JPH0335499Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335499Y2
JPH0335499Y2 JP335885U JP335885U JPH0335499Y2 JP H0335499 Y2 JPH0335499 Y2 JP H0335499Y2 JP 335885 U JP335885 U JP 335885U JP 335885 U JP335885 U JP 335885U JP H0335499 Y2 JPH0335499 Y2 JP H0335499Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed electrode
gun body
lever member
cylinder
gun
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP335885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61122081U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP335885U priority Critical patent/JPH0335499Y2/ja
Publication of JPS61122081U publication Critical patent/JPS61122081U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0335499Y2 publication Critical patent/JPH0335499Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はスポツト溶接装置に関するものであ
る。
(従来技術) 従来、第3図に示すように天井30に配設され
た変圧器31から1対のケーブル32A,32B
が延出され、一方のケーブル32Aの先端に、上
方に向く第1固定電極33とこの電極33に対向
して上下動する第1可動電極34とを設けたC形
ガン35を接続し、他方のケーブル32Bの先端
に、水平方向の第2固定電極36とこの電極36
に対応する第2可動電極37が装着されたレバー
部材38を揺動可能に設けたX形ガン39を接続
し、ワークにおけるスポツト溶接の方向が異る場
合、溶接方向に応じて上記C形、X形ガン35,
39を使い分けるようになされたスポツト溶接装
置が知られている例えば、(実開昭56−60584号公
報参照)。
上記従来のスポツト溶接装置では、第4図のよ
うにワーク40の溶接個所が水平方向の場合はC
形ガン35によつてスポツト溶接がなされ、第5
図のようにワーク40の溶接個所が上下方向の場
合はX形ガン39を使用することでスポツト溶接
がなされる。
しかし、C形、X形ガン35,39が別個に離
間して設けられているから、これらのガンを使い
分ける場合、作業者は大きく手を伸ばすかもしく
は身体を移動させて、つぎに使用するガンを把持
しなければならない煩らわしさがあり、作業性に
劣る問題を有している。
(考案の目的) この考案は上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、溶接方向が異なる場合、C形、X
形ガンの使い分けがきわめて容易になされて、作
業性の向上が実現されるスポツト溶接装置を提供
することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、この考案は軸方向の
一端がケーブルに接続され、他端部の一側に一端
側に向く第1固定電極を設け、この第1固定電極
の反対側に軸線に交叉状で外向き第2固定電極が
装着されたガン本体と、このガン本体に取付けら
れて上記第1固定電極に対向して上下動する第1
可動電極を有する第1シリンダと、上記ガン本体
における上記第1シリンダの反対側に上記軸線に
交叉方向の支軸により揺動可能に支持されるとと
もに上記第2固定電極に対応する第2可動電極が
装着されたレバー部材と、上記ガン本体とレバー
部材の間に配設されてレバー部材を摺動させる第
2シリンダとを備え、上記ガン本体と、第1固定
電極と第1可動電極とでC形ガンを形成し、かつ
C形ガンの側方に隣接して上記ガン本体と第2固
定電極とレバー部材と第2可動電極とからなるX
形を形成した構成としている。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案に係るスポツト溶接装置の一
例を示す正面図を示し、図において1はガン本体
で軸方向に一端、つまりこの実施例では上端にケ
ーブル2の下端が接続され、ケーブル2の上端は
後述する変圧器に電気的に接続されている。
ガン本体1の下端部の一側に上方に向く第1固
定電極3が設けられ、この第1固定電極3の反対
側、つまりガン本体1の下端部の他側に水平状で
外向きの第2固定電極4が装着されている。
5は第1シリンダで、ガン本体1の一側上部に
たとえば電気絶縁材6を介して取付けられ、上記
第1固定電極3に対向して上下動する第1可動電
極7を有している。つまり、ガン本体1と第1固
定電極3と第1可動電極7とでC形ガンを形成し
ている。
8はレバー部材を示し、ガン本体1の他側に水
平方向の支軸9によつて揺動可能に支持されてい
る。すなわち、水平方向の支軸9は電気絶縁材1
0を介してガン本体1の他側に取付けられている
ブラケツト11に支持され、レバー部材8に取付
けられたアーム部12の先端部が上記支軸9に回
動自在に支持されている。そしてレバー部材8の
下端に上記第2固定電極4に対応する第2可動電
極13が装着されている。すなわち、ガン本体
1、第2固定電極4、レバー部材8および第2可
動電極13によりX形ガンを形成している。
レバー部材8には第2シリンダ14が取付けら
れ、このシリンダ14のピストンロツド14aの
先端がリンク15を介してブラケツト11に連結
されている。
16は第1操作ハンドルで、ガン本体1の他側
上部に取付けられ、操作スイツチ16aを有し、
第2操作ハンドル17は第2シリンダ14の外側
に取付けられて操作ハンドル17aを有してい
る。そして、上記操作スイツチ16aをONする
と、第1シリンダ5に作動流体が供給されて第1
可動電極7が下降し、操作スイツチ17aをON
すると第2シリンダ14に作動流体が供給されて
第2可動電極13が第2固定電極4方向に移動す
る。
18A,18Bは分岐ケーブルで、第2図に示
すように、ケーブル2の一方の芯線2Aが一方の
分岐ケーブル18Aを介して第1可動電極7に、
また他方の分岐ケーブル18Bとレバー部材8を
