JPH0335694Y2 - - Google Patents

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JPH0335694Y2
JPH0335694Y2 JP12104387U JP12104387U JPH0335694Y2 JP H0335694 Y2 JPH0335694 Y2 JP H0335694Y2 JP 12104387 U JP12104387 U JP 12104387U JP 12104387 U JP12104387 U JP 12104387U JP H0335694 Y2 JPH0335694 Y2 JP H0335694Y2
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JP12104387U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電子オルゴール収納用暗箱に係り、
更に詳述すればデコレーシヨンケーキの装飾体と
しての電子オルゴールを前記ケーキと共に収納持
運べるようにした電子オルゴール収納用暗箱に関
するものである。
[従来の技術] 紙を材料としこれを切断、折曲げ貼合せあるい
は係合させることで物を収納する紙箱は古くから
用いられている。
この場合、持運びの便を計る目的で箱の側面に
手掛け孔を開けたり、提手を設けたりいろいろ工
夫されている。
この提手付紙箱の場合、特別に提手を形成し、
天井板に提手切起し孔を明けない例として実公昭
55−38826号公報に記載の包装用箱があり、提手
を天井板より切起すことで天井板に提手切起し用
の孔が明けられた例として実公昭54−25240号公
報に記載の提手部の構造がある。
[考案が解決しようとする問題点] 後者の如く天井板の一部を切起すことで提手を
形成する場合、材料を余分に必要としないと云う
反面、提手切起しの開孔部より内部に衛生上好し
くない異物の侵入が生じる。このような異物の侵
入を阻止するため、この開孔部に内側よりセロフ
アン紙のような透明な紙を貼り付けることで塞い
だものがある。
しかし、デコレーシヨンケーキの装飾体として
小型扁平な電子オルゴールを取付け、該オルゴー
ルの電源として太陽電池を使用した場合、前記開
孔部からの洩光でオルゴールが動作してしまうと
云う欠点がある。
この考案は箱として複雑な構造でなく、かつ暗
箱状態を保つと共に、箱を開けなくつても一部を
除くだけでオルゴールが作動するための光が箱体
内に入るようにしたオルゴール収納用暗箱を提供
することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 前記この考案の目的は、底板の一方の平行する
側辺に折目を介して差込片挿入用の切目を設けた
端面板を延在せしめ、前記底板の他方の平行する
側辺の一方に折目を介して貼着片を他方に折目を
介して側面板、提手片を切起した天井板および差
込片をそれぞれ折目をもつて区画した覆い部を延
在し、前記提手片の切起しで生じる開孔部を透明
な紙葉を提手片の起し側面とは反対の面に貼着す
ることで塞ぎ、前記側面板の一つを前記貼着片に
貼着し、かつ前記差込片を前記切目に差込んでな
る箱形成体と、前記提手片が挿通できる複数のス
リツトを設け、前記開孔部を覆い得る大きさの不
透明な覆い板とを用いることで達成される。
[作用] この考案の電子オルゴール収納用暗箱は、底板
上にデコレーシヨンケーキ等を載せ、端面板の切
目に天井板より折目を介して延在している差込片
の先端を挿入することで箱状化し、提手片を覆い
板のスリツトに挿入することで該覆い板を天井板
に接し得るように取付けて開孔部を塞いでおき、
この覆い板を明るい所で取除くことで、前記開孔
部からの洩光がデコレーシヨンケーキの装飾体と
してケーキにに取付けられている電子オルゴール
の太陽電池にとどきオルゴールが鳴動し、このあ
と差込片を外し端面板を開くことでデコレーシヨ
ンケーキとそれに取付けられている電子オルゴー
ルが取出せるため、オルゴールの鳴動で意外性を
与えると共にメロデイよりケーキを想像する楽し
みを与え得る。
[実施例] この考案の電子オルゴール収納用暗箱は第1図
に示すように、紙葉を型抜き、折目付けおよび切
目あるいは切込を入れることで、矩形の底板1の
一方の平行する側辺に折目2,2を介して差込片
25,25挿入用の切目4,4を設けた端面板
6,6を延在せしめる。また、前記底板1の他方
の平行する側辺の一方に折目8を介して貼着片9
を、他方に折目10を介して側面板11を延在さ
せ、この側面板11に折目2,2を介して折込片
12,12を設け、前記折目10と平行する側辺
に切目14,14および15,15をもつて提手
片16,16を切起し得るようにした底板1と同
一寸法の天井板18を折目19を介して延在せし
める。更に前記天井板の折目19と平行する側辺
には折目20を介して前記側面板11と同一寸法
の側面板21を延在せしめ、折目2,2を介して
折込片17,17を設け、この天井板18の折目
19,20と直角な折目2,2を介して側面板2
4,24を設け凸状をなす差込片25,25を延
在せしめる。
このように構成された箱形成体26は、前記提
手片16,16の切起しによつて生じる開孔部2
7,27を塞ぐように天井板18の提手片16,
16の切起しによつて生じた開孔部27,27を
塞ぐセロフアンの如き透明な紙葉29を貼付け、
さらに側面板21を貼着片9に貼着してある。
この考案の電子オルゴール収納用暗箱は以上の
