JPH0336566Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0336566Y2 JPH0336566Y2 JP1986049279U JP4927986U JPH0336566Y2 JP H0336566 Y2 JPH0336566 Y2 JP H0336566Y2 JP 1986049279 U JP1986049279 U JP 1986049279U JP 4927986 U JP4927986 U JP 4927986U JP H0336566 Y2 JPH0336566 Y2 JP H0336566Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rammer
- inclination angle
- shoe
- ground
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、傾斜角度を自由に変えることができ
るようにしたランマーに関する。
るようにしたランマーに関する。
(従来の技術)
道路工事等において地面の締固めに用いられる
ランマーは一般に知られている(例えば、特開昭
59−206505号公報参照)。この種ランマーは第5
図に示す如く互いに相対伸縮動するインナーシリ
ンダ107とアウターシリンダ106とを備える
が、これらインターシリンダ107とアウターシ
リンダ106は図示の如く垂直に対して傾斜角度
θをもつて取付けられている。
ランマーは一般に知られている(例えば、特開昭
59−206505号公報参照)。この種ランマーは第5
図に示す如く互いに相対伸縮動するインナーシリ
ンダ107とアウターシリンダ106とを備える
が、これらインターシリンダ107とアウターシ
リンダ106は図示の如く垂直に対して傾斜角度
θをもつて取付けられている。
ところで、周知の通り機体の安定度及び前進速
度と地盤の硬、軟との関係は上記傾斜角度θによ
つて決定される。即ち、傾斜角度θが小さいと前
進速度が小さく、機体の地面から受ける反発力が
大きく、逆に傾斜角度θが大きいと前進速度が大
きく、機体の反発力が小さい。従つて、硬い地盤
に対しては傾斜角度θを小さく、軟弱地盤に対し
ては傾斜角度θを大きく設定することが望まし
い。
度と地盤の硬、軟との関係は上記傾斜角度θによ
つて決定される。即ち、傾斜角度θが小さいと前
進速度が小さく、機体の地面から受ける反発力が
大きく、逆に傾斜角度θが大きいと前進速度が大
きく、機体の反発力が小さい。従つて、硬い地盤
に対しては傾斜角度θを小さく、軟弱地盤に対し
ては傾斜角度θを大きく設定することが望まし
い。
而して、傾斜角度θが小さい場合はコンクリー
ト等の硬い地盤上でも機体の安定は良い反面、機
体の前進速度が遅くなり、特に軟弱地盤上では前
進しなくなつてしまう。これに対して傾斜角度θ
を大きくすれば、軟弱地盤上でも機体の前進速度
は大きいが、硬い地盤上では機体の前進速度が過
大となつたり、機体が不安定となるという不都合
が生じる。
ト等の硬い地盤上でも機体の安定は良い反面、機
体の前進速度が遅くなり、特に軟弱地盤上では前
進しなくなつてしまう。これに対して傾斜角度θ
を大きくすれば、軟弱地盤上でも機体の前進速度
は大きいが、硬い地盤上では機体の前進速度が過
大となつたり、機体が不安定となるという不都合
が生じる。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、従来のランマーにあつては、或る地
盤を想定して前記傾斜角度θを設定しており、こ
の傾斜角度θは一定不変であつて、地盤の状態に
応じて自由に変えることができなかつた。従つ
て、全ての条件に亘つて最適な締固め効果、機体
速度、機体安定度等を得ることが不可能であると
いう問題があつた。
盤を想定して前記傾斜角度θを設定しており、こ
の傾斜角度θは一定不変であつて、地盤の状態に
応じて自由に変えることができなかつた。従つ
て、全ての条件に亘つて最適な締固め効果、機体
速度、機体安定度等を得ることが不可能であると
いう問題があつた。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、全ての地盤条件に亘つて最適
な締固め効果、機体速度、機体安定度等を得るこ
とができるランマーを提供するにある。
の目的とする処は、全ての地盤条件に亘つて最適
な締固め効果、機体速度、機体安定度等を得るこ
とができるランマーを提供するにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成すべく本考案は、ランマー本体
とシユーとの間に傾斜形の台座を介設したランマ
ーにおいて、傾斜角の異る台座を複数用意すると
共に、シユー固定部材若しくはシユー固定部に変
角対応手段を設け、締め固め地盤の硬軟に応じて
台座の取替を可能にしたことを特徴とするランマ
ーである。
とシユーとの間に傾斜形の台座を介設したランマ
ーにおいて、傾斜角の異る台座を複数用意すると
共に、シユー固定部材若しくはシユー固定部に変
角対応手段を設け、締め固め地盤の硬軟に応じて
台座の取替を可能にしたことを特徴とするランマ
ーである。
(作用)
而して、傾斜角度の異なる数種類のアダプタを
予め用意しておき、地盤の状態に合わせて適当な
アダプタを選択するようにすれば、最適な締固め
効果、機体速度、機体安定度等を得ることができ
