JPH0334150A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、磁気ディスク装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、５．２５インチ、３．５インチ用の小型の磁気デ
ィスク装置においては、磁気ヘッドを支持するためにコ
ンタクトスタート、ストソプ（Ｃ５Ｓ）方式と呼ばれる
方式が用いられる。この方式においては、磁気ディスク
面への磁気ヘッドの押し付は荷重が軽くしてあり、磁気
ディスクが停止中は磁気ヘッドがディスク面へ接触し、
磁気ディスクの回転が上がるにつれ、磁気ディスクと磁
気ヘッドの間に空気流が形成され、該空気流の揚力によ
り磁気ヘッドが浮上するようになっている。

第３図は上記従来の磁気ディスク装置の回路ブロック図
である。

図において、ｌはスピンドルモータであり、この軸に磁
気ディスクが取り付けられており、磁気ディスクを一定
回転数で回転させる。２はスピンドルモータ駆動回路で
、スピンドルモータｌに流れる電流を制御し、スピンド
ルモータ１の回転数と、起動、停止を制御する。３はリ
ード／ライトヘッドであり、回転する磁気ディスク上に
データを書き込んだり、磁気ディスクからデータを読み
出したりする。４はリード／ライト（＋１／Ｗ）アンプ
であり、磁気ディスク上にデータを書き込むライト時に
は磁気ヘッドに流れる電流を駆動し、磁気ディスクから
データを読み出すリード時には磁気ヘッドからのリード
信号を増幅する。５はリード／ライトアンプ４からの出
力にバラつきのあるリード信号を一定の出力に増幅する
ＡＧＣアンプで、リード信号の中に含まれるノイズ成分
を除去するローパスフィルタの働きも持っている。６は
＾ＧＣアンプ５からの出力をロジックレベルのパルスに
復調するパルスデテクタである。

また、７はサーボ読出し専用ヘッドであり、磁気ディス
ク上に書かれたトラック位置決め用のサーボパターンを
読み出すための磁気ヘッドである。

読み出されたサーボパターンの信号は、サーボバースト
アンプ８で増幅され、Ａ−Ｄコンバータ９に送られる。

ここではサーボパターンの出力の大小がパルス幅の大小
に変換され、マイクロコンピュータｌＯに送られる。

該マイクロコンピュータ１０は、Ａ−Ｄコンバータ９か
らの情報に基づき、現在のトランク位置やトラック中心
からのずれ量などを算出する。また、マイクロコンピュ
ータ１０はトラックの位置ずれを検出したり、あるいは
別のトラックに移動の指令を受けると、その位置ずれ情
報や指令に基づいて算出された磁気ヘッドの移動のため
の情報をデジタル信号としてＤ−Ａコンバータ１１に送
出する。

該ｏ　−ａコンバータ１１ではデジタル信号をアナログ
信号に変え、比較器１２に送出する。ここでは、アクセ
スモータ１６に直結したエンコーダ１７からの信号と、
上記Ｄ−＾−＾コンバータ９１の指令値との差が検出さ
れる。その場合差があれば、その差分の電圧がサーボア
ンプ１３で増幅され、補償器１４で周波数が補償され、
駆動回路１５を介してアクセスモータ１６が駆動される
。

該アクセスモータ１６は、図示しないキャプスタンやそ
れに巻きつけられたスチールベルトを介してレバーの先
端に取付けられたリード／ライトヘッド３、サーボへン
ド７を駆動させ磁気ディスク上を移動させる。

また、エンコーダ１７からの信号により、トランク横断
パルス発生器１８がトランク横断パルスを発生し、該ト
ラック横断パルスをマイクロコンピュータ１０に送る。

マイクロコンピュータ１０は該トラック横断パルスを計
数することにより、現在のトラック位置を検出する。

インタフェース回路１９ば、磁気ディスクとホスト側（
外部）とのインタフェースとからなる回路で、ホスト側
から送信されてくる各種制御信号をマイクロコンピュー
タｌＯに送ったり、逆にマイクロコンピュータ１０から
の信号をホスト側に送ったりする。また、上記ライトデ
ータやリードデータも該インタフェース回路１９を介し
てホスト側との間で伝送される。

上記インタフェース回路１９は、ホスト側から供給され
る＋１２Ｖと、＋５ＶのＩ）Ｃ電源を磁気ディスク装置
内の各部に分配する。該＋５Ｖ１１ｉ源は、主にマイク
ロコンピュータやその他のデジタル信号を処理する回路
素子に供給される。一方、＋１２ｖ電源は、スピンドル
モータ１やアクセスモータ１６の駆動に使われるほか、
Ｒ／賀アンプ４、＾ＧＣアンプ５、サーボバーストアン
プ８、Ａ−Ｄコンバータ９、Ｄ−＾コンバータ１１、サ
ーボアンプ１３、補償器１４、アクセスモータ１６のエ
ンコーダ１７等の電源として供給される。

