JPH0336384Y2 - - Google Patents

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JPH0336384Y2
JPH0336384Y2 JP1984147715U JP14771584U JPH0336384Y2 JP H0336384 Y2 JPH0336384 Y2 JP H0336384Y2 JP 1984147715 U JP1984147715 U JP 1984147715U JP 14771584 U JP14771584 U JP 14771584U JP H0336384 Y2 JPH0336384 Y2 JP H0336384Y2
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JP
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purification
pachinko balls
purification material
purifying
polishing
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JP1984147715U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、パチンコ球と浄化材とを混合攪拌し
てパチンコ球を清浄にするパチンコ球の浄化装置
に関する。
「従来の技術」 従来のパチンコ球の浄化装置において、浄化材
として種々の工夫がなされており、近来は6ナイ
ロン粒状体が適しているとして多用されている。
どのような材質にせよ、この浄化材はパチンコ球
と混合攪拌され、パチンコ球の表面に圧接したと
き付着した汚れ、脂質等を拭つて浄化材側に移動
させ、研磨する如くにしてパチンコ球を清浄にす
るものである。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような従来のパチンコ球の
浄化装置では、浄化材に汚れや脂質が付着して蓄
積し、やがて使用不能になるので、こんどは浄化
材のみを取出して洗浄しなければならず、煩雑で
あるし人手を要するので、遊戯場の合理化を阻害
し、また洗浄を考慮すると粒度はある程度以上の
大きさが必要であるが、そうすると刻印の部分等
パチンコ球の細かい部分の浄化能率が悪いという
問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、従来、粒状体である浄化材のパ
チンコ球との攪拌時に多少の剥離が生じ、その剥
離片が攪拌時あるいは浄化材の洗浄時にはむしろ
邪魔物として扱われていたものを、積極的に利用
してパチンコ球の浄化作用を向上させるとともに
浄化材の洗浄をほとんど不要にして上記問題点を
解決したパチンコ球の浄化装置を提供することを
目的としている。
「問題点を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とす
るところは、 パチンコ球と浄化材とを混合攪拌してパチンコ
球を清浄にするパチンコ球の浄化装置において、
浄化材としてはナイロン単体に無機物を混合して
成る材料を粒状にし、パチンコ球と強く接触した
とき容易にその一部が剥離可能なナイロン粒状体
を用い、このナイロン粒状体と汚れたパチンコ玉
を一緒に研磨筒内に収容し、この筒内のものを上
昇させる方向に回転駆動可能に螺旋体を内装し、
この螺旋体にて上昇中にナイロン粒状体の一部が
剥離し、該研磨筒の下端部に汚れたパチンコ球の
受入口を開設し、該研磨筒の上端部にパチンコ球
と浄化材とを分離する篩部を接続し、該篩部の下
方に浄化材ホツパーを設けるとともに、該浄化材
ホツパーから前記研磨筒の下端部に接続する浄化
材戻り管を設けて浄化材の循環路を形成し、該研
磨筒及び浄化材戻り管からなる閉循環路の一部
に、前記剥離された小片の吸出口を開設したこと
を特徴とするパチンコ球の浄化装置に存する。
「作用」 しかして、浄化材を循環させつつ混合攪拌して
パチンコ球を研磨して浄化し、その混合攪拌する
際、パチンコ球が浄化材に強く接触するとその部
位の小片が容易に剥離し、汚れや脂質等は小片に