るランマーの傾斜角度に設定することができる。
予め用意しておき、地盤の状態に合わせて適当な
アダプタを選択するようにすれば、最適な締固め
効果、機体速度、機体安定度等を得ることができ
るランマーの傾斜角度に設定することができる。
(実施例)
以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は本考案に係るランマーの一部破断側面
図、第2図はシユー取付部の拡大破断詳細図であ
る。第1図においては、1はランマー本体であつ
て、これはクランクケース2と、該クランクケー
ス2の上部に防振ゴム3を介して取付けられるハ
ンドル4と、前記クランクケース2の側部に取付
けられるアウターシリンダ6と、該アウターシリ
ンダ6内に下方より摺動自在に嵌入されるインナ
ーシリンダ7等にて構成される。
図、第2図はシユー取付部の拡大破断詳細図であ
る。第1図においては、1はランマー本体であつ
て、これはクランクケース2と、該クランクケー
ス2の上部に防振ゴム3を介して取付けられるハ
ンドル4と、前記クランクケース2の側部に取付
けられるアウターシリンダ6と、該アウターシリ
ンダ6内に下方より摺動自在に嵌入されるインナ
ーシリンダ7等にて構成される。
尚、第1図中、8は燃料タンク、9はベローズ
である。
である。
ところで、上記ランマー本体1の下端部、即ち
インナーシリンダ7の下端部にはシユー(打撃
板)10が取付けられるが、インナーシリンダ7
とシユー10との間には傾斜角θを成す斜面を有
して成る傾斜角変更用の台座11が着脱自在に介
設されている。この台座11は、傾斜角の異るも
のが複数用意されている。そして、台座11とシ
ユー10は長短2本の固定用ボルト12,13及
びこれに螺合するナツト14,15にてランマー
本体1に締結されるが、例えば一方の締結部の詳
細を第2図に基づいて説明するに、インナーシリ
ンダ7とナツト14間には2枚で2組を成す特殊
形状のワツシヤ16,17が変角対応手段の一つ
として介設されている。そして、一方のワツシヤ
16の上面には半円状又は球面状の凹状座面が形
成され、この凹状座面に他方のワツシヤ17の半
円状又は球面状の凸面が係合している。従つてワ
ツシヤ17は他方のワツシヤ16の凹状座面上を
自由に傾動することができ、傾斜角θが変化して
もナツト14の取付座面を固定用ボルト12に対
して常に直角に保つことができる。又、ワツシヤ
16の孔16aは傾斜角θを変えたときに生じる
固定用ボルト12のズレを吸収すべく大円とする
か、又は長円とされている。尚、他方の締結部
(固定用ボルト13側)についても上記と同様に
構成されている。更に、インナーシリンダ7のフ
ランジ部のボルト穴7aも変角によるズレを吸収
する変角対応手段として固定用ボルト12,13
が遊挿される長穴とする。
インナーシリンダ7の下端部にはシユー(打撃
板)10が取付けられるが、インナーシリンダ7
とシユー10との間には傾斜角θを成す斜面を有
して成る傾斜角変更用の台座11が着脱自在に介
設されている。この台座11は、傾斜角の異るも
のが複数用意されている。そして、台座11とシ
ユー10は長短2本の固定用ボルト12,13及
びこれに螺合するナツト14,15にてランマー
本体1に締結されるが、例えば一方の締結部の詳
細を第2図に基づいて説明するに、インナーシリ
ンダ7とナツト14間には2枚で2組を成す特殊
形状のワツシヤ16,17が変角対応手段の一つ
として介設されている。そして、一方のワツシヤ
16の上面には半円状又は球面状の凹状座面が形
成され、この凹状座面に他方のワツシヤ17の半
円状又は球面状の凸面が係合している。従つてワ
ツシヤ17は他方のワツシヤ16の凹状座面上を
自由に傾動することができ、傾斜角θが変化して
もナツト14の取付座面を固定用ボルト12に対
して常に直角に保つことができる。又、ワツシヤ
16の孔16aは傾斜角θを変えたときに生じる
固定用ボルト12のズレを吸収すべく大円とする
か、又は長円とされている。尚、他方の締結部
(固定用ボルト13側)についても上記と同様に
構成されている。更に、インナーシリンダ7のフ
ランジ部のボルト穴7aも変角によるズレを吸収
する変角対応手段として固定用ボルト12,13
が遊挿される長穴とする。
而して、エンジン5が駆動されると、この回転
はインナーシリンダ7とアウターシリンダ6の相
対伸縮動に変換され、シユー10が上下に振動し
て所要の締固め作業がなされる。このとき、ラン
マーの傾斜角度θは台座11の斜面の傾斜角θに
等しく設定される。
はインナーシリンダ7とアウターシリンダ6の相
対伸縮動に変換され、シユー10が上下に振動し
て所要の締固め作業がなされる。このとき、ラン
マーの傾斜角度θは台座11の斜面の傾斜角θに
等しく設定される。
そこで、異なる傾斜角θを有する台座11を予
め数種類用意しておき、この中から地盤の状態に
最適な傾斜角の台座11を選んでこれをランマー
に取付れば、ランマーの傾斜角を最適な締固め効
果、機体速度、機体安定度等が得られる値に設定
することができる。斯くて地盤の状態の変化に応
じて台座11を取り替えれば、全ての地盤条件に
亘つて最適な締固め効果、機体速度、機体安定度
等を得ることができるようになる。尚、台座11
の取替えに際しては固定用ボルト12,13、ナ
ツト14,15、ワツシヤ16,17等はそのま
ま流用することができる。
め数種類用意しておき、この中から地盤の状態に
