JPH0334758Y2 - - Google Patents

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JPH0334758Y2
JPH0334758Y2 JP19965385U JP19965385U JPH0334758Y2 JP H0334758 Y2 JPH0334758 Y2 JP H0334758Y2 JP 19965385 U JP19965385 U JP 19965385U JP 19965385 U JP19965385 U JP 19965385U JP H0334758 Y2 JPH0334758 Y2 JP H0334758Y2
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light
amount
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toner
control device
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Description

【考案の詳細な説明】
技術分野 本考案は複数の色の現像剤を収容した現像装置
を有し、現像色を切換え可能な電子写真に関する
ものである。 従来技術 電子写真装置においては転写工程における効率
を高めるために、転写前に感光体を露光して感光
体上の電荷を消去する方法が従来知られている。 この従来の方法では現像後感光体に付着したト
ナーの下にある電荷を消去するのが目的である
が、普通の黒トナーの場合、付着量が大なる部分
の感光体電荷を消去させるためには、転写前露光
光量はトナー付着のない状態の光量に比して数倍
必要となる。しかるにトナー付着のないいわゆる
地肌部はそのまま露光光量が照射されるので、ト
ナー付着部を基準にして光量を定めると、感光体
に光疲労を生じ、感光体の寿命を短くすることに
なる。そこで感光体の光疲労を考慮して露光光量
が選定される。最近現像剤としては黒色トナー以
外の赤、青、緑などのカラートナーを準備し、カ
ラー複写又は希望する色カラーの単色複写をする
装置が用いられるようになつてきた。これらのカ
ラートナーは付着量が大であつても黒トナーの場
合と違い、光がトナーを通して十分感光体に達す
ることができるので、黒トナーのために設定され
た光量はカラートナーで現像した場合には適切な
光量とはいわれない。 目 的 本考案はカラー現像剤を用いる場合の転写前露
光の改善を目的としている。 構 成 本考案は上記の目的を転写前露光光源に接続さ
れた出力可変電源と、該出力可変電源に接続され
る制御装置とを有し、該制御装置が現像装置と接
続され、現像装置の現像剤の光透過性の情報に応
じて転写前露光光源の光量を制御し、光の透過性
の大なる現像剤のときは光量を小さくし、透過性
の小なる現像剤のときは光量を大とすることを特
徴とする電子写真装置により達成した。 本考案の構成及び作用の詳細を図に示す実施例
により説明する。 第1図において感光体1、例えば感光体ドラム
のまわりに帯電器2、画像露光装置3、現像装置
4、転写前露光光源5、転写チヤージヤ6、分離
チヤージヤ7、クリーニング装置8、除電露光装
置9が順次配置されている。 現像装置4は複数の色の現像剤を収容し、例え
ば黒トナーを収容する現像部4aと赤トナーを収
容する現像部4bと緑トナーを収容する現像部4
cと青トナーを収容する現像部4dとを有し、指
定する色の現像部が切換作動して現像する。 転写前露光光源5には露光制御装置10が接続
され、該露光制御装置10には可変供給電源及び
該可変供給電源を制御する制御装置が含まれてい
る。 露光制御装置10は現像装置4に接続され、現
像作動する現像剤の色に関する情報、すなわち現
像剤の光透過性に関する情報が露光制御装置10
の制御装置に送られる。 可変供給電源の出力が色情報に応じて制御さ
れ、転写前露光光源5の光量が制御される。 第2図のAの部分に示すように感光体に黒トナ
ーが付着している場合は、黒トナーがどのような
波長の光も吸収し光透過性が小であるので、トナ
ー粒子が多量に重なつている付着量大なる部分で
は露光の光が感光体に達しにくいので感光体上の
電荷を消去するには強い光量を必要とする。部分
Aにとつて光量が適当であるときはトナーの付着
していない地肌部を示す部分Bには大量の光が照
射し、光疲労を発生する。又短期的には残像とな
り、長期的には帯電電位の低下、残留電位の上昇
という電位特性の劣化となる。この条件でカラー
現像した場合の転写前露光を行うと、黒トナーと
同様の付着量であつてもカラートナーの場合は色
フイルター効果で光を透過しやすく、光透過性が
黒トナーの場合より大であり、感光体には多くの
光量の光が達する。これはトナー付着部分の感光
体にも劣化を生ずる原因となる。カラートナーの
色別による転写前露光に必要な光量を比較すると
表1の如くなる。
【表】 表1には黒トナーの必要光量を1としたときの
カラートナーの相対必要光量比を示した。表1か
らカラートナーは黒トナーに比し50%以下の光量
で転写前露光の目的を達成することができること
が判明した。 したがつて現像色に応じて光透過性が異なり、
その光透過性の情報に応じて、透過性が大であれ
ば光量を少なく、透過性が小であれば光量を多く
するように転写前露光の光量を制御すれば露光光
量が節約できるだけでなく、光量を弱くできるの
で、トナー付着のない地肌部の照射光量も減るの
で感光体の光疲労による劣化も改善される。トナ
ー色は表1の例に限らず、シアン、マゼンタ、イ
エロー等の色のトナーにも適用される。 効 果 本考案により現像色に応じて転写前露光光源の
光量を制御するという簡単な手段により色トナー
を用いた場合の残像に対して有利な結果が得ら
れ、色トナーを頻繁に用いる場合には感光体を寿
命を高めることが可能になつた。 本考案はシアン、マゼンタ、イエロー、黒のト
ナーを用いるデジタルカラー複写機の感光体の寿
命を延ばす上において大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子写真装置の略説明
図、第2図は黒トナー付着部と地肌部の露光の影
響の説明図、第3図はカラートナーについての第
2図に対応する図である。 1……感光体、2……帯電器、3……画像露光
装置、4……現像装置、5……転写前露光光源、
6……転写チヤージヤ、10……露光制御装置
(可変供給電源及び制御装置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯電器と、画像露光装置と、複数の色の現像剤
    を切換可能に有する現像装置と、転写前露光装置
    と、転写チヤージヤとを感光体の移動方向に順次
    配置した電子写真装置において、転写前露光光源
    に接続された出力可変電源と、該出力可変電源に
    接続される制御装置とを有し、該制御装置が現像
    装置と接続され、現像装置の現像剤の光透過性の
    情報に応じて転写前露光光源の光量を制御し、光
    の透過性の大なる現像剤のときは光量を小さく
    し、光透過性の小なる現像剤のときは光量を大に
    することを特徴とする電子写真装置。
JP19965385U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0334758Y2 (ja)

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JP19965385U JPH0334758Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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JPS62109168U JPS62109168U (ja) 1987-07-11
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