付着して浄化材本体から分離し、小片は吸い出し
て廃棄することにより浄化材を常に清浄に保ち、
しかも細かく清浄な小片の剥離面側でパチンコ球
の細部まで浄化することができるようにしたもの
である。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
図は本考案の一実施例を示している。
第3図は浄化材Aを拡大して示したものであ
り、浄化材Aはナイロン単体に無機物粉を混合し
て成る材料をナイロン粒状体に成形したものであ
る。第4図に示すように、パチンコ球Bが強く接
触すると小片A1が浄化材A本体から剥離し、浄
化材A本体の表面および剥離面A2は清浄である
し、小片A1の剥離面も清浄である。
ナイロン単体に混合する無機物は、炭酸カルシ
ウム、ガラス繊維、シリコンオイル、タルク、シ
リカ、ガラスビーズ、酸化チタン、ワラストナイ
ト、シラスバルーン等であり、物質により異なる
がそれらをナイロン単体に10〜45%混入したもの
である。混入によりナイロン粒状体は多孔質にな
るなどして脆弱化し、小片A1が容易に剥離する
ものになる。
第1図に示すように、浄化装置10は、研磨筒
20、研磨筒20に内装した螺旋体30、研磨筒
20の上端部に接続された篩部40、篩部40の
下方に設けられた浄化材ホツパ41に接続され下
端部が研磨筒20の下端部に接続する浄化材戻り
管50が形成する循環路が主要部をなしている。
研磨筒20は上部が所定の高さを有するように
配設され、下端部に受入口21および受入ホツパ
22、上端部に排出口23が開設されている。
螺旋体30は、研磨筒20の上端に固設された
モータ31により研磨筒20内のものを上昇させ
る方向に回転駆動可能に配置されている。
篩部40は浄化材Aとパチンコ球Bとを分離す
るものであつて、第2図に示すように、簀子部4
2の下方に浄化材ホツパ41が設置されて成る。
簀子部42はパチンコ球Bは通過できないが浄化
材Aおよび小片A1は通過できる程度に設定され
ている。
簀子部42は始端部を高く終端部を低くして設
置され、始端部は、研磨筒20の排出口23に受
け板24を介して接続されており、終端部はパチ
ンコ機へパチンコ球Bを配給する樋11に接続さ
れている。
浄化材ホツパ41の下端の排出口43には浄化
材戻り管50の上端部51が接続され、下端部は
受入ホツパ22を介して研磨筒20の受入口21
に接続されている。浄化材戻り管50の中間部に
は予備浄化材タンク52が接続されている。
受入ホツパ22にはパチンコ機で使用され汚れ
たパチンコ球Bが収集樋12を介して接続されて
いる。
浄化材ホツパ41の側壁には吸出口44が開設
され、吸出口44には浄化材Aの小片A1を通過
させる程度の粗フイルタ45が装着されており、
この吸出口44に吸塵装置60の吸込管61が接
続されている。
吸塵装置60はフイルタ部62とブロア部63
とより成り、吸込管61はフイルタ部62から延
ばされ、ブロア部63にはフアンを回転させるモ
ータ64が装着されている。
次に作用を説明する。
パチンコ球Bは収集樋12から、浄化材Aは浄
化材戻り管50の下端部から受入ホツパ22内に
入り、混合されて受入口21から研磨筒20の下
端部に入る。
螺旋体30はモータ31により回動されている
ので、パチンコ球Bと浄化材Aとが混合したもの
は研磨筒20内を上方に運ばれ、その過程で攪拌
され、浄化材Aによりパチンコ球Bが研磨され
る。
浄化材Aとパチンコ球Bとが強く接触すると、
浄化材Aから小片A1が剥離し、浄化材A本体の
表面は清浄なままであり、剥離面A2も清浄であ
る。
小片A1は表面には浄化材Aから脂質や汚れが
移動して付着しているが、裏側の剥離面は清浄で
あり、その剥離面がパチンコ球Bに再度接触し、
刻印等細部を浄化する。
パチンコ球B、浄化材A本体、小片A1は研磨
筒20の上端部まで上昇すると排出口23から吐
き出され、受け板24上を通つて簀子部42の始
端部に流れ、簀子部42の終端部まで流れる間に
浄化材Aおよび小片A1は浄化材ホツパ41内に
落ち、清浄なパチンコ球Bは終端部から樋11内
に流入してパチンコ機に配給される。
浄化材ホツパ41内を排出口43まで下降する
間の浮遊状態において、小片A1は吸塵装置60
