JPH0334008B2 - - Google Patents

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JPH0334008B2
JPH0334008B2 JP62092680A JP9268087A JPH0334008B2 JP H0334008 B2 JPH0334008 B2 JP H0334008B2 JP 62092680 A JP62092680 A JP 62092680A JP 9268087 A JP9268087 A JP 9268087A JP H0334008 B2 JPH0334008 B2 JP H0334008B2
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Hiroshi Fujinami
Taku Yamada
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種情報の表示切換を制御する選択表
示装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車には走行速度計、燃料計、エンジ
ン回転計、時計、走行距離計(オドメータ)など
の各種の情報をそれぞれ表示するものが運転席の
前面に配設されている。
これらの情報を別々に表示することは、その取
付スペースの面で不利である。そのため、1つの
表示器に種々の情報を切換表示するようにしたも
のが知られている(実開昭52−166546号公報参
照)。
しかしながら、このものでは個別の表示に対応
した入力操作が必要であり、少しでも運転者の入
力操作は減らして、運転操作に集中させたいとい
う安全面からの要求を満足することができない。
そこで、例えば特開昭48−51439号公報に示す
もののように表示を自動的に切換えるようにして
運転者の入力操作を少しでも減らすようにしたも
のが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、運転者に提供する種々の情報に
は、走行速度などのように運転者にとつて比較的
重要度が高いうえに時々刻々と変化している情報
と、要求時の限られた時にのみ必要な情報が混在
しているのに係わらず、上記した従来例のように
直ぐに自動切換が行われてしまうものでは、特に
時々刻々と変化しているような情報に対しては運
転者にうまく情報を提供することができないとい
う問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであ
り、情報の重要度や性質に応じた有効な情報提供
を行うことができる選択表示装置を提供すること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は第6図に示す如く、 表示領域に所定情報を表示する表示手段を備え
るものにおいて、 第1情報を示す第1情報信号を発生する第1情
報信号発生手段と、 前記第1情報よりも時間変化が頻繁な第2情報
を示す第2情報信号を発生する第2情報信号発生
手段と、 前記第1情報信号および前記第2情報信号の何
れかを指定する指定信号を発生する指定信号発生
手段と、 前記指定信号発生手段からの前記指定信号に応
じて、前記第1情報信号および前記第2情報信号
の何れかを選択する選択手段と、 前記選択手段により前記第1情報信号が選択さ
れると、前記表示手段の表示を前記所定情報から
前記第1情報に切り換え、所定時間経過後再び該
表示を前記所定情報に復帰させる第1表示切換手
段と、 前記選択手段により前記第2情報信号が選択さ
れると、前記表示手段の表示を前記所定情報から
前記第2情報に切り換える第2表示切換手段と を備えるという技術的手段を採用する。
〔作用〕
第6図に示す如き本発明の構成による作用を説
明する。
表示手段M1にはその表示領域に所定情報が表
示される。
ここで、指定信号発生手段M4による指定信号
の発生によつて、選択手段M5では該指定信号に
応じて第1情報信号および第2情報信号の何れか
が選択される。
そして、該選択手段M5により第1情報信号が
選択されると、第1表示切換手段M6は表示手段
M1の表示領域に表示されている内容を前記所定
情報から前記第1情報信号が示す第1情報に表示
切換えする。そして、所定時間経過後、該表示を
再び前記所定情報に復帰させる。
