JPH0338186A - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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JPH0338186A
JPH0338186A JP1172736A JP17273689A JPH0338186A JP H0338186 A JPH0338186 A JP H0338186A JP 1172736 A JP1172736 A JP 1172736A JP 17273689 A JP17273689 A JP 17273689A JP H0338186 A JPH0338186 A JP H0338186A
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Jun Yonemitsu
潤 米満
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図〜第4図)1作
用(第1図〜第4図) G実施例(第1図〜第9図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は動き検出回路に関し、特に動画像を伝送するよ
うになされたテレビ会議装置、テレビ電話装置等に適用
して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、動き検出回路において、画素単位で最適移動
位置を検出し、その周囲の移動位置の間で、さらに画素
単位以下の最適移動位置を検出することにより、画素単
位以下の精度の高い動きベクトルを検出し得、再現動画
像の不自然な動きを有効に回避することができる。
C従来の技術 従来、テレビ会議装置等においては、効率良く動画像を
伝送するために高能率符号化法を用いるようになされて
いる。
すなわちテレビ会議装置においては、予め伝送対象で再
現されるlフレーム前の動画a(以下1フレーム前の再
現動画像と呼ぶ)と同じ再現動画像を形成し、当該再現
動画像を画素単位で順次移動させて撮像装置から出力さ
れる動画像(以下現動画像と呼ぶ)と比較する。
これによりlフレーム前の再現動画像をどの方向にどの
程度移動させれば、現vJv!i倣に最も似通つた画像
が形成されるかを画素単位で検出しく以下動き検出と呼
ぶ)、その検出結果(以下当該検出結果を動きベクトル
と呼ぶ)の分だけ1フレーム前の再現動画像を移動させ
る。
さらに移動させた1フレーム前の再現動画像と現動画像
との差分データを現動画像の画素単位で順次得、当該差
分データを動きベクトルのデータと共に伝送対象に送出
する。
これにより伝送対象においては、lフレーム前の再現動
画像を基準にして、差分データ及び動きベクトルのデー
タに基づいて再現動画像を生威し得、かくして現動画像
を差分データ及び動きベクトルのデータで伝送する分効
率良く動画像を伝送し得るようになされている。
さらにこの種のテレビ会議装置においては、差分データ
を伝送対象に送出する際に、当該差分データを再量子化
して伝送するようになされ、これにより伝送効率をさら
に改善して伝送容量の小さな回線を用いても動画像を確
実に伝送し得るようになされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところがこの種のテレビ会議装置においては、撮像装置
をゆっくりとパンニングした場合等において、伝送対象
で再現される再現動画像が不自然に変化する場合がある
すなわち撮像装置をゆっくりとパンニングした場合にお
いては、1WA素単位以下の例えば1.4画素単位で現
動画像が移動する場合がある。
この場合画素単位の動き検出においては、動きベクトル
として1画素の検出結果が得られ、これにより1フレー
ム前の再現動111mを1画素分移動した画像と現動画
像の差分データが伝送対象に送出される。
ところが差分データが小さい場合、再量子化することに
より、伝送対象に何ら差分データが伝送されない場合が
あり、この場合lフレーム前の再現動画像を単に1画素
分移動した再現動画像が得られる。
従って続く現動画像の動きベクトルを検出する場合、単
に2フレーム前の再現動画像を1画素分移動した再現動
画像と2フレーム前の再現動画像に対して2.8画素分
