JPH0334253Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334253Y2 JPH0334253Y2 JP1984178495U JP17849584U JPH0334253Y2 JP H0334253 Y2 JPH0334253 Y2 JP H0334253Y2 JP 1984178495 U JP1984178495 U JP 1984178495U JP 17849584 U JP17849584 U JP 17849584U JP H0334253 Y2 JPH0334253 Y2 JP H0334253Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter cloth
- filter
- spline shaft
- motor
- drive device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 50
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は濾布の走行位置を正確、確実に制御す
ることができる濾布走行型フイルタープレスの濾
布駆動装置に関するものである。
ることができる濾布走行型フイルタープレスの濾
布駆動装置に関するものである。
(従来の技術)
前後の機枠間に多数の濾板を移動自在に支持さ
せ、濾過終了後に各濾板を開いたうえで各濾板間
に張設された濾布を正逆両方向に走行させてケー
キを落下させる従来の濾布走行型フイルタープレ
スにおいては、濾布の走行量を正確に制御するた
めにリミツトスイツチ、近接スイツチ、光電式ス
イツチ等により濾布の停止位置を制御するように
した濾布駆動装置が用いられている。ところがこ
のような従来の濾布駆動装置の多くは濾布上の一
点の位置を検出して濾布駆動用のモータを停止さ
せるものであるから、濾布の伸び等の影響により
端部では10mm程度の停止位置誤差を生ずるうえ
に、検出端が濾布に近接する位置に設けられてい
るため汚れ易く、誤動作を生じて濾布や濾布吊り
バー、チエーン等の破損事故を生ずることがある
問題があつた。
せ、濾過終了後に各濾板を開いたうえで各濾板間
に張設された濾布を正逆両方向に走行させてケー
キを落下させる従来の濾布走行型フイルタープレ
スにおいては、濾布の走行量を正確に制御するた
めにリミツトスイツチ、近接スイツチ、光電式ス
イツチ等により濾布の停止位置を制御するように
した濾布駆動装置が用いられている。ところがこ
のような従来の濾布駆動装置の多くは濾布上の一
点の位置を検出して濾布駆動用のモータを停止さ
せるものであるから、濾布の伸び等の影響により
端部では10mm程度の停止位置誤差を生ずるうえ
に、検出端が濾布に近接する位置に設けられてい
るため汚れ易く、誤動作を生じて濾布や濾布吊り
バー、チエーン等の破損事故を生ずることがある
問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は上記のような従来の問題点を解決し、
濾布の停止位置誤差を従来の数分の一とするとと
もに検出端の汚損による誤動作発生のおそれがな
い濾布走行型フイルタープレスの濾布駆動装置を
目的として完成されたものである。
濾布の停止位置誤差を従来の数分の一とするとと
もに検出端の汚損による誤動作発生のおそれがな
い濾布走行型フイルタープレスの濾布駆動装置を
目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は濾布走行用のチエーンを前後の機枠間
に設けられたスプライン軸により駆動して濾布の
走行を行わせる濾布駆動装置において、該スプラ
イン軸上にその回転角度に応じてパルスを発生す
るパルス発信器を取付けるとともに、スプライン
軸駆動用のモータの制御回路には上記のパルスが
プリセツトされた値に達したときに該モータを停
止させるパルスカウンタを組込んだことを特徴と
するものである。
に設けられたスプライン軸により駆動して濾布の
走行を行わせる濾布駆動装置において、該スプラ
イン軸上にその回転角度に応じてパルスを発生す
るパルス発信器を取付けるとともに、スプライン
軸駆動用のモータの制御回路には上記のパルスが
プリセツトされた値に達したときに該モータを停
止させるパルスカウンタを組込んだことを特徴と
するものである。
(実施例)
次に本考案を図示の実施例について詳細に説明
すると、1及び2は前後の機枠、3はこれらの前
後の機枠1,2間に架設されたサイドバー、4は
機枠2の外方の油圧シリンダ5によつて前後に移
動されるルーズヘツド、6は機枠1とルーズヘツ
ド4との間に前後方向に移動できるように支持さ
れた多数の濾板である。各濾板6は相互の間隔を
一定に保つリンク7によつて緩やかに連結されて
おり、ルーズヘツドが後退すると図示のように各
濾板6を開くことができるものである。各濾板6
の下方部には図示を略したアームにより下部ロー
ラ8が支持されており、一枚置きの濾板6の上方
部には図示を略したアームにより上部ローラ9が
支持されている。各濾板6,6間には下端を下部
ローラ8に巻掛けた一対の濾布10,10を介在
させて各対の濾布10,10間の空間部を濾室と
なし、また各対の濾布10,10の上端はバー1
1付きのベルト12によつて上部ローラ9の両側
にシーソー状に懸吊されている。更に、上部ロー
ラ9を備えた濾板6の直上にはスプロケツト13
が設けられており、このスプロケツト13と上部
ローラ9との間に張設された濾布走行用のチエー
