JPH0335814Y2 - - Google Patents

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JPH0335814Y2
JPH0335814Y2 JP1982132604U JP13260482U JPH0335814Y2 JP H0335814 Y2 JPH0335814 Y2 JP H0335814Y2 JP 1982132604 U JP1982132604 U JP 1982132604U JP 13260482 U JP13260482 U JP 13260482U JP H0335814 Y2 JPH0335814 Y2 JP H0335814Y2
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JP1982132604U
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【考案の詳細な説明】 本考案は扉に取り付く操作体によつて、電気回
路を自動的に開閉する扉において、その操作体に
可動部を設けることにより、操作を便宜とした扉
装置に関する。
従来、部屋への入室に伴う例えば照明具などの
点灯は、入室に先立ちスイツチ類を操作するか、
又は入室後のスイツチ操作によつて点灯するごと
く構成しているが、いずれも点灯、消灯のため扉
の開閉操作とは別個のスイツチ操作が必要となり
手間である他、消し忘れ等による電力の浪費を生
じやすい。かかる欠点の一端を解決するものとし
て、扉を常時開放側に付勢するとともに扉の閉止
により、照明具などを自動的に点灯するもの、又
は常時は閉止される扉の開きとともに自動点灯さ
せるもの等があるが、扉を常時開放するものは見
映えを悪くし、又開き時に点灯するものは、扉を
開放状態で放置されたときには点灯状態が維持さ
れ、電力の浪費を伴なう。
本考案者等は、特願昭57−93753号(特開昭58
−209823号)によつて、扉の両側に操作体を設
け、かつ扉の通り抜けた側に位置する操作体の閉
止操作によつて電気回路を閉路可能とすることに
より、照明具等の点灯を自動化しうるとともに、
通り抜けた側、即ち入ろうとする部屋が例えば暗
い室である際にも、有り場所の明白な操作体によ
り点灯でき、従つてその点灯動作を容易、確実と
する扉装置を提案している。又この提案のもの
は、錠杆自体の先端部に扉の閉止を妨げる角軸状
の阻止部を設け、この阻止部によつて閉扉に際し
ての操作体の操作を不可欠とし、電気回路の開
路、閉路操作を確実とするものであつたが、やや
もすると操作忘れによつて阻止部である錠杆が受
板に衝合し、衝撃により破損する恐れがあつた。
本考案は錠杆と別個に扉の閉止を妨げる阻止片
と、この阻止片を後退させるレバー状の可動部と
を付設することを基本として、操作性を向上した
扉装置の提供を目的としたものであり、以下その
一実施例を図面に基づき説明する。
図において本考案の扉装置は、扉Dの両側に第
1、第2の操作体3,4を配設するとともに、扉
Dの閉止を妨げる阻止片5を具えており、また第
1の操作体3に、可動部6を設けることによつて
扉Dの閉止操作を便宜としている。
扉Dは建物の内外又は建物内部で2つの空間R
1,R2に仕切る壁Wに設けた壁開口部を開閉
し、又該扉Dは、例えば空間R2に向けて開く片
開き戸として形成されている。
第1、第2の操作体3,4は、錠本体1aから
突出し扉Dの自由端の両側に回動可能に取付く把
手であつて、該錠本体1aは、第2,3図に例示
するごとく、ケース9内にバネ10により前方に
付勢した錠杆11を設けている。又錠杆11は、
先端から控えて形成される当片12が、ケース9
のフロント13に当接することにより扉Dから先
端部分が突出する突出位置Aと、錠杆11をフロ
ント13側に引き込み、該フロント13内にほぼ
没入することによつて扉Dを開放しうる没入位置
Bとの間を出没自在に収納され、又前記のごとく
バネ10により付勢されることによつて前方の突
出位置Aに移動できる。
また錠杆11には前記阻止片5が第1の操作体
3側に並設される。該阻止片5は先端から控えて
形成されフロント13に当接する当片16と、錠
杆11の側面に設ける切欠溝18に嵌入される突
片17を具える。又阻止片5はバネ19によつて
前方に付勢され、前記突片17が切欠溝18の前
面に当接し、錠杆11とともに突出しかつ錠杆1
1の後退により後退でき、さらに阻止片5は長い
切欠溝18内を、錠杆11とは離れて別個に後退
できる。なお阻止片5はその先端が直方体状に形
成され、他方錠杆11は阻止片5と向き合う面を
円弧の曲面としたラツチ部21を設ける。
また錠杆11の後端にはその両側にピン23,
24を突設しており、またピン23,24の前方
には、第1、第2の操作体3,4から伸びるレバ
