JPH0336124B2 - - Google Patents

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JPH0336124B2
JPH0336124B2 JP60078290A JP7829085A JPH0336124B2 JP H0336124 B2 JPH0336124 B2 JP H0336124B2 JP 60078290 A JP60078290 A JP 60078290A JP 7829085 A JP7829085 A JP 7829085A JP H0336124 B2 JPH0336124 B2 JP H0336124B2
Authority
JP
Japan
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frame
steam turbine
mount
transportation
turbine
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60078290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61237803A (ja
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
Shigeru Saito
Norifumi Amano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7829085A priority Critical patent/JPS61237803A/ja
Publication of JPS61237803A publication Critical patent/JPS61237803A/ja
Publication of JPH0336124B2 publication Critical patent/JPH0336124B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K13/00General layout or general methods of operation of complete plants

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、蒸気タービンを組立状態で搭載して
輸送するための架台に関するものである。
〔発明の背景〕
蒸気タービンは高温高圧の蒸気により駆動され
るため、経年劣化等に対する予防保全の目的から
定期的に点検する必要があり、ほとんどの部品が
水平接手面を持ち分解できる構造となつており、
従つて部品の数も膨大な数になつている。
これらの部品は、工場で製作された後個々に現
地発電所に持ち込まれ、それぞれの手順に従つ
て、蒸気タービン−発電機の設置基盤であるとこ
ろの蒸気タービン−発電機架台(以下T−G架台
と称す)の上に組み立てられて行くのが、従前に
おける一般的な輸送・設置の方式である。こうし
た方式では、蒸気タービンプラントの建設現場に
おいて、膨大な部品の管理に多大なマンパワーを
費やすと共に、小物部品が紛失することも少なか
らず発生している。更に建設段階では、作業環境
も充分に整つていない中で組立が行なわれること
もあり、信頼性を維持するためにはより以上に細
心の注意を払う必要性も生じている。
近年、輸送機関や建設機材が発達してきたこと
により、かなりな大物重量物も輸送が可能になつ
てきたことから、据付時における部品の紛失、盗
難、破損等の種々のリスク回避と、建設工期の短
縮とを図るために、蒸気タービンを作業環境の整
つている工場で組み立て、それを組み立てたまま
の状態で輸送する一体輸送が検討され、一部実施
に移されている。こうした輸送・据付方式におい
て、複雑な形状の蒸気タービンを一体で輸送する
ためには、製品の形状に合致した輸送用架台を作
りその上に載架して輸送し、地では輸送用架台か
ら蒸気タービンを取り出してT−G架台上に設置
する。蒸気タービンを附属する弁や補機等は、蒸
気タービンを設定した後に取り付けられる。
以上に説明した従来技術に係る蒸気タービンの
一体輸送においては、蒸気タービンを置くための
ソールプレートの設定や、弁の設定等の作業を、
蒸気タービン設定の前後に行なう必要があり、そ
の期間に相当する工期を見込む必要がある。
ソールプレートを廃止して、一体輸送架台をそ
のまま設定すれば、上記の作業を廃止することが
できるが、蒸気タービンは高温蒸気を使用するた
め、ソールプレート上を滑動する伸縮作用があ
り、又、低圧ケーシングの如く下方が復水器と取
り合うために長く伸びているものは輸送架台その
の高さが高くなるといつた技術的困難が有るた
め、従来技術においては上に述べたように、ソー
ルプレートを廃止して一体輸送架台をそのまま設
定することができなかつた。
第6図乃至第8図は、従来技術を適用して蒸気
タービンをT−G架台7の上に設定した状態を示
し、第6図は側面図、第7図は正面図、第8図は
平面図である。
蒸気タービンは、低圧ケーシング1と高圧ケー
シング2で覆われており、各々のケーシングは水
平接手面4で上下に分割してボルト締めされてお
り、内部に内蔵されているタービンロータやノズ
ルダイヤフラム等の分解点検がしやすい様に構成
されている。
高圧ケーシング2の前側には、タービンロータ
の一端を支承する軸受や、蒸気タービンを制御す
るための制御機構を内蔵した前記軸受箱3が設置
されている。高圧ケーシング2の前側端は、前側
軸受箱3の支持部15で支持され、後側端は低圧
ケーシング1との間に構成する垂直フランジ5で
ボルト締めにより支持されている。
低圧ケーシング1は、蒸気タービンで仕事をし