如く構成されており、前記開孔部27,27から
箱体内に漏光するのを阻止する覆い板30は第2
図に示す如く提手片16,16の長さよりも若干
長い長径の不透明な円板体で中央部に前記提手片
16,16が挿入し得る複数のスリツト31,3
1が並行するように明けられている。
この考案の暗箱32は、第3図乃至第5図に示
すように、底板1、両側面板11,21および天
井板18で形成される筒状体内に電子オルゴール
33を装飾品として取付けたデコレーシヨンケー
キ34を入れ、端面板6,6を折目2,2で直角
に折曲げ、更に差込片25,25を折目2,2で
折曲げてその端縁の突出部分を前記側面板6,6
の切目4,4に挿入することで暗箱を完成させ
る。
このあと提手片16,16を切起し部分で上方
に折曲げ、第4図および第5図に示すように覆い
板30のスリツト31,31に挿入して前記覆い
板30を天井板18に当接させて開孔部27,2
7から箱体内に光が洩れ込まないようにする。
この後、購入者が目的場所で覆い板30を取除
くと、開孔部27,27より透明な紙葉29を通
して外光が箱体内に洩込み、電子オルゴール33
の光電池あるいは光センサに入光するとその起電
力あるいは動作でスイツチが入り、内部のメロデ
イICパターン基板に光電池あるいは内蔵電池か
ら電流が流れてメロデイ信号が発生し、この信号
で扁平スピーカから発音してウエデイングマーチ
やクリスマスキヤロルが極く自然に人々に向けて
発音する。尚この発音を止めるには再び覆い板3
0で開孔部27,27を塞ぐことで開箱すること
なく止めることができる。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案は提手切起しにより
生じた開孔を利用して箱体内に外光を取込めるよ
うにし、この開孔を開閉することで光電池あるい
は光センサで入るスイツチの閉成でデコレーシヨ
ンケーキの装飾体としての電子オルコールを鳴動
せしめたり鳴動を停止させたり出来、意外性を被
贈者に与えることができると共に、箱を開かずに
内部のオルゴールを鳴動させ得るので衛生的であ
る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図は箱形成体の展開図、第2図は覆い板
の斜視図、第3図は覆い板を除いた状態の暗箱の
斜視図、第4図は第3図の覆い板を取付けた状態
のA−A断線における断面図、第5図は同じくB
−B断線における断面図である。 1……底板、2,8,10,19,20……折
目、4,14,15……切目、6,24……側面
板、9……貼着片、12,17……折込片、1
1,21……側面板、16……提手片、18……
天井板、25……差込片、26……箱形成体、2
7……開孔部、29……透明な紙葉、30……不
透明な覆い板、31……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底板1の一方の平行する側辺に折目2,2を介
    して差込片25挿入用の切目4を設けた端面板
    6,6を延在せしめ、前記底板1の他方の平行す
    る側辺の一方に折目8を介して貼着片9を他方に
    折目10を介して側面板11と、提手片16,1
    6を切起した天井板18および差込片25をそれ
    ぞれ折目19,20,2,2をもつて区画した覆
    い部を延在し、前記提手片16,16の切起しで
    生じる開孔部27,27を透明な紙葉29で塞
    ぎ、側面板21を貼着片9に貼着し、かつ前記差
    込片25を前記切目4に差込んでなる箱形成体2
    6と、前記提手片16,16が挿通し得る複数の
    スリツト31,31を設け、前記開孔部27,2
    7を覆い得る大きさの不透明な覆い板30とで構
    成されていることを特徴とする電子オルゴール収
    納用暗箱。
JP12104387U 1987-08-07 1987-08-07 Expired JPH0335694Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12104387U JPH0335694Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12104387U JPH0335694Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

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Publication Number Publication Date
JPS6426223U JPS6426223U (ja) 1989-02-14
JPH0335694Y2 true JPH0335694Y2 (ja) 1991-07-29

Family

ID=31367695

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JP12104387U Expired JPH0335694Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07

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JPS6426223U (ja) 1989-02-14

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