一方、前記選択手段M5により第2情報信号が
選択された場合は、第2表示切換手段M7は表示
手段M1の表示内容を前記所定情報より前記第2
情報信号が示す第2情報に表示切換えする。な
お、この場合は、前記所定情報に表示内容が復帰
することはなく、該第2情報の表示は他の情報信
号が選択手段M5にて選択されるまで継続する。
ここで、第2情報は第1情報よりも時間変化が
頻繁な情報である。すなわち、時間変化が頻繁な
第2情報は運転者に常時与えるべき情報、すなわ
ち所定時間よりも優先順位の高いものとして継続
して表示される。
逆に、時間変化が比較的緩慢な第1情報につい
ては、要求時にのみ必要な情報として運転者に与
えられることになる。すなわち、要求時以外には
あまり必要とされないと判断される情報の表示期
間は限られ、一旦表示された後、より運転者に必
要な情報(所定情報)の表示に切換えられる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の構成、作用による
と、限られた表示領域を効率的に活用して有効な
情報提供を行うことができ、また、表示すべき情
報の時間変化量に応じて表示形態を変えているた
めに、運転者に常時提供すべき情報は要求があつ
た時に継続して表示することができるとともに、
要求時のみ表示すれば良いと判断できる情報は要
求時のみに表示するようにしており、情報の重要
度や性質に応じた有効な情報表示をさせることが
できるという優れた効果が奏される。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図は本発明の全体構成を示すブロツク線
図であり、自動車の運転席前面において時刻、日
付、曜日、エンジン回転数、走行距離の各情報を
音声指令に基いて選択的に表示するものである。
この第1図において、1は運転者による所定方向
の音声を受けて電気信号に変換する変換手段をな
す指向性マイク、2はマイク1よりの電気信号を
増幅するアンプ、3はアンプ2よりの増幅信号か
ら音声の整流波形信号を抽出する検波回路、4は
検波回路3の整流波形信号を基準電圧V0と比較
して矩形波信号4aに整形する比較器である。
5は自動車のエンジン回転数を検出して回転パ
ルス5aを発生するエンジン回転センサ、6は時
計回路で、車載バツテリより常時電源供給を受け
て時刻、日付、および曜日を電子計算し、その時
刻信号と日付信号と曜日信号を含むデイジタルの
時計信号6aを発生するものである。7はオドメ
ータ回路で、車載バツテリより常時電源供給を受
けて自動車の走行距離を電子計算にて積算し、そ
の距離信号7aをデイジタルにて発生するもので
ある。そして、このオドメータ回路7、時計回路
6、エンジン回転センサ5がそれぞれの情報を発
生する情報発生手段を構成している。
8は予め定めた表示制御プログラムに従つてソ
フトウエアの演算処理を実行するマイクロコンピ
ユータで、エンジン回転センサ5、時計回路6、
オドメータ回路7よりの各種情報信号5a,6
a,7aを受けるとともに、比較器4よりの矩形
波信号4aを受けて割込演算処理により前記音声
の種別を示す音声パターンを検出し、この音声パ
ターンが予め定めた日付、曜日、エンジン回転
数、走行距離の各情報を選択表示するための音声
指令のどれに対応するかを判定し、その判定に基
づいて各種情報の表示指令となる表示信号8aを
発生し、この表示信号8aを表示駆動回路9に加
えて増幅し、表示器10による情報表示を制御す
るものである。この表示器10は時刻、日付、曜
日、エンジン回転数、走行距離の5種の情報をそ
れぞれ選択的に表示するもので、「AM・PM」、
「DATE」、「YAWBI」、「RPM」、「KM」の種別
を示す種別文字と、その数値内容を示すための4
桁の7セグメント表示素子と、2点の区分表示素
子とからなる表示作動部と、曜日表記部を有して
いる。
そして、アンプ2、検出回路3、比較器4、お
よびマイクロコンピユータ8により演算処理手段
を構成し、また表示駆動回路9および表示器10
により表示手段を構成している。
次に第2図は前記マイクロコンピユータ8の詳
細構成を示すブロツク線図で、81はマイクロコ
ンピユータ8の中央処理部(Central Processing
Unit;CPU)で、水晶振動子を接続して数MHz
の基準クロツクを得、それに同期してソフトウエ
アのデイジタル演算処理を実行するものであり、