５．２５インチや３．５インチ用の小型の磁気ディスク
装置はパソコン等に内蔵されて記憶装置として使用され
るため、小型・軽量であるほか消費電力を小さくする必
要がある。したがって、これらの磁気ディスク装置では
＋５ｖ、＋１２Ｖ両電源ともその最大電流を抑制する必
要がある。

（発明が解決しようとする課Ｈ） しかしながら、上記構成の磁気ディスク装置においては
、定常状態における消費電流は少ないが、複数の磁気デ
ィスクを負荷として持つスピンドルモータを起動する場
合、すなわちスピンドルモータｌが停止している状態か
ら回転し始め、規定回転数に達するまでの間はスピンド
ルモータ１に大きいトルクが必要とされ、その間はスピ
ンドルモータ１には定常時の数倍の電流が流れる。

したがって、スピンドルモータ１を駆動する＋１２Ｖ電
源は、起動時に流れる電流に耐える容量を有する必要が
あり、コストが高くなってしまう。

そこで、スピンドルモータ１を起動する時の電流を制限
する方法が提供されているが、その場合消費電流は少な
くなるが、スピンドルモータ１の起動トルクが小さくな
り、回転数が一定になるまでの時間が長くなってしまう
。

その結果、磁気ヘッドが磁気媒体上に浮上するまでの磁
気ヘッドと磁気ディスク面との摺動時間が長くなり、磁
気ヘッドと磁気ディスク間の摩耗量が多くなって両者の
寿命が短くなる。

本発明は、上記従来の磁気ディスク装置問題点を解決し
て、起動時における消費電流を少なくするとともに、ス
ピンドルモータの容量を少なくし、しかも磁気ヘンド及
び磁気ディスクの寿命を長くすることが可能な磁気ディ
スク装置を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） そのために、本発明の磁気ディスク装置においては、マ
イクロコンピュータにより制御される駆動回路を介して
スピンドルモータを駆動し、該スピンドルモータによっ
て磁気ディスクを回転させる磁気ディスク装置において
、マイクロコンピュータ等、デジタル信号を処理するた
めの回路素子に電流を供給する第一の電源手段と、磁気
ディスクを回転させるスピンドルモータに電流を供給す
る第二の電源手段と、他のモータ、増幅器等に電流を供
給する第三の電源手段と、スピンドルモータの起動時に
上記第一、第二の電源手段をオンとし、スピンドルモー
タの駆動電流が定常状態になった後に上記第三の電源手
段をオンとする手段を有するようにしている。

（作用） 本発明によれば、上記のようにマイクロコンピュータ等
、デジタル信号を処理するための回路素子に電流を供給
する第一の電源手段と、磁気ディスクを回転させるスピ
ンドルモータに電流を供給する第二の電源手段と、他の
モータ、増幅器等に電流を供給する第三の電源手段と、
スピンドルモータの起動時に上記第一、第二の電源手段
をオンとし、スピンドルモータの駆動電流が定常状態に
なった後に上記第三の電源手段をオンとする手段を有し
ているので、磁気ディスク装置用の電源装置は、電流容
量の低いものでもよくなり、安価で小型の装置に組み込
むことが可能になる。

（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は本発明の実施例を示す磁気ディスク装置の回路
ブロック図である。

図において、磁気ディスク装置に外部より＋１２■と＋
５ｖの電源電圧が供給されている０本実施例では図に示
すように、外部電源＋１２Ｖは、＋１２Ｖａ　、＋ｉ２
ｖ、　に分けられ、＋１２Ｖｍ電源ニハリレーＲＬ２１
の接点ｒＩｌが直列に挿入されている。リレーＲＬ２１
は、リレードライバ２２を介してマイクロコンピュータ
１０によってオン／オフされる。

＋５Ｖ電源は第一の電源手段として、マイクロコンピュ
ータ１０をはじめとするロジックの各回路に供給され、
デジタル信号を処理する。＋１２Ｖ。

電源は第二の１ｔ′ｌＩ手段として、スピンドルモータ
１の駆動回路に供給されている。＋１２Ｖ＋＋は第三の
電源手段として、Ｒ／Ｗアンプ４、＾ＧＣアンプ５、サ
ーボバーストアンプ８、Ａ／ロコンバータ９、ＤＡコン
バータ１１、アクセスモータ１６のエンコーダ１７、ト
ラック横断パルス発生器１８、サーボアンプ１３、補償
器１４、アクセスモータ駆動回路１５の各回路素子に供
給される。

第２図は本発明の磁気ディスク装置のタイムチャートで
ある。

上記第一、第二、第三の各電源手段がオンするタイ≧ン
グと、スピンドルモータ１の回転数変化と、＋１２ＶＡ
電源の消費を流１１ｚｖＡ、＋１２Ｖｍ電源の消費電流
ｒｌｔＶｌ等が示される。

