JPH0335700Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335700Y2
JPH0335700Y2 JP4366686U JP4366686U JPH0335700Y2 JP H0335700 Y2 JPH0335700 Y2 JP H0335700Y2 JP 4366686 U JP4366686 U JP 4366686U JP 4366686 U JP4366686 U JP 4366686U JP H0335700 Y2 JPH0335700 Y2 JP H0335700Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative sheet
packing frame
folds
product
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4366686U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62159320U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4366686U priority Critical patent/JPH0335700Y2/ja
Publication of JPS62159320U publication Critical patent/JPS62159320U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0335700Y2 publication Critical patent/JPH0335700Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は包装用容器の装飾用底箱に係り、主
として中元、歳暮用としての贈答品における、布
や紙の如き化粧シートをたるみを持たせて張装し
化粧された底箱に改良を施したもので、贈答用と
しての包装用容器内で各種の詰合せ商品を固定す
るパツキン枠に化粧用シートを極めて簡易に張装
できると共に、商品を確実に保持し、且つ商品の
側面を化粧用シートにて包覆できるようにした包
装用容器の装飾用底箱に関する。
(従来の技術) 従来から、中元、歳暮用としての贈答品として
各種の商品を詰合せており、それらが贈答用の包
装用容器内で動かずにしつかりと固定されるよう
適当なパツキン枠が容器底部に装着されている。
すなわち、第5図に示すように、このパツキン枠
101は、一般的には肉厚な紙片の折込構造によ
つたものとし、包装上、豪華な印象を与えるよう
に化粧用シート102がたるんだ状態に張装され
ている。この化粧用シート102は、商品の外形
に対応した凹所が枠組されるよう折込形成された
立体状のパツキン枠101に、凹所内に商品がし
つくりと陥没嵌合されるよう、たるみ(余裕、マ
チ)を有するものとして固着されている。
(考案が解決しようとする問題点) 〈従来の技術の問題点〉 この化粧用シート102は、商品が立体的なも
のであるからその周囲に余裕がなければならず、
又、パツキン枠101と化粧用シート102とは
離反せずに相互がしつかりと連結されていなけれ
ばならない。そのため、パツキン枠101周囲に
襞状での余裕を持たせた状態で糊付けしている
も、これは、化粧用シート102自体が機械的な
バキユーム方式での移行処理が困難であり、又、
周囲からの重ね合せ状での襞を設けての貼着を必
要とする故に、手作業によらざるを得なかつた。
したがつて、例えば、中元、歳暮のシーズンなど
で、一時的に大量に用意する必要が生じた場合に
は、これに即応できず、大量処理が困難であつ
た。
これを解決すべく、例えば実公昭59−10019号
公報の如く、パツキン枠と化粧用シートとを糊付
けせずに、パツキン枠に設けた切欠部に化粧用シ
ートを強制挿入するとしても、それは手作業によ
るものであつた。又、実公昭59−17783号公報の
如く、パツキン枠と化粧用シートとを別体として
組合せるも、その組合せ時の完全結合を工夫しな
ければならないものであつた。更には、実公昭59
−33810号公報の如く、パツキン枠に切設したス
リツトに軟質シートを嵌入させるも、やはり、そ
の機械的処理は困難であつた。
〈技術的課題〉 この考案は、上述した点等に鑑み、パツキン枠
への化粧用シートの張装を機械的処理にて行なえ
る構造とし、一時的な大量の受注、及び異なつた
種類の商品に適合するパツキン枠の注文に迅速に
対処可能とすると共に、商品の保持、及び化粧用
シートによる商品側面の被覆を確実なものとする
ことを課題として案出されたものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は、平板状の素材両端を一方向で縮小
することでそれぞれ凸条を対峙して起立させると
共に、これらの凸条における対球する側の面から
観音開き状に側方支持板をそれぞれ開き出して商
品収納凹所を形成したパツキン枠と、前記縮小方
向に直交する方向での所定幅の襞を設け、且つ平
板状に伸張されているパツキン枠に前記襞と共に
周囲を固着した化粧用シートとからなることによ
り上述した問題点を解決するものである。
(作用) パツキン枠において、その平板状の素材両端を
一方向で縮小することでそれぞれ凸条を対峙して
起立させると共に、凸条における維持する側のそ
れぞれの面を観音開き状に側方支持板をそれぞれ
開き出して商品収納凹所を形成することで、凸条
の内側への倒れを規制し、その規制の際に、逆に
側方支持板の揺動を凸条によつて規制することと
もなり、商品収納凹所内に商品を横ずれし難くし
て収納できるようにする。
そして、平板状に伸張されているパツキン枠
に、前記縮小方向に直交する方向での所定幅の襞
が設けられている化粧用シートを、その周囲を襞
