JPH0334732Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334732Y2 JPH0334732Y2 JP1981112472U JP11247281U JPH0334732Y2 JP H0334732 Y2 JPH0334732 Y2 JP H0334732Y2 JP 1981112472 U JP1981112472 U JP 1981112472U JP 11247281 U JP11247281 U JP 11247281U JP H0334732 Y2 JPH0334732 Y2 JP H0334732Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage side
- switch element
- power supply
- negative voltage
- capacitor
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 27
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 11
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 4
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、被写体輝度に対応して撮像管への入
射光量を基準範囲内に絞り調整するテレビカメラ
の自動絞り制御装置に関し、特に作動電源を断つ
た際に絞りが開放状態に放置されると、被写体輝
度が上昇した場合これに対応した絞り制御がなさ
れないまま撮像管受光面が照射され、受光面が焼
損するのを防止するために、自動絞り制御装置の
作動電源の供給を断つと絞りを自動的に閉鎖制御
状態にまで絞り込み作動するようになしたもので
ある。
射光量を基準範囲内に絞り調整するテレビカメラ
の自動絞り制御装置に関し、特に作動電源を断つ
た際に絞りが開放状態に放置されると、被写体輝
度が上昇した場合これに対応した絞り制御がなさ
れないまま撮像管受光面が照射され、受光面が焼
損するのを防止するために、自動絞り制御装置の
作動電源の供給を断つと絞りを自動的に閉鎖制御
状態にまで絞り込み作動するようになしたもので
ある。
従来、この種の装置としては、例えば、特開昭
50−34231号公報に記載のように、絞りを開方向、
閉方向に作動する二つの電源と夫々に設けた二つ
の電源スイツチの中、一方の電源スイツチを遮断
すると共に他方の電源スイツチの遮断を遅らせる
ことによつて、他方の電源により絞りを閉方向に
一方的に絞り込む構成にしたもの、或いは、実開
昭50−66647号公報に記載のように、電源スイツ
チの遮断後に絞り駆動モータへの供電を持続させ
ると同時に受光素子に高輝度の照射が行われた状
態にして、絞りを閉方向に絞り込む構成にしたも
の、或いは、実開昭48−5617号公報に記載のよう
に絞り制御回路の電源スイツチが遮断すると電磁
リレーにより絞り閉成用の電源電池に切り換えが
おこなわれるもの等が知られているが、これら従
来装置は何れも電源スイツチを遮断した後に電源
電力を用いて絞りを閉方向に絞り込むものである
から、電源の除去をも含めたような電源の遮断に
よつては、作動し得ない問題があつた。
50−34231号公報に記載のように、絞りを開方向、
閉方向に作動する二つの電源と夫々に設けた二つ
の電源スイツチの中、一方の電源スイツチを遮断
すると共に他方の電源スイツチの遮断を遅らせる
ことによつて、他方の電源により絞りを閉方向に
一方的に絞り込む構成にしたもの、或いは、実開
昭50−66647号公報に記載のように、電源スイツ
チの遮断後に絞り駆動モータへの供電を持続させ
ると同時に受光素子に高輝度の照射が行われた状
態にして、絞りを閉方向に絞り込む構成にしたも
の、或いは、実開昭48−5617号公報に記載のよう