ン14とベルト12とは濾布吊りバー15によつ
て連結されている。各スプロケツト13には各一
対の傘歯車16,17が取付けられており、各傘
歯車17は前後の機枠1,2間に水平に支持され
たスプライン軸18にそれぞれ摺動自在に噛合し
ているので、スプライン軸18がスプライン軸駆
動用のモータ19により回動されると各傘歯車1
6,17を介して各スプロケツト13が回動され
ることとなる。このスプライン軸18上にはその
回転角度に応じてパルスを発生するパルス発信器
20が取付けられており、またスプライン軸駆動
用のモータ19の制御回路21にはパルス発信器
20から発生したパルスがプリセツトされた値に
達したときにモータ19を停止させるパルスカウ
ンタが組込まれている。パルス発信器20は図示
のようにスプライン軸18の片側に取付けても、
あるいは両側に取付けてもよい。本実施例は本考
案をスプライン軸を正逆方向に回転することによ
り濾布をシーソー状に交互に上下移動させてケー
キを排出する方式の濾布駆動装置に適用したもの
であるが、各対の濾布をそれぞれ各濾板の下方に
配置した案内ローラにて互いに遠ざかる方向へと
Uターンさせることによつて一対の濾布間に生じ
たケーキを排出させる方式の濾布駆動装置に適用
することも可能であることは勿論である。
すると、1及び2は前後の機枠、3はこれらの前
後の機枠1,2間に架設されたサイドバー、4は
機枠2の外方の油圧シリンダ5によつて前後に移
動されるルーズヘツド、6は機枠1とルーズヘツ
ド4との間に前後方向に移動できるように支持さ
れた多数の濾板である。各濾板6は相互の間隔を
一定に保つリンク7によつて緩やかに連結されて
おり、ルーズヘツドが後退すると図示のように各
濾板6を開くことができるものである。各濾板6
の下方部には図示を略したアームにより下部ロー
ラ8が支持されており、一枚置きの濾板6の上方
部には図示を略したアームにより上部ローラ9が
支持されている。各濾板6,6間には下端を下部
ローラ8に巻掛けた一対の濾布10,10を介在
させて各対の濾布10,10間の空間部を濾室と
なし、また各対の濾布10,10の上端はバー1
1付きのベルト12によつて上部ローラ9の両側
にシーソー状に懸吊されている。更に、上部ロー
ラ9を備えた濾板6の直上にはスプロケツト13
が設けられており、このスプロケツト13と上部
ローラ9との間に張設された濾布走行用のチエー
ン14とベルト12とは濾布吊りバー15によつ
て連結されている。各スプロケツト13には各一
対の傘歯車16,17が取付けられており、各傘
歯車17は前後の機枠1,2間に水平に支持され
たスプライン軸18にそれぞれ摺動自在に噛合し
ているので、スプライン軸18がスプライン軸駆
動用のモータ19により回動されると各傘歯車1
6,17を介して各スプロケツト13が回動され
ることとなる。このスプライン軸18上にはその
回転角度に応じてパルスを発生するパルス発信器
20が取付けられており、またスプライン軸駆動
用のモータ19の制御回路21にはパルス発信器
20から発生したパルスがプリセツトされた値に
達したときにモータ19を停止させるパルスカウ
ンタが組込まれている。パルス発信器20は図示
のようにスプライン軸18の片側に取付けても、
あるいは両側に取付けてもよい。本実施例は本考
案をスプライン軸を正逆方向に回転することによ
り濾布をシーソー状に交互に上下移動させてケー
キを排出する方式の濾布駆動装置に適用したもの
であるが、各対の濾布をそれぞれ各濾板の下方に
配置した案内ローラにて互いに遠ざかる方向へと
Uターンさせることによつて一対の濾布間に生じ
たケーキを排出させる方式の濾布駆動装置に適用
することも可能であることは勿論である。
(作用)
このように構成されたものは、濾過終了後にル
ーズヘツド4を後退させて機枠1,2の前後方向
に移動できる濾板6を第2図のように開いたうえ
でスプライン軸18をモータ19により駆動し、
これに噛合する傘歯車16,17を介して濾布走
行用のチエーン14を駆動することによりこのチ
エーン14に濾布吊りバー15によつて連結され
た濾布10を第3図のように正方向に走行させて
濾布10,10間のケーキを落下させ、その後モ
ータ19を逆転させて濾布10を同様に逆方向に
走行させてケーキの落下を行わせることは従来の
ものと同様である。しかし本考案においてはスプ
ライン軸18上に取付けられたパルス発信器20
がスプライン軸18の回転角度に応じてパルスを
発生するうえ、モータ19の制御回路21に組込
まれたパルスカウンタがパルス発信器20から生
じたパルスがプリセツトされた値に達したときに
モータ19を停止させるので濾布10の正逆両方
向の停止位置は極めて正確に制御されることとな
る。即ち、濾布走行スピードが例えば8.3cm/秒
であるとき、パルス発信器のパルス数を1回転当
たり100とすれば濾布の停止位置誤差は0.8mm程度
に抑えることができるうえ、従来のように濾布の
一点の位置を検出するものではなく、濾布走行用
のチエーン14を駆動するスプライン軸18の回
転角度を検出してこれを制御するため、濾布10
の伸び等により端部の濾布10の停止位置誤差が
拡大することもなく、濾布10の全体にわたり停
止位置誤差を最小限とすることができるものであ
る。
ーズヘツド4を後退させて機枠1,2の前後方向
に移動できる濾板6を第2図のように開いたうえ
でスプライン軸18をモータ19により駆動し、
これに噛合する傘歯車16,17を介して濾布走
行用のチエーン14を駆動することによりこのチ
エーン14に濾布吊りバー15によつて連結され
