JPH0333574A - 空気作動弁 - Google Patents
空気作動弁Info
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- JPH0333574A JPH0333574A JP16481589A JP16481589A JPH0333574A JP H0333574 A JPH0333574 A JP H0333574A JP 16481589 A JP16481589 A JP 16481589A JP 16481589 A JP16481589 A JP 16481589A JP H0333574 A JPH0333574 A JP H0333574A
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 43
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 23
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 22
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、空気作動弁に関し、特に小さなエアパイロッ
ト圧で、大きな圧力の流路を開閉することが可能な空気
作動弁に関する。
ト圧で、大きな圧力の流路を開閉することが可能な空気
作動弁に関する。
「従来技術およびその問題点」
大きな圧力の流路を小さなエアパイロット圧で開閉する
ための空気作動弁として従来、流路な開閉する弁体に連
係する弁軸に複数のピストンを固定し、これらの各ピス
トンにエアパイロット圧を及ぼす構造のものが知られて
いる。この空気作動弁は、ピストンの受圧面積を一定と
すれば、理論的には、ピストンの数を増す程、小さいエ
アパイロット圧で大きい圧力の流路の開閉ができる。し
かしピストンの数には限界があり、現実には、数Kg/
cm2のエアパイロット圧で、10〜数10Kg/cm
2の圧力の流路の開閉を行なうのが限界であり、100
Kg/cm2を超える流路の開閉を行なうことはでき
なかった。
ための空気作動弁として従来、流路な開閉する弁体に連
係する弁軸に複数のピストンを固定し、これらの各ピス
トンにエアパイロット圧を及ぼす構造のものが知られて
いる。この空気作動弁は、ピストンの受圧面積を一定と
すれば、理論的には、ピストンの数を増す程、小さいエ
アパイロット圧で大きい圧力の流路の開閉ができる。し
かしピストンの数には限界があり、現実には、数Kg/
cm2のエアパイロット圧で、10〜数10Kg/cm
2の圧力の流路の開閉を行なうのが限界であり、100
Kg/cm2を超える流路の開閉を行なうことはでき
なかった。
「発明の目的」
本発明は、従来の空気作動弁についての以上の問題意識
に基づき、小さいエアパイロット圧で、より大きい圧力
の流路の開閉ができる空気作動弁を得ることを目的とす
る。
に基づき、小さいエアパイロット圧で、より大きい圧力
の流路の開閉ができる空気作動弁を得ることを目的とす
る。
また本発明は、エアパイロット圧による力を自由に増幅
または減衰させて弁軸に伝達することが可能な空気作動
弁を得ることを目的とする。
または減衰させて弁軸に伝達することが可能な空気作動
弁を得ることを目的とする。
「発明の概要」
本発明は、複数のピストンがいずれも弁軸に固定されて
いた従来構造を改め、弁軸に固定される固定ピストンと
、これに対して相対移動できる浮動ピストンとを設けて
両ピストンの間に作動液体を介在させ、この両ピストン
の作動液体に対する受圧面積に差を持たせることにより
、浮動ピストンに与えるエアパイロット圧を増幅または
減衰させて弁軸に伝達するようにしたことを特徴として
いる。
いた従来構造を改め、弁軸に固定される固定ピストンと
、これに対して相対移動できる浮動ピストンとを設けて
両ピストンの間に作動液体を介在させ、この両ピストン
の作動液体に対する受圧面積に差を持たせることにより
、浮動ピストンに与えるエアパイロット圧を増幅または
減衰させて弁軸に伝達するようにしたことを特徴として
いる。
固定ピストンの作動液体の受圧面積を浮動ピストンの作
動液体の受圧面積より大きく設定すれば、エアパイロッ
ト圧を増幅して弁体に伝達することができ、この逆に設
定すれば、エアパイロット圧を減衰して弁体に伝達する
