JPH0338882A - 半導体整流装置 - Google Patents
半導体整流装置Info
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- JPH0338882A JPH0338882A JP17488889A JP17488889A JPH0338882A JP H0338882 A JPH0338882 A JP H0338882A JP 17488889 A JP17488889 A JP 17488889A JP 17488889 A JP17488889 A JP 17488889A JP H0338882 A JPH0338882 A JP H0338882A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
本発明は、pin構造を有する半導体整流装置に関し、
ライフタイムコントロール等の方法を用いることなく、
逆回復時の電流の傾きを緩やかに保ったまま逆回復時間
を短くするため、p型領域の不純物濃度を1×10′5
〜lXl0”C酊3とすると共に、i領域の厚さを30
〜70μmとしたものである。
ライフタイムコントロール等の方法を用いることなく、
逆回復時の電流の傾きを緩やかに保ったまま逆回復時間
を短くするため、p型領域の不純物濃度を1×10′5
〜lXl0”C酊3とすると共に、i領域の厚さを30
〜70μmとしたものである。
本発明は、pin構造を有する半導体整流装置に関する
。
。
従来のpinダイオードは、−船釣には第10図に示す
ように、不純物濃度lXl0”〜1×1019cm−1
程度のp型領域1と、はぼ同様の不純物濃度のn型領域
2との間に、不純物濃度lXl0”程度の低不純物濃度
のi領域3を介在させた構造となっている。
ように、不純物濃度lXl0”〜1×1019cm−1
程度のp型領域1と、はぼ同様の不純物濃度のn型領域
2との間に、不純物濃度lXl0”程度の低不純物濃度
のi領域3を介在させた構造となっている。
そして、このような構造のpinダイオードに順バイア
スを加えている状態から逆バイアスに切り換えた場合は
、第11図に示すように、まず順電流IFが減少してい
き、その後、電流ゼロを経て逆電流が流れ始める。次に
、逆電流の最大値■□。
スを加えている状態から逆バイアスに切り換えた場合は
、第11図に示すように、まず順電流IFが減少してい
き、その後、電流ゼロを経て逆電流が流れ始める。次に
、逆電流の最大値■□。
に達した後、逆電流は減少し始め、最終的に電流ゼロに
落ち着く。同図において、t rrは、順電流がゼロま
で減少してから、逆電流の最大値IRPの10%まで回
復するのに要する時間(以下、逆回復時間と称す)であ
り、di/dt2は、逆電流の最大値IRPから回復す
るまでの電流の傾きである。
落ち着く。同図において、t rrは、順電流がゼロま
で減少してから、逆電流の最大値IRPの10%まで回
復するのに要する時間(以下、逆回復時間と称す)であ
り、di/dt2は、逆電流の最大値IRPから回復す
るまでの電流の傾きである。
半導体整流装置では、一般に高周波化の要望があり、そ
のためには逆回復時間Lrrを短くする必要がある。と
ころが、単に逆回復時間trrを短くしようとすると、
逆回復時の電流の傾きd i / di2が大きくなる
。すると、この半導体整流装置を組み込んだ回路内に存
在するインダクタンス成分りにより、 L d i /
d t 2なる大きな起電力が生し、スパイクノイズ
の発生や素子の破壊等の原因になるという問題が生した
。
のためには逆回復時間Lrrを短くする必要がある。と
ころが、単に逆回復時間trrを短くしようとすると、
逆回復時の電流の傾きd i / di2が大きくなる
。すると、この半導体整流装置を組み込んだ回路内に存
在するインダクタンス成分りにより、 L d i /
d t 2なる大きな起電力が生し、スパイクノイズ
の発生や素子の破壊等の原因になるという問題が生した
。
ところで、逆回復時間t rrを短くするための手段と
しでは、従来から、例えばAuやpt等の重金属の拡散
や、電子線やプロトンの照射により、キャリアのライフ
タイムをコントロールする手法が知られている。或いは
、シヨソトキーハリアダイオートを構成することによっ
ても、逆回復時間t rrの短縮化が可能になる。
しでは、従来から、例えばAuやpt等の重金属の拡散
や、電子線やプロトンの照射により、キャリアのライフ
