JPH0336574Y2 - - Google Patents

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JPH0336574Y2
JPH0336574Y2 JP1984178898U JP17889884U JPH0336574Y2 JP H0336574 Y2 JPH0336574 Y2 JP H0336574Y2 JP 1984178898 U JP1984178898 U JP 1984178898U JP 17889884 U JP17889884 U JP 17889884U JP H0336574 Y2 JPH0336574 Y2 JP H0336574Y2
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rail
rake
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rails
dust remover
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水路中に設置する除塵機における軌
条障害防止装置に関する。
(従来技術) 水路に除塵を行なうスクリーンを配置し、該ス
クリーンに付着した塵芥等をレーキで掻取つて水
路上部に設置したコンベヤ等に排出するようにし
た除塵装置は広く知られており、この除塵装置に
ついて種々の改良がなされている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の除塵装置では、除塵装置の軌条内に塵芥
が侵入した場合とか、冬期において軌条内が氷結
した場合には、人力によつてこれを除去する方法
がとられている。
略コ字状の軌条内に侵入した塵芥を、スクレー
パ等により機械的に排除するときは軌条内に塵芥
が噛込むことがあり、このような状態になると除
去が困難になるなどの問題があり、また、軌条内
が氷結してしまうと、三方が拘束されているた
め、結氷を除去することは困難である。
そこで、本考案では上述の塵芥の侵入または結
氷が起らないように事前に軌条障害防止を行うよ
うにした装置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、除塵機
の断面コ字状の軌条に、該軌条の下部から上部に
亘つて複数の噴出孔を適宜間隔あけて設け、該噴
出孔には圧力流体源を接続したことを特徴とする
ものである。
(作用) 軌条に対し複数の噴出孔を通じて圧力流体を噴
射することができるので、軌条内に侵入して来る
塵芥を水路側に押返すことができ、または軌条内
の流水を淀ますことがないので氷結することがな
くてすむ。
(実施例) 本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
1は除塵機で、水路に設置したスクリーン2の
前面に配置されている。除塵機1は、スクリーン
2の正面から見て両側に設けた一対の軌条3,3
と、軌条3に案内されスクリーン2の前面に沿つ
て上下方向に走行するレーキ4と、レーキ1bを
昇降させるための巻上装置5と、流出噴出手段
7,8とから概略構成されている。
軌条3,3は断面コ字状で、水路の側壁に開口
するように埋設されている。レーキ4の両端には
車輪6,6が回転自在に取付けられていて、この
車輪6,6が軌条3,3に沿つて走行する。
軌条3,3に沿つて送水管7が設けられ、送水
管7の一端はプラグ9等で閉塞され、その他端に
はポンプ8が接続されている。軌条3と送水管7
とは噴出孔10により互に連通している。複数の
噴出孔10は軌条3の下部から上部に亘つて分布
している。噴出孔10は管などに代えることがで
きる。また、噴出孔10の方向は、軌条3の先端
に向うようにすることが望ましい。水面から露出
した軌条3の部分では塵芥の落下を促すため噴出
孔10は斜め下方を向くように配置すると良い。
また、ポンプ8の吸水管11はストレーナ12
を介して流水に通ずる側壁中に開口しているが、
水路の流水によつては水温の面から氷結を阻止し
難い場合または水質の面から噴出孔10の閉塞を
きたす虞れのある場合には地下水を利用しても良
い。
実施例の作動を以下に説明する。
巻上装置5を利用して吊架ワイヤを介してレー
キ4を巻上げれば、レーキ4により捕促した塵芥
を掬い集めて、ベルトコンベヤ13上に放出する
ことができることは従来と同様である。除塵機1
の運転中は必らずポンプ8を運転し、噴出孔10
から絶え間なく噴出流を軌条7内に供給してやれ
ば、水流と共に流れて来る塵芥が軌条7の中に侵
入しようとしても浸入することができず、水面上
では、レーキによる搬送中の塵芥が落下して軌条
7中に入つて来ても容易に軌条外に排出すること
ができる。また、水中部分の噴出孔10の方向
は、レーキ方向に向つているが、噴出孔10の径
は極めて小さいので、噴出流は噴出孔近くで拡散
し、レーキに載荷された塵芥が噴出流により飛散
される虞れはない。
なお、軌条の氷結を阻止する場合は、除塵機1
の運転中止においてもポンプ8の運転が継続され
る必要がある。
(効果) 本考案は上述のように、軌条に複数の噴出孔を
適宜間隔あけて設けるという簡単な構成により、
有効に軌条内の塵芥の侵入を防止し、または軌条
内の氷結を防止し、防塵機の安全作動を保障する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面図、第2図は第1図の要
部拡大図、第3図は本考案を側面から見た概略図
である。 1…除塵機、3…軌条、4…レーキ、10…噴
出孔、8…ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 除塵機の断面コ字状の軌条に、該軌条の下部か
    ら上部に亘つて複数の噴出孔を適宜間隔あけて設
    け、該噴出孔には圧力流体源を接続したことを特
    徴とする除塵機の軌条障害防止装置。
JP1984178898U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH0336574Y2 (ja)

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JP1984178898U JPH0336574Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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Publication Number Publication Date
JPS6193521U JPS6193521U (ja) 1986-06-17
JPH0336574Y2 true JPH0336574Y2 (ja) 1991-08-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510280Y1 (ja) * 1965-06-22 1970-05-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57202418U (ja) * 1982-05-04 1982-12-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4510280Y1 (ja) * 1965-06-22 1970-05-12

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JPS6193521U (ja) 1986-06-17

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