JPH0338028A - ホトレジスト膜の形成方法 - Google Patents

ホトレジスト膜の形成方法

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JPH0338028A
JPH0338028A JP17197589A JP17197589A JPH0338028A JP H0338028 A JPH0338028 A JP H0338028A JP 17197589 A JP17197589 A JP 17197589A JP 17197589 A JP17197589 A JP 17197589A JP H0338028 A JPH0338028 A JP H0338028A
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JP
Japan
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prebaking
resist film
solvent
stage
photoresist
Prior art date
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Pending
Application number
JP17197589A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Taguchi
田口 隆
Yoshio Ito
由夫 伊東
Toshio Onodera
俊雄 小野寺
Kazutoshi Abe
和俊 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAGI OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
MIYAGI OKI DENKI KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置、特にLSIの製a過程にて行う
ホトリソグラフィー工程に関するものであり、更に、具
体的にはホトリソグラフィー工程で使用するホトレジス
ト膜の形成方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えば以下に示
すようなものがあった。
第3図は従来のホトレジスト膜の形成方法を示す図であ
る。
この図において、シリコン等のウェハ21はスピンモー
タ(図示なし)に接続したウェハチャック22に吸着さ
れており、ウェハ21の上方に位置する滴下ノズル23
よりレジストが滴下され、ウニハチ、十ツク22と共に
ウェハ21が高速で回転することにより、レジスト膜2
4はウェハ21上において薄膜状態となる〔第3図(a
)参照〕。
ここで、レジスト膜24中にはエチルセロリルブアセテ
ー) (ECA)やキシレン等の有機溶剤が含まれたま
まであるため、これらの溶剤をレジスト膜24より蒸発
させるために熱処理を施す。
−Mにペリベークと称して知られているこの熱処理では
、第3図(b)に示すように、ホットブレ−ト25上に
a?−tさせる方法が多く採用されているが、その他に
オーブン等で加熱する方法も知られている。
ここで、プリベークを行うことにより、薄膜形成後に不
要となったレジスト膜24中の有faf8剤を蒸発させ
て除去し、更に、回路パターンを形威するための露光処
理、現像処理工程へと進められる。
ところが、プリベークが十分に行われていない場合は、
レジスト膜24の膜中にECA等の有機溶剤が残ったま
まになる。この時に残留する有機溶剤の量により、回路
パターンを形威するための最適な露光時間が大きく変化
し、また、現像処理工程においても、露光処理でマスキ
ングされた部分、つまり、現像後に回路パターンとして
残される部分の現像による膜厚減少量(未露光部の膜べ
り量)も変化するために、レジストパターンの形状や寸
法を安定して形威することが困難となってしまう。
このことから考えて、プリベークはホトレジストで回路
パターンを形成していく上での安定性を確保するために
は必須の処理である。
プリベークの方法は現在いくつか知られているが、短い
処理時間でその効果が得られるという利点を有するので
、前記第3図で示したホットプレー・ト処理が一般的に
用いられている。
(発明が解決しようとする!!i!題)しかしながら、
以上述べた従来のプリベーク方法においては、次のよう
な問題点があった。
即ち、第3図(b)に示すレジスト膜24中に含まれる
感光基は、熱処理によって、分解反応が進み、熱による
感光が進行する。熱感光が開始される温度は各ホトレジ
ストにより多少異なるものの、通常100℃前後からで
あり、100〜110℃程度の温度でプリベークを長時
間行うことは好ましくない。
また、ポジレジストは、通常80〜90’C前後の熱処
理により徐々に表面硬化が始まり、表面硬化の進行に伴
って溶剤のレジスト表面からの蒸発も低下していく、よ
って、このような表面硬化を考えると、90℃前後のプ
リベークが好ましく考えられるが、この条件下でレジス
ト膜24中の溶剤除去を短時間に十分に行うことは困難
である。また、逆にプリベーク温度を高めて処理すると
、レジスト膜24表面での硬化も進行し始めているため
、レジス)11!24の厚さ方向に溶剤が不均一に残留
することになり、パターン寸法がll1m以下の微細領
域ではレジストパターン寸法のバラツキの要因となって
しまう。
更には、第3図(c)に示すように、熱処理によって形
威される表面硬化Ffl!24’が、レジス)1124
内部より微小ながら発生する窒素ガス(N、)が通過す
ることを妨げ、プリベーク時若しくはその後の熱処理に
おいて、表面硬化B24′下のレジスト膜24内部に気
泡26が発生してしまう、この現象は、パターン寸法が
1μm以上の比較的大きなレジストパターンにて発生し
易いが、回路パターン欠陥の発生原因となり、問題であ
った。
従って、従来の方法においては、1μm以下の微細なパ
ターンを精度良く形成し、かつ、短時間にて満足できる
