JPH0337337Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337337Y2
JPH0337337Y2 JP16443585U JP16443585U JPH0337337Y2 JP H0337337 Y2 JPH0337337 Y2 JP H0337337Y2 JP 16443585 U JP16443585 U JP 16443585U JP 16443585 U JP16443585 U JP 16443585U JP H0337337 Y2 JPH0337337 Y2 JP H0337337Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillars
pillar
floor
flooring material
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16443585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6273039U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16443585U priority Critical patent/JPH0337337Y2/ja
Publication of JPS6273039U publication Critical patent/JPS6273039U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337337Y2 publication Critical patent/JPH0337337Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、床スラブ上等に敷き詰めてケーブ
ル配線をその下に行なうアクセスフロア等の床材
に関するものである。
〔背景技術〕
従来、アクセスフロアの床材として、第5図お
よび第6図に示す4脚式のものと、第7図に示す
多脚式のものとがある。
第5図および第6図の例は、それぞれ床面板1
0の4隅に脚柱11,11’を設けたものであ
り、各脚柱11,11’の下端は大径に形成され
ている。
第7図の例は、多数枚の板状の脚柱12を平行
に設けたものである。脚柱12には配線挿通切欠
13が形成されている。
しかし、これらには次の欠点がある。
第5図および第6図の例は床面板10の下方の
スペースが大きいので配線施工は容易であるが、
脚柱11,11’の間隔が広いため、床面板10
上にかかる荷重に対して床面板10の強度を上げ
る必要がある。そのため、材料コストが増大し、
また重量増となる。
第7図の例は、前記と逆に、多脚式であるた
め、荷重に対しては良いが、配線施工が難しい。
その理由は、ケーブル14を脚柱12間の狭い隙
間に通したり、切欠き13に通したりしなければ
ならないためである。多くの場合、ケーブルは符
号14’で示すように、脚柱12下に敷かれ易
く、脚柱12の間や、切欠13へ通すための修正
が大変である。
〔考案の目的〕
この考案は、ケーブルを踏むことなく、簡単に
敷設が行なえ、かつ床面上の荷重を分散支持でき
て、あまり強度を必要とせず、安価に製造できる
床材を提供することを目的とする。
〔考案の開示〕
この考案の床材は、床面板と、この床面板の下
面の全体に分布して突設されて各々先端が点状ま
たは球面状に細くなつた多数本の脚柱とを備えた
ものである。
この考案の構成によれば、多数本の脚柱を床面
板の全体に分散して設けているので、床面板上の
荷重を分散して支持できる。そのため、床面板や
脚柱にあまり強度を必要とせず、安価に製造でき
る。
また、多数本の脚柱を設けているが、各脚柱は
先端が点状または球面状に細くなったものである
ため、敷設するときにケーブルが脚柱の下に位置
していても、この床材を左右に振るなどすれば、
ケーブルが脚柱の先端で自然に横へ避けられる。
そのため、ケーブルを脚柱で踏むことなく、簡単
にこの床材の敷設が行なえる。
実施例 この考案の一実施例を第1図および第2図に基
づいて説明する。この床材は、床面板1と、この
床面板1の下面の全体に分布して突設されて各々
先端が球面状に細くなった多数本の脚柱2とを備
えたものである。第1図において、床面板1は一
部を切欠いて立上がらせてあるが、床面板1は平
坦な正方形のものである。床面板1は表面パネル
3と裏面パネル4とからなり、脚柱2は裏面パネ
ル4に一体に成形してある。表面板3はスクエア
カーペツトあるいはプラスチツクタイルのように
仕上げてある。各脚柱2は4角錐状のものであ
り、角稜線部分は丸みをつけてある。脚柱2は縦
横に整列して密に設けてある。
この構成によると、各床材は第2図のようにコ
ンクリートスラブ等の床下地面5上に縦横に敷き
つめられる。この場合、床面板1と脚柱2が一体
となつているので、敷設が簡単にできる。この床
材は、多数本の脚柱2を床面板1の全体に分布し
て設けているので、床面板1上の荷重を分散して
支持できる。そのため、床面板1や脚柱2にあま
り強度を必要とせず、安価に製造できる。
また、ケーブル6を配線した後にこの床材を敷
く場合でも、各脚柱2は先端が球面状に細くなっ