移動した現動画像を比較することとなり、この場合動き
ベクトルにおいては、1.8画素の移動結果を画素単位
で検出して2画素の検出結果が得られる。
これにより伝送対象側においては、撮像装置を1.4画
素単位でゆっくりとパンニングしたにもかかわらず、2
フレーム前の再現動画像を1画素分移動した後、急激に
2画素分移動する不自然な動きの再現動画像が得られる
この問題を解決する1つの方法として、例えば特開昭6
0−229594号公報に開示の手法を用いて再現動画
像の動きを滑らかにする方法も考えられるが、全体の槽
底が複雑になることを避は得す、実用的ではない。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、不自然な
再現動画像の変化を有効に回避することができる動き検
出回路を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、動画像
信号Sゎを高能率符号化して伝送するようになされた動
画像伝送装置1において、伝送対象に伝送された再現動
画像Mを形成する動画像再現手段3.10.11.15
.18と、再現動画倣Mを画素単位で順次移動して、動
画像信号S、の現動画像MGとの比較結果を出力する画
像比較手段5.6.7.8と、画像比較手段5.6.7
.8の比較結果D All0に基づいて、現動画像M、
に最も似通った画像が形成される再現動画像Mの移動位
置(Xo)を、画素単位で検出する第1の動きベクトル
検出手段9と、第1の動きベクトル検出手段で検出され
た移動位置(X、)及び該移動位置(Xo)の周囲の移
動位置の比較結果り、。。
に基づいて、移動位置(Xo)−及び該移動位置(XO
)の周囲の移動位置間で、現動画像M、に鰻も似通った
画像が形成される再現動画像Mの移動位置(X+ 、S
)を検出する第2の動きベクトル検出手段9とを備える
ようにする。
1作用 移動位置(Xo)を画素単位で検出した後、当該移動位
置(Xo)及びその周囲の移動位置の比較結果D Al
)Dに基づいて、移動位1 (xo )及び移動位置(
Xo)の周囲の移動位置間で、現動画像Mr、に最も似
通った画像が形成される再現動画像Mの移動位置(X+
 、S)を検出するようにすれば、画素単位以下で現動
画像M、に最も似通った画像が形成される再現動画像M
の移動値rI!、(XO)、(X、 、S)を検出し得
る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第1図において、lは全体としてテレビ会議装置を示し
、画素単位以下で動きベクトルを検出するようになされ
ている。
すなわちテレビ会議装置1は、画像データがラスク走査
の順序で連続する動画像信号S、を、撮像装置(図示せ
ず)から動き検出回路2に与える。
動き検出回路2は、フレームメモリ回路3に蓄積された
lフレーム前の再現動画像と動画像信号S11で決まる
現動画像を比較して動きベクトルを検出する。
すなわち第2図に示すように、動き検出回路2は、1フ
レーム前の再現動画像Mを縦方向及び横方向に16の微
小画面に分割し、各微小画面の中心の画素を代表点P1
.lP1.l、・・・・・・、P、14、Pt、+  
 Pt、t、・・・・・・ P210、・・・・・・、
p+s、+、・・・・・・、PIS、I6 s P t
a、+、・・・・・・、P I&、 1% sPI&、
L&に設定する。
さらに第3図に示すように動き検出回路2は、現動画像
M、について再現動画像Mの代表点P1.l〜P01.
に対応する画素を中心にして上下左右にそれぞれ4画素
の範囲を測定領域M 1 、1〜Mrb、+hに設定す
る。
第4図に示すように動き検出回路2は、動画像信号Sl
lを減算回路5に受けるようになされ、測定領域Ml。
の画像データが加算回路5に入力されるタイミングで、
代表点P1.Iの画体データD、を減算回路5に与える
これにより減算回路5を介して測定領域M 1 、 H
の範囲で代表点PI%rを画素単位で移動させた際の、
現動画像M、に対する代表点P1.lの差データD、を
得ることができる。
同様に動き検出回路2は、各測定領域M1.〜M、、1
..の画像データが加算回路5に人力されるタイミング
で、代表点P、1〜PILl&の画像データD、を減算
回路5に与えるようになされ、これにより各代表点P1