と共に固着することで、パツキン枠を縮小させれ
ば化粧用シートがたるみ、商品収納凹所に化粧用
シートの上から商品を収納させれば、化粧用シー
トは商品の側面を包覆する。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明すると次の通りである。
すなわち、図に示す符号1は所定の包装用容器
1であり、例えば中元、歳暮用としてデザインさ
れた外観を呈するように肉厚な紙片を折込等によ
つて組立形成されている。
この包装用容器1底部には、包装用容器1内に
収納される略直方体状、或いは略柱体状、例えば
グラス、調味料容器、缶詰の如き商品Gを嵌合支
持すべく化粧用シート2が張装されたパツキン枠
5がセツトされる。
このパツキン枠5は、長方形平板状の肉厚紙素
材7から形作られ商品収納凹所6を形成すべく長
方形の長手方向両端で凹凸状に縮小することでそ
れぞれ凸条11を対峙して起立させると共に、商
品収納凹所6の側方を形成する側方支持板8を、
各凸条11における対峙する側の面から観音開き
状に側方支持板8をそれぞれ開き出して形成して
ある。
このパツキン枠5の形状を展開図によつて更に
詳しく説明すると、第4図に示すように、長方形
の肉厚紙素材7があり、その長手方向両端近傍に
は、長手方向に直交する2本の狭間隔で平行な折
線9,9がそれぞれ設けられている。この折線
9,9からそれぞれ長手方向両端までの距離と同
じ距離で内側に折線9,9と平行な折線10がそ
れぞれ1本ずつ設けられている。そして、肉厚紙
素材7を、これらの各折線9,10により折曲げ
て長手方向両端に山折状に起立した凸条11
(壁)を対峙させて形成することで凹凸状に縮小
する。
又、凸条11における内側の面、つまり、折線
9と折線10とによつて形成されているそれぞれ
の側板14には、観音開き状の側方支持板8を形
成する折線12及び切込線13が次の如く設けら
れている。すなわち、先ず、切込線13の場合、
縦切込線13Aを側板14の中央に肉厚紙素材7
の長手方向へ切設し2等分する。そして、この縦
切込線13Aと折線12との交点からこの折線1
2上を両側端に向つて側方支持板8の長さ分下辺
切込線13Bそれぞれ切設される。更に、縦切込
線13Aと折線9との交点から両側端に向つて、
最初は折線9上を、次に、若干折線10寄りでこ
の折線10と平行となるように略波状に連続した
上辺切込線13Cを下辺切込線13B端と同じ位
置までそれぞれ切設する。そして、下辺切込線1
3B端と上辺切込線13C端とを折線12によつ
て連結して略長方形状の側方支持板8が形作られ
る。
このように側方支持板8の上辺が略波状に形成
されていると、後述する化粧用シート2を張装し
た際に、化粧用シート2が波状の上辺にならつて
波打つので優雅で且つ豪華な雰囲気を醸し出す。
この時の、凸条11の高さや角度、切り起され
た凸条11,11同士の間隔或いは配置等は収納
する商品Gに対応して適宜設定、構枠される。更
に、側方支持板8は、図示の如き形状に限定され
るものではない。
一方、このようなパツキン枠5に張装される化
粧用シート2は、パツキン枠5の縮小方向に直交
する方向での所定幅の襞3を設けてなり、この化
粧用シート2の周囲は、平板状に伸張されている
状態のパツキン枠5に予め固着されるようになつ
ている。化粧用シート2自体は、例えばサテン
(繻子織物)やその他織布、或いは紙製シートや
その織布等を素材とし、パツキン枠5の縮小方向
両端、すなわち、前記長方形の肉厚紙素材7の短
辺に接着剤等を介して重ね合せ状で固着される固
着部4を両端に有しており、所定幅で設けられた
襞3をそのまま維持してパツキン枠5両端に固着
され、又、縮小方向両側は、パツキン枠5表面を
完全に包覆するようにパツキン枠5裏面に接着剤
等を介して折返し状で固着されるものとしてあ
る。尚、襞3の幅、数は図示例に限定されず、そ
れは、パツキン枠5の大きさ、商品収納凹所6深
さその他によつて適宜に選定することが可能であ
る。
しかして、化粧用シート2のパツキン枠5に対
しての張装は、例えば、ロール状にして保持され
ている原反布から引き出し、その引き出し工程中
で所定の間隔での折込状での襞3を形成し、その
後、搬送されている平板伸張状のパツキン枠5周
囲に接着剤等を介してアーム、ローラその他にて
押圧しながら、化粧用シート2周囲を固着するも
のである(図示せず)。
化粧用シート2が張装された伸張状のパツキン
枠5はその縮小方向で凹凸状となるよう縮小され
ることで、商品収納凹所6が形成され、その状態
で包装用容器1内にセツトされるのであり、商品
収納凹所6内に所定の商品Gが収納された後、展
示更には包装されて贈答用に提供される。
[考案の効果] 上述の如く構成したこの考案は、平板状の素材
両端を一方向で縮小することでそれぞれ凸条11
を対峙して起立させると共に、これらの凸条11
における対峙する側の面から観音開き状に側方支
持板8をそれぞれ開き出して商品収納凹所6を形
成したパツキン枠5を有するから、側方支持板8
を観音開きにすれば、凸条11の内側への倒れを
規制し、その規制の際に、逆に側方支持板8の揺
動を凸条11によつて規制することともなり、商
品収納凹所6内に商品Gを収納した時に横ずれし
ないように確実に保持することができる。しか
も、所定の包装用容器1内に縮小したパツキン枠
5をセツトすれば商品Gを簡単に商品収納凹所6
内に収納することができる。
そして、化粧用シート2は、前記縮小方向に直
交する方向での所定幅の襞3を設け、且つ平板状
に伸張されているパツキン枠5に前記襞3と共に
周囲を固着してあるから、パツキン枠5の素材を
縮小すると共に、化粧用シート2に襞3が設けて
あるため、化粧用シート2がたるんだ分余裕が得
られるのでしつくりと体裁良く収納できる。しか
も、前記凸条11に対して側方に側方支持板8が
切り起されているから、側方支持板8の分化粧用