アドレスバス81a、データバス81bを介して
各種情報の授受を行なうための読み書き可能なメ
モリ(Rendom Access Memory;RAM)8
2、読出専用メモリ(Read Only Memory;
ROM)83、アドレスラツチ回路84、時計信
号6aを受ける入力回路85、距離信号7aを受
ける入力回路86、表示信号8aを送出する出力
回路87に接続している。さらに、CPU81よ
りデータ書込を指令するためのメモリライト信号
81cがRAM82に加わり、データ読出を指令
するためのメモリリード信号81dがRAM82
およびROM83に加わり、アドレスラツチ回路
84より作動指令信号84a,84bがRAM8
2、ROM83に加わつている。また、CPU81
は比較器4よりの矩形波信号4aをINT(割込受
付)端子及びEF1端子に受け、エンジン回転に
同期した回転パルス5aをFF2端子に受けてい
る。そして、各ブロツクの構成要素はいずれも半
導体集積回路製のものであり、米国のRCA社の
COSMAC製品シリーズの各素子を用いており、
CPU81はCDP1802の素子を、RAM82は
CDP1824の素子を、ROM83はCDP183
4の素子をアドレスラツチ回路84はCDP18
59の素子を、入力回路85,86および出力回
路87はCDP1852の素子をそれぞれ用いて
構成している。
このような素子にて電気接続したROM83に
は音声指令を検出判定して対応する表示を制御す
るための演算手順をステツプ単位にて順次記録し
た表示制御プログラムを有しており、その演算手
順をCPU81が順次読出すことによつてその演
算処理を実行し、その演算途中の各種データを
RAM82に一時的に書込み記憶し、また必要時
にそのデータを読出している。
次に、上記構成においてその作動を第3図、第
4図の演算流れ図、第5図の表示説明図とともに
説明する。第3図はマイクロコンピユータ8の表
示制御プログラムによる表示制御の演算処理を示
す演算流れ図、第4図は音声入力による割込演算
処理を示す演算流れ図、第5図は各種音声指令に
基くそれぞれの表示形態を示す表示説明図であ
る。
そして、指向性マイク1に向けて「ヒ(HE)」
或は「デイト(DATE)」なる1つの母音を有す
る音声指令を加えると、表示器10に時計回路6
よりの時計信号6a中の日付信号による日付を4
秒間表示した後時計信号6a中の時刻信号による
時刻表示に復帰させており、「タコ(TA−
CHO)」なる2つの母音を有する音声指令が指向
性マイク1に加わると、表示器10にエンジン回
転センサ5よりの回転パルス5aによるエンジン
回転数を表示し、また「何曜日(NAN−YAW
−BEE)」なる3つの母音を有する音声指令が指
向性マイク1に加わると、表示器10に時計回路
6よりの時計信号6a中の曜日信号による曜日を
4秒間表示した後時刻表示に復帰させており、さ
らに「距離メータ(KYO−LEE−ME−TER)」
或は「オドメータ(O−DO−ME−TER)」なる
4つの母音を有する音声指令が指向性マイク1に
加わると、表示器10にオドメータ回路7よりの
距離信号7aによる走行距離を表示する。
まず、この音声切換表示装置を備えた自動車に
おいて、そのキースイツチのオフ時には、常時電
源の供給されている時計回路6およびオドメータ
回路7が作動し、時計回路6からは時刻信号、日
付信号、曜日信号を含む時計信号6aを順次発生
しており、オドメータ回路7からは距離信号7a
を発生しているが、マイクロコンピユータ8には
電源供給がなされていないため未だ作動せず、表
示器10も同様に非作動状態になつている。
次に、この自動車のキースイツチのオン時の作
動を説明する。
すなわち、キースイツチを投入すると、マイク
ロコンピユータ8、表示器10等の電気回路部に
は安定化電源回路(図示せず)より電源供給を受
けて作動状態となる。これにより、このマイクロ
コンピユータ8は第3図のスタートステツプ10
1より表示制御プログラムによる演算処理を開始
し、初期設定ステツプ102に進む。
この初期設定ステツプ102においては、マイ
クロコンピユータ8の演算処理の作動開始に必要
な準備として各種状態を初期状態にセツトする。
このとき、マイクロコンピユータ8における表示
制御の情報選択を決めるために音声パターンを記
憶する第1、第2、第3、第4フラグによる選択
モードは“0000”に定められ、次の距離モード判