.I〜Pl&、+6について、再現動画像を上下左右4
画素の範囲で順次移動させた際の、現動画像M、に対す
る差データD、を得るようになされている。
これに対して絶対値化回路6は、減算回路5から出力さ
れる差データD、を絶対値化した後、加算回路7を介し
てメモリ回路8に出力する。
第5図に示すようにメモリ回路8は、1つの測定領域の
大きさに対応した9×9画素分のデータを格納し得るよ
うになされ、測定領域M 、1から得られる絶対値化さ
れた差データD3 (以下誤差データと呼ぶ)を当該測
定領域MI、1の画素単位で順次所定領域に格納するよ
うになされている。
因みに第5図の表においては、代表点の位置を(0,O
)の座標で表し、代表点から右及び下方向について正の
座標をとって示す。
さらにメモリ回路8においては、続く測定領域M、2か
ら誤差データD、が得られるタイミングで、当該メモリ
回路8に格納されたデータを順次加算回路7に出力する
ようになされ、これにより再現動画像を順次移動させた
際の代表点P、、1及びPl。の誤差データD3を、移
動位置ごとに順次加算するようになされている。
同様にメモリ回路8においては、続く測定領域M、1〜
MI616から誤差データD、が得られるタイミングで
、当該メモリ回路8に格納されたデータを順次加算回路
7に出力するようになされ、これにより順次加算データ
を得るようになされている。
かくして動き検出回路2においては、再現動画像に代表
点P1.l〜P、1.を設定して、代表点P1.I〜P
414の画像データD、と測定領域M1. l”’MH
6,16の画像データとの誤差データD、を加算するこ
とにより、再現動画像を画素単位で順次移動させた際の
現動画像との比較結果を、代表点P1.l〜PIlk、
+6を基準にして移動位置ごとにリアルタイムで検出す
るようになされている。
これに対して演算処理回路9は、メモリ回路8に格納さ
れた加算データD ADゎに基づいて、第6図に示す処
理手順を実行して動きベクトルを検出する。
すなわち演算処理回路9は、ステップSPIからステッ
プSP2に移り、メモリ回路8に1フレ一ム分の加算デ
ータD ADDが得られると、当該加算データDADl
、をロードした後、ステップSP3に移る。
ここで演算処理回路9は、ロードした加算データDA1
1.から最少値の加算データを検出し、これにより画素
単位の動きベクトルを検出する。
すなわちlフレーム前の再現動画像を画素単位で移動さ
せて、現動画像との間で移動位置ごとに比較結果を加算
すれば、現動画像に最も似通った画像が形成される位置
まで再現動画像を移動したときに、最も値の小さな加算
結果を得ることができる。
従って、1フレーム前の再現動画像Mを多数の微小画面
に分割し、各微小画面の中心の代表点P 1. l ”
”’ P 16.16を基準にして移動位置ごとに比較
結果を加算するようにしても、現動画像に最も似通った
画像が形成される位置(以下最適移動位置と呼ぶ)まで
再現動画像を移動したときに、最も小さな値の加算結果
を得ることができる。
従ってこの実施例においては、再現動画像を右方向へ1
画素移動した値9.176の加算データが最少値でなる
ことから、画素単位の動きベクトルX、として(1,0
)のベクトルデータを得た後、ステップSP4に移る。
ところで最適移動位置が画素間に位置する場合は、最適
移動位置に最も近接した移動位置の加算データ、すなわ
ちこの場合は右方向に1画素移動した動きベクトルX、
を表す加算データが最少値をとる。
従ってこの場合動きベクトルXゆで表される移動位置を
中心にした、周囲8個の移動位置の内側に最適移動位置
が存在する。
従ってこの実施例においては、動きベクトルX、で表さ
れる移動位置を中心にした周囲8個の加算データを基準
にして、画素単位以下で最適移動位置を検出する。
すなわち演算処理回路9はステップSP4において、当
該周囲8個の加算データを検出する。
このとき当該8個の加算データにおいては、動きベクト
ルX、で表される移動位置の加算データに次いで最適移
動位置に近接した移動位置の加算データが、動きベクト
ルX、で表される移動位置の加算データに次いで小さな
値をとる。
従って、動きベクトルX、で表される移動位置の加算デ
ータに次いで値の小さな加算データを検出すれば、動き
ベクトルX、で表される移動位置から最適移動位置の方
向を検出することができる。