ことができる。
動液体の受圧面積より大きく設定すれば、エアパイロッ
ト圧を増幅して弁体に伝達することができ、この逆に設
定すれば、エアパイロット圧を減衰して弁体に伝達する
ことができる。
周知のように、空気作動弁には、エアパイロット圧が導
入されたときに流路が開く常閉型と、同圧が導入された
ときに流路を閉じる常開型とが知られている。この常閉
型、常開型に対し、本発明はさらに具体的な空気作動弁
構造を提案する。
入されたときに流路が開く常閉型と、同圧が導入された
ときに流路を閉じる常開型とが知られている。この常閉
型、常開型に対し、本発明はさらに具体的な空気作動弁
構造を提案する。
まず本発明による常閉型空気作動弁は、流路を開閉する
弁体に連係する弁軸と、この弁軸に一体に設けた固定ピ
ストンと、この固定ピストンおよび弁軸を弁体が流路な
閉じる方向に移動付勢するばね手段と、弁軸に相対摺動
自在に嵌められた浮動ピストンと、この固定ピストンと
浮動ピストンを摺動自在に支持するシリンダと、この固
定ピストンと浮動ピストンおよびシリンダとの間に封入
した作動液体と、ばね手段の力に抗する方向のエアパイ
ロット圧を浮動ピストンに作用させる手段とを備えてお
り、固定ピストンの作動液体の受圧面積が浮動ピストン
の作動液体の受圧面積より大きく設定されている。
弁体に連係する弁軸と、この弁軸に一体に設けた固定ピ
ストンと、この固定ピストンおよび弁軸を弁体が流路な
閉じる方向に移動付勢するばね手段と、弁軸に相対摺動
自在に嵌められた浮動ピストンと、この固定ピストンと
浮動ピストンを摺動自在に支持するシリンダと、この固
定ピストンと浮動ピストンおよびシリンダとの間に封入
した作動液体と、ばね手段の力に抗する方向のエアパイ
ロット圧を浮動ピストンに作用させる手段とを備えてお
り、固定ピストンの作動液体の受圧面積が浮動ピストン
の作動液体の受圧面積より大きく設定されている。
また本発明による他の常閉型空気作動弁は、流路を開閉
する弁体に連係する弁軸と、この弁軸に一体に設けた固
定ピストンと、この固定ピストンおよび弁軸な弁体が流
路を閉じる方向に移動付勢するばね手段と、固定ピスト
ンと、この固定ピストンに対して相対摺動可能な浮動ピ
ストンとを摺動自在に支持するシリンダと、固定ピスト
ンとシリンダとの間に設けられた大径の受圧室と、固定
ピストンと浮動ピストンとの間に設けられた、大径の受
圧室に連通ずる小径の受圧室と、この大径の受圧室と小
径の受圧室に封入した作動流体と、およびばね手段の力
に抗する方向のエアパイロット圧を浮動ピストンに作用
させる手段とを備えている。
する弁体に連係する弁軸と、この弁軸に一体に設けた固
定ピストンと、この固定ピストンおよび弁軸な弁体が流
路を閉じる方向に移動付勢するばね手段と、固定ピスト
ンと、この固定ピストンに対して相対摺動可能な浮動ピ
ストンとを摺動自在に支持するシリンダと、固定ピスト
ンとシリンダとの間に設けられた大径の受圧室と、固定
ピストンと浮動ピストンとの間に設けられた、大径の受
圧室に連通ずる小径の受圧室と、この大径の受圧室と小
径の受圧室に封入した作動流体と、およびばね手段の力
に抗する方向のエアパイロット圧を浮動ピストンに作用
させる手段とを備えている。
さらに本考案による常開型空気作動弁は、流路を開閉す
る弁体に連係する弁軸と、この弁軸に一体に設けた固定
ピストンと、この固定ピストンおよび弁軸を弁体が流路
を開く方向に移動付勢するばね手段と、固定ピストンと
、この固定ピストンに対して相対移動可能な浮動ピスト
ンとを摺動自在に支持するシリンダと、固定ピストン、
浮動ピストンおよびシリンダとの間に封入された作動流
体と、およびばね手段の力に抗する方向のエアパイロッ
ト圧を浮動ピストンに作用させる手段とを備えており、
固定ピストンの作動液体の受圧面積が浮動ピストンの作
動液体の受圧面積より大きく設定されている。
る弁体に連係する弁軸と、この弁軸に一体に設けた固定
ピストンと、この固定ピストンおよび弁軸を弁体が流路
を開く方向に移動付勢するばね手段と、固定ピストンと
、この固定ピストンに対して相対移動可能な浮動ピスト
ンとを摺動自在に支持するシリンダと、固定ピストン、
浮動ピストンおよびシリンダとの間に封入された作動流
体と、およびばね手段の力に抗する方向のエアパイロッ
ト圧を浮動ピストンに作用させる手段とを備えており、
固定ピストンの作動液体の受圧面積が浮動ピストンの作
