JPH0338217A - 湿気吸着体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、除湿機・乾燥機等に搭載される湿気吸着体に
関するものである。

従来の技術 従来の粒状固体吸着剤は、第２図に示すように吸着剤自
身を適当な大きさに固めて構成したものと、担体に吸着
剤を担持させた構成のものがある。

発明が解決しようとする課題 従来技術では、以下に示す課題がある。

吸着剤自身を固めたもの： 、■伝熱特性が悪い。

１゜ ２゜ 吸着剤は、熱伝導率が低いため、吸着熱や再生時の熱を
逃がしにくい。このため吸着性能の劣化、吸着応答の悪
さが見られる。

■強度が低い。

強度が低いため、吸着部を静的な構成にする必要がある
。

吸着剤を担体に担持させたもの： ■容量が大きい。

■耐熱性が低い。

本発明は、吸着剤の上記従来の課題を解決することを目
的としている。

課題を解決するための手段 本発明の湿気吸着体はゼオライト、シリカゲル等の粒状
固体吸着剤を、発泡状の金属被膜によう覆い構成したも
のである。

作用 本発明は発泡状の金属被膜が粒状固体吸着剤を包むこと
により、以下に述べる作用が生ずる。

■被膜は、吸着剤表面を外気と接触させながら機械的及
び熱的衝撃から保護している。

■金属被膜は吸着剤から、熱を吸収し外気に放散する。

又、外気からの熱を吸着剤に迅速に、伝達する。

■被膜は、金属的性質によう、吸着剤の構を容易にする
。

これら、作用により金属被膜に保護された吸着剤は、吸
着性能を損ねることなく、熱応答性に優れ、機械的・熱
的衝撃に強く、しかも種々の構成に応えることができる
。

実施例 第１図は、本発明の吸着体一実施例縦断面図と充填槽の
断面図、を示す。

図において、１は吸着体、２は吸着剤であシ、３は発泡
状の銅被膜である。発泡状の銅被膜は吸着剤に窒素また
は水などを吸着させて釦き、銅の熔融液に浸漬し、引出
すとき吸着された窒素、または水が脂腺し噴出し吸着剤
の表面に発泡状の銅被膜を構成する。この構成の吸着体
１を充填槽４に積層している。

次に、本発明の吸着体の一実施例の構成における作用を
説明する。銅被膜３は吸着剤２を包むことにより、機械
的、熱的衝撃から吸着剤２を保護する。充填槽４下部か
ら流入する湿潤空気は銅被膜３と接触する。その被膜３
と接触する。その際に、空気中の水蒸気は、被膜３の空
隙を通過して吸着剤２に吸着される。この時に生ずる吸
着熱は、吸着剤２から銅被膜３を介して、ここを通過す
る空気に伝達される。このことにより、吸着熱は迅速に
吸着剤２から充填槽４外に廃棄でき、吸着熱の発生に伴
う吸着性能の劣化は抑制できる。また、再生時には、再
生熱を銅被膜３を介して吸着剤２及び周囲の接触してい
る銅被膜３に、迅速に伝達できる。これにより、短時間
で再生できる。

発明の効果 本発明は吸着剤を発泡性の金属被膜で覆うことにより、
以下に述べる効果が得られる。

（１）吸着剤を金属被膜が扱うことにより、機械的ζ熱
的衝撃から吸着剤を保護できる。

（２）金属被膜が発泡性であるので、吸着質は吸４゜ 着剤表面から、自由に吸脱着できる。

（３）金属被膜は、熱伝達を高めることができるため、 ■吸着熱を素早く、系外に廃棄することができるので、
吸着熱の発生に伴う吸着性能の劣化を抑制できる、 ■再生熱を迅速に、系内に伝達できるため、再生時間を
短縮できる。このため、吸着部を小型化できる、 等が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の吸着体の一実施例縦断面図と、充填
槽の断面図。第２図は、従来の吸着剤の縦断面図と充填
槽の断面図、を示す。 １：吸着体　２：吸着剤　３：金属被膜４：充填槽

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ゼオライト、シリカゲル等の粒状固体吸着剤を、発泡状
   の金属被膜により覆うことにより構成した湿気吸着体。