JPH0337647B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0337647B2 JPH0337647B2 JP13144585A JP13144585A JPH0337647B2 JP H0337647 B2 JPH0337647 B2 JP H0337647B2 JP 13144585 A JP13144585 A JP 13144585A JP 13144585 A JP13144585 A JP 13144585A JP H0337647 B2 JPH0337647 B2 JP H0337647B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vane
- shaft
- pressure chamber
- motor
- motor body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 26
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 3
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/12—Characterised by the construction of the motor unit of the oscillating-vane or curved-cylinder type
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ベーン型揺動モータに関するもので
あり、さらに詳しくは、ベーン型揺動モータにお
けるシヤフトのシール機構に関するものである。
あり、さらに詳しくは、ベーン型揺動モータにお
けるシヤフトのシール機構に関するものである。
第2図に示すような構成のベーン型揺動モー
タ、即ち、ストツパ3を設けた圧力室2及びシヤ
フト挿通孔4を有するモータ本体1と、上記圧力
室2に挿入される羽根板7及び上記シヤフト挿通
孔4からモータ本体1外に突出するシヤフト8を
備えたベーン6とより成り、上記羽根板7とスト
ツパ3との間の圧力室2に圧力流体を給排してベ
ーン6を揺動させるようにしたベーン型揺動モー
タは、既に公知である。
タ、即ち、ストツパ3を設けた圧力室2及びシヤ
フト挿通孔4を有するモータ本体1と、上記圧力
室2に挿入される羽根板7及び上記シヤフト挿通
孔4からモータ本体1外に突出するシヤフト8を
備えたベーン6とより成り、上記羽根板7とスト
ツパ3との間の圧力室2に圧力流体を給排してベ
ーン6を揺動させるようにしたベーン型揺動モー
タは、既に公知である。
このようなベーン型揺動モータにおいては、第
3図に示すように、上記モータ本体1とベーン6
とが、シヤフト8に装着した合成ゴム等の弾性材
製のシール部材9によつてシールされると同時
に、Oリング10によつてもシールされており、
特に、シヤフト8のシール部材9がモータ本体1
のシヤフト挿通孔4を形成する張出縁4aに対し
てシールに必要な比較的広い面で圧接している。
そのため、この張出縁4aとシール部材9との間
の摩擦抵抗が大きくなり、しかもそのシール部材
9が合成ゴム等の弾性材で作られているため、仕
上り寸法を正確にすることが困難で、特性にばら
つきが生じ易く、従つてモータ本体に供給する流
体圧を高くしなければ、モータを安定的に動作さ
せることができなかつた。
3図に示すように、上記モータ本体1とベーン6
とが、シヤフト8に装着した合成ゴム等の弾性材
製のシール部材9によつてシールされると同時
に、Oリング10によつてもシールされており、
特に、シヤフト8のシール部材9がモータ本体1
のシヤフト挿通孔4を形成する張出縁4aに対し
てシールに必要な比較的広い面で圧接している。
そのため、この張出縁4aとシール部材9との間
の摩擦抵抗が大きくなり、しかもそのシール部材
9が合成ゴム等の弾性材で作られているため、仕
上り寸法を正確にすることが困難で、特性にばら
つきが生じ易く、従つてモータ本体に供給する流
体圧を高くしなければ、モータを安定的に動作さ
せることができなかつた。
本発明は、モータ本体とシヤフトのシール部材
との間のシールを、小さいシール面積において確
実に行い得るようにして、シール面における摩擦
抵抗を減少させ、それによつてベーン型揺動モー
タを低い流体圧で揺動可能にすることを、解決す
べき問題点とするものである。
との間のシールを、小さいシール面積において確
実に行い得るようにして、シール面における摩擦
抵抗を減少させ、それによつてベーン型揺動モー
タを低い流体圧で揺動可能にすることを、解決す
べき問題点とするものである。
本発明は、上述したベーン型揺動モータにおい
て、圧力室内面のシヤフト挿通孔近くに、シヤフ
トの軸線方向に突出する環状の突条を設け、上記
突条をシヤフトに装着したシール部材に対して押
入状態に圧接し、それによつて、上記問題点を解
決したものである。
て、圧力室内面のシヤフト挿通孔近くに、シヤフ
トの軸線方向に突出する環状の突条を設け、上記
突条をシヤフトに装着したシール部材に対して押
入状態に圧接し、それによつて、上記問題点を解
決したものである。
モータ本体の圧力室内面のシヤフト挿通孔近く
に設けた環状で幅の狭い突条が、シヤフトのシー
ル部材に押入状態に圧接するので、モータ本体と
