JPH0337000Y2 - - Google Patents
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- JPH0337000Y2 JPH0337000Y2 JP1725585U JP1725585U JPH0337000Y2 JP H0337000 Y2 JPH0337000 Y2 JP H0337000Y2 JP 1725585 U JP1725585 U JP 1725585U JP 1725585 U JP1725585 U JP 1725585U JP H0337000 Y2 JPH0337000 Y2 JP H0337000Y2
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- color
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、複数の感光体ドラムを用い、それぞ
れ色分解した画像を作成して、それらを一つの用
紙に複数回転写することにより、カラー複写を得
る形式のカラー画像形成装置に関するものであ
る。
れ色分解した画像を作成して、それらを一つの用
紙に複数回転写することにより、カラー複写を得
る形式のカラー画像形成装置に関するものであ
る。
従来技術
従来、複数の感光体ドラムを備えたカラー複写
機においては、各感光体ドラムへの色分解原稿ト
ナー像を形成後、感光体ドラムを逆転させ、転写
紙を原稿載置台送り方向に転写ベルトで移送する
ことにより前記色分解トナー像を転写紙に順次転
写してカラー複写を得るようにしたものが提案さ
れている。しかし、いずれかの感光体の露光工程
中、他の感光体を反転させると駆動系の負荷変動
が生じたり、また、転写工程中に行われる原稿載
置台のストツプ、リターン動作による負荷変動の
影響で、ジツターが発生し、転写画像の色ズレが
生じることがある。そこで、上記不都合を解消す
るため、作像転写中に感光体ドラムを逆転させる
ことなく、一方向のみの回転とすると共に歯車機
構によつてすべての感光体ドラムを連結・連動す
るようにし、しかも原稿載置台のストツプ、リタ
ーンのタイミングを、たとえ発生しても比較的に
色ズレの目立たないイエロー画像転写工程中に合
わせるようにして、色ズレの生じないまたは目立
たない良好なカラー複写を得ることができるカラ
ー複写機が新しく開発されてきた。
機においては、各感光体ドラムへの色分解原稿ト
ナー像を形成後、感光体ドラムを逆転させ、転写
紙を原稿載置台送り方向に転写ベルトで移送する
ことにより前記色分解トナー像を転写紙に順次転
写してカラー複写を得るようにしたものが提案さ
れている。しかし、いずれかの感光体の露光工程
中、他の感光体を反転させると駆動系の負荷変動
が生じたり、また、転写工程中に行われる原稿載
置台のストツプ、リターン動作による負荷変動の
影響で、ジツターが発生し、転写画像の色ズレが
生じることがある。そこで、上記不都合を解消す
るため、作像転写中に感光体ドラムを逆転させる
ことなく、一方向のみの回転とすると共に歯車機
構によつてすべての感光体ドラムを連結・連動す
るようにし、しかも原稿載置台のストツプ、リタ
ーンのタイミングを、たとえ発生しても比較的に
色ズレの目立たないイエロー画像転写工程中に合
わせるようにして、色ズレの生じないまたは目立
たない良好なカラー複写を得ることができるカラ
ー複写機が新しく開発されてきた。
目 的
本考案は、上記新規なカラー複写機において、
各感光体ドラムの帯電前の除電を、現像手段の色
トナーを透過する波長の光、即ち、現像手段のト
ナー色と補色関係にある色以外の光による光除電
を用いて効率よく、しかも完全に行うようにし
て、感光体上のトナー残渣のクリーニング条件を
整え、もつて品質の良好なカラー複写を得ようと
するものである。
各感光体ドラムの帯電前の除電を、現像手段の色
トナーを透過する波長の光、即ち、現像手段のト
ナー色と補色関係にある色以外の光による光除電
を用いて効率よく、しかも完全に行うようにし
て、感光体上のトナー残渣のクリーニング条件を
整え、もつて品質の良好なカラー複写を得ようと
するものである。
構 成
以下、本考案を図面に示すシアン、マゼンタ、
イエローの3色感光体ドラムによる転写ステーシ
ヨンを備えたカラー複写機による実施例に従つて
説明する。
イエローの3色感光体ドラムによる転写ステーシ