た蒸気を水に戻すための復水器(図示せず)に接
続するため、T−G架台7の開口の中で下方に長
く伸びている(第1図に破線で示す)。
低圧ケーシング1は、下半部の周囲に脚6を持
ち、この脚6をT−G架台上に設置されたソール
プレート8上に載せることにより全体の重量を支
えている。
蒸気タービンを設置するためのソールプレート
8は、低圧ケーシング1の脚6の下と、前記軸受
箱3の下に設定する。
低圧ケーシング脚部のソールプレート設定例を
第9図に示す。
T−G架台7の上端は若干はつりとつて良質の
コンクリートを出し、その上にソールプレート8
を設定する。ソールプレート8は、タービンの低
圧ケーシングや前側軸受箱を正しく設置するため
にレベルを精密に出す必要があり、コンクリート
面とソールプレート8との間にグラウト材により
直方体状のパツド9を作り、ソールプレート8と
パツド9の間に介装したシム16の量を調整して
ソールプレート8のレベルを出している。上記の
ソールプレート8は、通常複数個設けられ、各ソ
ールプレートが正しく水平に設置されるととも
に、ソールプレート相互が精密に同レベルでなけ
ればならない。上記のパツド9は、その製作を容
易ならしめるとともに設置調整を容易ならしめる
ため、一般に、100〜200mm幅の小形に構成し、間
隔を置いて設置される。
又、このパツド9は、これのみで総ての荷重を
支えられるだけの強さを持つ様にしておき、あと
でパツド間に打つコンクリートは単に空間を埋め
るのみとし荷重の支持はないものとしなければな
らない。何故なら、後打ちコンクリートをソール
プレート8に完全密着させるのは非常に困難な作
業となるからである。
この様にソールプレート8を正確に設定すれば
その上に前側軸受箱3や低圧ケーシング1を設置
した時、自ずとこれ等のレベルも正確に確保でき
ることになる。但し、これらの作業のためには、
それなりの工期も又必要となる。
又、蒸気タービンの入口には、ボイラ等の蒸気
発生器からの蒸気を導入又は遮断するための主蒸
気止め弁10(以下MSVと称す)(第7図、第8
図)が設置され、このMSV10を通つて高圧ケ
ーシング2内に入る蒸気の量を、タービンの負荷
に応じて加減する蒸気加減弁11が高圧ケーシン
グ2の上半に取り付けてある。MSV10は高圧
ケーシング2とボイラ締めのフランジ12で取り
合つており、MSV11の設定高さと位置固定の
ために、やはりソールプレートを設定してその上
に支持することが必要となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、蒸気タービンの一体輸送架台
に載荷する部品の数を拡大し、且つソールプレー
トを削減することにより、現地における工期短縮
および信頼性向上を図り得る、蒸気タービンの一
体架台を提供しようとするものである。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成する為に創作した本発明の一
体架台は、輸送架台を製品の一部としてT−G架
台上にそのまま設定するものとし、該輸送架台上
に弁、配管、補機等を載荷できる様にするもので
ある。従つて、蒸気タービンの形状によつては輸
送架台を上下に2分割構造とし、上部輸送架台は
製品の一部としてT−G架台上に設定し、下部輸
送架台は単に輸送のためのみに使用するという構
造を採用することも可能である。
〔発明の実施例〕
次に、第1図乃至第5図を順次に参照しつつ本
発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の一体輸送架台を用いて輸送
した後に据付けた蒸気タービンの側面図であつ
て、13は輸送用の架台であり、かつ、据付の後
も架台として設置される部材である。
第2図は、第1図の設置状態を矢印A方向に見
た正面図である。第3図は同じく矢印B方向に見
た平面図である。
以上に述べたように、13は、輸送用、兼据付
用の架台である。第1図に表わされているよう
に、低圧ケーシング1が復水器との取り合いの為
に上記の架台13よりも下方に突出している。こ
のため輸送に際しては、上記の輸送兼据付架台1
3の下方に、輸送専用の支持部材として、第4図
に示すような架台14を設ける。第5図は輸送荷
姿を示す。第5図に示すごとく、蒸気タービン輸
送兼据付架台13の上に、最終据付状態と同様に
組み立てられており、長脚の架台14が低圧ケー
シング1の下方突出部1aの高さ寸法Hをカバー
し得る寸法だけ持ち上げて支承している。
(第1図参照)T−G架台7からタービンの中
心である水平接手面4までの高さをセンターハイ
トと称するが、このセンターハイトは耐震上や経
済性の面からは極力低い方が望ましく、このため
架台13は強度的に検討して最小の高さとするこ
とが良い。
従つて、本実施例の如き低圧ケーシング1を有
するタービンでは、輸送のみのために架台14を
作る必要があるが、これは輸送時の強度のみを考
えれば良いため架台13より安価にできる。
蒸気タービンを運転すると、昇温のために伸長
し、運転を停止すると収縮する。この為、一般に
低圧ケーシング1に伸縮の基点を置き、前側軸受
箱3が架台13上を滑動する。従つて架台13の
表面は精密に仕上げておく必要が有る。
輸送の際(第5図の状態)、兼用架台13と、
輸送専用架台14とは、ボルト締めにより一体と
する。
工場での組み立ては、現地での作業を極力少な
くするためにタービン本体のみならずMSV10
も、第2図に示す如く、架台13に座13′を設
けて設定しておく。
低圧ケーシング1や前側軸受箱3は、それぞれ
ボルトで架台13に固定する。そしてタービンは
架台13,14と共に一体に組み立てた状態のま
まで輸送を行なう。
現地では、架台13と14とを分離し、架台1
3のみ、上に一体輸送したタービンや弁を載せた
