JPH0337788B2 - - Google Patents

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JPH0337788B2
JPH0337788B2 JP59076945A JP7694584A JPH0337788B2 JP H0337788 B2 JPH0337788 B2 JP H0337788B2 JP 59076945 A JP59076945 A JP 59076945A JP 7694584 A JP7694584 A JP 7694584A JP H0337788 B2 JPH0337788 B2 JP H0337788B2
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JP
Japan
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electron beam
line
electrode
cathode
screen
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JP59076945A
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JPS60220677A (ja
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Toshifumi Yoshida
Minoru Ueda
Sadahiro Takuhara
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7694584A priority Critical patent/JPS60220677A/ja
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スクリーン上の画面を垂直方向に複
数の区分に分割したときのそれぞれの区分毎に電
子ビームを発生させ、各区分毎にそれぞれの電子
ビームを垂直方向に偏向して複数のラインを表示
し、全体としてテレビジヨン画像を表示する装置
に関する。
従来例の構成とその問題点 従来、カラーテレビジヨン画像表示用の表示素
子としては、ブラウン管が主として用いられてい
るが、従来とブラウン管では画面の大きさに比し
て奥行きが非常に長く、薄形のテレビジヨン受像
機を作成することは不可能であつた。また、平板
状の表示素子として最近EL表示素子、プラズマ
表示装置、液晶表示素子等が開発されているが、
いずれも輝度、コントラスト、カラー表示等の性
能の面で不充分であり、実用化されるには至つて
いない。
そこで、電子ビームを用いて平板状の表示装置
を達成するものとして、本出願人は特願昭56−
20618号(特開昭57−135590号公報)により、新
規な表示装置を提案した。
これは、スクリーン上の画面を垂直方向に複数
の区分に区分したときのそれぞれの区分毎に電子
ビームを発生させ、各区分毎にそれぞれの電子ビ
ームを垂直方向に偏向して複数のラインを表示
し、全体としてテレビジヨン画像を表示するもの
である。
まず、ここで用いられる画像表示素子の基本的
な一構成例を第1図に示して説明する。
この表示素子は、後方から前方に向かつて順
に、背面電極1、ビーム源としての線陰極2、垂
直集束電極3,3′、垂直偏向電極4、ビーム流
制御電極5、水平集束電極6、水平偏向電極7、
ビーム加速電極8およびスクリーン板9が配置さ
れて構成されており、これらが扁平なガラスバル
ブ(図示せず)の真空になされた内部に収納され
ている。ビーム源としての線陰極2は水平方向に
線状に分布する電子ビームを発生するように水平
方向に張架されており、かかる線陰極2が適宜間
隔を介して垂直方向に複数本(ここでは2イ〜2
ニの4本のみ示している)設けられている。この
実施例では15本設けられているものとする。それ
らを2イ〜2ヨとする。これらの線陰極2はたと
えば10〜20μφのタングステン線の表面に熱電子
放出用の酸化物陰極材料が塗着されて構成されて
いる。そして、これらの線陰極2イ〜2ヨは電流
が流されることにより熱電子ビームを発生しうる
ように加熱されており、後述するように、上記の
線陰極2イから順に一定時間ずつ電子ビームを放
出するように制御される。背面電極1は、その一
定時間電子ビームを放出すべく制御される線陰極
2以外の他の線陰極2からの電子ビームの発生を
抑制し、かつ、発生された電子ビームを前方向だ
けに向けて押し出す作用をする。この背面電極1
はガラスバルブの後壁の内面に付着された導電材
料の塗膜によつて形成されていてもよい。
垂直集束電極3は線陰極2イ〜2ヨのそれぞれ
と対向する水平方向に長いスリツト10を有する
導電板11であり、線陰極2から放出された電子