ヨンを備えたカラー複写機による実施例に従つて
説明する。
第1図は、本考案によるカラー複写機の概略構
成を示す断面図で、原稿照明装置、露光レンズ装
置、感光体ドラム、主帯電器、現像装置、転写前
チヤージヤ、転写チヤージヤ、クエンチンゲラン
プ、よりなる、例えば、それぞれの装置でシアン
現像、マゼンタ現像、イエロー現像が行われる3
個の電子写真装置が直列に設けられ、複写機上面
の原稿載置台に載せられた原稿が順次各電子写真
装置に送られ、露光され、3色に色分解された画
像が各感光体ドラム上に形成され、この各感光体
ドラム上のトナー顕像を、原稿載置台の露光のた
めの送り方向とは逆方向より転写ベルトに乗せて
送られる転写紙に、逆の順序で各感光体ドラムよ
り色分解像を転写されるように構成されている。
成を示す断面図で、原稿照明装置、露光レンズ装
置、感光体ドラム、主帯電器、現像装置、転写前
チヤージヤ、転写チヤージヤ、クエンチンゲラン
プ、よりなる、例えば、それぞれの装置でシアン
現像、マゼンタ現像、イエロー現像が行われる3
個の電子写真装置が直列に設けられ、複写機上面
の原稿載置台に載せられた原稿が順次各電子写真
装置に送られ、露光され、3色に色分解された画
像が各感光体ドラム上に形成され、この各感光体
ドラム上のトナー顕像を、原稿載置台の露光のた
めの送り方向とは逆方向より転写ベルトに乗せて
送られる転写紙に、逆の順序で各感光体ドラムよ
り色分解像を転写されるように構成されている。
そこで、原稿載置台に乗せられた原稿の露光順
序に従つて各電子写真装置を第1転写ステーシヨ
ン(シアン)C、第2転写ステーシヨン(マゼン
タ)M、第3転写ステーシヨン(イエロー)Yと
して説明する。
序に従つて各電子写真装置を第1転写ステーシヨ
ン(シアン)C、第2転写ステーシヨン(マゼン
タ)M、第3転写ステーシヨン(イエロー)Yと
して説明する。
第1図において、カラー複写機1上面に原稿載
置台2が左より右側に移送されつつ照明され、各
転写ステーシヨンで各感光体ドラム上に色分解さ
れた画像が形成されるように構成され、原稿載置
台2は次の工程に備えて最初の位置に復帰するよ
うになつている。
置台2が左より右側に移送されつつ照明され、各
転写ステーシヨンで各感光体ドラム上に色分解さ
れた画像が形成されるように構成され、原稿載置
台2は次の工程に備えて最初の位置に復帰するよ
うになつている。
第1転写ステーシヨンCは、原稿(赤色光)照
明装置3、露光レンズ装置4、感光体ドラム5
c、主帯電器6、現像装置7c、転写前チヤージ
ヤ(光除電でもよい)8、転写チヤージヤ9c、
クエンチングランプ10より構成され、原稿より
の画像を赤色露光してシアンのトナー像を感光体
ドラム5c上に形成し、後記する転写ベルト(マ
イラー100μ)11により移送されてくる転写紙
12にシアン像を転写し、クエンチングランプ1
0により帯電器前の光除電を行ない、再び主帯電
器6により感光体ドラム5cを帯電し、同じ作業
を繰り返えす構成となつている。但し、感光体ド
ラム上のトナー顕像が転写されるまでは、必要と
しない帯電器等は作動しないようにしておく。
明装置3、露光レンズ装置4、感光体ドラム5
c、主帯電器6、現像装置7c、転写前チヤージ
ヤ(光除電でもよい)8、転写チヤージヤ9c、
クエンチングランプ10より構成され、原稿より
の画像を赤色露光してシアンのトナー像を感光体
ドラム5c上に形成し、後記する転写ベルト(マ
イラー100μ)11により移送されてくる転写紙
12にシアン像を転写し、クエンチングランプ1
0により帯電器前の光除電を行ない、再び主帯電
器6により感光体ドラム5cを帯電し、同じ作業
を繰り返えす構成となつている。但し、感光体ド
ラム上のトナー顕像が転写されるまでは、必要と
しない帯電器等は作動しないようにしておく。
第2転写ステーシヨンMでは第1転写ステーシ
ヨンCと同様の作業を行うのであるが、ここで
は、緑色の露光でマゼンタのトナー像を感光体ド
ラム5m上に形成し、第3転写ステーシヨンYで
は青色露光を行ない、イエローのトナー像を感光
体ドラム5y上に形成する。
ヨンCと同様の作業を行うのであるが、ここで
は、緑色の露光でマゼンタのトナー像を感光体ド
ラム5m上に形成し、第3転写ステーシヨンYで
は青色露光を行ない、イエローのトナー像を感光
体ドラム5y上に形成する。
各感光体ドラムは、同一径Dで、メインモータ