タイムをコントロールする手法が知られている。或いは
、シヨソトキーハリアダイオートを構成することによっ
ても、逆回復時間t rrの短縮化が可能になる。
ところが、上記のライフタイムコントロールを行うと、
順電圧VFが高くなり、しかもリーク電流も大きくなる
という問題があり、また、ショソトキーダイオードもリ
ーク電流が大きくなる等の問題がある。
順電圧VFが高くなり、しかもリーク電流も大きくなる
という問題があり、また、ショソトキーダイオードもリ
ーク電流が大きくなる等の問題がある。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ライフタイムコントロール等の方法を
用いることなく、逆回復時間t rrを短くし、かつ逆
回復時の電流の傾きdi/dt2を緩やかにすることの
できる半導体整流装置を提供することにある。
り、その目的は、ライフタイムコントロール等の方法を
用いることなく、逆回復時間t rrを短くし、かつ逆
回復時の電流の傾きdi/dt2を緩やかにすることの
できる半導体整流装置を提供することにある。
第1図は、p型領域とn型領域との間に低不純物濃度の
i 6N域を介在させたpin構造を有する半導体整流
装置において、p型領域の不純物濃度を順次変化させた
場合の不純物プロファイルを示す図であり、第2図は、
上記第1図の不純物濃度変化Gこ幻応した逆回復時の電
流変化を示す図である。第3図は、同様なpin構造を
有する半導体整流装置において、i領域の厚さを順次変
化させた場合の不純物プロファイルを示す図であり、第
4図は、上記第3図の厚さ変化に対応した逆回復時の電
流変化を示す図である。
i 6N域を介在させたpin構造を有する半導体整流
装置において、p型領域の不純物濃度を順次変化させた
場合の不純物プロファイルを示す図であり、第2図は、
上記第1図の不純物濃度変化Gこ幻応した逆回復時の電
流変化を示す図である。第3図は、同様なpin構造を
有する半導体整流装置において、i領域の厚さを順次変
化させた場合の不純物プロファイルを示す図であり、第
4図は、上記第3図の厚さ変化に対応した逆回復時の電
流変化を示す図である。
まず第1図に示すように、p型領域の不純物濃度を■〉
■〉■のように順次減らしていくと、i領域への正札の
注入が減少していくことから、逆回復時間trrは第2
図に示すように■〉■〉■と減少することがわかった。
■〉■のように順次減らしていくと、i領域への正札の
注入が減少していくことから、逆回復時間trrは第2
図に示すように■〉■〉■と減少することがわかった。
ただし、第2図から明らかなように、電流の傾きd i
/ d t 2はp型領域の不純物濃度とはほとんど
無関係であり、いずれの場合もほぼ同し傾きとなった。
/ d t 2はp型領域の不純物濃度とはほとんど
無関係であり、いずれの場合もほぼ同し傾きとなった。
これは、pn接合が回復した後、i領域に残存するキャ
リアが再結合等により消滅する割合が同程度だからであ
る。
リアが再結合等により消滅する割合が同程度だからであ
る。
そこで、第3図に示すように、i領域の不純物濃度をI
X 10 ”cm−”に固定したまま、厚さを■〈■
く■と順次厚くしていくと、i領域に蓄積されたキャリ
アの量が多くなることから、第3図に示すように逆回復
時間t rrが■〈■く■とわずかずつ増加していく一
方、逆回復時の電流の傾きdi / d t 2が■〉
■〉■と緩やかになっていくこ− とがわかった。
X 10 ”cm−”に固定したまま、厚さを■〈■
く■と順次厚くしていくと、i領域に蓄積されたキャリ
アの量が多くなることから、第3図に示すように逆回復
時間t rrが■〈■く■とわずかずつ増加していく一
方、逆回復時の電流の傾きdi / d t 2が■〉
■〉■と緩やかになっていくこ− とがわかった。
以上のことから、p型領域の不純物濃度とi ii域の
厚さをそれぞれ適宜設定することにより、逆回復時間L
rrを短縮させると共に、これとI・レドオフ関係にあ
る電流の傾きdi/dL2を緩やかにすることが可能で
あることがわかる。
厚さをそれぞれ適宜設定することにより、逆回復時間L
rrを短縮させると共に、これとI・レドオフ関係にあ
る電流の傾きdi/dL2を緩やかにすることが可能で
あることがわかる。
そこで次に、第5図〜第7図に基づき、p型領域の不純
物濃度とi SJf域の厚さの望ましい範囲をそれぞれ
決定する。この際、順電圧VFをも考慮する。なお、第
