部を屈折可能に構
成するとともに、この屈折部より上方の揚穀筒の
基部を、この屈折を構成する屈折構造体に対して
回動可能としたことにより、従来技術の課題を解
消せしめ、屈折部より上方の揚穀筒を手作業で回
動することにより、該揚穀筒の上端にとりつけら
れている放出誘導体をも一緒に回動せしめ、圃場
に待機せるトラツクに搭載した回収タンク方向に
容易に、而も、適確に穀類の放出方向が適合しう
る揚穀装置を提供せんとするものである。
成するとともに、この屈折部より上方の揚穀筒の
基部を、この屈折を構成する屈折構造体に対して
回動可能としたことにより、従来技術の課題を解
消せしめ、屈折部より上方の揚穀筒を手作業で回
動することにより、該揚穀筒の上端にとりつけら
れている放出誘導体をも一緒に回動せしめ、圃場
に待機せるトラツクに搭載した回収タンク方向に
容易に、而も、適確に穀類の放出方向が適合しう
る揚穀装置を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段]
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、走
行しながら刈取り、脱穀し、脱穀された穀類をコ
ンバイン本体に搭載せるタンクに収容し、該タン
クに設けた跳ね上げ揚穀装置を介してタンク内穀
類を他に搬送移換する装置であつて、上記跳ね上
げ揚穀装置を構成し、かつ、先端にエルボ状の穀
類放出誘導体を設けた揚穀筒を、人手が届く中間
部位から2ツ折りに屈折可能にして、跳ね上げ揚
穀装置と一体の揚穀筒3aと屈折部より上方の揚
穀筒3aにより構成せしめ、この屈折部から上方
の揚穀筒3bを折りたたみ格納可能としたコンバ
インの揚穀装置において、上記屈折部から上方の
揚穀筒3bを、揚穀筒3aに対して回動可能に連
結するとともに、該揚穀筒3bの下部一側に、回
動調節用の操作杆を設けたものである。
行しながら刈取り、脱穀し、脱穀された穀類をコ
ンバイン本体に搭載せるタンクに収容し、該タン
クに設けた跳ね上げ揚穀装置を介してタンク内穀
類を他に搬送移換する装置であつて、上記跳ね上
げ揚穀装置を構成し、かつ、先端にエルボ状の穀
類放出誘導体を設けた揚穀筒を、人手が届く中間
部位から2ツ折りに屈折可能にして、跳ね上げ揚
穀装置と一体の揚穀筒3aと屈折部より上方の揚
穀筒3aにより構成せしめ、この屈折部から上方
の揚穀筒3bを折りたたみ格納可能としたコンバ
インの揚穀装置において、上記屈折部から上方の
揚穀筒3bを、揚穀筒3aに対して回動可能に連
結するとともに、該揚穀筒3bの下部一側に、回
動調節用の操作杆を設けたものである。
[実施例]
次に、図面について本考案構成の詳細を説明す
る。
る。
第1図は側面図、第2図は揚穀筒の一部切欠正
面図、第3図は揚穀筒の屈折部の構造を示す要部
の分解斜視図、第4図は上方揚穀筒の回動操作杆
の一部切欠正面図、第5図は屈折される上方揚穀
筒をコンバイン本体上に支持させるための支持部
材の一部切欠正面図、第6図は放出誘導体の斜視
図である。
面図、第3図は揚穀筒の屈折部の構造を示す要部
の分解斜視図、第4図は上方揚穀筒の回動操作杆
の一部切欠正面図、第5図は屈折される上方揚穀
筒をコンバイン本体上に支持させるための支持部
材の一部切欠正面図、第6図は放出誘導体の斜視
図である。
第1図におけるAはコンバイン本体、Bは刈取
り装置、Cは詳細には示していないが脱穀装置、
Dは該脱穀装置に隣接搭載された穀類タンク、E
は走行体である。
り装置、Cは詳細には示していないが脱穀装置、
Dは該脱穀装置に隣接搭載された穀類タンク、E
は走行体である。
1は、上記穀類タンクDの下底部側方にとりつ
けられた揚穀胴、2は穀類の跳ね上げ翼、3aは
揚穀胴1の遠心方向にそつて一体的に設けられた
揚穀筒である。この揚穀筒3aは、第1図のよう
な約45゜傾いた揚穀作業姿勢で、その上端がコン
バイン本体Aの上端より若干上方に位置する程度
の長さとし、該揚穀筒3aには、上方揚穀筒3b
が屈折可能、詳しくは、第1図の仮想線で示すよ
うに屈折しうるように連結され、長尺な揚穀筒が
構成されている。そして、屈折部より上方の揚穀
筒3bの先端には、エルボ形状をした穀類の放出
誘導体4が設けてある。5は、上記揚穀胴1と一
体的な揚穀筒3aの上方に設けた止め金で、この