介して第2可動ウ極13にそれぞれ電気的に接続
されている。そしてケーブル2の他方の芯線2B
はガン本体1を介して第1、第2固定電極3,4
に電気的に接続されている。図中19は変圧器、
20は電源を示す。
上記構成において、第1図の仮想線Xで示すよ
うに、ワーク21の溶接個所が水平方向の場合は
第1操作ハンドル16を把持してガン本体1の第
1固定電極3上にワーク21の溶接個所を対応さ
せ、ついで操作スイツチ16aをONすると第1
シリンダ5に作動流体が供給されて第1可動電極
7が仮想線Aで示すように下降し、この第1可動
電極7と第1固定電極3とで上記溶接個所を挾着
してスポツト溶接がなされ、溶接完了後操作スイ
ツチ16aをOFFすることで第1シリンダ5と
第1可動電極7がそれぞれ復帰して、つぎの溶接
に備える。
一方、仮想線Yで示すようにワーク21の溶接
個所が上下方向の場合は、第2操作ハンドル17
を把持してガン本体1の第2固定電極4にワーク
21の溶接個所を対応させ、ついで操作スイツチ
17aをONすると第2シリンダ14に作動流体
が供給されてピストンロツド14aが突出し、支
軸9を支点にレバー部材8が仮想線Bで示すよう
に揺動して、第2可動電極13と第2固定電極4
とで上記溶接個所を挾着してスポツト溶接がなさ
れ、溶接完了後操作スイツチ17aをOFFする
ことで第2シリンダ14、レバー部材8および第
2可動電極13がそれぞれ復帰して、つぎの溶接
に備える。
このようにワーク21の溶接方向が異つた場合
でも、単に操作ハンドル16,17を持ちかえる
ことで、C形ガンとX形ガンの使い分けが容易に
なされるので、作業性が大幅に向上する。しかも
C形ガンとX形ガンとが1つのガン本体1を共用
することにより形成されているから、軽量化が図
れる。
上記実施例ではガン本体1が上下方向に配設さ
れた例、つまりガン本体1の軸線が垂直方向の例
で説明しているが、ガン本体1の軸線を垂直以外
の方向(たとえば水平方向)に設定しても上記実
施例と同様の効果が得られることはいうまでもな
い。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、溶接
方向が異なる場合、C形、X形ガンの使いわけが
きわめて容易になされ、作業性の向上が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスポツト溶接装置の一
例を示す正面図、第2図は電気結線図、第3図は
従来例の概略正面図、第4図は溶接の一例を示す
正面図、第5図は他の溶接例を示す正面図であ
る。 1……ガン本体、2……ケーブル、3……第1
固定電極、4……第2固定電極、5……第1シリ
ンダ、7……第1可動電極、8……レバー部材、
9……支軸、13……第2可動電極、14……第
2シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向の一端がケーブルに接続され他端部の一
    側に一端側に向く第1固定電極を設け、この第1
    固定電極の反対側に軸線に交叉状で外向きの第2
    固定電極が装着されたガン本体と、このガン本体
    に取付けられて上記第1固定電極に対向して上下
    動する第1可動電極を有する第1シリンダと、上
    記ガン本体の上記第1シリンダの反対側に上記軸
    線に交叉方向の支軸により摺動可能に支持される
    とともに上記第2固定電極に対応する第2可動電
    極が装着されたレバー部材と、上記ガン本体とレ
    バー部材の間に配設されてレバー部材を揺動させ
    る第2シリンダとを備えたことを特徴とするスポ
    ツト溶接装置。
JP335885U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0335499Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP335885U JPH0335499Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP335885U JPH0335499Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61122081U JPS61122081U (ja) 1986-08-01
JPH0335499Y2 true JPH0335499Y2 (ja) 1991-07-26

Family

ID=30477908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP335885U Expired JPH0335499Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0335499Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61122081U (ja) 1986-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN202684286U (zh) 排气管歧管机器人焊接工作站
CN107127495A (zh) 焊接机器人工具中心点调整辅助装置
JPH0335499Y2 (ja)
JPS6163368A (ja) 被覆ア−ク溶接棒用溶接条件自動設定方法
CN207239420U (zh) 点焊装置
CN212761669U (zh) 一种建筑钢结构焊接装置
CN205111051U (zh) 一种新型汽车部件悬式电阻焊机
JPS6142694Y2 (ja)
JPH0227988Y2 (ja)
CN105945414B (zh) 一种环座自动定位焊接装置
JPS6110864Y2 (ja)
JP2571288Y2 (ja) 溶接ロボット
CN216607777U (zh) 一种前悬上横臂焊接用定位装置
CN209349676U (zh) 一种点焊、凸焊一体机
CN207255514U (zh) 水平旋转切换柔性焊接工作台的垂直可动夹爪
JPH0527271Y2 (ja)
CN215238496U (zh) 一种建筑施工用对焊机
JPH0335501Y2 (ja)
CN210475831U (zh) 双头座式固定焊机装置
JPS6110865Y2 (ja)
CN207953036U (zh) 一种带夹具的电箱焊接机
CN206869363U (zh) 水平旋转切换柔性焊接工作台的双向可动夹板
JPH0634055Y2 (ja) 自動溶接装置
JP2524307Y2 (ja) 架空線支持装置
CN206869365U (zh) 水平旋转切换柔性焊接工作台的垂直可动支撑