JPH0337928B2 - - Google Patents
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- JPH0337928B2 JPH0337928B2 JP62153106A JP15310687A JPH0337928B2 JP H0337928 B2 JPH0337928 B2 JP H0337928B2 JP 62153106 A JP62153106 A JP 62153106A JP 15310687 A JP15310687 A JP 15310687A JP H0337928 B2 JPH0337928 B2 JP H0337928B2
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- Japan
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- constriction
- spherical
- expansion
- diameter
- blood vessel
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Endoscopes (AREA)
Description
＜産業業上の利用分野＞
本発明は血管内や管腔蔵器（食道，胃・十二脂
腸，大腸，鼻咽腔，胆道，腹腔，膀胱，子宮脛部
など）内を観察，診断，治療するための内視鏡に
用いるバルーンに関するものである。 ＜従来技術及びその問題点＞ 従来、内視鏡を血管内や臓器内に挿入し先端部
のライトガイドで内部を照らし、出血部位，病巣
などの患部を対物レンズで観察したり診断する
か、或いはチヤンネルすなわち処置具や治療具な
どを挿入する孔から光フアイバーを挿入し、患部
にレーザー光線を照射して治療していた。 しかしながら、先端部にあるライトガイド，対
物レンズ、光フアイバーなどは露呈しているため
に、血液や体液，食物，肉腫，分泌物などが付着
して汚染され、患部が見ずらくなつたり、照射が
充分でなかつたりしていた。又、これらの付着に
よつて腐蝕し機能を発揮出来なくなるおそれがあ
つた。更に血管の場合は血液の流れを止めるため
に別に血管を切開しストツパー部材（デイスポー
ザブル血管用チユーブ，カテーテル）を挿入して
いた。 ＜問題点を解決するための手段＞ 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、本体を浸漬成形によつて筒状固定部の一方に
くびれ部を介して伸縮性を有する球状膨脹部を同
一体に形成し、該くびれ部の膜厚を固定部及び膨
脹部の膜厚よりも肉厚状に設け、この本体を内視
鏡の先端部に取付け、先端を被覆保護する。 ＜作 用＞ 筒状固定部内に内視鏡の先端部を挿入するとく
びれ部が目安となると共に、くびれ部が締付バン
ドの作用をなし、球状膨脹部の膨らみが容易とな
る。 ＜実施例＞ 本発明の実施の一例を図面について説明する
と、本体Ａは製造型を天然ゴムラテツクスの配合
溶液に浸漬し、該型に天然ゴムを膜厚0.10〜0.40
mm程度付着させ乾燥して伸縮性を有する透明薄膜
状としたもので、筒状固定部１の一方にくびれ部
２を介して球状膨脹部３を同一体に形成され、該
くびれ部２の膜厚が固定部１や膨脹部３の膜厚よ
りも肉厚くなつているものである。 筒状固定部１は一方端を開放状とした円筒状の
もので、他方にくびれ部２を形成し球状膨脹部３
と同一体のもので、該開放部から内視鏡Ｂの先端
部ｂを挿入し、手術用糸で縛りつけたり又は接着
剤などを用いたりして任意の手段で固定する。し
たがつて先端部ｂの外径と略同径状か或いはわず
かに大径状とすることが好ましいが、多少小径状
であつてもよい。 くびれ部２は筒状固定部１と球状膨脹部３との
間に形成された小径部であり、固定部１の径に対
して75〜85％（平均的に80％）程度の割合となる
径であつて、その膜厚は固定部１及び膨脹部３の
膜厚よりもわずかではあるが肉厚く形成されてい
る。 膨脹部３はくびれ部２の先部にほぼ球形状に形
成され、伸縮性を有し、膨脹可能な部分で内径は
固定部１の内径よりやや小径であるが、同径でも
大径でもよく、その頂点部３′は同厚かやや肉厚
状となつているもので、内視鏡のチヤンネル又は
送気送水口からの生理食塩水の注入によつて適宜
の大きさに膨脹せしめる。この膨脹によつて血管
内面に密接し、血液の流れを止めることが出来る