シヤフトとは狭い面積でシールされ、その間の摩
擦抵抗も小さくなる。
に設けた環状で幅の狭い突条が、シヤフトのシー
ル部材に押入状態に圧接するので、モータ本体と
シヤフトとは狭い面積でシールされ、その間の摩
擦抵抗も小さくなる。
本発明は、前述の第2図に示すような基本的構
成を有するベーン型揺動モータにおいて、その軸
シール機構を第1図に示すように改良したもので
ある。
成を有するベーン型揺動モータにおいて、その軸
シール機構を第1図に示すように改良したもので
ある。
第2図のベーン型揺動モータの構成について補
足的に説明すると、モータ本体1は、二つのボデ
イ12,12をボルト13,……によつて結合一
体化したものであり、このモータ本体1内の圧力
室2における偏心位置には係止孔14,14が設
けられ、該係止孔14,14にストツパ3の係止
突部15,15を嵌着することにより、圧力室2
内にストツパ3を取付けている。
足的に説明すると、モータ本体1は、二つのボデ
イ12,12をボルト13,……によつて結合一
体化したものであり、このモータ本体1内の圧力
室2における偏心位置には係止孔14,14が設
けられ、該係止孔14,14にストツパ3の係止
突部15,15を嵌着することにより、圧力室2
内にストツパ3を取付けている。
ベーン6は、そのシヤフト8上に羽根板7が固
着されたベーン円柱部17を有し、このベーン円
柱部17を上記ストツパ3に設けたシール材18
と気密に、しかも摺動可能に接触させ、両端側に
シール部材9を有するシヤフト8を、シヤフト挿
通孔4に嵌着した軸受け19を通してモータ本体
1の外部に突出させている。
着されたベーン円柱部17を有し、このベーン円
柱部17を上記ストツパ3に設けたシール材18
と気密に、しかも摺動可能に接触させ、両端側に
シール部材9を有するシヤフト8を、シヤフト挿
通孔4に嵌着した軸受け19を通してモータ本体
1の外部に突出させている。
なお、モータ本体1におけるストツパ3の両側
には、図示を省略しているが、それぞれ圧力流体
を給排するポートが設けられている。
には、図示を省略しているが、それぞれ圧力流体
を給排するポートが設けられている。
このような構成を有するベーン型揺動モータに
おいて、上記モータ本体1の圧力室2には、第1
図に詳細に示すように、その内面のシヤフト挿通
孔4近くに、シヤフト8の軸線方向に突出する環
状の突条21を設け、上記突条21をシヤフト8
に装着したシール部材23に対して押入状態に圧
接している。上記突条21は、その幅が狭く、平
面状に成形したシール部材23の表面に対して図
示したような凹入部を生じる程度に局部的に圧接
し、効果的なシールを行うものであり、しかも比
較的接触面積が小さいことから、シール部材23
との間の摩擦力が非常に小さいものになる。な
お、シール部材23に対する突条21の圧接位置
は、できるだけ半径方向外側として、上記突条2
1以外の部分のシール部材23に対する接触面積
を大きくしないのが望ましい。上記シール部材2
3は、断面4角形状で環状に形成したものであ
り、特にすぐれた寸法精度を必要とするものでは
ない。
おいて、上記モータ本体1の圧力室2には、第1
図に詳細に示すように、その内面のシヤフト挿通
孔4近くに、シヤフト8の軸線方向に突出する環
状の突条21を設け、上記突条21をシヤフト8
に装着したシール部材23に対して押入状態に圧
接している。上記突条21は、その幅が狭く、平
面状に成形したシール部材23の表面に対して図
示したような凹入部を生じる程度に局部的に圧接
し、効果的なシールを行うものであり、しかも比
較的接触面積が小さいことから、シール部材23
との間の摩擦力が非常に小さいものになる。な
お、シール部材23に対する突条21の圧接位置
は、できるだけ半径方向外側として、上記突条2
1以外の部分のシール部材23に対する接触面積
を大きくしないのが望ましい。上記シール部材2
3は、断面4角形状で環状に形成したものであ
り、特にすぐれた寸法精度を必要とするものでは
ない。
さらに、シヤフト挿通孔4における軸端側に
は、上述のOリング10によつてシールされるシ
ール面24を設け、さらにそのシール面24より
も軸端側に、上述の軸受け19を嵌着した軸受け
挿着部25が形成されている。
は、上述のOリング10によつてシールされるシ
ール面24を設け、さらにそのシール面24より
も軸端側に、上述の軸受け19を嵌着した軸受け
挿着部25が形成されている。
上記実施例において、羽根板7はベーン円柱部
17に固着した芯金の外周を合成ゴム等の可撓性
材26で被覆することにより形成しているが、こ
の羽根7の可撓性材26とシール部材23とを一
体に成形することもできる。
17に固着した芯金の外周を合成ゴム等の可撓性
材26で被覆することにより形成しているが、こ
の羽根7の可撓性材26とシール部材23とを一
体に成形することもできる。
このようなベーン型揺動モータにおいて、モー
タ本体1のストツパ3の両側にそれぞれ形成され
ている図示を省略したポートから圧力流体を給排
すると、ベーン6は圧力室2内で揺動することに
なるが、このベーン6の揺動に際し、シヤフト8
のシール部材23に対して、モータ本体1の圧力
室2内面の突条21が押入状態に圧接し、両者間
をシールしているので、圧力室2に供給された圧
力流体が圧力室2から漏洩するのが効果的に防止
される。また、上述のシール部分はその幅が狭い
