JPH0335804Y2 - - Google Patents

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JPH0335804Y2
JPH0335804Y2 JP1986152073U JP15207386U JPH0335804Y2 JP H0335804 Y2 JPH0335804 Y2 JP H0335804Y2 JP 1986152073 U JP1986152073 U JP 1986152073U JP 15207386 U JP15207386 U JP 15207386U JP H0335804 Y2 JPH0335804 Y2 JP H0335804Y2
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JP
Japan
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roller
wheel
stop
vehicle
pallet body
Prior art date
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Expired
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JP1986152073U
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English (en)
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JPS6358148U (ja
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Publication of JPS6358148U publication Critical patent/JPS6358148U/ja
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Publication of JPH0335804Y2 publication Critical patent/JPH0335804Y2/ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は駐車装置における車輪停止装置に関す
るものである。
【従来技術】
従来、駐車装置における車輪停止装置として
は、大概がパレツト本体上の車両進入終端側にブ
ロツク状の車輪止め体を設けたもの、または特開
昭58−86271号公報の如く、パレツト本体上の車
両進入終端側にばね部材により絶えず前方へ押し
出されるようにした前傾状のストツパ板を設け、
前記ストツパ板を車体のバンパに当接するように
したもの、あるいは特開昭53−93579号公報のよ
うに、支持機枠に一方向回転自在のローラーを設
けるとともに前記ローラーと同軸に回動自在の揺
動腕を設け、該揺動腕に遊動ローラーを回転自在
に設けて前記ローラー軸に固設する爪車に着脱す
る爪を、前記揺動腕の運動系に連係してなるもの
等があつた。
【考案が解決しようとする問題点】
ところが、上記従来の車輪停止装置においてブ
ロツク状の車輪止め体を設けたものの場合は、ブ
ロツク状の車輪止め体が単にパレツト本体上に固
設されたものであるため、運転者が未熟な者の場
合には車輪が前記車輪止め体を乗越えて事故を起
すという問題点があり、また特開昭58−86271号
公報に開示されたものの場合にはばね部材を圧縮
してストツパ板を車体の後方へ押倒して前記スト
ツプ板を破損するか、あるいは車体を破損してし
まうという問題点があり、さらにまた特開昭53−
93579号公報に開示されたものの場合は、構造が
複雑でコスト高となるばかりでなく故障も多く、
特に車輪乗上時の衝撃緩衝を車種によつて任意に
調整することができないという問題点があつた。 本考案は上記問題点を解決し、運転者の熟練、
未熟練を問わず、車両をパレツト本体上の所定位
置に容易かつ確実に、しかも車輪停止装置および
車体のどちらをも損傷することなく停止すること
ができ、常にパレツト本体の重心を保持し得、パ
レツト本体の昇降操作を安全かつ容易に行うこと
ができるとともに車輪による衝撃緩衝を車種によ
つて任意に調整し得る構造簡単にして故障が少な
く、かつ安価な駐車装置における車輪停止装置を
提供することを目的とするものである。
【問題点を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するため、駐車装置
における車輪停止装置において、パレツト本体の
車両進入終端側所定位置に、ローラー台スライド
用ボツクスを設けるとともに前記ローラー台スラ
イド用ボツクス内に、前後方向に横長状のローラ
ー軸スライド用溝を両側部に有し、かつ前記溝内
に車輪スリツプ兼ストツプ用ローラーの両軸端を
スライド可能に支承したローラー受けを、車両の
進入方向に対して前後方向にスライド可能に設
け、さらに前記ローラー受けの後部外壁面と前記
ローラー台スライド用ボツクス後部内壁面間にス
ライド調整用の緩衝部材を介在配設して構成され
るものである。
【作用】
第1図示のようにパレツト本体上へ進入した車
輪は前記パレツト本体上の車両進入終端側に配設
された車輪スリツプ兼ストツプ用ローラーに当接
し、前記車輪スリツプ兼ストツプ用ローラーを回
転するとともに惰性が強い時はさらに前記車輪ス
リツプ兼ストツプ用ローラーを後方へ緩衝部材を
圧縮してスライドさせて停止する。然る時は前記
緩衝部材が原状に復元しようとして伸張し、その
伸張力によつて車輪は押戻されて所定位置に停止
されるものである。
【実施例】
第1図乃至第7図は本考案の一実施例を示すも
のであつて、1はパレツト本体、2,2は車輪ス
リツプ兼ストツプ用ローラーであつて、前記パレ
ツト本体1上の車両進入終端側に位置して少なく
とも車輪3の下側半周内において所要高さおよび
所要長さに設けられ、車輪3が当接した時は、フ
リー回転して前記車輪3にスリツプ作用を生ぜし
めるとともに緩衝部材4,4を圧縮して前記パレ
ツト本体1上を後方へスライドできるようになつ
ている。5,5はローラー台スライド用ボツク
ス、6,6はローラー受けであつて、前記車輪ス
リツプ兼ストツプ用ローラー2,2の軸端を支承
するとともに前記ローラー台スライド用ボツクス
5,5内を車両の進入方向に対して前後方向にス
ライド可能に設けられている。7,7はローラー
軸スライド用溝であつて、前記ローラー台スライ
ド用ボツクス5,5に設けられ、前記ローラー受
け6,6に支承された車輪スリツプ兼ストツプ用
ローラー2,2の両軸端をスライド可能に嵌入し
ている。 而して前記緩衝部材4,4はその一端を前記ロ
ーラー台スライド用ボツクス5,5の内壁面に取
付けたばね受用カツプ8内に、また他端を前記ロ
ーラー受け6,6の外壁面に取付けたばね受用カ
ツプ8′内にそれぞれ嵌入されている。なお本実
施例においては緩衝部材4,4をコイルばね部材