13より歯車を介して駆動されるように構成さ
れ、また、各感光体ドラムの間隔は、ドラム円周
長さの半分(πD/2)とされており、各感光体
ドラム下面には、それぞれ転写チヤージヤ9c,
9m,9yが、各感光体ドラムに共通して接触す
る転写ベルト11を介して、それぞれの感光体ド
ラムに対面して設けられている。
13より歯車を介して駆動されるように構成さ
れ、また、各感光体ドラムの間隔は、ドラム円周
長さの半分(πD/2)とされており、各感光体
ドラム下面には、それぞれ転写チヤージヤ9c,
9m,9yが、各感光体ドラムに共通して接触す
る転写ベルト11を介して、それぞれの感光体ド
ラムに対面して設けられている。
この転写ベルト11は、原稿載置台2の露光の
ための移送方向とは逆方向に転写紙を移送するよ
うになつており、各感光体ドラムに接触するよう
支承ロール14,15に掛け渡されていて、その
一方の支承ロール14はメインモータ13よりタ
イミングベルト16により駆動され、この支承ロ
ール(ゴムロール)14の外側に設けた転写ベル
ト帯電装置17により帯電させられ、転写紙トレ
イ18よりレジストロール19を介して送られる
転写紙12を静電的に吸着して各ステーシヨンの
感光体ドラムに送り、各色のトナー像を転写チヤ
ージヤにより転写紙に転写した後、支承ロール
(分離ロール)15の曲率分離作用により転写紙
を定着装置20側に分離移送する。
ための移送方向とは逆方向に転写紙を移送するよ
うになつており、各感光体ドラムに接触するよう
支承ロール14,15に掛け渡されていて、その
一方の支承ロール14はメインモータ13よりタ
イミングベルト16により駆動され、この支承ロ
ール(ゴムロール)14の外側に設けた転写ベル
ト帯電装置17により帯電させられ、転写紙トレ
イ18よりレジストロール19を介して送られる
転写紙12を静電的に吸着して各ステーシヨンの
感光体ドラムに送り、各色のトナー像を転写チヤ
ージヤにより転写紙に転写した後、支承ロール
(分離ロール)15の曲率分離作用により転写紙
を定着装置20側に分離移送する。
なお、レジストロール19はタイミングベルト
16により支承ロール14と同様に駆動される。
16により支承ロール14と同様に駆動される。
また、転写ベルト11には補助支承ロール2
1,22が設けられ、転写ベルトが下方に撓むの
を防止しており、さらに、第1転写ステーシヨン
Cの感光体ドラム5cに対面する転写ベルトが、
必要時以外は感光体ドラム5cと接触しないよう
に、支承ロール15は、支軸23を支点として揺
動可能とした腕杆24により転写チヤージヤ9c
と共に下方に変位可能とされている。同様に、第
2転写ステーシヨンMにおける感光体ドラム5m
に対しても、補助支承ロール22の下方変位によ
り転写ベルト11が接触しない位置に下げられる
ようになつている。また、符号25は転写ベルト
の除電装置、26はクリーニング装置、27は必
要時以外露光部を閉じておくためのシヤツター、
である。
1,22が設けられ、転写ベルトが下方に撓むの
を防止しており、さらに、第1転写ステーシヨン
Cの感光体ドラム5cに対面する転写ベルトが、
必要時以外は感光体ドラム5cと接触しないよう
に、支承ロール15は、支軸23を支点として揺
動可能とした腕杆24により転写チヤージヤ9c
と共に下方に変位可能とされている。同様に、第
2転写ステーシヨンMにおける感光体ドラム5m
に対しても、補助支承ロール22の下方変位によ
り転写ベルト11が接触しない位置に下げられる
ようになつている。また、符号25は転写ベルト
の除電装置、26はクリーニング装置、27は必
要時以外露光部を閉じておくためのシヤツター、
である。
なお、各転写ステーシヨンにおいては、転写
後、バイアス切替による現像部でのクリーニング
が行なわれる。また、第1転写ステーシヨン、第
2転写ステーシヨンにおいては数回の現像が行わ
れることになるが、現像条件を適宜設定すればよ
い。同様に、第3転写ステーシヨン、第2転写ス
テーシヨンにおいては数回のクリーニングが行わ
れることになる。
後、バイアス切替による現像部でのクリーニング
が行なわれる。また、第1転写ステーシヨン、第
2転写ステーシヨンにおいては数回の現像が行わ
れることになるが、現像条件を適宜設定すればよ
い。同様に、第3転写ステーシヨン、第2転写ス
テーシヨンにおいては数回のクリーニングが行わ
れることになる。