定ステツプ103に進む。
この距離モード判定ステツプ103では、音声パ
ターンを示す第1、第2、第3、第4フラグによ
る選択モードが走行距離表示を選択するように予
め定めた標準パターンの1つとなる距離モード
“1111”に一致しているか否かを判定するが、前
記初期設定ステツプ102にて選択モードが“0000”
にセツトされているため、その判定がノー
(NO)になり、次の回転数モード判定ステツプ
104に進む。
この回転数モード判定ステツプ104では、前記
第1、第2、第3、第4フラグによる選択モード
が回転数表示を選択するように予め定めた標準パ
ターンの1つとなる回転数モード“1100”に一致
しているか否かを判定するが、前記初期設定ステ
ツプ102にて選択モードが“0000”にセツトされ
ているため、その判定がNOになり、次の時刻モ
ード判定ステツプ105に進む。
この時刻モード判定ステツプ105では、前記第
1、第2、第3、第4フラグによる選択モードが
時刻表示を選択するように予め定めた標準パター
ンの1つとなる時刻モード“0000”に一致してい
るか否かを判定するが、前記初期設定ステツプ
102にて選択モードが“0000”にセツトされてい
るため、その判定がイエス(YES)になり、時
刻信号選択ステツプ106に進む。
この時刻信号選択ステツプ106では入力回路8
5に順次加わる時計回路6よりの時計信号6a中
の時刻信号を選択し、次の表示ステツプ107に進
んでその時刻信号による表示信号を出力回路87
より表示駆動回路9に加え、表示器10の表示作
動部に時刻を表示し、距離モード判定ステツプ
103にもどる。従つて、キースイツチの投入によ
り距離モード判定ステツプ103、回転数モード判
定ステツプ104、時刻モード判定ステツプ105、時
刻信号選択ステツプ106、表示ステツプ107から再
び距離モード判定ステツプ103にもどる時刻表示
処理ルーチンの演算処理にて表示器10に時計回
路6よりの時刻信号に基く時刻の表示を開始し、
以後指向性マイク1に対して音声指令が加わるま
では上記の時刻表示処理ルーチンの演算処理を繰
返して時々刻々変化する時刻を正確に表示器10
に表示する。このとき、例えば時刻信号の時刻が
午前7時15分を示している場合には、表示器10
の表示として第5図aに示す如く「AM7:15」
と表示し、また時刻が午後8時26分を示している
場合には表示器10の表示として第5図bに示す
如く「PM8:26」と表示する。
この時刻表示の状態において、運転者が走行距
離への切換えのために指向性マイク1に向けて
「距離メータ(KYO−LEE−ME−TER)」或は
「オドメータ(O−DO−ME−TER)」なる音声
指令を加えると、その音声を電気信号に変換し、
アンプ2、検波回路3、比較器4を通してマイク
ロコンピユータ8のCPU81のINT端子および
EF1端子に母音単位の4子の矩形波よりなる矩
形波信号4aが加わる。これにより、マイクロコ
ンピユータ8は第3図のメインルーチンの演算処
理を停止し、第4図の割込演酸処理を実行して第
1、第2、第3、第4フラグに4つの母音の音声
パターンに対応して“1111”なる選択モードをセ
ツトする。その詳細な演算処理の説明は後述す
る。この割込演算処理による選択モードのセツト
後に第3図のメインルーチンの演算処理に復帰す
る。そして、このメインルーチンにおいてその演
算処理が距離モード判定ステツプ103に進んだと
き、前記第1、第2、第4フラグの選択モードが
予め定めた距離モード“1111”に一致するため、
その判定がYESに反転し、距離信号選択ステツ
プ108に進む。この距離信号選択ステツプ108で
は、入力回路86に加わるオドメータ回路7より
の距離信号7aを選択し、次の表示ステツプ107
に進んでその距離信号7aによる表示信号を出力
回路87より表示駆動回路9に加え、表示器10
の表示作動部に走行距離を表示し、距離モード判
定ステツプ103にもどる。従つて、距離表示のた
めの前記音声指令の印加により、距離モード判定
ステツプ103、距離信号選択ステツプ108、表示ス
テツプ107から再び距離モード判定ステツプ103に
もどる距離表示処理ルーチンの演算処理にて表示
器10をオドメータ回路7よりの距離信号に基く
走行距離の表示に切換え、以後指向性マイク1に
対して他の音声指令が加わるまでは上記の距離表
示処理ルーチンの演算処理を繰返して順次変化す