止め金5の一端に設けた締付金具6が、例えば、
上記穀類タンクDにとりつけた角度調節板7に設
けた円弧状の案内長孔8に挿嵌され、この締付金
具6により止め金5が角度調節板7にそつて案内
され、揚穀筒3a,3bの放出角度が調節される
ようにしてある。上記案内長孔8の曲率中心が、
上記跳ね上げ翼2の中心軸にあることは勿論のこ
とである。
けられた揚穀胴、2は穀類の跳ね上げ翼、3aは
揚穀胴1の遠心方向にそつて一体的に設けられた
揚穀筒である。この揚穀筒3aは、第1図のよう
な約45゜傾いた揚穀作業姿勢で、その上端がコン
バイン本体Aの上端より若干上方に位置する程度
の長さとし、該揚穀筒3aには、上方揚穀筒3b
が屈折可能、詳しくは、第1図の仮想線で示すよ
うに屈折しうるように連結され、長尺な揚穀筒が
構成されている。そして、屈折部より上方の揚穀
筒3bの先端には、エルボ形状をした穀類の放出
誘導体4が設けてある。5は、上記揚穀胴1と一
体的な揚穀筒3aの上方に設けた止め金で、この
止め金5の一端に設けた締付金具6が、例えば、
上記穀類タンクDにとりつけた角度調節板7に設
けた円弧状の案内長孔8に挿嵌され、この締付金
具6により止め金5が角度調節板7にそつて案内
され、揚穀筒3a,3bの放出角度が調節される
ようにしてある。上記案内長孔8の曲率中心が、
上記跳ね上げ翼2の中心軸にあることは勿論のこ
とである。
次に、第2,3図について揚穀筒3aと上方揚
穀筒3bの屈折取合い構造について説明する。揚
穀筒3aの上端には、上端に外向きフランジ9a
を一体に形成した筒9が回動可能に被嵌してあ
る。そしてこの筒9の一側には、該筒9の周面に
そつた案内長孔10が設けてあり、これに、上記
揚穀筒3aに植設せるボルト11が挿通せしめら
れ、このボルト11に座金12を介して蝶ナツト
13が螺合されている。そして、該蝶ナツト13
の締付けをゆるめることにより、筒9が揚穀筒3
aに対して、上記案内長孔10の長さ範囲だけ回
動しうるようにしたもので、第1図仮想線で示す
ように、上方揚穀筒3bがコンバイン本体A上に
折りたたみ支持できるようにする。上記フランジ
9aの一側には、切欠き部9bが設けてある。ま
た14は、上記筒9の先端部で、上記切欠き部9
bと対称位置に設けた平行2枚の軸受け板であ
る。
穀筒3bの屈折取合い構造について説明する。揚
穀筒3aの上端には、上端に外向きフランジ9a
を一体に形成した筒9が回動可能に被嵌してあ
る。そしてこの筒9の一側には、該筒9の周面に
そつた案内長孔10が設けてあり、これに、上記
揚穀筒3aに植設せるボルト11が挿通せしめら
れ、このボルト11に座金12を介して蝶ナツト
13が螺合されている。そして、該蝶ナツト13
の締付けをゆるめることにより、筒9が揚穀筒3
aに対して、上記案内長孔10の長さ範囲だけ回
動しうるようにしたもので、第1図仮想線で示す
ように、上方揚穀筒3bがコンバイン本体A上に
折りたたみ支持できるようにする。上記フランジ
9aの一側には、切欠き部9bが設けてある。ま
た14は、上記筒9の先端部で、上記切欠き部9
bと対称位置に設けた平行2枚の軸受け板であ
る。
15は、上記軸受け板14に対して軸(図示
略)にて一端が軸支され、中央部に、上記揚穀筒
3aの空洞に適合する円筒孔16を設け、更に、
他端に上記フランジ9aに設けた切欠き部9bに
嵌係合し、かつ、フランジ9aの反対面に係合す
るL形の係止金具17を備えた屈折部構造体を構
成する屈折メタルである。そして、上記係止金具
17を切欠き部9bに係合し、フランジ9aの反
対面に係合することにより揚穀筒3aと上方揚穀
筒3bは一体的となり、この係合を解くことによ
つて上方揚穀筒3bは屈折可能となる。また、屈
折メタル15に形成した上記円筒孔16の一側端
には、前記上方揚穀筒3bの基部に対して補強的
に被着した補強筒18の基部に形成せるフランジ
18aが適嵌される径と、このフランジ18aの
厚みに相当する深さをもつ段面16aが設けてあ
る。
略)にて一端が軸支され、中央部に、上記揚穀筒
3aの空洞に適合する円筒孔16を設け、更に、
他端に上記フランジ9aに設けた切欠き部9bに
嵌係合し、かつ、フランジ9aの反対面に係合す
るL形の係止金具17を備えた屈折部構造体を構
成する屈折メタルである。そして、上記係止金具