ビームをそのスリツト10を通して取り出し、か
つ、垂直方向に集束させる。水平方向1ライン分
(360絵素分)の電子ビームを同時に取り出す。図
では、そのうち水平方向の1区分のもののみを示
している。スリツト10は途中に適宜の間隔で桟
が設けられていてもよく、あるいは、水平方向に
小さい間隔(ほとんど接する程度の間隔)で多数
個並べて設けられた貫通孔の列で実質的にスリツ
トとして構成されていてもよい。垂直集束電極
3′も同様のものである。
垂直偏向電極4は上記スリツト10のそれぞれ
の中間の位置に水平方向にして複数個配置されて
おり、それぞれ、絶縁基板12の上面と下面とに
導電体13,13′が設けられたもので構成され
ている。そして、相対向する導電体13,13′
の間に垂直偏向用電圧が印加され、電子ビームを
垂直方向に偏向する。この実施例では、一対の導
電体13,13′によつて1本の線陰極2からの
電子ビームを垂直方向に16ライン分の位置に偏向
する。そして、16個の垂直偏向電極4によつて15
本の線陰極2のそれぞれに対応する15対の導電体
対が構成され、結局、スクリーン9上に240本の
水平ラインを描くように電子ビームを偏向する。
次に、制御電極5はそれぞれが垂直方向に長い
スリツト14を有する導電板15で構成されてお
り所定間隔を介して水平方向に複数個並設されて
いる。この実施例では180本の制御電極用導電板
15a〜15nが設けられている。(図では9本
のみ示している)。この制御電極5は、それぞれ
が電子ビームを水平方向に2絵素分ずつに区分し
て取り出し、かつ、その通過量をそれぞれの絵素
を表示するための映像信号に従つて制御する。従
つて、制御電極5用導電板15a〜15nを180
本設ければ水平1ライン分当り360絵素を表示す
ることができる。また、映像をカラーで表示する
ために、各絵素はR、G、Bの3色の螢光体で表
示することとし、各制御電極5には2絵素分の
R、G、Bの各映像信号が順次加えられる。ま
た、180本の制御電極5用導電板15a〜15n
のそれぞれには1ライン分の180組(1組あたり
2絵素)の映像信号が同時に加えられ、1ライン
分の映像が一時に表示される。
水平集束電極6は制御電極5のスリツト14と
相対向する垂直方向に長い複数本(180本)のス
リツト16を有する導電板17で構成され、水平
方向に区分されたそれぞれの絵素毎の電子ビーム
をそれぞれ水平方向に集束して細い電子ビームに
する。
水平偏向電極7は上記スリツト16のそれぞれ
の両側の位置に垂直方向にして複数本配置された
導電板18,18′で構成されており、それぞれ
の電極18,18′に6段階の水平偏向用電圧が
印加されて、各絵素毎の電子ビームをそれぞれ水
平方向に偏向し、スクリーン9上で2組のR、
G、Bの各螢光体を順次照射して発光させるよう
にする。その偏向範囲は、この実施例では各電子
ビーム毎に2重素分の幅である。
加速電極8は垂直偏向電極4と同様の位置に水
平方向にして設けられた複数個の導電板19で構
成されており、電子ビームを充分なエネルギーで
スクリーン9に衝突させるように加速する。
スクリーン9は電子ビームの照射によつて発光
される螢光体20がガラス板21の裏面に塗布さ
れ、また、メタルバツク層(図示せず)が付加さ
れて構成されている。螢光体20は制御電極5の
1つのスリツト14に対して、すなわち、水平方
向に区分された各1本の電子ビームに対して、
R、G、Bの3色の螢光体が2対ずつ設けられて
おり、垂直方向にストライプ状に塗布されてい
る。第1図中でスクリーン9に記入した破線は複
数本の線陰極2のそれぞれに対応して表示される
垂直方向での区分を示し、2点鎖線は複数本の制
御電極5のそれぞれに対応して表示される水平方
向での区分を示す。これら両者で仕切られた1つ
の区画には、第2図に拡大して示すように、水平
方向では2絵素分のR、G、Bの螢光体20があ
り、垂直方向では16ライン分の幅を有している。
1つの区画の大きさは、たとえば、水平方向が1
mm、垂直方向が10mmである。
なお、第1図においては、わかり易くするため
に水平方向の長さが垂直方向に対して非常に大き
く引き伸ばして描かれている点に注意されたい。
また、この実施例では1本の制御電極5すなわ
ち1本の電子ビームに対してR、G、Bの螢光体
20が2絵素分の1対のみ設けられているが、も
ちろん、1絵素あるいは3絵素以上設けられてい
てもよくその場合には制御電極5には1絵素ある
いは3絵素以上のためのR、G、B映像信号が順
次加えられ、それと同期して水平偏向がなされ
る。
次に、この表示素子にテレビジヨン映像を表示
するための駆動回路の基本構成を第3図に示して
説明する。最初に、電子ビームをスクリーン9に
照射してラスターを発光させるための駆動部分に
ついて説明する。
電源回路22は表示素子の各電極に所定のバイ
