JPH033827Y2 - - Google Patents

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JPH033827Y2
JPH033827Y2 JP1985060275U JP6027585U JPH033827Y2 JP H033827 Y2 JPH033827 Y2 JP H033827Y2 JP 1985060275 U JP1985060275 U JP 1985060275U JP 6027585 U JP6027585 U JP 6027585U JP H033827 Y2 JPH033827 Y2 JP H033827Y2
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JP
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louver
recurved
louvers
parallel
fin
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JP1985060275U
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JPS61181972U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、熱交換効率を従来のものよりも著し
く向上させた、熱交換器用のルーバ付きフインに
関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
第1図は、コルゲートフイン型熱交換器の一部
を示すもので、1はフイン、2はチユーブ、3は
上方タンクである。
熱交換器を、小型かつ高性能のものとするた
め、フインにルーバを設けて、コアを通過する空
気の流れを、層流から乱流に変えるとともに、熱
交換面積を若干増加させて、熱交換効率の向上を
図ることが、しばしば行なわれる。
第3図は、第1図のA−A線縦断面図に相当す
る図であつて、従来のルーバ付きフインを使用し
た、熱交換器のコアの一部を拡大して示すもので
ある。
第3図における51はフイン、52はチユーブ
で、フイン51には、通風方向と平行をなし、か
つ、上下交互に突出する複数の平行ルーバ53が
切り起こされている。
このものは、構成が簡単で製作は容易である
が、フイン51間に流入した空気の大部分は、層
流のままで通過するので、熱交換効率はあまり向
上しない。
第4図は、上記と異なる従来のルーバ付きのフ
インを使用したコアの一部を示すもので、71は
フイン、72はチユーブであり、フイン71の気
流方向の中央には反曲形ルーバ73が、その前後
には、それぞれ気流に対して反対方向に傾斜す
る、複数の傾斜ルーバ74が切り起こされてい
る。
このものは、フイン71の出入口の間隔に比し
て、内部の空気通路が狭くなるため、矢印で示す
ように、上下の傾斜ルーバ74,74間の狭い部
分に流入した空気は、傾斜ルーバ74と反曲形ル
ーバ73に沿つて、弧状に湾曲して通過するの
で、依然空気の乱流効果は小さく、かつ通路が長
くなるため、空気の通過抵抗が増大し、熱交換効
率はあまり向上しない。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、前後方向の中間部に、気流方向を向
く拡開状の反曲形ルーバを設けるとともに、そ
の前後に、それぞれ反曲形ルーバの前片および後
片とほぼ平行をなす複数の傾斜ルーバを設け、か
つ前後の傾斜ルーバ群内の適所に、気流方向と平
行をなす階段状の複数の平行ルーバを設けたこと
により、上述の問題点の解決を図つたものであ
る。
〔作用〕
コアに流入した空気は、傾斜ルーバにより傾斜
させるとともに、平行ルーバにより、上下に分流
され、しかる後反曲形ルーバにより湾曲させられ
て、再び逆の軌跡を経て流れる。
気流は、隣接するフインを通過することなく、
適切に湾曲させられ、十分な乱流効果を発揮し、
しかも気流の通過抵抗は小さい。
〔実施例〕
第2図は、第1図のA−A線縦断面図に相当す
る図で、本考案のフインを使用した熱交換器のコ
アの一部を拡大して示すものである。
第2図において、11はフイン、12はチユー
ブである。
フイン11の前後方向の中央部には、気流方向
を向く拡開形の反曲形ルーバ13、すなわち、
前上方へ向かつて傾斜する前片と、前片の後縁に
続く水平片と、水平片の後縁に続いて、後上方へ
向かつて傾斜する後片とからなる反曲形ルーバ1
3が切り起こされ、その前後には、それぞれ反曲
形ルーバ13の前片および後片とほぼ平行をなす
傾斜ルーバ14,14が切り起こされている。
前方の傾斜ルーバ14の直前、および後方の傾
斜ルーバ14の直後には、それぞれ、水平をなし
て下段、中段および上段と階段状に並ぶ平行ルー
バ15,16,17が切り起こされ、前後に隣接
する平行ルーバ15,16,17の間には、垂直
方向のスリツト18,19が切られている。
最前位および最後位に位置する上段の平行ルー
バの直前および直後には、それぞれ、前記反曲形
ルーバ13の直前および直後の傾斜ルーバ14と
ほぼ平行をなす傾斜ルーバ14が切り起こされて
いる。
このように構成された本考案によると、第2図
に矢印で示すようにフイン11間を流れる空気
は、最前位の傾斜ルーバ14によつて後下方へ傾
斜された後、上段および下段の平行ルーバ17,
15によつて上下に分流され、ついで、反曲形ル
ーバ13の直前の傾斜ルーバ14と反曲形ルーバ
13の前片により下方へ湾曲させられ、しかる
後、反曲形ルーバ13の下面に沿つて上方へ湾曲
させられて、上記と逆方向の流路をもつて後方へ
流れて行く。
なお、フインは、上下を逆として実施してもよ
い。
〔考案の効果〕
例えば実開昭57−183482号公報に記載されてい
るように、反曲形ルーバの前後に、それぞれ、反
曲形ルーバの前片および後片と平行をなす傾斜ル
ーバを設けただけのものでは、気流が過度に湾曲
させられて、上下に隣接するフインを通過してし
まい(同公報第4図参照)、流路抵抗が大となる
とともに、所期の乱流効果を得難い。
これに対し、本考案によると、反曲形ルーバの
前後における傾斜ルーバ同士の間に、階段状の平
行ルーバを設けてあるため、気流は、一定方向に
極端に湾曲させられることなく、上下に分割さ
れ、隣りのフインを通過することなしに、反曲形
ルーバに沿つて湾曲して各フインを通過する。
従つて、十分な乱流効果を発揮するにも拘ら
ず、気流の通過抵抗は小さく、高能率の熱交換を
行いうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、熱交換器の一部正面図、第2図は、
本考案のルーバ付きフインの一例を示す、第1図
のA−A線断面に相当する拡大断面図、第3図
は、従来のルーバ付きフインの一例を示す、第2
図に相当する断面図、第4図は、従来のルーバ付
きフインの他の例を示す、第2図に相当する断面
図である。 1……フイン、2……チユーブ、3……タン
ク、11……フイン、12……チユーブ、13…
…反曲形ルーバ、14……傾斜ルーバ、15,1
6,17……平行ルーバ、18,19……スリツ
ト、51……フイン、52……チユーブ、53…
…平行ルーバ、71……フイン、72……チユー
ブ、73……反曲形ルーバ、74……傾斜ルー
バ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後方向の中間部に、気流方向を向く拡開状
    の反曲形ルーバを設けるとともに、その前後に、
    それぞれ反曲形ルーバの前片および後片とほぼ平
    行をなす複数の傾斜ルーバを設け、かつ前後の傾
    斜ルーバ群内の適所に、気流方向と平行をなす階
    段状の複数の平行ルーバを設けたことを特徴とす
    る熱交換器用ルーバ付きフイン。
JP1985060275U 1985-04-24 1985-04-24 Expired JPH033827Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985060275U JPH033827Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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JP1985060275U JPH033827Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24

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Publication Number Publication Date
JPS61181972U JPS61181972U (ja) 1986-11-13
JPH033827Y2 true JPH033827Y2 (ja) 1991-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57183482U (ja) * 1981-05-13 1982-11-20
JPS59130974U (ja) * 1982-11-04 1984-09-03 東洋ラジエーター株式会社 熱交換器のフイン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61181972U (ja) 1986-11-13

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