JPH0334029Y2 - - Google Patents

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JPH0334029Y2
JPH0334029Y2 JP3845987U JP3845987U JPH0334029Y2 JP H0334029 Y2 JPH0334029 Y2 JP H0334029Y2 JP 3845987 U JP3845987 U JP 3845987U JP 3845987 U JP3845987 U JP 3845987U JP H0334029 Y2 JPH0334029 Y2 JP H0334029Y2
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closing
charging
slow
lever
shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は回路遮断器、特に投入ばね蓄勢形の
速入れ、速切り構造の回路遮断器を保守点検に際
してスロークロージングおよびスローオープニン
グ操作が行えるようにした回路遮断器に関するも
のである。
[従来の技術] 一般に投入ばね蓄勢形の操作機構を備えた回路
遮断器において、保守点検の際に必要に応じてス
ロークローズ操作を行えるようにしたものが実施
されている。
このような、この考案の背景となる回路遮断器
の従来例が第8図乃至第10図に示され、抽出固
定枠内に回路遮断器本体が収納された抽出機構に
就いて説明すると、抽出機構は、回路遮断器本体
100と、抽出固定枠101と、回路遮断器本体
のフロントカバー49と、回路遮断器本体100
に取付部材102を介して装着された抽出ローラ
103と、抽出固定枠101に装着されて抽出ロ
ーラ103により回路遮断器101を滑動自在に
支持する抽出用レール104とから構成されてい
る。
ウオームホイール軸105は回路遮断器本体1
00の内部前面側において全幅頁に亘つて設けら
れ、中央左寄りにウオームホイール106が一体
に装着されている。このウオームホイール106
と直角に噛み合うウオーム107と連結されるウ
オーム軸108がフロントカバー49に設けられ
た抽出操作孔109に対応して配置される。ま
た、ウオーム軸108の前端面と抽出操作孔10
9との間にはシヤツタ板110が設けられていて
不用意な抽出操作を防止している。ウオームホイ
ール軸105は回路遮断器本体100側のフレー
ムに回動自在に支承され、両端部に抽出レバー1
11が装着されている。この抽出レバー111に
は抽出レバーローラ112が抽出固定枠101に
装着されたガイド部材113の抽出レバーガイド
溝114が嵌め込まれている。抽出の際には、抽
出操作孔109より操作ハンドル(図示されな
い)を挿入してウオーム軸108に接続してウオ
ーム軸108を回動すれば、ウオーム107とウ
オームホイール106を介してウオームホイール
軸105が回転され、ウオームホイール軸105
の両端の抽出レバーに装着された抽出レバーロー
ラ112が抽出レバーガイド溝114を滑つて押
圧するので、回路遮断器100の抽出操作が行な
われる。また、ウオーム軸108を逆に回転する
ことにより回路遮断器本体100の挿入操作が行
なわれる。ウオームホイール106は第10図に
示されるように回路遮断器本体側の間隙を置いて
対応する一対の支持部材115の間に支持され、
支持部材115を回動自在に貫通するウオームホ
イール軸105にウオームホイール106が装着
され、これと噛み合うウオーム107が軸受部材
116によつて支承される。ウオーム107と一
体に連結されたウオーム軸108がフロントカバ
ー49の抽出操作孔109を対応するように延び
ている。
第11図は回路遮断器本体の位置決め錠止機構
の接続位置でロツクされた状態を示す部分側断面
図で、位置決めロツクカム117はウオームホイ
ール106を挟む一対の支持部材115の外側に
ウオームホイール軸105と一体に装着され、こ
の位置決めロツクカム117の周縁には接続、テ
スト、断路の各位置で停止するための位置決め溝
117a,117b,117cが設けられる。
位置決めロツクレバー118は第12図、第1
3図に示すように平行腕118a,118bを有
し、腕118aの先端部において連結部118c
により腕118bと一体に連結されており、位置
決めロツクレバー118はは軸119により一対
の支持枠部材115に回動自在に軸支され、腕1
18aの他端に位置決めロツクピン120が装着
されて位置決めロツクピン120が位置決めロツ
クカム117の各位置決め溝117a,117
b,117cと回路遮断器本体100の抽出各位
置において係合する。ストツパーピン121は支
持部材122に装着されたコの字形の支持部材1
23を摺動自在に貫通して下端がウオーム軸10
8と対応するように設けられ、上端が位置決めロ
ツクレバー118の連結部118cと係合対応す
るストツパー動作板124と接続されている。ス
トツパーばね125は常時ストツパーピン121
を常時ウオーム軸108を押圧する方向に偏倚し
ており、また位置決め錠止解除レバースプリング
126(第12図参照)は常時位置決めロツクレ
バー118を反時計方向に回動するよう偏倚して
いる。ウオーム軸108にはストツパーピン12
1と対応して係合溝126が1/4回転毎に設けら
れ、ロツクピン121が位置決めロツクカム11
7の各位置決め溝と係合する時点と同期するよう
ストツパーピン121とウオーム軸108の係合