動液体の受圧面積より大きく設定されている。
これらの常閉型、常開型の空気作動弁はいずれも、ピス
トンの受圧面積を適当に設定することにより、圧力10
0 Kg/cm2以上の流路を、数Kg/cm”のエア
パイロット圧で開閉することが可能である。
トンの受圧面積を適当に設定することにより、圧力10
0 Kg/cm2以上の流路を、数Kg/cm”のエア
パイロット圧で開閉することが可能である。
「発明の実施例」
以下図示実施例について本発明を説明する。実施例はい
ずれも、本出願人が特願昭61−284638号(特開
昭63−140190号)で提案した空気作動弁に本発
明を適用したものである。
ずれも、本出願人が特願昭61−284638号(特開
昭63−140190号)で提案した空気作動弁に本発
明を適用したものである。
第1図は常閉型の空気作動弁についての第一の実施例を
示す。流路ブロック11には、流体通路12.13と、
この流体通路12.13が開口する室14が形成されて
おり、この室14には、流体通路13の開口端を開閉す
る弁体15が位置している。
示す。流路ブロック11には、流体通路12.13と、
この流体通路12.13が開口する室14が形成されて
おり、この室14には、流体通路13の開口端を開閉す
る弁体15が位置している。
弁体15は、金属ダイアフラム16を挾んでフランジ部
材17、保持体18および環状部材19と一体にされて
いる。金属ダイアフラム16の周縁は、流路ブロック1
1の図の上端に重ねられるスペーサブロック20との間
に挟着されていて、流路ブロック11に螺合固定される
蓋体ブロック21により、このスペーサブロック20お
よび金属ダイアフラム16が流路ブロック11に固定さ
れている。金属ダイアフラム16に関し弁体15と反対
側に位置する部材は、流体通路12、室14および流体
通路13を流れる流体と接触しない。この点が特願昭6
1−284638号(特開昭63−140190号)で
提案した空気作動弁の特徴である。環状部材19は、ス
ペーサブロック20との間に挿入した弱い圧縮ばね22
により、図の上方に移動付勢されている。
材17、保持体18および環状部材19と一体にされて
いる。金属ダイアフラム16の周縁は、流路ブロック1
1の図の上端に重ねられるスペーサブロック20との間
に挟着されていて、流路ブロック11に螺合固定される
蓋体ブロック21により、このスペーサブロック20お
よび金属ダイアフラム16が流路ブロック11に固定さ
れている。金属ダイアフラム16に関し弁体15と反対
側に位置する部材は、流体通路12、室14および流体
通路13を流れる流体と接触しない。この点が特願昭6
1−284638号(特開昭63−140190号)で
提案した空気作動弁の特徴である。環状部材19は、ス
ペーサブロック20との間に挿入した弱い圧縮ばね22
により、図の上方に移動付勢されている。
蓋体ブロック21上には、本発明の特徴とする弁駆動機
構30が配設されている。蓋体ブロック21上には、シ
リンダ31が固定されており、このシリンダ31の中心
部に弁軸32が上下に摺動自在に設けられている。この
弁軸32の下端は、環状部材19に臨んでいる。
構30が配設されている。蓋体ブロック21上には、シ
リンダ31が固定されており、このシリンダ31の中心
部に弁軸32が上下に摺動自在に設けられている。この
弁軸32の下端は、環状部材19に臨んでいる。
弁軸32の上端には、固定ピストン33が螺合固定され
ており、この固定ピストン33とシリンダ31の端壁と
の間に、強い圧縮ばね34が挿入されている。従って、
弁軸32は常時図の下方に移動付勢され、圧縮ばね22
は圧縮されて弁体15が流体通路13を閉塞している(
常閉)。
ており、この固定ピストン33とシリンダ31の端壁と
の間に、強い圧縮ばね34が挿入されている。従って、
弁軸32は常時図の下方に移動付勢され、圧縮ばね22
は圧縮されて弁体15が流体通路13を閉塞している(
常閉)。
弁軸32には、その中間部分に、浮動ピストン35が摺
動自在に嵌められている。この浮動ピストン35は、固
定ピストン33側に位置する小径部35aを有し、この
小径部35aと固定ピストン33との間に、作動液体3
6を封入した作動液室37が形成されている。固定ピス
トン33の弁軸32の断面積を除いた受圧面積Asは、
小径部35aの弁軸32の断面積を除いた受圧面積Af
