JPH0335657Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335657Y2
JPH0335657Y2 JP1985082111U JP8211185U JPH0335657Y2 JP H0335657 Y2 JPH0335657 Y2 JP H0335657Y2 JP 1985082111 U JP1985082111 U JP 1985082111U JP 8211185 U JP8211185 U JP 8211185U JP H0335657 Y2 JPH0335657 Y2 JP H0335657Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
seedling box
wheel axle
operating lever
rear wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985082111U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61196868U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985082111U priority Critical patent/JPH0335657Y2/ja
Publication of JPS61196868U publication Critical patent/JPS61196868U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0335657Y2 publication Critical patent/JPH0335657Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、育苗器に対し、積重苗箱群を搬入、
および、搬出するための育苗器用台車に関する。
[従来技術とその課題] 一般に育苗器Aは、第3図、および、第4図に
示すように、平面形状を方形状とした台枠1上に
側枠2、および、前後枠3を建屋構造に組立て、
この上面、側面に保温シート4を被覆し、上記台
枠1上の奥行き方向に配設せる台車レール部5a
を設けた苗箱受台5上に積重育苗箱6を支持さ
せ、台枠1の下部に設けた湯槽7から蒸発する湯
気と太陽熱により育苗を行うようにしてある。
そして、上記積重育苗箱6を苗箱受台5上に支
持させるために、台車レール部5aを手押し操作
で移動する苗箱載台によつて積重育苗箱6を苗箱
受台5上に支持させたり、あるいは、苗箱受台5
上に支持されている積重育苗箱6を搬出するよう
にしている。しかしながら、この種台車には、台
車の後部中央、即ち、苗箱を出入する側に操作レ
バーが設けてあるため、育苗器Aに対して積重育
苗箱6を搬入、搬出するに際し、苗箱受台5間へ
の積重育苗箱6の積込み、および、とり出し作業
時に上記操作レバーが非常に邪魔になり、苗箱6
の搬入、搬出作業をおおいに阻害している。
本考案の目的は、積重育苗箱の育苗器への搬
入、搬出時に操作レバーを作業スペースから他の
領域に回避せしめ、作業終了後直ちに旧復せしめ
ることにより、作業性の向上が図れるよう改善さ
れた育苗器用の台車を提供せんとするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 従来技術の課題を解決する本考案の構成は、育
苗器に複数条平行に設けた苗箱受台の間隔より若
干狭巾で、奥行きを育苗箱の巾より長尺とした平
面形状が長方形状の苗箱載台の下面前後部両側
に、夫々回動アームの上端を軸支し、この左右両
側の回動アームの下端間に台車レール部上に乗載
する車輪を回動自在に軸支した車輪軸を橋架的に
固定するとともに、上記前後の車輪軸の左右端部
間を連結アームにて連結せしめ、更に、上記後側
の車輪軸に回動回避可能な操作レバーを連結した
育苗器用台車において、上記後側の車輪軸の中央
部外側に、該車輪軸の軸線と直交する軸線をもつ
受パイプ14を固着せしめるとともに、この受パ
イプ14に操作レバー13の先端に形成した側面
形状がヘ字形の屈折部13aを回動可能に嵌着
し、上記後側の車輪軸に対する受パイプ14の取
付角度を、上記苗箱載台の上面が上記苗箱受台の
上面より上方に保たれる姿勢において、少くと
も、上記操作レバー13の先端部が苗箱受台の上
面より下方に保たれる角度に設定したものであ
る。
[実施例] 第1,2図について実施例の詳細を説明する。
第1図は台車レール部に載置した状態の台車の
平面図、第2図は同上一部切欠側面図であり、第
4図は積重育苗箱群の搬入状態を示している。
8は、巾が上記苗箱受台5の間隔より若干狭巾
で、奥行き長を育苗箱6の巾より長尺となした平
面形状が長方形状の苗箱載台で、該苗箱載台8の
下面前後部両側には、夫々回動アーム9の上端を
軸支せしめるとともに、この各回動アーム9の下
端には、上記苗箱受台5に一体形成した台車レー