溝126とが設けられている。
第12図乃第15図は位置決め錠止解除装置を
示す関連説明図で第12図は位置決め錠止解除レ
バーが錠止位置にある状態を示す側面図、第13
図は第12図の部分平面図、第14図は第12図
の部分底面図、第15図は位置決め解除レバーが
解除位置にある状態を示す側面図である。位置決
め解除レバー127は内端側においてコの字形に
折り曲げられ、軸128により支持枠部材115
に回動自在に支持され、平行辺の第1の腕118
aの一端がフロントカバー49の前面に露出され
て操作把手を形成し、第2の腕118bの先端部
が位置決めロツクレバー118の腕118bの先
端に設けられた係合子129と対応するように設
けられる。位置決め錠止解除レバースプリング1
26は位置決め錠止解除レバー127と位置決め
ロツクレバー腕118bとの間に架設され、位置
決め錠止解除レバー127を常時時計方向に偏倚
している。フツクレバー130はウオームホイー
ル軸105に中央部を回動自在に支持され、一端
に係合溝130aと他端にフツク部130bを有
しており、係合溝130aには開閉位置を検出す
るために、例えば回路遮断器の可動接触子装置を
一体に連結する開閉クロスバーに装着された開閉
位置検出ピン131と連結され、フツク部131
bがシヤツタレバー132の尾端と係合、釈放自
在に対応して設けられている。このシヤツタレバ
ー132は一端に抽出操作孔109を開閉するシ
ヤツタ板110を装着した第1の腕132aと一
対の支持部材115を隔てて連結部材132bに
より一体に連結された第2の腕132cの他端が
フツクレバー130のフツク部130bと対応し
て軸133により回動自在に軸支されている。連
結板134はシヤツタレバー132の第2の腕1
32cと位置決めロツクレバー118の腕118
aとの間に接続しており、位置決めロツクレバー
118aにピン135により連結され、連結板1
34の長溝134aとシヤツタレバー132cと
がピン136により遊嵌連結されている。
第12図に示される状態において、回路遮断器
が開路位置にあれば、フツクレバー130は2点
鎖線で示される位置にあり、フツクレバー130
のフツク部130bはシヤツタレバー132cと
尾端との係合が解かれている。この状態で位置決
め錠止解除レバー127の把手を押し下げると、
軸128を支点として回動し、第2の腕127b
が位置決めロツクレバー118の係合子129を
係合して位置決めロツクレバー118を押し上
げ、軸119を支点として時計方向へ回動させ、
位置決めロツクレバー118のロツクピン120
と位置決めロツクカム117の位置決め溝との係
合を外し、且つ第11図に示す補強用のストツパ
ーピン121とウオーム軸108の係合溝126
との係合を解く。また、位置決めロツクレバー1
18の回動により連結板134を介してシヤツタ
レバー132を押し下げてシヤツタレバー132
を軸133を支点として時計方向に回動させて抽
出操作孔109を閉塞するシヤツタ板110が開
き、ウオーム軸108に抽出操作孔109から操
作ハンドルを接続して抽出操作を行うようできる
第15図の状態となる。
すなわち、回路遮断器の投入時には位置決め解
除レバー127による解除装置が阻止され、回路
遮断器の開路時には位置決め解除レバー127の
操作により位置決め錠止の解除と共に抽出操作孔
109を遮蔽するシヤツタ板110を開くように
構成されている。
第16図は回路遮断器本体100の閉路状態に
おける中央断面側面図、第17図は投入ばねの蓄
勢状態を示す側面図、第18図は投入ばねの放出
状態を示す側面図、第19図は引外し状態を示す
一部中央断面図、第20図はリセツト(開路)状
態を示す一部中央断面側面図、第21図乃至第2
3図は投入ばね蓄勢機構を示す側面図であつて、
第21図は電動操作による蓄勢開始の状態、第2
2図は電動操作によりチヤージングレバーが駆動
された状態、第23図は手動操作によりチヤージ
ングレバーを駆動した状態を夫々示し、第24図
は投入ばね蓄勢機構の要部分解斜視図である。
第16図に示される回路遮断器において、接触
子装置として固定コンタクト1と、固定アーキン
グコンタクト2とが固定側端子導体3に固着さ
れ、可動主コンタクト4の可動アーキングコンタ
クト5がそれぞれ固定主コンタクト1と固定アー
キングコンタクト2に対接するように可動主コン
タクト杆6ならびに可動アーキングコンタクト杆
7に装着され、可動コンタクト杆6,7は可動コ
ンタクト軸8により可動コンタクトホルダー9に
回動自在に軸支され、一端を可動コンタクト杆
6,7に、他端をコンタクトホルダー9に架設さ
れたコンタクトスプリング10により接触圧力を
与えるように形成されている。可動コンタクトホ
ルダー9は可動コンタクトホルダー軸11により
可動コンタクト支持板12に回動自在に軸支され
ている。U字形に形成された可撓リード導体13
は一端を可動コンタクト杆6,7に、他端を可動
側端子導体14に接続されている。消弧装置15
は周知の磁性板からなるV字形の切欠き部を備え
た消弧グリツド16が消弧グリツドサポート17
に多数装着された消弧グリツド群ならびに排出口
18側に冷却板19とが形成絶縁物からなる消弧
室カバー20内に収納支持される。左右両側の固
定フレーム21に亘つて成形絶縁物からなるモー
ルドベース22が取付けられ、このモールドベー
ス22に可動コンタクト支持板12と、固定側端
子導体3ならびに可動側端子導体14が背面外方
に突出するよう装着支持されている。各極の接触
子装置充電部を夫々前面側からモールドベース2