上述したように本考案カラー複写機では各ステ
ーシヨン毎に、転写紙12にトナー像を転写し終
つた感光体には、それぞれクエンチングランプ1
0により光除電を施し、帯電前に残つている電位
を消去して、その後のクリーニングに備えるので
あるが、感光体上にトナー残渣が付着している
と、それは各ステーシヨン毎に異なる色が与えら
れているため、光除電の際、トナーに吸収される
色の光を用いて残留電位を消去しようとしても光
が感光体まで届かず効果的でない。
ーシヨン毎に、転写紙12にトナー像を転写し終
つた感光体には、それぞれクエンチングランプ1
0により光除電を施し、帯電前に残つている電位
を消去して、その後のクリーニングに備えるので
あるが、感光体上にトナー残渣が付着している
と、それは各ステーシヨン毎に異なる色が与えら
れているため、光除電の際、トナーに吸収される
色の光を用いて残留電位を消去しようとしても光
が感光体まで届かず効果的でない。
要するに、効率よく光除電をするためには、ト
ナーの色を透過して光が感光体にまで届くような
色の光を用いること、したがつて、感光体毎に異
なる色の光除電用光源を施すことが必要である。
ナーの色を透過して光が感光体にまで届くような
色の光を用いること、したがつて、感光体毎に異
なる色の光除電用光源を施すことが必要である。
そこで本考案カラー複写機では、
イエロー作像用感光体5yに対しては青系統以
外の色の光除電用光源、 マゼンタ作像用感光体5mの光除電について
は、緑系統以外の色の光源、 シアン作像用感光体5cに対する光除電の光源
の色は赤系統以外の色、 を、それぞれ用いることによつて、光除電方式を
用いて感光体上に残つたトナーに吸収される事な
く均一に、かつ効果的に感光体の残留電位を消去
することができるようにしている。
外の色の光除電用光源、 マゼンタ作像用感光体5mの光除電について
は、緑系統以外の色の光源、 シアン作像用感光体5cに対する光除電の光源
の色は赤系統以外の色、 を、それぞれ用いることによつて、光除電方式を
用いて感光体上に残つたトナーに吸収される事な
く均一に、かつ効果的に感光体の残留電位を消去
することができるようにしている。
すなわち、第1図示の各ステーシヨン毎に設置
されているクエンチングランプ10の光の色に対
して、それぞれ上述の条件に沿う色を与えるよう
にする。なお、これらの光源にはLED、発光素
子などを用いることができる。
されているクエンチングランプ10の光の色に対
して、それぞれ上述の条件に沿う色を与えるよう
にする。なお、これらの光源にはLED、発光素
子などを用いることができる。
ところで、各ステーシヨンの感光体に対し、上
記条件を満足する光除電用光源の色は、本実施例
カラー複写機の場合、隣接ステーシヨンにおける
原稿の色分解露光のための照明用光源3のそれと
一致しているので、同光源からの光を利用して帯
電前の光除電を行うようにした方式が考えられ
る。
記条件を満足する光除電用光源の色は、本実施例
カラー複写機の場合、隣接ステーシヨンにおける
原稿の色分解露光のための照明用光源3のそれと
一致しているので、同光源からの光を利用して帯
電前の光除電を行うようにした方式が考えられ
る。
第2図は、上記技術に沿う本考案カラー複写機
の別の実施例の要部側面図を示すものであるが、
同図は、第1図示の複写機側断面図における原稿
照明装置および感光体の光除電関連構成部材のみ
を摘出したものであるから、その添付符号は第1
図と同一なので改めて述べることをしない。ただ
し、図中、符号B,Gは、それぞれ青色光、緑色
光の、Rは赤色光の光源であることを示してい
る。
の別の実施例の要部側面図を示すものであるが、
同図は、第1図示の複写機側断面図における原稿
照明装置および感光体の光除電関連構成部材のみ
を摘出したものであるから、その添付符号は第1
図と同一なので改めて述べることをしない。ただ
し、図中、符号B,Gは、それぞれ青色光、緑色
光の、Rは赤色光の光源であることを示してい
る。
また、28は独立した光除電用光源であつて、
その光の色は青ないし緑である。前記光源28
は、第1図示の実施例におけるクエンチングラン
プ10に相当し、ただ、光の色に対して条件付け
られている。
その光の色は青ないし緑である。前記光源28
は、第1図示の実施例におけるクエンチングラン
プ10に相当し、ただ、光の色に対して条件付け
られている。