に絞り制御回路の電源スイツチが遮断すると電磁
リレーにより絞り閉成用の電源電池に切り換えが
おこなわれるもの等が知られているが、これら従
来装置は何れも電源スイツチを遮断した後に電源
電力を用いて絞りを閉方向に絞り込むものである
から、電源の除去をも含めたような電源の遮断に
よつては、作動し得ない問題があつた。
そこで本考案は、これらの欠点を除去するテレ
ビカメラ用自動絞り制御装置を提供しようとする
もので、その要旨は実用新案登録請求の範囲に記
載の通りである。
ビカメラ用自動絞り制御装置を提供しようとする
もので、その要旨は実用新案登録請求の範囲に記
載の通りである。
以下図示する実施例により本考案を詳細に説明
すると、第1図は自動絞り装置の要部の回路図
で、1は電源供給回路のプラス電圧側、2はゼロ
電圧側である。3はサーボ機構の絞り駆動コイル
で、図において矢標Aで示す順方向に電流が流れ
ると絞りを閉方向に駆動し、反矢標Aの逆方向に
電流が流れると絞りを開方向に駆動するように設
定してある。4,5は絞り駆動コイル3の順方向
への供電を司るスイツチングトランジスタからな
るスイツチ素子で、該コイル3を介して電源供給
回路に直列に接続してあり、スイツチング素子4
はベース4aの電圧が所定範囲以上に上るとON
し、スイツチング素子5は逆にベース5aの電圧
が所定範囲以下に降下するとONするように構成
してある。6,7は絞り駆動コイル3の逆方向へ
の供電を司るスイツチ素子で、該コイル3を介し
て電源供給回路に直列に接続してあり、スイツチ
素子6はそのベース6aの電圧が所定範囲以上に
上昇するとONするスイツチングトランジスタか
らなり、スイツチ素子7はそのベース7aの電圧
が所定範囲以下に下るとONするスイツチングト
ランジスタからなる。そして、スイツチ素子4,
7のベース4a,7aは夫々抵抗R1,R2を介
して電源供給回路に直列に接続されると共に、そ
の間に二個のダイオードD1,D2を介して接続
され、また、スイツチ素子6、5のベース6a,
5aは夫々抵抗R3,R4を介して電源供給回路
に直列に接続されると共に、同様に二個のダイオ
ードD3,D4を介して接続されている。8はテ
レビカメラの受光出力信号10の反転増幅回路
で、被写体輝度の上昇に対応して増大する出力電
圧を、前記ダイオードD1,D2間にその出力端
子8aを接続して与えている。また、9は前記反
転増幅回路の出力電圧を更に反転増幅して前記ダ
イオードD3,D4間にその出力端子9aから逆
の出力電圧を与える反転増幅回路で、出力端子8
aの電圧が増大、減少すると出力端子9aの電圧
が逆に減少、増大する関係に構成してある。従つ
て、テレビカメラの受光量が増大し出力端子8a
の電圧が増大すると出力端子9aの電圧が減少
し、これに伴つてスイツチ素子4のベース4aの
電圧が所定範囲以上になつてONすると、同時に
スイツチ素子5のベース5aの電圧が所定範囲以
下になつてONし、絞り駆動コイル3に順方向
(矢標A方向)の供電がなされ、絞りは閉方向に
駆動されテレビカメラの受光量が制限される一
方、受光量が減少し出力端子8aの電圧が降下す
ると出力端子9aの電圧は増大し、これに伴つて
スイツチ素子7のベース7aの電圧が所定範囲以
下になつてONすると、同時にスイツチ素子6の
ベース6aの電圧が所定範囲以上になつてON
し、絞り駆動コイル3に逆方向(反矢標A方向)
の供電がなされ、絞りは開方向に駆動されること
となり、この結果、テレビカメラは常時、基準光
量範囲内の適正な受光量を得るように自動的に絞
り制御がなされる。
すると、第1図は自動絞り装置の要部の回路図
で、1は電源供給回路のプラス電圧側、2はゼロ
電圧側である。3はサーボ機構の絞り駆動コイル
で、図において矢標Aで示す順方向に電流が流れ
ると絞りを閉方向に駆動し、反矢標Aの逆方向に
電流が流れると絞りを開方向に駆動するように設
定してある。4,5は絞り駆動コイル3の順方向
への供電を司るスイツチングトランジスタからな
るスイツチ素子で、該コイル3を介して電源供給