ホスト側の電源がオンにされＰＯＷＥＲＯＭの指令が出
ると、＋５Ｖ電源、＋１２Ｖａｉｉ源が同時に立ち上が
る。

続いて、マイクロコンピュータ１ｏが動作を開始し、ス
ピンドルモータ駆動回路２に５ＰＩＮＤＬＥ　ＯＮの指
令を出す。該スピンドルモータ駆動回路２は、＋５Ｖ電
源と＋１２Ｖ、電源で動作するので、上記指令によりス
ピンドルモータｌが起動し始める。

この時点ではリレーＲＬ２１は動作しておらず、接点ｒ
ｌが解放されているため、＋１２Ｖｍ電源は各回路に供
給されていない。すなわち、＋１２Ｖ電源の電流はスピ
ンドルモータ１の起動電流！＋ｚｖ＾のみとなる。

続いて、スピンドルモータｌの回転数が規定回転数に達
したことをマイクロコンピュータ１ｏが検知すると、リ
レーＲＬ２１が駆動され、接点ｒｅがオンされる。この
動作により＋１２Ｖｍ　１ｉ源が上記各回路素子に供給
され、磁気ディスク装置の全ての回路に電源が供給され
る初期状態となり、磁気ディスク装置はイニシャル動作
を開始する。

該イニシャル動作が終了すると、外部からアクセス可能
なレディ状態へと移行する。この場合、接点ｒｅがオン
となり＋１２ｖ、電源がオンすると、電流■１□１が流
れるが、スピンドルモータ駆動電流■ｌ□９．は起動時
のピークを過ぎて定常電流状態にあり、＋１２Ｖ電源の
消費電流、すなわち■１□１と１１２□の合成電流は第
２図に示すように低く押さえられる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果） 以上、詳細に説明したように本発明によれば、マイクロ
コンピュータ等、デジタル信号を処理するための回路素
子に電流を供給する第一の電源手段と、磁気ディスクを
回転させるスピンドルモータに電流を供給する第二の電
源手段と、他のモータ、増幅器等に電流を供給する第三
の電源手段と、スピンドルモータの起動時に上記第一、
第二の電源手段をオンとし、スピンドルモータの駆動電
流が定常状態になった後に上記第三の電源手段をオンに
する手段を有しているので、磁気ディスク装置用の電源
装置は、電流容量の低いものでもよくなり、安価で小型
の装置に組み込むことが可能になる。

すなわち、＋１２ｖ電源を第二のｍｓ手段としての＋１
２■１電源と、第二の電源手段としての＋１２ｖ８電源
の２つに分け、＋１２ＶＡ電源をスピンドルモータの回
路に供給するようにしてあり、起動時の電流のピーク時
には＋ｔ２Ｖｓ電源に直列に挿入されたリレーをブレー
ク状態にしておくことにより、起動時のラッシュ状態を
低減させることができるので、磁気ディスク装置用の電
源装置として、電流容量の低いものでもよくなり、安価
で小型の装置に組み込むことがが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す磁気ディスク装置の回路
ブロック図、第２図は本発明の磁気ディスク装置のタイ
ムチャート、第３図は従来の磁気ディスク装置の回路ブ
ロック図である。 ｌ・・・スピンドルモータ、２・・・スピンドルモータ
駆動回路、３・・・リード／ライトヘッド、４・・・Ｒ
／Ｗアンプ、５・・・ＡＧＣアンプ、６・・・パルスデ
テクタ、７・・・サーボ読出し専用ヘッド１．８・・・
サーボアンプ、９・・・Ａ／［１コンバータ、１０・・
・マイクロコンピュータ、１１・・・Ｄ−Ａコンバータ
、１２・・・比較器、１３・・・サーボアンプ、１４・
・・補償器、１５・・・駆動回路、１６・・・アクセス
モーフ、１７・・・工二／コーダ、１８・・・トラ・ン
ク横断パルス発生器、１９・・・インタフェース回路、
２１・・・リレーＲＬ、　２２・・・リレードライバ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マイクロコンピュータにより制御される駆動回路を介し
   てスピンドルモータを駆動し、該スピンドルモータによ
   って磁気ディスクを回転させる磁気ディスク装置におい
   て、 （ａ）マイクロコンピュータ等、デジタル信号を処理す
   るための回路素子に電流を供給する第一の電源手段と、 （ｂ）磁気ディスクを回転させるスピンドルモータに電
   流を供給する第二の電源手段と、 （ｃ）他のモータ、増幅器等に電流を供給する第三の電
   源手段と、 （ｄ）スピンドルモータの起動時に上記第一、第二の電
   源手段をオンとし、スピンドルモータの駆動電流が定常
   状態になった後に上記第三の電源手段をオンとする手段
   を有することを特徴とする磁気ディスク装置。