に比し、十分大きく設定されている。すなわちAs >
Afである。
動自在に嵌められている。この浮動ピストン35は、固
定ピストン33側に位置する小径部35aを有し、この
小径部35aと固定ピストン33との間に、作動液体3
6を封入した作動液室37が形成されている。固定ピス
トン33の弁軸32の断面積を除いた受圧面積Asは、
小径部35aの弁軸32の断面積を除いた受圧面積Af
に比し、十分大きく設定されている。すなわちAs >
Afである。
弁軸32の小径部35aの反対側には、エアパイロット
室38が形成されており、このエアバイロット室38に
エア通路39を介してエアパイロット圧が導かれる。
室38が形成されており、このエアバイロット室38に
エア通路39を介してエアパイロット圧が導かれる。
上記構成の本空気作動弁は、エアパイロット室38にエ
アパイロット圧を導入しない状態では、圧縮ばね34の
力により弁体15が流体通路13を閉じている。
アパイロット圧を導入しない状態では、圧縮ばね34の
力により弁体15が流体通路13を閉じている。
これに対し、エア通路39を介してエアパイロット室3
8にエアパイロット圧Pを導入すると、浮動ピストン3
5は、その圧力を受けて上昇し、作動液体36を介して
固定ピストン33を上方に押す。この際、浮動ピストン
35の小径部35aと固定ピストン33とでは、作動液
体36の受圧面積に差があるため、固定ピストン33は
、両者の受圧面積比As/Afによる倍力を受けて上昇
し、この力によって弁軸32が上昇する。As/Afは
、比較的自由に設定することができるから、小さいエア
パイロット圧Pで、圧縮ばね34に打ち勝つ力を生じさ
せることは容易である。従って圧縮ばね22の力および
流体圧により弁体15を上昇させ、流体通路12と13
を連通させて、開弁することができる。
8にエアパイロット圧Pを導入すると、浮動ピストン3
5は、その圧力を受けて上昇し、作動液体36を介して
固定ピストン33を上方に押す。この際、浮動ピストン
35の小径部35aと固定ピストン33とでは、作動液
体36の受圧面積に差があるため、固定ピストン33は
、両者の受圧面積比As/Afによる倍力を受けて上昇
し、この力によって弁軸32が上昇する。As/Afは
、比較的自由に設定することができるから、小さいエア
パイロット圧Pで、圧縮ばね34に打ち勝つ力を生じさ
せることは容易である。従って圧縮ばね22の力および
流体圧により弁体15を上昇させ、流体通路12と13
を連通させて、開弁することができる。
エアパイロット室38へのエアパイロット圧Pの導入を
断てば、圧縮ばね34の力により、固定ピストン33お
よび弁軸32が下降し、弁体15が再び流体通路13を
閉じる。
断てば、圧縮ばね34の力により、固定ピストン33お
よび弁軸32が下降し、弁体15が再び流体通路13を
閉じる。
第2図は常閉型の空気作動弁の別の実施例を示す。弁駆
動機構30A以外は、第1図と同一であるので、同一部
材には同一符合を付している。この実施例は、弁軸32
Aの中間部分に外側フランジ40を形成して、この外側
フランジ40とシリンダ31Aに設けた内側フランジ4
1との間に、圧縮ばね34Aを挿入している。また弁軸
32Aには、浮動ピストンが嵌められておらず、固定ピ
ストン33Aの上部に、浮動ピストン35Aが位置して
いる。固定ピストン33Aは、浮動ビス]・ン35A側
の端部に、小径圧力室43を有し、浮動ピストン35A
は、この小径圧力室43に摺動自在に嵌まる小径部44
を有する。
動機構30A以外は、第1図と同一であるので、同一部
材には同一符合を付している。この実施例は、弁軸32
Aの中間部分に外側フランジ40を形成して、この外側
フランジ40とシリンダ31Aに設けた内側フランジ4
1との間に、圧縮ばね34Aを挿入している。また弁軸
32Aには、浮動ピストンが嵌められておらず、固定ピ
ストン33Aの上部に、浮動ピストン35Aが位置して
いる。固定ピストン33Aは、浮動ビス]・ン35A側
の端部に、小径圧力室43を有し、浮動ピストン35A
は、この小径圧力室43に摺動自在に嵌まる小径部44
を有する。
固定ピストン33Aの下面(小径圧力室43とは反対側
の端面)には、大径圧力室45が形成されており、この
大径圧力室45と小径圧力室43とは、固定ピストン3
3Aに形成した連通孔46によって連通している。そし