アス電圧(動作電圧)を印加するための回路で、
背面電極1には−V1、垂直集束電極3,3′には
V3,V3′、水平集束電極6にはV6、加速電極8に
はV8、スクリーン9にはV9の直流電圧を印加す
る。
次に、入力端子23にはテレビジヨン信号の複
合映像信号が加えられ、同期分離回路24で垂直
同期信号Vと水平同期信号Hとが分離抽出され
る。
垂直偏向駆動回路40は、垂直偏向用カウンタ
ー25、垂直偏向信号記憶用のメモリ27、デイ
ジタルーアナログ変換器39(以下D−A変換器
という)によつて構成される。垂直偏向駆動回路
40の入力パルスとしては、第4図に示す垂直同
期信号Vと水平同期信号Hを用いる。垂直偏向用
カウンター25(8ビツト)は、垂直同期信号V
によつてリセツトされて水平同期信号Hをカウン
トする。この垂直偏向用カウンター25垂直周期
のうちの垂直帰線期間を除いた有効走査期間(こ
こでは240H分の期間とする)をカウントし、こ
のカウント出力はメモリ27のアドレスへ供給さ
れる。メモリ27からは各アドレスに応じた垂直
偏向信号のデータ(ここでは8ビツト)が出力さ
れ、D−A変換器39で第4図に示すV,V′の
垂直偏向信号に変換される。この回路では240H
分のそれぞれのラインに対応する垂直偏向信号を
記憶するメモリアドレスがあり、16H分ごとに規
則性のあるデータをメモリに記憶させることによ
り、16段階の垂直偏向信号を得ることができる。
一方、線陰極駆動回路26は、垂直同期信号V
と垂直偏向用カウンタ25の出力を用いて線陰極
駆動パルス〔イ〜ヨ〕を作成する。第5図aは垂
直同期信号V、水平同期信号Hおよび垂直偏向用
カウンター25の下位5ビツトの関係を示す。第
5図bは各信号を用いて16Hごとの線陰極駆動パ
ルス〔イ′〜ヨ′〕をつくる方法を示す。第5図
で、LSBは最低ビツトを示し、(LSB+1)は
LSBより1つ上位のビツトを意味する。
最初の線陰極駆動パルス〔イ′〕は、垂直同期
信号Vと垂直偏向用カウンター25の出力
(LSB+3)を用いてR−Sフリツプフロツプな
どで作成することができ、線陰極駆動パルス
〔イ′〜ヨ′〕はシフトレジスタを用いて、線陰極
駆動パルス〔イ′〕を垂直偏向用カウンター25
の出力(LSB+2)の反転したものをクロツク
とし転送することにより得ることができる。この
駆動パルス〔イ′〜ヨ′〕は反転されて各パルス期
間のみ低電位にされ、それ以外の期間には約20ボ
ルトの高単位にされた線陰極駆動パルス〔イ〜
ヨ〕に変換され、各線陰極2イ〜2ヨに加えられ
る。
各線陰極2イ〜2ヨはその駆動パルス〔イ〜
ヨ〕の高電位の間に電流が流されて加熱されてお
り、駆動パルス〔イ〜ヨ〕の低電位期間に電子を
放出しうるように加熱状態が保持される。これに
より、15本の線陰極2イ〜2ヨからはそれぞれに
低電位の駆動パルス〔イ〜ヨ〕が加えられた16H
期間にのみ電子が放出される。高電位が加えられ
ている期間には、背面電極1と垂直集束電極3と
に加えられているバイアス電圧によつて定められ
た線陰極2の位置における電位よりも線陰極2イ
〜2ヨに加えられている高電位の方がプラスにな
るために、線陰極2イ〜2ヨからは電子が放出さ
れない。かくして、線陰極2においては、有効垂
直走査期間の間に、上方の線陰極2イから下方の
線陰極2ヨに向つて順に16H期間ずつ電子が放出
される。
放出された電子は背面電極1により前方の方へ
押し出され、垂直集束電極3のうち対向するスリ
ツト10を通過し、垂直方向に集束させて、平板
状の電子ビームとなる。
次に、線陰極駆動パルス〔イ〜ヨ〕と垂直偏向
信号V,V′との関係について、第6図を用いて
説明する。垂直偏向信号V,V′は各線陰極パル
ス〔イ〜ヨ〕の16H期間の間に1H分ずつ変化し
て16段階に変化する。垂直偏向信号VとV′とは
ともに中心電圧がV4のもので、Vは順次増加し、
V′は順次減少してゆくように、互いに逆方向に
変化するようになされている。これら垂直偏向信
号VとV′はそれぞれ垂直偏向電極4の電極13
と13′に加えられ、その結果、それぞれの線陰
極2イ〜2ヨから発生された電子ビームは垂直方
向に16段階に偏向され、先に述べたようにスクリ
ーン9上では1つの電子ビームで16ライン分の
ラスターを上から順に順次1ライン分ずつ描くよ
うに偏向される。
以上の結果、15本の線陰極2イ〜2ヨの上方の
ものから順に16H期間ずつ電子ビームが放出さ
れ、かつ各電子ビームは垂直方向の15の区分内で
上方から下方に順次1ライン分ずつ偏向されるこ
とによつて、スクリーン9上では上端の第1ライ
ン目からF端の240ライン目まで順次1ライン分
ずつ電子ビームが垂直偏向され、合計240ライン
のラスターが描かれる。
このように垂直偏向された電子ビームは制御電
極5と水平集束電極6とによつて水平方向に180
の区分に分割されて取り出される。第1図ではそ
のうちの1区分のもを示している。この電子ビー