る走行距離を正確に表示器10に表示する。この
とき、例えば距離信号7aが254KMを示してい
る場合には表示器10の表示として第5図fに示
す如く「KM254」と表示する。
次に、エンジン回転数への表示切換のために運
転者が指向性マイク1に向けて「タコ(TA−
CHO)」なる音声指令を加えると、その音声を電
気信号に変換し、アンプ2、検波回路3、比較器
4を通してマイクロコンピユータ8のCPU81
のINT端子およびEF1端子に母音単位の2個の矩
形波よりなる矩形波信号4aが加わる。これによ
り、マイクロコンピユータ8はその時点にて第3
図のメインルーチンの演算処理を停止し、第4図
の割込演算処理を実行して第1、第2、第3、第
4フラグに2つの母音の音声パターンに対応して
“1100”なる選択モードをセツトし、第3図のメ
インルーチンの演算処理に復帰する。従つて、こ
のメインルーチンの距離モード判定ステツプ103
の判定がNOになり、回転数モード判定ステツプ
104に進んだときその判定がYESになり、回転数
計算ステツプ109に進む。この回転数計算ステツ
プ109では、EF2端子に加わるエンジン回転セン
サ5よりの回転パルス5aを選択し、そのパルス
間隔を基準クロツクパルスに基いて計測してエン
ジン回転数を求め、次の表示ステツプ107に進ん
でその回転数データによる表示信号を出力回路8
7より表示駆動回路9に加え、表示器10にエン
ジン回転数を表示し、距離モード判定ステツプ
103にもどる。すなわち、エンジン回転数表示の
ための前記音声指令の印加により、距離モード判
定ステツプ103、回転数モード判定ステツプ104、
回転数計算ステツプ109、表示ステツプ107から距
離モード判定ステツプ103にもどる回転数表示処
理ルーチンの演算処理にて表示器10の表示を回
転パルス5aによるエンジン回転数の表示に切換
え、以後他の音声指令が加わるまでは上記の回転
数表示処理ルーチンの演算処理を繰返して順次変
化するエンジン回転数を正確に表示する。このと
き、例えばエンジン回転数が3410r.p.mを示して
いる場合に第5図eに示す如く「RPM3410」と
表示する。
続いて、曜日への切換表示のために運転者が指
向性マイク1に向けて「何曜日(NAN−YAW
−BEE)」なる音声指令を加えると、その音声を
電気信号に変換し、アンプ2、検波回路3、比較
器4を通してマイクロコンピユータ8のCPU8
1のINT端子およびEF1端子に母音単位の3個
の矩形波よりなる矩形波信号4aが加わる。これ
により、マイクロコンピユータ8はメインルーチ
ンの演算処理を停止し、第4図の割込演算処理を
実行して第1、第2、第3、第4フラグに3つの
母音の音声パターンに対応して“1110”なる選択
モードをセツトし、メインルーチンの演算処理に
復帰する。従つて、このメインルーチンにおける
判定ステツプ103、104、105の各判定がいずれも
NOになり、曜日モード判定ステツプ110に進む。
この曜日モード判定ステツプ110では、前記第1、
第2、第3、第4フラグの選択モードが曜日表示
を選択するように予め定めた標準パターンの1つ
となる曜日モード“1110”に一致しているか否か
を判定するが、割込演算処理ルーチンにて選択モ
ードが“1110”にセツトされているため、その判
定がYESになり曜日信号選択ステツプ111に進
む。この曜日信号選択ステツプ111では、入力回
路85に順次加わる時計回路6よりの時計信号6
a中の曜日信号を選択し、次の4秒表示ステツプ
112に進んでその曜日信号による表示信号を出力
回路87より表示駆動回路9に加え、表示器10
に曜日を第5図dに示す如く(火曜日表示)表示
するとともにその表示を4秒間維持し、次の時刻
モード切換ステツプ113に進む。この時刻モード
切換ステツプ113では、前記第1、第2、第3、
第4フラグの選択モードを“0000”に切換え、距
離モード判定ステツプ103にもどる。これにより、
表示器10に曜日表示を4秒間行なつた後におい
ては、“0000”なる選択モードに従つて判定ステ
ツプ103、104、105、時刻信号選択ステツプ106、
表示ステツプ107から判定ステツプ103にもどる時
刻表示処理ルーチンの演算処理にて表示器10の
表示を時刻表示に切換える。
さらに、日付への表示切換のために運転者が指
向性マイク1に向けて「ヒ(HE)」或は「デイ