てこの小径圧力室43、大径圧力室45および連通孔4
6に、作動液体47が封入されている。作動液体47に
対する小径部44の受圧面積Afと、固定ピストン33
Aの受圧面積ΔSとは、第一の実施例と同様に、As
>Afに設定されている。
の端面)には、大径圧力室45が形成されており、この
大径圧力室45と小径圧力室43とは、固定ピストン3
3Aに形成した連通孔46によって連通している。そし
てこの小径圧力室43、大径圧力室45および連通孔4
6に、作動液体47が封入されている。作動液体47に
対する小径部44の受圧面積Afと、固定ピストン33
Aの受圧面積ΔSとは、第一の実施例と同様に、As
>Afに設定されている。
エアパイロット室38Aは、浮動ピストン35Aの図の
上部に形成されており、このエアパイロット室38Aに
、エア通路39Aを介してエアパイロット圧Pが導入さ
れる。
上部に形成されており、このエアパイロット室38Aに
、エア通路39Aを介してエアパイロット圧Pが導入さ
れる。
上記構成の本空気作動弁は、次のように作動する。すな
わちエアパイロット室38Aにエアパイロット圧を導入
しない状態では、圧縮ばね34Aの力により弁体15が
流体通路13を閉じている。
わちエアパイロット室38Aにエアパイロット圧を導入
しない状態では、圧縮ばね34Aの力により弁体15が
流体通路13を閉じている。
これに対し、エア通路39Aを介してエアパイロット室
38Aにエアパイロット圧Pを導入すると、浮動ピスト
ン35Aは、その圧力を受けて下降する。すると浮動ピ
ストン35Aの小径部44が小径圧力室43内の作動液
体47を押して、その圧力が連通孔46を介して大径圧
力室45に導かれる。小径圧力室43における小径部4
4の受圧面積Afは、大径圧力室45における固定ピス
トン33Aの受圧面積Asに比して小さいため、固定ピ
ストン33Aは、浮動ピストン35Aが下降することに
より、受圧面積比As/Afによる倍力を受けて上昇し
、この力によって弁軸32Aが上昇する。As7’Af
は、この実施例においても自由に設定することができる
から、小さいエアパイロット圧Pで、圧縮ばね34Aに
打ち勝つ力を生じさせることができる。従って圧縮ばね
22の力により弁体15を上昇させ、流体通路12と1
3を連通させて、開弁することができる。
38Aにエアパイロット圧Pを導入すると、浮動ピスト
ン35Aは、その圧力を受けて下降する。すると浮動ピ
ストン35Aの小径部44が小径圧力室43内の作動液
体47を押して、その圧力が連通孔46を介して大径圧
力室45に導かれる。小径圧力室43における小径部4
4の受圧面積Afは、大径圧力室45における固定ピス
トン33Aの受圧面積Asに比して小さいため、固定ピ
ストン33Aは、浮動ピストン35Aが下降することに
より、受圧面積比As/Afによる倍力を受けて上昇し
、この力によって弁軸32Aが上昇する。As7’Af
は、この実施例においても自由に設定することができる
から、小さいエアパイロット圧Pで、圧縮ばね34Aに
打ち勝つ力を生じさせることができる。従って圧縮ばね
22の力により弁体15を上昇させ、流体通路12と1
3を連通させて、開弁することができる。
エアパイロット室38Aへのエアパイロット圧Pの導入
を断てば、圧縮ばね34Aの力により、固定ピストン3
3Aおよび弁軸32Aが下降し、弁体15が再び流体通
路13を閉じる。
を断てば、圧縮ばね34Aの力により、固定ピストン3
3Aおよび弁軸32Aが下降し、弁体15が再び流体通
路13を閉じる。
次に第3図は、常開型の空気作動弁に本発明を適用した
実施例である。この実施例においても、弁駆動機構30
B以外は、実質的に第一、第二の実施例と同一であるの
で、同一部分には同一符合を付している。しかしこの実
施例は常開であるので、圧縮ばね22Bは、強い圧縮ば
ねである。
実施例である。この実施例においても、弁駆動機構30
B以外は、実質的に第一、第二の実施例と同一であるの
で、同一部分には同一符合を付している。しかしこの実
施例は常開であるので、圧縮ばね22Bは、強い圧縮ば
ねである。
弁軸32Bの上端には、固定ピストン33Bが固定され
ている。この固定ピストン33Bの上部には、固定ピス
トン33Bに対して移動自在な不動ピストン35Bが嵌
められており、この浮動ピストン35Bは、固定ピスト
ン33Bとの対向部に小径部50を有している。他方固
