JPH0333872A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、レーザープリンタ、ＬＥＤプリンタ等の画像
形成装置、特にプロセスカートリッジが着脱自在な画像
形成装置に関するものである。

［従来の技術］ パーソナルタイプのレーザープリンタや、ＬＥＤプリン
タ等の画像形成装置には、画像形成のための、例えば像
担持体（電子写真感光体・静電記録誘電体など）・現像
装置・クリーニング装置・帯電器等の画像形成に関する
複数のプロセス手段を一括して画像形成装置本体に対し
て着脱自在に交換できるプロセスカートリッジ方式を用
いているものが数多く採用されている。

画像形成装置を上記のようにプロセスカートリッジ着脱
方式にすることによって、装置の保守性・サービス性等
が向上するとともに、例えば、異なる現像色のプロセス
カートリッジを用意しておき、所望の現像色のプロセス
カートリッジを装置本体に装着することで、画像形成装
置を多機能的に利用することができる。

前記のようにプロセスカートリッジの交換によって、イ
ージメンテナンス、多機能化を計る画像形成装置では前
述のプロセスカートリッジの着脱の際のハンドリングの
良さも重要な要素となっている。そのため、従来よりプ
ロセスカートリッジにおいては、着脱、持ち運び用の把
手部をプロセスカートリッジに有している。

また、装置本体においては、プロセスカートリッジの把
手部に、容易に手の入りやすいように適度な空間を設け
ている。

［発明が解決しようとしている問題点］前記のような把
手や空間をプロセスカートリッジや装置本体に設けるこ
とによって、本来の画像形成プロセスでは不必要なスペ
ースを装置本体（持たざる得なくなっている。

一方、このようなパーソナルタイプのレーザプリンタ、
ＬＥＤプリンタは、パーソナルコンピュータの端末や、
高画質のファクシミリの端末として一般の事務所で使用
されている。そのため、事務スペースの効率化等により
ますます小型の装置が望まれている。

装置を小型化するためには、プロセスカートリッジの小
型化と共に、装置側のプロセスカートリッジ収納スペー
スの小型化を実現しなければならず、プロセスカートリ
ッジの把手部、および装置側の収納部スペースがおおき
な障害となっている。

このため、最近の装置においては前記把手部を小型化す
ると共に、装置の高密度実装化により、プロセスカート
リッジの収納部周辺はほかの部品やユニット等で占有さ
れ、プロセスカートリッジの着脱性は余り良くなかった
。

［問題点を解決するための手段（及び作用）］本発明に
よれば、プロセスカートリッジの着脱のための装置本体
の開閉部を開くことにより、プロセスカートリッジを案
内部に沿って脱方向（取り出し方向）に移動可能とし、
従来のように十分な把手部を設けることなく、プロセス
カートリッジの着脱を容易に行なうことができるように
なった。

［実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第１図〜第
６図は本発明による画像形成装置の一実施例を示したも
のである。第１図は本発明においてプロセスカートリッ
ジを取り出す時の主要部斜視図である。第２図はその機
構側面図、第３図は本発明によるプロセスカートリッジ
の斜視図である。第４図は開閉部を閉じた時の主要側面
図、第５図は本発明による画像形成装置の外観図、第６
図はその全体主断面である。

本実施例のプロセスカートリッジ１００は、像担持体と
しての感光体ドラム６０と、その周面を一様に帯電させ
る帯電装置２０．静電潜像にトナーを付着させる現像装
置２３、転写後の余分なトナーを回収するクリーニング
装置１９の各ユニットが所定の相互位置関係のもとに一
つのハウジング内に取り付けられ、着脱自在のユニット
として画像形成装置本体に取り付けられるようになって
いる。

３０はプロセスカートリッジのホルダ部であり、装置本
体に固定されている。このホルダ部の両側面には前記プ
ロセスカートリッジ１００の両側面に設けられたガイド
用リブ１０１を案内するための案内部としてのガイド用
スリット３１が設けられている。

このガイド部により、装置本体に挿入されたプロセスカ
ートリッジ１００は滑らかに前記ガイド部に設けられた
係止位置３１ａ＆：プロセスカートリッジの係合部１０
２が当接するまで案内されるよう仁なっている。

１Ｂは開閉部としての開閉ユニットであり、装置本体の
ホルダ部３０と回転中心５０によって開閉自在に止めら
れている。

また、この開閉ユニットＩＢは図示されないロック部に
より、閉じた時には装置本体に固定されており、開閉ボ
タン５１を押すことにより、そのロックを解除し、開く
ことができるようになっている。

この開閉部ＩＢには転写材であるシートを搬送するロー
ラ７、感光体上の潜像を転写する転写部９、転写画像を
定着する定着ユニット１２を保持しており、転写材であ
るシートの略搬送部に沿って開閉するようになっている
。また、前記のプロセスカートリッジのガイド用スリッ
ト３１は、この開閉部材に対して、略直交する方向に設
けられている。

このため、本開閉ユニットを矢印Ａ方向に開くことによ
り、転写材の搬送部は大きく開けられて、前記プロセス
カートリッジの着脱路が大きく開けられる。

３２のレバーは、スライド部３３．３４により、プロセ
スカートリッジ装着方向にスライド可能となっており、
引っ張りばね３５によってスライド部３３にスリット部
が当接する位置に付勢されている。

したがって、プロセスカートリッジ１００を本装置に挿
入すると、ガイド部３１によってプロセスカートリッジ
のリブ１０１の先端がスライド部に当接する位置３６ま
で挿入されて一旦その位置で保持される。

