JPH0337758Y2 - - Google Patents

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JPH0337758Y2
JPH0337758Y2 JP1983024816U JP2481683U JPH0337758Y2 JP H0337758 Y2 JPH0337758 Y2 JP H0337758Y2 JP 1983024816 U JP1983024816 U JP 1983024816U JP 2481683 U JP2481683 U JP 2481683U JP H0337758 Y2 JPH0337758 Y2 JP H0337758Y2
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brushing
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brush
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂成形品のブラツシング装置に
関する。詳しくはブロツク状合成樹脂成形品に付
着した汚れを落とすためのブラツシング装置に関
する。
合成樹脂成形品、特に屋外で使用する合成樹脂
成形品は泥や塵が付隊して汚れやすく、外観、衛
生性等の点から問題がある。このような汚れた合
成樹脂成形品は通常、洗剤や水等で洗浄すること
が行なわれているが、水等で洗浄すれば成形品に
水滴が付着しすぐには使用できず、一旦屋内等に
放置して乾燥するか後工程として乾燥装置等を設
けて乾燥を行なわねばならず工程的に大規模なも
のとなり、また洗剤を使用する場合等には洗剤の
廃棄処理等の問題があつた。
本考案者等はブロツク状合成樹脂成形品の汚れ
を落すため種々検討の結果、合成樹脂成形品の場
合、合成樹脂の性質上汚れは合成樹脂の内部にま
で浸み込むことは少なく、外表面に付着している
ものが主な汚れであることを勘案し、水洗等を行
なうことなくブラシで汚れを掻き落とすようにす
ればほとんど完全に汚れを除去し得ることを見出
し、本考案を完成した。
すなわち、本考案の要旨は実質的に外部と遮断
されたブラツシング室、合成樹脂成形品を前記ブ
ラツシング室を通過させる合成樹脂成形品移送機
構、ブラツシング室内に設けられたブロツク状合
成樹脂成形品の全表面をブラツシングするブラツ
シング機構、ブラツシング室の壁部に設けられた
粉塵吸引口、該吸引口に接続された粉塵吸引装
置、粉塵吸引口が設けられた位置と離れた位置に
設けられた空気導入口、ブラツシング室底部に設
けられた合成樹脂成形品から落下した異物を排出
する異物排出口とからなり、ブラツシング室内の
合成樹脂成形品の上下面をブラツシングする部分
には、合成樹脂成形品の対向する側面を押圧保持
して移動させる装置を設けたことを特徴とする合
成樹脂成形品のブラツシング装置に存する。
以下、図面を用いて本考案の装置の一例につき
更に詳細に説明するが本考案はその要旨を越えな
い限り以下の説明に限定されるものではない。
第1図は本考案の装置(ただし、上下両表面以
外のブラシを省略してある)の一例を示す一部縦
断面側面図、第2図は本考案の装置の他の一例を
示す一部縦断面側面図、第3図は本考案の装置の
移送機構の一例を示す平面図、第4図イ,ロ、第
5図イ,ロはブラツシング機構の一例を示す平面
図及び側面図、第6図イ,ロはブラツシング機構
におけるブラシの汚れ取り機構の一例を示す斜視
図及び側面図、第7図、第8図はブラシの汚れ取
り機構の他の一例を示す側面図、第9図、第10
図は吸着ロールの一例を示す斜視図、第11図は
吸着ロールの他の一例を示す側面図である。
図中1はブラツシング装置、2はデパレタイザ
ー、3は前処理装置、4はパレタイザー、5はパ
レツト(ブロツク状合成樹脂成形品)、6は移送
機構、7は大異物除却具、8,8′は吸着ロール、
9は加熱装置、10はブラツシング室、11は遮
断膜、12はブラシ、13は仕上げロール、14
は粉塵吸引口、15は粉塵吸引装置、16は粉塵
回収部、17は空気導入口、18は異物排出口、
19は異物回収容器、20上下動シリンダー、2
1,21′は側面保持板、22は移動路、23は
当て板、24は転移ロール、25はノズル。
本考案のブラツシング装置は付着した汚れをブ
ラシを用いて掻き落すような構造であるため、あ
まりに凹凸が激しくブラシが届かないような部分
の多いような製品には適さない。良好に用い得る
製品としては例えば、荷物運搬用のパレツトのよ
うに上下面にデツキボードを有し、これを柱状体
で接続したようなもののように、表面が比較的平
滑なブロツク状等の成形品が挙げられる。
本考案の装置につき、その付属装置も交えて工
程順に説明するが、ブロツク状合成樹脂成形品5
はパレツトの場合で説明する。
第1図を用いてその工程順に説明するに、使用
され汚れたパレツト5は、デパレタイザー2から
一枚ずつ移送機構6上に供給する。この際デパレ
タイザーのパレツト5の側面部の汚れを除去する
ブラシ等を設けておいても良い。