ト(DATE)」なる音声指令を加えると、その音
声を電気信号に変換し、アンプ2、検波回路3、
比較器4を通してマイクロコンピユータ8の
CPU81のINT端子およびEF1端子に母音単位
の1個の矩形波よりなる矩形波信号4aが加わ
る。これにより、マイクロコンピユータ8はメイ
ンルーチンの演算処理を停止し、第4図の割込演
算処理を実行して第1、第2、第3、第4フラグ
に1つの母音の音声パターンに対応して“1000”
なる選択モードをセツトし、メインルーチンの演
算処理に復帰する。従つて、このメインルーチン
における判定ステツプ103、104、105、110の各判
定がいずれもNOになり、日付モード判定ステツ
プ114に進む。この日付モード判定ステツプ114で
は、前記第1、第2、第3、第4フラグの選択モ
ードが日付表示を選択するように予め定めた標準
パターンの1つとなる日付モード“1000”に一致
しているか否かを判定するが、割込演算処理ルー
チンにて選択モードが“1000”にセツトされてい
るため、その判定がYESになり日付信号選択ス
テツプ115に進む。この日付信号選択ステツプ115
では入力回路85に順次加わる時計回路6よりの
時計信号中の日付信号を選択し、次の4秒表示ス
テツプ112に進んでその日付信号による表示信号
を出力回路87より表示駆動回路9に加え、表示
器10に日付を第5図cに示す如く
「DATE9.20」(9月20日)表示するとともにその
表示を4秒間維持し、次の時刻モード切換ステツ
プ113に進み、選択モードを“0000”に切換え、
距離モード判定ステツプ103にもどる。これによ
り、表示器10に日付表示を4秒間行なつた後に
おいては、“0000”なる選択モードに従つて判定
ステツプ103、104、105、時刻信号選択ステツプ
106、表示ステツプ107から判定ステツプ103にも
どる時刻表示処理ルーチンの演算処理にて表示器
10の表示を時刻表示に切換える。
次に、第1、第2、第3、第4フラグにおける
選択モードが時刻モード“0000”、距離モード
“1111”、回転数モード“1100”、曜日モード
“1110”、日付モード“1000”なる5種の標準モー
ドのいずれとも一致しないエラーモードになつた
場合には、メインルーチンにおける判定ステツプ
103、104、105、110、111の各判定がいずれも
NOになり、エラー信号作成ステツプ116に進む。
このエラー信号作成ステツプ116では、表示器1
0の全体点滅を行なうためのエラー信号を作成
し、4秒表示ステツプ112に進んでそのエラー信
号による表示信号を出力回路87より表示駆動回
路9に加え、表示器10の4つの7セグメント表
示素子全体の点滅を第5図gに示す如く行なうエ
ラー表示を4秒間維持し、次の時刻モード切換ス
テツプ113に進み、選択モードを“0000”に切換
え、距離モード判定ステツプ103に戻る。これに
より、メインルーチンは時刻表示処理ルーチンの
演算処理を実行し、表示器10の表示を時刻表示
に切換える。
次に、上記の演算処理における割込演算処理に
ついて第4図の演算流れ図に従つて詳細に説明す
る。
まず、指向性マイク1に向つて音声指令が加わ
ることにより、アンプ2、検波回路3、比較器4
を通して矩形波信号4aがマイクロコンピユータ
8のCPU81に加わり、割込演算処理を開始す
る。すなわち、前記矩形波信号4aの最初の矩形
波がCPU81のINT端子に加わることによつて、
マイクロコンピユータ8の演算はメインルーチン
の演算を一時停止し、第4図の音声割込ステツプ
201に到来し、リセツトステツプ202に進む。この
リセツトステツプ202では音声パターン検出によ
る選択モード設定のための4つの第1、第2、第
3、第4フラグを「0」にリセツトし、次の0.25
秒待ちステツプ203に進む。この0.25秒待ちステ
ツプ203では、ノイズによる誤動作防止のために
割込開始時点から0.25秒待機し、母音判定ステツ
プ204に進む。この母音判定ステツプ204では、
EF1端子の信号レベルを検索し、矩形波印加に
より高レベルになつているか否か、すなわち母音
か否かを判定し、その判定がNOのときには第1
フラグ設定ステツプ205に進まず、0.5秒待ちステ
ツプ206に進む。他方、この母音判定ステツプ204
の判定がYESのときには、第1フラグ設定ステ
ツプ205に進み、第1フラグを「1」にセツトし、
次の0.5秒待ちステツプ206に進む。この0.5秒待