回路に直列に接続してあり、スイツチング素子4
はベース4aの電圧が所定範囲以上に上るとON
し、スイツチング素子5は逆にベース5aの電圧
が所定範囲以下に降下するとONするように構成
してある。6,7は絞り駆動コイル3の逆方向へ
の供電を司るスイツチ素子で、該コイル3を介し
て電源供給回路に直列に接続してあり、スイツチ
素子6はそのベース6aの電圧が所定範囲以上に
上昇するとONするスイツチングトランジスタか
らなり、スイツチ素子7はそのベース7aの電圧
が所定範囲以下に下るとONするスイツチングト
ランジスタからなる。そして、スイツチ素子4,
7のベース4a,7aは夫々抵抗R1,R2を介
して電源供給回路に直列に接続されると共に、そ
の間に二個のダイオードD1,D2を介して接続
され、また、スイツチ素子6、5のベース6a,
5aは夫々抵抗R3,R4を介して電源供給回路
に直列に接続されると共に、同様に二個のダイオ
ードD3,D4を介して接続されている。8はテ
レビカメラの受光出力信号10の反転増幅回路
で、被写体輝度の上昇に対応して増大する出力電
圧を、前記ダイオードD1,D2間にその出力端
子8aを接続して与えている。また、9は前記反
転増幅回路の出力電圧を更に反転増幅して前記ダ
イオードD3,D4間にその出力端子9aから逆
の出力電圧を与える反転増幅回路で、出力端子8
aの電圧が増大、減少すると出力端子9aの電圧
が逆に減少、増大する関係に構成してある。従つ
て、テレビカメラの受光量が増大し出力端子8a
の電圧が増大すると出力端子9aの電圧が減少
し、これに伴つてスイツチ素子4のベース4aの
電圧が所定範囲以上になつてONすると、同時に
スイツチ素子5のベース5aの電圧が所定範囲以
下になつてONし、絞り駆動コイル3に順方向
(矢標A方向)の供電がなされ、絞りは閉方向に
駆動されテレビカメラの受光量が制限される一
方、受光量が減少し出力端子8aの電圧が降下す
ると出力端子9aの電圧は増大し、これに伴つて
スイツチ素子7のベース7aの電圧が所定範囲以
下になつてONすると、同時にスイツチ素子6の
ベース6aの電圧が所定範囲以上になつてON
し、絞り駆動コイル3に逆方向(反矢標A方向)
の供電がなされ、絞りは開方向に駆動されること
となり、この結果、テレビカメラは常時、基準光
量範囲内の適正な受光量を得るように自動的に絞
り制御がなされる。
ここで本考案に係る自動絞り制御装置には、第
2図に示すように、電源供給回路中のプラス電圧
側1とゼロ電圧側2との間に、夫々充電回路をも
つ二個のコンデンサーC1,C2が並列に接続し
てある。一方、コンデンサーC1はプラス電圧側
1にダイオードD5と抵抗R5が接続し、他方の
コンデンサーC2はゼロ電圧側2にダイオードD
6と抵抗R6が接続している。そしてコンデンサ
ーC1には電磁リレー11のスイツチ素子11b
を介して絞り駆動コイル3の順方向(矢標A方
向)に直列に閉成する該コンデンサーC1の放電
回路12が設けてある一方、他方のコンデンサー
C2にはプラス電圧側1にスイツチングダイオー
ドからなるスイツチ素子13を介して前記電磁リ
レー11の励磁コイル11aに直列に閉成する該
コンデンサーC2の放電回路14が構成してあ
る。前記スイツチ素子13のベース13aは電源
供給回路のプラス電圧側1に抵抗R7を介して接
続してあると共に、ゼロ電圧側2にダイオードD
7を介して接続している。
2図に示すように、電源供給回路中のプラス電圧
側1とゼロ電圧側2との間に、夫々充電回路をも
つ二個のコンデンサーC1,C2が並列に接続し
てある。一方、コンデンサーC1はプラス電圧側
1にダイオードD5と抵抗R5が接続し、他方の
コンデンサーC2はゼロ電圧側2にダイオードD
6と抵抗R6が接続している。そしてコンデンサ
ーC1には電磁リレー11のスイツチ素子11b
を介して絞り駆動コイル3の順方向(矢標A方
向)に直列に閉成する該コンデンサーC1の放電
回路12が設けてある一方、他方のコンデンサー