まま第1図の如くT−G架台7上に設定する。
架台13上のタービンは、前側軸受箱3から低
圧ケーシング1まで全体としてレベルが出されて
いるため、T−G架台7と架台13との間には、
レベリングブロツク(図示せず)等のレベル調整
具をある間隔に置いておき、このレベル調整具に
よつて架台13のレベルを出せば、自ずとタービ
ンのレベルも確保される。レベリングブロツクは
ある高さを持つているため、架台13とT−G架
台7との間にはレベリングブロツクの高さに相当
する隙間が生じるため、この隙間はグランド材を
充填して埋める。このグラウンド材には無収縮性
で流動性の良いものを使用すると密着性が向上す
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の一体輸送架台を
適用すると、膨大な個数の部品を一体的に組み立
てて輸送することができ、しかも、組み立てた状
態で輸送された蒸気タービンを、ソールプレート
を用いないで正確にかつ迅速に据え付けることが
できる。更に、環境の整つた生産工場において蒸
気タービンを組み立てて輸送することができるの
で該蒸気タービンの信頼性確保の面においても効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一体輸送架台を用
いて輸送・据付を行つた蒸気タービンの一例を示
し、第1図は側面図、第2図は第1図のA矢視
図、第3図は同じくB矢視図である。第4図は本
発明の一体輸送架台の一実施例の分解斜視図、第
5図は上記実施例を用いて輸送中の蒸気タービン
の側面図である。第6図乃至第8図は従来技術を
用いて輸送・据付した蒸気タービンの一例を示
し、第6図は側面図、第7図は第6図のC矢視
図、第8図は同じくD矢視図である。第9図は従
来のソールプレートの説明図である。 1……低圧ケーシング、2……高圧ケーシン
グ、3……前側軸受箱、6……脚、7……T−G
架台、8……ソールプレート、13……輸送・据
付兼用の架台、14……輸送専用の架台。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蒸気タービンを組み立てた状態で搭載して輸
    送する一体輸送架台において、前記一体輸送架台
    を上下に分割可能な構造とし、その上部架台に蒸
    気タービンを搭載したままの状態で、該上部架台
    を恒久的に設置できるようにし、その下部架台に
    上記上部架台の下方に突出する部分を収容するよ
    うにし、かつ、輸送先で、上記上部架台と上記下
    部架台とを分離し、上記上部架台のみ上面に一体
    輸送したタービンや弁を載せたまま蒸気タービン
    −発電機架台上に組み付けられるように構成した
    ことを特徴とする蒸気タービンの一体輸送架台。
JP7829085A 1985-04-15 1985-04-15 蒸気タ−ビンの一体輸送架台 Granted JPS61237803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7829085A JPS61237803A (ja) 1985-04-15 1985-04-15 蒸気タ−ビンの一体輸送架台

Applications Claiming Priority (1)

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JP7829085A JPS61237803A (ja) 1985-04-15 1985-04-15 蒸気タ−ビンの一体輸送架台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61237803A JPS61237803A (ja) 1986-10-23
JPH0336124B2 true JPH0336124B2 (ja) 1991-05-30

Family

ID=13657804

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7829085A Granted JPS61237803A (ja) 1985-04-15 1985-04-15 蒸気タ−ビンの一体輸送架台

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JP (1) JPS61237803A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538137A (en) * 1976-07-12 1978-01-25 Ricoh Co Ltd Copying process for secret document
JPS6143203A (ja) * 1984-08-07 1986-03-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可搬式のタ−ビン発電機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS538137A (en) * 1976-07-12 1978-01-25 Ricoh Co Ltd Copying process for secret document
JPS6143203A (ja) * 1984-08-07 1986-03-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可搬式のタ−ビン発電機

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JPS61237803A (ja) 1986-10-23

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