JPH0336026Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0336026Y2 JPH0336026Y2 JP18815584U JP18815584U JPH0336026Y2 JP H0336026 Y2 JPH0336026 Y2 JP H0336026Y2 JP 18815584 U JP18815584 U JP 18815584U JP 18815584 U JP18815584 U JP 18815584U JP H0336026 Y2 JPH0336026 Y2 JP H0336026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- picture tube
- color picture
- skirt portion
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案はカラー受像管に係り、特にカラー受像
管に装着されるシヤドウマスク構体の構造に関す
るものである。
管に装着されるシヤドウマスク構体の構造に関す
るものである。
カラー受像管は周知のようにその内部にシヤド
ウマスク構体が装着されている。
ウマスク構体が装着されている。
このシヤドウマスク構体は第３図に示すように
電子ビーム通過孔部が規則的に穿設された所定半
径Ｒを有するシヤドウマスク本体１と、このシヤ
ドウマスク本体１の周辺部に設けられたスカート
部２からなり、このスカート部２はマスクフレー
ム３の外側壁３1に複数点で支持されている。ま
た、このマスクフレーム３の外側壁３1にはフレ
ームホルダ４が設けられている。このフレームホ
ルダ４は例えばマスクフレーム３に一端部が固定
されると共に他端部にスプリングが固定されてな
り、このスプレリングの開放端部近傍の係止孔部
４1はカラー受像管のパネルの側内壁に植設され
たパネルピンに係止されるようになつている。
電子ビーム通過孔部が規則的に穿設された所定半
径Ｒを有するシヤドウマスク本体１と、このシヤ
ドウマスク本体１の周辺部に設けられたスカート
部２からなり、このスカート部２はマスクフレー
ム３の外側壁３1に複数点で支持されている。ま
た、このマスクフレーム３の外側壁３1にはフレ
ームホルダ４が設けられている。このフレームホ
ルダ４は例えばマスクフレーム３に一端部が固定
されると共に他端部にスプリングが固定されてな
り、このスプレリングの開放端部近傍の係止孔部
４1はカラー受像管のパネルの側内壁に植設され
たパネルピンに係止されるようになつている。
然るに、上述した構造のシヤドウマスク構体を
カラーブラウン管のパネル内に装着してカラー受
像管とし、このカラー受像管をテレビジヨンセツ
ト内に組み込み動作させると、テレビジヨンセツ
ト内に設けられているスピーカからの音声が大き
い時、この音声がパネル→パネルピン→フレーム
ホルダ４→マスクフレーム３→スカート部２→シ
ヤドウマスク本体１の順に伝達され、シヤドウマ
スク本体１が振動を起す。この振動によつて電子
ビームが正規の蛍光体層に射突しない色ずれ現象
などが発生し、蛍光面に描かれる画像の品位を低
下させる問題点がある。
カラーブラウン管のパネル内に装着してカラー受
像管とし、このカラー受像管をテレビジヨンセツ
ト内に組み込み動作させると、テレビジヨンセツ
ト内に設けられているスピーカからの音声が大き
い時、この音声がパネル→パネルピン→フレーム
ホルダ４→マスクフレーム３→スカート部２→シ
ヤドウマスク本体１の順に伝達され、シヤドウマ
スク本体１が振動を起す。この振動によつて電子
ビームが正規の蛍光体層に射突しない色ずれ現象
などが発生し、蛍光面に描かれる画像の品位を低
下させる問題点がある。
本考案は、上述した問題点に鑑みてなされたも
のであり、スピーカからの音声が大きい場合でも
シヤドウマスク本体を振動させることを少くする
ことが可能なシヤドウマスク構体を具備したカラ
ー受像管を提供することを目的としている。
のであり、スピーカからの音声が大きい場合でも
シヤドウマスク本体を振動させることを少くする
ことが可能なシヤドウマスク構体を具備したカラ
ー受像管を提供することを目的としている。
即ち、本考案はシヤドウマスク構体の断面形状
がスカート部間の間隔をＣ、マスクフレームの内
側壁頂部間及び内側壁底部間の間隔をそれぞれＡ
及びＣとした時Ａ＞Ｃ＞Ｂの関係を満足する形状
になされているシヤドウマスク構体を具備するカ
ラー受像管である。
がスカート部間の間隔をＣ、マスクフレームの内
側壁頂部間及び内側壁底部間の間隔をそれぞれＡ
及びＣとした時Ａ＞Ｃ＞Ｂの関係を満足する形状
になされているシヤドウマスク構体を具備するカ
ラー受像管である。
次に、本考案のカラー受像管の一実施例を第１
図及び第２図により説明する。
図及び第２図により説明する。
即ち、カラー受像管は内面に３色の蛍光体層か
らなるスクリーン１１が被着形成されたパネル１
２と、このパネル１２に封着されたフアンネル１
３と、このフアンネル１３の径小部に溶着された
ネツク１４からなる外囲器内のネツク１４には電
子銃１５が内装されている。またパネル１２には
スクリーン１１に対設された所定半径Ｒを有する
シヤドウマスク本体２１と、このシヤドウマスク
本体の周辺部に設けられたスカート部２２と、こ
のスカート部２２を内側壁２３1に支持するマス
クフレーム２３とからなるシヤドウマスク構体が
フレームホルダ２４を介してパネルピン１６に支
持されている。このスカート部２２と内側壁２３
１の関係は断面形状で見た場合ほぼ垂直方向に設
けられているスカート部２２間の間隔をＣ、垂直
方向と角度θで傾斜された内側壁２３1の頂部間
の間隔をＡ、底部間の間隔をＢとした時Ａ＞Ｃ＞
Ｂの関係を満足する形状になされている。
らなるスクリーン１１が被着形成されたパネル１
２と、このパネル１２に封着されたフアンネル１
３と、このフアンネル１３の径小部に溶着された
