JPH0335187Y2 - - Google Patents

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JPH0335187Y2
JPH0335187Y2 JP1987025999U JP2599987U JPH0335187Y2 JP H0335187 Y2 JPH0335187 Y2 JP H0335187Y2 JP 1987025999 U JP1987025999 U JP 1987025999U JP 2599987 U JP2599987 U JP 2599987U JP H0335187 Y2 JPH0335187 Y2 JP H0335187Y2
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JP
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flower
vase
flowers
stem
mesh
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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、花瓶の改良に関するものであり、更
に詳しくは、花類を所望の形や所望の傾斜角度を
保持した状態で簡単に固定させることができるよ
うにした花瓶に関するものである。
従来の技術 花類を生けるには、水盤、鉢、ひらかごのよう
な低幅の広い花器に生ける盛り花や、壺や瓶等の
花器、いわゆる花瓶に生ける投げ入れ等がある
が、投げ入れの場合には、花類を花瓶に固定する
花配りの方法として、枝を花瓶の内側に横設する
十文字どめや股木どめ、或は花材の下端に他の枝
を結ぶ添木どめ等の手段を用いて花類の形を整え
ていた。
考案が解決しようとする課題 従つて、花瓶を利用した投げ入れの場合には、
剣山を使用する盛り花の場合に比べて花類の形を
整えるのが困難で、一般人には見栄えよく花を生
けるのが困難で、特に1輪挿しの場合等において
は、花がグラついてしまうため、安定した状態に
固定することはできないものであつた。
課題を解決するための手段 そこで本考案は、花瓶bの上端開口部13近傍
に着脱自在に嵌挿支持される筒状の枠体11を形
成し、該枠体11に対して、伸縮及び屈曲自在な
コイルバネ14を格子状に組込みその網目12a
で花の茎部又は枝部を支持固定する網体12を上
下適間隔を存して複数段張設してなる花固定具a
を設け、該花固定具aを花瓶bの開口部13近傍
に嵌挿支持させ、上下の網体12の網目12aに
貫挿した花の茎部又は枝部を前記コイルバネ14
が弾性的に支持すべく構成したことにより上記の
問題点を解消しようとするものである。
作 用 花瓶に花を生ける際、花の茎部或は枝部等を網
体の弾力性に抗して花固定具の網目に挿通させる
ことにより、茎部や枝部は網体により上下2個所
以上の部位で弾性的に保持されるので、花は本数
にかかわりなく花瓶に立姿状態又は所望の向き、
所望傾斜角度に安定した状態で固定される。この
ため、花類全体を簡単かつ形よく整えることがで
きる。
実施例 本考案の構成を図面に示された一実施例により
説明すれば、aは壺状の花瓶b内に着脱可能に嵌
挿固定された花固定具であつて、該花固定具aは
枠体11と該枠体11に張設される網体12とで
構成されている。
前記枠体11は外周が花瓶bの開口部13近傍
の内側に着脱自在に嵌挿支持されるよう花瓶bの
内面形状に対応した筒状に形成されている。ま
た、網体12は伸縮及び屈曲自在で比較的小径の
弾性線材からなるコイルバネ14を格子状に組込
んでなるものであつて、該網体12は網目12a
に花の茎部15又は枝部を差込んだ際、上記コイ
ルバネ14の弾性力で茎部15又は枝部を支持固
定するように構成されている(第3図参照)。
そして上記網体12は枠体11に対し上下適間
隔を存して複数段張設されている。図示のものは
枠体11の上端開口部近傍及び下端開口部近傍に
位置して上下2段の網体12,12を平行に対設
した構造のものであるが、網体12は枠体11の
上下開口部近傍だけに限ることなく中間部にも設
けてもよい。このようにした場合は、茎や枝が比
較的短い花類でも固定することができる。
なお、花瓶bの形状・構造・材質等の如何を問
わない。また、花固定具aを花瓶bと一体的に構
成することも可能である。
上記の構成において、花瓶bに花を生ける際に
は、茎部15又は枝部を上下の網体12の網目1
2aに貫挿することにより花の茎部15又は枝部
は上下の網体12を形成するコイルバネ14によ
り茎部1等の上下2個所が適度の弾発力で抱持さ
れた状態で保持固定される。そのため、本数に関
係なく各花を夫々所望の高さ及び所望の傾斜角度
でしかも安定良く生けることができるので、茎部
15等を上下摺動させることにより花の高さ等の
調整を容易にできることと相俟つて花類の形を見
栄えよく整えるのが極めて容易となる。また、第