ル部5a上に乗載する車輪10を回動自在に軸着
した車輪軸11が固定してある。
また、第2図に示すように、前後の上記車輪軸
11の左右端部は、連結アーム12によつて互い
に連結され、上記苗箱載台8、両回動アーム9、
両連結アームは、苗箱載台12により平行四辺形
のリンク構造が構成せしめられる。また、上記回
動アーム9は、苗箱載台8の上面が苗箱受台5の
上面より上位にあるときに、垂直姿勢か、あるい
は、第2図に示すように若干紙面左向きに下向き
に傾斜している姿勢とすることが望ましい。
13は、上記後側の車輪軸11の略中央部に、
この車輪軸11の軸線と直交する軸線をもつて固
定した受パイプ14に回動可能に嵌着せる操作レ
バーで、該操作レバー13、車輪軸11、回動ア
ーム9が一体化され、水平状態にある操作レバー
13の上向き回動(第2図仮想線)により、車輪
軸11、回動アーム9を第2図仮想線のように動
かし、苗箱載台8の上面を前後動させることなく
そのまま苗箱受台5の上面より下方に降下させ、
苗箱載台8上の積重育苗箱6を苗箱受台5上間に
橋架状に設置せしめるようにしたものである。
上記後側の車輪軸11と受パイプ14、およ
び、この受パイプ14と操作レバー13の取合い
構造について更に詳しく説明すると、上記後側の
車輪軸11に対する受パイプ14の取付角度を、
上記苗箱載台8の上面が上記苗箱受台5の上面よ
り上方に保たれる姿勢において、少くとも、上記
操作レバー13の先端部が苗箱受台5の上面より
下方に保たれる角度に設定したもので、また、上
記受パイプ14には、操作レバー13の先端に形
成した側面形状がヘ字形の屈折部13aを回動可
能に嵌着したことにより、この操作レバー13の
先端部が苗箱受台5の上面より下位に設定される
ものである。本考案の台車Bは上述のように構成
されている。
[作用の説明] 次に作用について説明すると、台車Bを台車レ
ール部5aに乗せた状態で、育苗器Aの手前に引
き出しておき、所定数の積重育苗箱6を苗箱載台
8上に乗せ、そして、操作レバー13をほぼ水平
な状態、詳しくは、苗箱載台8の上面を上記苗箱
受台5の上面より上位に保ち、積重育苗箱6の最
下段の育苗箱6の下面が、苗箱受台5の上面に接
しない状態で、台車Bを押動し、育苗器Aの収容
設定位置まで搬入する。次いで、操作レバー13
を第2図の仮想線で示すように、上方に回動する
と、回動レバー9が仮想線のように傾動され、苗
箱載台8は前後動することなく、そのままの姿勢
で下降し、積重育苗箱6を育苗器Aの後枠3から
所定の間隔を保持した位置の苗箱受台5上に橋架
的に載置する。
次に、操作レバー13により台車Bを旧位に戻
し、この位置で第2図の実線で示すように操作レ
バー13を下向きに下降させ、これの前部を苗箱
受台5の上面より下位に保つとともに、苗箱載台
8の上面を苗箱受台5の上面より上位に保持せし
め、この状態で操作レバー13を左、または、右
方向に約90゜回動してれを作業スペースから外側
方に回避させたのち、再び苗箱載台8の定位置に
積重育苗箱6をのせ、台車Bを再び育苗器Aの奥
に搬入し、同様な作業を繰り返し行い、第4図の
ように育苗器A内に順次積重育苗箱6を収容す
る。
育苗が終り、収容せる積重育苗箱6を育苗器A
から外部にとり出す場合は、上記と全く逆の作用
で順次行う。そして、台車上から積重育苗箱6を
荷卸しするときも、操作レバー13を左、また
は、右方向に回動回避させる。
[考案の効果] 上述のように本考案の構成によれば、次のよう
な効果が得られる。
(a) リフト機構を有する台車により、重量のある
積重育苗箱群を、軽快に而も効率よく育苗器の
苗箱受台上に搬入支持し、または、支持状態の
積重育苗箱群の器外への搬出がなしうることは
勿論のこと、 (b) 台車に付設せる操作レバー13を左、また
は、右に回動回避することにより、操作レバー
13による搬入、搬出作業が阻害されることな
く、能率のよい積重育苗箱群の育苗器に対する
搬入、搬出がなしうるとともに、操作レバー1
3を台車に付設した状態で左右何れかの方向に
回動するだけなので、操作が簡単で、回避姿勢
から操作姿勢へ、またはその逆の切換え操作が
迅速に行えるばかりでなく、 (c) 特に本考案では、受パイプ14に対して操作
レバー13の先端に形成した側面形状がヘ字形
の屈折部13aを回動可能に嵌着したこと、お
よび、上記後側の車輪軸に対する受パイプ14
の取付角度を、上記苗箱載台の上面が上記苗箱
受台の上面より上方に保たれる姿勢において、
少くとも、上記操作レバー13の先端部が苗箱
受台の上面より下方に保たれる角度に設定した
ので、少くとも、苗箱載台に苗箱を搭載、また
は、荷卸しする際には、台車の作業域から操作
レバーを完全に回避させることができ、従つ
て、この種の作業に操作レバーを回避するため
の余分な気遣いと動作が全く無用であり、作業
効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案台車の平面図、第2図は同上一
部切欠側面図、第3図は育苗器の正面図、第4図