ちステツプ206にて0.5秒待機した後に次の母音判
定ステツプ207に進む。
この母音判定ステツプ207では、前回の母音判
定時点から0.5秒経過時点に母音が印加されてい
るか否か、すなわちEF1端子の信号レベルを検
索し、矩形波印加により高レベルになつているか
否かを判定し、その判定がNOのときには第2フ
ラグ設定ステツプ208に進まず、0.5秒待ちステツ
プ209に進む。他方、この母音判定ステツプ207の
判定がYESのときには、第2フラグ設定ステツ
プ208に進み、第2フラグを「1」にセツトし、
次の0.5秒待ちステツプ209に進む。この0.5秒待
ちステツプ209にて0.5秒待機した後に次の母音判
定ステツプ210に進む。
この母音判定ステツプ210では、前回の母音判
定時点から0.5秒経過時点に母音が印加されてい
るか否か、すなわちEF1端子の信号レベルを検
索し、矩形波印加により高レベルになつているか
否かを判定し、その判定がNOのときには第3フ
ラグ設定ステツプ211に進まず、0.5秒待ちステツ
プ212に進む。他方、この母音判定ステツプ210の
判定がYESのときには、第3フラグ設定ステツ
プ211に進み、第3フラグを「1」にセツトし、
0.5秒待ちステツプ212に進む。この0.5秒待ちス
テツプ212にて3.5秒待機した後に次の母音判定ス
テツプ213に進む。
この母音判定ステツプ213では、前回の母音判
定時点から0.5秒経過時点に母音が印加されてい
るか否か、すなわちEF1端子の信号レベルを検
索し、矩形波印加により高レベルになつているか
否かを判定し、その判定がNOのときには第4フ
ラグ設定ステツプ214に進まず、リターンステツ
プ215に進む。他方、この母音判定ステツプ213の
判定がYESのときには、第4フラグ設定ステツ
プ214に進み、第4フラグを「1」にセツトし、
リターンステツプ215に進む。このリターンステ
ツプ215に到来することによつて、音声入力によ
る割込演算処理を終了し、メインルーチンの演算
処理に復帰する。
従つて、「ヒ(HE)」、「タコ(TA−CHO)」、
「何曜日(NAN−YAW−BEE)」、「距離メータ
(KYO−LEE−ME−TER)」などの音声指令を、
各母音の間隔が0.5秒程度になる調子にて指向性
マイク1に加えることによつて、その音声指令の
音声パターンを検出し、それに対応した“1000”、
“1100”、“1110”、“1111”の各選択モードを設定
し、表示切換の制御に用いることができる。
この実施例では、指向性マイク1に加わる音声
指令の音声パターン検出としてその音声の母音発
生タイミングを0.5秒間隔にて検索する方法を用
いているため、例えば日付表示としては「ヒ
(HE)」、「デイト(DATE)」以外の単母音の音
声を指向性マイク1に加えた場合にも上記と同様
に選択モードが“1000”にセツトされ、表示器1
0に日付を4秒間表示した後時刻表示に切換わ
る。同様に「タコ(TA−CHO)」以外の0.5秒程
度の間隔にて2つの母音を有する音声を指向性マ
イク1加えた場合に選択モードが“1100”にセツ
トされ、表示器10にエンジン回転数を表示す
る。さらに、曜日表示、距離表示のための音声指
令も上記と同様に3つの母音の音声、4つの母音
の音声にてそれぞれの表示切換制御を行なうこと
ができる。
なお、上述の実施例においては、音声を電気信
号に変換する変換手段としてノイズ対策のために
指向性マイク1を用いるものを示したが、音声パ
ターンの検出処理を高性能化することにより普通
のマイクを用いることもできる。
また、各種情報を発する情報発生手段としてエ
ンジン回転センサ5、時計回路6、オドメータ回
路7を例示したが、他の情報を発生するものに置
換してもよい。
また、時計回路6およびオドメータ回路7をマ
イクロコンピユータ8の外部に別個に設けるもの
を例示したが、例えばマイクロコンピユータ8に
常時電源供給を行ない、かつ時計処理プログラム
および距離処理プログラムを表示制御プログラム
とともにマイクロコンピユータ9に備え、そのソ
フトウエアによる演算処理にて時計信号、距離信
号を発生するように構成してもよい。
また、表示器10として種別文字と7セグメン
ト表示素子等よりなる表示作動部、および曜日標
記部を備えたものを例示したが、ブラウン管式デ
イスプレイ或は液晶式デイスプレイなどの他の表
示手段を用いてもよい。