最適な傾斜角の台座11を選んでこれをランマー
に取付れば、ランマーの傾斜角を最適な締固め効
果、機体速度、機体安定度等が得られる値に設定
することができる。斯くて地盤の状態の変化に応
じて台座11を取り替えれば、全ての地盤条件に
亘つて最適な締固め効果、機体速度、機体安定度
等を得ることができるようになる。尚、台座11
の取替えに際しては固定用ボルト12,13、ナ
ツト14,15、ワツシヤ16,17等はそのま
ま流用することができる。
尚、以上の実施例においては2枚のワツシヤ1
6,17を用いたが第3図に示す如くインナーシ
リンダ7側に半円又は半球状の凹状座面を直接形
成し、該凹状座面に変角対応手段としてワツシヤ
17の凸状下面を係合するようにしてもよく、又
第4図に示す如くワツシヤを用いないで変角対応
手段としてナツト24の下面を半球状とし、この
下面をインナーシリンダ7に形成した凹状座面に
係合するようにしてもよい。この第3図、第4図
の例でもボルト穴7aを変角対応手段として長
穴、弛穴とする。更に、図示はしないが、半球形
のナツトとそれに合う凹状座面を有するワツシヤ
を組合わせて用いるようにしてもよい。
6,17を用いたが第3図に示す如くインナーシ
リンダ7側に半円又は半球状の凹状座面を直接形
成し、該凹状座面に変角対応手段としてワツシヤ
17の凸状下面を係合するようにしてもよく、又
第4図に示す如くワツシヤを用いないで変角対応
手段としてナツト24の下面を半球状とし、この
下面をインナーシリンダ7に形成した凹状座面に
係合するようにしてもよい。この第3図、第4図
の例でもボルト穴7aを変角対応手段として長
穴、弛穴とする。更に、図示はしないが、半球形
のナツトとそれに合う凹状座面を有するワツシヤ
を組合わせて用いるようにしてもよい。
(考案の効果)
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ラ
ンマー本体とシユーとの間に所定の傾斜面を有す
る台座を着脱自在に介設したため、地盤の状態に
応じて台座を交換すれば、最適のランマー傾斜角
度を得ることができ、全ての地盤条件に亘つて最
適な締固め効果、機体速度、機体安定度等を得る
ことができるという効果が得られる。
ンマー本体とシユーとの間に所定の傾斜面を有す
る台座を着脱自在に介設したため、地盤の状態に
応じて台座を交換すれば、最適のランマー傾斜角
度を得ることができ、全ての地盤条件に亘つて最
適な締固め効果、機体速度、機体安定度等を得る
ことができるという効果が得られる。
第1図は本考案に係るランマーの一部破断側面
図、第2図乃至第4図シユーの取付状態を示す破
断側面図、第5図は従来のランマーの破断側面図
である。 1…ランマー本体、6…アウターシリンダ、7
…インナーシリンダ、10…シユー、11…台
座、12,13…固定用ボルト、14,15,2
4…ナツト、16,17…ワツシヤ、θ…傾斜角
度。
図、第2図乃至第4図シユーの取付状態を示す破
断側面図、第5図は従来のランマーの破断側面図
である。 1…ランマー本体、6…アウターシリンダ、7
…インナーシリンダ、10…シユー、11…台
座、12,13…固定用ボルト、14,15,2
4…ナツト、16,17…ワツシヤ、θ…傾斜角
度。
Claims (1)
- ランマー本体とシユーとの間に傾斜形の台座を
介設したランマーにおいて、傾斜角の異る台座を
複数用意すると共に、シユー固定部材若しくはシ
ユー固定部に変角対応手段を設け、締め固め地盤
の硬軟に応じて台座の取替を可能にしたことを特
徴とするランマー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986049279U JPH0336566Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986049279U JPH0336566Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163508U JPS62163508U (ja) | 1987-10-17 |
JPH0336566Y2 true JPH0336566Y2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=30871580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986049279U Expired JPH0336566Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336566Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54167509U (ja) * | 1978-05-16 | 1979-11-26 | ||
JPS5980504U (ja) * | 1982-11-22 | 1984-05-31 | 昭和電線電纜株式会社 | ランマ−のフ−トプレ−ト |
-
1986
- 1986-04-02 JP JP1986049279U patent/JPH0336566Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62163508U (ja) | 1987-10-17 |
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