ネツク１４からなる外囲器内のネツク１４には電
子銃１５が内装されている。またパネル１２には
スクリーン１１に対設された所定半径Ｒを有する
シヤドウマスク本体２１と、このシヤドウマスク
本体の周辺部に設けられたスカート部２２と、こ
のスカート部２２を内側壁２３1に支持するマス
クフレーム２３とからなるシヤドウマスク構体が
フレームホルダ２４を介してパネルピン１６に支
持されている。このスカート部２２と内側壁２３
１の関係は断面形状で見た場合ほぼ垂直方向に設
けられているスカート部２２間の間隔をＣ、垂直
方向と角度θで傾斜された内側壁２３1の頂部間
の間隔をＡ、底部間の間隔をＢとした時Ａ＞Ｃ＞
Ｂの関係を満足する形状になされている。
このような内側壁２３1を有するマスクフレー
ム２３にスカート部２２を底部に達するまで挿入
し、複数点で両者を固定支持するとスカート部２
２には間隔Ｃが間隔Ｂに近ずくように押し曲げら
れ、常に内側に力を受けるのでこのスカート部２
２と一体のシヤドウマスク本体２１も常に応力を
作用させることにより、この応力によりスピーカ
音声による振動等に耐えられる。上述した内側壁
２３1の垂直方向との角θは実験的には22乃至10゜
にすれば良いが、スカート部２２が内側壁に沿つ
て挿入されていつた時、最終的には間隔ＣがＡに
近くなるのでスカート部２２に数個所シヤドウマ
スク本体２１に対する応力を妨げない範囲でスリ
ツトを入れる必要がある。
ム２３にスカート部２２を底部に達するまで挿入
し、複数点で両者を固定支持するとスカート部２
２には間隔Ｃが間隔Ｂに近ずくように押し曲げら
れ、常に内側に力を受けるのでこのスカート部２
２と一体のシヤドウマスク本体２１も常に応力を
作用させることにより、この応力によりスピーカ
音声による振動等に耐えられる。上述した内側壁
２３1の垂直方向との角θは実験的には22乃至10゜
にすれば良いが、スカート部２２が内側壁に沿つ
て挿入されていつた時、最終的には間隔ＣがＡに
近くなるのでスカート部２２に数個所シヤドウマ
スク本体２１に対する応力を妨げない範囲でスリ
ツトを入れる必要がある。
上述の実施例では、マスクフレームの内側壁を
全面にわたつて傾斜させたが、これに限定される
ものではなく、通常のマスクフレームと同様な直
角断面を有するマスクフレームを作り、このマス
クフレームに上述した関係を満足するような傾斜
突起部を設けてもよい。この場合、内側壁はこの
突起部の面とする。
全面にわたつて傾斜させたが、これに限定される
ものではなく、通常のマスクフレームと同様な直
角断面を有するマスクフレームを作り、このマス
クフレームに上述した関係を満足するような傾斜
突起部を設けてもよい。この場合、内側壁はこの
突起部の面とする。
上述のように、本考案によればスカート部を介
してシヤドウマスク本体に常に応力を加えるよう
な構造のシヤドウマスク構体を使用することによ
り、品位の良好なカラー受像管を提供することが
できる。
してシヤドウマスク本体に常に応力を加えるよう
な構造のシヤドウマスク構体を使用することによ
り、品位の良好なカラー受像管を提供することが
できる。
第１図及び第２図は本考案のカラー受像管の一
実施例を示す図であり、第１図は断面図、第２図
はシヤドウマスクとマスクフレームの分離断面
図、第３図は従来のカラー受像管に使用されるシ
ヤドウマスク構体の断面図である。 １，２１……シヤドウマスク本体、２，２２…
…スカート部、３，２３……マスクフレーム、
４，２４……フレームホルダ、２３1……内側壁。
実施例を示す図であり、第１図は断面図、第２図
はシヤドウマスクとマスクフレームの分離断面
図、第３図は従来のカラー受像管に使用されるシ
ヤドウマスク構体の断面図である。 １，２１……シヤドウマスク本体、２，２２…
…スカート部、３，２３……マスクフレーム、
４，２４……フレームホルダ、２３1……内側壁。
Claims (1)
- シヤドウマスク本体と、このシヤドウマスク本
体の周縁部に設けられたスカート部と、このスカ
ート部を支持するマスクフレームとを少くとも具
備するシヤドウマスク構体を装着してなるカラー
受像管において、前記シヤドウマスク構体の断面
形状が前記スカート部間の間隔をＣ、前記マスク
フレームの内側壁頂部間及び内側壁底部間の間隔
をそれぞれＡ及びＣとした時Ａ＞Ｃ＞Ｂの関係を
満足する形状になされていることを特徴とするカ
ラー受像管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18815584U JPH0336026Y2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18815584U JPH0336026Y2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61103859U JPS61103859U (ja) | 1986-07-02 |
| JPH0336026Y2 true JPH0336026Y2 (ja) | 1991-07-31 |
Family
ID=30745625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18815584U Expired JPH0336026Y2 (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0336026Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP18815584U patent/JPH0336026Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61103859U (ja) | 1986-07-02 |
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