と共に膜厚がさらに薄くなり、透視が可能でかつ
レーザー光線の透過も可能となる。又、その脹ら
みで出血部位又は病巣を圧迫して出血を上めたり
或いは狭窄部をおし広げたりする。尚、頂点部
３′に膨脹に併つて伸縮する破れ防止膜を設ける
ことは任意である。 配合溶液は天然ゴムラテツクスのゴム分を100
重量部に対して粉末加硫剤0.7〜1.5重量部、粉末
加硫促進助剤0.2〜0.5重量部、加硫促進剤0.5〜
2.0重量部、老化防止剤0.5〜2.0重量部を配合して
なるもので、この配合溶液に本体Ａと同形状の製
造型を球状部側が下方となるように浸漬せしめた
後、引揚げて製造型に天然ゴムを付着させ乾燥し
膜厚が0.10〜0.40mmの透明薄膜本体Ａを得る。 次に具体的実施例における筒状固定部１、くび
れ部２、球状膨脹部３における膜厚と各部におけ
る径φ、全体の長さｌ、くびれ部迄の長さｍを下
記に示す。
腸，大腸，鼻咽腔，胆道，腹腔，膀胱，子宮脛部
など）内を観察，診断，治療するための内視鏡に
用いるバルーンに関するものである。 ＜従来技術及びその問題点＞ 従来、内視鏡を血管内や臓器内に挿入し先端部
のライトガイドで内部を照らし、出血部位，病巣
などの患部を対物レンズで観察したり診断する
か、或いはチヤンネルすなわち処置具や治療具な
どを挿入する孔から光フアイバーを挿入し、患部
にレーザー光線を照射して治療していた。 しかしながら、先端部にあるライトガイド，対
物レンズ、光フアイバーなどは露呈しているため
に、血液や体液，食物，肉腫，分泌物などが付着
して汚染され、患部が見ずらくなつたり、照射が
充分でなかつたりしていた。又、これらの付着に
よつて腐蝕し機能を発揮出来なくなるおそれがあ
つた。更に血管の場合は血液の流れを止めるため
に別に血管を切開しストツパー部材（デイスポー
ザブル血管用チユーブ，カテーテル）を挿入して
いた。 ＜問題点を解決するための手段＞ 本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、本体を浸漬成形によつて筒状固定部の一方に
くびれ部を介して伸縮性を有する球状膨脹部を同
一体に形成し、該くびれ部の膜厚を固定部及び膨
脹部の膜厚よりも肉厚状に設け、この本体を内視
鏡の先端部に取付け、先端を被覆保護する。 ＜作 用＞ 筒状固定部内に内視鏡の先端部を挿入するとく
びれ部が目安となると共に、くびれ部が締付バン
ドの作用をなし、球状膨脹部の膨らみが容易とな
る。 ＜実施例＞ 本発明の実施の一例を図面について説明する
と、本体Ａは製造型を天然ゴムラテツクスの配合
溶液に浸漬し、該型に天然ゴムを膜厚0.10〜0.40
mm程度付着させ乾燥して伸縮性を有する透明薄膜
状としたもので、筒状固定部１の一方にくびれ部
２を介して球状膨脹部３を同一体に形成され、該
くびれ部２の膜厚が固定部１や膨脹部３の膜厚よ
りも肉厚くなつているものである。 筒状固定部１は一方端を開放状とした円筒状の
もので、他方にくびれ部２を形成し球状膨脹部３
と同一体のもので、該開放部から内視鏡Ｂの先端
部ｂを挿入し、手術用糸で縛りつけたり又は接着
剤などを用いたりして任意の手段で固定する。し
たがつて先端部ｂの外径と略同径状か或いはわず
かに大径状とすることが好ましいが、多少小径状
であつてもよい。 くびれ部２は筒状固定部１と球状膨脹部３との
間に形成された小径部であり、固定部１の径に対
して75〜85％（平均的に80％）程度の割合となる
径であつて、その膜厚は固定部１及び膨脹部３の
膜厚よりもわずかではあるが肉厚く形成されてい
る。 膨脹部３はくびれ部２の先部にほぼ球形状に形
成され、伸縮性を有し、膨脹可能な部分で内径は
固定部１の内径よりやや小径であるが、同径でも
大径でもよく、その頂点部３′は同厚かやや肉厚
状となつているもので、内視鏡のチヤンネル又は
送気送水口からの生理食塩水の注入によつて適宜
の大きさに膨脹せしめる。この膨脹によつて血管
内面に密接し、血液の流れを止めることが出来る
と共に膜厚がさらに薄くなり、透視が可能でかつ
レーザー光線の透過も可能となる。又、その脹ら
みで出血部位又は病巣を圧迫して出血を上めたり
或いは狭窄部をおし広げたりする。尚、頂点部
３′に膨脹に併つて伸縮する破れ防止膜を設ける
ことは任意である。 配合溶液は天然ゴムラテツクスのゴム分を100
重量部に対して粉末加硫剤0.7〜1.5重量部、粉末
加硫促進助剤0.2〜0.5重量部、加硫促進剤0.5〜