1図に示すように茎下端部(切口)を花瓶bの内
底面に当接させることなく水中に浮いた状態に各
花を花瓶bに位置決め固定させることができるの
で、各花に対する酸素及び水の供給が常に良好に
保持される。茎15の下端切口を花瓶bの内底面
に当接させると、切口が閉塞状態となつてどうし
ても酸素等の吸い込みが不良となり易く、花もち
が悪くなるため従来は茎の切口を傾斜状にする等
して対処していたが、茎15の切口が時間の経過
と共に軟弱化し自重でつぶれたりし易く酸素不足
等は免れ得ないものである。一方、網体12を径
小な弾性線材からなるコイルバネ14で形成した
ことにより、直線状の線材からなる網体に比較
し、茎表面に対する接触面積が増大し茎部15等
に対する保持状態が一層安定化するものでありな
がらコイルバネ14のバネ圧による茎への食込み
等の悪影響が軽減されるため、茎表面を徒らに傷
つけたりする虞はない。
考案の効果 本考案は、上記のように構成したものであるか
ら、花瓶に花を生ける際には、茎部15又は枝を
網体12の網目12aに貫挿するのみで花を極め
て簡単に生けることができるうえ、花の茎部15
或は枝部を網体12の弾力性に抗して網目12a
に挿通させることにより、茎部15や枝部は網体
12により上下2個所以上の部位で支持されるの
で、花の本数にかかわりなく花瓶bに花を立姿状
態又は所望の向き、所望の傾斜角度に安定状態で
固定することができる。
また、複数本の花を束状態にも或はバラ状態に
も各人の好みに応じて任意に固定できるので、花
瓶bに花類を容易にしかも見栄えよく生けること
ができると共に、茎部15等を上下の網体12に
差し込むことにより花の茎部15等を上下の網体
12を形成するコトルバネ14により適度の弾発
力で抱持された状態で位置決め固定し得て、本数
に関係なく各花のセット位置を、茎長を一々ハサ
ミで調整することなく夫々任意の高さ(位置)に
設定することができる。
また、茎下端部(切口)を花瓶の内底面に当接
させることなく水中に浮いた状態で各花を花瓶b
に位置決め固定させることができるので、各花に
対する酸素及び水の供給が常に良好に保持され、
花もちを一層長びかせることができ、さらに、コ
イルバネ14により網体12を形成したことによ
り茎表面に対する接触面積が増大し茎部15等に
対する保持状態が一層安定化するものでありなが
らバネ圧による茎への悪影響が軽減されるため、
茎表面を徒らに傷つけたりするのを解消すること
ができるうえ、構造簡単で安価に提供できる等極
めて有用な実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る花瓶の一実施例を示す縦
断側面図、第2図は花固定具の一部切欠斜視図、
第3図は網体に花の茎部又は枝を貫挿した状態を
示す平面図である。 図中、aは花固定具、bは花瓶、11は枠体、
12は網体、12aは網目、13は花瓶の上端開
口部、14はコイルバネ、15は茎部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 花瓶bの上端開口部13近傍に着脱自在に嵌挿
    支持される筒条の枠体11を形成し、該枠体11
    に対し、伸縮及び屈曲自在なコイルバネ14を格
    子条に組込みその網目12aで花の茎部15又は
    枝部を支持固定する網体12を上下適間隔を存し
    て複数段張設してなる花固定具aを設け、該花固
    定具aを花瓶bの開口部13近傍に嵌挿支持さ
    せ、上下の網体12の網目12aに貫挿した花の
    茎部又は枝部を前記コイルバネ14が弾性的に支
    持すべく構成したことを特徴とする花瓶。
JP1987025999U 1987-02-24 1987-02-24 Expired JPH0335187Y2 (ja)

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JPS62197963U JPS62197963U (ja) 1987-12-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230022668A (ko) * 2021-08-09 2023-02-16 강선영 양조절 및 고정이 가능한 꽃을 담는 용기

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JPS5520948B2 (ja) * 1973-06-27 1980-06-06

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JPS5520948U (ja) * 1978-07-27 1980-02-09
JPS58195573U (ja) * 1982-06-19 1983-12-26 萩原 利夫 花留台

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