のブロア部63の吸引力により吸出口44を介し
て吸込管61から吸引される。粗フイルタ45が
吸出口44に装着されているので、浄化材A本体
が吸引されることはない。
吸引された小片A1はフイルタ部62内で空気
から分離され回収して廃棄される。
小片A1が除かれて清掃になつた浄化材Aは浄
化材戻り管50内を流下し、受入ホツパ22に入
り、前記のように収集樋12から流入する汚れた
パチンコ球Bと混合されて受入口21から研磨筒
20内に入る。
予備浄化材タンク52からは不足した場合増量
すべく浄化材Aが供給される。
なお、浮遊状態で吸引できるので、前記実施例
に示した吸出口44の位置が最も効果的である
が、篩部40の簀子部42の上の吸出口13、浄
化材戻り管50の中間部の吸出口14、研磨筒2
0の下端部の吸出口15、研磨筒20の上端部の
吸出口16等を吸出口44に代え、あるいは吸出
口44とともに設けてもよい。
また、浄化材Aとしては、小片A1を容易に剥
離可能なものと容易に剥離できないものとを適宜
混合して用いてもよい。
「考案の効果」 本考案に係るパチンコ球の浄化装置によれば、
小片を容易に剥離しやすい浄化材を用いて、小片
を浄化材本体から分離することにより浄化材を常
時清浄に保つとともに、小片によりパチンコ球の
細部まで浄化することができるようにしたから、
浄化材を洗浄する手間がなくなり遊戯場を合理化
することができるとともに、従来に増してパチン
コ球を清浄にして遊戯者を快適にし、かつ、汚れ
によりパチンコ機あるいはパチンコ球供給システ
ムが不良動作をすることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示しており、第1図は
浄化装置の垂直縦断面図、第2図は第1図−
線断面図、第3図は浄化材の斜視図、第4図は小
片が剥離した状態の浄化材の斜視図である。 10……浄化装置、20……研磨筒、21……
受入口、22……受入ホツパ、30……螺旋体、
40……篩部、41……浄化材ホツパ、42……
簀子部、44……吸出口、45……粗フイルタ、
50……浄化材戻り管、60……吸塵装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) パチンコ球と浄化材とを混合攪拌してパチン
    コ球を清浄にするパチンコ球の浄化装置におい
    て、浄化材としてはナイロン単体に無機物を混
    合して成る材料を粒状にし、パチンコ球と強く
    接触したとき容易にその一部が剥離可能なナイ
    ロン粒状体を用い、このナイロン粒状体と汚れ
    たパチンコ玉を一緒に研磨筒内に収容し、この
    筒内のものを上昇させる方向に回転駆動可能に
    螺旋体を内装し、この螺旋体にて上昇中にナイ
    ロン粒状体の一部が剥離し、該研磨筒の下端部
    には汚れたパチンコ球の受入口を開設し、該研
    磨筒の上端部にパチンコ球と浄化材とを分離す
    る篩部を接続し、該篩部の下方に浄化材ホツパ
    ーを設けるとともに、該浄化材ホツパーから前
    記研磨筒の下端部に接続する浄化材戻り管を設
    けて浄化材の循環路を形成し、該研磨筒及び浄
    化材戻り管からなる閉循環路の一部に、前記剥
    離された小片の吸出口を開設したことを特徴と
    するパチンコ球の浄化装置。 (2) 請求の範囲第1項において、吸出口を浄化材
    ホツパーの一部に開設したことを特徴とするパ
    チンコ球の浄化装置。
JP1984147715U 1984-09-30 1984-09-30 Expired JPH0336384Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155277A (ja) * 1983-02-22 1984-09-04 名古屋精工株式会社 パチンコ球の研磨給送装置

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JPS59143485U (ja) * 1983-03-15 1984-09-26 名古屋精工株式会社 パチンコ球の揚送浄化装置

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