デパレタイザー2から送り出されたパレツト5
は移送機構6により前処理装置3に送られる前処
理装置3には大きな異物を除去するためのゴム状
物からなる板状、すだれ状のもしくは剛毛状物等
からなるブラシ状の大異物除去具7が適宜個数設
けられておりここで大きな異物、例えば石コロ、
木片等を擦り取ると共に砂、ほこりなどもあらか
た取りさる。大異物除去具7はパレツト5の表面
に均一に当接するようスプリング、エアシリンダ
ー等の機構によりパレツト5に向つて付勢されて
いても良い。前処理装置3には更に吸着ロール
8,8′が設けられており、パレツト5に付着し
ている水分、油分等を吸着する。この吸着ロール
はスポンジ、布等の水や油を吸着する材質からな
る。この吸着ロール8,8′には水分等を乾燥す
るための加熱装置9等を設けておくのも好まし
い。
このようにして大きな異物や水分等を取除かれ
たパレツト5は、移送機構6によりブラツシング
装置1に送られる。
ブラツシング装置1は実質的に外部と遮断され
ている。例えばパレツト5が移送機構6によつて
ブラツシング室10に送り込まれる入口部にはゴ
ム、合成樹脂等の可撓性の材料からなる遮断膜1
1が設けられ、パレツトはこの遮断膜11を押し
のけるようにして送り込まれる。ブラツシング室
10にはブラシ12,12′等からなるブラツシ
ング機構が設けられており、移送機構6によつて
移送されるパレツト5の表面をブラツシングす
る。これによりパレツト5の表面に付着、固着等
していた泥、グリース状物等の汚れはブラシ1
2,12′により擦り取られる。ブラシ12,1
2′によつて擦り取られた汚れは粉塵としてブラ
ツシング室10内に一部浮遊するが、これは粉塵
吸引装置15が接続された粉塵吸引口14からブ
ラツシング室10外に取出される。ブラツシング
室10の粉塵吸引口から離れた位置には空気導入
口が設けられ、粉塵が良好に吸引口14から排出
されるようになつている。吸引された粉塵は粉塵
回収部に溜められ、適宜廃棄される。
一方ブラツシング室の底部に落下した泥の固ま
り等の汚れは底部の傾斜に沿つて集まり異物排出
口18から排出される。異物排出口18には異物
回収容器19が設けられており、適宜廃棄する。
第1図に示した装置ではブラツシング室10を
2室に区切り、後の部屋には仕上ロール13を設
けてある。仕上ロール13はブラシ12,12′
で掻き落された汚れが粉状のまま再度パレツトに
付着した場合の汚れを除去するものであり、微細
なほこり状の汚れを拭き取るため、スポンジ、布
等の材質からなるロールが用いられる。
又、仕上ロール前に、圧空及び真空で、パレツ
トに付着している汚れを吹きとばしたり、吸い上
げたりする機構を設けてもよい。
仕上ロール13によつて完全に汚れを拭き取ら
れたパレツトは遮断膜11を通つてブラツシング
室10外に出され、パレタイザーにより順次積み
上げられ保管される。
第2図に示された装置はブラツシング室10の
他の一例を示すものである。パレツト5がブラツ
シング室10の最初の部分に縦方向に設けられた
ブラシ12によりパレツトの側面の一方がブラツ
シングされ、次いで第2、第3のブラシ12,1
2の間で一旦停止させられる。停止したパレツト
5の下部には上下動シリンダー20が設けられて
おり、パレツト5を上下動することにより第2、
第3番目に横方向に設けられているブラシ12,
12によりパレツト5の他の側面をブラツシング
する。その後パレツト5は移送機構6により移送
され第3、第4番目及びその下方に設けられたブ
ラシ12,12…、により上下面がブラツシング
され全表面のブラツシングが行なわれるようにし
た装置である。
第3図に示したものは移送機構6の一例であ
る。第1図及び第2図に示した装置においてはパ
レツト5はチエーン状、ベルトコンベアー状等の
移送機構6にパレツト5を載置しているが、この
ような場合、パレツト5にチエーン等が当接して
いる部分にはブラシ12は当接せず汚れが落せな
いこととなる。第3図に示したものはこの点を改
良したものであり、第3図に示した装置はパレツ
ト5の上下面をブラツシングするブラシ12が設
けられている部分にはチエーンやコンベヤーを設
けず、油圧、空圧等により作動する側面保持板2
1,21′によりパレツトの対向する側面を押圧
保持しこの状態で移動路22を移動させることに
よりパレツトの両表面の全面をブラツシングする
ようにした装置である。
第4図イ,ロに示したものはブラシ12の変形
例であり、横形のブラシ12と縦型のブラシ12
と組合せたものであり、横形のブラシ12で掻き
落した汚れ縦形のブラシ12で側方に除去するよ
うな形態のものである。第5図イ,ロに示したも
のは縦形のブラシ12のみを複数個設けたもので
ある。この場合パレツト5の側方に位置するブラ
シ12は汚れをパレツトの側方に向つて除去する
ように回転させるのが望ましい。
なお縦形のブラシ12に空気吸引装置(図示せ
ず)等を接続しておき、掻き落した汚れを吸引回
収することも可能である。
第6図イ,ロに示したものはブラシ12に付着
した汚れを再度パレツトに付着させないための装