17を切欠き部9bに係合し、フランジ9aの反
対面に係合することにより揚穀筒3aと上方揚穀
筒3bは一体的となり、この係合を解くことによ
つて上方揚穀筒3bは屈折可能となる。また、屈
折メタル15に形成した上記円筒孔16の一側端
には、前記上方揚穀筒3bの基部に対して補強的
に被着した補強筒18の基部に形成せるフランジ
18aが適嵌される径と、このフランジ18aの
厚みに相当する深さをもつ段面16aが設けてあ
る。
19は、上記補強筒18の外周に遊嵌したリン
グ部材で、このリング部材19を、ボルト20に
て上記屈折メタル15の端面に固定することによ
り、上記補強筒18のフランジ18aを上記円筒
孔16の段面16aと、リング部材19の内面と
の間に回動可能に圧挾着させる。図中21はボル
ト挿入孔、22はボルト20が螺合する螺孔であ
る。また23は、上記補強筒18の一側面にとり
つけた操作杆で、この操作杆23によつて、上方
揚穀筒3bを揚穀筒3aに対して回動し、該上方
揚穀筒3bの先端に設けた上記放出誘導体4の穀
類放出方向が任意に選択しうるようにしたもので
ある。
グ部材で、このリング部材19を、ボルト20に
て上記屈折メタル15の端面に固定することによ
り、上記補強筒18のフランジ18aを上記円筒
孔16の段面16aと、リング部材19の内面と
の間に回動可能に圧挾着させる。図中21はボル
ト挿入孔、22はボルト20が螺合する螺孔であ
る。また23は、上記補強筒18の一側面にとり
つけた操作杆で、この操作杆23によつて、上方
揚穀筒3bを揚穀筒3aに対して回動し、該上方
揚穀筒3bの先端に設けた上記放出誘導体4の穀
類放出方向が任意に選択しうるようにしたもので
ある。
また、上記補強筒18の側面に、これの軸線方
向と直交する平行2枚の取付杆24を設け、この
各取付杆24の先端に孔24aを形成するととも
に、この孔24a間に上方揚穀筒3bの軸線と平
行的な引起し杆25を遊嵌的に橋架する。この引
起し杆25の中途部に抜け止めピン26を設け、
取付杆24間から引起し杆25が抜脱しないよう
にしたものである。即ち、抜け止めピン26から
引起し杆25の両端に至る距離が、上記両取付杆
24の間隔より大きければよい。
向と直交する平行2枚の取付杆24を設け、この
各取付杆24の先端に孔24aを形成するととも
に、この孔24a間に上方揚穀筒3bの軸線と平
行的な引起し杆25を遊嵌的に橋架する。この引
起し杆25の中途部に抜け止めピン26を設け、
取付杆24間から引起し杆25が抜脱しないよう
にしたものである。即ち、抜け止めピン26から
引起し杆25の両端に至る距離が、上記両取付杆
24の間隔より大きければよい。
次に、第2,5図により、屈折された上方揚穀
筒3bを、例えば穀類タンクD上、または、脱穀
装置C上に支持させる支持部材27について説明
する。28は、上方揚穀筒3bの外面に対して移
動可能に設けたリング状の挾着金具で、この挾着
金具28は1枚の板材をリング状に形成し、両端
に平行な板部28aを形成したもので、この板部
28a間を締付螺杆29にて結合し、上方揚穀筒
3bに対して挾着金具28が締付固定、締付解除
がなしうるようにしてある。そして、この挾着金
具28の一側に、上方揚穀筒3bの軸線にそつた
ステー28bをとりつけるとともに、このステー
28bの外側端には、これの板面と直交的な支持
板30をとりつけ、該支持板30の外側面に、ゴ
ムなどの緩衝板31を貼着し、コンバイン本体A
を損傷しないようにしたものである。以上の2
8,28a,28b,29,30,31によつて
上記支持部材27は構成されている。
筒3bを、例えば穀類タンクD上、または、脱穀
装置C上に支持させる支持部材27について説明
する。28は、上方揚穀筒3bの外面に対して移
動可能に設けたリング状の挾着金具で、この挾着
金具28は1枚の板材をリング状に形成し、両端
に平行な板部28aを形成したもので、この板部
28a間を締付螺杆29にて結合し、上方揚穀筒
3bに対して挾着金具28が締付固定、締付解除
がなしうるようにしてある。そして、この挾着金
具28の一側に、上方揚穀筒3bの軸線にそつた
ステー28bをとりつけるとともに、このステー
28bの外側端には、これの板面と直交的な支持
板30をとりつけ、該支持板30の外側面に、ゴ
ムなどの緩衝板31を貼着し、コンバイン本体A