定ピストン33Bはこの小径部50に比して大径であり
、両者の間に作動液室51が形成されている。この作動
液室51内には、作動液体52が封入されている。作動
液室51(作動液体52)に対する小径部50の受圧面
積Afと、固定ピストン33Bの受圧面積Asとは、第
一の実施例と同様に、As >Afに設定されている。
ている。この固定ピストン33Bの上部には、固定ピス
トン33Bに対して移動自在な不動ピストン35Bが嵌
められており、この浮動ピストン35Bは、固定ピスト
ン33Bとの対向部に小径部50を有している。他方固
定ピストン33Bはこの小径部50に比して大径であり
、両者の間に作動液室51が形成されている。この作動
液室51内には、作動液体52が封入されている。作動
液室51(作動液体52)に対する小径部50の受圧面
積Afと、固定ピストン33Bの受圧面積Asとは、第
一の実施例と同様に、As >Afに設定されている。
エアパイロット室38Bは、浮動ピストン35Bの図の
上部に形成されており、このエアパイロット室38Bに
、エア通路39Bを介してエアパイロット圧Pが導入さ
れる。
上部に形成されており、このエアパイロット室38Bに
、エア通路39Bを介してエアパイロット圧Pが導入さ
れる。
53.54はそれぞれ、固定ピストン33B(弁軸32
B)、浮動ピストン35Bを上昇付勢する圧縮ばねであ
る。
B)、浮動ピストン35Bを上昇付勢する圧縮ばねであ
る。
上記構成の本空気作動弁は、次のように作動する。エア
パイロット室38Bにエアパイロット圧を導入しない状
態では、圧縮ばね22Bの力により弁軸32Bが上昇し
、弁体15は流体通路13を開いて流体通路12と連通
させている。
パイロット室38Bにエアパイロット圧を導入しない状
態では、圧縮ばね22Bの力により弁軸32Bが上昇し
、弁体15は流体通路13を開いて流体通路12と連通
させている。
これに対し、エア通路39Bを介してエアパイロット室
38Bにエアパイロット圧Pを導入すると、浮動ピスト
ン35Bは、その圧力を受けて下降する。すると浮動ピ
ストン35Bの小径部50が作動液室51内の作動液体
52を介して固定ピストン33Bを押す。この際浮動ピ
ストン35Bの小径部50と固定ピストン33Bとでは
、受圧面積に差があるため、固定ピストン33Bは、小
径部50との受圧面積比As/Afによる倍力を受けて
下降し、固定ピストン33Bと一体の弁軸32Bが弁体
15を流体通路13の開口に押し付ける。As/Afは
、自由に設定することができるから、小さいエアパイロ
ット圧Pで、圧縮ばね22Bに打ち勝つ力を生じさせる
ができる。
38Bにエアパイロット圧Pを導入すると、浮動ピスト
ン35Bは、その圧力を受けて下降する。すると浮動ピ
ストン35Bの小径部50が作動液室51内の作動液体
52を介して固定ピストン33Bを押す。この際浮動ピ
ストン35Bの小径部50と固定ピストン33Bとでは
、受圧面積に差があるため、固定ピストン33Bは、小
径部50との受圧面積比As/Afによる倍力を受けて
下降し、固定ピストン33Bと一体の弁軸32Bが弁体
15を流体通路13の開口に押し付ける。As/Afは
、自由に設定することができるから、小さいエアパイロ
ット圧Pで、圧縮ばね22Bに打ち勝つ力を生じさせる
ができる。
エアパイロット室38Bへのエアパイロット圧Pの導入
を断てば、圧縮ばね22Bの力により、固定ピストン3
3Bおよび弁軸32Bが上昇し、弁体15は流体通路1
2と13を連通させる。
を断てば、圧縮ばね22Bの力により、固定ピストン3
3Bおよび弁軸32Bが上昇し、弁体15は流体通路1
2と13を連通させる。
なお上記実施例は、流路と弁駆動機構とが明確に分離さ
れている空気作動弁に本発明を適用したものであるが、
本発明は、弁自体の構造は問うことなく適用できる。
れている空気作動弁に本発明を適用したものであるが、
本発明は、弁自体の構造は問うことなく適用できる。
「発明の効果」
以上のように本発明の空気作動弁は、弁軸に固定される
固定ピストンと、これに対して相対移動できる浮動ピス
トンとを設けて両ピストンの間に作動液体を介在させ、
この両ピストンの作動液体に対する受圧面積に斧を持た
せたものであるから、浮動ピストンに与えるエアパイロ
ット圧を大きい増幅比または減衰比で弁軸に伝達するこ
とが 7 できる。よって例えば小さなエアパイロット圧で、高圧