かくして演算処理回路9は、当該8個の加算デ−タから
最少値を検出し、これにより簡易かつ実用上充分な範囲
で最適移動位置の方向を検出するようになされている。
因みにこの実施例においては、再現動画像を右方向へ2
画素移動した値14.670の加算データが最少値でな
ることから、ベクトル(1,O)からベクトル(2,O
)に向かう方向(すなわち方向ベクトル(1,0)で表
される)が、動きベクトルX0で決まる移動位置を基準
にした最適移動位置の方向として検出される。
続いて演算処理回路9は、ステップSP5に移り、次式 の演算処理を実行する。
ここでyo及びylは、それぞれベクトル(lO)及び
(2,0)の加算データの値を示し、y−1は最適移動
位置の方向とは逆方向に位置するベクトル(0,O)の
加算データの値を示す。
このことは第7図に示すように、それぞれベクトル(0
,O)、(1,O)、(2,O)間の距離を1とおき、
加算データの値yが再現動画像の移動に伴って2次関数
曲線状に変化すると近似して、その最小値でなる最適移
動位置tを検出することを意味する。
実際上、最適移動位置が画素間の中央に位置する場合は
、その両側の加算データがほぼ等しい値になることから
、加算データの値yの変化は2次関数曲線で近似するこ
とができる。
従ってこのように2次関数曲線に近似してi&通移動位
置を検出すれば、簡易かつ実用上充分な精度で画素単位
以下の動きベクトルを検出することができる。
因みに2次関数曲線に近似して最適移動位置を検出する
場合、3つの加算データの植’io、Y+及び3に+に
代えて、2つの加算データの値yo及びylを用いて、
当該加算データ間の最少値を検出する方法が考えられる
ところがこの種の動画像信号Soにおいては、単にパン
ニングしているだけでなく、フレーム間で全体の直流レ
ベル等が変化している場合がある。
従ってこの実施例においては、3つの加算データの値)
’11、)’l及びy−1に基づいて最適移動位置を検
出することにより、このような場合においても確実かつ
簡易に最適移動位置を検出し得るようになされている。
かくしてこの実施例においては、(1)式のyo、yl
及びylに値21.124.9.176及び14.67
0を代入することにより、t=0.18の演算結果を得
ることができ、これにより最適移動位置は、1画素分右
方向に移動した後、さらに0.188画素右方向に移動
した位置であることがわかる。
最適移動位置が検出されると、演算処理回路9はステッ
プSP6に移り、1画素分の右方向の移動を表す画素単
位の動きベクトルX、と、0.188画素の移動量を表
す動きベクトル量X、及びその方向を表す方向ベクトル
Sを出力した後、ステップSP7に移って当該処理手順
を終了する。
これに対して可変メモリ回路lOは、フレームメモリ回
路3から出力されるlフレーム前の再現動画像データを
順次格納すると共に、動きベクトルX0に応して読み出
しアドレスを切り換えて出力するようになされ、これに
よりlフレーム前の再現動画像を動きベクトルX0の分
だけyl勤させて出力するようになされている。
第8図に示すように補間回路11は、方向ベクトルS及
び動きベクトルX0 メモリ回路lOから出力される画像データD□を直線補
間演算し、これにより動きベクトルX0の分だけ移動□
させた1フレーム前の再現動画像を、さらに方向ベクト
ルS及び動きベクトル量X、の分だけ移動させる。
すなわち、値X、の画像データD、に対して、次式 %式% (2) の演算処理を順次実行し、これにより直線補間された値
X、%iの画像データDP!を作成して、最適移動位置
に移動した再現動画像を生威するようになされている。
これに対して減算回路12は、画像データDP!及び現
動画像全体S、の差データDSZを量子化回路13に出
力する。
量子化回路13は、伝送バッファメモリ回路14から出
力される量子化サイズ制御信号S5に基づいて、差デー
タ[)szを再量子化して出力するようになされ、この
とき差データOSZの値が現動画像全体で小さい場合は
、その出力動作を停止制御するようになされている。
さらに量子化回路13は、再量子化サイズのデータをマ
ルチプレクス回路16に出力するようになされ、これに
より1再量子化サイズのデータを再量子化したデータと
共に伝送対象に伝送して、元の差データに逆量子化し得
るようになされている。