ムは各区分毎に、制御電極5によつて通過量が制
御され、水平集束電極6によつて水平方向に集束
されて1本の細い電子ビームとなり、次に述べる
水平偏向手段によつて水平方向に6段階に偏向さ
れてスクリーン9上の2絵素分のR、G、B各螢
光体20に順次照射される。第2図に垂直方向お
よび水平方向の区分を示す。制御電極5のそれぞ
れ15a〜15nに対応する螢光体は2絵素分の
R、G、Bとなるが説明の便宜上、1絵素を
R1G1、B1とし他方をR2、G2、B2とする。
つぎに、水平偏向駆動回路41は、水平偏向用
カウンター(11ビツト)と、水平偏向信号を記憶
しているメモリ29と、D−A変換器38とから
構成されている。水平偏向駆動回路41の入力パ
ルスは第7図に示すように垂直同期信号Vと水平
同期信号Hに同期し、水平同期信号Hの6倍の繰
り返し周波数のパルス6Hを用いる。
水平偏向用カウンター28は垂直同期信号Vに
よつてリセツトされて水平の6倍パルス6Hをカ
ウントする。この水平偏向用カウンター28は
1Hに間に6回、1Vの間に240H×6/H=1440
回カウントし、このカウント出力はメモリ29の
アドレスへ供給される。メモリ29からはアドレ
スに応じた水平偏向信号のデータ(ここでは8ビ
ツト)が出力され、D−A変換器38で、第7図
に示すh,h′のような水平偏向信号に変換され
る。この回路では6×240ライン分のそれぞれに
対応する水平偏向信号を記憶するメモリアドレス
があり、1ラインごとに規則性のある6個のデー
タをメモリに記憶させることにより、1H期間に
6段階波の水平偏向信号を得ることができる。
この水平偏向信号は第7図に示すように6段階
に変化する一対の水平偏向信号hとh′であり、と
もに中心電圧がV7のもので、hは順次減少し、
h′は順次増加してゆくように、互いに逆方向に変
化する。これら水平偏向信号h,h′はそれぞれ水
平偏向電極7の電極18と18′とに加えられる。
その結果、水平方向に区分された各電子ビームは
各水平期間の間にスクリーン9のR、G、B、
R、G、B(R1、G1、B1、R2、G2、B2)の螢光
体に順次H/6ずつ照射されるように水平偏向さ
れる。かくして、各ラインのラスターにおいては
水平方向180個の各区分毎に電子ビームがR1
G1、B1、R2、G2、B2の各螢光体20に順次照射
される。
そこで各ラインの各水平区分毎に電子ビームを
R1、G1、B1、R2、G2、B2の映像信号によつて変
調することにより、スクリーン9の上にカラーテ
レビジヨン画像を表示することができる。
次に、その電子ビームの変調制御部分について
説明する。
まず、テレビジヨン信号入力端子23に加えら
れと複合映像信号は色復調回路30に加えられ、
ここで、R−YとB−Yの色差信号が復調され、
G−Yの色差信号がマトリクス合成され、さら
に、それらが輝度信号Yと合成されて、R、G、
Bの各原色信号(以下R、G、B映像信号とい
う)が出力される。それらのR、G、B各映像信
号は180組のサンプルホールド回路組31a〜3
1nに加えられる。各サンプルホールド回路組3
1a〜31nはそれぞれR1用、G1用、B1用、R2
用、G2用、B2用の6個のサンプルホールド回路
を有している。それらのサンプルホールド出力は
各々保持用のメモリ組32a〜32nに加えられ
る。
一方、基準クロツク発振器33はPLL(フエー
ズロツクドループ)回路等により、構成されてお
り、この実施例では各副搬送波fSCの6倍の基準
クロツク6fSCと2倍の基準クロツク2fSCを発生す
る。その基準クロツクは水平同期信号Hに対して
常に一定の位相を有するように制御されている。
基準クロツク2fSCは偏向用パルス発生回路42に
加えられ、水平同期信号Hの6倍の信号6Hと6/
Hごとの信号切替パルスr1、g1、b1、r2、g2、b2
のパルスを得ている。一方基準クロツク6fSCはサ
ンプリングパルス発生回路34に加えられ、ここ
でシフトレジスタにより、クロツク1周期ずつ遅
述される等して、水平周期(63.5μsec)のうちの
有効水平走査期間(約50μsec)の間に1080個のサ
ンプリングパルスRa1〜Bn2が順次発生され、そ
の後に1個の転送パルスtが発生される。このサ
ンプリングパルスRa1〜Bn2は表示すべき映像の
1ライン分を水平方向360の絵素に分割したとき
のそれぞれの絵素に対応し、その位置は水平同期
信号Hに対して常に一定になるように制御され
る。
この1080個のサンプリングパルスRa1〜Bn2
それぞれ180個のサンプルホールド回路組31a
〜31nに6個ずつ加えられ、これによつて各サ
ンプルホールド回路組31a〜31nには1ライ
ンを180個に区分したときのそれぞれの2絵素分
のR1、G1、B1、R2、G2、B2の各映像信号が個別
にサンプリングされホールドされる。そのサンプ