C2にはプラス電圧側1にスイツチングダイオー
ドからなるスイツチ素子13を介して前記電磁リ
レー11の励磁コイル11aに直列に閉成する該
コンデンサーC2の放電回路14が構成してあ
る。前記スイツチ素子13のベース13aは電源
供給回路のプラス電圧側1に抵抗R7を介して接
続してあると共に、ゼロ電圧側2にダイオードD
7を介して接続している。
従つて、電源供給回路に供電がなされていると
きは、コンデンサーC1,C2に充電がなされる
一方、その放電回路12,14は不導通状態にあ
るから、絞り駆動コイル3の自動絞り制御は第1
図の場合と同様に行われる。そして電源供給回路
の供電が断たれると、スイツチ素子13はそのベ
ース13aにコンデンサーC2の荷電電圧を受け
て導通し、コンデンサーC2の放電回路14が導
通して電磁リレー11の励磁コイル11aをコン
デンサーC2の荷電電圧が流れ、同時にスイツチ
素子11bが導通し、コンデンサーC1の放電回
路12が導通し、絞り駆動コイル3の順方向(矢
標A方向)に該コンデンサーC1の充電電荷によ
り電流が流れ、絞りは閉方向に閉鎖状態まで駆動
されることとなる。
きは、コンデンサーC1,C2に充電がなされる
一方、その放電回路12,14は不導通状態にあ
るから、絞り駆動コイル3の自動絞り制御は第1
図の場合と同様に行われる。そして電源供給回路
の供電が断たれると、スイツチ素子13はそのベ
ース13aにコンデンサーC2の荷電電圧を受け
て導通し、コンデンサーC2の放電回路14が導
通して電磁リレー11の励磁コイル11aをコン
デンサーC2の荷電電圧が流れ、同時にスイツチ
素子11bが導通し、コンデンサーC1の放電回
路12が導通し、絞り駆動コイル3の順方向(矢
標A方向)に該コンデンサーC1の充電電荷によ
り電流が流れ、絞りは閉方向に閉鎖状態まで駆動
されることとなる。
以上の通り、本考案に係るテレビカメラ用自動
絞り制御装置によれば、光量制御のための絞り駆
動コイル3を、該コイル3のプラス電圧側1とマ
イナス電圧側2とからなる電源供給回路中におい
て、順方向Aへの電源供給により閉方向への絞り
駆動を行うと共に、逆方向への電源供給により開
方向への絞り駆動をなすように接続し、受光光量
を基準範囲内におさめるようになしたテレビカメ
ラ用自動絞り制御装置において、例えば、受光信
号出力が増大した場合、受光信号出力10の反転
増幅回路8の出力端子8aの出力を、絞り駆動コ
イル3の順方向Aプラス電圧側のスイツチ素子4
のベース4aに供給すると同時に、同じ出力を反
対側の反転増幅出力回路9の出力端子9aの出力
として順方向Aマイナス電圧側のスイツチ素子5
のベース5aに供給する構成であるから、両スイ
ツチ素子4,5が同時的に作動し、絞り駆動コイ
ル3に順方向Aの供電がなされ、絞りを直ちに閉
じ方向に駆動し、逆に、受光信号出力が減少した
場合、同様に、絞り駆動コイル3の逆方向プラス
電圧側のスイツチ素子6と逆方向マイナス電圧側
のスイツチ素子7が同時的に作動し、絞り駆動コ
イル3に逆方向の供電をし、絞りを直ちに開く方
向に駆動することとなり、絞り駆動コイル3の順
逆方向の供電、即ち絞りの開閉作動が迅速に行わ
れる効果があり、且つ出力端子8a,9aと各ス
イツチ素子4,7,5,6のベース4a、7a,
5a,6aとの間に設けた各ダイオードD1,D
2,D3,D4は各スイツチ素子を構成するトラ
ンジスターのベース・エミツタ間の電圧差を小さ
くし、従つて、受光光量信号の出力端子8a,9
aの出力の増減に敏感に反応してスイツチ素子の
不感動範囲を無くし、精度の高い制御を可能にす
る効果があり、且つ、そのために、前記各スイツ
チ素子4,5,6,7は本考案の必須の構成要件
であるが、電源が遮断されたとき、絞りを閉鎖方
向に駆動するために、駆動コイル3に順方向Aの
供電をしようとした場合、駆動コイル3の順方向
マイナス電圧側のスイツチ素子5が電源の遮断と
同時に閉じるのを利用しようとしても、逆方向マ
イナス電圧側に接続したスイツチ素子7は電源が
