JPH0338584Y2 - - Google Patents

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JPH0338584Y2
JPH0338584Y2 JP15460985U JP15460985U JPH0338584Y2 JP H0338584 Y2 JPH0338584 Y2 JP H0338584Y2 JP 15460985 U JP15460985 U JP 15460985U JP 15460985 U JP15460985 U JP 15460985U JP H0338584 Y2 JPH0338584 Y2 JP H0338584Y2
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JP
Japan
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movable plate
gear
fixed plate
plate
movable
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JP15460985U
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JPS6262132U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば換気扇の外枠正面に進退自在
に設けた化粧パネルのスライド機構に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第5図および第6図は実開昭55−65441号公報
に示された従来の換気扇における化粧パネルのス
ライド機構を示す斜視図およびその縦断面図であ
り、このものの場合は外枠Aの正面に設けた化粧
パネル13には4本のスライド脚14を植立さ
せ、スイツチ15の操作用引きひも16を引張り
操作することによりスプリング17を介して化粧
パネル13を進出させると共に、上記スイツチ1
5のONロツク位置で当該化粧パネル13も外枠
Aから離れたその対応位置にロツクさせていた。
なお図中の18は内装のモータ、19はこれによ
つて駆動される送風翼を示すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の例えば換気扇における化粧パネルのスラ
イド機構は以上のように構成されているので、化
粧パネルを進退させるためのスライド脚を複数本
必要とし、したがつてこのスライド脚の存在によ
り化粧パネルに開口を設ける場合その広さが制限
されることになり、またスライド脚の寸法精度も
高度のものが要求される等工作面での問題点もあ
つた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、例えば換気扇の外枠に対して
傾きのない平行移動ができる例えばその正面の化
粧パネル等のスライド機構を得ることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の場合は、スライド機構部を例えば換
気扇の外枠から独立させて別個に構成し、かつ化
粧パネルとなるところの可動板のロツクおよびそ
の解除機構をその中に組込むと共に、可動板を平
行移動させるために平行な一対の直線歯とその上
を転動する歯車を使用したものである。
〔作用〕
この考案の場合は固定板と可動板が、本体とな
る外枠に対して別個に構成されているのでその製
作が容易になるばかりでなく、種々の機種にその
まま使用することができ汎用性が高く、さらに固
定板に設けた平行な直線歯上を、これにかみ合わ
せた可動板の歯車が転動するようになつているの
で、可動板の移動が円滑に行われると共に、可動
板に傾きが生ずることなく、これにより外枠に対
する平行移動が可能になる。
〔実施例〕
以下この考案のものの一実施例について説明す
る。すなわち、第1図ないし第4図において1は
例えば従来のものと同様に換気扇の外枠正面に対
設させた化粧パネル等を成す可動板で側面形L形
に構成されている。2は同じく外枠等に取り付け
られた正面形形の固定板、3はこの固定板2の
前端中央部に設けられ可動板1を進出位置にロツ
クしたり、あるいはそのロツクを解除させるよう
に作用する鉤付カム、4は上記可動板1をそのば
ね圧によりスライドさせる抗圧ばね、5はこの抗
圧ばねのガイドシヤフト、6は上記可動板1の底
部両側端縁に対設された立上り壁1aの内側に対
向状態に支承された歯車で7はその共通のシヤフ
ト、8は同じく可動板1の各立上り壁1aの内側
に重合され、ねじ9で各歯車6と隣接するように
取り付けられた可動板1の位置決めカラー、10
は上記固定板2に設けた鉤付カム3に対応するよ
うに上記可動板1の前端中央部に植立させた鉤付
カムとの係合ピン、11は可動板1における上記
の各立上り壁1aのそれぞれの内側にこれと平行
に開設した切込み溝、12は上記抗圧ばね4の可
動板側のストツパー、また2aは上記固定板2の
両外側板で、その各々には上記各歯車6とその隣
接位置決めカラー8の各支軸6a,8aを摺動自
在に貫挿させる水平方向への長手案内穴2bが開
設されている。2cは上記各外側板2aの内側に
これと平行にそれぞれ折曲げにより対設された立
上り直線歯で、これは上記可動板1の進退により
その切込み溝1内に出入自在に位置するようにな
つている。
次に動作について説明する。
上記の可動板1は例えば換気扇の運転に応じ、
歯車6と位置決めカラー8を介して固定板2の長
手案内穴2bで案内されて鉤付カム3側へ進出移
動するものであり、この際両歯車6は固定板2の
長手案内穴2bを通ると共に、固定板2に設けた
両側縁部の直線歯2cとかみ合つた状態で転動す
るので、可動板1は左右への傾きのない平行状態
でかつ滑らかな移動をすることになる。さらに上
記の可動板1には位置決めカラー8が付設され、
これが歯車6と同時に上記の長手案内穴2bを通