2に向けて蔽うように薄い透明性の絶縁物からな
る極間セパレータ23が設けられ、モールドベー
ス22と消弧室カバー20ならびに極間セパレー
タ23とにより端子導体3,14ならびに操作ロ
ツド24を除いて消弧室と主回路導電部を囲むよ
うに形成されている。
接触子装置の開閉機構として絶縁物よりなる各
極の操作ロツド24の一端は接続調整ボルト25
を介してコンタクトホルダー9に一体に連結さ
れ、極間セパレータ23の開口部より前面側への
突出端はコネクタレバー軸26を介して各極を連
結するクロスバー27を具えたコネクタレバー2
8および投入リンク29のそれぞれの一端に連結
される。投入リンク29の他端は投入ローラ軸3
0を介してトリツプリンク31の一端に連結さ
れ、更にトリツプリンク31の他端はトリツプリ
ンク軸32によりトリツプレバー33の一端に連
結されている。このトリツプレバー33はトリツ
プレバー軸34により回動自在に軸支されてい
る。軸26と固定フレーム21に設けたスプリン
グ架け片35との間に架設された遮断ばね36は
閉路状態では常時可動側コンタクト4,5を固定
側コンタクト1,2から開離させるように、且つ
コンタクトレバー28を時計方向に回転させるよ
うに作用する。投入リンク29とトリツプリンク
31とは一対のトグルリンク機構を形成し、コン
タクトレバー28の回転力が投入リンク29とト
リツプリンク31とを「く」の字形に折り曲げる
ように作用するが、両方のリンク29,31を連
結する投入リンク軸30に設けられた投入ローラ
37と投入ラツチ38の腕38aの一端とが係合
することによつて両リンク29,31を伸張した
閉路状態に保持するように作用する。投入ラツチ
38は投入シヤフト39に回動自在に支承され、
投入ラツチばね(図示されない)によつて時計方
向に偏倚されている。トリツプレバー33はトリ
ツプレバースプリング40により時計方向に偏倚
され、他端33aがフツク41に設けられたフツ
クローラー42と釈放自在に係合され、フツク4
1はフツク軸43に回動自在に軸支され且つフツ
クスプリング44により反時計方向に偏倚されて
おり、フツク41のフツク爪41aとトリガレバ
ー45の回動軸に設けたトリガー爪46を係合し
ている。遮断ばね36によるコネクタレバー28
の時計方向の回転力のトリツプリンク31側に作
用する力は軽減されてトリツプレバー33、フツ
ク41を介してトリガー爪46によつて支承さ
れ、投入ラツチ38と共に回路遮断器を閉路状態
に保持する。
開閉インジケータリンク47は一端が開閉によ
つて動くコネクタレバー28に且つ他端が開閉イ
ンジケーター48に連結され、開閉インジケータ
ー48は一端側の表示部48aがフロントカバー
49の表示部49aと対応し、他端部がレリーズ
レバー軸50に回動自在に支承され、同軸上に開
閉インターロツクレバー51とレリーズレバー5
2が軸支されている。また、開閉インターロツク
レバー51は開閉インターロツク連動ピン53が
両側に突出するよう設けられており、連動ピン5
3の一側が開閉インジケーター48の下側縁に常
時圧接するよう時計方向の偏倚力が与えられ連動
ピン53の他側に開閉インターロツクリンク54
を支持する。開閉インターロツクリンク54の下
端折り曲げ部には開閉インターロツクピン55が
装着され、開閉インターロツクピン55はフロン
トカバー49の外部により操作しうるように設け
られた投入ボタン56と対応するように設けられ
たいる。また、投入ボタン56の一端はハンドル
シヤフト57に回動自在に装着されている。
投入レリーズ爪58はレリーズレバー52の一
端と係合釈放可能に回動自在に支承され、投入レ
リーズ板59が一体に装着されている。レリーズ
レバー52の他端は投入シヤフト39に投入ラツ
チ38と共に一体に装着された投入カム60に設
けられた保持ローラ61と係合釈放自在に対応
し、後述の投入ばねが蓄勢された場合にはレリー
ズレバー52の一端が投入レリーズ爪58と、他
端が投入カム60の保持ローラ61と夫々係合
し、投入状態は投入ローラ37と投入ラツチ38
との係合により保持される。投入ばねが蓄勢され
ていない場合には、投入カム60の周縁によつて
も投入ローラ37が支承されて投入状態が保持さ
れる。
トリガー連動レバー62は連動レバー軸63に
回動自在に一体に装着され、トリガー連動レバー
ピン64が設けられていて、トリガー連動レバー
ピン64がトリガーリンク65の一端に設けられ
た長孔66と遊嵌接続される。トリガーリンク6
5の他端はトリガーレバー45の一端と接続され
ている。トリガースプリング67はトリガーリン
ク65の一端と機構フレーム68との間に架設さ
れ、トリガーリンクスプリング69はトリガーリ
ンク65とトリガー連動レバー62との間に架設
されている。フツク連動レバー70は回路遮断器
が投入できる状態にある時以外は、開閉インター
ロツクピン55を下方に押し下げて投入ボタン5
6を空動きするように設けられたもので、連動レ
バー軸63上に回動自在に支承され、フツクリン
クピン71によりフツクリンク72の一端に設け
られた長孔73と遊嵌接続される。フツクリンク
72の他端はフツクリンク軸74によりフツク4
1に連結されている。間隙を置いて開閉機構部材
を支持する一対の機構フレーム68,68′間に
架設するように機構フレーム68,68′のガイ
ド長孔68aを挿通して両側に突出して設けられ
た投入ばねガイド軸75と、第17図、第18図
に示すように機構フレーム68,68′の両側に
突出する部分の投入シヤフト39に一体に枢着さ
れた投入クランク76の投入クランク軸77との