ルホールドされた180組のR1、G1、B1、R2、G2
B2の映像信号は1ライン分のサンプルホールド
終了後に180組のメモリ32a〜32nに転送パ
ルスtによつて一斉に転送され、ここで次の一水
平期間の間保持される。この保持されたR1、G1
B1、R2、G2、B2の信号はスイツチング回路35
a〜35nに加えられる。スイツチング回路35
a〜35nはそれぞれがR1、G1、B1、R2、G2
B2の個別入力端子とそれらを順次切換えて出力
する共通出力端子とを有するトライステートある
いはアナログゲートにより構成されたものであ
る。
各スイツチング回路35a〜35nの出力は、
180組のパルス幅変調(PWM)回路37a〜3
7nに加えられ、ここで、サンプルホールドされ
たR1、G1、B1、R2、G2、B2映像信号の大きさに
応じて基準パルス信号がパルス変調されて出力さ
れる。その基準パルス信号のくり返し周期は上記
の信号切替パルスr1、g1、b1、r2、g2、b2のパル
ス幅よりも充分小さいものであることが望まし
く、たとえば、1:10〜1:100程度のものが用
いられる。
このパルス幅変調回路37a〜37nの出力は
電子ビームを変調するための制御信号として表示
素子の制御電極5の180本の導電板15a〜15
nにそれぞれ個別に加えられる。各スイツチング
回路35a〜35nはスイツチングパルス発生回
路36から加えられるスイツチングパルスr1
g1、b1、r2、g2、b2によつて同時に切換制御され
る。スイツチングパルス発生回路36は先述の偏
向用パルス発生回路42からの信号切換パルス
r1、g1、b1、r2、g2、b2によつて制御されており、
各水平期間を6分割してH/6ずつスイツチング
回路35a〜35nを切換え、R1、G1、B1
R2、G2、B2の各映像信号を時分割して順次出力
し、パルス幅変調回路37a〜37nに供給する
ように切換信号r1、g1、b1、r2、g2、b2を発生す
る。
ここで注意すべきことは、スイツチング回路3
5a〜35nにおけるR1、G1、B1、R2、G2、B2
の映像信号の供給切換えと、水平偏向駆動回路4
1による電子ビームR1、G1、B1、R2、G2、B2
螢光体への照射切換え水平偏向とが、タイミング
においても順序においても完全に一致するように
同期制御されていることである。これにより、電
子ビームがR1螢光体に照射されているときには
その電子ビームの照射量がR1映像信号によつて
制御され、G1、B1、R2、G2、B2についても同様
に制御されて、各絵素のR1、G1、B1、R2、G2
B2各螢光体の発光がその絵素のR1、G1、B1
G、B2の映像信号によつてそれぞれ制御される
ことになり、各絵素が入力の映像信号に従つて発
光表示されるのである。かかる制御が1ライン分
の180組(各2絵素づつ)について同時に行われ
て1ライン360絵素の映像が表示され、さらに240
分のラインについて上方のラインから順次行われ
て、スクリーン9上に1つの映像が表示されるこ
とになる。
そして、以上の如き諸動作が入力テレビジヨン
信号の1フイールド毎にくり返され、その結果、
通常のテレビジヨン受像機と同様にスクリーン9
上に動画のテレビジヨン映像が映出される。
以上述べた平板画像表示装置は、線陰極2を用
いているため、線陰極2が外部振動、線陰極駆動
パルスなどの影響により振動することがある。第
8図に示すように背面電極1、線陰極2、垂直集
束電極3で形成される電界の中を線陰極2が動く
ことになり、線陰極2の周囲の電界が変化する。
この結果、スリツト10を通つて引出される電子
ビームの量が変化してしまい、スクリーン9の螢
光体に到達する電子ビームの量が変化し、輝度が
変化してしまうという不都合が生じる。
第8図aは電子ビームが最も良くスリツト10
を通りやすい電界であり、bは線陰極2の位置の
変化で垂直集束電極3に流入する電子ビームが増
加した場合の電界を示している。
かくして、線陰極2が振動し、線陰極2イ〜2
ヨが2イ,2ロ,…2ヨと順次駆動されるとたと
えば線陰極2イが第9図のxイなように振動する
と線陰極2イの発光強度は第9図yイのように変
化し、線陰極駆動パルスと線陰極2振動とのビー
トが、輝度の変化としてスクリーン9上に表われ
るという不都合が生じる。
この輝度の変化を軽減するために、第10図に
示すようなこの方法が提案されている。この方法
は、垂直集束電極3に流入する電子ビームの量を
抵抗43によつて電圧に変換し、その電圧の中に
含まれる線陰極2によつて異なる直流成分をコン
デンサ45を介して直流成分検出回路47に検
出・記憶し、直流成分に重畳されている振動成分
を振動成分検出回路48にて検出するとともに、
さらにこの振動成分をフイードバツクドライブ回
路49にて背面電極1にフイード・バツクするこ
とによつて、背面電極1、線陰極2、垂直集束電
極3によつて形成される電界中を線陰極2が振動