ー25,26が位置する。従つて第1の操作体
3、第2の操作体4をそれぞれ操作することによ
り、錠杆11は突出位置Aから没入位置Bに移動
でき、かつバネ10により前に移動することによ
り、扉Dから出没しうる。
また第2の操作体4には、その内部に第1の制
御具C1を取付けている。
第1の制御具C1は例えばロータリースイツ
チ、プルスイツチ等のスナツプスイツチであつ
て、操作ごとにON、OFFを繰り返す切換えスイ
ツチからなる。又前記第2の操作体4に内装され
ることによつて、その把手部4aの回動操作ごと
に、ON、OFF動作を交互に繰り返す。
他方、第1の操作体3は前記可動部6を具え
る。可動部6はその先端部を垂直なピン31を用
いて、第1の操作体3の根本部32に枢支された
レバー体からなり、第1の操作体3の把手部3a
を形成している。又可動部6は扉Dを閉止する向
きに前記ピン31を中心として回動し、これによ
り前記把手部3aは、可動部6の回動により扉D
に向かつて進退する。
さらに可動部6と、前記阻止片5とは、接続具
33により接続される。
接続具33は、本例では紐体であり、可動部6
には、紐体の一端が結着される。該紐体は、ケー
ス9内に枢支するプーリ35,36をへて前記阻
止片5の後端にその他端が結合され、これにより
退室時の第1の操作体3を用いた扉Dの閉止に際
して、前記把手部3aを把持し可動部6を回動操
作することにより、阻止片5を錠杆11とは離れ
て別個に後退させうる。
錠杆11と阻止片5とは縦桟Fに設ける受板1
bの係止孔42に、扉Dを閉止する突出位置Aに
あるとき嵌入できる。また阻止片5は先端が直方
体状をなすことにより、その突出した状態では、
扉Dの閉止に際して受板1bと衝合し、扉Dの閉
止を妨げる。なお受板1bは、扉Dが開かれる側
に案内用の斜面があるとはいえ、前記斜面は、先
端が直方体状の前記阻止片5を円滑には案内でき
ずに該阻止片5が衝合して扉Dの閉止を妨げ、他
方錠杆11は前記ラツチ部21によつて該斜面に
よつて案内され引込まれるように、その斜面角度
が設定される。
係止孔42内には第2の制御具C2が収納され
る。第2の制御具C2は、ノルマルクローズのマ
イクロスイツチからなり、その操作端44が突出
位置Aでの錠杆11に押圧されることによつて
OFFする。
第1、第2の制御具C1,C2は第4図に示す
電気回路ECにおいて並列接続されかつ手動スイ
ツチM、リレーRに直列接続される。照明具L、
フアンF、ヒータH等の電器具Eが適宜並列接続
され、かつリレーRのa接点(メーク接点)rに
直列接続される。従つて手動スイツチMをONし
たのち、第1の制御具C2から錠杆11が離れる
ことによつて、リレーRを作動し、a接点rの閉
止によつて電器具Eに通電する。なおリレーRを
用いることなく直接駆動させることもできる。
次に扉装置の作用を説明する。空間R2が不使
用かつ閉扉した自由状態において、第1の制御具
C1はOFF状態かつ第2の制御具C2は錠杆1
1に押圧されてOFFとなり、電気回路ECを開い
ている。
かかる状態において人が空間R1から空間R2
へ通り抜ける場合、入室に際して第1の操作体3
を回動することにより、レバー25はピン23を
後退させ、錠杆11とともに阻止片5が係止孔4
2から離脱する。従つて第2の制御具C2がON
し、従つて電気回路ECを閉路する。また開扉状
態の間、第2の制御具C2によつて電気回路EC
は閉路状態を維持できる。さらに入室後に、第2
の操作体4に掴みかえ、扉Dを閉止する時、前記
のごとく阻止片5が扉Dの閉止を妨げる。従つて
第2の操作体4を必然的に操作しなければなら
ず、その結果第1の制御具C1がONとなる。な
お同時にレバー26が錠杆11とともに阻止片5
を後退させ、扉Dの閉止を可能する。なお閉止と
ともに第2の制御具C2がOFFするが、第1の
制御具C1により、電気回路ECは閉路状態を維
持できる。
また退室に際して、扉Dを開くべく、第2の操
作体4を操作することより、第1の制御具C1は
OFFする一方、その操作と同時に錠杆11が後
退することにより、第2の制御具C2をONし、
電気回路ECは閉路状態を維持する。また開扉の
間、同様に点灯状態が維持できる。退室後に第1
の操作体3に把持し換え、第1の操作体3の把手
部3aである可動部6を用いて扉Dを引くと、前
記の如く、接続具33を介して阻止片5のみが牽
引される。従つて錠杆11のラツチ部21が現れ
る結果、通常の扉と同様に閉扉でき、操作性を向
上する。なお錠杆11が係止孔42に嵌入するこ
とによつて、第2の制御具C2がOFFし電気回
路ECを開路する。
叙上のごとく本考察の扉装置は、扉の開閉操作
とともに電気回路を開、閉路でき、使い勝手を高
める。又阻止片が扉の閉止を妨げ、操作体の操作
を強制することによつて、電気回路の開閉を確実