は同上側面図である。 B……台車、8……苗箱載台、9……回動アー
ム、3,10……車輪、11……車輪軸、12…
…連結アーム、13……操作レバー、14……受
パイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 育苗器に複数条平行に設けた苗箱受台の間隔よ
    り若干狭巾で、奥行きを育苗箱の巾より長尺とし
    た平面形状が長方形状の苗箱載台の下面前後部両
    側に、夫々回動アームの上端を軸支し、この左右
    両側の回動アームの下端間に台車レール部上に乗
    載する車輪を回動自在に軸支した車輪軸を橋架的
    に固定するとともに、上記前後の車輪軸の左右端
    部間を連結アームにて連結せしめ、更に、上記後
    側の車輪軸に回動回避可能な操作レバーを連結し
    た育苗器用台車において、 上記後側の車輪軸の中央部外側に、該車輪軸の
    軸線と直交する軸線をもつ受パイプ14を固着せ
    しめるとともに、この受パイプ14に操作レバー
    13の先端に形成した側面形状がヘ字形の屈折部
    13aを回動可能に嵌着し、 上記後側の車輪軸に対する受パイプ14の取付
    角度を、上記苗箱載台の上面が上記苗箱受台の上
    面より上方に保たれる姿勢において、少くとも、
    上記操作レバー13の先端部が苗箱受台の上面よ
    り下方に保たれる角度に設定したことを特徴とす
    る育苗器用台車。
JP1985082111U 1985-05-31 1985-05-31 Expired JPH0335657Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985082111U JPH0335657Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985082111U JPH0335657Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61196868U JPS61196868U (ja) 1986-12-08
JPH0335657Y2 true JPH0335657Y2 (ja) 1991-07-29

Family

ID=30629532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985082111U Expired JPH0335657Y2 (ja) 1985-05-31 1985-05-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0335657Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52863B2 (ja) * 1974-03-29 1977-01-11

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52863U (ja) * 1975-06-23 1977-01-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52863B2 (ja) * 1974-03-29 1977-01-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61196868U (ja) 1986-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1260036A (en) Transport device
JPH0335657Y2 (ja)
JPH0321326Y2 (ja)
JPS6344333B2 (ja)
JPH0246672Y2 (ja)
JP3757742B2 (ja) 田植機
JPH033170Y2 (ja)
JPS61260816A (ja) 苗箱搬送フレーム
JPS6121972Y2 (ja)
CN218650962U (zh) 一种旋转式置物架
KR200148045Y1 (ko) 농작물 이송장치
CN220682412U (zh) 一种建筑工程材料搬运装置
CN207826299U (zh) 一种单晶炉加料器运输车
JP2540530Y2 (ja) 台 車
JPS5825955Y2 (ja) 炊飯装置
FR2590460A1 (fr) Systeme transformant une table basse en table haute
JPH086565Y2 (ja) 運搬用キャスター
JPH035289Y2 (ja)
WO2003017750A1 (en) Container assembly
JPS6338134Y2 (ja)
JPS60128105A (ja) 棚取付構造
JP3485129B2 (ja) キャリアー
JPS5930758Y2 (ja) トレ−ラ
GB2105678A (en) Tipping box-containers
JPH0529002Y2 (ja)