上記、独立した光除電用光源を第1転写ステー
シヨンに設置したのは、同ステーシヨンにおける
感光体の帯電前の光除電の位置的条件のために、
隣接するステーシヨンの原稿照明用光源からの光
を前記感光体上に誘導することが比較的に困難で
あることの理由による。もつとも光フアイバー束
などを用いて、同ステーシヨンの感光体の帯電前
光除電用の光を、他のステーシヨンの照明装置か
ら持ち来たす手段が無い事もないが、それは経済
的またはスペース、構造上からみて有利な方式を
採用すべきである。なお、同光源にはLED、発
光素子などを用いることができる。また、図示の
場合、隣接ステーシヨンの照明用光源からの光を
直接的に後段のステーシヨンの感光体の光除電位
置に投射しているが、必要に応じて、その間に光
路変更手段、たとえばミラー等を挿入して、中間
部材を迂回するようにして除電用の光を誘導して
も差支えない。
シヨンに設置したのは、同ステーシヨンにおける
感光体の帯電前の光除電の位置的条件のために、
隣接するステーシヨンの原稿照明用光源からの光
を前記感光体上に誘導することが比較的に困難で
あることの理由による。もつとも光フアイバー束
などを用いて、同ステーシヨンの感光体の帯電前
光除電用の光を、他のステーシヨンの照明装置か
ら持ち来たす手段が無い事もないが、それは経済
的またはスペース、構造上からみて有利な方式を
採用すべきである。なお、同光源にはLED、発
光素子などを用いることができる。また、図示の
場合、隣接ステーシヨンの照明用光源からの光を
直接的に後段のステーシヨンの感光体の光除電位
置に投射しているが、必要に応じて、その間に光
路変更手段、たとえばミラー等を挿入して、中間
部材を迂回するようにして除電用の光を誘導して
も差支えない。
以上、説明した実施例においては、3個の感光
体ドラムを備えた3つの転写ステーシヨンから成
るカラー複写機について述べて来たが、4個の転
写ステーシヨンを備えたカラー複写機の場合に
も、最終段にイエロー作像用感光体ドラムを配置
したステーシヨンを置いたタイプにすれば、上記
したものと同一の説明および技術範囲において、
光除電方式を適用することが可能であることは勿
論である。
体ドラムを備えた3つの転写ステーシヨンから成
るカラー複写機について述べて来たが、4個の転
写ステーシヨンを備えたカラー複写機の場合に
も、最終段にイエロー作像用感光体ドラムを配置
したステーシヨンを置いたタイプにすれば、上記
したものと同一の説明および技術範囲において、
光除電方式を適用することが可能であることは勿
論である。
効 果
本考案方式によれば各感光体に対する帯電前の
光除電の光源の色を各ステーシヨン毎に変えるこ
とによつて感光体上のトナー残渣の色の相違に関
係なく、感光体の表面にまで除電用の光が到達す
るようになるので、均一に、かつ効果的に残つた
電位の消去を行うことができて、その後のクリー
ニング効果が充分に奏され品質の高いカラー複写
を得ることができると共に、そのステーシヨンの
感光体に対する光除電のための光源の色の条件
と、隣接するステーシヨンに設置された原稿照明
装置の光源の色とがマツチするので、そこからの
投射光を感光体の光除電の光源として誘導、利用
するようにすれば、その為に改めて光源を設置す
ることを要しない。かつ、また、隣接ステーシヨ
ンの照明装置用光源からの光を利用するものであ
るから、投射光の誘導方法も簡単、容易である。
したがつて、第1図示のような独立した光除電用
光源を設けたものに比較して、部品点数の削減、
機体スペースの有効利用、組立工数の節減等、コ
ストダウンを図るためにも効果的である。
光除電の光源の色を各ステーシヨン毎に変えるこ
とによつて感光体上のトナー残渣の色の相違に関
係なく、感光体の表面にまで除電用の光が到達す
るようになるので、均一に、かつ効果的に残つた
電位の消去を行うことができて、その後のクリー
ニング効果が充分に奏され品質の高いカラー複写
を得ることができると共に、そのステーシヨンの
感光体に対する光除電のための光源の色の条件
と、隣接するステーシヨンに設置された原稿照明
装置の光源の色とがマツチするので、そこからの
投射光を感光体の光除電の光源として誘導、利用
するようにすれば、その為に改めて光源を設置す
ることを要しない。かつ、また、隣接ステーシヨ
ンの照明装置用光源からの光を利用するものであ
るから、投射光の誘導方法も簡単、容易である。