5図、第6図、第7図は、それぞれ逆回復時間t rr
、電流の傾きdi/dt2、順電圧VFとi領域の厚さ
との関係をp型領域の不純物濃度をバタメータとして示
した図である。これらの図から、以下のi〜1iiの点
が明らかである。
物濃度とi SJf域の厚さの望ましい範囲をそれぞれ
決定する。この際、順電圧VFをも考慮する。なお、第
5図、第6図、第7図は、それぞれ逆回復時間t rr
、電流の傾きdi/dt2、順電圧VFとi領域の厚さ
との関係をp型領域の不純物濃度をバタメータとして示
した図である。これらの図から、以下のi〜1iiの点
が明らかである。
)第6図より、i領域の厚さが30μm以下になると、
電流の傾きd i / d t 2が急増することがわ
かる。また、p型領域の不純物濃度が1×10”cm−
”を越えると、di/dt2の増加が一層激しくなるこ
ともわかる。
電流の傾きd i / d t 2が急増することがわ
かる。また、p型領域の不純物濃度が1×10”cm−
”を越えると、di/dt2の増加が一層激しくなるこ
ともわかる。
ii)第7図より、i領域の厚さが厚くなると、順電I
−E V Fもわずかずつ増加するが、i N域の厚さ
が70μmまでだと、順電圧VFが素子としての損失を
考えた場合の」二限である(、OV以下に抑えられるこ
とがわかる。また、p型領域の不純物濃度が1×101
8CI11−3以上だと、i領域の厚さが30μmであ
っても、順電圧VFは1.0V以上となってしまう。
−E V Fもわずかずつ増加するが、i N域の厚さ
が70μmまでだと、順電圧VFが素子としての損失を
考えた場合の」二限である(、OV以下に抑えられるこ
とがわかる。また、p型領域の不純物濃度が1×101
8CI11−3以上だと、i領域の厚さが30μmであ
っても、順電圧VFは1.0V以上となってしまう。
111)第5図より、i領域の厚さが厚くなることによ
って、またp型領域の不純物濃度が増加することによっ
ても、逆回復時間Lrrが増加するのがわかる。そして
特に、p型領域の不純物濃度がIX I Q 17cm
−3を越えると、逆回復時間t rrが高周波に使用し
うる限度である2、0μsを越える程に増加してしまう
のが明らかである。
って、またp型領域の不純物濃度が増加することによっ
ても、逆回復時間Lrrが増加するのがわかる。そして
特に、p型領域の不純物濃度がIX I Q 17cm
−3を越えると、逆回復時間t rrが高周波に使用し
うる限度である2、0μsを越える程に増加してしまう
のが明らかである。
従って本発明では、上記1〜111の点に基づき、p型
領域の不純物濃度を1×1015〜IX1.017cm
”3の範囲に設定すると共に、i領域の厚さを30〜7
0μmの範囲に設定した。
領域の不純物濃度を1×1015〜IX1.017cm
”3の範囲に設定すると共に、i領域の厚さを30〜7
0μmの範囲に設定した。
〔作 用)
上述したように、P型領域の不純物濃度を減少一
させていくと、i領域へのキャリアの注入量が減少する
ことにより逆回復時間t−が減少しく第1図及び第2図
参照)、一方、i領域を厚くしていくと、i領域に蓄積
されたキャリアの量が増加することにより電?衆の(頃
きd i / d t 2が緩やかになっていく(第3
図及び第4図参照)。これらの作用に鑑み、P型領域の
不純物濃度とi領域の厚さを上記の範囲に設定した場合
、上記の第5図〜第6図からも明らかなように、逆回復
時間trrが2.0μs以下まで短縮されると共に、こ
れとトレードオフ関係にある電流の傾きd i / d
t 2 も50A/μS以下の緩やかな傾斜に保たれ
、しかも順電圧■、も1.OV以下に抑えられる。
ことにより逆回復時間t−が減少しく第1図及び第2図
参照)、一方、i領域を厚くしていくと、i領域に蓄積
されたキャリアの量が増加することにより電?衆の(頃
きd i / d t 2が緩やかになっていく(第3
図及び第4図参照)。これらの作用に鑑み、P型領域の
不純物濃度とi領域の厚さを上記の範囲に設定した場合
、上記の第5図〜第6図からも明らかなように、逆回復
時間trrが2.0μs以下まで短縮されると共に、こ
れとトレードオフ関係にある電流の傾きd i / d
t 2 も50A/μS以下の緩やかな傾斜に保たれ
、しかも順電圧■、も1.OV以下に抑えられる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第8図は、本発明の一実施例の半導体整流装置の断面図
である。