間に投入ばね78が架設される。また、投入ばね
ガイド79が投入ばね78のコイル内を挿通する
ように設けられて、投入ばねガイド軸75は投入
ばねガイド79の一側に設けられた投入ばねガイ
ド溝79a内を摺動できるようになつている。
第16図の閉路状態において、手動或は電気的
引外し指令が与えられると連動レバー軸63を回
動するように設けられており、連動レバー軸63
を介してトリガー連動レバー62を反時計方向に
回転し、トリガーリンク65に連なるトリガレバ
ー45を時計方向に回転してトリガー爪46とフ
ツク41との係合が外れ、フツク41は時計方向
に回動し、フツクローラー42とトリツプレバー
33との係合が外れ、トリツプリンク31と投入
リンク29が下方に引き落され、コネクタレバー
28が時計方向に回転して開閉機構が崩潰した第
19図に示す状態となり、可動側コンタクト4,
5は固定側コンタクト1,2より開離した開路状
態となる。また、第19図に投入ばね78が放出
状態にあり、投入ローラ37は投入カム60の外
周に沿つて移動し引外し自由となつている。
更に、第19図の引外し状態から引外し指令が
断たれると、トリガー連動レバー62とトリガレ
バー45がトリガーリンク65に設けられたトリ
ガースプリング67によつて元の状態への復帰力
が作用しており、この際に手動或は電動操作によ
つて投入クランク76が反時計方向に回転され、
投入ばね78が蓄勢されると、これと連動する投
入カム60が反時計方向に回転し、投入カム60
の周縁凹部60aが第20図に示すように投入ロ
ーラ37と対向してトリツプレバースプリング4
0によつてトリツプレバー33、トリツプリンク
31を介して投入ローラ37は投入カム60の凹
所60aに落ち込み、トリツプレバー33は反時
計方向に回転してフツクローラー42と摺動する
外周縁とから外れて一端33aと係合する。次
に、フツク41はフツクスプリング44によつて
反時計方向に回動し、トリガレバー45もトリガ
ースプリング67によつて反時計方向に回動し、
第20図に示すリセツト状態となる。第19図の
引外し状態にあつて投入ばね78が放出状態にあ
るときは、トリツプレバー33、フツク41が拘
束されていてリセツトできない。
第20図に示すように投入ばね78が蓄勢され
てリセツト状態にあるとき、投入ばね78の作用
力は投入ばねガイド79を介して投入クランク軸
77に作用して投入クランク76を反時計方向に
回転させるよう作用力が加わつており、投入クラ
ンク76は投入シヤフト39を介して投入カム6
0に連繁されて投入カム60を反時計方向に回転
させようとする。この投入カム60は保持ローラ
61を備え、保持ローラ61はレリーズレバー5
2と係合され、レリーズレバー52に反時計方向
の作用力が加わり、この作用力が投入レリーズ爪
58によつて保持されている。
上述のリセツト状態より回路遮断器を投入する
場合、投入ボタン56を押すとハンドルシヤフト
57を支点として時計方向に回動し、開閉インタ
ーロツクピン55を介して投入レリーズ板59が
押されて投入レリーズ爪58が反時計方向に回転
し、レリーズレバー52との係合が外れ、レリー
ズレバー52は反時計方向に回転し、投入カム6
0は保持ローラ61での支えを失つて投入ばね7
8の放出作用によつて反時計方向に回転し、投入
カム60の外周が投入ローラ37を押し上げ、投
入リンク29とトリツプリンク31の屈曲を伸張
させて投入リンク29はコネクタレバー28を押
し、クロスバー27を反時計方向に回転させ、各
極のコネクタレバー28に連結される操作ロツド
24を押し、可動コンタクトホルダー9を時計方
向に回転し、可動側コンタクト4,5を固定側コ
ンタクト1,2に圧接する。この投入のほヾ最終
ストロークにおいて、投入カム60の外周はほぼ
投入シヤフト39を中心とする円弧状となり投入
が完了する。投入動作中、投入ローラ37は投入
ラツチ38を反時計方向に押すが、投入完了と同
時に投入ラツチ38は投入ローラ37の作用がな
くなり、投入ラツチばね(図示せず)によつて元
の状態に戻り、投入ラツチ38の腕の一端38a
と投入ローラ37とが対向する状態となる。投入
ばね78の作用力は投入クランク76を第17図
の状態から反時計方向に回転させ、投入クランク
軸77が投入シヤフト39を中心にほヾ180度回
転した第18図の位置で最も弱くなつて停止して
第1図の閉路状態となる。投入状態において投入
ばね78が蓄勢されると、投入カム60は反時計
方向に回転し、投入カム60の凹部60aが投入
ローラ37と対向し、投入ローラ37は投入ラツ
チ38によつて支承された投入状態が保持され
る。
第21図乃至第23図は投入ばね78の蓄勢機
構を示すもので投入ばね78の蓄勢操作は電動操
作と手動操作の両方が併用される。
これら第21図乃至第23図において、一側の
機構フレーム68′の外側と投入クランク76と
の間に歯車80とチヤージングレバー81とが投
入シヤフト39に一体に枢着される。歯車80の
歯とそれぞれ係合するように固定爪82と送り爪
83が設けられる。固定爪82は一端がビス98
により機構フレーム68′に固定され、他端部が
投入シヤフト39に支持された固定爪サポート板
84に軸85により回動自在に支承され、固定爪
ばね86により反時計方向に偏倚されている。送
り爪83は軸87によりチヤージングレバー81
に回動自在に軸支され送り爪ばね88により反時
計方向に偏倚される。チヤージングレバー81の
一端はチヤージングレバーピン89によりチヤー
ジングリンク90の一端の長孔91に遊嵌連結さ