遮断したとき前記スイツチ素子5と同時に導通し
てしまうから利用し難い問題があるが、本考案
は、前記電源供給回路のプラス電圧側1とマイナ
ス電圧側2との間に、ダイオードD5を介してコ
ンデンサーC1を設けると共に、コンデンサーC
2を充電可能に設ける一方、電磁リレー11の励
磁コイル11aを前記コンデンサーC1に並列に
設けると共に、該励磁コイル11aのマイナス電
圧側がトランジスターからなるスイツチ素子13
のコレクタに接続し、該スイツチ素子13のエミ
ツタが前記コンデンサーC2のマイナス電圧側に
接続し、且つスイツチ素子13のベース13aが
供電を断つた際にマイナス電圧側に導通する電源
電圧回路に接続し、且つコンデンサーC1には、
供電を断つた際に励磁する前記電磁リレー11の
励磁コイル11aによつて同時に導通するスイツ
チ素子11bを前記絞り駆動コイル3の両側に介
して前記絞り駆動コイル3の順方向Aに直列に接
続する放電回路12を設ける一方、コンデンサー
C2には、前記電磁リレー11の励磁コイル11
aのプラス電圧側に接続する放電回路14を設け
た構成を有するから、電源の遮断と同時にスイツ
チ素子13が導通し、同時にコンデンサーC2の
励磁コイル11aを通る放電回路14が閉成し、
同時に励磁コイル11aによつて同時に導通する
スイツチ素子11bにより前記コンデンサーC1
の絞り駆動コイル3を順方向Aに導通する放電回
路12が閉成して、前記コンデンサーC1による
駆動コイル3への順方向Aの供電を確実に達成さ
せ、絞りを閉方向に作動させることができるか
ら、電源を断つことにより絞りを自動的に閉鎖状
態にすることができる効果がある。
絞り制御装置によれば、光量制御のための絞り駆
動コイル3を、該コイル3のプラス電圧側1とマ
イナス電圧側2とからなる電源供給回路中におい
て、順方向Aへの電源供給により閉方向への絞り
駆動を行うと共に、逆方向への電源供給により開
方向への絞り駆動をなすように接続し、受光光量
を基準範囲内におさめるようになしたテレビカメ
ラ用自動絞り制御装置において、例えば、受光信
号出力が増大した場合、受光信号出力10の反転
増幅回路8の出力端子8aの出力を、絞り駆動コ
イル3の順方向Aプラス電圧側のスイツチ素子4
のベース4aに供給すると同時に、同じ出力を反
対側の反転増幅出力回路9の出力端子9aの出力
として順方向Aマイナス電圧側のスイツチ素子5
のベース5aに供給する構成であるから、両スイ
ツチ素子4,5が同時的に作動し、絞り駆動コイ
ル3に順方向Aの供電がなされ、絞りを直ちに閉
じ方向に駆動し、逆に、受光信号出力が減少した
場合、同様に、絞り駆動コイル3の逆方向プラス
電圧側のスイツチ素子6と逆方向マイナス電圧側
のスイツチ素子7が同時的に作動し、絞り駆動コ
イル3に逆方向の供電をし、絞りを直ちに開く方
向に駆動することとなり、絞り駆動コイル3の順
逆方向の供電、即ち絞りの開閉作動が迅速に行わ
れる効果があり、且つ出力端子8a,9aと各ス
イツチ素子4,7,5,6のベース4a、7a,
5a,6aとの間に設けた各ダイオードD1,D
2,D3,D4は各スイツチ素子を構成するトラ
ンジスターのベース・エミツタ間の電圧差を小さ
くし、従つて、受光光量信号の出力端子8a,9
aの出力の増減に敏感に反応してスイツチ素子の
不感動範囲を無くし、精度の高い制御を可能にす
る効果があり、且つ、そのために、前記各スイツ
チ素子4,5,6,7は本考案の必須の構成要件
であるが、電源が遮断されたとき、絞りを閉鎖方
向に駆動するために、駆動コイル3に順方向Aの
供電をしようとした場合、駆動コイル3の順方向
マイナス電圧側のスイツチ素子5が電源の遮断と
同時に閉じるのを利用しようとしても、逆方向マ
イナス電圧側に接続したスイツチ素子7は電源が
遮断したとき前記スイツチ素子5と同時に導通し
てしまうから利用し難い問題があるが、本考案
は、前記電源供給回路のプラス電圧側1とマイナ
ス電圧側2との間に、ダイオードD5を介してコ
ンデンサーC1を設けると共に、コンデンサーC