にする。又この阻止片は、退室時の閉扉操作時の
第1の操作体の把持に伴うレバー状の可動部の回
動によつて移動しうるため、閉扉動作とともに阻
止片が移動することによつてあたかも阻止片がな
いときと同様に扉の閉止が可能となり、かかる構
成の可動部がないときに比して操作性を向上で
き、又阻止片の衝合を減じて破損を減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその内部構造を示す斜視図、第3図は可動部
の例示する斜視図、第4図は電気回路を例示する
回路図である。 1a……錠本体、1b……受板、3……第1の
操作体、4……第2の操作体、5……阻止片、6
……可動部、11……錠杆、33……接続具、4
2……係止孔、C1……第1の制御具、C2……
第2の制御具、E……電器具、EC……電気回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 照明具を接続した電気回路を開路、閉路する扉
    装置であつて、開き扉の自由端に配されかつ扉か
    ら突出する突出位置と扉を開きうる没入位置との
    間を移動できかつバネにより突出位置に移動しう
    る錠杆を有する錠本体と、錠本体に設けられかつ
    扉の両側に取付けられるとともに操作により錠杆
    を突出位置から没入位置に移動させる第1の操作
    体、第2の操作体と、前記電気回路に配されかつ
    前記第2の操作体の操作ごとにON、OFFを繰り
    返えす切換えスイツチからなる第1の制御具と、
    扉の自由端が向く壁に設けた受板に形成されかつ
    前記突出位置の錠杆が嵌入する係止孔内に配され
    るとともに突出位置の錠杆によつて動作ししかも
    第1の制御具と並列接続されるスイツチからなる
    第2の制御具と、前記錠本体に設けられ錠杆とと
    もに突出し壁に設ける前記受板と衝合することに
    より扉の閉止を阻止する阻止片と、前記第1の操
    作体に設けられかつ扉の開閉に際して把持される
    把手部をなししかも前記把手部が前記扉に向かつ
    て進退可能に前記第1の操作体に枢支される可動
    部と、前記可動部と前記阻止片とを接続しかつ扉
    の閉止のための可動部の回動により前記阻止片を
    後退させ受板との衝合を防止する接続具とを具え
    てなる扉装置。
JP13260482U 1982-08-31 1982-08-31 扉装置 Granted JPS5935558U (ja)

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JP13260482U JPS5935558U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 扉装置

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JP13260482U JPS5935558U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 扉装置

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Publication Number Publication Date
JPS5935558U JPS5935558U (ja) 1984-03-06
JPH0335814Y2 true JPH0335814Y2 (ja) 1991-07-30

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JP13260482U Granted JPS5935558U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 扉装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57132605A (en) * 1981-02-10 1982-08-17 Sumitomo Electric Industries Insulated wire

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57132605A (en) * 1981-02-10 1982-08-17 Sumitomo Electric Industries Insulated wire

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JPS5935558U (ja) 1984-03-06

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