これに対して逆量子化回路15は、量子化回路13から
再量子化したデータを受け、差データ[)sz+に逆量
子化するようになされている。
これにより当該逆量子化回路15を介して、伝送対象で
再現したと同様の差データD$21を得ることができ、
補間回路11から出力される画像データD0と加算回路
18で加算することにより、減算回路12に入力された
現動画像を再現することができる。
かくして再現された現動画像でフレームメモリ回路3の
内容を書き換えることにより、伝送対象側で再現したと
同様の再現動画像を生威し得、当該再現動画像を基準に
して続くフレームの現動画体の動きを検出すると共に、
その動き検出結果に基づいて差データOSZを生成する
ようになされている。
このとき動き検出回路2において、画素単位以下の高い
精度で動きベクトルを検出し得ることから、差データI
)szO値が現動画像全体で小さく、量子化回路13か
ら何ら再量子化した差データが出力されない場合でも、
検出された動きベクトルでフレームメモリ回路3に格納
された再現動画像を移動させることにより、当該フレー
ムメモリ回路3に格納される再現動画像を滑らかに移動
させることができる。
従って当該フレームメモリ回路3に格納された再現動画
像に基づいて動きベクトルを検出するにつき、現動画像
が単にパンニングしているだけの場合でも、動きベクト
ルの急激な変化を有効に回避することができる。
これに対して可変長符号化回路20は、量子化回路13
から出力される再量子化した差データを受け、可変長符
号を割り当てるような符号化処理を実行した後、マルチ
プレクス回路16に出力する。
マルチプレクス回路16は、可変長符号化回路20の出
力データを伝送バッファメモリ回路14に出力すると共
に、量子化サイズのデータと、動きベクトルX0、動き
ベクトル量x1及び方向ベクトルSのデータとを所定の
タイミングで当該伝送バッファメモリ回路14に出力す
る。
伝送バッファメモリ回路14は、入力されたデータを所
定の伝送速度で伝送対象に出力するようになされ、かく
して現動画像を高能率符号化して伝送することができる
これに対して第1図との対応部分に同一符号を付して示
す第9図において、3oは伝送対象側のテレビ会議装置
を示し、テレビ会議装置1から送出された伝送データD
2を伝送バッファメモリ回路32に受け、所定のタイミ
ングでデマルチプレクス回路34に与える。
デマルチプレクス回路34は、所定のタイミングで出力
を切り換えることにより、伝送データD2から動きベク
トルX0、動きベクトルX0及び方向ベクトルSのデー
タ抽出して、それぞれ可変長メモリ回路lO及び補間回
路11に出力する。
これにより補間回路11を介して、テレビ会議装置lと
同様に最適移動位置に移動した再現動画像を得ることが
でき、当該再現動画像の画像データDr2が加算回路3
8に出力される。
さらにデマルチプレクス回路34は、伝送データD2か
ら量子化サイズのデータを分離して逆景子化回路15に
出力すると共に、残りの再量子化された差データを可変
長復号化回路36に出力する。
可変長復号化回路36は、可変長符号化回路20とは逆
に符号化処理したデータを復号するようになされ、その
復号データを逆量子化回路15に出力する。
これにより逆量子化回路15を介して、テレビ会議装置
1で作成した差データ[)szを再現し得、加算回路3
8で当該差データ量)szを画像データDP2と加算し
て出力すると共に、フレームメモリ回路3の内容を加算
結果で更新することにより、テレビ会議装置1側の現動
画像を再現することができる。
かくして動き検出回路2において、画素単位以下の高い
精度で動きベクトルを検出し得ることから、差データD
S2Lの値が現動画像全体で小さく、テレビ会議装置1
側から何ら再量子化した差データが出力されない場合で
も、伝送された動きベクトルでフレームメモリ回路3に
格納された再現動画像を移動させることにより、当該フ
レームメモリ回路3に格納される再現動画像を滑らかに
移動させることができる。
従って当該フレームメモリ回路3に格納された再現動画
像に基づいて現動画像を再現するにつき、元の現動画像
が単にパンニングしているだけの場合でも、再現動画像
の不自然な動きを有効に回避して、滑らかに変化する現
動画像を再現することができる。
さらにテレビ会議装Ml側において、動きベクトルを高