することによつて起きる線陰極周囲の電界の変化
を等価的に打ち消し、スクリーン9に到達する電
子ビーム量の変化を軽減するものである。
この例の動作を説明するための形成を第11図
に、具体回路装置を第12図にそれぞれ示す。各
線陰極2イ〜2ヨから出る電子ビームはバラツキ
を持ち、時間的に順次駆動される線陰極2イ〜2
ヨから垂直集束電極3に流れ込む電子ビーム電流
は第11図の50aに示すように段差を持つ。そ
して線陰極2が振動すると第8図に示すように垂
直集束電極3に流れ込む電子ビーム量が変化し、
第11図の50bのように振動成分56bが重畳
される。
垂直集束電極3に流れ込んだ電流は抵抗43に
より電圧に変換され、出力線50に取り出され
る。出力線50は容量結合によりエミツタ・ホロ
ワトランジスタ84に接続され、抵抗86により
出力が取出されるが、抵抗82,85,87、ダ
イオード83により適当な電圧でクランプされ
る。エミツタ・ホロワトランジスタ84の出力は
トランジスタ(62イ,ロ,ハ…ヨ),(76イ,
ロ,ハ…ヨ)に供給される。直流成分検出回路4
7を構成するトランジスタ59,60,62,6
3,66抵抗57,58,64,65,67はカ
レント・ミラーを負荷とした差動増幅器を構成
し、この差動増幅器はカソード選択パルス53が
はいる期間だけ動作する。トタンジスタ62のベ
ースがトランジスタ63のベースより電位が高い
と、トランジスタ62のコレクタにはトランジス
タ63のコレクタ電流以上の電流が流れ、トラン
ジスタ60,59にはトランジスタ62と同じ量
のコレクタ電流が流れる。トランジスタ60のコ
レクタ電流は、トランジスタ63のコレクタ電流
より多いため、容量61には電荷が充電され、ト
ランジスタ63のベース電圧は上がる。トランジ
スタ68,抵抗69,70はエミツタ・ホロ回路
を構成し、容量61の電圧を分割しトランジスタ
63のベース電圧を供給する。したがつてトラン
ジスタ68のベース電圧が上がればトランジスタ
63のベース、電圧も上がる。逆にトランジスタ
62のベース電圧がトランジスタ63のベース電
圧より低い時はトランジスタ62,59,60の
コレクタ電流がトランジスタ63のコレクタ電流
より少なくなり、トランジスタ68のベース電圧
を低下させ、トランジスタ63のベース電圧を下
げる。この結果トランジスタ63イのベース電圧
は、トランジスタ62イのベース電圧が第11図
の50aのイの期間に変化する平均値の電圧にな
るように容量61イに記憶される。すなわち、線
陰極2が振動している第11図の50bのホ,リ
においてもその振動していない時の直流電圧を記
憶する。
振動成分検出回路48を構成するトランジスタ
73,74,75,76,80および抵抗71,
72,78,79,81はカレント・ミラーを負
荷とした差動増幅器を構成し、トランジスタ75
のベースには振動がない場合(第11図50a)
のイ,ロ,ハ…ヨに対抗した電圧が供給され、ト
ランジスタ76のベースには、線陰極2の振動成
分を重畳した第11図50bのイ,ロ,ハ…ヨの
電圧が供給される。この結果、線陰極2に振動が
ある場合のみ、第11図の56bのような振動成
分がトランジスタ88を介して出力線56に取り
出せる。
この振動を背面電極1にフイード・バツクし、
背面電極1、線陰極2、垂直集束電極3によつて
形成される電界を線陰極2が振動していない場合
と同様にすることにより、線陰極2の振動と線陰
極駆動パルスのビートによる輝度の変化を軽減す
ることができる。
しかしこの方法では、直流成分検出回路47、
振動成分検出回路48が線陰極2の数だけ必要で
あり、大規模な回路が必要になる。これは小型
化、薄型化する上で不都合である。また振動成分
だけのフイード・バツク補正しかできない。
発明の目的 本発明は、かかる従来の不都合を解消して線陰
極の振動を軽減するだけでなく、線陰極ごとの輝
度差をなくす回路装置をより小さい回路規模で実
現することを目的とする。
発明の構成 本発明においては、線陰極からエミツシヨンす
る電子ビームの量を抵抗等によつて電圧に変換
し、垂直集束電極に流入する電子ビームの量も抵
抗等によつて電圧に変換する。そして、線陰極か
らのエミツシヨン電流と垂直集束電極に流入する
ビーム電流との差を常に一定値にするように、両
電流の差成分を背面電極にフイード・バツクす
る。
これにより、背面電極、線陰極、垂直集束電極
によつて形成される電界中を線陰極が振動するこ
とによつて起きる線陰極周囲の電界の変化を背面
電極の電位を変えることにより等価的に打ち消
し、スクリーンに到達する電子ビーム量を安定化
する。その結果、線陰極が振動しても輝度むらの
ない画像を表示することができる。また、線陰極
間で輝度差がある場合も輝度差を補償して表示す
ることができる。
さらに、線陰極の振動態様に対応して、中央部
分でフイード・バツク量を多くし、端部で小さく