2を充電可能に設ける一方、電磁リレー11の励
磁コイル11aを前記コンデンサーC1に並列に
設けると共に、該励磁コイル11aのマイナス電
圧側がトランジスターからなるスイツチ素子13
のコレクタに接続し、該スイツチ素子13のエミ
ツタが前記コンデンサーC2のマイナス電圧側に
接続し、且つスイツチ素子13のベース13aが
供電を断つた際にマイナス電圧側に導通する電源
電圧回路に接続し、且つコンデンサーC1には、
供電を断つた際に励磁する前記電磁リレー11の
励磁コイル11aによつて同時に導通するスイツ
チ素子11bを前記絞り駆動コイル3の両側に介
して前記絞り駆動コイル3の順方向Aに直列に接
続する放電回路12を設ける一方、コンデンサー
C2には、前記電磁リレー11の励磁コイル11
aのプラス電圧側に接続する放電回路14を設け
た構成を有するから、電源の遮断と同時にスイツ
チ素子13が導通し、同時にコンデンサーC2の
励磁コイル11aを通る放電回路14が閉成し、
同時に励磁コイル11aによつて同時に導通する
スイツチ素子11bにより前記コンデンサーC1
の絞り駆動コイル3を順方向Aに導通する放電回
路12が閉成して、前記コンデンサーC1による
駆動コイル3への順方向Aの供電を確実に達成さ
せ、絞りを閉方向に作動させることができるか
ら、電源を断つことにより絞りを自動的に閉鎖状
態にすることができる効果がある。
従つて、本考案によれば、通常の撮影時に優れ
た絞り制御ができるのみならず、撮影後は電源を
切りそのままテレビカメラを放置しても、直ちに
絞りが閉じ、入射光量を最低の状態又は遮断の状
態に維持するから、撮像管を焼損する等の事故を
未然に防止することができる効果があり、実用に
供して益すところ多大である。
た絞り制御ができるのみならず、撮影後は電源を
切りそのままテレビカメラを放置しても、直ちに
絞りが閉じ、入射光量を最低の状態又は遮断の状
態に維持するから、撮像管を焼損する等の事故を
未然に防止することができる効果があり、実用に
供して益すところ多大である。
第1図は本考案を適用すべきテレビカメラ用自
動絞り装置の一実施例の要部を示す回路図、第2
図は本考案装置の一実施例の要部を示す回路図で
ある。 3……絞り駆動コイル、4,5,6,7……ス
イツチ素子、11……電磁リレー、12,14…
…放電回路、13……スイツチ素子、C1,C2
……コンデンサー。
動絞り装置の一実施例の要部を示す回路図、第2
図は本考案装置の一実施例の要部を示す回路図で
ある。 3……絞り駆動コイル、4,5,6,7……ス
イツチ素子、11……電磁リレー、12,14…
…放電回路、13……スイツチ素子、C1,C2
……コンデンサー。
Claims (1)
- 光量制御のための絞り駆動コイル3を、該コイ
ル3のプラス電圧側1とマイナス電圧側2とから
なる電源供給回路中において、順方向Aへの電源
供給により閉方向への絞り駆動を行うと共に、逆
方向への電源供給により開方向への絞り駆動をな
すように接続し、受光光量を基準範囲内におさめ
るようになしたテレビカメラ用自動絞り制御装置
において、受光信号出力10の反転増幅回路8の
出力端子8aを、コレクタをプラス電圧側1に接
続しエミツタを駆動コイル3の順方向プラス電圧
側に接続したトランジスターからなるスイツチ素
子4のベース4aに逆方向のダイオードD1を介
して接続すると共に、コレクタをマイナス電圧側
2に接続しエミツタを駆動コイル3の逆方向マイ
ナス電圧側に接続したトランジスターからなるス
イツチ素子7のベース7aに順方向のダイオード
D2を介して接続する一方、前記反転増幅回路8
の出力端子8aの反転増幅信号を反転増幅して逆
の増幅出力を出す反転増幅回路9の出力端子9a
を、コレクタをプラス電圧側1に接続しエミツタ
を駆動コイル3の逆方向プラス電圧側に接続した
トランジスターからなるスイツチ素子6のベース
6aに逆方向のダイオードD3を介して接続する
と共に、コレクタをマイナス電圧側2に接続しエ