たものであるため、ケーブル6を踏むことが避け
られる。すなわち、敷設するときにケーブル6が
第2図Aのように脚柱の下に位置していても、床
材を軽く左右に振るだけで、ケーブル6が脚柱2
の先端で自然に横へ避けられる(第2図B)。そ
のため、ケーブル6を脚柱2で踏むことなく、簡
単にこの床材の敷設が行なえる。したがつて、迅
速に敷設が行なえる。各脚柱2は先端や稜線部分
に丸みをつけてあるので、ケーブル6を傷つける
ことがない。
なお、前記実施例では脚柱2を四角錐状とした
が、円錐状としてもよく、また第3図のように先
端が漸次曲線状に細くなつた横断面円形または多
角形状の脚柱2’でもよい。さらに、第4図のよ
うに、先端部が球面状となり、上部が円柱または
各柱となつた脚柱2”であってもよい。
〔考案の効果〕
この考案の床材は、多数本の脚柱を床面板の全
体に分散して設けているので、床面板上の荷重を
分散して支持できる。そのため、床面板や脚柱に
あまり強度を必要とせず、安価に製造できる。
また、多数本の脚柱を設けているが、各脚柱
は、先端が点状または球面状に細くなったもので
あるため、敷設するときにケーブルが脚柱の下に
位置していても、この床材を左右に振るなどすれ
ば、ケーブルが脚柱の先端で自然に横へ避けられ
る。そのため、ケーブルを脚柱で踏むことなく、
簡単にこの床材の敷設が行なえるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の破断斜視図、第
2図はその敷設説明図、第3図および第4図はそ
れぞれ他の実施例の部分断面図、第5図は従来例
の斜視図、第6図は他の従来例の斜視図、第7図
はさらに他の従来例の斜視図である。 1……床面板、2……脚柱、3……表面パネ
ル、4……裏面パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床面板と、この床面板の下面の全体に分布して
    突設されて各々先端が点状または球面状に細くな
    つた多数本の脚柱とを備えた床材。
JP16443585U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPH0337337Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16443585U JPH0337337Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16443585U JPH0337337Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6273039U JPS6273039U (ja) 1987-05-11
JPH0337337Y2 true JPH0337337Y2 (ja) 1991-08-07

Family

ID=31093550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16443585U Expired JPH0337337Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0337337Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6273039U (ja) 1987-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4745715A (en) Elevated floor plate
US4825603A (en) Elevated floor plate
US5228252A (en) Floor panel used in raised flooring with interlocking domes
JPH0337337Y2 (ja)
GB2030630A (en) Floor Tile
JPH0743344Y2 (ja) フリーアクセスフロアー材
JPH0651371U (ja) 配線統合下敷きパネル装置
JPH08120605A (ja) ユニット床材
JPH0519628B2 (ja)
JP3283101B2 (ja) 二重床の支持脚ユニット及び二重床構造
JPH035622Y2 (ja)
JPH068586U (ja) 二重床構造
JPH0613945Y2 (ja) フリーアクセスフロア用床パネルの緩衝構造
JPH07305442A (ja) ユニット支持脚を用いた戸建住宅の床施工方法
JP2514051Y2 (ja) 床構造
JPH03221661A (ja) 二重床下地構造
JPH0460047A (ja) 勾配屋根下地の構造および施工法
JP3359151B2 (ja) ユニット支持脚を用いた戸建住宅の床施工方法
JPH0726698A (ja) 置敷式二重床材連結用台座、それを用いた二重床および二重床構造体
JPS62129456A (ja) 二重床の施工方法
JPH0978807A (ja) 畳ユニットおよび該ユニットを用いた畳床構造
JPH0287852U (ja)
JPH0747882B2 (ja) 配線床構造
JPH06193164A (ja) 間仕切り壁の取り付け構造
JPH10280654A (ja) 溝配線式二重床システム