置であり、ブラシ12の一部に当接する当て板2
3を設けたものである。この当て板23によりブ
ラシ12に付着した汚れはあて板23に移行し、
当て板上に残留することとなる。当て板23には
残留する汚れを溜める条溝等が設けてあれば良
く、また、この条溝に溜つた汚れを取り除く吸引
装置(図示せず)等を設けても良い。
第7図、第8図に示したものは第6図に示した
と同様ブラシ12に付着した汚れを除去するため
の装置例であり、ブラシ12に付着した汚れを圧
空装置(図示せず)等で吹き飛ばしたり、真空装
置(図示せず)等で吸引したりするノズル25を
設けたのが第7図、ブラシ12の汚れを他のブラ
シに転移させるのが第8図である。
第9図〜第11図に示したものは第1図に示し
た吸着ロール8の他例であり、吸着ロール8を無
端ベルト状とし、加熱装置を設けやすくしたもの
が第9図、吸着ロール8で吸着した水分等をしぼ
り出すための当て板23を設けたのが第10図、
吸着ロール8で吸着した水分等を転移ロール24
に移しこれを加熱装置9により乾燥するようにし
たのが第11図である。
このように本考案の装置によれば水等を使用せ
ずにパレツト(ブロツク状合成樹脂成形品)全表
面の汚れを除去することが可能となり、水洗に付
随して必要となる乾燥工程等を必要とせず、また
洗剤等の廃棄処理を問題することなく実用上大変
優れた装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一例を示す一部縦断面
側面図、第2図は本考案の装置の他の一例を示す
一部縦断面側面図、第3図は本考案の装置の移送
機構の一例を示す平面図、第4図イ,ロ、第5図
イ,ロはブラツシング機構の一例を示す平面図及
び側面図、第6図はイ,ロはブラツシング機構に
おけるブラシの汚れ取り機構の一例を示す斜視図
及び側面図、第7図、第8図はブラシの汚れ取り
機構の他の一例を示す側面図、第9図、第10図
は吸着ロールの一例を示す斜視図、第11図は吸
着ロールの他の一例を示す側面図である。 図中1はブラツシング装置、2はデパレタイザ
ー、3は前処理装置、4はパレタイザー、5はパ
レツト(ブロツク状合成樹脂成形品)、6は移送
機構、10はブラツシング室、11は遮断膜、1
2はブラシ、14は粉塵吸引口、15は粉塵吸引
装置、17は空気導入口、18は異物排出口をそ
れぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 実質的に外部と遮断されたブラツシング室、合
    成樹脂成形品を前記ブラツシング室を通過させる
    合成樹脂成形品移送機構、ブラツシング室内に設
    けられたブロツク状合成樹脂成形品の全表面をブ
    ラツシングするブラツシング機構、ブラツシング
    室の壁部に設けられた粉塵吸引口、該吸引口に接
    続された粉塵吸引装置、粉塵吸引口が設けられた
    位置と離れた位置に設けられた空気導入口、ブラ
    ツシング室底部に設けられた合成樹脂成形品から
    落下した異物を排出する異物排出口とからなり、
    ブラツシング室内の合成樹脂成形品の上下面をブ
    ラツシングする部分には、合成樹脂成形品の対向
    する側面を押圧保持して移動させる装置を設けた
    ことを特徴とする合成樹脂成形品のブラツシング
    装置。
JP2481683U 1983-02-22 1983-02-22 合成樹脂成形品のブラツシング装置 Granted JPS59131285U (ja)

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JP2481683U JPS59131285U (ja) 1983-02-22 1983-02-22 合成樹脂成形品のブラツシング装置

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JPS59131285U JPS59131285U (ja) 1984-09-03
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Families Citing this family (3)

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JP5191785B2 (ja) * 2008-04-17 2013-05-08 紀伊産業株式会社 クリーニング装置およびクリーニング方法
CN102489457B (zh) * 2011-12-01 2014-06-11 奇瑞汽车股份有限公司 叠片电池极片除尘装置
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JPS5527097A (en) * 1978-07-05 1980-02-26 Saint Gobain Method of cleaning sheet in plastic and its device
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