力の流路の開閉を行なうことが容易にでき、逆に、もし
望むならば、大きいエアパイロット圧で低圧力の流路の
開閉を行なうことができる。
固定ピストンと、これに対して相対移動できる浮動ピス
トンとを設けて両ピストンの間に作動液体を介在させ、
この両ピストンの作動液体に対する受圧面積に斧を持た
せたものであるから、浮動ピストンに与えるエアパイロ
ット圧を大きい増幅比または減衰比で弁軸に伝達するこ
とが 7 できる。よって例えば小さなエアパイロット圧で、高圧
力の流路の開閉を行なうことが容易にでき、逆に、もし
望むならば、大きいエアパイロット圧で低圧力の流路の
開閉を行なうことができる。
また請求項3または4に記載の常閉型の空気作動弁によ
れば、強いばね手段によって閉じられている高圧力の流
路を、小さいエアパイロット圧で開くことができる。
れば、強いばね手段によって閉じられている高圧力の流
路を、小さいエアパイロット圧で開くことができる。
さらに請求項5に記載の常開型の空気作動弁によれば、
強いばね手段および流悴圧力によって開かれている高圧
力の流路を、小さいエアパイロット圧で閉じることがで
きる。
強いばね手段および流悴圧力によって開かれている高圧
力の流路を、小さいエアパイロット圧で閉じることがで
きる。
第1図は本発明を常閉型の空気作動弁に適用した実施例
を示す縦断面図、 第2図は本発明を常閉型の空気作動弁に適用した他の実
施例を示す縦断面図、 第3図は本発明を常開型の空気作動弁に適用し 8 た実施例を示す縦断面図である。 11・・・流路ブロック、12.13・・・流体通路、
15・・・弁体、16・・・金属ダイアフラム、17・
・・フランジ部材、18・・・保持体、19・・・環状
部材、20・・・スペーサブロック、21・・・蓋体ブ
ロック、22.22B・・・圧縮ばね、30.30A、
30B・・・弁駆動機構、31.31A、31B・・・
シリンダ、32.32A、32B・・・弁軸、33.3
3A、33B・・・固定ピストン、34.34A、34
B・・・圧縮ばね、35.35A、35B・・・浮動ピ
ストン、36・・・作動液体、37・・・作動液室、3
8.38A、38B・・・エアパイロット室、39.3
9A、39B・・・エア通路、40・・・外側フランジ
、41・・・内側フランジ、43・・・小径圧力室、4
4・・・小径部、45・・・大径圧力室、46・・・連
通孔、47・・・作動液体、50・・・小径部、51・
・・作動液室、52・・・作動液体。
を示す縦断面図、 第2図は本発明を常閉型の空気作動弁に適用した他の実
施例を示す縦断面図、 第3図は本発明を常開型の空気作動弁に適用し 8 た実施例を示す縦断面図である。 11・・・流路ブロック、12.13・・・流体通路、
15・・・弁体、16・・・金属ダイアフラム、17・
・・フランジ部材、18・・・保持体、19・・・環状
部材、20・・・スペーサブロック、21・・・蓋体ブ
ロック、22.22B・・・圧縮ばね、30.30A、
30B・・・弁駆動機構、31.31A、31B・・・
シリンダ、32.32A、32B・・・弁軸、33.3
3A、33B・・・固定ピストン、34.34A、34
B・・・圧縮ばね、35.35A、35B・・・浮動ピ
ストン、36・・・作動液体、37・・・作動液室、3
8.38A、38B・・・エアパイロット室、39.3
9A、39B・・・エア通路、40・・・外側フランジ
、41・・・内側フランジ、43・・・小径圧力室、4
4・・・小径部、45・・・大径圧力室、46・・・連
通孔、47・・・作動液体、50・・・小径部、51・
・・作動液室、52・・・作動液体。
Claims (5)
- (1)流路を開閉する弁体に連係する弁軸に一体に固定
ピストンを設け、 この固定ピストンと、この固定ピストンに対して相対移
動できる浮動ピストンをシリンダに摺動自在に嵌め、 この固定ピストンと浮動ピストンおよびシリンダの間に
作動液体を封入し、 上記浮動ピストンに流路開閉エアパイロット圧を作用さ
せることを特徴とする空気作動弁。 - (2)請求項1において、固定ピストンの作動液体の受
圧面積が浮動ピストンの作動液体の受圧面積より大きく
設定されている空気作動弁。 - (3)流路を開閉する弁体に連係する弁軸;この弁軸に
一体に設けた固定ピストン;この固定ピストンおよび弁
軸を上記弁体が流路を閉じる方向に移動付勢するばね手