ので、シールが確実なものでありながら、シール
面相互間の摩擦力が小さく、従つてベーン6の揺
動に対する摩擦抵抗が小さくなつて、供給流体の
圧力が比較的低圧であつてもベーン6が支障なく
揺動することになる。
タ本体1のストツパ3の両側にそれぞれ形成され
ている図示を省略したポートから圧力流体を給排
すると、ベーン6は圧力室2内で揺動することに
なるが、このベーン6の揺動に際し、シヤフト8
のシール部材23に対して、モータ本体1の圧力
室2内面の突条21が押入状態に圧接し、両者間
をシールしているので、圧力室2に供給された圧
力流体が圧力室2から漏洩するのが効果的に防止
される。また、上述のシール部分はその幅が狭い
ので、シールが確実なものでありながら、シール
面相互間の摩擦力が小さく、従つてベーン6の揺
動に対する摩擦抵抗が小さくなつて、供給流体の
圧力が比較的低圧であつてもベーン6が支障なく
揺動することになる。
本発明においては、モータ本体のシヤフト挿通
孔にシヤフトを挿嵌した際、圧力室内面の幅が狭
い突条がシール部材に押入されて、効果的にシー
ルされ、またモータ本体とシヤフト間のシール面
積が小さく、両者間の摩擦抵抗が小さくなるの
で、低圧の圧力流体によつて支障なくベーンを駆
動することができる。
孔にシヤフトを挿嵌した際、圧力室内面の幅が狭
い突条がシール部材に押入されて、効果的にシー
ルされ、またモータ本体とシヤフト間のシール面
積が小さく、両者間の摩擦抵抗が小さくなるの
で、低圧の圧力流体によつて支障なくベーンを駆
動することができる。
第1図は本発明の実施例の要部の拡大断面図、
第2図はベーン型揺動モータの基本構成を示す縦
断正面図、第3図は従来のシール機構の拡大断面
図である。 1……モータ本体、2……圧力室、3……スト
ツパ、4……シヤフト挿通孔、6……ベーン、7
……羽根板、8……シヤフト、9,23……シー
ル部材、21……突条。
第2図はベーン型揺動モータの基本構成を示す縦
断正面図、第3図は従来のシール機構の拡大断面
図である。 1……モータ本体、2……圧力室、3……スト
ツパ、4……シヤフト挿通孔、6……ベーン、7
……羽根板、8……シヤフト、9,23……シー
ル部材、21……突条。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ストツパを設けた圧力室及びシヤフト挿通孔
を有するモータ本体と、上記圧力室に挿入された
羽根板及び上記シヤフト挿通孔からモータ本体外
に突出するシヤフトを備えたベーンとより成り、 上記モータ本体とベーンとは、シヤフトに装着
した弾性材製のシール部材でシールされており、 上記羽根板とストツパとの間の圧力室に圧力流
体を給排してベーンを揺動させるベーン型揺動モ
ータにおいて、 上記圧力室内面のシヤフト挿通孔近くに、シヤ
フトの軸線方向に突出する環状の突条を設け、上
記突条をシヤフトに装着したシール部材に対して
押入状態に圧接したことを特徴とするベーン型揺
動モータにおける軸シール機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13144585A JPS61290213A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | ベ−ン型揺動モ−タにおける軸シ−ル機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13144585A JPS61290213A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | ベ−ン型揺動モ−タにおける軸シ−ル機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61290213A JPS61290213A (ja) | 1986-12-20 |
JPH0337647B2 true JPH0337647B2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=15058118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13144585A Granted JPS61290213A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | ベ−ン型揺動モ−タにおける軸シ−ル機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61290213A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE531117C2 (sv) * | 2006-10-16 | 2008-12-23 | Atlas Copco Tools Ab | Pneumatisk lamellmotor |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP13144585A patent/JPS61290213A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61290213A (ja) | 1986-12-20 |
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