して、より良好な制御をすることができるもので
ある。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
本実施例の基本的な構成を第13図に、その動
作説明のための波形図を第14図に示す。線陰極
ドライブ回路90は第9図イ,ロ,ハ,ニ…に示
す駆動パルスを出力するが、電源回路22の出力
線103は線陰極2を加熱する電流を供給し、出
力線102は線陰極2が放出するビーム電流を供
給する。線陰極2はイ,ロ,ハ,ニ…と順次駆動
されるため、102の電源ラインに抵抗94を挿
入し、この抵抗94の両端の電圧を測定すれば、
線陰極2からのエミツシヨン電流が検出できる。
抵抗垂直集束電極3に接続された43の一端50
には従来例と同じように垂直集束電極3に流入す
る電流が、電圧に変換されて検出される。
この電圧の差97を差動増幅器より構成される
差成分検出回路91で取り出すと97′となり、
この出力の平均直流電圧を直流成分検出回路92
で検出すると98となる。差電圧97はエミツシ
ヨン電流から垂直集束電極3に流入するビーム電
流を引いたビーム電流を示し、この電流は垂直集
束電極3のスリツト(第1図の10)を通り抜け
る電子ビーム電流であり、スクリーン面9に到達
するビーム電流と正確に一致する。すなわち、9
7の差電圧を一定にすれば、線陰極2の振動によ
つてエミツシヨン電流が変化した場合も、背面電
極、垂直集束電極との幾何学的な精度バラツキ等
に起因して起こる線陰極間の輝度差も均一にする
ことができる。
エミツシヨン電流と垂直集束電極3に流入する
電流の差を一定にするには、従来例で各線陰極2
ごとの振動成分を検出した回路を1組だけ用い、
ブランキング期間を除く全エミツシヨン時の平均
電圧(第14図の98)を直流成分検出回路92
より取り出し、振動・輝度差検出回路93におい
て差分検出回路91の出力と比較し、比較出力を
フイードバツクドライブ回路49に加えて背面電
極1に加える100の出力を得る。100の出力
は、フイードバツクを開いている時は、100′
と回路で決まる限度まで出力され、フイード・バ
ツクを閉じると、補正が働いて97はほぼ平坦と
なり、100の出力は100″となる。97の平
坦さと100″の振幅は、フイード・バツク回路
のループ・ゲインによつて決まる。
従来例に示したように垂直集束電極に流入する
電流量を一定にするだけでは、本発明のような効
果は得られない。なぜならば、垂直集束電流に流
入する電流が多い場合には、エミツシヨン電流が
多くて垂直集束電極に流入する電流が多い場合
と、背面電極、線陰極、垂直集束電極によつて形
成される電界によつて、線陰極からエミツシヨン
される電子ビームの集束が悪い場合もある。前者
の場合スクリーンに到達する電子ビームは増えス
クリーンは明るくなるが後者の場合はスクリーン
に到達する電子ビームは減つて暗くなる。このよ
うに垂直集束電極に流入するビーム量の検出だけ
では、スクリーン面に到達する電子ビームを一定
にすることはできない。
第1図に示す垂直集束電極3′は電子ビーム流
制御電極によつて遮断されたビームが流入し、そ
の量が信号内容によつて変化するため、背面電
極、線陰極、垂直集束電極3で構成される電子ビ
ーム源からのエミツシヨン量を一定にするための
ビーム電流検出には使用できない。また、垂直集
束電極3,3′の間にビーム電流検出用の電極を
設けてもよいが、電極数も増え、電子ビームの集
束条件も複雑になり、問題がある。
第15図に一具体実施例を示す。直流成分検出
回路97、振動−輝度差検出回路93、フイー
ド・バツク・ドライブ回路49は、それぞれ第1
2図の47,48,49と同じ回路と同じである
ので説明を省略する。第12図では47,48の
回路が線陰極の数量だけ必要であつたが、本発明
では1組でよい。エミツシヨン電流成分96、垂
直集束電極流入電流成分50は、それぞれ容量9
5、45を経て、トランジスタ103,104,
106,107、抵抗105,108,110,
109で構成される2組のクランプ回路でブラン
キング・パルス99によつてクランプされる。差
成分検出回路91は、トランジスタ123,12
4,127、抵抗121,122,125,12
6,128で構成される差動増幅器によつて、上
記のクランプされた2信号の差を増幅し、97′
にエミツタ・ホロワトランジスタ129、抵抗1
30,131を経て出力する。この差信号から、
直流成分を検出し、フイード・バツク信号を作る
動作は第10図の場合と同じである。
以上述べたように、第13図に示す方式によ
り、線陰極の振動だけでなく、線陰極間に存在す
る輝度差まで、従来よりはるかに小規模な回路で
補償することができる。
従来、第16図に示すように、背面電極1を一
定の面抵抗を持つた抵抗体で構成し、背面電極1
の中央には容量46を経て、抵抗44によりイン