れ、チヤージングレバーピン89と機構フレーム
68′との間にチヤージングレバースプリング9
2が架設されている。
また、チヤージングリンク90の他端は手動チ
ヤージングハンドル93に連結されている。手動
チヤージングハンドル93はフロントカバー49
の外部から操作するように設けられ、下端部に設
けられたハンドルシヤフト57に回動自在に軸支
されている。チヤージングレバー81の他端部と
対応するようにモーターの回動軸94に一端が固
着されたモータークランク95の他端にクランク
ピン96によりチヤージングローラ97が装着さ
れている。
投入ばね78が第18図に示すように放出状態
にあるとき、投入カム60は第16図、第19図
の状態にあり、この場合の投入ばね蓄勢機構は第
21図の状態で示される。手動の場合、手動チヤ
ージングハンドル93をフロントカバー49の前
面側に引き倒して反時計方向に回転させることに
よりチヤージングリンク90を引張り、長孔91
にチヤージングレバーピン89が係合してチヤー
ジングレバー81を反時計方向に回動し、チヤー
ジングレバー81に装着された送り爪83と歯車
80と係合しているために歯車80は反時計方向
に回転して投入シヤフト39に連なる投入クラン
ク76が一体に回動し、投入ばね78を圧縮して
いき、投入ばね78による逆転の防止は固定爪8
2によつて歯車80が一歯ごとに支えられてい
く。従つて、第23図の如く手動チヤージングハ
ンドル93を停止位置まで回動すると、歯車80
は反時計方向に数歯送られ、固定爪82によつて
保持される。手動チヤージングハンドル93を元
に戻し、同様の操作を繰り返すことによつて、更
に歯車80は反時計方向に送られ投入ばね78が
圧縮され蓄勢されていき、操作過程では常に歯車
80は時計方向に回転しようとする力が作用して
固定爪82によつて支承されているが、投入ばね
78が最大に圧縮され、投入ばね78の作用線
が、投入ばねガイド軸75と投入シヤフト39と
を結ぶ線が反対側に越えると、投入ばね78の投
入クランク76に対する作用力が反転し、反時計
方向に作用して固定爪82では支承できなくな
り、この回転力を投入カム60に設けられた保持
ローラ61とレリーズレバー52を介して投入レ
リーズ爪58によつて支承して第17図の投入期
待の投入ばね蓄勢状態に保持される。電動操作に
よる場合はモーターの駆動によりモーターの回転
軸94に一端を固着されたモータークランク95
を介してチヤージングローラ97が回転して1回
転毎にチヤージングレバー81の一端縁を第21
図から第22図に示す如く押圧回動させる。この
チヤージングレバー81の押圧回動によりチヤー
ジングレバー81に装着された送り爪83が歯車
80を一歯宛反時計方向に送り、固定爪82によ
つて支承する。この動作が繰返されることにより
手動操作の場合と同様に投入ばね78は圧縮蓄勢
されていき、投入ばね78が最大に圧縮され投入
クランク76に作用する力の方向が反転した直後
に送り爪83と対応する歯車80の歯は2歯ほど
欠落させてあり、チヤージングレバー81、モー
タークランク95は空転し、歯車80を送らなく
なり、モーターの電源が切られて投入ばね78の
作用力を投入カム60を介して最終的に投入レリ
ーズ爪58によつて支承された蓄勢状態が保持さ
れる。
[考案が解決しようとする問題点] しかし乍ら、上述の如く構成された回路遮断器
において、保守点検に際して回路遮断器本体10
0を抽出固定枠101より外部に抽出して投入ば
ね78の蓄勢状態において、投入ばね78の一端
の投入ばねガイド軸75と投入ばねガイド79の
投入ばねガイド溝79aの一端との間に投入ばね
釈放阻止部材を挿入して、投入指令を与えて投入
ばね78の蓄勢力の放出を投入ばね釈放阻止部材
により阻止することにより手動チヤージングハン
ドル93の操作にて徐々に可動側接触子装置を投
入方向へ動かし点検を行つているが、保守点検に
おいて、スロークロージング操作のみの一方向の
点検では十分に満足できない欠点があり、スロー
クロージングおよびスローオープニング操作の点
検が要求される。
また、回路遮断器本体100を抽出固定枠10
1より取出して点検後にスロークロージングおよ
びスローオープニング操作の出来る状態のまま、
回路遮断器本体100が抽出固定枠101内に主
回路の接続位置まで挿入されてスロークロージン
グ或はスローオープニング操作が行なわれると、
アークの発生に伴う機器の破損ならびにコンタク
ト部の過熱により火災を誘発する欠点があつた。
従つて、この考案の主たる目的は保守点検に際
して簡単にスロークロージングおよびスローオー
プニング操作が連結的に行うことができ、またス
ロークロージングおよびスローオープニング操作
のできる状態での回路遮断器本体の抽出固定枠へ
の挿入を防止できるようにした回路遮断器のスロ
ークローズ、スローオープン機構を提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] この考案の回路遮断器のスロークローズ、スロ
ーオープン機構は、投入ローラと投入ラツチとの
係合を解くように操作される投入ラツチ拘束板を
設け、投入ローラと投入ラツチの係合が外れる
と、投入ローラが支承され周縁に沿つて移動でき
るよう投入位置から開路位置に亘つて緩やかに変
化する形状に投入カムを形成することにより、保
守点検に際して投入ばね釈放阻止部材ならびにス
ロー操作インターロツクピンを備えたスロー操作
ユニツトを投入ばねガイド軸と投入ばねガイドの
端縁との間に上記投入ばね釈放阻止部材が挿入さ
れるようにスロー操作ユニツトを装着すると、ス