た濾布10を第3図のように正方向に走行させて
濾布10,10間のケーキを落下させ、その後モ
ータ19を逆転させて濾布10を同様に逆方向に
走行させてケーキの落下を行わせることは従来の
ものと同様である。しかし本考案においてはスプ
ライン軸18上に取付けられたパルス発信器20
がスプライン軸18の回転角度に応じてパルスを
発生するうえ、モータ19の制御回路21に組込
まれたパルスカウンタがパルス発信器20から生
じたパルスがプリセツトされた値に達したときに
モータ19を停止させるので濾布10の正逆両方
向の停止位置は極めて正確に制御されることとな
る。即ち、濾布走行スピードが例えば8.3cm/秒
であるとき、パルス発信器のパルス数を1回転当
たり100とすれば濾布の停止位置誤差は0.8mm程度
に抑えることができるうえ、従来のように濾布の
一点の位置を検出するものではなく、濾布走行用
のチエーン14を駆動するスプライン軸18の回
転角度を検出してこれを制御するため、濾布10
の伸び等により端部の濾布10の停止位置誤差が
拡大することもなく、濾布10の全体にわたり停
止位置誤差を最小限とすることができるものであ
る。
(考案の効果)
本考案は以上の説明からも明らかなように、濾
布の停止位置誤差を従来よりもはるかに小さくす
ることができるとともに、従来のようにリミツト
スイツチ等の検出端により濾布の停止位置を検出
するものとは異なり検出端が汚れて誤動作を生ず
ることがなく、これによる破損事故を防止するこ
とができるものである。よつて本考案は従来の問
題点を解決したものとしてその実用的価値は極め
て大なものである。
布の停止位置誤差を従来よりもはるかに小さくす
ることができるとともに、従来のようにリミツト
スイツチ等の検出端により濾布の停止位置を検出
するものとは異なり検出端が汚れて誤動作を生ず
ることがなく、これによる破損事故を防止するこ
とができるものである。よつて本考案は従来の問
題点を解決したものとしてその実用的価値は極め
て大なものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図、第3図は濾布の走行状態を示す一部
切欠拡大正面図である。 1,2……機枠、6……濾板、10……濾布、
14……チエーン、18……スプライン軸、19
……モータ、20……パルス発信器、21……制
御回路。
図、第2図、第3図は濾布の走行状態を示す一部
切欠拡大正面図である。 1,2……機枠、6……濾板、10……濾布、
14……チエーン、18……スプライン軸、19
……モータ、20……パルス発信器、21……制
御回路。
Claims (1)
- 濾布走行用のチエーン14を前後の機枠1,2
間に設けられたスプライン軸18により駆動して
濾布10の走行を行わせる濾布駆動装置におい
て、該スプライン軸18上にその回転角度に応じ
てパルスを発生するパルス発信器20を取付ける
とともに、スプライン軸駆動用のモータ19の制
御回路21には上記のパルスがプリセツトされた
値に達したときに該モータ19を停止させるパル
スカウンタを組込んだことを特徴とする濾布走行
型フイルタープレスの濾布駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984178495U JPH0334253Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984178495U JPH0334253Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6195406U JPS6195406U (ja) | 1986-06-19 |
JPH0334253Y2 true JPH0334253Y2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=30736056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984178495U Expired JPH0334253Y2 (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334253Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5585890B2 (ja) * | 2011-12-01 | 2014-09-10 | 株式会社石垣 | フィルタープレスにおけるろ布収縮検知方法並びに検知装置 |
JP5585891B2 (ja) * | 2011-12-01 | 2014-09-10 | 株式会社石垣 | フィルタープレスにおけるろ布収縮検知装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5542806U (ja) * | 1978-09-13 | 1980-03-19 |
-
1984
- 1984-11-24 JP JP1984178495U patent/JPH0334253Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5542806U (ja) * | 1978-09-13 | 1980-03-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6195406U (ja) | 1986-06-19 |
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