を損傷しないようにしたものである。以上の2
8,28a,28b,29,30,31によつて
上記支持部材27は構成されている。
次に第2,6図について穀類の放出誘導体4の
詳細を説明する。4aは、上記揚穀筒3bの先端
に嵌着せしめられる短筒部で、該短筒部4aの下
手側には、先端に至るに従い、円から平面に形状
が変化する中間部4aが一体に設けられ、更に、
この中間部には、先端に至るに従い順次巾広とし
た曲りがなく、かつ、板面が上方揚穀筒3bの口
径全域を斜めに横断する平面4cと、先端部の円
弧面4bとにより形成せる背面板4eと、この背
面板4eの両側に側板4fを設け、上記背面板4
eに対向する側に放出口4gを形成する。上記放
出誘導体4はこのように構成されている。第2
図、および、第7図(従来の放出誘導体)に示す
矢印は、穀類の流れを示している。
詳細を説明する。4aは、上記揚穀筒3bの先端
に嵌着せしめられる短筒部で、該短筒部4aの下
手側には、先端に至るに従い、円から平面に形状
が変化する中間部4aが一体に設けられ、更に、
この中間部には、先端に至るに従い順次巾広とし
た曲りがなく、かつ、板面が上方揚穀筒3bの口
径全域を斜めに横断する平面4cと、先端部の円
弧面4bとにより形成せる背面板4eと、この背
面板4eの両側に側板4fを設け、上記背面板4
eに対向する側に放出口4gを形成する。上記放
出誘導体4はこのように構成されている。第2
図、および、第7図(従来の放出誘導体)に示す
矢印は、穀類の流れを示している。
[考案の効果]
上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(a) 揚穀筒を、揚穀胴と一体的な揚穀筒3aと屈
折部より上方の揚穀筒3bとに2分し、揚穀筒
3aに対して屈折部より上方の揚穀筒3bを屈
折可能としたことにより、非作業時に、長尺の
スロワー揚穀筒をコンバイン本体に対して折り
たたみ格納することができ、全体のコンパクト
化を図ることができることは勿論のこと、 (b) 屈折部より上方の揚穀筒3bを、揚穀筒3a
に対して回動可能に連結するとともに、揚穀筒
3bの下部一側に操作杆を設けたので、この操
作杆を手にもち、上方の揚穀筒3b全体を任意
方向に回動し、先端に設けた放出誘導体の穀類
放出口方向を任意に調節することができ、収穫
したタンク内の穀類の移注処理効率の向上が図
れる。加えて、従来技術のように、揚穀胴、即
ち、スロワー全体を回動し、揚穀筒の先端を下
降せしめ、放出誘導体の放出方向を調整したの
ち、再びスロワー全体を旧復する操作の煩雑性
がなく、また、遠隔操作機構による調整のよう
に、揚穀筒自体を複雑な構造とすることがな
い。
折部より上方の揚穀筒3bとに2分し、揚穀筒
3aに対して屈折部より上方の揚穀筒3bを屈
折可能としたことにより、非作業時に、長尺の
スロワー揚穀筒をコンバイン本体に対して折り
たたみ格納することができ、全体のコンパクト
化を図ることができることは勿論のこと、 (b) 屈折部より上方の揚穀筒3bを、揚穀筒3a
に対して回動可能に連結するとともに、揚穀筒
3bの下部一側に操作杆を設けたので、この操
作杆を手にもち、上方の揚穀筒3b全体を任意
方向に回動し、先端に設けた放出誘導体の穀類
放出口方向を任意に調節することができ、収穫
したタンク内の穀類の移注処理効率の向上が図
れる。加えて、従来技術のように、揚穀胴、即
ち、スロワー全体を回動し、揚穀筒の先端を下
降せしめ、放出誘導体の放出方向を調整したの
ち、再びスロワー全体を旧復する操作の煩雑性
がなく、また、遠隔操作機構による調整のよう
に、揚穀筒自体を複雑な構造とすることがな
い。
第1図はコンバイン本体の側面図、第2図は揚
穀筒の一部切欠正面図、第3図は揚穀筒の屈折部
構造体の分解斜視図、第4図は上方揚穀筒の回動
操作杆の一部切欠正面図、第5図は屈折される上
方揚穀筒をコンバイン本体上に支持させるための
支持部材の一部切欠正面図、第6図は放出誘導体
の斜視図、第7図は従来の放出誘導体の断面図で
ある。 A……コンバイン本体、B……刈取装置、C…
…脱穀装置、D……穀類タンク、E……走行体、
1……揚穀胴、2……跳ね上げ翼、3a……揚穀
筒、3b……屈折部より上方の揚穀筒、4……放
出誘導体、9……筒、9b……切欠き部、14…