したがつて、第1図示のような独立した光除電用
光源を設けたものに比較して、部品点数の削減、
機体スペースの有効利用、組立工数の節減等、コ
ストダウンを図るためにも効果的である。
第1図は、本考案のカラー画像形成装置の実施
例の概略構成を示す全体的側断面図、第2図は、
同じく別の実施例の要部側断面図を示すものであ
る。 1……カラー複写機、3……原稿照明装置、4
……露光レンズ装置、5……感光体ドラム、6…
…主帯電器、7……現像兼クリーニング装置、1
0……クエンチングランプ、28……光除電用光
源、C……第1転写ステーシヨン(シアン)、M
……第2転写ステーシヨン(マゼンタ)、Y……
第3転写ステーシヨン(イエロー)、B……青色
光、G……緑色光、R……赤色光。
例の概略構成を示す全体的側断面図、第2図は、
同じく別の実施例の要部側断面図を示すものであ
る。 1……カラー複写機、3……原稿照明装置、4
……露光レンズ装置、5……感光体ドラム、6…
…主帯電器、7……現像兼クリーニング装置、1
0……クエンチングランプ、28……光除電用光
源、C……第1転写ステーシヨン(シアン)、M
……第2転写ステーシヨン(マゼンタ)、Y……
第3転写ステーシヨン(イエロー)、B……青色
光、G……緑色光、R……赤色光。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 感光体と 原稿画像を色分解し前記感光体に各分解色毎の
静電潜像を形成する手段と、 前記静電潜像を各色毎にイエロー、マゼンタ及
びシアントナーでそれぞれ現像する手段と、 前記各色現像像を各色毎に転写する手段と、 転写終了後、前記感光体に対し、前記各現像手
段のトナー色と補色関係にある色以外の光を照射
する手段とを有することを特徴とするカラー画像
形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1725585U JPH0337000Y2 (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | |
US06/817,041 US4746950A (en) | 1985-01-09 | 1986-01-08 | Color copier |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1725585U JPH0337000Y2 (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61132848U JPS61132848U (ja) | 1986-08-19 |
JPH0337000Y2 true JPH0337000Y2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=30504789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1725585U Expired JPH0337000Y2 (ja) | 1985-01-09 | 1985-02-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337000Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3487244B2 (ja) * | 1999-12-07 | 2004-01-13 | 松下電器産業株式会社 | 画像形成装置 |
JP5312391B2 (ja) * | 2010-04-13 | 2013-10-09 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5378492B2 (ja) * | 2011-11-25 | 2013-12-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1985
- 1985-02-09 JP JP1725585U patent/JPH0337000Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61132848U (ja) | 1986-08-19 |
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