にて示しているが、これを油圧、空圧による緩衝
機構、あるいはゴム等の緩衝部材に代えてもよ
い。9,9は緩衝部材4,4の弾性強度調節用ナ
ツトであつて、前記緩衝部材4,4の弾性強度を
任意に調節し得るものである。10,10は車輪
スリツプ用フリーローラーであつて、前記パレツ
ト本体1上の車両出入側両側部に位置して少なく
とも車輪3の下側半周内において所要高さおよび
所要長さに設けられ、車輪3が当接した時は、フ
リー回転して前記車輪3にスリツプ作用を生ぜし
めるとともにパレツト本体1の中心側に方向を変
える作用を与えるようになつている。なお前記車
輪スリツプ用フリーローラー10,10は図示の
ように長軸型のものを複数個直列状に配設したも
のに限定されることなく、その後および形状は車
輪3にスリツプ現象および方向転換作用を生ぜし
めるものであれば如何なるものでもよい。11,
11は支柱である。
【効果】
以上説明したように本考案によれば、駐車装置
における車輪停止装置において、パレツト本体の
車両進入終端側所定位置に、ローラー台スライド
用ボツクスを設けるとともに前記ローラー台スラ
イド用ボツクス内に、前後方向に横長状のローラ
ー軸スライド用溝を両側部に有し、かつ前記溝内
に車輪スリツプ兼ストツプ用ローラーの両軸端を
スライド可能に支承したローラー受けを、車両の
進入方向に対して前後方向にスライド可能に設
け、さらに前記ローラー受けの後部外壁面と前記
ローラー台スライド用ボツクス後部内壁面間にス
ライド調整用の緩衝部材を介在配設したものであ
るから、パレツト本体上へ車両を進入せしめた際
に、誤つて進入側の車輪が前記パレツト本体の終
端側から逸脱しようとした場合は前記パレツト本
体上の終端側に設置した車輪スリツプ兼ストツプ
用ローラーに前記車輪が当接し、前記車輪スリツ
プ兼ストツプ用ローラーを回転せしめてスリツプ
を起し、該部で車両の移動を停止するものであ
る。なおこの場合、惰性が強い時はさらに前記車
輪スリツプ兼ストツプ用ローラーを後方へ緩衝部
材を圧縮してスライドさせて停止せしめる所謂2
重緩衝手段を講じてなるものであるから、より安
全性に優れたものであり、従つて本考案において
は熟練、未熟練者を問わず車両を常に駐車指定位
置の所定位置へ正確に停止せしめることができる
ものである。その結果未熟練者がブレーキとアク
セルを間違つて車両を急発進せしめるようなこと
があつても、それによる事故を未然に防止するこ
とができ、駐車装置における車輪停止装置として
の機能を十二分に発揮し得るものであるとともに
特に本考案においてはスライド調整用の緩衝部材
により車輪接触時の衝撃緩衝を車種(重量等)に
よつて任意に調整することもできるとともに構造
が簡単で故障が少なく、これを安価に提供でき、
また停止後の車両を緩衝部材により所定位置に押
戻すことができるので、常にパレツト本体の重心
を保持し得、パレツト本体の昇降操作を安全かつ
容易に行うこともできる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
パレツト本体の平面図、第2図は同側面図、第3
図は車輪スリツプ兼ストツプ用ローラー部の一部
拡大平面図、第4図は同側面図、第5図は同ロー
ラー受けが移動した状態の一例を示す側面図、第
6図はパレツト本体の車両出入側両側部への車輪
スリツプ用フリーローラーの取付状態の一例を示
す一部拡大側面図、第7図は同一部拡大縦断面図
である。 1……パレツト本体、2……車輪スリツプ兼ス
トツプ用ローラー、3……車輪、4……緩衝部
材、5……ローラー台スライド用ボツクス、6…
…ローラー受け、7……ローラー軸スライド用
溝、8,8′……ばね受用カツプ、9……ばね強
度調節用ナツト、10……車輪スリツプ用フリー
ローラー、11……支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駐車装置における車輪停止装置において、パレ
    ツト本体の車両進入終端側所定位置に、ローラー
    台スライド用ボツクスを設けるとともに前記ロー
    ラー台スライド用ボツクス内に、前後方向に横長
    状のローラー軸スライド用溝を両側部に有し、か
    つ前記溝内に車輪スリツプ兼ストツプ用ローラー
    の両軸端をスライド可能に支承したローラー受け
    を、車両の進入方向に対して前後方向にスライド
    可能に設け、さらに前記ローラー受けの後部外壁
    面と前記ローラー台スライド用ボツクス後部内壁
    面間にスライド調整用の緩衝部材を介在配設した
    ことを特徴とする駐車装置における車輪停止装
    置。
JP1986152073U 1986-10-02 1986-10-02 Expired JPH0335804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986152073U JPH0335804Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986152073U JPH0335804Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6358148U JPS6358148U (ja) 1988-04-18
JPH0335804Y2 true JPH0335804Y2 (ja) 1991-07-30

Family

ID=31069720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986152073U Expired JPH0335804Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Country Status (1)

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JP (1) JPH0335804Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5393579A (en) * 1977-01-26 1978-08-16 Kousuke Shimoda Device for stopping automobile at predetermined position

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5393579A (en) * 1977-01-26 1978-08-16 Kousuke Shimoda Device for stopping automobile at predetermined position

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6358148U (ja) 1988-04-18

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