である。
同図において、不純物濃度5 X I 018cm−3
程度のn型半導体基板11上に、不純物濃度1×10c
m−3程度のn型低不純物濃度領域であるi領域12が
エピタキシャル成長により厚さd−30〜7011mの
範囲内に堆積されている。そして、このi iJf域1
域中2中定部分に上方から不純物拡散を施すことにより
、不純物濃度1×1015〜1×1017cm−3の範
囲内で厚さ5μm以上のp型領域13が形成されている
。
程度のn型半導体基板11上に、不純物濃度1×10c
m−3程度のn型低不純物濃度領域であるi領域12が
エピタキシャル成長により厚さd−30〜7011mの
範囲内に堆積されている。そして、このi iJf域1
域中2中定部分に上方から不純物拡散を施すことにより
、不純物濃度1×1015〜1×1017cm−3の範
囲内で厚さ5μm以上のp型領域13が形成されている
。
また、p型領域13の周囲には不純物拡散により複数の
フィールドリミティングリング(FLR)14が形成さ
れ、更にその周囲には等価電位電極(EQR)15が形
成されている。更に、フィールドリミティングリング1
4上は酸化膜16で覆われており、この酸化II*16
で覆われていないp型領域13上と等価電位電極15上
にはアルミニウム(A乏)電極17が設けられている。
フィールドリミティングリング(FLR)14が形成さ
れ、更にその周囲には等価電位電極(EQR)15が形
成されている。更に、フィールドリミティングリング1
4上は酸化膜16で覆われており、この酸化II*16
で覆われていないp型領域13上と等価電位電極15上
にはアルミニウム(A乏)電極17が設けられている。
この場合、p型領域13の表面濃度が従来よりも低いが
、P型領域13とアルミニウム電極17との間では十分
なオーミックコンタクトが得られる。また、n型基板1
1の裏面には、この裏面側から順にクロム(Cr)、ニ
ッケル(N i ) 、金(Au)を積層してなる多層
電極18が形成されている。
、P型領域13とアルミニウム電極17との間では十分
なオーミックコンタクトが得られる。また、n型基板1
1の裏面には、この裏面側から順にクロム(Cr)、ニ
ッケル(N i ) 、金(Au)を積層してなる多層
電極18が形成されている。
本実施例によれば、p型領域13の不純物濃度をI X
10”−I X 10I7cm−”の範囲内に設定す
ると共に、j領域12の厚さdを30〜70μmの範囲
内に設定したことにより、前記の第5図〜第7図からも
明らかなように、逆回復時の電流の傾きdi/dL2を
緩やかに保ったまま、逆回復時間り、、、を大幅に短縮
することができる。例えば、p型領域13の不純物濃度
をI X 10 ”c+n−”、その厚さを6μmとし
、かつigl域12の不純物濃度をI X 10 ”c
m−3、その厚さを4Qμmとした場合、順バイアスの
状態から逆バイアスを印加することにより、第9図に実
線で示すような電流変化が得られた。なお、同図に破線
で示した曲線は、重金属拡散を用いてライフタイムコン
トロールを行っている従来の素子の電流変化である。同
図から明らかなように、従来は600nsを越えていた
逆回復時間t rrが本実施例では300ns程度まで
短縮することができ、しかもこのように逆回復時間L
rrを大幅に短縮したにもかかわらず、電0 流の傾きd i / d t zを従来と同程度の緩や
かな傾斜に保つことができた。またこの場合、定格50
Aで電流密度165A10flとすると、順電圧VFも
0.98Vと小さく抑えることができた。このことは、
従来の重金属拡散を用いた素子が逆回復時間trr−6
00n s、順電圧VF=1.16Vであるのと比較す
れば、本実施例の効果の大きさが理解できる。
10”−I X 10I7cm−”の範囲内に設定す
ると共に、j領域12の厚さdを30〜70μmの範囲
内に設定したことにより、前記の第5図〜第7図からも
明らかなように、逆回復時の電流の傾きdi/dL2を
緩やかに保ったまま、逆回復時間り、、、を大幅に短縮
することができる。例えば、p型領域13の不純物濃度
をI X 10 ”c+n−”、その厚さを6μmとし
、かつigl域12の不純物濃度をI X 10 ”c
m−3、その厚さを4Qμmとした場合、順バイアスの
状態から逆バイアスを印加することにより、第9図に実
線で示すような電流変化が得られた。なお、同図に破線
で示した曲線は、重金属拡散を用いてライフタイムコン
トロールを行っている従来の素子の電流変化である。同