るようになつているので可動板1は前後の傾きの
ない状態で進退できることになる。
上記のようにして進出され、そして可動板1の
係合ピン10が鉤付カム3の先端に当つた位置
(第4図a)から上記抗圧ばね4に抗してさらに
進出させると上記鉤付カム3がそれの付勢ばね3
aに抗して右回転し(第4図b)、係合ピン10
が鉤付カム3の凹部にそれのカム面に沿つてはま
り込み、鉤付カム3は付勢ばね3aによりわずか
左回転し、その位置で可動板1の進出を止めると
係合ピン10は鉤付カム3の凹部後縁に係合し
(第4図c)、その位置にロツクされ可動板1は第
3図の状態に係止される。その後この係止状態か
ら可動板1を後退させる場合は、第3図のロツク
位置から可動板1を若干進出させると、この進出
で鉤付カム3凹部前縁の折曲げ部に案内された係
合ピン10により鉤付カム3の下面が押圧されて
押上げられて、係合ピン10との係合が外れ(第
4図d)、その後は上記抗圧ばね4の伸長力によ
り、可動板1が後方に押し出され元の状態に戻る
のである。
なお上記実施例では可動板1を駆動する抗圧ば
ね4を1個所に設けた場合について説明したが、
ばね荷重を下げたものを2個所に分けて設けて可
動板の平行移動をより確実なものにするようにし
てもよい。その他本案実施例では換気扇の外枠正
面に設けた化粧パネルのスライド機構について説
明したが、必ずしもこれに特定されることはな
い。
〔考案の効果〕
この考案は以上のようにスライド機構部を例え
ば換気扇外枠等から独立させているので、その工
作が簡便になるばかりでなく、スライド機構をそ
のまま種々の機種に使用でき、また移動は平行な
直線歯とその上を転動する2個の歯車によつて行
わせているので左右への傾きがなく円滑に移動で
き、さらにこの歯車と位置決めカラーの併用によ
り前後への傾きもなくすことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のスライド機構を
示す斜視図、第2図および第3図は本案可動板の
釈放状態およびロツク状態を示した平面図、第4
図は鉤付カムと係合ピンとの係合関係を示す平面
図および側面図、第5図および第6図は従来の換
気扇における化粧パネルのスライド機構を示す針
視図および断面図である。 なお図中1は可動板、1aは立上り壁、2は固
定板、2aは外側板、2bは長手案内穴、2cは
直線歯、3は鉤付カム、4は抗圧ばね、6は歯
車、6aはその支軸、8は位置決めカラー、8a
はその支軸、10は係合ピン、11は切込み溝を
示すものである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 底部両側端縁に対設させた立上り壁1aとそ
    の内側にこれと平行に開設された切込み溝11
    を有する側面形L形の可動板1および底部両側
    端部に上記可動板の各切込み溝内を出入する立
    上り直線歯2cを有する正面形形の固定板2
    を備え、上記可動板の各立上り壁には固定板の
    直線歯上を転動する歯車6をそれぞれ対向状態
    に支承させると共に、上記固定板の両外側板2
    aの各々には上記可動板に設けた各歯車の支軸
    6aを貫挿摺動させる水平方向への長手案内穴
    2bを開設させ、さらに可動板と固定板との間
    には可動板の所定進出状態でたがいに係合され
    る係合ピン10と鉤付カム3ならびにこれらの
    係合状態で圧縮されかつ係合釈放状態で可動板
    を元の位置に後退させる抗圧ばね4を張架させ
    たことを特徴とするスライド機構。 (2) 固定板に設けた直線歯上を転動する各歯車に
    は、これに隣接されその支軸8aが当該歯車の
    支軸を挿入させたその長手案内穴内に挿入され
    て同時に移動する可動板の位置決めカラー8を
    並設させた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のスライド機構。
JP15460985U 1985-10-09 1985-10-09 Expired JPH0338584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15460985U JPH0338584Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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JP15460985U JPH0338584Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6262132U JPS6262132U (ja) 1987-04-17
JPH0338584Y2 true JPH0338584Y2 (ja) 1991-08-14

Family

ID=31074556

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JP15460985U Expired JPH0338584Y2 (ja) 1985-10-09 1985-10-09

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004278848A (ja) * 2003-03-13 2004-10-07 Toshiba Kyaria Kk 換気扇
KR101158581B1 (ko) * 2005-06-15 2012-06-22 엘지전자 주식회사 제습기

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Publication number Publication date
JPS6262132U (ja) 1987-04-17

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