この状態で開閉部ＩＢを閉めると、開閉部ＩＢの当接部
５２がレバー３２に設けられた被当接部３７をばね３５
の付勢力に抗して押し込む。それによってプロセスカー
トリッジも次第に装置本体Ｃ装着されてゆき、ホルダ部
３０の係止位置３１ａにプロセスカートリッジの保合部
１０２が当接する装着位置にまで導かれ、開閉部ＩＢが
ロックされるとともにプリント可能状態となる。

この状態では、ばね３５の付勢力によりプロセスカート
リッジは、開閉部材ＩＢの搬送部に対して位置決めされ
ている。

次に、本プロセスカートリッジを本体から取り出す場合
について述べる。

前述とは逆に、装置本体に挿入されたプロセスカートリ
ッジを取り出すために開閉部ＩＢを矢印六方向に開くと
、５２の当接部材が３７から離れることＣより、レバー
３２には、ばね３５の付勢力が働き、プロセスカートリ
ッジ１００を矢印Ｂ方向に押し、プリント可能な位置か
ら、スライド部３３がレバー３２の当接位置３６に当接
する、着脱位置まで押しあげる。

［他の実施例］ 第７図、第８図は、本発明の他の実施例を示したもので
ある。

第７図は、前記実施例に対して、スライドレバーを廃止
し、ばね３５″で直接プロセスカートリッジを付勢し、
開閉部の当接部材５２″を、プロセスカートリッジのフ
ランジの被接部材３７″に直接当接させように構成した
ものである。

第８図は、プロセスカートリッジを上方に着脱するタイ
プであり、５０″の開閉中心により開閉部１Ｂ″を矢印
Ａ″方向に開けると、カム６０も回転して、レバー６１
を付勢する。押されたレバー６１は、回転中心６２を中
心に回転し、レバー６１の端部に設けられたプロセスカ
ートリッジ押圧部６３により、プロセスカートリッジを
膜方向（矢印Ｂ″）に押し上げ、着脱位置にプロセスカ
ートリッジが移動するように構成されている。

また、本発明の実施例では、プロセスカートリッジの案
内部材をプロセスカートリッジの両側面社有しているが
、特に側面にある必要はなく、プロセスカートリッジの
上面であっても良いし、容器全体でガイド部材を設ける
ようにしても良い。

また、プロセスカートリッジ着脱のための開閉部は、回
転中心で開閉する必要はなく、スライド方式によって開
いても良い。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明により次のような効果があ
る。

１、従来のようにしっかりした把手部をプロセスカート
リッジに設ける必要がなくなったため、装置におけるプ
ロセスカートリッジの占有容積が低下し、装置本体の超
小型化が可能となり、それとともに、装置の低コスト化
が可能となった。

２、プロセスカートリッジ上１把手部を設ける必要がな
くなったので、消耗品であるプロセスカートリッジの小
型化、低コスト化が可能となった。ひいては、ランニン
グコストの低下が可能となった。

３、プロセスカートリッジ開閉部を開けることにより、
装着状態のプロセスカートリッジが取り出し位置まで移
動してくるので、プロセスカートリッジの取り出し操作
が容易になった。

４、プロセスカートリッジを移動する移動手段として、
ばねなどの付勢手段を用いることにより、プロセスカー
トリッジの装着時に開閉部を開けたままプロセスカート
リッジに不測の力が加わった場合でも、付勢手段によっ
た緩衝することができ、装置やプロセスカートリッジを
破損することがない。

５、開閉部を略シートの搬送部に沿って設け、更に、本
体側のプロセスカートリッジ案内部材の案内方向をこの
開閉部に対して交差する方向に設けることにより、前記
付勢手段によって、プロセスカートリッジを常に搬送部
に対して付勢することができ、前記プロセスカートリッ
ジの付勢手段をシート搬送部とプロセスカートリッジの
位置決め用の付勢手段としても併用することが可能とな
り、部品点数の削減につながった。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図及び第６図は本発明の第１の実施例を表
わしたものであり、第１図はプロセスカートリッジを本
体から取り出す時の状態を示す主要部斜視図、第２図は
その機構側面図、第３図はプロセスカートリッジ自身の
斜視図、第４図はプロセスカートリッジを装置本体に装
着して開閉部を閉じた時の主要側面図、 第５図は本発明による画像形成装置の外観図、第６図は
その全体断面を示したものである。 第７図、第８図は本発明の他の実施例を示した概略説明
図である。 １Ｂは開閉部、 ３０は固定本体ホルダー ３１はガイド用スリット、 ３２はレバー ３５はバネ、 ５０は開閉部の回転軸、 ５２はレバー当接部、 ６０は感光体ドラム、 １００はプロセスカートリッジである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のプロセス手段を一体的に支持したプロセスカ
   ートリッジが着脱自在な画像形成装置において、前記プ
   ロセスカートリッジの着脱のための開閉部と、前記プロ
   セスカートリッジを着脱自在に案内する案内部と、前記
   開閉部の開動作により、画像形成装置に装着されている
   プロセスカートリッジを前記案内部に沿って取り出し方
   向に移動させる手段とを有することを特徴とする画像形
   成装置。 ２、前記プロセスカートリッジを取り出し方向に移動さ
   せる移動手段は、プロセスカートリッジの取り出し方向
   にプロセスカートリッジを付勢する付勢部材である請求
   項１に記載の画像形成装置。 ３、前記開閉部はシートの搬送部を境にして開口する開
   閉部であり、前記案内部は前記シート搬送部に対して略
   直交する方向に伸びて設けられている請求項１又は２に
   記載の画像形成装置。