い精度で検出し得ることから、その分従来の画素単位で
移動した再現動画像を基準にして差データ052を得る
場合に比して、当該差データDSZのデータ量を低減す
ることができる。
従って差データ量)szを所定の量子化サイズで再量子
化して伝送し、伝送対象で再現する場合、差データOS
Zのデータ量が低減した分再現動画像のSN比を改善し
得、実験によれば、従来に比して約0.5[dB)の改
善効果を得ることができた。
かくしてこの実施例において、フレームメモリ回路3、
可変メモリ回路10、補間回路11、逆量子化回路15
及び加算回路18は、伝送対象に伝送されたlフレーム
前の再現動画像Mを形成する動画像再現手段を構成する
のに対し、減算回路5、絶対値化回路6、加算回路7及
びメモリ回路8は、1フレーム前の再現動画像Mを画素
単位で順次移動して、動画像信号S、の現動画像全体I
と比較する画像比較手段を構成する。
さらに演算処理回路9は、画像比較手段の比較結果DA
DDに基づいて、現動画像全体lに最も似通った画像が
形成される再現動画像Mの移動位ff(Xo)を画素単
位で検出する第1の動きベクトル検出手段をmyfiす
ると共に、第1の動きベクトル検出手段で検出された移
動位置(Xo)及び該移動位置(xo)の周囲の移動位
置の比較結果D ADDに基づいて、移動位置(Xo)
及び移動位置(Xo)の周囲の移動位置間で、現動画像
M。
に最も似通った画像が形成される再現動画像Mの移動位
置(X+ 、S)を検出する第2の動きベクトル検出手
段を構成する。
以上の構成において、フレームメモリ回路3に格納され
た画像データは、所定のタイミングで減算回路5に出力
され、その結果得られる現動画像信号S、との差データ
量3がメモリ回路8に順次蓄積される。
これにより当該メモリ回路8に、1フレーム前の再現動
画像を画素単位で順次移動させた際の現動画像との比較
結果D4□が、移動位置ごとに順次格納される。
当該比較結果DADDは、演算処理回路9でその最小値
が検出され、これにより1フレーム前の再現動画像を画
素単位で移動させて現動画像に最も似通った画像が形成
される移動位置を画素単位で検出する。
さらに比較結果り。Dは、最小値に次いで小さな値の加
算データD、。が検出され、これにより最適移動位置の
方向が検出される。
さらに最適移動位置の方向に並ぶ3つの加算データDA
11.の値)’11、)’l及びy−1に基づいて、(
1)弐の演算処理が実行され、これにより画素単位以下
の精度で最適移動位置が検出され、かくして精度の高い
動きベクトルを検出することができる。
動きベクトルの検出結果は、可変メモリ回路10、補間
回路11に出力され、これにより1フレーム前の再現動
画像が最適移動位置まで移動される。
最適移動位置まで移動した再現動画像の画像データは、
減算回路12で現動画像信号S、と減算され、その差デ
ータD、が量子化回路13で再量子化された後、動きベ
クトルのデータ等と共に伝送対象に送出される。
以上の構成によれば、画素単位で最適移動位置を検出し
た後、その検出結果が検出された周囲の移動位置の比較
結果から、画素単位以下の精度で最適移動位置を検出す
ることにより、画素単位以下の精度の高い動きベクトル
を検出することができ、これにより再現動画像の不自然
な変化を有効に回避することができる。
なお上述の実施例においては、(1)式の演算処理を実
行することにより、3つの加算データの値)’o、)’
を及びy−1を2次関数曲線に近似して最適移動位置を
検出する場合について述べたが、本発明は2次関数曲線
に近似する場合に限らず、種々の検出方法を広く適用す
ることができる。
さらに上述の実施例においては、最適移動位置の方向を
検出した後、その方向に位置する3つの加算データの値
)’−1,)’(+ 、)’tに基づいて最適移動位置
を検出する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば動きベクトルX、で決まる移動位置とその周
囲8個の移動位置とについて、加算データの値を2次曲
面等の関数で近似し、その関数の最小値を求めることに
より、動きベクトル量及び方向ベクトルを同時に検出す
る場合等種々の最少値検出方法を広く適用することがで
きる。
さらに上述の実施例においては、代表点を基準にしてl