図から明らかなように、従来は600nsを越えていた
逆回復時間t rrが本実施例では300ns程度まで
短縮することができ、しかもこのように逆回復時間L
rrを大幅に短縮したにもかかわらず、電0 流の傾きd i / d t zを従来と同程度の緩や
かな傾斜に保つことができた。またこの場合、定格50
Aで電流密度165A10flとすると、順電圧VFも
0.98Vと小さく抑えることができた。このことは、
従来の重金属拡散を用いた素子が逆回復時間trr−6
00n s、順電圧VF=1.16Vであるのと比較す
れば、本実施例の効果の大きさが理解できる。
また、本実施例では、p型領域13の拡散深さを5μm
以上とし、しかもp型領域13の周囲にフィールドリミ
ティングリング14を設けたことにより、高耐圧500
V以上のダイオードを得ることができる。上記のように
p型領域13の不純物濃度をI X 1016cm−”
、その厚さを6μmとし、かつiv4域12の不純物濃
度をI X 10 ”cm−’、その厚さを40μmと
した場合、650v程度の大きな逆耐圧を得ることがで
きた。
以上とし、しかもp型領域13の周囲にフィールドリミ
ティングリング14を設けたことにより、高耐圧500
V以上のダイオードを得ることができる。上記のように
p型領域13の不純物濃度をI X 1016cm−”
、その厚さを6μmとし、かつiv4域12の不純物濃
度をI X 10 ”cm−’、その厚さを40μmと
した場合、650v程度の大きな逆耐圧を得ることがで
きた。
なお、i領域12として、n型の低不純物濃度領域の代
わりに、p型の低不純物濃度領域を用いても十分な特性
を得ることができる。
わりに、p型の低不純物濃度領域を用いても十分な特性
を得ることができる。
■
また、本発明は、上記実施例ムこ示したような電力用の
ダイオードだけでなく、低電流用のダイオードにも適用
できる。
ダイオードだけでなく、低電流用のダイオードにも適用
できる。
本発明によれば、p型領域の不純物濃度とi領域の厚さ
を所定の範囲内に設定したことにより、逆回復時間t
rrを著しく短縮できると共に、この逆回復時間trr
とはトレードオフ関係にある電流の傾きdi/dt2を
緩やかに保つことができるようになり、しかも順電圧V
Fをも低く抑えることができる。
を所定の範囲内に設定したことにより、逆回復時間t
rrを著しく短縮できると共に、この逆回復時間trr
とはトレードオフ関係にある電流の傾きdi/dt2を
緩やかに保つことができるようになり、しかも順電圧V
Fをも低く抑えることができる。
第1図はpin構造を有する半導体整流装置におけるP
型領域の不純物濃度を順次変化させた場合の不純物プロ
ファイルを示す図、 第2図は第1図の不純物濃度変化に対応した逆回復時の
電流変化を示す図、 第3図はpin構造を有する半導体整流装置におけるi
領域の厚さを順次変化させた場合の不純物プロファイル
を示す図、 12 第4図は第3図の厚さ変化に対応した逆回復時の電流変
化を示す図、 第5図は逆回復時間trrとi領域の厚さとの関係をp
型領域の不純物濃度をパタメータとして示す図、 第6図は電流の傾きdi/dt、2とi領域の厚さとの
関係をp型領域の不純物濃度をバタメータとして示す図
、 第7図は順電圧VFとj領域の厚さとの関係をp型領域
の不純物濃度をバクメータトして示す図、第8図は本発
明の一実施例の半導体整流装置の断面図、 第9図は逆回復時の電流変化を上記実施例と従来例とで
比較して示す図、 第10図は従来の一般的なpinダイオードの断面構造
を示す図、 第11図は上記−船釣なpinダイオードにおける逆回
復時の電流変化を示す図である。 11・・・n型基板、 12・・・i領域、 3 13 ・ p型領域、 14 ・ ・フィールドリミティングリング、 l 5 ・ ・等価電位電極、 t rr ・ ・逆回復時間、 d i / d t 2 ・逆回復時の電流の傾き、 VF ・順電圧。
型領域の不純物濃度を順次変化させた場合の不純物プロ
ファイルを示す図、 第2図は第1図の不純物濃度変化に対応した逆回復時の
電流変化を示す図、 第3図はpin構造を有する半導体整流装置におけるi
領域の厚さを順次変化させた場合の不純物プロファイル
を示す図、 12 第4図は第3図の厚さ変化に対応した逆回復時の電流変
化を示す図、 第5図は逆回復時間trrとi領域の厚さとの関係をp
型領域の不純物濃度をパタメータとして示す図、 第6図は電流の傾きdi/dt、2とi領域の厚さとの