段;上記弁軸に相対摺動自在に嵌められた浮動ピストン
;この固定ピストンと浮動ピストンを摺動自在に支持す
るシリンダ;この固定ピストンと浮動ピストンおよびシ
リンダとの間に封入した作動液体;および上記ばね手段
の力に抗する方向のエアパイロット圧を浮動ピストンに
作用させる手段とを備え、 かつ固定ピストンの作動液体の受圧面積が浮動ピストン
の作動液体の受圧面積より大きく設定されていることを
特徴とする常閉型空気作動弁。 - (4)流路を開閉する弁体に連係する弁軸;この弁軸に
一体に設けた固定ピストン;この固定ピストンおよび弁
軸を上記弁体が流路を閉じる方向に移動付勢するばね手
段;上記固定ピストンと、この固定ピストンに対して相
対摺動可能な浮動ピストンとを摺動自在に支持するシリ
ンダ;上記固定ピストンとシリンダとの間に設けられた
大径の受圧室;上記固定ピストンと浮動ピストンとの間
に設けられた、上記大径の受圧室に連通する小径の受圧
室;この大径の受圧室と小径の受圧室に封入した作動流
体;および上記ばね手段の力に抗する方向のエアパイロ
ット圧を浮動ピストンに作用させる手段とを備えたこと
を特徴とする常閉型空気作動弁。 - (5)流路を開閉する弁体に連係する弁軸;この弁軸に
一体に設けた固定ピストン;この固定ピストンおよび弁
軸を上記弁体が流路を開く方向に移動付勢するばね手段
;上記固定ピストンと、この固定ピストンに対して相対
移動可能な浮動ピストンとを摺動自在に支持するシリン
ダ;上記固定ピストン、浮動ピストンおよびシリンダと
の間に封入された作動流体;および上記ばね手段の力に
抗する方向のエアパイロット圧を浮動ピストンに作用さ
せる手段とを備え、 かつ固定ピストンの作動液体の受圧面積が浮動ピストン
の作動液体の受圧面積より大きく設定されていることを
特徴とする常開型空気作動弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16481589A JP2766514B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 空気作動弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16481589A JP2766514B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 空気作動弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333574A true JPH0333574A (ja) | 1991-02-13 |
JP2766514B2 JP2766514B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=15800448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16481589A Expired - Lifetime JP2766514B2 (ja) | 1989-06-27 | 1989-06-27 | 空気作動弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2766514B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540682U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-06-01 | 株式会社ナブコ | パイロツト操作型方向切換弁 |
-
1989
- 1989-06-27 JP JP16481589A patent/JP2766514B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540682U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-06-01 | 株式会社ナブコ | パイロツト操作型方向切換弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2766514B2 (ja) | 1998-06-18 |
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