フレーム前の再現動画像と現動画像を比較する場合につ
いて述べたが、本発明は代表点を基準にする場合に限ら
ず、例えば動画像内に所定のブロックを設定し、当該ブ
ロック内の画像データを基準にして1フレーム前の再現
動画像と現動画像とを比較する場合等種々の比較方法を
広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、1フレーム前の再現動
画像と現動画像を比較して動きベクトルを検出する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば1フ
イールド前の再現動画像と現動画像を比較して動きベク
トルを検出する場合にも適用することができる。
さらに上述の実施例においては、テレビ会議装置に適用
して、動きベクトルの分だけ移動させた再現動画像と現
動画像との差データを再量子化して伝送する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光ディスク
等に動画像信号を記録する場合において、3次元D C
T (discrerte cosaine tran
sfors)等の手法を用いて動画像信号を高能率符号
化する場合に広く適用することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、再現動画像及び現動画像
の比較結果に基づいて画素単位で最適移動位置を検出し
た後、当該検出結果及び再現動画像及び現動画像の比較
結果に基づいて画素単位以下の精度で最適移動位置を検
出することにより、画素単位以下の高い精度で動きベク
トルを検出することができる動きベクトル検出回路を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるテレビ会議装置を示す
ブロック図、第2図及び第3図はその動き検出の説明に
供する路線図、第4図は動き検出回路を示すブロック図
、第5図はその動作の説明に供する図表、第6図は演算
処理回路の処理手順を示すフローチャート、第7図はそ
の動作の説明に供する路線図、第8図は画像データの補
間の説明に供する路線図、第9図はテレビ会議装置の伝
送対象側を示すブロック図である。 l、30・・・・・・テレビ会議装置、2・・・・・・
動き検出回路、3・・・・・・フレームメモリ回路、9
・・・・・・演算処理回路、10・・・・・・可変メモ
リ回路、11・・・・・・補間回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 動画像信号を高能率符号化して伝送するようになされた
    動画像伝送装置において、 伝送対象に伝送された再現動画像を形成する動画像再現
    手段と、 上記再現動画像を画素単位で順次移動して、上記動画像
    信号の現動画像との比較結果を出力する画像比較手段と
    、 上記画像比較手段の比較結果に基づいて、上記現動画像
    に最も似通つた画像が形成される上記再現動画像の移動
    位置を、画素単位で検出する第1の動きベクトル検出手
    段と、 上記第1の動きベクトル検出手段で検出された移動位置
    及び該移動位置の周囲の上記比較結果に基づいて、上記
    移動位置及び該移動位置の周囲の移動位置間で、上記現
    動画像に最も似通つた画像が形成される上記再現動画像
    の移動位置を検出する第2の動きベクトル検出手段と を具えることを特徴とする動き検出回路。
JP1172736A 1989-07-04 1989-07-04 動き検出回路 Pending JPH0338186A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686261A (ja) * 1991-12-24 1994-03-25 General Instr Corp 多重チャネル画像圧縮システム用の統計的マルチプレクサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0686261A (ja) * 1991-12-24 1994-03-25 General Instr Corp 多重チャネル画像圧縮システム用の統計的マルチプレクサ

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