関係をp型領域の不純物濃度をバタメータとして示す図
、 第7図は順電圧VFとj領域の厚さとの関係をp型領域
の不純物濃度をバクメータトして示す図、第8図は本発
明の一実施例の半導体整流装置の断面図、 第9図は逆回復時の電流変化を上記実施例と従来例とで
比較して示す図、 第10図は従来の一般的なpinダイオードの断面構造
を示す図、 第11図は上記−船釣なpinダイオードにおける逆回
復時の電流変化を示す図である。 11・・・n型基板、 12・・・i領域、 3 13 ・ p型領域、 14 ・ ・フィールドリミティングリング、 l 5 ・ ・等価電位電極、 t rr ・ ・逆回復時間、 d i / d t 2 ・逆回復時の電流の傾き、 VF ・順電圧。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 p型領域とn型領域との間に低不純物濃度のi領域を介
在させたpin構造を有する半導体整流装置において、 前記p型領域の不純物濃度を1×10^1^5〜1×1
0^1^7cm^−^3とし、前記i領域の厚さを30
〜70μmとしたことを特徴とする半導体整流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17488889A JPH0338882A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 半導体整流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17488889A JPH0338882A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 半導体整流装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0338882A true JPH0338882A (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=15986427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17488889A Pending JPH0338882A (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 半導体整流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0338882A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006156637A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | ダイオードおよびブリッジダイオード |
JP2008251925A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | ダイオード |
JPWO2016143156A1 (ja) * | 2015-03-09 | 2017-06-15 | 株式会社日立製作所 | 放射線検出器およびそれを用いた放射線検出装置 |
-
1989
- 1989-07-06 JP JP17488889A patent/JPH0338882A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006156637A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | ダイオードおよびブリッジダイオード |
JP2008251925A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | ダイオード |
JPWO2016143156A1 (ja) * | 2015-03-09 | 2017-06-15 | 株式会社日立製作所 | 放射線検出器およびそれを用いた放射線検出装置 |
US11119228B2 (en) | 2015-03-09 | 2021-09-14 | Hitachi, Ltd. | Radiation detector and radiation detection device using the same |
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