さらに、音声指令の音声パターンを検出するた
めに母音の発生タイミングを検出するものを示し
たが、例えば音声の周波数分析によるスペクトル
分布を検出するものなど他の方法を用いてもよ
い。
以上に述べた実施例によると、曜日、日付の如
き車両の運転に際しての重要性が比較的低く、ま
た比較的緩慢な変化を示す性質を有する情報は、
所定時間の表示の後、時刻の如き運転に際しての
重要性が比較的高く、また比較的頻繁に変化する
性質の情報表示に切換えるため、表示面に効率的
な情報表示を行なうことができる。
また、距離、回転数、時刻の如き、車両の運転
に際しての重要性が比較的高く、また比較的頻繁
に変化してその変化過程にも意味があるような性
質の情報は継続表示されるため、運転者の希望に
応じて有効な情報を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による一実施例を示すブロツク
線図、第2図は第1図中のマイクロコンピユータ
の詳細構成を示すブロツク線図、第3図は第1図
中のマイクロコンピユータの表示制御の演算処理
を示す演算流れ図、第4図は第1図中のマイクロ
コンピユータの音声入力による割込演算処理を示
す演算流れ図、第5図は第1図中の表示器の各表
示形態を示す表示説明図、第6図は本発明の構成
を示すブロツク図である。 1……指向性マイク、2……アンプ、3……検
波回路、4……比較器、5,6,7……情報発生
手段をなすエンジン回転センサと時計回路とオド
メータ回路、8……マイクロコンピユータ、9…
…表示駆動回路、10……表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表示領域に所定情報を表示する表示手段を備
    えるものにおいて、 第1情報を示す第1情報信号を発生する第1情
    報信号発生手段と、 前記第1情報よりも時間変化が頻繁な第2情報
    を示す第2情報信号を発生する第2情報信号発生
    手段と、 前記第1情報信号および前記第2情報信号の何
    れかを指定する指定信号を発生する指定信号発生
    手段と、 前記指定信号発生手段からの前記指定信号に応
    じて、前記第1情報信号および前記第2情報信号
    の何れかを選択する選択手段と、 前記選択手段により前記第1情報信号が選択さ
    れると、前記表示手段の表示を前記所定情報から
    前記第1情報に切り換え、所定時間経過後再び該
    表示を前記所定情報に復帰させる第1表示切換手
    段と、 前記選択手段により前記第2情報信号が選択さ
    れると、前記表示手段の表示を前記所定情報から
    前記第2情報に切り換える第2表示切換手段と を備えることを特徴とする選択表示装置。 2 前記指定信号発生手段は、音声による指令を
    電気信号に変換し、この電気信号に基づいて、前
    記音声が前記第1情報信号および前記第2情報信
    号の何れに対応するかを判定し、前記指定信号を
    発生するようになしたものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の選択表示装置。
JP62092680A 1987-04-15 1987-04-15 選択表示装置 Granted JPS63191021A (ja)

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JPS63191021A JPS63191021A (ja) 1988-08-08
JPH0334008B2 true JPH0334008B2 (ja) 1991-05-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4851439A (ja) * 1971-10-29 1973-07-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52166546U (ja) * 1976-06-11 1977-12-16

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JPS4851439A (ja) * 1971-10-29 1973-07-19

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