ロー操作ロツクレバーを介して投入ローラと投入
ラツチとの係合を解いた状態に投入ラツチ拘束板
をスロー操作インターロツクピンにより拘束する
ようにしたものである。
また、スロー操作ユニツトの装着により、スロ
ー操作ロツクレバーの一端とフロントカバーに設
けられた抽出操作孔を開閉するシヤツタ板を備え
たシヤツタレバーとが係合できるように形成し
て、抽出作用孔をシヤツタ板が閉塞するようにス
ロー操作インターロツクピンにより拘束すること
ができる。
[作用] この様にして、この考案は上述の手段により、
スロー操作ユニツトの装着によりスロークロージ
ングおよびスローオープニング操作を行うことが
できる。また、スロー操作ユニツトを装着したま
までの回路遮断器本体の抽出固定枠への挿入を防
止することができる。
[実施例] 図面の第1図乃至第7図はこの考案の回路遮断
器のスロークローズ、スローオープン機構の一実
施例を示すもので、図面において従来装置と同一
部分に同一符号を付けて説明する。この考案の回
路遮断器のスロークローズ、スローオープン機構
においては、第1図に示されるように投入ラツチ
38に投入ラツチピン38bが植設され、これと
対応して投入ラツチ拘束板210が設けられる。
投入ラツチ拘束板210を投入ラツチピン38
bに係合させて押圧することにより、投入ラツチ
38の腕38aの一端と投入ローラ37との係合
が外れた位置に投入ラツチ38を反時計方向に回
動させる。投入ラツチ38の一端と投入ローラ3
7との係合が外れた状態では、投入ローラ37は
投入カム60の周縁によつて支承され移動するこ
とになるので、従来の投入カム60の周縁を投入
位置から開路位置まで出来るだけ緩かに変化する
形状にすれば、手動チヤージングハンドル93の
操作により投入カム60の回転によつて投入ロー
ラ37が投入カム60の周縁に沿つて徐々に開路
方向へ移動させることができるので、スローオー
プニング操作が可能となる。
この考案の回路遮断器のスロークローズ、スロ
ーオープン機構のスロー操作ユニツト200は第
2図に示されるように投入ばね78の蓄勢状態に
おいて投入ばねガイド側75の一側に外部より被
せる〓形のスロー操作ユニツト基枠201と、そ
の内側に投入ばねガイド溝79aに嵌合され且つ
投入ばねガイド軸75と投入ばねガイド79の端
縁79bとの間に挿入される投入ばね釈放阻止部
材202と、スロー操作ユニツト基枠201上に
外方へ突出するよう植設されたスロー操作インタ
ーロツクピン203とより形成される。
また、第3図、第7図に示されるようにスロー
操作ロツクレバー204は一端がウオームホイー
ル軸105と同一の一対の支持部材115間に支
持されたスロー操作ロツクレバー軸205に回動
自在に軸支され突起片206がシヤツタレバー1
32の第2の腕132cの他端と対応して設けら
れる。スロー操作ロツクレバー204はスロー操
作ロツクレバースプリング207によつて常時時
計方向に偏倚され、折り曲げ他端縁208がスロ
ー操作ユニツト200を装着した際にスロー操作
インターロツクピン203と係合する。
一方、投入ラツチ拘束連動部材209は投入ラ
ツチ拘束板210と、拘束板中間連動レバー21
1ならびに拘束板連動リンク212とより構成さ
れ、投入ラツチ拘束板210は一側寄りに設けら
れたガイド孔210a内に固定フレームに固着さ
れたガイドピン210bが挿通され、一端が投入
ラツチ38に設けられた投入ラツチピン38bと
対応し、他端がウオームホイール軸105に中央
部を回動自在に支承されたコの字形の拘束板中間
連動レバー211の平行辺部の一辺と連結され
る。
拘束板中間連動レバー211の他辺は拘束板連
動リンク212の一端と連結され、拘束板連動リ
ンク212の他端はスロー操作ロツクレバー20
4と一体の分岐腕204′と接続されている。
第4図はスロー操作ユニツト200が装着され
る前の投入ばね78の放出状態が示され、この場
合にはスロー操作ロツクレバー204が時計方向
に偏倚されており、シヤツタレバー132の第2
の腕132cの端部との係合が解かれた状態にあ
り、また投入ラツチ38は時計方向に偏倚され、
ストツパーを兼用するガイドピン210bに外形
線が当接して停止した状態で投入ラツチ38の腕
38aの一端と投入ローラ37とが係合した状態
にあり、投入ラツチ拘束板210の一端は投入ラ
ツチピン38bと対応した状態にある。
この第4図の状態より投入ばね78を蓄勢状態
にしてスロー操作ユニツト200を投入ばねガイ
ド溝79aに向けて、投入ばねガイド軸75と投
入ばねガイド79の端縁79bとの間に投入ばね
釈放阻止部材202が嵌まり込むように装着す
る。この装置の際にはスロー操作ロツクレバー2
04の占める位置が装着を阻害するので、スロー
操作ロツクレバー204を持ち上げて反時計方向
に回動させてスロー操作ユニツト200が装着さ
れる。スロー操作ユニツト200が装着により、
スロー操作ロツクレバー204は一端側の端縁2
08がスロー操作ユニツト200のスロー操作イ
ンターロツクピン203と係合し、分岐腕20
4′により拘束板連動リンク212を介して拘束
板中間連動レバー211が反時計方向に回動さ
れ、投入ラツチ拘束板210は直線状に移動して
投入ラツチ38の投入ラツチピン38bを押圧し
て投入ラツチ38を反時計方向に回動させ、投入
ラツチ38の腕38aの一端と投入ローラ37と
の係合が外れ、係合が外れた状態に拘束する。一
方、スロー操作ロツクレバー204の他端側の突
起片206がシヤツタレバー132の第2の腕1