…軸受け板、15……屈折メタル、16……円筒
孔、17……係止金具、18……補強筒、18a
……フランジ、19……リング部材、23……操
作杆。
穀筒の一部切欠正面図、第3図は揚穀筒の屈折部
構造体の分解斜視図、第4図は上方揚穀筒の回動
操作杆の一部切欠正面図、第5図は屈折される上
方揚穀筒をコンバイン本体上に支持させるための
支持部材の一部切欠正面図、第6図は放出誘導体
の斜視図、第7図は従来の放出誘導体の断面図で
ある。 A……コンバイン本体、B……刈取装置、C…
…脱穀装置、D……穀類タンク、E……走行体、
1……揚穀胴、2……跳ね上げ翼、3a……揚穀
筒、3b……屈折部より上方の揚穀筒、4……放
出誘導体、9……筒、9b……切欠き部、14…
…軸受け板、15……屈折メタル、16……円筒
孔、17……係止金具、18……補強筒、18a
……フランジ、19……リング部材、23……操
作杆。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 走行しながら刈取り、脱穀し、脱穀された穀類
をコンバイン本体に搭載せるタンクに収容し、該
タンクに設けた跳ね上げ揚穀装置を介してタンク
内穀類を他に搬送移換する装置であつて、上記跳
ね上げ揚穀装置を構成し、かつ、先端にエルボ状
の穀類放出誘導体を設けた揚穀筒を、人手が届く
中間部位から2ツ折りに屈折可能にして、跳ね上
げ揚穀装置と一体の揚穀筒3aと屈折部より上方
の揚穀筒3aにより構成せしめ、この屈折部から
上方の揚穀筒3bを折りたたみ格納可能としたコ
ンバインの揚穀装置において、 上記屈折部から上方の揚穀筒3bを、揚穀筒3
aに対して回動可能に連結するとともに、該揚穀
筒3bの下部一側に、回動調節用の操作杆を設け
たことを特徴とするコンバインの揚穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304684U JPS60194944U (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | コンバインの揚穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304684U JPS60194944U (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | コンバインの揚穀装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60194944U JPS60194944U (ja) | 1985-12-25 |
JPH0339012Y2 true JPH0339012Y2 (ja) | 1991-08-16 |
Family
ID=30631315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8304684U Granted JPS60194944U (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | コンバインの揚穀装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60194944U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5898015A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-10 | 株式会社石井製作所 | 脱穀装置の穀類回収装置 |
-
1984
- 1984-06-05 JP JP8304684U patent/JPS60194944U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5898015A (ja) * | 1981-12-03 | 1983-06-10 | 株式会社石井製作所 | 脱穀装置の穀類回収装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60194944U (ja) | 1985-12-25 |
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