溶剤除去を行うことは困難であった。
本発明は、上記問題点を除去し、ll1m以下の微細な
パターンを梢度良く形威し、かつ、短時間にて十分な溶
剤除去を行うことができるホトレジスト膜の形成方法を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を遠戚するために、ホトレジスト塗
布後、プリベークを施すホトレジスト膜の形成方法にお
いて、プリベークを2回以上の多段階に分けて実施し、
かつ、処理温度をその段階毎に変化させるようにしたも
のである。
その場合、例えば前記プリベークを最初の段階を90℃
以下で行い、以後のプリベークの段階を最初のプリベー
クの段階の温度より高温で行うようにしたものである。
(作用〉 本発明は、上記したように、ホトレジスト膜の形成時に
プリベークを行う際に、ウェハ及びホトレジスト膜に段
階的に温度を上昇させた熱処理を施す、これにより、レ
ジスト膜内の溶剤除去を短時間で十分に行うことができ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示すホトレジスト膜の形成フ
ローチャートである。ここでは、従来1回の処理で行っ
ているプリベークを3段階に分割しく第1図において点
線内に示される多段階のプリベーク参照)、その処理温
度を徐々に上昇させるようにしている。即ち、 (1)まず、ウェハ上にホトレジストのスピンコードを
行う(ステンブ■)。
(2) 60℃のホットプレートで50秒間、第1段階
のブリベータを行う(ステップ■)。
(3) 80℃のホットプレートで40秒間、第2段階
のプリベークを行う(ステップ■)。
(4) 100℃のホットプレートで30秒間、第3段
階のプリベークを行う(ステップ■)。
(5)露光処理を行う(ステップ■)。
なお、プリベークを行う場合には、それぞれの温度に加
熱されたホットプレートを用意しておき、それらのホッ
トプレートにウェハを移し替えていくようにするのが望
ましい。
また、上記(4)のプリベーク処理後にクールダウンを
行い、露光処理を行うようなことは、適宜実施すること
ができる。
このような条件下で、ノボラックレジンを主成分とする
ポジ型レジストを用い、実際に回路パターンを形成した
場合の露光処理時の露光量とパターン寸法の相関を第2
図に示す。
ここで、縦軸はパターン寸法(μm)、横軸は露光量(
mJ/d)を示している。また、ホトレジストはウェハ
上に約1.5.un厚に形成し、436nm、を露光波
長とする縮小プロジエクシツン装置で、寸法が1.0μ
mとなる回路パターンを形成したものである。
第2図から明らかなように、本発明の実施例においては
パターン寸法t、oIImで形成される最適露光量は、
従来の100℃ホットプレート120秒の一段ブリベー
タの場合と諮問等な値が得られる。
更に、露光量が増加した時の寸法変化量は、多段階プリ
ベークの方が小さく、明らかにパターン形成での露光量
とパターン寸法の相関特性が向上しており、よって、パ
ターン寸法のバラツキを小さく抑えることができる。
このことにより、本発明を適用した多段階プリベークで
は第1段階の60°Cベークでは、ホトレジストの表面
硬化が全く進行しない状態で加熱されるため、レジスト
膜内の溶剤蒸発のみが均一的にかなり進行する0次いで
、第2段階の80℃ベークでは、表面硬化が徐々に進行
し始めるが、レジスト膜内の溶剤蒸発を著しく妨げるこ
とはなく、溶剤の蒸発が優先的に進行する。最後に、1
00°Cのベータでは、従来の1段ベークと同レベルの
べ一り効果を得ることができる。
以上のように多段階のプリベークを施すことにより、レ
ジスト膜の厚さ方向に溶剤が不均一に残留することは少
なくなる。
更に、100℃でのベータ処理時間を短くすることが可
能となるため、プリベークによる熱感光も低下させるこ
とができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、ホトレ
ジスト膜の形成時にプリベークを行う際に、ウェハ及び
ホトレジスト膜に段階的に温度を上昇させた熱処理を施
すようにしたので、レジスト膜内の溶剤除去を短時間で
十分に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すホトレジスト膜の形成フ
ローチャート、第2図は回路パターン形成における露光
処理時の露光量とパターン寸法の相関を示す図、第3図
は従来のホトレジスト膜の形成方法を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホトレジスト塗布後、プリベークを施すホトレジ
    スト膜の形成方法において、 プリベークを2回以上の多段階に分けて実施し、かつ、
    処理温度をその段階毎に変化させることを特徴とするホ
    トレジスト膜の形成方法。
  2. (2)請求項1記載のホトレジスト膜の形成方法におい
    て、前記プリベークの最初の段階を90℃以下で行い、
    以後のプリベークの段階を最初のプリベークの段階の温
    度より高温で行う工程を含むことを特徴とするホトレジ
    スト膜の形成方法。
JP17197589A 1989-07-05 1989-07-05 ホトレジスト膜の形成方法 Pending JPH0338028A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109856907A (zh) * 2018-12-11 2019-06-07 湖南普照信息材料有限公司 一种激光防伪用掩膜版及其制作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109856907A (zh) * 2018-12-11 2019-06-07 湖南普照信息材料有限公司 一种激光防伪用掩膜版及其制作方法
CN109856907B (zh) * 2018-12-11 2023-02-28 湖南普照信息材料有限公司 一种激光防伪用掩膜版及其制作方法

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