シート2が盛り上り商品G周囲を化粧用シート2
によつて確実に包覆することができ非常に豪華な
雰囲気を醸し出すものである。
又、従来は、立体的に組立てたパツキン枠に凹
所を形成し、その凹所内に陥没させるよう襞を形
成しながら手作業で立体状にパツキン枠周囲に化
粧用シートを固着していたのに比し、この考案に
よれば、平板状のパツキン枠5周囲に重ね合せ
状、或いは折返し状にして、襞3折りはされるも
のの平板状である化粧用シート2周囲を固着すれ
ばよいから、機械的に処理できるものとなり、一
時的、大量に構成することが可能となるものであ
る。そのため、例えば、中元、歳暮シーズン等で
詰合せ、セツトすべき各種の詰合せ商品Gの変
更、それによつて形状、構造が異なるものとなつ
たパツキン枠5に化粧用シート2を張装する場合
でも、迅速に処理でき、必要とする時期に大量に
提供することが可能である。
以上説明したように、この考案によれば、主と
して、中元、歳暮用としての贈答品の包装用容器
における底箱の構成に際し、化粧用シートをパツ
キン枠に極めて簡易に張装することができ、しか
も、その作業は機械的に処理できることで、例え
ば、商品詰合せの変更等によつて一時的、大量に
処理する必要が生じた際にもこれに充分に対応で
き、又、商品の保持、及び化粧用シートによる商
品側面の包覆を確実なものとして豪華な雰囲気を
醸し出し需要者の購買意欲をそそるものであり、
構成簡単で安価にて提供できる等の実用上有益な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示す
もので、第1図は分解斜視図、第2図は収納状態
での縦断面図、第3図は同じく横断面図、第4図
は展開図、第5図は従来例の一部切欠斜視図であ
る。 G……商品、1……包装用容器、2……化粧用
シート、3……襞、4……固着部、5……パツキ
ン枠、6……商品収納凹所、7……肉厚紙素材、
8……側方支持板、9……折線、10……折線、
11……凸条、12……折線、13……切込線、
13A……縦切込線、13B……下辺切込線、1
3C……上辺切込線、14……側板、101……
パツキン枠、102……化粧用シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板状の素材両端を一方向で縮小することでそ
    れぞれ凸条を対峙して起立させると共に、これら
    の凸条における対峙する側の面から観音開き状に
    側方支持板をそれぞれ開き出して商品収納凹所を
    形成したパツキン枠と、前記縮小方向に直交する
    方向での所定幅の襞を設け、且つ平板状に伸張さ
    れているパツキン枠に前記襞と共に周囲を固着し
    た化粧用シートとからなることを特徴とした包装
    用容器の装飾用底箱。
JP4366686U 1986-03-25 1986-03-25 Expired JPH0335700Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4366686U JPH0335700Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4366686U JPH0335700Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62159320U JPS62159320U (ja) 1987-10-09
JPH0335700Y2 true JPH0335700Y2 (ja) 1991-07-29

Family

ID=30860739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4366686U Expired JPH0335700Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0335700Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62159320U (ja) 1987-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6604674B1 (en) Gift wrapping
US5161895A (en) Gift sack with drawstring or the like and method for making the same
US2706935A (en) Cartons and method of making and assembling same
DE4027762C1 (ja)
US2823795A (en) Composite container
US3311289A (en) Prefabricated wrapper for containers
US5743460A (en) Pleated paper wrapper for elongate objects
JPH0335700Y2 (ja)
JPH0335699Y2 (ja)
JPH0335702Y2 (ja)
JPH0335701Y2 (ja)
JPH0248342Y2 (ja)
US4720014A (en) Compact package for spreadable products
US3130058A (en) Elongated candy package
JPH024041Y2 (ja)
JPS6344346Y2 (ja)
JP2730746B2 (ja) 包装材
JPH0224732Y2 (ja)
JPH0242581Y2 (ja)
JPH0232586Y2 (ja)
JPH089017Y2 (ja) 包装体
JPH024036Y2 (ja)
JPH0211323Y2 (ja)
JPH0120281Y2 (ja)
JPS5841131Y2 (ja) 包装具