2.0重量部、老化防止剤0.5〜2.0重量部を配合して
なるもので、この配合溶液に本体Ａと同形状の製
造型を球状部側が下方となるように浸漬せしめた
後、引揚げて製造型に天然ゴムを付着させ乾燥し
膜厚が0.10〜0.40mmの透明薄膜本体Ａを得る。 次に具体的実施例における筒状固定部１、くび
れ部２、球状膨脹部３における膜厚と各部におけ
る径φ、全体の長さｌ、くびれ部迄の長さｍを下
記に示す。
【表】
【表】
＜効果＞
本発明は本体を浸漬成形によつて筒状固定部の
一方にくびれ部を介して球状膨脹部を同一体に形
成し、該くびれ部の膜厚を固定部及び膨脹部の膜
厚よりも肉厚状に設けてなるから、該本体の整形
が極めて良好であると共に、これを内視鏡の先端
部に取付けることによつてライトガイド，対物レ
ンズ，光フアイバーなどに血液，分泌物等が付着
するのを防止することが出来、しかも内視鏡のチ
ヤンネル又は送気送水口から生理食塩水を注入し
て球状膨脹部を膨脹せしめる際に、くびれ部が締
付効果を発揮し、その先部に位置する膨脹部が容
易に膨らむと共にその膨らみによつて所定の空間
部が出来るため患部が見やすく、観察や診断が容
易となり、又、患部にヤグレーザー，アルゴンレ
ーザーなど光フアイバーを透過するレーザー光線
の照射が確実に行い得て、出血を止めたり、病巣
を焼いたりなどその治療効果が大となる。 更に血管内に使用する場合には血液の流れを止
めることが出来るため、ストツパー部材を挿入す
るために別途に血管を切開したり、カテーテルを
挿入したりする必要がない。
一方にくびれ部を介して球状膨脹部を同一体に形
成し、該くびれ部の膜厚を固定部及び膨脹部の膜
厚よりも肉厚状に設けてなるから、該本体の整形
が極めて良好であると共に、これを内視鏡の先端
部に取付けることによつてライトガイド，対物レ
ンズ，光フアイバーなどに血液，分泌物等が付着
するのを防止することが出来、しかも内視鏡のチ
ヤンネル又は送気送水口から生理食塩水を注入し
て球状膨脹部を膨脹せしめる際に、くびれ部が締
付効果を発揮し、その先部に位置する膨脹部が容
易に膨らむと共にその膨らみによつて所定の空間
部が出来るため患部が見やすく、観察や診断が容
易となり、又、患部にヤグレーザー，アルゴンレ
ーザーなど光フアイバーを透過するレーザー光線
の照射が確実に行い得て、出血を止めたり、病巣
を焼いたりなどその治療効果が大となる。 更に血管内に使用する場合には血液の流れを止
めることが出来るため、ストツパー部材を挿入す
るために別途に血管を切開したり、カテーテルを
挿入したりする必要がない。
図面は本発明バルーンの一実施例を示すもの
で、第１図は正面図で一部切欠する、第２図はＸ
−Ｘ線に沿える断面図、第３図は内視鏡の先端部
に取付けた状態図、第４図は血管内に挿入した使
用状態図の拡大図であり、図中Ａは本体、１は筒
状固定部、２はくびれ部、３は球状膨脹部であ
る。
で、第１図は正面図で一部切欠する、第２図はＸ
−Ｘ線に沿える断面図、第３図は内視鏡の先端部
に取付けた状態図、第４図は血管内に挿入した使
用状態図の拡大図であり、図中Ａは本体、１は筒
状固定部、２はくびれ部、３は球状膨脹部であ
る。
Claims (1)
- １ 本体を浸漬成形によつて、筒状固定部の一方
にくびれ部を介して球状膨脹部を同一体に形成
し、該くびれ部の膜厚を固定部及び膨脹部の膜厚
よりも肉厚状に設けたことを特徴とする内視鏡用
バルーン。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62153106A JPS63315027A (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | 内視鏡用バル−ン |
| EP87906945A EP0288576B1 (en) | 1986-10-29 | 1987-10-27 | Balloon for endoscope |
| PCT/JP1987/000825 WO1988003005A1 (en) | 1986-10-29 | 1987-10-27 | Ballon for endoscope or optical fiber and production method thereof |
| DE19873790493 DE3790493C2 (de) | 1986-10-29 | 1987-10-27 | Ballonk¦rper f}r ein Endoskop oder einen Katheter |