ミツタを駆動コイル3の順方向マイナス電圧側に
接続したトランジスターからなるスイツチ素子5
のベース5aに順方向のダイオードD4を介して
接続し、前記電源供給回路のプラス電圧側1とマ
イナス電圧側2との間に、ダイオードD5を介し
てコンデンサーC1を設けると共に、コンデンサ
ーC2を充電可能に設ける一方、電磁リレー11
の励磁コイル11aを前記コンデンサーC1に並
列に設けると共に、該励磁コイル11aのマイナ
ス電圧側がトランジスターからなるスイツチ素子
13のコレクタに接続し、該スイツチ素子13の
エミツタが前記コンデンサーC2のマイナス電圧
側に接続し、且つスイツチ素子13のベース13
aが供電を断つた際にマイナス電圧側に導通する
電源電圧回路に接続し、且つコンデンサーC1に
は、供電を断つた際に励磁する前記電磁リレー1
1の励磁コイル11aによつて同時に導通するス
イツチ素子11bを前記絞り駆動コイル3の両側
に介して前記絞り駆動コイル3の順方向Aに直列
に接続する放電回路12を設ける一方、コンデン
サーC2には、前記電磁リレー11の励磁コイル
11aのプラス電圧側に接続する放電回路14を
を設けてなるテレビカメラ用自動絞り制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11247281U JPS5818228U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | テレビカメラ用自動絞り制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11247281U JPS5818228U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | テレビカメラ用自動絞り制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5818228U JPS5818228U (ja) | 1983-02-04 |
JPH0334732Y2 true JPH0334732Y2 (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=33307374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11247281U Granted JPS5818228U (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | テレビカメラ用自動絞り制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818228U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5034231A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-02 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5040499Y2 (ja) * | 1971-06-03 | 1975-11-19 | ||
JPS5319070Y2 (ja) * | 1973-10-18 | 1978-05-20 |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11247281U patent/JPS5818228U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5034231A (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5818228U (ja) | 1983-02-04 |
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