32cの尾端と係合可能な対応位置に拘束した第
5図の状態となる。
この第5図の状態で投入指令を与える。すなわ
ち、投入ボタン56を押して投入レリーズ爪58
とレリーズレバー52との係合を解き、レリーズ
レバー52が反時計方向に回転され、投入カム6
0の保持ローラ61の支えがなくなり、投入ばね
78が釈放されるが、スロー操作ユニツト200
の投入ばね釈放阻止部材202が投入ばねガイド
軸75と投入ばねガイド端縁79bとの間に噛み
込み、それ以上に釈放されない。
この状態より手動チヤージングハンドル93を
操作して投入カム60を反時計方向に回転させる
と、投入ばね78の蓄勢力を借りずに自由な速度
で投入カム60の外周が投入ローラ37を押し上
げ、可動側コンタクト4,5を固定側コンタクト
1,2に向けて閉路される第6図の状態となる。
通常は、閉路位置で投入ローラ37と投入ラツ
チ38が係合して閉路状態に保持されるが、拘束
ラツチ拘束板210により投入ラツチ38が投入
ローラ37と係合しない位置に拘束されているた
めに、引続き手動チヤージングハンドル93を操
作して投入カム60を反時計方向に回転させてい
くと、投入ローラ37が投入カム60の周縁を移
動して第1図の状態を経て可動コンタクト4,5
が固定側コンタクト1,2より離れていき、十分
に開離した開路状態に至る。
従つて、保守点検に際して手動チヤージングハ
ンドル93によつて上述の如くスロークロージン
グおよびスローオープニング操作が連続して可能
となる。また、スロー操作ユニツト200を装着
したまま回路遮断器本体100を抽出固定枠10
1の接続位置まで挿入しようとしても、スロー操
作インターロツクピン203がスロー操作ロツク
レバー204の一端と係合し、スロー操作ロツク
レバー204の他端側の突起片206がシヤツタ
レバー132の動きを阻止する位置に拘束するこ
とにより、シヤツタ板110の抽出操作孔109
の閉塞は解かれずに回路遮断器本体100の抽出
固定枠101の挿入操作が阻止される。
[効果] 上述した様に、この考案の回路遮断器のスロー
クローズ、スローオープン機構においては、投入
ばね釈放阻止部材202と、スロー操作インター
ロツクピン203を備えたスロー操作ユニツト2
00を投入ばねガイド軸75と投入ばねガイドの
端縁79bとの間に投入ばね釈放阻止部材202
が嵌まり込むように装着することにより、スロー
クロージングおよびスローオープニング操作が連
続して行うことができるので、保守点検の準備作
業が簡便となり且つ十分な開閉部の点検を行うこ
とができる効果がある。
また、スロー操作ロツクレバー204の一端と
抽出操作孔109を開閉するシヤツタ板110を
備えたシヤツタレバー132とが係合するように
スロー操作インターロツクピン203で拘束する
ようにすれば、スロー操作ユニツト200を装着
したままの回路遮断器本体100抽出固定枠10
1への挿入が阻止されて主回路接続位置での危険
を伴うスロークロージングおよびスローオープニ
ング操作が防止される等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図はこの考案の回路遮断器のス
ロークローズ、スローオープン機構の一実施例を
示すのもので第1図はスローオープニング操作の
初期を示す一部中央断面側面図、第2図はスロー
操作ユニツトを装着しようとする要部分解斜視
図、第3図はスロー操作ユニツトを装着した場合
のシヤツタ板および投入ラツチピンへの関連を示
す要部斜視図、第4図はスロー操作ユニツトを装
着する前の投入ばねの放出状態を示す側面図、第
5図は投入ばねが蓄勢され、スロー操作ユニツト
を装着された状態を示す側面図、第6図は第5図
の状態に投入指令を与えてスロークロージング操
作を行つた場合の投入ばねの状態を示す側面図、
第7図は位置決め錠止解除装置をシヤツタ板ロツ
クレバーおよび投入ラツチ拘束板との関連を示す
側面図、第8図乃至第24図は従来装置における
一例を示すもので第8図は抽出固定枠内に回路遮
断器本体が収容された概略正面図、第9図は主回
路接続位置を示す概略正面図、第10図はウオー
ムとウオームホイールの関係を示す部分側面図、
第11図は回路遮断器本体の位置決め錠止機構を
接続位置でロツクした状態を示す部分側面図、第
12図は位置決め錠止解除レバーが錠止位置にあ
る状態を示す側面図、第13図は第12図の部分
平面図、第14は12図の部分底面図、第15図
は位置決め錠止解除レバーが解除位置にある状態
を示す側面図、第16図は回路遮断器の閉路状態
における中央断面側面図、第17図は投入ばねの
蓄勢状態を示す側面図、第18図は投入ばねの放
出状態を示す側面図、第19図は引外し状態を示
す一部中央断面側面図、第20図はリセツト(開
路)状態を示す一部中央断面側面図、第21乃至
23図は投入ばね蓄勢機構を示す側面図で第21
は電動操作による蓄勢開始の状態、第22図は電
動操作によりチヤージングレバーが駆動された状
態、第23図は手動操作によりチヤージングレバ
ーを駆動した状態を夫々示す図、第24図は投入
ばね蓄勢機構の要部分解斜視図である。ずちゆ
う、1……固定主コンタクト、2……固定アーキ
ングコンタクト、4……可動主コンタクト、5…
…可動アーキングコンタクト、6……可動主コン
タクト杆、7……可動アーキングコンタクト杆、
9……可動コンタクトホルダー、10……コンタ
クトスプリング、15……消弧装置、16……消
弧グリツド、19……冷却板、20……消弧室カ
バー、21……固定フレーム、22……モールド
ベース、23……極間セパレータ、24……操作