| GB8804231A GB2205502B (en) | 1986-10-29 | 1987-10-27 | Balloon endoscopy |
| DE19873790493 DE3790493T1 (de) | 1986-10-29 | 1987-10-27 | Endoskop oder ballon zur verwendung einer lichtleiterfaser und verfahren zur herstellung derselben |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62153106A JPS63315027A (ja) | 1987-06-18 | 1987-06-18 | 内視鏡用バル−ン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63315027A JPS63315027A (ja) | 1988-12-22 |
| JPH0337928B2 true JPH0337928B2 (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=15555103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62153106A Granted JPS63315027A (ja) | 1986-10-29 | 1987-06-18 | 内視鏡用バル−ン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63315027A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0213423A (ja) * | 1988-06-30 | 1990-01-17 | Okamoto Ind Inc | カテーテル用バルーン及びその製造方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5259595A (en) * | 1975-11-10 | 1977-05-17 | Taichirou Akiyama | Device for hydraulically charging fluid into longitudinal hole |
| JPS54160090A (en) * | 1978-06-07 | 1979-12-18 | Kanji Inoue | Tearingganddopening device of isthmus by medical balloon catheter |
| JPS5920061A (ja) * | 1982-07-24 | 1984-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | ウオツチ・ドツグ・タイマ |
-
1987
- 1987-06-18 JP JP62153106A patent/JPS63315027A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5259595A (en) * | 1975-11-10 | 1977-05-17 | Taichirou Akiyama | Device for hydraulically charging fluid into longitudinal hole |
| JPS54160090A (en) * | 1978-06-07 | 1979-12-18 | Kanji Inoue | Tearingganddopening device of isthmus by medical balloon catheter |
| JPS5920061A (ja) * | 1982-07-24 | 1984-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | ウオツチ・ドツグ・タイマ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63315027A (ja) | 1988-12-22 |
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