ピーダンスを高くして入力し、両端の電極には、
背面電極電圧を低インピーダンスで供給し、線陰
極の振動が大きい中央には大きなフイード・バツ
ク信号を、線陰極の振動が小さい固定部付近には
小さなフイード・バツク信号をそれぞれ供給する
ようにしたが、本発明は、このようなフイード・
バツク方式を用いた場合にも有効である。
線陰極が1本だけの画像表示装置において、本
発明の方式が振動の軽減に有効であるのは勿論で
ある。
発明の効果 このように、本発明によれば、線陰極からのエ
ミツシヨン電流と垂直集束電極に流入するビーム
電流との差を一定値にするように制御するように
したことにより、線陰極が複数個あつても1組の
回路で新しいビーム電流検出電極を挿入すること
もなく、線陰極の振動によるビーム電流の変動に
基づく画面の変動や、線陰極間の輝度差を軽減
し、良好な画像を表示することができる。このた
め、従来のように線陰極の数量だけ検出回路や補
正回路が必要でなく、経済的な回路で大きな効果
が得られ、実用上価値が大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における画像表示装
置に用いられる画像表示素子の分解斜視図、第2
図は同画像表示素子の螢光面の拡大図、第3図は
同画像表示素子を駆動するために本発明に先立つ
て考案された駆動回路のブロツク図、第4図、第
5図、第6図、第7図はそれぞれ同駆動回路の動
作を説明するための各部の波形図、第8図は線陰
極が振動した場合にスリツトを通過するビーム電
流と垂直集束電極に流れ込む電流の変化を示す模
式図、第9図は第8図に示したビーム電流の変化
による輝度の変化を示す波形図、第10図は本発
明に先だつて提案された画像表示装置の要部の構
成図、第11図はその動作説明のための波形図、
第12図はその一具体例を示す回路図、第13図
は本発明の一実施例における画像表示装置の要部
の構成を示すブロツク図、第14図はその動作説
明のための波形図、第15図は本発明の一具体例
を示す回路図、第16図は中央部にフイードバツ
ク量を多くする場合の背面電極の構成を示す断面
図である。 2,2イ〜2ヨ……線陰極、4……垂直偏向電
極、5……ビーム流制御電極、7……水平偏向電
極、9……スクリーン板、10……スリツト、2
0……螢光体、22……電源回路、23……入力
端子、24……同期分離回路、25……垂直偏向
用カウンター、26……線陰極駆動回路、27…
…メモリ、28……水平偏向用カウンター、29
……メモリ、30……色復調回路、31a〜31
n……サンプルホールド回路、32a〜32n…
…メモリ、33……基準クロツク発振器、34…
…サンプリングパルス発生回路、35a〜35n
……スイツチング回路、36……スイツチングパ
ルス発生回路、37a〜37n……PWM回路、
38……D/A変換器、39……D/A変換器、
40……垂直偏向駆動回路、41……水平偏向駆
動回路、42……偏向用パルス発生回路、43,
44,94……抵抗、91……差成分検出回路、
92……直流成分検出回路、93……振動・輝度
差検出回路、49……フイードバツクドライブ回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電子ビーム発生源としての複数の線陰極と、 一定時間電子ビームを放出すべく制御される線
    陰極以外の他の線陰極からの電子ビームの発生を
    抑止し、かつ、発生された電子ビームを前方向だ
    けに向けて押し出す作用をする背面電極と、 上記電子ビームが照射されることにより発光す
    る蛍光体を有するスクリーンと、 上記線陰極で発生された電子ビームを集束する
    垂直集束電極と、 上記電子ビームを上記スクリーンに至るまでの
    間で偏向する静電形の偏向電極と、 上記電子ビームを上記スクリーンに照射する量
    を制御して発光強度を制御する制御電極とを備え
    た表示素子を設け、 上記各線陰極が放出するビーム電流を検出する
    第一の検出手段と、 上記垂直集束電流に流入するビーム電流の大き
    さを検出する第二の検出手段と、 上記第一、第二の検出手段の出力信号の差成分
    を検出する差成分検出手段とを設け、 この差成分検出手段の検出出力信号を上記背面
    電極にフイードバツクして上記差成分が一定にな
    るようにするとともに、 上記背面電極は抵抗体で構成し、線陰極の架張
    方向と同じ方向の背面電極の両端に直流の背面電
    極電圧を、中央部分に上記フイードバツク電圧を
    おのおの供給することにより、上記背面電極に印
    加するフイードバツク信号の振幅を中央部分で大
    きく、端部で小さくしたことを特徴とする画像表
    示装置。
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