ロツド、27……クロスバー、28……コネクタ
バー、29……投入リンク、30……投入ラツチ
ローラ軸、31……トリツプリンク、32……ト
リツプリンク軸、33……トリツプレバー、35
……スプリング架け片、36……遮断ばね、37
……投入ラツチローラ、38……投入ラツチ、3
8a……腕、38b……投入ラツチピン、39…
…投入シヤフト、40……トリツプレバースプリ
ング、41……フツク、42……フツクローラ
ー、43……フツク軸、44……フツクスプリン
グ、45……トリガレバー、47……開閉インジ
ケータリンク、48……開閉インジケーター、4
9……フロントカバー、50……レリーズレバー
軸、51……開閉インターロツクレバー、52…
…レリーズレバー、54……開閉インターロツク
リンク、56……投入ボタン、57……ハンドル
シヤフト、58……投入レリーズ爪、59……投
入レリーズ板、60……投入カム、61……保持
ローラ、62……トリガー連動レバー、65……
トリガーリンク、67,69……トリガースプリ
ング、70……フツク連動レバー、72……フツ
クリンク、73……長孔、75……投入ばねガイ
ド軸、76……投入クランク、78……投入ば
ね、79……投入ばねガイド、79a……投入ば
ねガイド溝、80……歯車、81……チヤージン
グレバー、82……固定爪、83……送り爪、8
9……チヤージングレバーピン、90……チヤー
ジングリンク、91……長孔、92……チヤージ
ングレバースプリング、93……手動チヤージン
グハンドル、95……モータークランク、96…
…クランクピン、97……チヤージングローラ、
100……回路遮断器本体、101……固定枠、
103……抽出ローラ、102……取付部材、1
04……抽出用レール、106……ウオームホイ
ール、107……ウオーム、108……ウオーム
軸、109……抽出操作孔、110……シヤツタ
板、111……抽出レバー、112……抽出レバ
ーローラ、113……ガイド部材、114……抽
出レバーガイド溝、115……支持部材、116
……軸受部材、117……ロツクカム、117
a,117b,117c……位置決め溝、118
……ロツクレバー、118a,118b……腕、
119……軸、120……ロツクピン、121ス
トツパーピン、122,123……支持部材、1
24……動作板、125……ストツパーばね、1
26……錠止解除レバースプリング、127……
位置決め錠止解除レバー、129……係合子、1
30……フツクレバー、131……開閉位置検出
ピン、132……シヤツタレバー、134……連
結板、200……スロー操作ユニツト、201…
…スロー操作ユニツト基枠、202……投入ばね
釈放阻止部材、203……スロー操作インターロ
ツクピン、204……スロー操作インターロツク
レバー、204′……分岐腕、205……スロー
操作ロツクレバー軸、206……突起片、207
……スロー操作ロツクレバースプリング、209
……投入ラツチ拘束連動板、210……投入ラツ
チ拘束板、210a……ガイド孔、210b……
ガイドピン、211……拘束板中間連動レバー、
212……拘束板連動リンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 投入リンク軸に設けられた投入ローラと、前
    記投入ローラとの係合により投入状態を保持す
    るよう投入シヤフトに回動自在に支承された投
    入ラツチと、前記投入ローラと投入ラツチとの
    係合を解くよう投入ラツチを操作する投入ラツ
    チ拘束板と、前記投入ローラと投入ラツチの係
    合が外れると投入ローラを支承して周縁に沿つ
    て投入位置から開路位置に亘つて緩かに変化す
    る形状を備えた投入カムと、前記投入カムを手
    動によつて回動させる手動チヤージングハンド
    ルと、前記投入シヤフトに一体に装着された投
    入クランクの投入クランク軸と、投入ばねガイ
    ドに設けられた投入ばねガイド溝内を摺動する
    投入ばねガイド軸と、前記投入クランク軸と投
    入ばねガイド軸との間に架設される投入ばね
    と、前記投入拘束板を連動するよう回動自在に
    軸支されたスロー操作ロツクレバーと、投入ば
    ね釈放阻止部材ならびにスロー操作インターロ
    ツクピンとを備えたスロー操作ユニツトとより
    構成され、保守点検に際して前記投入ばねガイ
    ド軸と投入ばねガイドの間に前記投入ばね釈放
    阻止部材を挿入するようスロー操作ユニツトが
    装着されることにより、スロー操作ロツクレバ
    ーを介して投入ローラと投入ラツチの係合を解
    いた状態に投入ラツチ拘束板がスロー操作イン
    ターロツクピンにより拘束され、スロークロー
    ジングおよびスローオープニング操作が行える
    ことを特徴とする回路遮断器のスロークロー
    ズ・スローオープン機構。 2 スロー操作ユニツトの装着により、スロー操
    作ロツクレバーの一端とフロントカバーに設け
    られた抽出操作孔を開閉するシヤツタ板を備え
    たシヤツタレバーとが係合して前記抽出操作孔
    をシヤツタ板が閉塞するよう前記スロー操作イ
    ンターロツクピンにより拘束されてなる実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の回路遮断器の
    スロークローズ・スローオープン機構。
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