JPH0336111A - 中継装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ねじ等の部品を一方から他方に中継して供
給する中ｍ装置に関する。

〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕例えば
、ねじをねじ供給装置からねじ締め機へ供給する場合を
考えてみる。従来は、通常ねじ供給装置とねじ締め機は
１対１対応をしており、１台のねじ供給装置から１系統
のパイプ等の中継装置を介して１台のねじ締め機へねじ
が供給されるものであった。この場合、例えば自動車の
自動組立にねじ締め機を用いるような場合に、複数の部
分のねじを同時に綿める場合にはねじ締め機が複数台必
要になり、それに対応して複数個のねじ供給装置が必要
となった。そのため、ねじ供給装置用に広いスペースを
要し、またねじ供給装置を多数個用意するため経費面で
も割高なものになっていた。

逆に、複数の種類のねじを順次ねじの種類を変えながら
１台のねじ締め機へ供給したい場合もあり、従来はこの
様な場合にもそれぞれのねじを供給するねじ供給装置の
数と同数のねじ締め機が必要となり、スペース面、経費
面でのむだが多かった。

本発明は、従来の中継装置のこのような欠点を解消する
ためになされたものであり、１台のねじ供給装置から複
数のねじ締め機へねじを順次分配して供給し、あるいは
またその逆に、複数のねじ供給装置から種類の異なった
ねじを１台のねじ締め機に順次供給するようにして、］
二連のねじ締め機ないしねじ供給装置を設置するスペー
スやコストの節約を可能にする中継装置を提供すること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明になる中継装置は、回転体の内部を貫通する貫
通孔の一方の開口を該回転体の回転軸に直交する一方の
面の中央部に設け、他方の開口を前記回転軸に直交する
他方の面の中央部以外の部分に設けるとともに、該回転
体を筺体の内部に回動自在に支持し、中央部に開口を設
けた前記回転体の面に向き合う前記筺体の面の前記回転
体の面の開口に対応する位置に開口を設け、中央部以外
の部分に開口を設けた前記回転体の面に向き合う前記筺
体の面の前記回転体の回転により該回転体の開口が形成
する円環状の部分に対応する位置に複数の開口を設けた
事を特徴とするものである。

〔作用〕

この発明の中継装置においては、回転体の回転軸に直交
する２つの面のうち一方の面には中央部に開口を設は他
方の面には中央部以外の部分に開口を設け、かつ、中央
部以外の部分に設けられた開口が回中云体の回転により
形成する円環状の部分に対応する筺体の位置に複数の開
口を設けであるので、例えば中央部の開口からねじを供
給すれば、このねじは他方の面の開口に対応する筺体の
複数の開口に順次供給されて分配されることになる。

また、逆に中央部以外の部分の開口に筺体の複数の開口
の部分から部品が供給された場合は、これが回転体の中
央部の開口からｔ系統の部品の流れとなって順次供給さ
れることとなる。

〔実施例〕

以下図面を参照しながらこの発明の一実施例につき説明
する。

第１図はこの発明の一実施例の断面を示す断面図であり
、第２図はこの発明の中継装置を分配機として用いた場
合の概念的構成図である。

第１図および第２図において、回転体１の内部を貫通す
る貫通孔２の一方の開口２ａは、回転体１の回転軸に直
交する一方の面１ａの中央部に設けられている。また、
貫通孔２の他方の開口２ｂは、回転体ｌの回転軸に直交
する他方の面１ｂの中央部以外の部分に設けられている
。回傘云体１はボールベアリング３により筺体４の内部
に回動自在に支持されている。回転体ｌの面１ａに向き
合う筺体４の面４ａには、回転体ｌの開口２ａに対応す
る位置に開口５が設けられている。また、回転体１の面
１ｂに設けられた開口２ｂが回転体ｌの回転に伴い形成
する円環状の部分に対応する筺体４の面４ｂには４箇所
に開口６．　７．　８．　９が設けられている。回転体
１にはモータ１０の軸１１が嵌合し、回転体１はこのモ
ータ１０により回転駆動される。

この実施例の中継装置をねじの分配機として用いる場合
には、第２図に示すように、ねじ１２をねじ供給装置か
ら中空円筒１３を介して筺体４の開口５に供給し、モー
タ１０で回転体１を回転すれば、供給されたねじ１２は
筺体４の開口６，７゜８．９に夫々設けられた中空円筒
１４．１５，１７．１６から順次図示しないねじ締め機
へ供給されることとなる。

逆に、４個の円筒１４，１５，１６．１７を夫々異なる
種類のねじを供給するねじ供給装置に接続し、各ねじ供
給装置から同時にねじを供給すれば、この中継装置を介
して円筒１３から４種類の異なったねじが順次１台のね
じ締め機に供給されることとなる。

〔発明の効果〕

この発明による中継装置においては、回転体の回転軸に
直交する一方の面の中央部に該回転体を貫通する貫通孔
の一方の開口を設け、他方の面の中央部以外の部分に前
記貫通孔の他方の開口を設けるとともに、筺体の前記回
転体の中央部以外の部分に開口を設けた面に向き合う面
に複数の開口を設けたので、１系統のねじ供給装置から
供給されるねじを複数のねじ締め機へ分配して供給し、
または複数のねじ供給装置から供給される複数の種類の
ねじを１系統のねじ締め機に順次供給し得るものであり
、ねじ締め機やねじ供給装置の台数を減らずことが可能
となり、生産する場所のスペースを少なくすることがで
きるとともに、コストの面でも割安となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の断面図、第２図はこの発
明をねじ分配機として用いた場合の概念的構成を示す斜
視図である。 ｌ・・・回転体、　　２・・・貫通孔、３・・・ボール
ベアリング、 ４・・・筺体、 ５．６，７，８．９・・・開口、 １０・・・モータ、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、回転体の内部を貫通する貫通孔の一方の開口を該回
   転体の回転軸に直交する一方の面の中央部に設け、他方
   の開口を前記回転軸に直交する他方の面の中央部以外の
   部分に設けるとともに、該回転体を筺体の内部に回動自
   在に支持し、中央部に開口を設けた前記回転体の面に向
   き合う前記筺体の面の前記回転体の面の開口に対応する
   位置に開口を設け、中央部以外の部分に開口を設けた前
   記回転体の面に向き合う前記筺体の面の前記回転体の回
   転により該回転体の開口が形成する円環状の部分に対応
   する位置に複数の開口を設けた事を特徴とする中継装置
   。